JPH11152919A - 高さ可変の折畳み足場とその組立て方法 - Google Patents

高さ可変の折畳み足場とその組立て方法

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JPH11152919A
JPH11152919A JP10249033A JP24903398A JPH11152919A JP H11152919 A JPH11152919 A JP H11152919A JP 10249033 A JP10249033 A JP 10249033A JP 24903398 A JP24903398 A JP 24903398A JP H11152919 A JPH11152919 A JP H11152919A
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cross
slot
scaffold
variable height
groove assembly
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JP10249033A
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Orley David Rogers
デビッド ロジャーズ オルレイ
Kenneth Edward Staten
エドワード スティトン ケネス
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Stageright Corp
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    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H3/00Buildings or groups of buildings for public or similar purposes; Institutions, e.g. infirmaries or prisons
    • E04H3/10Buildings or groups of buildings for public or similar purposes; Institutions, e.g. infirmaries or prisons for meetings, entertainments, or sports
    • E04H3/22Theatres; Concert halls; Studios for broadcasting, cinematography, television or similar purposes
    • E04H3/24Constructional features of stages
    • E04H3/28Shiftable or portable platforms

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  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】歌手、俳優等が上演する高さ可変のステージを
提供する。 【解決手段】高さ可変足場は少なくとも1個のプラット
フォーム・パネル95と、クロスブレース部材115と
を含む。少なくとも1個のプレート70と、スロット6
8またはスロットおよび溝組立体65が、クロスブレー
ス部材115にピボット取付けされる。高さ可変足場は
さらに少なくとも2個のクロス脚25を備え一方は、プ
ラットフォーム・パネルの底面98に取付けられるピボ
ット端75と支持端145を、そして他方は、スロット
および溝組立体65と係合する錠止端85と支持端14
5を有する。クロス脚25は中心ジョイント55で相互
に結合される。クロス脚25はさらに、それらの間を連
結する入れ子式腕35によって相互に結合される。中心
ジョイント55周りのクロス脚25間の関係によって、
高さ可変足場の高さが定まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高さ可変のステー
ジ・プラットフォーム(舞台)を形成するための可搬式
の設備に関する。本発明のステージ・プラットフォーム
は、そのそれぞれの調節された高さを安定に維持するこ
とができる。特に本発明は、スロットおよび溝組立体に
よってクロスブレース(横支柱)部材にピボット取付け
されたプラットフォーム・パネルを備える高さ可変の足
場(staging)に関する。スロットおよび溝組立
体に1つのクロス脚(cross leg)が係合して
そこから延びる。そのクロス脚は第2のクロス脚と組合
わさって、足場を作るプラットフォーム・パネルの支持
を形成する。それら2個のクロス脚は、各クロス脚の長
さのほぼ中央に設置される中心ジョイントによって相互
に結合される。この中心ジョイント周りのクロス脚の相
対的な動きによって、本発明の高さ可変の足場の高さが
調節される。そうして調節された足場の高さは、クロス
脚の端をスロットおよび溝組立体のつ1の溝の中に錠止
することによって固定される。また、その調節された足
場の高さをさらにしっかり固定するため、両クロス脚の
間に、固定ピンをもった入れ子式腕が備えられる。本発
明はさらに、高さ可変の足場の組立て方法を含む。
【0002】
【従来の技術】市民、教育、宗教、慈善、社団等の団体
組織の活動のよく行われるものとして、例えば音楽や演
