JPH11144212A - 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH11144212A
JPH11144212A JP30425197A JP30425197A JPH11144212A JP H11144212 A JPH11144212 A JP H11144212A JP 30425197 A JP30425197 A JP 30425197A JP 30425197 A JP30425197 A JP 30425197A JP H11144212 A JPH11144212 A JP H11144212A
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JP
Japan
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head
thin
film magnetic
magnetic head
substrate
Prior art date
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Application number
JP30425197A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Komoda
智久 薦田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜磁気ヘッドの生産性の向上を図るととも
に、またそのような加工工程に適した構造を持つ薄膜磁
気ヘッドを提供する。 【解決手段】 本発明は、Si単結晶基板を薄膜磁気ヘ
ッドの基板として用い、Siの異方性エッチングによっ
て形成された傾斜面の基板厚さ方向に沿って薄膜磁気ヘ
ッドのギャップ深さを形成することにより、基板を切断
することなく、スライダー形状に加工することが出来る
事を特徴とする薄膜磁気ヘッドの構造に関するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜磁気ヘッドの
構造、および製造方法に関するものである。さらに詳し
くは、単結晶Siを基板とする薄膜磁気ヘッド及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録装置においては、記録密度の向
上に伴い、磁気ヘッドの高性能化が求められている。記
録ヘッドでは媒体の高保磁力化に伴い、飽和磁束密度の
大きな材料が要求されている。再生ヘッドでは、媒体の
小型化に伴う相対速度の低下に対処できるべく、磁気抵
抗効果を利用したいわゆるMRヘッドが用いられること
で再生出力の増加が図られている。
【0003】従来の磁気記録装置における薄膜磁気ヘッ
ドの全体構成図を図6(a)、ヘッド部の拡大断面図を
同図(b)に示す。
【0004】図6(b)に示すように当該磁気ヘッド
は、再生用シールド型MRヘッド部、記録ヘッド部によ
り構成される。
【0005】前記再生用シールド型MRヘッド部は、非
常に高い硬度を持つAl203−TiC、いわゆるアル
チック基板9、絶縁層として3μm程度のアルミナ層、
軟磁性層による下部シールド層21、アルミナ絶縁層
(厚さは0.12〜0.13μm:図示せず)、MR素
子3、磁区制御膜、読み出しリード層、アルミナ絶縁層
(厚さは0.12〜0.13μm:図示せず)、下部シ
ールド層22等が順次形成される形で構成される。前記
磁区制御層の材料としては、高保磁力のCoPt系のハ
ード膜材料、あるいはFeMn、NiOに代表されるよ
うな反強磁性膜が用いられている。前記下部シールド層
22はその材料として通常はFeAlSiのような硬度
の高い材料が用いられる。前記リード層には、主として
Ta、Cuといった材料が用いられる。
【0006】前記記録ヘッド部は、前記下部シールド層
22が記録ヘッド部のコアとして共用され、記録ギャッ
プとなるアルミナ膜、Cu等で形成された記録用コイル
4、有機絶縁層、NiFeを用いた記録用コア23、C
u、Auからなる電極素子、アルミナ保護膜等が順次形
成される形で構成される。以上が一般的な薄膜磁気ヘッ
ドの素子構造である。
【0007】当該素子構造の加工工程について図7を用
いて説明する。なお、以下の説明では当該素子構造をハ
ードディスク用として供するために、浮上型スライダー
の形状に加工している。
【0008】まず、基板上に形成された薄膜磁気ヘッド
素子を、スライシングマシーンを用いて1行単位のブロ
ック毎に切り出す(ステップ1)。
【0009】そして各ブロックの切断面のB面をサブミ
クロンの精度で精密に研磨し、MRヘッドのヘッド高
さ、記録ヘッドのギャップ深さを制御する(ステップ
2)。
【0010】さらに、浮上型ヘッドの形状に加工するた
めに、パターニングを行い(ステップ3a)、イオンミ
リング法によって前記ブロックの切断面を所定のスライ
ダー形状にエッチングする(ステップ3b)。この時の
エッチング深さは20μm程度と、非常に深い加工を必
要とする。
【0011】なお、生産性良く加工するためには、この
プロセスは出来る限り多数個を一括して処理する必要が
ある。この処理としては、行単位に分断された基板の研
磨面を精度よく並べた上でレジストパターンの形成、イ
オンミリング加工が行われる。
【0012】その後、さらにスライダー面の曲率加工、
チップ分断(ステップ4)、クラウニング加工が施され
(ステップ5)、保護・潤滑用のDLC(Diamon
dLike Carbon)膜を形成する。さらにリー
ド線接続、サスペンションへの取り付け(ステップ6)
などの工程を経て、浮上型薄膜磁気ヘッドが完成する。
参考までにチップの拡大図を図8に示す。図8に示すよ
うに当該チップではヘッドパターンは側面に形成されて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】MRヘッド及び記録ヘ
