JPH11145721A - 多周波数帯用短縮ダイポールアンテナ - Google Patents

多周波数帯用短縮ダイポールアンテナ

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JPH11145721A
JPH11145721A JP9318927A JP31892797A JPH11145721A JP H11145721 A JPH11145721 A JP H11145721A JP 9318927 A JP9318927 A JP 9318927A JP 31892797 A JP31892797 A JP 31892797A JP H11145721 A JPH11145721 A JP H11145721A
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JP
Japan
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band
dipole antenna
frequency band
antenna
shortened
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Withdrawn
Application number
JP9318927A
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English (en)
Inventor
Shingo Fujisawa
伸悟 藤沢
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DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VHF帯以上の周波数帯とHF帯とで、共用
できる短縮ダイポールアンテナを提供する。 【解決手段】 VHF帯用の中央給電される短縮ダイポ
ールアンテナ36の給電端部と、HF帯用の中央給電され
る短縮ダイポールアンテナ32、34との給電端部が、給電
部44の給電点A 、B に接続され、この給電点A 、B に同
軸ケーブル46が接続されている。給電部44は、コンデン
サ48とインダクタ54との並列回路56と、この並列回路56
と共に直列回路を形成しているHF帯でのマッチング用
のコンデンサ50とを具備し、並列回路56のコンデンサ52
とインダクタ54は、HF帯で実質的に短絡し、かつVH
F帯で実質的に開放される定数を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VHF帯とHF帯
との共用短縮ダイポールアンテナに関し、例えばアマチ
ュア無線等において使用するものに関する。
【0002】
【従来の技術】アマチュア無線に許可されている周波数
帯には、3.5MHz、7MHz、21MHz、28M
Hz帯のHF帯がある。これらHF帯用のアンテナとし
て、それぞれが約1/4波長の長さの2本のアンテナエ
レメントを中央給電するダイポールアンテナを使用した
場合、使用周波数帯の波長が大きいので、アンテナは大
型になる。そこで、ローディングコイルを用いることに
よって、アンテナエレメントを短縮することが行われて
いる。しかし、アンテナエレメントの短縮率が大きくな
るに連れて、アンテナの給電点でのインピーダンスが低
くなる。そこで、2つのアンテナエレメントの給電点
と、送受信機に接続された同軸ケーブルとを接続する給
電部において、2つのアンテナエレメントの給電点間に
コンデンサを設けて、マッチングをとることが行われて
いる。
【0003】ところで、アマチュア無線には、HF帯の
他に、例えば50MHz帯や144MHz帯のVHF帯
の使用も許可されている。VHF帯においても、ダイポ
ールアンテナや、短縮ダイポールアンテナを使用するこ
とがある。さらに、HF帯の短縮ダイポールアンテナを
含む多数の周波数帯の短縮アンテナを、1つの給電部に
接続することがある。この場合、給電部がVHF帯及び
HF帯で送受信することができる送受信機に同軸ケーブ
ルを介して接続される。この状態を、図4に示す。
【0004】即ち、例えば7MHz用の短縮されたダイ
ポールアンテナエレメント2a、2bが、ローディング
コイル4a、4bを介して、給電部6に接続されてい
る。同様に、例えば21MHz帯の短縮されたダイポー
