JPH1114741A - ターゲット追跡方法及び装置 - Google Patents

ターゲット追跡方法及び装置

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JPH1114741A
JPH1114741A JP10099752A JP9975298A JPH1114741A JP H1114741 A JPH1114741 A JP H1114741A JP 10099752 A JP10099752 A JP 10099752A JP 9975298 A JP9975298 A JP 9975298A JP H1114741 A JPH1114741 A JP H1114741A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロック整合方式によるターゲット追跡方法
及び装置を提供する。 【解決手段】 第1のフレームの画像内にターゲットを
含む第1の矩形ゲートを形成し,第1のフレームに時間
的に連続する第2のフレームの画像内に第2の矩形ゲー
トを形成する。第1の矩形ゲートの画像及び第2の矩形
ゲートの画像において移動領域に含まれる画素を識別
し,移動領域の画素のみを使って第1の矩形ゲートの画
像及び第2の矩形ゲートの画像間のブロック整合度を求
める。第2の矩形ゲートを複数形成してそれぞれについ
てブロック整合度を求め,複数のブロック整合度を相互
に比較して,最大のブロック整合度を伴う第2の矩形ゲ
ートを決め,第1の矩形ゲートとその第2の矩形ゲート
の位置差をターゲットの移動量とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はターゲット追跡に係
り,さらに詳しくはブロック整合方式による画像内のタ
ーゲット追跡方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常レーダ信号の処理に用いられる自動
画像追跡とは,画像内の特定のターゲットの動きを自動
的に追跡し,該追跡データに基づいて他の決定を下すた
めの技術である。
【0003】このような自動画像追跡は,一面において
画像機器における画像圧縮技術と類似しているが,後者
にあっては画像内の客体がいずれも画素単位で考慮され
るのに対し,前者にあっては特定のターゲットの動きの
みを考慮の対象としているという点で両者は相異すると
言うことができる。
【0004】自動画像追跡のための従来の方法の一つと
して,ターゲットの重心点を利用する重心点追跡技法が
挙げられる。この方法においては,まず適切な臨界値を
設定し,連続的に入力される動画像において各画素の画
像信号を臨界値と比較し,該比較結果に応じて画素をタ
ーゲット画素と背景画素とに見分けた上で,ターゲット
に当たる画素に対し重心を計算するようになっている。
仮に,ターゲットに当たる画素は1の値を有し,背景に
当たる画素は0の値を有する2進画像信号をB(h,
v,m)とする時,ターゲットの重心は以下の数式1の
ようにして得ることができる。
【0005】
【数1】
【0006】かかる重心点追跡技法においては,背景画
素をターゲット画素に識別し損なったり,逆にターゲッ
ト画素を背景画素に識別し損なった場合,ターゲットの
重心を精度よく算出することが難しくなる。ところが,
普通画像信号には雑音が存在し,かつ背景は変化するの
で,ターゲット画素と背景画素との識別はそう容易なこ
とではない。従って,重心点追跡技法を適用する場合,
ターゲットを精度よく追跡し続けるのは困難である。
【0007】自動画像追跡のための従来のもう一つの方
法として相関係数の係数追跡方式が挙げられる。これ
は,連続する両フレーム間の各画素別の時間/空間軸上
の輝度差の相関関係より動ターゲット画素の移動変位を
算出する方法である。
【0008】すなわち,m番目のフレームで位置(h,
v)にある画素の輝度関数をI(h,v,m)とする
時,画素単位の輝度差を示す水平/垂直/時間の階調は
以下の数式2のように示される。
【0009】
【数2】
【0010】このような画素単位の時間/空間軸上の階
調を基に,k−1番目のフレームとk番目のフレームと
の水平軸及び垂直軸それぞれの方向への動ターゲットの
移動量Dh及びDvは以下の数式3のように階調項の相
関係数を用いて計算される。
【0011】
【数3】
【0012】上記のように相関係数の係数追跡方式にお
いて,時間階調項はテイラー級数展開によって空間階調
項として示される。しかしながら,このような級数展開
の過程で高次項が無視される場合には,理論的に高速で
移動するターゲットに対する追跡性能が低下するという
欠点がある。例えば,ターゲットの移動速度がフレーム
当り2画素以上の場合は精度よく追跡することが難し
い。さらに,画像に背景が含まれている場合には,背景
に因る階調項のために追跡性能が低下するといった不具
合が生じてくる。
【0013】自動画像追跡のための従来の他の方法とし
てはブロック整合法が挙げられる。この方法は一つの基
準フレームでターゲットの含まれたテンプレートを形成
し,そのテンプレートに含まれた情報が次のフレームで
はいかなる位置にあるかを探索する方法である。そのた
めに,次のフレーム内の所定の探索領域内で候補テンプ
レートを順次形成し,以前フレームにおけるテンプレー
トとの類似性を計算する。それから,類似性の最大の候
補テンプレートの位置と以前フレームにおけるテンプレ
ートの位置との差をターゲットの移動変位と定める。
【0014】この類似性の尺度には正規化相関係数,絶
対差の平均,差自乗の平均,正規化不変モーメント方程
式などがある。例えば,テンプレート間の絶対差の平均
は以下の数式4のように計算される。
【0015】
【数4】
【0016】ここで,sは2次元位置ベクトル,Dmは
ターゲットの2次元予想変位,Mは総画素数をそれぞれ
示す。この時,絶対差の平均が最小値となる2次元予想
変位Dmがターゲットの移動変位として決まる。