劇の上演(パフォーマンス)がある。その上演の出演者
(パフォーマ)たちが平土間のレベルより高いステージ
の上に上っていれば、観客は上演をよく見ることがで
き、楽しさも倍増する。上演が多数の人数で行われる場
合、観客がそれら全ての出演者たちを見ることができる
ようにするため、土間からの足場のレベルは幾つもの高
さにすることが望ましい。また出演者と観客の安全のた
めに、足場はそれぞれの高さで安定したものでなければ
ならない。
【0003】組織の活動で足場の需要は多いにも拘わら
ず、多くの組織は簡単に常設のステージ・プラットフォ
ームを利用することはできない。従って、足場が必要な
場合、組織は借入その他によってステージ設備を入手
し、その設備を組立て、そして上演が終った後に設備を
解体しなければならない。そうした組織による足場の使
用は一時的なものであるから、その足場は、いろいろな
所要の特性の中でも特に、組立てが簡単であること、使
用中の安定性がよいこと、保管が容易であること、そし
て搬送がし易いことが求められる。また足場は1つの高
さでなく、より多い高さに調節できるものであることが
望ましい。こうすれば単一の高さしか形成することがで
きないユニットを何種類も準備する必要はなくなる。
【0004】現在入手できる足場では、最初の固定され
た高さよりも高い状態に組立てたとき適正な安定性が得
られないものがある。例えば、ステージ・プラットフォ
ームの高さを調節するのに、多くの場合入れ子式の脚ま
たは支持が使用されている。その脚または支持の入れ子
部分が、通常は予め定められた所定の長さまで伸ばさ
れ、そして、脚または支持に沿った所定の個所に設けら
れた孔にピンを挿入することによって固定される。足場
のそれぞれの脚または支持の入れ子部分が同一の所定の
長さに伸ばされ、こうしてそれら脚または支持は全て同
じ高さになる。しかし、その場合、適当な補強材(ブレ
ース)が備えられないと、入れ子部分を長く伸ばすほ
ど、ステージ・プラットフォームの不安定性が大きくな
る。これは、相当程度まで、脚または支持の入れ子部分
が実質的に中空であり、そしてその直径が非入れ子部分
より小さいことによる。入れ子部分は一般的に、所定の
距離の個所に設けられたピン挿入用の孔に合わせるため
と、そして重量軽減のために、実質的に中空にされてい
る。そのような足場が、足場のプラットフォームに出演
者が上り下りする際に生じるような揺動によって不安定
になることは明らかである。
【0005】足場の高さを高くするための入れ子式脚ま
たは支持の機構の他の短所は、それぞれの脚または支持
の調節を個別に行わなければならないことである。この
ため、それら脚または支持の調節が均等にならなくなる
可能性もある。調節が不均等になれば、プラットフォー
ム面の均斉が取れず不安定になる。
【0006】さらに現在得られる足場の多くは、その高
さ調節を2段階または3段階にしか行うことができな
い。このことは、出演グループの員数が多い場合、ある
いは上演の演出上3段階以上のステージの高さが望まれ
る場合、不都合なことになる。特に脚部分が入れ子式で
ある足場は、多くの場合、その高さが3段階に限定され
ている。この制約は、脚の入れ子部分に設けることがで
きるピン挿入用の孔の数に制限があることによる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のような観点か
ら、搬送と保管が容易であり、組立てが簡単であり、組
立て後の安定性が高く、そして様々な段階の高さに調節
することができる足場が求められるのである。また、足
場が組立てられる高さの数を多くし、そして組立て後の
動揺を少なくするような、臨時的な(temporar
y)足場のプラットフォーム高さを高くする機構が求め
られる。そこで臨時足場の高さ調節の融通性が大きいほ
ど、その足場を使ってより多様で多彩な上演を行うこと
ができる。
【0008】本発明の目的と長所は、以下に続ける記述
および添付の図面から明らかになろう。また本発明の実
施によって教示されよう。その記述に加え、米国特許第
4,779,542号の全開示と図面がここで参照に付
される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の新規な高さ可変
の足場は、少なくとも1個のプラットフォーム・パネ
ル、および、少なくとも1個のキャスタを取付けたクロ
スブレース部材を備える。クロスブレース部材は全体的
にU形状で、立上りの両先端を有する。クロスブレース
部材のそれら立上り先端のそれぞれに、2個のプレート
を備えるスロットおよび溝組立体がピボット取付けさ
れ、そのスロットおよび溝組立体はまた対応のプラット
フォーム・パネルに固定されている。スロットおよび溝
組立の2個のプレートはそれぞれスロットまたはトラッ
クと、クロスピンが係合する少なくとも1つの溝とを有
する。それら2個のプレートは、これらの間にチャンネ
ルを形成している。クロスブレース部材の中心に立上り
部材が固定される。この立上り部材の基部に、2個また
はそれ以上の控え(strut)がピボット結合され
る。これら控えの互いに反対側の端は、プラットフォー
ム・パネル要素の底面に取付けられる。クロスブレース
部材と立上り部材と控えとは、パネル要素同士をこれら
の折畳み位置と組立て位置との両方において結合するヒ
ンジ結合フレーム・システム(hinged fram
e system)を形成する。
【0010】本発明によれば、それぞれのプラットフォ
ーム・パネル要素の各側に、2個のクロス脚が備えられ
