JPH11143717A - 基本ソフトウエアロード方式 - Google Patents
基本ソフトウエアロード方式Info
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- JPH11143717A JPH11143717A JP31307097A JP31307097A JPH11143717A JP H11143717 A JPH11143717 A JP H11143717A JP 31307097 A JP31307097 A JP 31307097A JP 31307097 A JP31307097 A JP 31307097A JP H11143717 A JPH11143717 A JP H11143717A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 基本ソフトウエアを格納する不揮発性メモリ
を持たず、起動時にサーバから基本ソフトウエア取得す
るタイプのクライアントと、これを起動させるための基
本ソフトウエアを不揮発性メモリに格納するサーバから
なる計算機システムにおいて、基本ソフトウエアのダウ
ンロードをクライアントからも可能にし、サーバCPU
の負荷を分散することにより、ディスクレス計算機の起
動があるタイミングに集中しても、サーバのCPUの負荷
を増大させることなく、またクライアントの揮発性メモ
リを必要に応じて解放することにより、クライアントの
本来の処理を妨げずに、大量のクライアントを起動する
ことが可能になる。 【解決手段】 起動するクライアントは基本ソフトウエ
アロードプログラムにより、クライアント管理プログラ
ムの指定したマシンの基本ソフトウエア配信プログラム
から、クライアント用基本ソフトウエアをロードする。
を持たず、起動時にサーバから基本ソフトウエア取得す
るタイプのクライアントと、これを起動させるための基
本ソフトウエアを不揮発性メモリに格納するサーバから
なる計算機システムにおいて、基本ソフトウエアのダウ
ンロードをクライアントからも可能にし、サーバCPU
の負荷を分散することにより、ディスクレス計算機の起
動があるタイミングに集中しても、サーバのCPUの負荷
を増大させることなく、またクライアントの揮発性メモ
リを必要に応じて解放することにより、クライアントの
本来の処理を妨げずに、大量のクライアントを起動する
ことが可能になる。 【解決手段】 起動するクライアントは基本ソフトウエ
アロードプログラムにより、クライアント管理プログラ
ムの指定したマシンの基本ソフトウエア配信プログラム
から、クライアント用基本ソフトウエアをロードする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基本ソフトウエ
アを格納するための記憶装置を持たないクライアント計
算機と、クライアント計算機が実行する基本ソフトウエ
アを記憶装置に格納するサーバ計算機とから構成された
ネットワークシステムにおいて、基本ソフトウエアをク
ライアント計算機にロードするための基本ソフトウエア
ロード方式に関する。
アを格納するための記憶装置を持たないクライアント計
算機と、クライアント計算機が実行する基本ソフトウエ
アを記憶装置に格納するサーバ計算機とから構成された
ネットワークシステムにおいて、基本ソフトウエアをク
ライアント計算機にロードするための基本ソフトウエア
ロード方式に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平6ー168198号「情
報処理システム」は、サーバから、ディスクレスクライ
アントに対して、基本ソフトウエアを同報し全てのクラ
イアントを一斉ブートする方式に関するものであり、ネ
ットワーク負荷とサーバCPU負荷の低減を狙ったもの
である。また、特開平6ー295289号「複数計算機
におけるブート方法」は、基本ソフトウエアを有するサ
ーバ計算機から、起動する計算機ノードが基本ソフトウ
エアをロードしつつ、他のノードに対して基本ソフトウ
エアを順に転送して全てのノードを起動する方式であ
り、超並列計算機システムを起動するような場合に、サ
ーバCPU負荷を低減し、一斉に起動すべき計算機ノー
ドを高速に、しかも遅延を小さく起動することを狙った
ものである。いずれの方式も基本ソフトウエアをサーバ
計算機からロードして起動するタイプのクライアントに
おいて、サーバCPU負荷やネットワーク負荷の低減を
狙ったものであるが、全ての計算機が同じタイミングで
起動するような計算機システムを対象としたものであ
り、起動のタイミングが利用者によって左右されるよう
な、一般的なビジネス分野における計算機システムへの
適用は困難である。
報処理システム」は、サーバから、ディスクレスクライ
アントに対して、基本ソフトウエアを同報し全てのクラ
イアントを一斉ブートする方式に関するものであり、ネ
ットワーク負荷とサーバCPU負荷の低減を狙ったもの
である。また、特開平6ー295289号「複数計算機
におけるブート方法」は、基本ソフトウエアを有するサ
ーバ計算機から、起動する計算機ノードが基本ソフトウ
エアをロードしつつ、他のノードに対して基本ソフトウ
エアを順に転送して全てのノードを起動する方式であ
り、超並列計算機システムを起動するような場合に、サ
ーバCPU負荷を低減し、一斉に起動すべき計算機ノー
ドを高速に、しかも遅延を小さく起動することを狙った
ものである。いずれの方式も基本ソフトウエアをサーバ
計算機からロードして起動するタイプのクライアントに
おいて、サーバCPU負荷やネットワーク負荷の低減を
狙ったものであるが、全ての計算機が同じタイミングで
起動するような計算機システムを対象としたものであ
り、起動のタイミングが利用者によって左右されるよう
な、一般的なビジネス分野における計算機システムへの
適用は困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスクレス計算機の
ような基本ソフトウエアを格納するための不揮発性メモ
リを備えていない計算機では、他のマシンから基本ソフ
トウエアをロードすることによって起動を開始する。デ
ィスクレス計算機は、書き込み専用のメモリやフラッシ
ュメモリなど小規模のメモリに、ネットワークから基本
ソフトウエアをロードする小規模なブートプログラムを
持つだけである。このようなディスクレス計算機の起動
があるタイミングに集中した場合、基本ソフトウエアを
各クライアント計算機にダウンロードするサーバ計算機
のCPU負荷が局所的に大きくなり、その結果、全ての
クライアント計算機の起動に要する時間が長くなるとい
う問題点があった。
ような基本ソフトウエアを格納するための不揮発性メモ
リを備えていない計算機では、他のマシンから基本ソフ
トウエアをロードすることによって起動を開始する。デ
ィスクレス計算機は、書き込み専用のメモリやフラッシ
ュメモリなど小規模のメモリに、ネットワークから基本
ソフトウエアをロードする小規模なブートプログラムを
持つだけである。このようなディスクレス計算機の起動
があるタイミングに集中した場合、基本ソフトウエアを
各クライアント計算機にダウンロードするサーバ計算機
のCPU負荷が局所的に大きくなり、その結果、全ての
クライアント計算機の起動に要する時間が長くなるとい
う問題点があった。
【0004】また、一般的なビジネス分野における計算
機システムでは、例えば業務開始時刻付近でクライアン
ト計算機に起動が集中することになり、このためにサー
バ計算機の台数を増やしたり、よりCPU性能の高いサ
ーバ計算機を導入する必要がある。しかし、全体の業務
時間から考えれば、このようなサーバ計算機のCPU負
荷の増大は局所的なものであり、集中するクライアント
計算機の起動要求に応えうるようなサーバ計算機の導入
はシステムシステム全体の負荷という意味では、かなり
アンバランスな状態であり、計算機資源全体の効率的な
運用が行なえないという問題点があった。
機システムでは、例えば業務開始時刻付近でクライアン
ト計算機に起動が集中することになり、このためにサー
バ計算機の台数を増やしたり、よりCPU性能の高いサ
ーバ計算機を導入する必要がある。しかし、全体の業務
時間から考えれば、このようなサーバ計算機のCPU負
荷の増大は局所的なものであり、集中するクライアント
計算機の起動要求に応えうるようなサーバ計算機の導入
はシステムシステム全体の負荷という意味では、かなり
アンバランスな状態であり、計算機資源全体の効率的な
運用が行なえないという問題点があった。
【0005】さらに、CPU価格が安価になるに従い、
クライアント計算機のCPUパワーがサーバ計算機のそ
れと近くなったり、従来のネットワークよりも高速なネ
ットワークが利用されるなど、基本ソフトウエアの転送
に必要とするCPU負荷をサーバ計算機に集中させるこ
との必要性が低くなってきているという現実的問題もあ
る。
クライアント計算機のCPUパワーがサーバ計算機のそ
れと近くなったり、従来のネットワークよりも高速なネ
ットワークが利用されるなど、基本ソフトウエアの転送
に必要とするCPU負荷をサーバ計算機に集中させるこ
との必要性が低くなってきているという現実的問題もあ
る。
【0006】本発明は、基本ソフトウエアを格納する揮
発性メモリを持たず起動時にサーバ計算機から基本ソフ
トウエアを取得するタイプのクライアント計算機と、こ
れを起動させるための基本ソフトウエアを記憶装置に格