【0017】このようなブロック整合法は画像信号に雑
音が含まれている場合にも比較的安定した性能を有する
が,複雑な背景が含まれた場合には背景により生じる画
素単位の輝度関数値の差が原因になって性能が低下する
という欠点がある。さらには普通計算量が多いためリア
ルタイムの実行が容易でないという問題点がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
課題に鑑みて成されたものであり,本発明の目的は雑音
に拘わらず優秀で,しかも安定した追跡性能を有し,か
つ,計算量が少ないためリアルタイムの実行が容易なブ
ロック整合方式による画像内のターゲット追跡方法を提
供することにある。
【0019】本発明の他の目的は上記のような追跡方法
を実現するための画像内のターゲット追跡装置を提供す
るにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係るターゲット追跡方法は,(a)第1のフ
レームの画像内に,一フレームよりも小さく,かつ追跡
しようとするターゲットを実質的に含む大きさの第1の
ゲートを形成する段階と,(b)前記第1のフレームに
時間的に連続する第2のフレームの画像内に,前記第1
のゲートと大きさ及び形状が同一で,例えば位置が異な
ることがある第2のゲートを形成する段階と,(c)前
記第1のゲートの画像及び第2のゲートの画像におい
て,一方では前記ターゲットに属し,他方では背景に属
する領域である移動領域に含まれる画素を識別し,前記
移動領域の画素のみを使って前記第1のゲートの画像及
び第2のゲートの画像間のブロック整合度を求める段階
と,(d)前記第2のフレーム画像内における前記第2
のゲートの位置を所定の範囲内で変更し,前記(b)段
階及び(c)段階を繰返す段階と,(e)前記(c)段
階及び前記(d)段階において得られたブロック整合度
を相互に比較し,最大のブロック整合度を伴う第2のゲ
ートを決定し,決定された第2のゲートと前記第1のゲ
ートとの位置差をターゲットの移動量とする段階とを含
んでターゲット追跡方法を構成した。
【0021】本発明に係るターゲット追跡方法において
は,第1のフレームと,第1のフレームに時間的に連続
する第2のフレームとをそのままブロック整合法にて処
理するのではなく,第1のフレーム内にターゲットを含
む第1のゲートを形成し,第2のフレーム内にも同じ大
きさ及び形状の第2のゲートを複数形成して,最大のブ
ロック整合度を伴う第2のゲートと第1のゲートとの位
置差をターゲットの移動量とする。
【0022】第1のゲート及び第2のゲートの形状は,
例えば計算量の多さ,ターゲットの形状,ターゲットの
移動位置の推定のしやすさ等を考慮して定められるが,
ラスタ走査方式のフレームならば計算量を少なくして速
やかに計算結果を得るためには,走査線に沿った一辺及
び対抗する辺と,一辺及び対抗する辺に隣接する垂直な
両辺からなる矩形ゲートに形成される。
【0023】最初の第1のフレームの位置は,ターゲッ
トを含むように手動若しくは自動的に決定される。第2
のフレームは,(B)段階及び(e)段階において,も
しも第1のフレームが最初のフレームであれば,第1の
ゲートと同一の位置を中心に第2のゲート,例えば第2
の矩形ゲートが設けられ,もしも第1フレームが最初の
フレームでなければ,第1のゲートの位置から以前段階
で推定したターゲットの移動量及び移動方向と同じだけ
移動させた位置を中心に設けられるように構成するのが
好ましい。
【0024】最大のブロック整合度を伴う第2ゲートを
求める際には,まず第2ゲート第1のゲートの画像及び
第2のゲートの画像において,一方ではターゲットに属
し,他方では背景に属する領域である移動領域に含まれ
る画素を識別し,移動領域の画素のみを使って前記第1
のゲートの画像及び第2のゲートの画像間のブロック整
合度が求められる。これにより計算量を格段に少なくす
ることができる。1つの第2のゲート画像についてのブ
ロック整合度が求められると,第2のフレーム画像内に
おける第2のゲートの位置を所定の範囲内で変更し,第
2のゲートの形成及びブロック整合度の計算が繰り返さ
れる。ブロック整合度を求める段階は,第1のゲートの
画像及び第2のゲートの画像において共通して前記ター
ゲットに含まれる画素及び前記ターゲットの背景に含ま
れる画素を他の画素と識別する段階と,識別された画素
を第1のゲートの画像及び第2のゲートの画像よりそれ
ぞれ除外する段階と,画素の除外された第1のゲートの
画像及び第2のゲートの画像間のブロック整合度を求め
る段階とを含んで構成することができる。さらに画素の
識別は,第1のゲート及び第2のゲートにおいて相互に
同一の空間座標を有する画素ごとの画素値の絶対差であ
る画像差を求める段階と,画像差と所定の臨界値とを比
較して画素ごとの画像差インデックスを計算する段階
と,画素ごとの画像差インデックスが所定の臨界値より
小さい場合,画素を共通して前記ターゲットに含まれる
画素及びターゲットの背景に含まれる画素のいずれかで
あると判断し,他の画素と識別する段階とを含んで構成
することができる。
【0025】またブロック整合度を求める前にインパル
ス性雑音を含んでいる画素を第1のゲートの画像及び第
2のゲートの画像よりそれぞれ除外する段階を含んでも
よい。このとき,現画素の画像差インデックスが所定の
臨界値より大きく,かつ現画素の周辺に存在する所定数
の画素の画像差インデックスがいずれも所定の臨界値よ
り小さい場合には,この画素をインパルス性雑音を含ん
でいる画素と判断するように構成することができる。こ
の所定数は,例えば8である。さらにまた,画素の識別
段階においてはターゲットに含まれる画素とターゲット
の背景に含まれる画素に加えて,前記ターゲットの前景
に含まれる画素をも識別するようにしてもよい。
【0026】ブロック整合度を求める過程においては,
従来のブロック整合法において利用されている計算方法
がここでも利用可能である。
【0027】前記他の目的を達成するために本発明は,