ッドの信号記録面及び再生面の加工を行うにあたっては
微細な加工精度が要求される。このため、ヘッドの生産
性を良くするためには上記記録面及び再生面に対する加
工プロセスは少ないほうが好ましい。
【0014】しかし、従来の加工方法、特に上記ステッ
プ1〜ステップ3の工程においては、上記ブロック上に
おけるMRヘッド及び記録ヘッドの信号記録面及び再生
面に対して切断加工処理、そして露光加工処理が施され
ており、生産性は必ずしも高いものではなかった。
【0015】本願は図7におけるステップ1〜ステップ
3の工程に替わる新たな製造工程を提案することで、ヘ
ッドの生産性の向上を図るものであり、またそのような
加工工程に適した構造を持つ薄膜磁気ヘッドを提供する
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】単結晶シリコン基板上に
MR再生ヘッド部及び記録ヘッド部等が形成されている
薄膜磁気ヘッドであって、前記シリコン基板は{11
1}面部と{100}面部を有する形状に形成されてお
り、前記MR再生ヘッド部及び前記記録ヘッド部の記録
媒体対向面近傍部は上記{111}面上に位置し、当該
近傍部以外の部分は上記{100}面上に形成されてい
ることを特徴とする。
【0017】また、信号引き出し用リード線が、単結晶
シリコン基板の裏面から取り出されていることを特徴と
する。
【0018】また、上記単結晶シリコン基板上に{11
1}面が複数個形成され、上記MR再生ヘッド部と上記
記録ヘッド部は、互いに異なった{111}形成面上に
形成されることを特徴とする。
【0019】また、単結晶シリコン基板上にMR再生ヘ
ッド部及び記録ヘッド部等が形成されている薄膜磁気ヘ
ッドであって、前記シリコン基板は{111}面部と
{100}面部を有する形状に形成されており、前記M
R再生ヘッド部及び前記記録ヘッド部の記録媒体対向面
近傍部は上記{111}面上に位置し、当該近傍部以外
の部分は上記{100}面上に形成されている薄膜磁気
ヘッドを製造する方法であって、異方性エッチングによ
り前記{111}面を形成することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の薄膜磁
気ヘッドの全体構成図を図1(a)に示し、ヘッド部の
拡大断面図を同図(b)に示す。
【0021】この様な薄膜磁気ヘッドは以下のように作
成する事が出来る。まず、{100}面11を表面とす
るSi単結晶基板1上にレジストパターンを形成し、所
定のスライダー形状にエッチングを行う。このとき、エ
ッチング深さ方向の断面にはSiの{111}面12が
露出するが、エッチング液としてKOH,NaOH,エ
チレンジアミン系の水溶液を用いることによって、{1
00}面11と{111}面12のエッチング速度を約
180:1の比にする事ができるため、サイドエッチが
非常に少なく、かつ深いエッチング形状を容易に形成す
る事が出来る。
【0022】この時、{111}面12の斜面の角度は
結晶方位によって決定されるため,約54、7度とな
る。この角度は結晶面の傾き角であるので常に精度良
く,また,非常に平滑な斜面を形成することが可能であ
る。
【0023】次に当該基板1上に、下部シールド層21
を形成する。従来のアルチック基板の場合、硬度が非常
に高いため、下部シールド層の材料としては通常FeA
lSiの様な硬度の高い材料を用いているため、良好な
軟磁気特性を得るためには熱処理プロセスが必要であ
る。
【0024】本発明では上記基板1の材料はSiである
ので、特に硬度の高い材料を必要とせず、熱処理を施す
ことなく軟磁気特性の優れたNiFe膜の使用が可能で
ある。このため、メッキ法の使用が可能であり、傾斜面
の磁気特性の制御ができる。
【0025】次に、上記下部シールド層21上に絶縁層
を形成するが、本発明の場合、基板がSiであるため、
絶縁層としてアルミナを使用する必要は無く、SiO2
膜を使用することができる。当該SiO2膜の成膜はP
−CVD、スパッタ法を用いることができる。絶縁層と
してSiO2膜を用いた場合、電極取り出しのための加
工には反応性イオンエッチング(RIE)法を用いるこ
とが出来る。これはアルミナの加工に用いられるイオン
ミリング法の様な物理的な加工に比較して、大部分が化
学的な反応によるものである為、リード層へのダメージ
の少ない加工が出来る。
【0026】次に、MR膜3を形成する。材料としては
NiFe膜を用い、200Åから300Åの膜厚を形成
する。当該MR膜3の成膜方法としては、イオンビーム
スパッタ法が用いられる。イオンビームスパッタ法を用
いることでスパッタ粒子の入射角度を最適化すると共
に、スパッタ時に磁界を印加する事で磁気特性の制御を
行なうことができる。
【0027】なお、上記NiFe膜は所定の形状に加工
する必要がある。この加工法としてはフォトリソグラフ
ィが用いられる。加工方法としてはイオンミリング法あ
るいはケミカルエッチングのいずれも使用可能である
が、記録密度の向上に伴って、非常に微細パターンにな
る為、通常はイオンミリング法が使用される。
【0028】このパターニング処理に際して、MRヘッ
ドのMR高さが{111}面の基板の厚さ方向に沿って
形成出来るようにパターンを作成する。これによりMR
高さ方向と後の工程の記録ヘッドの磁気ギャップの深さ
方向を基板表面に対して,上記結晶面の傾き角度の5
4.7度傾斜させることが出来る。
【0029】その後、図示はしていないが、磁区制御用
の高保磁力膜、読み出し用のリードパターンを形成し、
さらに絶縁層を介して上シールド層22を形成する事
で、再生用MRヘッドが製造される。
【0030】次に形成される上部シールド22は記録ヘ
ッドのコアと共用されることで、記録ヘッドを構成す
る。まず、ギャップ材としてSiO2等の絶縁層が0.