納するサーバ計算機からなる計算機システムにおいて、
基本ソフトウエアのロード処理の集中による、局所的な
サーバ計算機のCPU負荷増大を回避したロード方式を
提供することを目的とする。
発性メモリを持たず起動時にサーバ計算機から基本ソフ
トウエアを取得するタイプのクライアント計算機と、こ
れを起動させるための基本ソフトウエアを記憶装置に格
納するサーバ計算機からなる計算機システムにおいて、
基本ソフトウエアのロード処理の集中による、局所的な
サーバ計算機のCPU負荷増大を回避したロード方式を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる基本
ソフトウエアロード方式は、クライアント計算機とサー
バ計算機がネットワークを介して接続されたクライアン
ト・サーバシステムにおいて、サーバ計算機は、クライ
アント計算機上で動作する基本ソフトウエアを記憶装置
内に保持し、クライアント計算機からの基本ソフトウエ
アロード要求に対して、該基本ソフトウエアをクライア
ント計算機に送付する伝送手段を備え、クライアント計
算機は、起動時に基本ソフトウエアを保持しているサー
バ計算機またはクライアント計算機を検出し、該計算機
からクライアント計算機の記憶装置に上記基本ソフトウ
エアをロードする基本ソフトウエアロード手段を備え、
上記ロードされた基本ソフトウエアの実行により、他の
クライアント計算機からの基本ソフトウエアロード要求
に対して該基本ソフトウエアの送信の可否を通知すると
ともに、基本ソフトウエアを他のクライアント計算機に
送信する配信処理を実行し、起動されたクライアント計
算機が、サーバ計算機および既に起動済みのクライアン
ト計算機のいずれの計算機からも基本ソフトウエアをロ
ードしてブート処理することを可能にしたものである。
ソフトウエアロード方式は、クライアント計算機とサー
バ計算機がネットワークを介して接続されたクライアン
ト・サーバシステムにおいて、サーバ計算機は、クライ
アント計算機上で動作する基本ソフトウエアを記憶装置
内に保持し、クライアント計算機からの基本ソフトウエ
アロード要求に対して、該基本ソフトウエアをクライア
ント計算機に送付する伝送手段を備え、クライアント計
算機は、起動時に基本ソフトウエアを保持しているサー
バ計算機またはクライアント計算機を検出し、該計算機
からクライアント計算機の記憶装置に上記基本ソフトウ
エアをロードする基本ソフトウエアロード手段を備え、
上記ロードされた基本ソフトウエアの実行により、他の
クライアント計算機からの基本ソフトウエアロード要求
に対して該基本ソフトウエアの送信の可否を通知すると
ともに、基本ソフトウエアを他のクライアント計算機に
送信する配信処理を実行し、起動されたクライアント計
算機が、サーバ計算機および既に起動済みのクライアン
ト計算機のいずれの計算機からも基本ソフトウエアをロ
ードしてブート処理することを可能にしたものである。
【0008】第2の発明は、第1の発明に係わる基本ソ
フトウエアロード方式において、上記クライアント計算
機は、記憶装置上に保持した基本ソフトウエアを任意の
時点で消去することができるプログラム消去手段を備え
たものである。
フトウエアロード方式において、上記クライアント計算
機は、記憶装置上に保持した基本ソフトウエアを任意の
時点で消去することができるプログラム消去手段を備え
たものである。
【0009】第3の発明は、第1の発明に係わる基本ソ
フトウエアロード方式において、上記クライアント計算
機は、記憶装置上に保持した基本ソフトウエアを他のク
ライアント計算機にロードしている最中に、該クライア
ント計算機の停止要求命令を受信した時は、基本ソフト
ウエアの送信が完了するまで、該クライアント計算機の
停止を遅延させるための遅延手段を備えたものである。
フトウエアロード方式において、上記クライアント計算
機は、記憶装置上に保持した基本ソフトウエアを他のク
ライアント計算機にロードしている最中に、該クライア
ント計算機の停止要求命令を受信した時は、基本ソフト
ウエアの送信が完了するまで、該クライアント計算機の
停止を遅延させるための遅延手段を備えたものである。
【0010】第4の発明に係わる基本ソフトウエアロー
ド方式は、クライアント計算機とサーバ計算機がネット
ワークを介して接続されたクライアント・サーバシステ
ムにおいて、サーバ計算機は、クライアント計算機上で
動作する基本ソフトウエアを記憶装置内に保持し、クラ
イアント計算機からの基本ソフトウエアロード要求に対
して、該基本ソフトウエアをクライアント計算機に送付
する伝送手段と、クライアント計算機からの基本ソフト
ウエアのロード要求に対し、クライアント計算機の基本
ソフトウエアの保持状態管理テーブルに基づいて基本ソ
フトウエアの送信に適したクライアントを決定し、該情
報を要求元のクライアント計算機に通知する通知手段を
備え、クライアント計算機は、起動時に基本ソフトウエ
アを保持するサーバ計算機に対してロード要求を行な
い、サーバ計算機が決定した基本ソフトウエアロード元
計算機から基本ソフトウエアをロードする基本ソフトウ
エアロード手段と、上記ロードされた基本ソフトウエア
の実行により、他のクライアント計算機からの基本ソフ
トウエアロード要求に対して該基本ソフトウエアを他の
クライアント計算機に送信する配信処理を実行し、起動
されたクライアント計算機が、サーバ計算機および既に
起動済みのクライアント計算機のいずれの計算機からも
基本ソフトウエアをロードしてブート処理することを可
能にしたものである。
ド方式は、クライアント計算機とサーバ計算機がネット
ワークを介して接続されたクライアント・サーバシステ
ムにおいて、サーバ計算機は、クライアント計算機上で
動作する基本ソフトウエアを記憶装置内に保持し、クラ
イアント計算機からの基本ソフトウエアロード要求に対
して、該基本ソフトウエアをクライアント計算機に送付
する伝送手段と、クライアント計算機からの基本ソフト
ウエアのロード要求に対し、クライアント計算機の基本
ソフトウエアの保持状態管理テーブルに基づいて基本ソ
フトウエアの送信に適したクライアントを決定し、該情
報を要求元のクライアント計算機に通知する通知手段を
備え、クライアント計算機は、起動時に基本ソフトウエ
アを保持するサーバ計算機に対してロード要求を行な
い、サーバ計算機が決定した基本ソフトウエアロード元
計算機から基本ソフトウエアをロードする基本ソフトウ
エアロード手段と、上記ロードされた基本ソフトウエア
の実行により、他のクライアント計算機からの基本ソフ
トウエアロード要求に対して該基本ソフトウエアを他の
クライアント計算機に送信する配信処理を実行し、起動
されたクライアント計算機が、サーバ計算機および既に
起動済みのクライアント計算機のいずれの計算機からも
基本ソフトウエアをロードしてブート処理することを可
能にしたものである。
【0011】第5の発明は、第4の発明に係わる基本ソ
フトウエアロード方式において、クライアント計算機
は、記憶装置上に保持した基本ソフトウエアを任意の時
点で消去することのできるプログラム消去手段と、基本
ソフトウエアを消去したことをサーバ計算機に伝えるた
めの伝達手段を備え、サーバ計算機は、クライアント計
算機からの基本ソフトウエアのロード要求に対し、基本
ソフトウエアの送信元の計算機を決定するために使用す
るクライアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態管
理テーブルを、クライアントからの基本ソフトウエアの
消去通知に基づいて更新するテーブル更新手段を備えた
ものである。
フトウエアロード方式において、クライアント計算機
は、記憶装置上に保持した基本ソフトウエアを任意の時
点で消去することのできるプログラム消去手段と、基本
ソフトウエアを消去したことをサーバ計算機に伝えるた
めの伝達手段を備え、サーバ計算機は、クライアント計
算機からの基本ソフトウエアのロード要求に対し、基本
ソフトウエアの送信元の計算機を決定するために使用す
るクライアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態管
理テーブルを、クライアントからの基本ソフトウエアの
消去通知に基づいて更新するテーブル更新手段を備えた
ものである。
【0012】第6の発明は、第4または第5の発明に係
わる基本ソフトウエアロード方式において、サーバ計算
機は、クライアントから基本ソフトウエア起動完了通知
を受けとり、該通知を元に生成するクライアントが起動
済みであることを管理するテーブルと、上記管理テーブ
ルとクライアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態
管理テーブルに基づいて、基本ソフトウエアを保持して
いるクライアント計算機に対して、記憶装置からの基本
ソフトウエアの消去要求を行なう消去要求手段を備え、
クライアント計算機は、サーバ計算機による基本ソフト
ウエア消去要求に対して該基本ソフトウエアを消去し、
サーバ計算機に対して消去の完了を通知する消去完了通
知手段を備えたものである。
わる基本ソフトウエアロード方式において、サーバ計算
機は、クライアントから基本ソフトウエア起動完了通知
を受けとり、該通知を元に生成するクライアントが起動
済みであることを管理するテーブルと、上記管理テーブ
ルとクライアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態