る。これらクロス脚はそれぞれ、組立て後の高さ可変足
場の重量を支える支持端を有する。一方のクロス脚はこ
れの支持端の反対側に、スロットおよび溝組立体の2個
のプレートの間のチャンネル内に係合する錠止端を有す
る。この錠止端は、スロットおよび溝組立体のそれらプ
レート間に延在するクロスピンを備える。クロスピンの
両端はそれぞれにスロットおよび溝組立体のそれぞれの
プレートのスロット内に受入される。クロスピンのそれ
ら端は、高さ可変足場の所要の最終高さを決める1つの
溝に係合されるまで、プレートのスロットに沿って動
く。
【0011】第2のクロス脚はこれの支持端の反対側に
ピボット端を有する。このピボット端は、パネル要素
の、スロットおよび溝組立体の反対側の端に取付けられ
る。2個のクロス脚は、これらクロス脚のそれぞれの長
さのほぼ中央点に設置される中心ジョイントによって相
互に結合される。この中心ジョイントは、両クロス脚の
支持端が相互に接近したり離間したりするように動くの
を可能にする。中心ジョイント周りの両クロス脚の動き
によって、本発明の高さ可変足場の高さが決定される。
【0012】錠止端を有するクロス脚の支持端と、ピボ
ット端を有するクロス脚の支持端と中心ジョイントとの
間の個所との間に、入れ子式の腕が設置される。この入
れ子式腕は、それら両クロス脚が中心ジョイント周りで
動くとき、伸び縮みする。入れ子式腕は一連のピン孔を
有する。これらピン孔のうちの1つに固定ピンが挿入さ
れることによって、入れ子式腕は1つの固定長さに錠止
され、従って両クロス脚の支持端が相互に離間した1つ
の固定間隔に錠止される。
【0013】中心ジョイント周りの両クロス脚の相対的
な動きにより入れ子式腕の長さが変わっていくのと同時
に、錠止端のクロスピンがスロットおよび溝組立体のス
ロットに沿って動く。両クロス脚の支持端間を所要の離
間距離に設定することにより高さ可変足場の所要の高さ
が得られたところで、クロスピンがスロットに沿った溝
の1つに係合されて、錠止端が固定位置になる。
【0014】本発明の高さ可変足場は、保管または搬送
されるとき折畳み位置にされる。この位置において、足
場のプラットフォーム・パネル要素は、これらパネル要
素同士が相互に実質的に平行な立上りの状態にされる。
クロス脚はパネル要素の底面に対して押潰し、または折
畳まれる。搬送を容易にするため、高さ可変足場が折畳
み位置にされたとき、クロスズレース部材に取付けられ
ているキャスタがフロアに接触して足場の重量を支え
る。高さ可変足場が組立て位置にされたとき、パネル要
素がフロアと平行な面を形成し、そしてキャスタはフロ
アに接触しない位置にされている。
【0015】本発明の高さ可変足場を組立てる方法は、
折畳まれている足場を、キャスタを転がすかその他のや
り方で所要の個所に設定すること、入れ子式腕のピン孔
から固定ピンを引抜くこと、クロス脚の支持端をパネル
要素から離すように引張って、所要の足場高さが得られ
る位置まで動かすこと、クロス脚のクロスピンがスロッ
トおよび溝組立体の溝の1つに確実に係合したことを点
検すること、および、固定ピンを入れ子式腕の適正なピ
ン孔に再挿入することの諸段階を含む。それから2つの
セットのクロス脚の支持端が下方へ引張られて、それら
支持端がフロアまたはその他の支持平面に接触するまで
動かされる。こうして支持端がフロアその他の面に接触
した段階でのパネル要素の位置は、連続的な足場面を形
成するものになり、その上に1人または複数人の出演者
の重量を支持することができる。
【0016】1個またはそれ以上の本発明の高さ可変足
場装置を集合することによって、いろいろな異なる高さ
をもった足場面を作ることができる。例えば歌唱アンサ
ンブルの上演のために、違った高さの足場のグループを
組合わせて、高さが順次に高くなる足場面を形成するこ
とができよう。足場面の注文に合わせて高さ可変足場の
組合わせのその他のいろいろなフォーメーションが可能
である。
【0017】以上の全体的な記述と以下の詳細な記述と
が両方とも、例示であって単に説明のために提供されて
いて、特許請求の範囲に記載の本発明を限定するもので
ないことは理解されよう。
【0018】
【発明の実施形態】次に本発明の高さ可変足場の好適な
実施形態を添付の図面に示し、その詳細な説明を行う。
可能な限り、それぞれの図面を通して同じ符号が同一ま
たは同様の部品を指示するのに使われる。記述を簡明に
するため、高さ可変足場の詳細な説明と関連して本発明
の方法の説明も行われよう。
【0019】本発明の高さ可変足場の実施形態が図1に
示され、全体的に符号100で指示される。集合的に図
1と称される図1の(a)から(e)までは、本発明の
高さ可変足場100の折畳まれる位置と組立てられる位
置との両方における側面を示している。また、図1の
(a)から(e)までは、高さ可変足場100が組立て
られていく各段階を説明する。図1(a)は組立てられ
る前に折畳まれた位置にある高さ可変足場100を示
し、図1(e)は組立てられた位置にある高さ可変足場
100を示す。ここで足場100の両側が同じ構造であ
ることを理解すべきである。即ち、図3の(b)、図4
の(b)、図5の(b)、図6の(b)で判かるよう
に、足場の後側(図1で見えない側)は実質的に前側と
同じ構造である。そこで、記述を簡略にするため、特に
指摘することがなく図面から明らかである限り、説明は
足場の一方の側からについてのみ行う。
【0020】本発明の高さ可変足場100はクロスブレ
ース部材115を備え、このクロスブレース部材には少