ルアンテナエレメント8a、8bが、ローディングコイ
ル10a、10bを介して、給電部6に接続されてい
る。さらに、例えば50MHz帯の短縮されたダイポー
ルアンテナエレメント12a、12bが、ローディング
コイル14a、14bを介して、給電部6に接続されて
いる。給電部6では、各ローディングコイル4a、10
a、14aが、給電点aに接続され、各ローディングコ
イル4b、10b、14bが、給電点bに接続されてい
る。HF帯でのマッチング用の、例えば数十乃至数百P
Fのコンデンサ16が、給電点a、b間に接続され、こ
れに並列に平衡−不平衡変換バラン18が接続され、こ
のバラン18に同軸ケーブル20が接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにV
HF帯及びHF帯の共用短縮ダイポールアンテナを構成
した場合、HF帯では、コンデンサ16によってマッチ
ングがとれるが、VHF帯では、コンデンサ16のイン
ピーダンスが非常に小さくなり、VHF帯のアンテナエ
レメント12a、12bに接続されているローディング
コイル14a、14bが、インピーダンスが小さくなっ
たコンデンサ16によって実質的に短絡された状態にな
り、マッチングをとることができない。従って、従来、
HF帯の共用短縮ダイポールアンテナは存在したが、H
F帯とVHF帯との共用短縮ダイポールアンテナは存在
していなかった。
【0006】本発明は、VHF帯以上の周波数帯とHF
帯とで、共用できる短縮ダイポールアンテナを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、VHF帯以上の周波数帯
用の中央給電されるダイポールアンテナと、HF帯用の
中央給電される短縮ダイポールアンテナと、上記ダイポ
ールアンテナの給電端部と、上記短縮ダイポールアンテ
ナの給電端部が、それぞれ両端部に接続され、この両端
部に同軸ケーブルが接続される給電部とを、具備してい
る。VHF帯以上の周波数帯用のダイポールアンテナ
は、ローディングコイルを備えていない通常のダイポー
ルアンテナとすることも、ローディングコイルを備え
て、長さを短縮させたダイポールアンテナとすることも
できる。この給電部は、第1のコンデンサとインダクタ
との並列回路と、この並列回路と共に直列回路を形成し
ている上記HF帯でのマッチング用の第2のコンデンサ
とを具備し、上記並列回路の第1のコンデンサとインダ
クタは、上記HF帯で実質的に短絡し、かつ上記VHF
帯以上の周波数帯で実質的に開放される定数を有してい
る。
【0008】請求項1記載の発明によれば、HF帯で
は、給電部の並列回路は実質的に短絡しているので、H
F帯でのマッチング用の第2のコンデンサが、HF帯用
の短縮ダイポールアンテナの両給電端部に接続される。
従って、HF帯でのマッチングをとることができる。一
方、VHF帯以上の周波数帯では、給電部の並列回路
は、実質的に開放されている。従って、並列回路と直列
にHF帯以上の周波数帯でのマッチング用の第2のコン
デンサが接続されていても、VHF帯以上の周波数帯の
ダイポールアンテナの給電端部間は、開放されている。
元々、VHF帯以上の周波数帯では、たとえ短縮ダイポ
ールアンテナが使用されていても、インピーダンスの低
下は殆ど生じてなく、マッチングをとるために、コンデ
ンサ等を接続する必要はない。よって、VHF帯以上の
周波数帯のダイポールアンテナの給電端部間を開放する
だけで、この周波数帯においてマッチングをとることが
できる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の多
周波数帯用短縮ダイポールアンテナにおいて、上記並列
回路の共振周波数が、上記VHF帯以上の周波数帯用ア
ンテナの使用周波数帯内に存在するものである。
【0010】請求項2記載の発明によれば、並列回路の
共振周波数は、VHF帯以上の周波数帯用アンテナの使
用周波数帯内に存在するので、この使用周波数帯におい
て並列共振回路のインピーダンスは理論上、無限大とな
る。従って、この使用周波数帯では、VHF帯以上の周
波数帯用アンテナの両給電端部間は、開放される。ま
た、並列回路の共振周波数が、VHF帯以上の周波数帯
用アンテナの使用周波数帯内に存在するので、HF帯で
は、並列共振回路のインピーダンスは、非常に低下して
おり、実質的に短絡しているとみなせる。従って、HF
帯用の短縮ダイポールアンテナの給電端部間は、HF帯