管理テーブルに基づいて、基本ソフトウエアを保持して
いるクライアント計算機に対して、記憶装置からの基本
ソフトウエアの消去要求を行なう消去要求手段を備え、
クライアント計算機は、サーバ計算機による基本ソフト
ウエア消去要求に対して該基本ソフトウエアを消去し、
サーバ計算機に対して消去の完了を通知する消去完了通
知手段を備えたものである。
【0013】第7の発明は、第4乃至第6の発明に係わ
る基本ソフトウエアロード方式において、サーバ計算機
は、クライアント計算機が起動済みであることを管理す
るテーブルとクライアント計算機の基本ソフトウエアの
保持状態管理テーブルに基づいて、基本ソフトウエアを
実行中でかつ基本ソフトウエアを保持していないクライ
アント計算機に対して、該クライアント計算機の記憶装
置に基本ソフトウエアのロード要求を行なう基本ソフト
ウエアのロード要求手段を備え、クライアント計算機
は、サーバ計算機による記憶装置への基本ソフトウエア
ロード要求に対してロード処理を実行した後、該ロード
処理が完了したことをサーバ計算機に対して通知する通
知手段を備えたものである。
る基本ソフトウエアロード方式において、サーバ計算機
は、クライアント計算機が起動済みであることを管理す
るテーブルとクライアント計算機の基本ソフトウエアの
保持状態管理テーブルに基づいて、基本ソフトウエアを
実行中でかつ基本ソフトウエアを保持していないクライ
アント計算機に対して、該クライアント計算機の記憶装
置に基本ソフトウエアのロード要求を行なう基本ソフト
ウエアのロード要求手段を備え、クライアント計算機
は、サーバ計算機による記憶装置への基本ソフトウエア
ロード要求に対してロード処理を実行した後、該ロード
処理が完了したことをサーバ計算機に対して通知する通
知手段を備えたものである。
【0014】第8の発明は、第4の発明に係わる基本ソ
フトウエアロード方式において、サーバ計算機は、未起
動状態にあるクライアントに対して起動要求を行なう起
動要求手段を備えたものである。
フトウエアロード方式において、サーバ計算機は、未起
動状態にあるクライアントに対して起動要求を行なう起
動要求手段を備えたものである。
【0015】第9の発明は、第4の発明に係わる基本ソ
フトウエアロード方式において、サーバ計算機はクライ
アント計算機から基本ソフトウエア起動完了通知を受け
取り、該通知に基づいて生成されたクライアント計算機
の起動未起動状態を管理する管理テーブルと、クライア
ント計算機の基本ソフトウエア保持状態管理テーブルか
ら基本ソフトウエアのロード要求を行ったクライアント
計算機に対して基本ソフトウエアを保持することが不要
である旨を通知する通知手段を備え、クライアント計算
機は基本ソフトウエアのロード要求後、サーバ計算機か
ら基本ソフトウエアを保持する必要のないことを通知さ
れた場合、基本ソフトウエアのコピーを記憶装置内に保
持することなく基本ソフトウエアを起動する基本ソフト
ウエア起動手段を備えたものである。
フトウエアロード方式において、サーバ計算機はクライ
アント計算機から基本ソフトウエア起動完了通知を受け
取り、該通知に基づいて生成されたクライアント計算機
の起動未起動状態を管理する管理テーブルと、クライア
ント計算機の基本ソフトウエア保持状態管理テーブルか
ら基本ソフトウエアのロード要求を行ったクライアント
計算機に対して基本ソフトウエアを保持することが不要
である旨を通知する通知手段を備え、クライアント計算
機は基本ソフトウエアのロード要求後、サーバ計算機か
ら基本ソフトウエアを保持する必要のないことを通知さ
れた場合、基本ソフトウエアのコピーを記憶装置内に保
持することなく基本ソフトウエアを起動する基本ソフト
ウエア起動手段を備えたものである。
【0016】第10の発明は、第4の発明に係わる基本
ソフトウエアロード方式において、クライアント計算機
が、記憶装置内に保持した基本ソフトウエアを他のクラ
イアント計算機にロードしている最中に、当該クライア
ント計算機の停止要求があった場合に、基本ソフトウエ
アの送信が完了するまで該計算機の停止を遅延させる遅
延停止手段を備えたものである。
ソフトウエアロード方式において、クライアント計算機
が、記憶装置内に保持した基本ソフトウエアを他のクラ
イアント計算機にロードしている最中に、当該クライア
ント計算機の停止要求があった場合に、基本ソフトウエ
アの送信が完了するまで該計算機の停止を遅延させる遅
延停止手段を備えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明の第1の実
施の形態について、図1乃至図5に基づいて説明する。
図1は本実施形態におけるシステム構成を示す図であ
る。図において、101はサーバ、102はクライアン
トの起動状態と基本ソフトウエアの配信元を決定するク
ライアント管理プログラム、103はサーバ上で実行さ
れるサーバ用基本ソフトウエア配信プログラムである。
また、104はサーバに接続した不揮発性メモリ、10
5は不揮発性メモリに格納されてクライアントで動作す
るクライアント用基本ソフトウエア、106はクライア
ント用基本ソフトウエア105内に実装し、クライアン
トで動作するクライアント用基本ソフトウエア配信プロ
グラムを示す。107〜109はクライアントを示し、
これらサーバとクライアントは全てネットワーク110
を介して接続されている。111はクライアントの不揮
発性メモリ112内に格納された基本ソフトウエアロー
ドプログラム、112はクライアント用基本ソフトウエ
アを格納し、実行する揮発性メモリを示す。尚、全ての
クライアントは、同様に基本ソフトウエアロードプログ
ラム111と揮発性メモリ112を持つ。
施の形態について、図1乃至図5に基づいて説明する。
図1は本実施形態におけるシステム構成を示す図であ
る。図において、101はサーバ、102はクライアン
トの起動状態と基本ソフトウエアの配信元を決定するク
ライアント管理プログラム、103はサーバ上で実行さ
れるサーバ用基本ソフトウエア配信プログラムである。
また、104はサーバに接続した不揮発性メモリ、10
5は不揮発性メモリに格納されてクライアントで動作す
るクライアント用基本ソフトウエア、106はクライア
ント用基本ソフトウエア105内に実装し、クライアン
トで動作するクライアント用基本ソフトウエア配信プロ
グラムを示す。107〜109はクライアントを示し、
これらサーバとクライアントは全てネットワーク110
を介して接続されている。111はクライアントの不揮
発性メモリ112内に格納された基本ソフトウエアロー
ドプログラム、112はクライアント用基本ソフトウエ
アを格納し、実行する揮発性メモリを示す。尚、全ての
クライアントは、同様に基本ソフトウエアロードプログ
ラム111と揮発性メモリ112を持つ。
【0018】クライアントは起動時、不揮発性メモリ1
12内に格納された基本ソフトウエアロードプログラム
111を実行し、サーバ上のクライアント管理プログラ
ム102によって決定されたマシンより、クライアント
用基本ソフトウエア105をロードして、揮発性メモリ
112内に格納する。クライアントの基本ソフトウエア
ロードプログラム111は、サーバ101の指示に従っ
て、揮発性メモリ内の基本ソフトウエアのコピーを同揮
発性メモリ内に作成し、クライアント用基本ソフトウエ
ア105と基本ソフトウエア内に含むクライアント用基
本ソフトウエア配信プログラム105を起動する。クラ
イアント管理プログラム102は、各クライアントの起
動数とそのうちのクライアント用基本ソフトウエアのコ
ピーの保持の有無を掌握し、これを元に、クライアント
からの基本ソフトウエア配信元決定要求に対する配信元
の選定、クライアントに対する基本ソフトウエアの再ロ
ード指示、基本ソフトウエアの廃棄指示を行なう。サー
バ用基本ソフトウエア配信プログラム103は、クライ
アントからの基本ソフトウエア配信要求に対して、不揮
発性メモリ104から読み出した基本ソフトウエア10
5を要求元に対して転送する。
12内に格納された基本ソフトウエアロードプログラム
111を実行し、サーバ上のクライアント管理プログラ
ム102によって決定されたマシンより、クライアント
用基本ソフトウエア105をロードして、揮発性メモリ
112内に格納する。クライアントの基本ソフトウエア
ロードプログラム111は、サーバ101の指示に従っ
て、揮発性メモリ内の基本ソフトウエアのコピーを同揮
発性メモリ内に作成し、クライアント用基本ソフトウエ
ア105と基本ソフトウエア内に含むクライアント用基
本ソフトウエア配信プログラム105を起動する。クラ
イアント管理プログラム102は、各クライアントの起
動数とそのうちのクライアント用基本ソフトウエアのコ
ピーの保持の有無を掌握し、これを元に、クライアント
からの基本ソフトウエア配信元決定要求に対する配信元
の選定、クライアントに対する基本ソフトウエアの再ロ
ード指示、基本ソフトウエアの廃棄指示を行なう。サー
バ用基本ソフトウエア配信プログラム103は、クライ
アントからの基本ソフトウエア配信要求に対して、不揮
発性メモリ104から読み出した基本ソフトウエア10
5を要求元に対して転送する。
【0019】次に、動作について図2乃至図5のフロー
チャートに基づいて、詳細に説明する。図2は本実施形
態における、クライアント管理プログラム102の動作
フローチャートを示す図である。先ず最初に、ステップ
S201において、基本ソフトウエアの配信元要求を受