なくとも1個のキャスタ105が取付けられる。このキ
ャスタは好適にはクロスブレース部材115の両端にそ
れぞれ取付けられる。図1の(a)は、高さ可変足場1
00が折畳み位置にされていて、このときクロスブレー
ス部材115がフロアまたは支持平面155に最も近く
なっているところを示す。さらに図1に示されるよう
に、ここでの実施形態のクロスブレース部材115は全
体的に「U」形状の構造で、立上りの両先端116を有
する。同じく「U」形状構造を有するクロスブレース部
材115の別の実施形態が図7に示される。
【0021】クロスブレース部材115の各立上り先端
116に、スロットおよび溝組立体65がピボット取付
けされる。図2と図7は、図1(b)に示される高さ可
変足場100の半分の拡大図を示す。図2と図7はま
た、本発明のスロットおよび溝組立体65を拡大して示
す。ここの実施形態の各スロットおよび溝組立体65は
全体的に2個のプレート70を備え、これらプレートの
間にチャンネルを形成している。プレート70は、コス
ト低減のために必要であれば1個にすることもできる。
図2と図7では2個のプレート70のうちの一方だけが
図示され、第2のプレートはこの図示のプレートから後
方へ離間している。組立体65のそれらプレート70は
それぞれスロット68と、これに形成された1個または
それ以上の溝72とを有する。スロット68は、溝72
同士を結合し、それら溝の間の物の動きを可能にするト
ラックである。スロット68に沿った各溝72の相対位
置は、高さ可変足場100の最終組立て高さに関係す
る。
【0022】クロスブレース部材115の長さの中央点
に立上り部材135が備えられ、この立上り部材は端キ
ャップ138を有する。立上り部材135の基部に、2
個またはそれ以上の控え125がピボット結合される。
図1(d)に示されるように、立上り部材135の基部
の両側に、それぞれ少なくとも1個の控え125が結合
される。各控え125の反対側の端は、プラットフォー
ム・パネル要素95の底面98に結合される。さらに、
スロットおよび溝組立体65のプレート70も、パネル
要素95の底面98に固定される。従って、パネル要素
95はクロスブレース部材115の立上り先端116に
ピボット取付けされることになる。プラットフォーム・
パネル要素95は、高さ可変足場100が組立てられた
とき出演者を支持する足場面を形成する要素である。
【0023】立上り部材135と控え125とクロスブ
レース部材115とは組合わさってヒンジ結合フレーム
・システムを構成し、このシステムによって2個または
それ以上のパネル要素95同士を一緒に結合させる。立
上り部材135と控え125との組合せは、結合された
パネル要素95の内縁同士が相互にぶつかること無く回
転できるようにする。さらに立上り部材135の端キャ
ップ138は、パネル要素95の縁部がその端キャップ
を超えて回転するのを阻止する形状にされる。高さ可変
足場100が完全に組立てられたとき、立上り部材13
5と控え125とが組合わさって足場100の中央部を
支持する。
【0024】本発明によれば、パネル要素95の各側に
2個またはそれ以上のクロス脚25が組み合わされる。
クロス脚25は各パネル要素95に2個以上備えること
ができるが、ここの実施形態ではパネル要素の各側に少
なくとも1セットの2個のクロス脚25が設けられる。
クロス脚25はそれぞれ、高さ可変足場100が完全に
組立てられたとき支持平面またはフロア155上に設置
される支持端145を有する。図7に示されるようにク
ロス脚25の支持端145はローラ203を備えてもよ
い。ローラ203は、足場の保管位置への折畳みを容易
にする。各セットの2個のクロス脚は、図2でよく判か
るように、パネル95にピボット結合されたピボット端
75を有する一方のクロス脚25と、スロットおよび溝
組立体に結合された錠止端85を有する他方のクロス脚
25′とを含む。これら2個のクロス脚25は、中心ジ
ョイント55で一緒に結合される。一方のクロス脚25
のピボット端75は、パネル要素95の、スロットおよ
び溝組立体65が取付けられているのとは反対側の端に
結合される。他方のクロス脚25′の錠止端85は、ス
ロットおよび溝組立体65の2個のプレート70が形成
するチャンネルの中に設置される。
【0025】クロス脚25′の錠止端85は、この錠止
端のためのスロットおよび溝組立体65の両プレート7
0間に延在するクロスピン78を有する。特に、クロス
ピン78の両端は、スロットおよび溝組立体65の両プ
レート70のスロット68内に受入される。クロスピン
78のそれら端は、スロット68に沿って溝72の間を
自由に動くことができる。そこで、スロットおよび溝組
立体65の2つのプレート70間に形成されたチャンネ
ルに沿って錠止端85が動かされるとき、クロスピン7
8の端はスロット68に沿って移動する。錠止端85を
1つの固定位置にする場合、クロスピン78の端がプレ
ート70のその位置に対応する溝72の中へ滑り込まさ
れる。クロスピン78の端がその溝72内に受入される
と、クロス脚25の錠止端85は安定して不動になる。
好適には、溝72は図2に示されるようにスロット68
に対して斜めにされる。こうすることによって、プラッ
トフォーム・パネル95が直立位置になっていれば、ク
ロスピン78は重力によって近くの溝72の中へ落ちて
入る。
【0026】こうしてスロットおよび溝組立65と錠止
端85との間の結合により、中心ジョイント55で結合
された2個のクロス脚25の相対位置が固定される。さ