でのマッチング用の第2のコンデンサによって実質的に
接続されている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の多周波数帯用短縮ダイポールアンテナにおいて、
上記HF帯用の短縮ダイポールアンテナと上記VHF帯
以上の周波数帯用のダイポールアンテナとが、それぞれ
伸縮自在に形成されている。
【0012】請求項3記載の発明によれば、HF帯用の
短縮ダイポールアンテナとVHF帯以上の周波数帯用の
ダイポールアンテナとが、それぞれ伸縮自在に形成され
ているので、これらのアンテナを伸縮させることがで
き、これらアンテナの共振周波数をそれぞれ変化させる
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態の多周波数
帯用短縮ダイポールアンテナ30は、図2に示すよう
に、7MHz帯用の短縮ダイポールアンテナ32、21
MHz帯用の短縮ダイポールアンテナ34、50MHz
帯用の短縮ダイポールアンテナ36を有している。
【0014】これら短縮ダイポールアンテナ32、3
4、36は、それぞれ伸縮自在なロッドアンテナ32
a、32b、34a、34b、36a、36bを、アン
テナエレメントとして有している。これらアンテナエレ
メント32a、32b、34a、34b、36a、36
bの根元には、ケース内に収容されたローディングコイ
ル38a、38b、40a、40b、42a、42b
が、それぞれ設けられている。
【0015】これらローディングコイル38a、38
b、40a、40b、42a、42bの一端は、アンテ
ナエレメント32a、32b、34a、34b、36
a、36bに、それぞれ接続されている。ローディング
コイル38a、38bは、アンテナエレメント32a、
32bが7MHz帯で、ローディングコイル40a、4
0bは、、アンテナエレメント34a、34bが21M
Hz帯で、ローディングコイル42a、42bは、アン
テナエレメント36a、36bが、50MHz帯で、そ
れぞれ共振するように、異なる値に設定されている。
【0016】これらローディングコイル38a、38
b、40a、40b、42a、42bが収容されたケー
スは、給電部44に固定されている。これによって、各
アンテナエレメント32a、32b、34a、34b、
36a、36bは、同一平面内に配置されている。21
MHz帯のエレメント34a、34bは、給電部44の
中央を通る線分上に位置するように配置され、エレメン
ト32a、32bはエレメント34a、34bに対して
鋭角をなすように、エレメント36a、36bはエレメ
ント34a、34bに対して鋭角をなすように、エレメ
ント34a、34bの両側に配置されている。
【0017】図1に示すように、ローディングコイル3
8a、40a、42aの他端は、給電部44の給電点A
に電気的に接続され、ローディングコイル38b、40
b、42bの他端は、給電点Bに電気的に接続されてい
る。これら給電点A、B間には、平衡−不平衡バラン4
5が接続され、このバラン45は、同軸ケーブル46を
介して7MHz、21MHz、50MHzにおいて送受
信が可能な1台の送受信機に接続されている
【0018】また、給電点A、B間には、マッチング回
路48も接続されている。マッチング回路48は、HF
帯である7MHz、21MHz用の短縮ダイポールアン
テナ32、34が、短縮したアンテナエレメント34
a、34b、36a、36bを使用しているために、こ
れらアンテナ32、34で生じるインピーダンスの低下
を補うためのマッチング用コンデンサ50を有してい
る。このコンデンサ50は、例えば数十乃至数百pFの
容量のものである。
【0019】また、マッチング回路48は、コンデンサ
52とインダクタ54とからなる並列回路56も有して
いる。この並列回路56の共振周波数が、VHF帯であ
る50MHz帯、即ち50MHzから54MHz内に存
在するように、コンデンサ52の容量と、インダクタ5
4のインダクタンスとが、選択されている。
【0020】これらコンデンサ50と並列回路56と
が、直列に接続され、給電点A、B間に接続されてい
る。
【0021】このように構成された多周波数帯用短縮ダ
イポールアンテナ30を、7MHz帯または21MHz
帯のHF帯で使用する場合、この周波数帯は、並列回路
56の共振周波数(VHF帯)よりも周波数が低いの
で、並列回路のインピーダンスは非常に小さい。従っ