信する。S202〜S204は、クライアントがロード
した基本ソフトウエアをクライアン上の揮発性メモリ1
12内でコピーし保持するよう要求するか、否かの決定
と通知を行なう処理である。S202において未起動ク
ライアント数が規定値以上であるかの判定を行なう。こ
こで規定値とはシステムの管理者が設定する値であり、
この値をしきい値として、未起動クライアント数がこれ
以上であれば、S203に進みクライアントの基本ソフ
トウエア配信機能を利用可能な状態、つまり基本ソフト
ウエアの揮発性メモリ内での保持を要求し、そうでなけ
れば、S204でクライアントの基本ソフトウエア配信
機能を一時停止処理、即ち基本ソフトウエアの不揮発性
メモリ内での保持が不要であることを通知する。S20
5〜S208は基本ソフトウエアの転送を行なったクラ
イアントに対して、これを転送するマシンを決定する処
理である。S205でCPUが高負荷状態であるかの判
別を行ない、そうでなければ、S206で基本ソフトウ
エアの配信元をローカルマシンと決定して、要求元に通
知する。サーバの負荷が高ければ配信可能な他のマシン
を選定するため、S207で基本ソフトウエアを転送可
能なクライアントを検索する。ここで配信可能なクライ
アントがある場合は、S208で同マシンを配信元とし
て要求元に回答し、配信可能なクライアントがない場合
は、S206でローカルマシンを配信元として、要求元
に回答する。S209〜S216は、サーバの負荷状態
と未起動クライアント数から、以降のクライアントの起
動状況に合わせて、システムとしてクライアントの起
動、即ち基本ソフトウエアのロードが可能な状態を維持
するための処理である。S209で時刻がクライアント
の起動時間帯に当たるかを判定し、そうでなければS2
13において任意のクライアントに対して、クライアン
トの揮発性メモリ内に格納された基本ソフトウエアの廃
棄要求を行なう。これは起動すべきクライアントがない
状態で、クライアント内に基本ソフトウエアのコピーを
保持したまま同クライアントのメモリを圧迫するするこ
とのないようにするためである。またクライアントの起
動時間帯とは、あらかじめ管理者が設定する値であり、
通常の運用結果から判断されるクライアントの起動のピ
ークの時間帯である。クライアントの起動時間帯に当た
る場合は、S210で起動済みクライアント数が”0”
であるかを判定し、”0”であった場合には、今後のサ
ーバの高負荷を予測して、S212において任意のクラ
イアントの電源を遠隔投入する。この遠隔投入の手段
は、一般的なネットワーク経由のクライアント電源の遠
隔投入方式に従う。S211では、未起動クライアント
数が規定値以上であるかの判定を行なう。ここでの規定
値とはS202で述べた規定値と同じ値である。規定値以上
の場合、今後起動すべきクライアントが多く存在し、今
後サーバが高負荷状態になると判断する。S214にお
いて、基本ソフトウエアを転送可能なクライアントの有
無をチェックし、これが存在する場合は、クライアント
の起動の集中にもシステムが耐えうると判断して、初期
処理に移る。S215においてサーバCPUの負荷状態
を判断し、CPUが低負荷状態である場合は、クライア
ントに対して、クライアントの揮発性メモリ内への基本
ソフトウエアの再ロードを要求する。これは他のクライ
アントに対して、基本ソフトウエアを転送可能なクライ
アントを増加させる処理である。S215においてサー
バが高負荷状態の場合には、S216の処理を次のタイ
ミングに繰り越すため、初期処理に戻る。
チャートに基づいて、詳細に説明する。図2は本実施形
態における、クライアント管理プログラム102の動作
フローチャートを示す図である。先ず最初に、ステップ
S201において、基本ソフトウエアの配信元要求を受
信する。S202〜S204は、クライアントがロード
した基本ソフトウエアをクライアン上の揮発性メモリ1
12内でコピーし保持するよう要求するか、否かの決定
と通知を行なう処理である。S202において未起動ク
ライアント数が規定値以上であるかの判定を行なう。こ
こで規定値とはシステムの管理者が設定する値であり、
この値をしきい値として、未起動クライアント数がこれ
以上であれば、S203に進みクライアントの基本ソフ
トウエア配信機能を利用可能な状態、つまり基本ソフト
ウエアの揮発性メモリ内での保持を要求し、そうでなけ
れば、S204でクライアントの基本ソフトウエア配信
機能を一時停止処理、即ち基本ソフトウエアの不揮発性
メモリ内での保持が不要であることを通知する。S20
5〜S208は基本ソフトウエアの転送を行なったクラ
イアントに対して、これを転送するマシンを決定する処
理である。S205でCPUが高負荷状態であるかの判
別を行ない、そうでなければ、S206で基本ソフトウ
エアの配信元をローカルマシンと決定して、要求元に通
知する。サーバの負荷が高ければ配信可能な他のマシン
を選定するため、S207で基本ソフトウエアを転送可
能なクライアントを検索する。ここで配信可能なクライ
アントがある場合は、S208で同マシンを配信元とし
て要求元に回答し、配信可能なクライアントがない場合
は、S206でローカルマシンを配信元として、要求元
に回答する。S209〜S216は、サーバの負荷状態
と未起動クライアント数から、以降のクライアントの起
動状況に合わせて、システムとしてクライアントの起
動、即ち基本ソフトウエアのロードが可能な状態を維持
するための処理である。S209で時刻がクライアント
の起動時間帯に当たるかを判定し、そうでなければS2
13において任意のクライアントに対して、クライアン
トの揮発性メモリ内に格納された基本ソフトウエアの廃
棄要求を行なう。これは起動すべきクライアントがない
状態で、クライアント内に基本ソフトウエアのコピーを
保持したまま同クライアントのメモリを圧迫するするこ
とのないようにするためである。またクライアントの起
動時間帯とは、あらかじめ管理者が設定する値であり、
通常の運用結果から判断されるクライアントの起動のピ
ークの時間帯である。クライアントの起動時間帯に当た
る場合は、S210で起動済みクライアント数が”0”
であるかを判定し、”0”であった場合には、今後のサ
ーバの高負荷を予測して、S212において任意のクラ
イアントの電源を遠隔投入する。この遠隔投入の手段
は、一般的なネットワーク経由のクライアント電源の遠
隔投入方式に従う。S211では、未起動クライアント
数が規定値以上であるかの判定を行なう。ここでの規定
値とはS202で述べた規定値と同じ値である。規定値以上
の場合、今後起動すべきクライアントが多く存在し、今
後サーバが高負荷状態になると判断する。S214にお
いて、基本ソフトウエアを転送可能なクライアントの有
無をチェックし、これが存在する場合は、クライアント
の起動の集中にもシステムが耐えうると判断して、初期
処理に移る。S215においてサーバCPUの負荷状態
を判断し、CPUが低負荷状態である場合は、クライア
ントに対して、クライアントの揮発性メモリ内への基本
ソフトウエアの再ロードを要求する。これは他のクライ
アントに対して、基本ソフトウエアを転送可能なクライ
アントを増加させる処理である。S215においてサー
バが高負荷状態の場合には、S216の処理を次のタイ
ミングに繰り越すため、初期処理に戻る。
【0020】図3は本実施の形態における、サーバ用基
本ソフトウエア配信プログラム103の詳細な動作を示
すフローチャートである。S301で、クライアントか
ら基本ソフトウエアの配信要求を受けた場合、S302
において基本ソフトウエアの配信を行なう。
本ソフトウエア配信プログラム103の詳細な動作を示
すフローチャートである。S301で、クライアントか
ら基本ソフトウエアの配信要求を受けた場合、S302
において基本ソフトウエアの配信を行なう。
【0021】図4は本実施の形態における、クライアン
ト用基本ソフトウエア配信プログラム106の詳細な動
作を示すフローチャートである。S401以降の処理
は、S402〜S406での他のクライアントに配信可
能な基本ソフトウエアのコピーがクライアントの揮発性
メモリ112内に存在しない場合に、基本ソフトウエア
を揮発性メモリ112内にロードする処理、S407〜
S412での揮発性メモリ内に存在する基本ソフトウエ
アのコピーのクライアントの負荷状態に応じた廃棄と維
持を行なう処理、からなる。S401において基本ソフ
トウエアのコピーがクライアントの揮発性メモリ内に存
在しない場合、S402でサーバからの基本ソフトウエ
アの再ロード要求の受信を判定し、受信しなかった場合
は、この要求を待つためS402の処理をループする。
基本ソフトウエアの再ロード要求を受信した場合、S4
03〜S406で基本ソフトウエアのロード処理を行な
う。S403でサーバに対して基本ソフトウエアの配信
元決定を要求し、これによって決定した配信元マシン識
別子をS404において取得する。S405で同配信元
マシンに対して、基本ソフトウエアの配信要求を行な
い、S406で配信を受けた基本ソフトウエアを揮発性
メモリ112内に格納する。S401において基本ソフ
トウエアのコピーが揮発性メモリ112内に存在する場
合、またS403〜S406の処理において基本ソフト
ウエアのメモリへの配置を完了した場合、S407にお
いて他のクライアントからの基本ソフトウエアの配信要
求の有無を判定する。基本ソフトウエアの配信要求を受