らに追加の安定性が、図示のようにそれら2個のクロス
脚25の間に延在する入れ子式の腕35によって提供さ
れる。入れ子式腕35一方の端は、錠止端85を有する
クロス脚25′の支持端145に取付けられる。入れ子
式腕35の他方の端は、ピボット端75を有するクロス
脚25の支持端145と中心ジョイント55との間の個
所に取付けられる。入れ子式腕35はその入れ子端に沿
って一連のピン孔45を有する。ピン孔45のうちの1
つにピンが挿入されると、入れ子式腕35の長さが固定
される。従って、入れ子式腕35のピン孔45のうちの
1つにピンが挿入されれば、2個のクロス脚25の支持
端145の間の間隔距離は固定される。図8と図9に示
されるように、入れ子式腕35は、ピン孔45のうちの
1つにピンを設定するための錠止機構250を備えるこ
とができる。好適な実施形態として、錠止機構250
は、バネで押されるピンを備えるものである。
【0027】好適な実施形態において、高さ可変の足場
100は図8と図9に示されるようにブレース205を
備える。ブレース205は中心の安定用ロッド210を
有する。この中心安定用ロッド210の両端はそれぞれ
に両側の1対のクロス脚25に結合される。例えば、中
心安定用ロッド210の端は対のクロス脚25の中心ジ
ョイント55の個所に結合することができる。中心安定
用ロッド210はその中央点で、4個の放射方向に延び
るロッド220にピボット結合される。各々の放射方向
ロッド220は、中心安定用ロッド210上の回転ジョ
イント215に結合される。4個の放射方向ロッド22
0のうち2個の放射方向ロッド220は、錠止端85を
有するクロス脚25′の支持端145に結合され、そし
て他の2個の放射方向ロッド220はクロス脚25のピ
ボット端75に結合される。ブレース205は高さ可変
足場の強度と安定性を増す。
【0028】以上の説明から本発明の高さ可変足場10
0の構造が理解されよう。以下、高さ可変足場100を
組立てる方法について述べる。高さ可変足場の組立て方
法の諸段階が、図1の(a)から(e)までに示され
る。組立てられる前、高さ可変足場100は図1(a)
に示されるように折畳まれた位置になっている。この折
畳み位置において、クロスブレース部材115に取付け
られているキャスタ105が支持平面またはフロア15
5に接して、折畳まれた足場の重量を支える。キャスタ
105は、高さ可変足場100の保管場所から組立て場
所への搬送を容易にする。折畳み位置において、パネル
要素95はクロスブレース部材115に対して垂直な立
上り位置になっている。クロス脚25はそれらパネル要
素95の底面98に対して押潰され、または折畳まれて
いる。そこで本発明の方法における第1の段階は、足場
面が必要または要求される場所に高さ可変足場100を
設置することである。
【0029】方法の第2段階は、入れ子式腕35のピン
孔45からピンを引抜くことである。ピン孔45からピ
ンが引抜かれると、入れ子式腕35は錠止状態から解放
され、従ってその長さを変えることができる。そこで、
図1(b)に示されるように、解放された入れ子式腕3
5に結合されているクロス脚25の支持端145が、パ
ネル要素95の底面98から離れるように外方且つ下方
へ引張られる。この支持端145が引出される程度は、
高さ可変足場100の所要の最終高さに応じて決められ
る。所要最終高さが高いほど、支持端145は大きく引
出される。支持端145が引出されるとき、クロス脚2
5′も同様に中心ジョイント55周りで回転して、クロ
ス脚25に対して相対的に動く。即ち、クロス脚25の
支持端145が引出されていくと、両クロス脚25,2
5′の支持端145が相互に近付くように動き、従って
入れ子式腕35の長さを短縮させる。
【0030】クロス脚25の支持端145をパネル要素
95の底面98から離すように引張るときのまた別の結
果として、クロス脚25′の錠止端85のクロスピン7
8がスロットおよび溝組立体65のスロット68に沿っ
て動く。このクロスピン78の動きは、スロット68の
寸法の範囲内に限定される。この規制はまた、クロス脚
25′の錠止端85の動きを、スロットおよび溝組立体
65のプレート70間のチャンネル内だけに限定する。
高さ可変足場100の調節される高さは、2個のクロス
脚25の相対位置に比例する。スロットおよび溝組立体
65のプレート70のスロット68に沿ったそれぞれの
溝72は、それらクロス脚25のいろいろに異なる相対
位置を、従って高さ可変足場100のいろいろに異なる
最終高さを指示する。プレート70のスロット68に沿
った溝72の数は任意にとることができるから、高さ可
変足場100の最終組立て高さもいろいろに異なる高さ
にすることができる。
【0031】クロス脚25の支持端145が所要の最終
ステージ高さを得るに必要な距離だけ引出された後、入
れ子式腕35のピン孔45にピンが再び挿入される。ク
ロス脚25′の錠止端85のクロスピン78の端が、上
記所要最終高さに対応するスロットおよび溝組立体65
の溝72に係合される。そこで両クロス脚25の相対位
置は、2つのことによって固定され保持されるのであ
る。即ち、入れ子式腕35のそれ以上の動きを制止する
ピンの再挿入、およびスロットおよび溝組立体65の対
応した溝72内へのクロス脚25′の錠止端85のクロ
スピン78の端の係合である。このプロセスは均等にな
るようにプラットフォーム・パネルの両側で同時に行わ
れ、そして同様な作業が他のそれぞれのプラットフォー
ム・パネルについて繰返される。