3μm形成される。次に記録用のコイル4としてCu膜
を形成する。当該Cu膜は選択メッキ法によって形成さ
れる。
【0031】なお、記録ヘッドにおける絶縁層は通常厚
く形成する必要があり、その要請上、感光性の有機膜を
塗布後、所定パターンに形成した後、ベーキングを行
う。その後、上部コアをNiFeメッキ膜23で形成す
る。記録ヘッドについても磁気ギャップが基板に対して
平行では無く、54.7度傾斜した薄膜磁気ヘッドを形
成することが出来る。
【0032】上述の薄膜磁気ヘッドは次述の加工工程に
より形成される。当該加工工程の説明図を図2に示す。
従来のそれ(図7)との対比でいえば、本願は、従来加
工工程におけるステップ1〜ステップ3の工程に替わる
新規な加工工程を提案するものである。なお、以下の説
明においても、従来のそれの説明と同様に薄膜磁気ヘッ
ドをハードディスク用の浮上型ヘッドの形状に加工する
場合の例を示している。
【0033】まずSi単結晶基板1表面を上述した、薄
膜磁気ヘッド形成処理を行う。この場合、図示するよう
に基板1の表面に複数個の薄膜磁気ヘッド構造がマトリ
ックス状に形成される。
【0034】この形成処理はSiの異方性エッチングに
より形成する事ができる。異方性エッチングのエッチン
グレートは1ミクロン/分以上の速度であり、イオンミ
リングによる加工に比べて2桁以上速い。さらに、イオ
ンミリングでは加工面は荒れるが、Siの異方性エッチ
ングの場合は結晶面がそのまま斜面として出てくるので
非常に平滑な面に加工する事が可能となり、安定した浮
上特性を持つ磁気ヘッドを製造することができる。
【0035】以上の様に基板1上に薄膜磁気ヘッドを形
成した後(ステップ1)、基板表面を精密に研磨する事
により、不要なパターンの削除とMR高さと記録ヘッド
のギャップ深さを設定する(ステップ2)。その後、保
護、潤滑の目的でDLC(Diamond Like
Carbon)をCVD法により形成する事で、耐CS
S(Contact Start Stop)特性を得
ることが出来る。DLC膜は通常下地によっては密着強
度が小さいが、Si上では非常に密着良く、また膜質の
良いものが形成出来る。
【0036】次に電極の引き出し方法に関する実施例に
ついて図4を用いて説明する。基板上に形成されたヘッ
ドチップをこの時点で、各チップ単位に分断する(ステ
ップ3)。当該チップの拡大図を図3に示す。図3に示
すようにヘッドパターンは基板1の表面側に形成されて
いる。
【0037】記録媒体面側の各薄膜磁気ヘッド素子パタ
ーンには予め電極端子パターン5を形成しておく。この
端子のパターンに対応するように、ギャップ形成面ある
いはスライダーレールの形成と同様に、異方性エッチン
グを用いて基板の裏面からV型の穴を形成し、電極5の
パターンの裏面を露出させる。Siの裏面に形成された
V溝にリード線7を導電性の樹脂6で埋め込む事によ
り、薄膜磁気ヘッドの記録、再生信号の取り出し様の配
線を行うことが出来る。
【0038】この様にしてできたヘッドをサスペンショ
ンに取り付けることにより、ハードディスク用の薄膜磁
気ヘッドが完成する(ステップ4)。
【0039】(実施の形態2)本発明の他の実施例を図
5に示す。本発明は、記録ヘッドと再生ヘッドをそれぞ
れ異なったSi{111}の斜面を用いて形成してい
る。この様な構造のヘッドにおいては、記録ヘッドと再
生ヘッドを順番に形成する必要が無く、磁性膜、絶縁層
の成膜を同時に行うことが出来る。図中において同じ番
号の層は同じプロセスで形成されることを示している。
したがって、ヘッド加工プロセスの簡略化を図ることが
出来る。
【0040】(実施の形態3)スライダー形状に加工す
るための他の実施例について説明する。実施例1では予
めスライダー形状に対応したパターンを異方性エッチン
グによって形成した基板を使用したが、本実施例では基
板には磁気ヘッドのギャップを傾斜させる部分にのみS
iの凸部分を形成した物を使用する。このような基板に
実施例1と同様に作成された薄膜磁気ヘッド基板に、ヘ
ッドの保護膜として、DLC膜を厚く形成する。その
後、同様に基板表面を精密に研磨する事によりMR高さ
と記録ヘッドのギャップ深さを設定する。研磨された面
を、イオンミリング法によってスライダー形状に加工す
ることにより、厚いDLC膜をスライダーとした非常に
耐摩耗性の高い磁気ヘッドを形成することが出来る。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の薄膜磁気ヘッド
の様にSi基板を用い、さらに異方性エッチングによる
傾斜面をギャップ深さ方向に使用する事で、スライダー
形状に加工するプロセスにおいて、基板を分断すること