けた場合、S408において要求元クライアントに対し
て、基本ソフトウエアの配信を行なう。S409で他の
アプリケーションや基本ソフトウエアの処理によって使
用されるメモリ領域の残量が少ないと判定した場合、ま
たはメモリ残量が充分にあった場合でもS410でサー
バのクライアント管理プログラム102より、メモリ内
の基本ソフトウエアのコピー廃棄許可があった場合、S
411において不揮発性メモリ112内の配信用基本ソ
フトウエアを廃棄し、S412において基本ソフトウエ
アの廃棄をサーバのクライアント管理プログラム102
に通知する。基本ソフトウエアロードプログラム111
は、サーバ、または他のクライアントから基本ソフトウ
エア105をロードし、基本ソフトウエアとクライアン
ト用基本ソフトウエアロードプログラムを起動するプロ
グラムである。またサーバからの要求があれば、他のク
ライアントへの配信用に揮発性メモリ内に基本ソフトウ
エアのコピーをする。
ト用基本ソフトウエア配信プログラム106の詳細な動
作を示すフローチャートである。S401以降の処理
は、S402〜S406での他のクライアントに配信可
能な基本ソフトウエアのコピーがクライアントの揮発性
メモリ112内に存在しない場合に、基本ソフトウエア
を揮発性メモリ112内にロードする処理、S407〜
S412での揮発性メモリ内に存在する基本ソフトウエ
アのコピーのクライアントの負荷状態に応じた廃棄と維
持を行なう処理、からなる。S401において基本ソフ
トウエアのコピーがクライアントの揮発性メモリ内に存
在しない場合、S402でサーバからの基本ソフトウエ
アの再ロード要求の受信を判定し、受信しなかった場合
は、この要求を待つためS402の処理をループする。
基本ソフトウエアの再ロード要求を受信した場合、S4
03〜S406で基本ソフトウエアのロード処理を行な
う。S403でサーバに対して基本ソフトウエアの配信
元決定を要求し、これによって決定した配信元マシン識
別子をS404において取得する。S405で同配信元
マシンに対して、基本ソフトウエアの配信要求を行な
い、S406で配信を受けた基本ソフトウエアを揮発性
メモリ112内に格納する。S401において基本ソフ
トウエアのコピーが揮発性メモリ112内に存在する場
合、またS403〜S406の処理において基本ソフト
ウエアのメモリへの配置を完了した場合、S407にお
いて他のクライアントからの基本ソフトウエアの配信要
求の有無を判定する。基本ソフトウエアの配信要求を受
けた場合、S408において要求元クライアントに対し
て、基本ソフトウエアの配信を行なう。S409で他の
アプリケーションや基本ソフトウエアの処理によって使
用されるメモリ領域の残量が少ないと判定した場合、ま
たはメモリ残量が充分にあった場合でもS410でサー
バのクライアント管理プログラム102より、メモリ内
の基本ソフトウエアのコピー廃棄許可があった場合、S
411において不揮発性メモリ112内の配信用基本ソ
フトウエアを廃棄し、S412において基本ソフトウエ
アの廃棄をサーバのクライアント管理プログラム102
に通知する。基本ソフトウエアロードプログラム111
は、サーバ、または他のクライアントから基本ソフトウ
エア105をロードし、基本ソフトウエアとクライアン
ト用基本ソフトウエアロードプログラムを起動するプロ
グラムである。またサーバからの要求があれば、他のク
ライアントへの配信用に揮発性メモリ内に基本ソフトウ
エアのコピーをする。
【0022】図5は本実施形態における、基本ソフトウ
エアロードプログラム111の詳細な動作を示すフロー
チャートである。先ず、S501において、サーバに対
して基本ソフトウエアの配信元決定を要求する。S50
2においてロードした基本ソフトウエアの保持の必要性
の有無をサーバから取得する。S503において基本ソ
フトウエアの配信元となるマシンの識別子を取得し、S
504において同マシンの基本ソフトウエア配信プログ
ラムに対して、基本ソフトウエアの配信要求を行なう。
S505において、受信した基本ソフトウエアを揮発性
メモリ112の実行領域に格納する。S506で、S5
02での基本ソフトウエアの配信用保持命令の有無を判
定し、指示がない場合には、S508で基本ソフトウエ
アを起動し、S509でクライアント用基本ソフトウエ
ア配信プログラム106を起動する。またS502で基
本ソフトウエアの保持命令を受けた場合は、S507に
おいて基本ソフトウエアを、揮発性メモリ内でコピーす
る
エアロードプログラム111の詳細な動作を示すフロー
チャートである。先ず、S501において、サーバに対
して基本ソフトウエアの配信元決定を要求する。S50
2においてロードした基本ソフトウエアの保持の必要性
の有無をサーバから取得する。S503において基本ソ
フトウエアの配信元となるマシンの識別子を取得し、S
504において同マシンの基本ソフトウエア配信プログ
ラムに対して、基本ソフトウエアの配信要求を行なう。
S505において、受信した基本ソフトウエアを揮発性
メモリ112の実行領域に格納する。S506で、S5
02での基本ソフトウエアの配信用保持命令の有無を判
定し、指示がない場合には、S508で基本ソフトウエ
アを起動し、S509でクライアント用基本ソフトウエ
ア配信プログラム106を起動する。またS502で基
本ソフトウエアの保持命令を受けた場合は、S507に
おいて基本ソフトウエアを、揮発性メモリ内でコピーす
る
【0023】実施の形態2.次に、本発明の第2の実施
形態について、図6乃至図9に基づいて説明する。図6
は本実施形態におけるシステム構成を示す図である。図
において、601はサーバ、602はサーバ上で実行さ
れるサーバ用基本ソフトウエア配信プログラム、603
はサーバに接続した不揮発性メモリ、604は不揮発性
メモリに格納されてクライアントで動作するクライアン
ト用基本ソフトウエア、605はクライアント用基本ソ
フトウエア604内に実装しクライアントで動作するク
ライアント用基本ソフトウエア配信プログラムを示す。
606〜608はクライアントを示し、これらサーバと
クライアントは全て609ネットワークを介して接続さ
れている。610はクライアントの不揮発性メモリ内に
格納した基本ソフトウエアロードプログラム、611は
クライアント用基本ソフトウエアを格納、実行する揮発
性メモリを示す。全てのクライアントは同様に基本ソフ
トウエアロードプログラムと揮発性メモリを有する。ク
ライアントは起動時、不揮発性メモリ内に格納された基
本ソフトウエアロードプログラム610を実行し、ネッ
トワーク上でクライアント用基本プログラム604を配
信可能なクライアント、またはサーバを検索して、クラ
イアント用基本ソフトウエアをロード、揮発性メモリ内
に格納する。クライアントの基本ソフトウエアロードプ
ログラム610は、揮発性メモリ内の基本ソフトウエア
のコピーを同揮発性メモリ内に作成し、クライアント用
基本ソフトウエア604と基本ソフトウエア内に含むク
ライアント用基本ソフトウエア配信プログラム605を
起動する。サーバ用基本ソフトウエア配信プログラム6
02は、クライアントからの基本ソフトウエア配信要求
に対して、不揮発性メモリから読み出した基本ソフトウ
エアを要求元に対して転送する。
形態について、図6乃至図9に基づいて説明する。図6
は本実施形態におけるシステム構成を示す図である。図
において、601はサーバ、602はサーバ上で実行さ
れるサーバ用基本ソフトウエア配信プログラム、603
はサーバに接続した不揮発性メモリ、604は不揮発性
メモリに格納されてクライアントで動作するクライアン
ト用基本ソフトウエア、605はクライアント用基本ソ
フトウエア604内に実装しクライアントで動作するク
ライアント用基本ソフトウエア配信プログラムを示す。
606〜608はクライアントを示し、これらサーバと
クライアントは全て609ネットワークを介して接続さ
れている。610はクライアントの不揮発性メモリ内に
格納した基本ソフトウエアロードプログラム、611は
クライアント用基本ソフトウエアを格納、実行する揮発
性メモリを示す。全てのクライアントは同様に基本ソフ
トウエアロードプログラムと揮発性メモリを有する。ク
ライアントは起動時、不揮発性メモリ内に格納された基
本ソフトウエアロードプログラム610を実行し、ネッ
トワーク上でクライアント用基本プログラム604を配
信可能なクライアント、またはサーバを検索して、クラ
イアント用基本ソフトウエアをロード、揮発性メモリ内
に格納する。クライアントの基本ソフトウエアロードプ
ログラム610は、揮発性メモリ内の基本ソフトウエア
のコピーを同揮発性メモリ内に作成し、クライアント用
基本ソフトウエア604と基本ソフトウエア内に含むク
ライアント用基本ソフトウエア配信プログラム605を
起動する。サーバ用基本ソフトウエア配信プログラム6
02は、クライアントからの基本ソフトウエア配信要求
に対して、不揮発性メモリから読み出した基本ソフトウ
エアを要求元に対して転送する。
【0024】図7は、本実施形態におけるサーバ用基本
ソフトウエア配信プログラム602の詳細な動作を示す
フローチャートである。S701において、起動するク
ライアントの基本ソフトウエアロードプログラム610
から基本ソフトウエア配信可能かの問い合わせを待つ。
問い合わせを受けた場合、S702において、基本ソフ
トウエア配信可能をクライアントに通知する。S703
で基本ソフトウエアの配信要求を実際に受けたかの判定