第1のフレームの画像信号を受取り,1フレーム分遅延
させて前記第1のフレームの画像信号を出力するフレー
ムメモリと,前記フレームメモリから前記第1のフレー
ムの画像信号を受け取るとともに第2のフレームの画像
信号を受取って,前記第1のフレームの画像内に追跡し
ようとするターゲットを実質的に含み,一フレームより
も小さくかつ前記ターゲット全体を十分含むことのでき
る大きさの第1のゲートを発生し,前記第2のフレーム
の画像信号内に前記第1のゲートと大きさ及び形状が同
一で,位置が異なることのある複数の第2のゲートを形
成し,前記第1のゲートと前記各第2のゲート内におけ
る空間座標が対応する画素ごとに画像差をそれぞれ発生
する画像差発生部と,前記画像差発生部から出力される
画像差に基づき,前記第1のゲートと前記各第2のゲー
トとに共通して前記ターゲットに含まれる画素,前記タ
ーゲットの背景に含まれる画素及び前記ターゲットの前
景に含まれる画素を前記第1のゲート及び前記各第2の
ゲートより除去し,第1の移動テンプレート及び複数の
第2の移動テンプレートを発生する移動領域発生部と,
前記第1の移動テンプレート及び複数の第2の移動テン
プレート間のブロック整合度をそれぞれ求めて,最大の
ブロック整合度を持たせる第2の移動テンプレートを決
定し,前記最大のブロック整合度を持たせる第2の移動
テンプレートに対応する第2のゲートと第1のゲートと
の位置差を前記ターゲットの移動量とするブロック整合
部とを含んでターゲット追跡装置を構成した。
【0028】移動領域発生部は,インパルス性雑音を含
んでいる画素を第1の移動テンプレート及び第2の移動
テンプレートよりそれぞれ除外するためのフィルタを含
むことができ,このフィルタは,現画素の周辺に存在す
る所定数の画素の画像差インデックスが入力され,論理
積演算を行なう論理積ゲートと,一方の入力端子を通じ
て前記現画素の画像差インデックスが入力され,他方の
入力端子を通じて前記論理積ゲートの出力データが入力
されて論理和演算を行なう論理和ゲートとを含んで構成
することができる。この論理積ゲートは,例えば8−入
力論理積ゲートである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下,添付した図面に基づき本発
明の実施の形態について詳しく説明する。まず,本発明
の理解の助けとなる本発明の概念について説明する。画
像信号において,画素の輝度関数I(s,m)を,数式
5のように,ターゲットに当たる領域を示す項0(s,
m),背景領域を示す項B(s,m)及び前景領域を示
す項F(s,m)の合計で示し得ると仮定する。ここ
で,背景とは,ターゲットを取り囲んでいるターゲット
以外の部分をいい,前景とはクラッターのようにターゲ
ットの前面を占める部分を言う。
【0030】
【数5】
【0031】ここで,UF(s)とU0(s,m)はそ
れぞれF(s)と0(s,m)が輝度値を有する時は1
の値を有し,そうでない時は0の値を有する単位ステッ
プ関数である。また,変数s及びmはそれぞれ2次元空
間座標,すなわち位置ベクトルとフレームインデックス
を示す。なお背景及び前景に関してはターゲットの移動
に拘わらず常に一定の位置にあると仮定し,以下,フレ
ームインデックスmを表記に使わない。
【0032】数式5において,位置ベクトルsが前景内
にある場合は第2項と第3項とが0となり,最初の項の
みがその値を有するということが分かる。同様に,位置
ベクトルsがターゲット領域にある場合には第1項と第
3項とが0となり,第2項のみがその値を有する一方,
位置ベクトルsが背景を示す場合には第1項と第2項と
が0となり,第3項のみがその値を有する。
【0033】すなわちこのような表現は,画像内の各画
素をその位置に応じて前景,ターゲット及び背景の関数
に区分して表わすことにより,ターゲットの移動によっ
て画像が変わる時,各領域がターゲット追跡にいかなる
影響を及ぼしているかを区分して考えようとするもので
ある。
【0034】仮に,m−1番目のフレームとm番目のフ
レームとの間で物体がDだけ移動したとすれば,m番目
のフレームにおけるターゲット領域の輝度関数は次の数
式6のように示される。
【0035】
【数6】
【0036】上記のような画像につき,まず画像内に前
景が無い場合を考えると数式5は以下のように簡単に示
される。
【0037】
【数7】
【0038】この時,ゲート領域内の画素に対する絶対
差の平均は次の通りである。
【0039】
【数8】
【0040】ここで,m−1番目のフレームの画素の輝
度関数I(s,m−1)は数式6を用いてm番目のフレ
ームの画素の輝度関数I(s,m)に置き換えられてい
る。
【0041】数式8において,Q(Dm)が最小になる
時,予想変位Dmは実際変位Dを示すようになる。この
時,数式8は次のように簡単に示される。
【0042】
【数9】
【0043】さらに,この値は小さいほど,すなわち0
に近いほど好ましい。
【0044】従って,予想変位Dmが実際変位Dと同一
の場合に,I(s,m)とI(s,m−1)の絶対差の
合計は背景部分における輝度差となることがわかる。そ
こで,仮に背景が複雑であれば,背景部分の差項が大き
くなるので予想変位Dmが実際変位Dと同じであっても
絶対差が大きくなってしまい,追跡性能が低下する。よ
って,追跡性能を高めるには背景に当たる領域を絶対差
の合計算よりできる限り除外することが好ましい。
【0045】一方,予想変位Dmが実際変位Dと異なる
場合にも同様である。この場合にも同じく数式8がその
まま用いられなければならない。以下,この場合につき
図1に基づいて説明する。
【0046】図1(A)はm−1番目のフレームにおい
て,ゲート画像内に含まれる一つの水平ラインの画像信
号を示す図であり,図1(B)はターゲットの実際変位
がDの場合,m番目のフレームにおいてm−1番目のフ
レームと同じようにゲートを固定させた時,図1(A)
に示したものと対応する位置にある水平ラインの画像信