【0032】本発明の方法の次の段階が図1(c)に示
される。固定位置にされた両クロス脚25の支持端14
5が、支持平面またはフロア155の方へ引下げられ
る。ピボット端75を有するクロス脚25の支持端14
5が先に支持平面155に係合する。好適には、この段
階はそれぞれのプラットフォーム・パネル95で繰返さ
れ、図1(c)に示されるようなV形状にされる。クロ
ス脚25′の支持端145がさらに支持平面155の方
へ押下げられると、クロスブレース部材115を部分と
して含むヒンジ結合フレーム・システムが、図1(d)
に示されるように支持平面155から持上げられる。方
法のこの段階の際に、両パネル要素95の、それぞれ控
え125に結合されている縁165同士が相互に近付く
方向へ動く。立上り部材135とそれら2個の控え12
5との組合せによって、両パネル要素95の縁165
は、これら縁165が支持平面155から遠ざかるよう
に上方へ回わされるとき、相互にぶつかることなく動く
ことができる。立上り部材135の端キャップ138
は、縁165が立上り部材135の頂部を超えて回転す
るのを防止する。
【0033】図1(e)に示される完全に組立てられた
位置において、クロス脚25,25′の全ての支持端1
45が支持平面155に係合して、両パネル要素95を
支持する。これらパネル要素95は相互に整合して、多
数の出演者の重量を支えることができる安定した水平の
足場面を形成する。また、クロスブレース部材115と
控え125と立上り部材135とで構成されるヒンジ結
合フレーム・システムが、高さ可変足場100の中央部
を支持する。
【0034】図3から図6までは、高さが少しずつ高い
足場面を形成するように本発明の方法によって組立てら
れた、本発明の高さ可変足場100を示す。図3は高さ
の最も低い位置に組立てられた高さ可変足場100を示
し、図3の(a)の側面図で、(b)は端面図である。
この最も低い組立て位置においては、高さ可変足場10
0のキャスタ105がなお支持平面またはフロア155
に着いているようにしてもよい。錠止端85のクロスピ
ン78は、スロットおよび溝組立体65の、ヒンジ結合
フレーム・システムの立上り部材135に最も近い溝7
2に係合される。
【0035】図3(b)の端面図で判かるように、本発
明の高さ可変足場100は、パネル要素95の前側部1
85と後側部195とにそれぞれ1つのヒンジ結合フレ
ーム・システムと1対のキャスタ105を備える。ま
た、2個のパネル要素95の幅の両端でステージ面を支
持するために、4セットのクロス脚25が設けられてい
る。また図3(b)には、高さ可変足場100の前側部
185の支持端145と後側部195の支持端145と
を結合する1対の横バー175が見られる。図3の高さ
可変足場100の組立てでは、4個の入れ子式腕35の
それぞれについてピンの引抜きと再挿入とが行われる。
また図3の高さ可変足場には4個のスロットおよび溝組
立体65がある。それら4セットの入れ子式腕35とス
ロットおよび溝組立体65は、パネル要素95によって
形成される足場面に大きな安定性を与える。
【0036】図4は、図3に示した本発明の高さ可変足
場100の高さよりも高い中間高さに組立てられた足場
100を示し、図4の(a)はその側面図であり、
(b)は端面図である。クロスブレース部材115に取
付けられているキャスタ105は、支持平面155に触
れていない。錠止端85のクロスピン78は、立上り部
材135から一層遠い、異なった溝72にある。また、
図4の入れ子式腕35の長さは図3の入れ子式腕の長さ
より短かい。図5は、図4に示した高さ可変足場100
の高さよりもさらに高い第2の中間高さに組立てられた
足場100を示し、図5の(a)は側面図で、(b)は
端面図である。
【0037】図6は最高の高さに組立てられた本発明の
高さ可変足場100を示し、図6の(a)は側面図で、
(b)は端面図である。錠止端85のクロスピン78
は、立上り部材135から最も遠い、スロット68の端
の溝72の中に係合される。入れ子式腕35は最短の長
さまで完全に短縮される。クロスピン78はスロット6
8の端の溝72に係合されるが、錠止端85はスロット
および溝組立体65の2つのプレート70の間のチャン
ネル内に固定されている。
【0038】以上の説明から、本発明が、従来の高さを
変えられる可搬式足場装置を大きく改良するものである
ことは明らかである。本発明の高さ可変足場は多数の足
場面高さを作るように組立てることができる。この高さ
可変足場が組立てられるそれぞれの高さにおいて、その
足場面を形成するパネル要素は安定し、ぐらつくことが
ない。
【0039】これまで説明のために安定した足場面の様
々な高さを作るという本発明の高さ可変足場の用法を記
述してきたが、高さ可変足場を使用して音楽や演劇を上
演する臨時的なステージを作るということにより違った
利益が得られることは理解されよう。また、構造の適切
な材料や寸法は使用者のそれぞれの必要や要求に合わせ
て任意に選択できることは理解されよう。当業者には明
らかなように、本発明の高さ可変足場の設計および構
造、また高さ可変足場の組立て方法のやり方には、本発
明の精神から逸脱しない範囲で様々な変更や変化形が可
能である。ここに開示した本発明の記述の考察から、当
業者には本発明のさらに別の様々な実施形態が想定され
よう。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)から(e)は本発明の高さ可変足場の概