を行なう。要求を受けた場合は、S704において要求
元クライアントの基本ソフトウエアロードプログラム6
10にクライアント用基本ソフトウエアを配信する。S
703で基本ソフトウエア配信要求を受けなかった場合
は、要求元が他のクライアントを選択して基本ソフトウ
エアをロードしたことを示す。
ソフトウエア配信プログラム602の詳細な動作を示す
フローチャートである。S701において、起動するク
ライアントの基本ソフトウエアロードプログラム610
から基本ソフトウエア配信可能かの問い合わせを待つ。
問い合わせを受けた場合、S702において、基本ソフ
トウエア配信可能をクライアントに通知する。S703
で基本ソフトウエアの配信要求を実際に受けたかの判定
を行なう。要求を受けた場合は、S704において要求
元クライアントの基本ソフトウエアロードプログラム6
10にクライアント用基本ソフトウエアを配信する。S
703で基本ソフトウエア配信要求を受けなかった場合
は、要求元が他のクライアントを選択して基本ソフトウ
エアをロードしたことを示す。
【0025】図8は、本実施形態におけるクライアント
用基本ソフトウエア配信プログラム605の詳細な動作
を示すフローチャートである。S801において、起動
するクライアントの基本ソフトウエアロードプログラム
610から基本ソフトウエア配信可能かの問い合わせの
有無を判定する。問い合わせを受けた場合、S802に
おいて、基本ソフトウエア配信可能を要求元クライアン
トに通知する。S803で基本ソフトウエアの配信要求
を実際に受けたかの判定を行なう。要求を受けた場合
は、S804において要求元クライアントの基本ソフト
ウエアロードプログラム610に基本ソフトウエアを配
信する。S803で基本ソフトウエア配信要求を受けな
かった場合は、要求元が他のクライアントを選択して基
本ソフトウエアをロードしたことを示す。またS805
において他のアプリケーションや基本ソフトウエアの処
理によって使用されるメモリ領域の残量が少ないと判定
した場合、S806で配信用基本ソフトウエアを揮発性
メモリから廃棄する。S806処理を行なったクライア
ントは以降、他のクライアントへの基本ソフトウエアの
配信が不可能になるため、同プログラムの処理を終了す
る。
用基本ソフトウエア配信プログラム605の詳細な動作
を示すフローチャートである。S801において、起動
するクライアントの基本ソフトウエアロードプログラム
610から基本ソフトウエア配信可能かの問い合わせの
有無を判定する。問い合わせを受けた場合、S802に
おいて、基本ソフトウエア配信可能を要求元クライアン
トに通知する。S803で基本ソフトウエアの配信要求
を実際に受けたかの判定を行なう。要求を受けた場合
は、S804において要求元クライアントの基本ソフト
ウエアロードプログラム610に基本ソフトウエアを配
信する。S803で基本ソフトウエア配信要求を受けな
かった場合は、要求元が他のクライアントを選択して基
本ソフトウエアをロードしたことを示す。またS805
において他のアプリケーションや基本ソフトウエアの処
理によって使用されるメモリ領域の残量が少ないと判定
した場合、S806で配信用基本ソフトウエアを揮発性
メモリから廃棄する。S806処理を行なったクライア
ントは以降、他のクライアントへの基本ソフトウエアの
配信が不可能になるため、同プログラムの処理を終了す
る。
【0026】図9は本実施形態における基本ソフトウエ
アロードプログラム610の詳細な動作を示すフローチ
ャートである。S901において、ネットワークにブロ
ードキャストで基本ソフトウエアを配信可能なマシンを
問い合わせる。S902でS901の問い合わせに応答
があったマシンのうち、クライアントを優先的に選択し
て、実際に配信を受けるマシンを決定する。もしサーバ
のみが配信可能な場合は、サーバを配信元として選択す
る。S903で選択したマシンに対して、基本ソフトウ
エアの配信要求を行なう。S904で配信元から基本ソ
フトウエアを受信して揮発性メモリ611内の実行領域
に配置する。S905において揮発性メモリ上で、他ク
ライアントへの配信用として基本ソフトウエアのコピー
を作成する。S906において揮発性メモリ内の実行領
域の基本ソフトウエアを起動し、S907でクライアン
ト用基本ソフトウエア配信プログラム605を起動す
る。
アロードプログラム610の詳細な動作を示すフローチ
ャートである。S901において、ネットワークにブロ
ードキャストで基本ソフトウエアを配信可能なマシンを
問い合わせる。S902でS901の問い合わせに応答
があったマシンのうち、クライアントを優先的に選択し
て、実際に配信を受けるマシンを決定する。もしサーバ
のみが配信可能な場合は、サーバを配信元として選択す
る。S903で選択したマシンに対して、基本ソフトウ
エアの配信要求を行なう。S904で配信元から基本ソ
フトウエアを受信して揮発性メモリ611内の実行領域
に配置する。S905において揮発性メモリ上で、他ク
ライアントへの配信用として基本ソフトウエアのコピー
を作成する。S906において揮発性メモリ内の実行領
域の基本ソフトウエアを起動し、S907でクライアン
ト用基本ソフトウエア配信プログラム605を起動す
る。
【0027】
【発明の効果】第1の発明によれば、サーバ計算機は、
クライアント計算機上で動作する基本ソフトウエアを記
憶装置内に保持し、クライアント計算機からの基本ソフ
トウエアロード要求に対して、該基本ソフトウエアをク
ライアント計算機に送付する伝送手段を備え、クライア
ント計算機は、起動時に基本ソフトウエアを保持してい
るサーバ計算機またはクライアント計算機を検出し、該
計算機からクライアント計算機の記憶装置に上記基本ソ
フトウエアをロードする基本ソフトウエアロード手段を
備え、ロードされた基本ソフトウエアの実行により、他
のクライアント計算機からの基本ソフトウエアロード要
求に対して該基本ソフトウエアの送信の可否を通知する
とともに、基本ソフトウエアを他のクライアント計算機
に送信する配信処理を実行し、起動されたクライアント
計算機が、サーバ計算機および既に起動済みのクライア
ント計算機のいずれの計算機からも基本ソフトウエアを
ロードしてブート処理することを可能にしたので、ディ
スクレス計算機の起動がある一定のタイミングに集中し
ても、サーバ計算機のCPUの負荷を増大させることな
く、大量のクライアント計算機を起動することができる
という効果がある。
クライアント計算機上で動作する基本ソフトウエアを記
憶装置内に保持し、クライアント計算機からの基本ソフ
トウエアロード要求に対して、該基本ソフトウエアをク
ライアント計算機に送付する伝送手段を備え、クライア
ント計算機は、起動時に基本ソフトウエアを保持してい
るサーバ計算機またはクライアント計算機を検出し、該
計算機からクライアント計算機の記憶装置に上記基本ソ
フトウエアをロードする基本ソフトウエアロード手段を
備え、ロードされた基本ソフトウエアの実行により、他
のクライアント計算機からの基本ソフトウエアロード要
求に対して該基本ソフトウエアの送信の可否を通知する
とともに、基本ソフトウエアを他のクライアント計算機
に送信する配信処理を実行し、起動されたクライアント
計算機が、サーバ計算機および既に起動済みのクライア
ント計算機のいずれの計算機からも基本ソフトウエアを
ロードしてブート処理することを可能にしたので、ディ
スクレス計算機の起動がある一定のタイミングに集中し
ても、サーバ計算機のCPUの負荷を増大させることな
く、大量のクライアント計算機を起動することができる
という効果がある。
【0028】第2の発明によれば、記憶装置上に保持し
た基本ソフトウエアを任意の時点で消去することができ
るプログラム消去手段を備え、他のクライアント計算機
への配信用にクライアント計算機の記憶装置内に格納し
た基本ソフトウエアが圧迫するメモリ領域を解放するよ
うにしたので、クライアント計算機のメモリ負荷をユー
ザが意識することなく、ディスクレス計算機の起動があ
る一定のタイミングに集中しても、サーバ計算機のCP
Uの負荷を増大させることなく、大量のクライアント計
算機を起動することができるという効果がある。
た基本ソフトウエアを任意の時点で消去することができ
るプログラム消去手段を備え、他のクライアント計算機
への配信用にクライアント計算機の記憶装置内に格納し
た基本ソフトウエアが圧迫するメモリ領域を解放するよ
うにしたので、クライアント計算機のメモリ負荷をユー
ザが意識することなく、ディスクレス計算機の起動があ
る一定のタイミングに集中しても、サーバ計算機のCP
Uの負荷を増大させることなく、大量のクライアント計
算機を起動することができるという効果がある。
【0029】第3の発明によれば、クライアント計算機
にロードしている最中に、当該クライアント計算機の停
止要求命令を受信した時は、基本ソフトウエアの送信が
完了するまで該クライアント計算機の停止を遅延させる
ための遅延手段を備えるようにしたので、ユーザからの
クライアント停止要求に関わらず、ディスクレス計算機
の起動がある一定のタイミングに集中しても、サーバ計
算機のCPUの負荷を増大させることなく、大量のクラ
イアント計算機を起動することができるという効果があ
る。
にロードしている最中に、当該クライアント計算機の停
止要求命令を受信した時は、基本ソフトウエアの送信が
完了するまで該クライアント計算機の停止を遅延させる
ための遅延手段を備えるようにしたので、ユーザからの