号を示したものである。図1(C)は,ターゲットの予
想変位をDmと仮定した上でゲートを移動させた時,m
番目のフレームにおいて図1(A)に示したものと対応
する位置にある水平ラインの画像信号を示した図面であ
る。
【0047】図1(B)から分かるように,m番目及び
m−1番目のフレーム上の画像信号にゲートが固定され
ている時,背景信号は両フレームにおいて同一であり,
ターゲット信号だけがフレーム間に相対的に移動する。
さらに,図1(C)から分かるように,m番目及びm−
1番目のフレーム上の画像信号間のターゲットの予想変
位をDmと仮定した時には,背景信号とターゲット信号
とがいずれもゲート内で相対的に移動する。
【0048】従って,m−1番目のフレームの画素の輝
度関数I(s,m−1)とm番目のフレームの画素の輝
度関数I(s,m)との差につき説明するにあたって,
本発明においては各画素が共通して背景に属する部分R
BB,一方のフレームではターゲットに属し,他方のフ
レームでは背景に属する部分RtB,及び共通してター
ゲットに属する部分Rttのうち何れか一つに区分され
る。
【0049】上記のように,数式8による演算結果は全
体的に予想変位Dmが実際変位Dに近接するほど小さく
ならなければならず,予想変位Dmが実際変位Dより遠
くなるほど演算結果は大きくならなければならない。
【0050】しかしながら,RBB領域の場合,予想変
位の正確度より背景の複雑度が数式8による計算値にさ
らに大きい影響を与える。またRtt領域の場合,ター
ゲットの表面の輝度がある程度一定しているとすれば,
計算値が予想変位に拘わらず一定した値を有する。その
一方,RtB領域においては予想変位Dmが実際変位D
にいかに近接しているかによって計算値に大きい差が表
れる。さらに,RtB領域において計算値は予想変位D
mが実際変位Dに近接する場合急激に減少する。そのた
め,数式8の計算にRtB領域だけを含むようにする
と,追跡性能を大きく向上させることができる。
【0051】本発明は,ブロック整合技法を適用するに
あたって,RtB領域のみを演算に用いている。RtB
領域はターゲットの移動によって生じる領域であり,以
下,この領域を移動領域と言う。
【0052】一方,画像内に前景がある場合について説
明すると,数式5は次のように表される。
【0053】
【数10】
【0054】ここで,m−1番目のフレームの画素の輝
度関数I(s,m−1)は数式6を使ってm番目のフレ
ームの画素の輝度関数I(s,m)に置き換えられてい
る。
【0055】既存の整合法によれば,予想変位Dmが実
際変位Dとまったく同一の場合であっても,前景の影響
によりI(s,D)とI(s+D,m−1)との絶対差
が大きくなることもあるので,追跡性能が大幅に低下す
る。ところが,以上述べたように,テンプレートのうち
移動領域のみについて類似性を計算すれば,前景は計算
に含まれないので前景による追跡性能の低下を防止する
ことができる。
【0056】以下,添付した図面に基づき本発明の好ま
しい実施の形態についてさらに詳しく説明する。
【0057】図2は本発明に係るターゲット追跡装置の
一つの実施の形態の構成を示すブロック図である。図2
及び以下の説明において,hとvはそれぞれ水平及び垂
直方向の平面座標を表す。
【0058】図2に示すターゲット追跡装置はフレーム
メモリ10と,画像差発生部20と,移動領域発生部3
0と,ブロック整合部40とを含む。
【0059】フレームメモリ10はデジタル画像信号を
順次受け取ってフレーム単位でバッファリングを行な
い,1フレーム遅延させた信号を出力する。従って,m
番目のフレームのデジタル画像信号がフレームメモリ1
0に書込まれる間に,m−1番目のフレームの画像信号
がフレームメモリ10から出力される。画像差発生部2
0はm−1番目のフレームの画像信号とm番目のフレー
ムの画像信号とを受け取ると,m−1番目のフレームの
画像内に追跡しようとするターゲットを実質的に含むよ
うに第1の矩形ゲートを発生し,m番目のフレームの画
像内に第2の矩形ゲートを発生する。本実施の形態にお
いて,m−1番目のフレームが最初のフレームの場合,
すなわち最初の入力画像の場合には,第1の矩形ゲート
は操作者が別途の入力装置(図示していない)を使用し
て追跡しようとするターゲットを実質的に含むようゲー
ト領域を設定して入力することにより発生する。入力装
置としてはマウスやトラックボールなどが利用できる。
【0060】本発明の他の実施の形態における上記の構
成の代案によると,最初の入力画像に対する第1の矩形
ゲートは所定のコンピュータプログラムによる予測方法
やデータベースに貯蔵された情報に基づいて自動で設定
することができる。例えば,レーダによる航空機追跡分
野において,予め入力されている航空機の運航計画を考
慮して所定時間に飛行場の周辺に出現した航空機を追跡
するために,飛行場を含む所定領域をカバーするよう第
1の矩形ゲートを設定することができる。
【0061】第1の矩形ゲートは走査線に沿った一辺及
び対抗する辺と,一辺及び対抗する辺に隣接する垂直な
両辺からなる矩形であり,これは計算を容易にして処理
速度を上げるために選択された形状である。よって必要
に応じて円形等に構成してもよい。また矩形ゲートの大
きさは,ターゲット全体を充分に含むことができるよう
に設定されていなければならず,また一フレームの大き
さよりも小さいことはいうまでもない。
【0062】第2の矩形ゲートは第1の矩形ゲートと同
じ形状及び大きさであって,もしも第1の矩形ゲートが
最初のフレームの入力画像の場合には第1の矩形ゲート
と同一の位置に設定されることもあり,第1の矩形ゲー
トの位置を中心に所定範囲にある探索領域内で順次生成
されることもある。以降のフレームに対しては所定の予
測方法により予測されたターゲットの移動量だけ第1の
矩形ゲートの位置から移動した位置を中心に所定範囲に
ある探索領域内で順次生成される。
【0063】次に,画像差発生部20は第1の矩形ゲー