なく最終形状まで加工を行うことが出来るため、製造プ
ロセスの大幅な簡略化を図ることが出来る。
【0042】さらに、スライダー形状の加工精度が良
く、また非常に平滑な面に加工することが出来るため、
従来のイオンミリング法により加工された場合よりも非
常に安定した浮上特性が得られる。
【0043】また、従来に比較して2桁速い加工が可能
であるので、生産性の向上を図る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜磁気ヘッドの全体構成図(a)、
及びヘッド部の拡大断面図(b)である。
【図2】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの加工工程の説明
図である。
【図3】本発明に係るヘッドチップの拡大図である。
【図4】本発明に係る薄膜磁気ヘッドにおける電極の引
き出し方法の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図6】従来の薄膜磁気ヘッドの全体構成図(a)及び
ヘッド部の拡大断面図(b)である。
【図7】従来の薄膜磁気ヘッドの加工工程の説明図であ
る。
【図8】従来構成に係るヘッドチップの拡大図である。
【符号の説明】
1 Si基板 11 Si{100}面 12 Si{111}面 21 下部シールド 22 上部シールド 23 記録コア 3 MR素子 4 記録コイル 5 電極端子 6 導電性樹脂 7 リード線 8 記録媒体 9 アルチック基板 10 薄膜ヘッド素子パターン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶シリコン基板上にMR再生ヘッド
    部及び記録ヘッド部等が形成されている薄膜磁気ヘッド
    であって、 前記シリコン基板は{111}面部と{100}面部を
    有する形状に形成されており、 前記MR再生ヘッド部及び前記記録ヘッド部の記録媒体
    対向面近傍部は上記{111}面上に位置し、当該近傍
    部以外の部分は上記{100}面上に形成されているこ
    とを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 信号引き出し用リード線が、単結晶シリ
    コン基板の裏面から取り出されていることを特徴とする
    請求項1記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 上記単結晶シリコン基板上に{111}
    面が複数個形成され、上記MR再生ヘッド部と上記記録
    ヘッド部は、互いに異なった{111}形成面上に形成
    されることを特徴とする請求項1記載の薄膜磁気ヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 単結晶シリコン基板上にMR再生ヘッド
    部及び記録ヘッド部等が形成されている薄膜磁気ヘッド
    であって、前記シリコン基板は{111}面部と{10
    0}面部を有する形状に形成されており、前記MR再生
    ヘッド部及び前記記録ヘッド部の記録媒体対向面近傍部
    は上記{111}面上に位置し、当該近傍部以外の部分
    は上記{100}面上に形成されている薄膜磁気ヘッド
    を製造する方法であって、 異方性エッチングにより前記{111}面を形成するこ
    とを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
JP30425197A 1997-11-06 1997-11-06 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 Pending JPH11144212A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100492533B1 (ko) * 2002-10-31 2005-06-02 엘지전자 주식회사 이방성 식각을 이용한 다단계 구조물 제조방법 및 다단계구조물
US7196016B2 (en) 2003-09-29 2007-03-27 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands, B.V. Fabrication process for preparing recording head sliders made from silicon substrates with SiO2 overcoats

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