て、給電点A、B間には、HF帯のマッチング用コンデ
ンサ50のみが接続されているのと実質的に等価とな
る。従って、HF帯のアンテナ32のローディングコイ
ル38a、38bまたはHF帯のアンテナ34のローデ
ィングコイル40a、40bが、HF帯のマッチング用
コンデンサ50を介して接続されるので、マッチングが
とれる。
【0022】また、この多周波数帯用短縮ダイポールア
ンテナ30を、50MHz帯のVHF帯で使用する場
合、この周波数帯に、並列回路56の共振周波数が存在
するので、並列回路のインピーダンスは非常に大きい。
従って、給電点A、B間は、実質的に開放されているの
と等価となる。よって、HF帯のマッチング用のコンデ
ンサ50によって、VHF帯のアンテナ36のローディ
ングコイル42a、42bが短絡されることはなく、V
HF帯のアンテナのマッチングがとれる。即ち、VHF
帯のアンテナでは、その周波数帯が高いので、たとえロ
ーディングコイルを用いてエレメント長を短縮している
としても、その短縮率は、HF帯のアンテナ32、34
よりもかなり小さく、給電端部におけるインピーダンス
の低下は殆ど生じず、マッチングをとるための素子は不
要である。従って、ローディングコイル42a、42b
間が開放されていることで、充分にマッチングをとれ
る。
【0023】図3(a)乃至(c)は、この多周波数帯
用短縮ダイポールアンテナ30の7MHz、21MHz
及び50MHz帯におけるVSWR特性を、示したもの
である。いずれの周波数帯においても、最もVSWRが
小さくなる共振点が生じており、この共振点、即ち最も
マッチングがとれる周波数が、各使用帯域内またはそれ
の周辺周波数に存在する。上述した図4に示したよう
な、コンデンサ16のみを設けた給電部6を使用した場
合、50MH帯では、全く共振点が生じず、マッチング
がとれていない。また、各共振点でのVSWRは、いず
れの周波数帯でも1.1前後である。通常、VSWRは
1.5以下であれば充分に実用になる。そして、これら
共振点は、アンテナエレメント32a、32b、34
a、34b、36a、36bの長さを変更することによ
って、調整することができる。従って、最もVSWRの
小さい、マッチングの取れた周波数を、このアンテナの
各使用周波数帯内の所望の周波数に設定することができ
る。
【0024】特に、アンテナエレメント32a、32
b、34a、34b、36a、36bには、ロッドアン
テナを使用しているので、アンテナエレメント32a、
32b、34a、34b、36a、36bの長さの調
整、特に微妙な長さの調整を頻繁に行う場合でも、その
調整が容易に行える。例えば、アンテナエレメントを伸
縮して長さを調整する技術としては、1本のアンテナエ
レメントの中にその長さ方向に沿って進退可能に他のア
ンテナエレメントを挿通し、他のエレメントを上記1本
のエレメントに対して進退させて、両方のエレメントの
全長が所望の長さになったとき、ねじ止めするものが考
えられる。この技術では、いちいちねじ止めしなければ
ならないので、長さの微妙な調整を頻繁に行う場合、ね
じ止めが面倒である。しかし、この実施の形態では、ロ
ッドアンテナを用いているので、頻繁に微妙な長さの調
整を行う場合でも、容易に行える。
【0025】上記の実施例では、VHF帯の短縮ダイポ
ールアンテナ36を使用したが、VHF帯のダイポール
アンテナとしては、非短縮のダイポールアンテナを使用
することもできる。また、VHF帯の他の周波数、例え
ば144MHz帯において使用することもできるし、U
HF帯の430MHz帯や1200MHz帯のダイポー
ルアンテナを使用することもできる。また、HF帯で
は、7MHz帯と21MHz帯用の短縮ダイポールアン
テナ32、34を使用したが、これらのいずれか一方の
みを使用することもできるし、3.5MHz、7MH
z、14MHz、21MHz及び28MHz帯用の短縮
ダイポールアンテナのうち選択した1つまたは複数のも
のを使用することもできる。また、上記の実施の形態で
は、アマチュア無線用のアンテナを対象としたが、これ
に限ったものではなく、HF帯と、VHF帯以上の周波
数帯で使用するアンテナであれば、どのような用途のア
ンテナにも本発明は適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、HF帯ではHF帯用の短縮ダイポールアンテナの
給電点間が、HF帯でのマッチング用の第2のコンデン