トと第2の矩形ゲートとの内で相互同一の空間座標を有
する画素別に画像差(FD:Frame Differ
ence)を発生する。画像差は以下の数式11のよう
に現フレームと以前フレームにおける画素値の絶対差と
して計算される。
【0064】
【数11】
【0065】ここで,水平及び垂直方向の平面座標のh
とvは矩形ゲート内における座標を言い,全体のフレー
ム内における座標を言うのではない。
【0066】仮に,図1に示したように,ターゲットの
存在する画像部分と背景や前景の存在する画像部分との
間に画像信号の大きさが著しく異なると仮定し,さらに
連続するフレーム間のターゲット移動量がそれほど大き
くないか,あるいは本装置により計算される推定移動量
が比較的正確であると仮定すると,画像差は両フレーム
において共通して背景に属する部分RBB,一方のフレ
ームではターゲットに属し,他方のフレームでは背景に
属する部分RtB及び共通してターゲットに属する部分
Rttを見分ける指標として使用することができる。
【0067】移動領域発生部30は,画像差発生部20
より出力される画像差に基づいてm番目のフレームとm
−1番目のフレームとにおいてターゲット,ターゲット
の背景もしくはターゲットの前景に含まれる画素を第1
の矩形ゲート及び第2の矩形ゲートから除去する。その
結果,第1の矩形ゲート及び第2の矩形ゲートにはター
ゲットから背景に置き換えられたか,逆に背景からター
ゲットに置き換えられた部分の画素と,ターゲットから
前景に置き換えられたか,逆に前景からターゲットに置
き換えられた部分の画素のみが残される。このような画
素の集合を以下第1の移動テンプレートと第2の移動テ
ンプレートとそれぞれ言う。
【0068】この除去作業は画素別の画像差が特定の臨
界値FDthより大きいかを判断することによって行な
われる。すなわち,各画素が矩形ゲートから取除かれず
移動テンプレートに含まれているかを示す画像差インデ
ックス(FRame DiFFerence Inde
x: FDI)は次の数式12のようにして得られる。
【0069】
【数12】
【0070】数式12において臨界値FDthは0と最
大値との間の適切な値を取って決まる。仮に画像差イン
デックスFDIが0の値を有するとすれば,一応当該画
素は第1及び第2の移動テンプレートに含まれ,画像差
インデックスFDIが1の値を有するのであれば,画素
は第1及び第2の移動テンプレートから取除かれる。
【0071】図5は本実施の形態における第1の移動テ
ンプレート及び第2の移動テンプレートの形成の様子を
例示している。まず図5(A)に示すようにターゲット
を含む第1の矩形ゲートを形成し,次に図5(B)に示
すように第2の矩形ゲートを形成した上で,図5(C)
のように第1の矩形ゲートと第2の矩形ゲートのうちタ
ーゲットから前景または背景に置き換えられたか,ある
いは前景または背景からターゲットに置き換えられた部
分のみを選んで移動テンプレートを形成する。図5
(C)において,第1の矩形ゲートのうち線影の部分が
第1の移動テンプレートで,第2の矩形ゲートのうち線
影の部分が第2の移動テンプレートである。
【0072】また本実施の形態において,移動領域発生
部30はインパルス性雑音により第1及び第2の移動テ
ンプレートに含まれた画素を移動テンプレートから除去
するためのフィルタを含む。図3は本実施の形態におけ
る移動領域発生部30に含まれるフィルタを示す。
【0073】8−入力論理積ゲート31は現画素の周辺
にある8個の画素の画像差インデックスFDIを入力
し,論理積演算を行なう。論理和ゲート32には,一方
の入力端子から現画素の画像差インデックスFDI
(h,v)が入力し,他方の入力端子から前記論理積ゲ
ート31の出力データが入力して,論理和演算を行なっ
て動きインデックスMI(h,v,m)を出力する。
【0074】従って,仮に現画素の画像差インデックス
FDIh,vが論理1の値を有して現画素が移動テンプ
レートより除かれる場合には,動きインデックスMIは
1の値を有することになり,依然として現画素を移動テ
ンプレートから取除くべきであることを示すことにな
る。
【0075】さらに,現画素の画像差インデックスFD
I(h,v)が論理0の値を有して現画素が移動テンプ
レートに一応含まれている場合に,論理積ゲート31が
0の値を出力して周辺画素のうち少なくとも何れか一つ
に対する画像差インデックスが臨界値より大きいことを
示す時には,動きインデックスMIは0の値を有するこ
とになり,現画素が依然として移動テンプレートに含ま
れるべきであることを示すことになる。
【0076】しかし,現画素の画像差インデックスFD
I(h,v)が論理0の値を有して現画素が移動テンプ
レートに一応含まれている場合に,論理積ゲート31が
1の値を出力して全ての周辺画素に対する画像差インデ
ックスが臨界値より小さいということを示す時には,動
きインデックスMIは1の値を有することになり,現画
素がインパルス性雑音を含んでいると見なされ移動テン
プレートより除外される。
【0077】本発明の他の実施の形態においては,論理
ゲートの代りにルックアップテーブルを使ってフィルタ
を具現することもできる。
【0078】図2のブロック整合部40は,第1及び第
2の移動テンプレートの各画素に対する画像差インデッ
クスが入力され,第1の移動テンプレート及び第2の移
動テンプレート間のブロック整合度を計算する。ブロッ
ク整合度は正規化相関係数,絶対差の平均,差自乗の平
均,正規化不変モーメント方程式などのような従来の評
価関数を使って計算される。さらに,ブロック整合部4
0は順次形成された複数の移動テンプレートのうちで,
どの移動画像が最大のブロック整合度を持たせることに
なるかを判断する。このような移動テンプレートに対応
する第2の矩形ゲートの第1の矩形ゲートから移動した
空間変移量がターゲットの移動量として定まる。
【0079】本発明の他の実施の形態においては,ブロ
ック整合部40は第1及び第2の矩形ゲートの画像信号