クライアント停止要求に関わらず、ディスクレス計算機
の起動がある一定のタイミングに集中しても、サーバ計
算機のCPUの負荷を増大させることなく、大量のクラ
イアント計算機を起動することができるという効果があ
る。
【0030】第4の発明によれば、サーバ計算機は、ク
ライアント計算機上で動作する基本ソフトウエアを記憶
装置内に保持し、クライアント計算機からの基本ソフト
ウエアロード要求に対して、該基本ソフトウエアをクラ
イアント計算機に送付する伝送手段と、クライアント計
算機からの基本ソフトウエアのロード要求に対し、クラ
イアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態管理テー
ブルに基づいて基本ソフトウエアの送信に適したクライ
アントを決定し、該情報を要求元のクライアント計算機
に通知する通知手段を備え、クライアント計算機は、起
動時に基本ソフトウエアを保持するサーバ計算機に対し
てロード要求を行ない、サーバ計算機が決定した基本ソ
フトウエアロード元計算機から基本ソフトウエアをロー
ドする基本ソフトウエアロード手段と、上記ロードされ
た基本ソフトウエアの実行により、他のクライアント計
算機からの基本ソフトウエアロード要求に対して該基本
ソフトウエアを他のクライアント計算機に送信する配信
処理を実行し、起動されたクライアント計算機が、サー
バ計算機および既に起動済みのクライアント計算機のい
ずれの計算機からも基本ソフトウエアをロードしてブー
ト処理できるようにしたので、ディスクレス計算機の起
動があるタイミングに集中しても、サーバ計算機のCP
Uの負荷を増大させることなく、大量のクライアント計
算機を起動することが可能になる。
ライアント計算機上で動作する基本ソフトウエアを記憶
装置内に保持し、クライアント計算機からの基本ソフト
ウエアロード要求に対して、該基本ソフトウエアをクラ
イアント計算機に送付する伝送手段と、クライアント計
算機からの基本ソフトウエアのロード要求に対し、クラ
イアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態管理テー
ブルに基づいて基本ソフトウエアの送信に適したクライ
アントを決定し、該情報を要求元のクライアント計算機
に通知する通知手段を備え、クライアント計算機は、起
動時に基本ソフトウエアを保持するサーバ計算機に対し
てロード要求を行ない、サーバ計算機が決定した基本ソ
フトウエアロード元計算機から基本ソフトウエアをロー
ドする基本ソフトウエアロード手段と、上記ロードされ
た基本ソフトウエアの実行により、他のクライアント計
算機からの基本ソフトウエアロード要求に対して該基本
ソフトウエアを他のクライアント計算機に送信する配信
処理を実行し、起動されたクライアント計算機が、サー
バ計算機および既に起動済みのクライアント計算機のい
ずれの計算機からも基本ソフトウエアをロードしてブー
ト処理できるようにしたので、ディスクレス計算機の起
動があるタイミングに集中しても、サーバ計算機のCP
Uの負荷を増大させることなく、大量のクライアント計
算機を起動することが可能になる。
【0031】第5の発明によれば、クライアント計算機
は、記憶装置上に保持した基本ソフトウエアを任意の時
点で消去することのできるプログラム消去手段と、基本
ソフトウエアを消去したことをサーバ計算機に伝えるた
めの伝達手段を備え、サーバ計算機は、クライアント計
算機からの基本ソフトウエアのロード要求に対し、基本
ソフトウエアの送信元の計算機を決定するために使用す
るクライアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態管
理テーブルを、クライアントからの基本ソフトウエアの
消去通知に基づいて更新するテーブル更新手段を備える
ようにしたので、他のクライアントへの配信用にクライ
アントの記憶装置内に格納した基本ソフトウエアが圧迫
するメモリ領域を解放し、クライアントのメモリ負荷を
ユーザが意識することなく、ディスクレス計算機の起動
があるタイミングに集中してもサーバのCPUの負荷を
増大させることなく、大量のクライアント計算機を起動
することが可能になるという効果がある。
は、記憶装置上に保持した基本ソフトウエアを任意の時
点で消去することのできるプログラム消去手段と、基本
ソフトウエアを消去したことをサーバ計算機に伝えるた
めの伝達手段を備え、サーバ計算機は、クライアント計
算機からの基本ソフトウエアのロード要求に対し、基本
ソフトウエアの送信元の計算機を決定するために使用す
るクライアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態管
理テーブルを、クライアントからの基本ソフトウエアの
消去通知に基づいて更新するテーブル更新手段を備える
ようにしたので、他のクライアントへの配信用にクライ
アントの記憶装置内に格納した基本ソフトウエアが圧迫
するメモリ領域を解放し、クライアントのメモリ負荷を
ユーザが意識することなく、ディスクレス計算機の起動
があるタイミングに集中してもサーバのCPUの負荷を
増大させることなく、大量のクライアント計算機を起動
することが可能になるという効果がある。
【0032】第6の発明によれば、サーバ計算機が、ク
ライアントから基本ソフトウエア起動完了通知を受けと
り、該通知を元に生成するクライアントが起動済みであ
ることを管理するテーブルと、上記管理テーブルとクラ
イアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態管理テー
ブルに基づいて、基本ソフトウエアを保持しているクラ
イアント計算機に対して、記憶装置からの基本ソフトウ
エアの消去要求を行なう消去要求手段を備え、クライア
ント計算機は、サーバ計算機による基本ソフトウエア消
去要求に対して該基本ソフトウエアを消去し、サーバ計
算機に対して消去の完了を通知する消去完了通知手段を
備えるようにしたので、他のクライアントへの配信用に
クライアントの記憶装置内に格納した基本ソフトウエア
が圧迫するメモリ領域を解放し、クライアントのメモリ
負荷をユーザが意識することなく、ディスクレス計算機
の起動があるタイミングに集中しても、サーバのCPU
の負荷を増大させることなく、大量のクライアント計算
機を起動することができるという効果がある。
ライアントから基本ソフトウエア起動完了通知を受けと
り、該通知を元に生成するクライアントが起動済みであ
ることを管理するテーブルと、上記管理テーブルとクラ
イアント計算機の基本ソフトウエアの保持状態管理テー
ブルに基づいて、基本ソフトウエアを保持しているクラ
イアント計算機に対して、記憶装置からの基本ソフトウ
エアの消去要求を行なう消去要求手段を備え、クライア
ント計算機は、サーバ計算機による基本ソフトウエア消
去要求に対して該基本ソフトウエアを消去し、サーバ計
算機に対して消去の完了を通知する消去完了通知手段を
備えるようにしたので、他のクライアントへの配信用に
クライアントの記憶装置内に格納した基本ソフトウエア
が圧迫するメモリ領域を解放し、クライアントのメモリ
負荷をユーザが意識することなく、ディスクレス計算機
の起動があるタイミングに集中しても、サーバのCPU
の負荷を増大させることなく、大量のクライアント計算
機を起動することができるという効果がある。
【0033】第7の発明によれば、サーバ計算機は、ク
ライアント計算機が起動済みであることを管理するテー
ブルとクライアント計算機の基本ソフトウエアの保持状
態管理テーブルに基づいて、基本ソフトウエアを実行中
でかつ基本ソフトウエアを保持していないクライアント
計算機に対して、該クライアント計算機の記憶装置に基
本ソフトウエアのロード要求を行なう基本ソフトウエア
のロード要求手段を備え、クライアント計算機は、サー
バ計算機による記憶装置への基本ソフトウエアロード要
求に対してロード処理を実行した後、該ロード処理が完
了したことをサーバ計算機に対して通知する通知手段を
備えるようにしたので、クライアントのメモリの高負荷
状態により配信可能な基本ソフトウエアを廃棄したとし
ても、大量クライアントの起動によるサーバCPU負荷
の増大が予測される場合に、ディスクレス計算機の起動
があるタイミングに集中しても、サーバのCPUの負荷
を増大させることなく、大量のクライアント計算機を起
動することが可能になる。
ライアント計算機が起動済みであることを管理するテー
ブルとクライアント計算機の基本ソフトウエアの保持状
態管理テーブルに基づいて、基本ソフトウエアを実行中
でかつ基本ソフトウエアを保持していないクライアント
計算機に対して、該クライアント計算機の記憶装置に基
本ソフトウエアのロード要求を行なう基本ソフトウエア
のロード要求手段を備え、クライアント計算機は、サー
バ計算機による記憶装置への基本ソフトウエアロード要
求に対してロード処理を実行した後、該ロード処理が完
了したことをサーバ計算機に対して通知する通知手段を
備えるようにしたので、クライアントのメモリの高負荷
状態により配信可能な基本ソフトウエアを廃棄したとし
ても、大量クライアントの起動によるサーバCPU負荷
の増大が予測される場合に、ディスクレス計算機の起動
があるタイミングに集中しても、サーバのCPUの負荷
を増大させることなく、大量のクライアント計算機を起
動することが可能になる。
【0034】第8の発明によれば、サーバ計算機は、未