サによって接続され、HF帯でのマッチングをとること
ができる。一方、VHF帯以上の周波数帯では、給電部
の並列回路は、実質的に開放されているので、VHF帯
以上の周波数帯のダイポールアンテナの給電端部間は、
開放され、HF帯でのマッチング用の第2のコンデンサ
によってVHF帯以上の周波数帯のダイポールアンテナ
の給電端部間が短絡されることがなく、VHF帯以上の
周波数帯においてもマッチングをとることができる。即
ち、請求項1記載の発明による多周波数帯用短縮ダイポ
ールアンテナは、VHF帯以上の周波数帯とHF帯とで
共用できる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、並列回路の
共振周波数は、上記VHF帯以上の周波数帯用アンテナ
の使用周波数帯内に存在するので、この使用周波数帯に
おいて、並列共振回路のインピーダンスは理論上、無限
大となり、VHF帯以上の周波数帯用アンテナの両給電
端部間は、開放される。、HF帯では、並列共振回路の
インピーダンスは、非常に低下しており、実質的に短絡
しているとみなせる。従って、HF帯用の短縮ダイポー
ルアンテナの給電端部間は、HF帯でのマッチング用の
第2のコンデンサによって実質的に接続されている。従
って、請求項2記載の多周波数帯用短縮ダイポールアン
テナも、VHF帯以上の周波数帯とHF帯とで共用でき
る。
【0028】請求項3記載の発明によれば、HF帯用の
短縮ダイポールアンテナとVHF帯以上の周波数帯用の
ダイポールアンテナとが、それぞれ伸縮自在に形成され
ているので、これらのアンテナを伸縮させることがで
き、これらアンテナの共振周波数をそれぞれ変化させる
ことができる。よって、ダイポールアンテナの長さを調
整することによって、実際に使用する周波数におけるマ
ッチングが最も良好にとれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の多周波数帯用短縮ダイ
ポールアンテナの回路図である。
【図2】図1の多周波数帯用短縮ダイポールアンテナの
平面図である。
【図3】図1の多周波数帯用短縮ダイポールアンテナの
VSWR特性図である。
【図4】従来の多周波数帯用短縮ダイポールアンテナの
回路図である。
【符号の説明】
32 34 HF帯用の短縮ダイポールアンテナ 36 VHF帯以上の周波数帯用のダイポールアンテナ 44 給電部 50 第2のコンデンサ 52 第1のコンデンサ 54 インダクタ 56 並列回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VHF帯以上の周波数帯用の中央給電さ
    れるダイポールアンテナと、 HF帯用の中央給電される短縮ダイポールアンテナと、 上記ダイポールアンテナの給電端部と、上記短縮ダイポ
    ールアンテナの給電端部が、それぞれ両端部に接続さ
    れ、この両端部に同軸ケーブルが接続される給電部と
    を、具備し、この給電部は、 第1のコンデンサとインダクタとの並列回路と、この並
    列回路と共に直列回路を形成している上記HF帯でのマ
    ッチング用の第2のコンデンサとを具備し、上記並列回
    路の第1のコンデンサとインダクタは、上記HF帯で実
    質的に短絡し、かつ上記VHF帯以上の周波数帯で実質
    的に開放される定数を有する多周波数帯用短縮ダイポー
    ルアンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多周波数帯用短縮ダイポ
    ールアンテナにおいて、上記並列回路の共振周波数が、
    上記VHF帯以上の周波数帯用のアンテナの使用周波数
    帯内に存在する多周波数帯用短縮ダイポールアンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の多周波数帯用短
    縮ダイポールアンテナにおいて、上記HF帯用の短縮ダ
    イポールアンテナと上記VHF帯以上の周波数帯用のダ
    イポールアンテナとが、それぞれ伸縮自在に形成されて
    いる多周波数帯用短縮ダイポールアンテナ。
JP9318927A 1997-11-04 1997-11-04 多周波数帯用短縮ダイポールアンテナ Withdrawn JPH11145721A (ja)

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