と共に各画素に対する動きインデックスMI値を入力し
て,動きインデックスMI値が0の画素に対し画像信号
値を以てブロック整合度を計算するように構成すること
もできる。
【0080】図4は本発明に係るターゲット追跡方法の
一つの実施の形態を示すフローチャートである。
【0081】まず,第1のフレームの画像内に追跡しよ
うとするターゲットを実質的に含む第1の矩形ゲートを
形成する(ステップ100)。前述したように最初の第
1の矩形ゲートは操作者の操作により,あるいは自動的
に形成される。次に,第1のフレームに時間的に連続す
る第2のフレームの画像内の第1の矩形ゲートに対応す
る位置に第2の矩形ゲートを設ける(ステップ11
0)。
【0082】続いて,第1の矩形ゲートの画像及び第2
の矩形ゲートの画像において移動領域に含まれる画素の
みを使って第1及び第2の移動テンプレートを形成する
(ステップ120)。このために,まず第1の矩形ゲー
トの画像を第2の矩形ゲートの画像から減算して絶対値
を計算することによって,画素単位の画像差インデック
スを計算する。仮に各画素に対する画像差インデックス
が所定臨界値より小さい場合,画素が両矩形ゲートで共
通にターゲットやターゲットの背景もしくはターゲット
の前景に含まれる画素と判断して第1及び第2の矩形ゲ
ートより除外し,そうでない場合には第1及び第2の矩
形ゲート内に維持させる。こうして形成された第1及び
第2の移動テンプレートよりインパルス性雑音を含んで
いる画素を除外する。この過程ついては前述した通りで
ある。
【0083】ステップ130においては,第1及び第2
の移動テンプレートに含まれた画素のみを使って第1の
矩形ゲートの画像及び第2の矩形ゲートの画像間のブロ
ック整合度を求める。
【0084】さらに,所定の探索領域内で第2の矩形ゲ
ートの位置を変更し(ステップ150),再びステップ
120及びステップ130を繰返して第1の矩形ゲート
の画像及び第2の矩形ゲートの画像内に第1及び第2の
移動テンプレートを形成した後,第1の矩形ゲートの画
像及び第2の矩形ゲートの画像間のブロック整合度を求
める。
【0085】ステップ140においては,探索領域内で
形成しうるすべての第2の矩形ゲートに対してブロック
整合度が計算されたかを判断する。もし探索が完了しな
かったら,前記ステップ150,120及び130を繰
返す。ステップ140において探索が完了したと判断さ
れた場合には,最大のブロック整合度を伴う第2の矩形
ゲートを決定する(ステップ160)。次いでこのよう
な第2の矩形ゲートと第1の矩形ゲートとの位置差をタ
ーゲットの移動量と定める(ステップ170)。
【0086】以上のような過程により第1のフレームと
第2のフレームについての最初の処理が終了するが,実
際にはさらに第1のフレームを第2のフレームに置き換
えると同時に第3のフレームを入力し,入力された第3
のフレームを第2のフレームとして追跡が続行される。
さらに2度目以降の処理においては,前の処理において
求めたターゲットの移動量及び移動方向に基づいてター
ゲットの移動先を推定し,第1の矩形ゲートに対応する
位置から推定された位置を中心にその周辺に第2の矩形
ゲートを設ける。それからステップ120ないし170
が繰返される。
【0087】以上添付図面を参照しながら本発明に係る
ターゲット追跡方法及び装置の好適な実施形態について
説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者
であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範
疇内において各種の変更例または修正例に想到し得るこ
とは明らかであり,それらについても当然に本発明の技
術的範囲に属するものと了解される。
【0088】
【発明の効果】以上のように,本発明に係るターゲット
追跡方法及び装置によると,ゲート画像内の画素のうち
一部のみを使ってブロック整合アルゴリズムを具現した
ので計算量が小さくなり,これによりリアルタイムのタ
ーゲット追跡の実行が可能になる。また,インパルス性
雑音を除去するためのフィルタリングを行なうことによ
り,雑音に対し優秀でしかも安定した追跡性能を持つこ
とができる。さらに,移動テンプレートを形成する画素
を判断するにあたって,ブロック整合度の計算に用いら
れる画像差信号を使うので,付加的な計算量を生ずると
いう不具合を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A),(B),(C)はそれぞれ本発明
の原理を説明するための図であって,図1(A)はm番
目のフレームにおいてゲート画像内に含まれる一つの水
平ラインの画像信号を示す図であり,図1(B)はター
ゲットの実際変位がDの場合,m番目のフレームでm−
1番目のフレームと同一にゲートを固定させた時,図1
(A)に示しもたのと対応する位置にある水平ラインの
画像信号を示す図であり,図1(C)はターゲットの予
想変位をDmと仮定してゲートを移動させた時,m番目
のフレームで図1(A)に示したのと対応する位置にあ
る水平ラインの画像信号を示す図である。
【図2】図2は本発明に係るターゲット追跡装置の一つ
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は,図2の移動領域発生部に含まれるフィ
ルタの回路図である。
【図4】図4は,本発明に係るターゲット追跡方法の一
つの実施の形態における処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図5】図5(A),(B),(C)はそれぞれ図2に
示した実施の形態における第1の移動テンプレート及び
第2の移動テンプレートの形成の様子を示す図である。
【符号の説明】
10…フレームメモリ, 20…画像差発生部, 30…移動領域発生部, 40…ブロック整合部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 第1のフレームの画像内に,一