略側面図で、また高さ可変足場を組立てる方法の一連の
段階を示す。
【図2】図1の高さ可変足場の半分の拡大図である。
【図3】(a)は最も低い高さに組立てられた本発明の
高さ可変足場の側面図、(b)は端面図である。
【図4】(a)は第1の中間高さに組立てられた本発明
の高さ可変足場の側面図、(b)は端面図である。
【図5】(a)は第2の中間高さに組立てられた本発明
の高さ可変足場の側面図、(b)は端面図である。
【図6】(a)は最高の高さに組立てられた本発明の高
さ可変足場の側面図、(b)は端面図である。
【図7】図1の高さ可変足場の代替実施形態の半分の拡
大図である。
【図8】組立て位置にされた本発明の高さ可変足場の斜
視図である。
【図9】保管位置にされた本発明の高さ可変足場の斜視
図である。
【符号の説明】
25 クロス脚 35 入れ子式腕 45 ピン孔 55 中心ジョイント 65 スロットおよび溝組立体 68 スロット 70 プレート 72 溝 75 ピボット端 78 クロスピン 85 錠止端 95 プラットフォーム・パネル要素 98 底面 100 高さ可変足場 105 キャスタ 115 クロスブレース部材 116 立上り先端 125 控え 135 立上り部材 138 端キャップ 145 支持端 155 支持平面 165 縁 175 横バー 185 足場前側部 195 足場後側部 203 ローラ 205 ブレース 210 安定用ロッド 215 回転ジョイント 220 放射方向ロッド 250 錠止機構

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高さ可変の足場であって、 少なくとも1個のキャスタを備えたクロスブレース部
    材、 前記クロスブレース部材にピボット取付けされたスロッ
    トおよび溝組立体であって、該スロットおよび溝組立体
    はプレートを有し、このプレートがスロットと該スロッ
    トに形成された少なくとも1個の溝とを有するスロット
    および溝組立体、 底面を有する少なくとも1個のプラットフォーム・パネ
    ル要素であって、該プラットフォーム・パネル要素の底
    面に前記スロットおよび溝組立体が結合されるプラット
    フォーム・パネル要素、および、 少なくとも2対のクロス脚であって、各対が、前記プラ
    ットフォーム・パネル要素の底面にピボット結合された
    ピボット端と支持端とを有する第1クロス脚、および、
    前記スロットおよび溝組立体に係合された錠止端と支持
    端とを有する第2クロス脚を備え、それら第1と第2ク
    ロス脚は一緒にピボット結合されている対のクロス脚、
    を有する高さ可変の足場。
  2. 【請求項2】 前記クロスブレース部材が全体的にU形
    状であり、立上りの両先端を有する、請求項1の高さ可
    変の足場。
  3. 【請求項3】 前記スロットおよび溝組立体が前記クロ
    スブレース部材の一方の立上り先端にピボット取付けさ
    れている、請求項2の高さ可変の足場。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2クロス脚がこれらの
    長さの中央点でピボット結合されて中心ジョイントを形
    成する、請求項1の高さ可変の足場。
  5. 【請求項5】 前記クロスブレース部材がさらに立上り
    部材と端キャップとを備え、その立上り部材が基部を有
    する、請求項1の高さ可変の足場。
  6. 【請求項6】 高さ可変の足場がさらに、2つの端を有
    する控えを備え、この控えの一方の端は前記立上り部材
    の基部にピボット結合され、他方の端は前記プラットフ
    ォーム・パネル要素の底面に結合されている、請求項5
    の高さ可変の足場。
  7. 【請求項7】 高さ可変の足場がさらに、2つの端を有
    する入れ子式腕を備え、この入れ子式腕の各端がそれぞ
    れの前記クロス脚の支持端の近くに結合されている、請
    求項1の高さ可変の足場。
  8. 【請求項8】 前記入れ子式腕の長さが調節可能であ
    る、請求項7の高さ可変の足場。
  9. 【請求項9】 高さ可変の足場の組立てられた高さを少
    なくとも4つの異なる高さにするため前記スロットおよ
    び溝組立体が少なくとも4個の溝を有する、請求項1の
    高さ可変の足場。
  10. 【請求項10】 高さ可変の足場であって、 クロスブレース部材の長さの中心点に立上り部材を有す
    るクロスブレース部材であって、該クロスブレース部材
    は全体的にU形状であり、2つの立上り先端を有し、そ
    してクロスブレース部材の両端にキャスタが取付けられ
    ている、クロスブレース部材、 それぞれに底面を有する少なくとも2個のプラットフォ
    ーム・パネル要素、 それぞれに2つの端を有する少なくとも2個の控えであ
    って、各控えの一方の端は前記立上り部材の基部に結合
    され、他方の端は1つの前記プラットフォーム・パネル
    要素の底面に結合されている控え、 前記クロスブレース部材の各立上り端にピボット結合さ
    れたスロットおよび溝組立体であって、各スロットおよ
    び溝組立体はプレートを有し、このプレートがスロット
    と該スロットに形成された少なくとも1個の溝とを備え
    る、スロットおよび溝組立体、 それぞれの前記プラットフォーム・パネル要素に組み合
    わされる少なくとも2対のクロス脚であって、各クロス