    フレームよりも小さく,かつ追跡しようとするターゲッ
    トを実質的に含む大きさの第1のゲートを形成する段階
    と,(b) 前記第1のフレームに時間的に連続する第
    2のフレームの画像内に,前記第1のゲートと大きさ及
    び形状が同一な第2のゲートを形成する段階と,(c)
    前記第1のゲートの画像及び第2のゲートの画像にお
    いて,一方では前記ターゲットに属し,他方では背景に
    属する領域である移動領域に含まれる画素を識別し,前
    記移動領域の画素のみを使って前記第1のゲートの画像
    及び第2のゲートの画像間のブロック整合度を求める段
    階と,(d) 前記第2のフレーム画像内における前記
    第2のゲートの位置を所定の範囲内で変更し,前記
    (b)段階及び(c)段階を繰返す段階と,(e) 前
    記(c)段階及び前記(d)段階において得られたブロ
    ック整合度を相互に比較し,最大のブロック整合度を伴
    う第2のゲートを決定し,決定された第2のゲートと前
    記第1のゲートとの位置差をターゲットの移動量とする
    段階とを含むことを特徴とするターゲット追跡方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のゲート及び前記第2のゲート
    は,走査線に沿った一辺及び対抗する辺と,前記一辺及
    び対抗する辺に隣接する垂直な両辺からなる矩形ゲート
    である請求項1に記載のターゲット追跡方法。
  3. 【請求項3】 前記(b)段階及び(e)段階におい
    て,もしも前記第1のフレームが最初のフレームであれ
    ば,前記第1のゲートと同一の位置を中心に第2のゲー
    トが設けられ,もしも第1フレームが最初のフレームで
    なければ,第1のゲートの位置から以前段階で推定した
    前記ターゲットの移動量及び移動方向と同じだけ移動さ
    せた位置を中心に前記第2のゲートが設けられる請求項
    1乃至2に記載のターゲット追跡方法。
  4. 【請求項4】 前記(c)段階は,(c1) 前記第1
    のゲートの画像及び前記第2のゲートの画像において共
    通して前記ターゲットに含まれる画素及び前記ターゲッ
    トの背景に含まれる画素を他の画素と識別する段階と,
    (c2) 前記(c1)段階において識別された画素を
    第1のゲートの画像及び第2のゲートの画像よりそれぞ
    れ除外する段階と,(c3) 前記画素の除外された第
    1のゲートの画像及び第2のゲートの画像間のブロック
    整合度を求める段階とを含む請求項1乃至3に記載のタ
    ーゲット追跡方法。
  5. 【請求項5】 前記(c1)段階は,(c11) 前記
    第1のゲート及び前記第2のゲートにおいて相互に同一
    の空間座標を有する画素ごとの画素値の絶対差である画
    像差を求める段階と,(c12) 前記画像差と所定の
    臨界値とを比較して画素ごとの画像差インデックスを計
    算する段階と,(c13) 前記画素ごとの画像差イン
    デックスが所定の臨界値より小さい場合,前記画素を共
    通して前記ターゲットに含まれる画素及び前記ターゲッ
    トの背景に含まれる画素のいずれかであると判断し,他
    の画素と識別する段階とを含む請求項4に記載のターゲ
    ット追跡方法。
  6. 【請求項6】 前記(c)段階は,(c1) 前記第1
    のゲートの画像及び前記第2のゲートの画像において共
    通して前記ターゲットに含まれる画素及び前記ターゲッ
    トの背景に含まれる画素を他の画素と識別する段階と,
    (c2) 前記(c1)段階において識別された画素を
    前記第1のゲートの画像及び前記第2のゲートの画像よ
    りそれぞれ除外する段階と,(c3) インパルス性雑
    音を含んでいる画素を前記第1のゲートの画像及び前記
    第2のゲートの画像よりそれぞれ除外する段階と,(c
    4) 前記画素の除外された前記第1のゲートの画像及
    び前記第2のゲートの画像間のブロック整合度を求める
    段階とを含む請求項1乃至3に記載のターゲット追跡方
    法。
  7. 【請求項7】 前記(c1)段階は,(c11) 前記
    第1のゲート及び前記第2のゲートにおいて相互に同一
    の空間座標を有する画素ごとの画素値の絶対差である画
    像差を求める段階と,(c12) 前記画像差と所定の
    臨界値とを比較して画素ごとの画像差インデックスを計
    算する段階と,(c13) 前記画素ごとの画像差イン
    デックスが所定の臨界値より小さい場合,前記画素を共
    通して前記ターゲットに含まれる画素及び前記ターゲッ
    トの背景に含まれる画素のいずれかであると判断し,他
    の画素と識別する段階とを含む請求項6に記載のターゲ
    ット追跡方法。
  8. 【請求項8】 前記(c3)段階において,現画素の画
    像差インデックスが所定の臨界値より大きく,かつ前記
    現画素の周辺に存在する所定数の画素の画像差インデッ
    クスがいずれも所定の臨界値より小さい場合には,前記
    画素をインパルス性雑音を含んでいる画素と判断する請
    求項6乃至7に記載のターゲット追跡方法。
  9. 【請求項9】 前記(c)段階は,(c1) 前記第1
    のゲートの画像及び前記第2のゲートの画像において共
    通して前記ターゲットに含まれる画素,前記ターゲット
    の背景に含まれる画素及び前記ターゲットの前景に含ま
    れる画素を他の画素から識別する段階と,(c2) 前
    記(c1)段階において識別された画素を前記第1のゲ
    ートの画像及び前記第2のゲートの画像よりそれぞれ除
    外する段階と,(c3) 前記画素の除外された第1の