    脚対ごとに、1つの前記プラットフォーム・パネル要素
    の底面にピボット結合されたピボット端と支持端とを有
    する第1クロス脚、および、前記スロットおよび溝組立
    体に係合された錠止端と支持端とを有する第2クロス脚
    を備え、それら第1と第2クロス脚は中心ジョイントで
    一緒に結合されている対のクロス脚、 を有する高さ可変の足場。
  11. 【請求項11】 前記スロットおよび溝組立体がさら
    に、間にチャンネルを形成する2個の平行なプレートを
    有し、各プレートはスロットと該スロットに形成された
    少なくとも1個の溝とを備える、請求項10の高さ可変
    の足場。
  12. 【請求項12】 前記第2クロス脚の錠止端が、前記ス
    ロットおよび溝組立体の2個のプレートで形成されたチ
    ャンネル内に係合される、請求項11の高さ可変の足
    場。
  13. 【請求項13】 前記第2クロス脚の錠止端が2つの端
    をもったクロスピンを有し、このクロスピンのそれら端
    が前記スロットおよび溝組立体の両プレートのスロット
    に係合する、請求項12の高さ可変の足場。
  14. 【請求項14】 高さ可変の足場がさらにブレースを備
    え、該ブレースは2つの端をもった中心安定用ロッドを
    有し、この中心安定用ロッドの各端は1対のクロス脚に
    結合され、前記中心安定用ロッドはこれの中央点が4個
    の放射方向に延びるロッドにピボット結合され、これら
    放射方向ロッドはそれぞれ中心安定用ロッド上の回転ジ
    ョイントに結合され、前記放射方向ロッドの内の2個の
    放射方向ロッドは、前記錠止端を有するクロス脚の支持
    端まで延び、他の2個の放射方向ロッドは、対向するク
    ロス脚のピボット端まで延びる、請求項10の高さ可変
    の足場。
  15. 【請求項15】 前記ピボット端を有するクロス脚がさ
    らにそれらの支持端にローラを備える、請求項10の高
    さ可変の足場。
  16. 【請求項16】 高さ可変の足場がさらに、それぞれの
    前記クロス脚対ごとに入れ子式腕を備え、該入れ子式腕
    は2つの端を有し、その入れ子式腕の一方の端は、前記
    錠止端を有するクロス脚の支持端に取付けられ、他方の
    端は、前記ピボット端を有するクロス脚の支持端と前記
    中心ジョイントとの間に取付けられる、請求項10の高
    さ可変の足場。
  17. 【請求項17】 高さ可変の足場を支持平面上に組立て
    る方法において、 高さ可変の足場であって、この高さ可変の足場は、少な
    くとも1個のキャスタを取付けたクロスブレース部材、
    このクロスブレース部材にピボット取付けされたスロッ
    トおよび溝組立体を備え、このスロットおよび溝組立体
    はプレートを有し、このプレートはスロットと該スロッ
    トに形成された少なくとも1個の溝とを備え、該高さ可
    変の足場はまた、底面を有する少なくとも1個のプラッ
    トフォーム・パネル要素を備え、このプラットフォーム
    ・パネル要素の底面に前記スロットおよび溝組立体が結
    合され、前記プラットフォーム・パネル要素は少なくと
    も2個のクロス脚に組み合わされ、その第1のクロス脚
    は、前記プラットフォーム・パネル要素の底面にピボッ
    ト結合されたピボット端と支持端とを有し、第2のクロ
    ス脚は、前記スロットおよび溝組立体に係合された錠止
    端と支持端とを有し、それら第1と第2クロス脚は中心
    ジョイントで一緒に結合されている、高さ可変の足場を
    所要の個所に設置すること、 前記錠止端を有するクロス脚の支持端を前記プラットフ
    ォーム・パネル要素の底面から離して外方且つ下方へ引
    張ること、 前記クロス脚の錠止端を前記スロットおよび溝組立体の
    1つの溝の中に設定すること、および、 前記クロス脚の支持端を支持平面の方へ動かすことの諸
    段階を含む方法。
  18. 【請求項18】 前記高さ可変の足場がさらに、それぞ
    れの前記クロス脚対ごとに入れ子式腕を備え、この入れ
    子式腕は2つの端を有し、その入れ子式腕の各端はそれ
    ぞれの前記クロス脚の支持端の近くに結合され、前記入
    れ子式腕はピンを挿入される一連のピン孔を有し、その
    ピンが1つのピン孔に挿入されることによって入れ子式
    腕の長さが固定される、請求項17の方法。
  19. 【請求項19】 前記クロス脚の支持端を前記プラット
    フォーム・パネル要素の底面から離して外方且つ下方へ
    引張る前に、前記入れ子式腕の長さを変更するために前
    記ピンをピン孔から引抜く段階をさらに含む請求項17
    の方法。
  20. 【請求項20】 前記クロス脚の支持端を支持平面の方
    へ動かす前に、前記入れ子式腕の長さを固定するために
    前記ピンをピン孔の1つに再挿入する段階をさらに含む
    請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 前記高さ可変の足場を少なくとも4つ
    の異なる高さに組立てるために前記スロットおよび溝組
    立体が少なくとも4個の溝を有する、請求項17の方
    法。
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