    ゲートの画像及び前記第2のゲートの画像間のブロック
    整合度を求める段階とを含む請求項1に記載のターゲッ
    ト追跡方法。
  10. 【請求項10】 前記(c1)段階は,(c11) 前
    記第1のゲート及び前記第2のゲートにおいて相互に同
    一の空間座標を有する画素ごとの画素値の絶対差である
    画像差を求める段階と,(c12) 前記画像差と所定
    の臨界値とを比較して画素ごとの画像差インデックスを
    計算する段階と,(c13) 前記画素ごとの画像差イ
    ンデックスが所定の臨界値より小さい場合,前記画素を
    共通して前記ターゲットに含まれる画素,前記ターゲッ
    トの背景に含まれる画素及び前記ターゲットの前景に含
    まれる画素のいずれかであると判断し,他の画素と識別
    する段階とを含む請求項9に記載のターゲット追跡方
    法。
  11. 【請求項11】 前記(c)段階は,(c1) 前記第
    1のゲートの画像及び前記第2のゲートの画像において
    共通して前記ターゲットに含まれる画素,前記ターゲッ
    トの背景に含まれる画素及びターゲットの前景に含まれ
    る画素を他の画素から識別する段階と,(c2) 前記
    (c1)段階において識別された画素を前記第1のゲー
    トの画像及び前記第2のゲートの画像よりそれぞれ除外
    する段階と,(c3) インパルス性雑音を含んでいる
    画素を前記第1のゲートの画像及び第2のゲートの画像
    よりそれぞれ除外する段階と,(c4) 前記画素の除
    外された第1のゲートの画像及び第2のゲートの画像間
    のブロック整合度を求める段階とを含む請求項1に記載
    のターゲット追跡方法。
  12. 【請求項12】 前記(c1)段階は,(c11) 前
    記第1のゲート及び前記第2のゲートにおいて相互に同
    一の空間座標を有する画素ごとの画素値の絶対差である
    画像差を求める段階と,(c12) 前記画像差と所定
    の臨界値とを比較して画素ごとの画像差インデックスを
    計算する段階と,(c13) 前記画素ごとの画像差イ
    ンデックスが所定の臨界値より小さい場合,前記画素を
    共通して前記ターゲットに含まれる画素,前記ターゲッ
    トの背景に含まれる画素及び前記ターゲットの前景に含
    まれる画素のいずれかであると判断し,他の画素と識別
    する段階とを含む請求項9に記載のターゲット追跡方
    法。
  13. 【請求項13】 前記(c3)段階において,現画素の
    画像差インデックスが所定の臨界値より大きく,かつ前
    記現画素の周囲に存在する所定数の画素の画像差インデ
    ックスがいずれも所定の臨界値より小さい場合に前記現
    画素をインパルス性雑音を含んでいる画素と判断する請
    求項11に記載のターゲット追跡方法。
  14. 【請求項14】 第1のフレームの画像信号を受取
    り,1フレーム分遅延させて前記第1のフレームの画像
    信号を出力するフレームメモリと,前記フレームメモリ
    から前記第1のフレームの画像信号を受け取るとともに
    第2のフレームの画像信号を受取って,前記第1のフレ
    ームの画像内に追跡しようとするターゲットを実質的に
    含み,一フレームよりも小さくかつ前記ターゲット全体
    を十分含むことのできる大きさの第1のゲートを発生
    し,前記第2のフレームの画像信号内に前記第1のゲー
    トと大きさ及び形状が同一で,位置が異なることのある
    複数の第2のゲートを形成し,前記第1のゲートと前記
    各第2のゲート内における空間座標が対応する画素ごと
    に画像差をそれぞれ発生する画像差発生部と,前記画像
    差発生部から出力される画像差に基づき,前記第1のゲ
    ートと前記各第2のゲートとに共通して前記ターゲット
    に含まれる画素,前記ターゲットの背景に含まれる画素
    及び前記ターゲットの前景に含まれる画素を前記第1の
    ゲート及び前記各第2のゲートより除去し,第1の移動
    テンプレート及び複数の第2の移動テンプレートを発生
    する移動領域発生部と,前記第1の移動テンプレート及
    び複数の第2の移動テンプレート間のブロック整合度を
    それぞれ求めて,最大のブロック整合度を持たせる第2
    の移動テンプレートを決定し,前記最大のブロック整合
    度を持たせる第2の移動テンプレートに対応する第2の
    ゲートと第1のゲートとの位置差を前記ターゲットの移
    動量とするブロック整合部とを含むことを特徴とするタ
    ーゲット追跡装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のゲート及び前記第2のゲー
    トは,走査線に沿った一辺及び対抗する辺と,前記一辺
    及び対抗する辺に隣接する垂直な両辺からなる矩形ゲー
    トである請求項14に記載のターゲット追跡装置。
  16. 【請求項16】 前記移動領域発生部は,インパルス
    性雑音を含んでいる画素を第1の移動テンプレート及び
    第2の移動テンプレートよりそれぞれ除外するためのフ
    ィルタを含む請求項14または15に記載のターゲット
    追跡装置。
  17. 【請求項17】 前記フィルタは,現画素の周辺に存
    在する所定数の画素の画像差インデックスが入力され,
    論理積演算を行なう論理積ゲートと,一方の入力端子を
    通じて前記現画素の画像差インデックスが入力され,他
    方の入力端子を通じて前記論理積ゲートの出力データが
    入力されて論理和演算を行なう論理和ゲートとを含む請
    求項14に記載のターゲット追跡装置。
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