起動状態にあるクライアントに対して起動要求を行なう
起動要求手段を備えたので、他のクライアントに基本ソ
フトウエアを配信可能なクライアントが全く起動されて
いなくとも、大量クライアントの起動によるサーバCP
U負荷の増大が予測される場合には、ディスクレス計算
機の起動があるタイミングに集中しても、サーバ計算機
のCPUの負荷を増大させることなく、大量のクライア
ント計算機を起動することが可能になる。
起動状態にあるクライアントに対して起動要求を行なう
起動要求手段を備えたので、他のクライアントに基本ソ
フトウエアを配信可能なクライアントが全く起動されて
いなくとも、大量クライアントの起動によるサーバCP
U負荷の増大が予測される場合には、ディスクレス計算
機の起動があるタイミングに集中しても、サーバ計算機
のCPUの負荷を増大させることなく、大量のクライア
ント計算機を起動することが可能になる。
【0035】第9の発明によれば、サーバ計算機はクラ
イアント計算機から基本ソフトウエア起動完了通知を受
け取り、該通知に基づいて生成されたクライアント計算
機の起動未起動状態を管理する管理テーブルと、クライ
アント計算機の基本ソフトウエア保持状態管理テーブル
から基本ソフトウエアのロード要求を行ったクライアン
ト計算機に対して基本ソフトウエアを保持することが不
要である旨を通知する通知手段を備え、クライアント計
算機は基本ソフトウエアのロード要求後、サーバ計算機
から基本ソフトウエアを保持する必要のないことを通知
された場合、基本ソフトウエアのコピーを記憶装置内に
保持することなく基本ソフトウエアを起動する基本ソフ
トウエア起動手段を備えるようにしたので、クライアン
ト計算機のメモリ負荷をユーザが意識することなく、デ
ィスクレス計算機の起動があるタイミングに集中して
も、サーバのCPUの負荷を増大させることなく、大量
のクライアント計算機を起動することができるという効
果がある。
イアント計算機から基本ソフトウエア起動完了通知を受
け取り、該通知に基づいて生成されたクライアント計算
機の起動未起動状態を管理する管理テーブルと、クライ
アント計算機の基本ソフトウエア保持状態管理テーブル
から基本ソフトウエアのロード要求を行ったクライアン
ト計算機に対して基本ソフトウエアを保持することが不
要である旨を通知する通知手段を備え、クライアント計
算機は基本ソフトウエアのロード要求後、サーバ計算機
から基本ソフトウエアを保持する必要のないことを通知
された場合、基本ソフトウエアのコピーを記憶装置内に
保持することなく基本ソフトウエアを起動する基本ソフ
トウエア起動手段を備えるようにしたので、クライアン
ト計算機のメモリ負荷をユーザが意識することなく、デ
ィスクレス計算機の起動があるタイミングに集中して
も、サーバのCPUの負荷を増大させることなく、大量
のクライアント計算機を起動することができるという効
果がある。
【0036】第10の発明によれば、クライアント計算
機が、記憶装置内に保持した基本ソフトウエアを他のク
ライアント計算機にロードしている最中に、当該クライ
アント計算機の停止要求があった場合に、基本ソフトウ
エアの送信が完了するまで該計算機の停止を遅延させる
遅延停止手段を備えるようにしたので、ユーザからのク
ライアント計算機停止要求に拘わらず、ディスクレス計
算機の起動があるタイミングに集中しても、サーバ計算
機のCPUの負荷を増大させることなく、大量のクライ
アント計算機を起動することができるという効果があ
る。
機が、記憶装置内に保持した基本ソフトウエアを他のク
ライアント計算機にロードしている最中に、当該クライ
アント計算機の停止要求があった場合に、基本ソフトウ
エアの送信が完了するまで該計算機の停止を遅延させる
遅延停止手段を備えるようにしたので、ユーザからのク
ライアント計算機停止要求に拘わらず、ディスクレス計
算機の起動があるタイミングに集中しても、サーバ計算
機のCPUの負荷を増大させることなく、大量のクライ
アント計算機を起動することができるという効果があ
る。
【図1】 本発明の第1の実施形態を示すシステムの構
成図である。
成図である。
【図2】 第1の実施形態におけるクライアント管理プ
ログラムのフローチャート図である。
ログラムのフローチャート図である。
【図3】 第1の実施形態におけるサーバ用基本ソフト
ウエア配信プログラムのフローチャートである。
ウエア配信プログラムのフローチャートである。
【図4】 第1の実施形態におけるクライアント用基本
ソフトウエア配信プログラムのフローチャート図であ
る。
ソフトウエア配信プログラムのフローチャート図であ
る。
【図5】 第1の実施形態における基本ソフトウエアロ
ードプログラムのフローチャート図である。
ードプログラムのフローチャート図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態を示すシステムの構
成図である。
成図である。
【図7】 第2の実施形態におけるサーバ用基本ソフト
ウエア配信プログラムのフローチャート図である。
ウエア配信プログラムのフローチャート図である。
【図8】 第2の実施形態におけるクライアント用基本
ソフトウエア配信プログラムのフローチャート図であ
る。
ソフトウエア配信プログラムのフローチャート図であ
る。
【図9】 第2の実施形態における基本ソフトウエアロ
ードプログラムのフローチャート図である。
ードプログラムのフローチャート図である。
101 サーバ、102 クライアント管理プログラ
ム、103 サーバ用基本ソフトウエア配信プログラ
ム、104 不揮発性メモリ、105 クライアント用基
本ソフトウエア、106 クライアント用基本ソフトウ
エア配信プログラム、107〜109 クライアント、
110 ネットワーク、 111 基本ソフトウエアロー
ドプログラム、112 揮発性メモリ、601 サーバ、
602 サーバ用基本ソフトウエア配信プログラム、6
03 不揮発性メモリ、604 クライアント用基本ソフ
トウエア、605 クライアント用基本ソフトウエア配
信プログラム、606〜608 クライアント、609
ネットワーク、610 基本ソフトウエアロードプログ
ラム、611 揮発性メモリ。
ム、103 サーバ用基本ソフトウエア配信プログラ
ム、104 不揮発性メモリ、105 クライアント用基
本ソフトウエア、106 クライアント用基本ソフトウ
エア配信プログラム、107〜109 クライアント、
110 ネットワーク、 111 基本ソフトウエアロー
ドプログラム、112 揮発性メモリ、601 サーバ、
602 サーバ用基本ソフトウエア配信プログラム、6
03 不揮発性メモリ、604 クライアント用基本ソフ
トウエア、605 クライアント用基本ソフトウエア配
信プログラム、606〜608 クライアント、609
ネットワーク、610 基本ソフトウエアロードプログ
ラム、611 揮発性メモリ。
Claims (10)
- 【請求項1】 クライアント計算機とサーバ計算機がネ
ットワークを介して接続されたクライアント・サーバシ
ステムにおいて、 サーバ計算機は、クライアント計算機上で動作する基本
ソフトウエアを記憶装置内に保持し、クライアント計算
機からの基本ソフトウエアロード要求に対して、該基本
ソフトウエアをクライアント計算機に送付する伝送手段
を備え、 クライアント計算機は、起動時に基本ソフトウエアを保
持しているサーバ計算機またはクライアント計算機を検
出し、該計算機からクライアント計算機の記憶装置に上
記基本ソフトウエアをロードする基本ソフトウエアロー
ド手段を備え、 上記ロードされた基本ソフトウエアの実行により、他の
クライアント計算機からの基本ソフトウエアロード要求
に対して該基本ソフトウエアの送信の可否を通知すると
ともに、基本ソフトウエアを他のクライアント計算機に
送信する配信処理を実行し、起動されたクライアント計
算機が、サーバ計算機および既に起動済みのクライアン
ト計算機のいずれの計算機からも基本ソフトウエアをロ
ードしてブート処理することを可能にしたことを特徴と
する基本ソフトウエアロード方式。 - 【請求項2】 上記クライアント計算機は、記憶装置上
に保持した基本ソフトウエアを任意の時点で消去するこ
とができるプログラム消去手段を備えたことを特徴とす
る請求項1記載の基本ソフトウエアロード方式。 - 【請求項3】 上記クライアント計算機は、記憶装置上
に保持した基本ソフトウエアを他のクライアント計算機
にロードしている最中に、該クライアント計算機の停止
要求命令を受信した時は、基本ソフトウエアの送信が完
了するまで、該クライアント計算機の停止を遅延させる
ための遅延手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
の基本ソフトウエアロード方式。 - 【請求項4】 クライアント計算機とサーバ計算機がネ
ットワークを介して接続されたクライアント・サーバシ
ステムにおいて、 サーバ計算機は、クライアント計算機上で動作する基本
ソフトウエアを記憶装置内に保持し、クライアント計算
機からの基本ソフトウエアロード要求に対して、該基本
ソフトウエアをクライアント計算機に送付する伝送手段
と、 クライアント計算機からの基本ソフトウエアのロード要
求に対し、クライアント計算機の基本ソフトウエアの保
持状態管理テーブルに基づいて基本ソフトウエアの送信
に適したクライアントを決定し、該情報を要求元のクラ
イアント計算機に通知する通知手段を備え、 クライアント計算機は、起動時に基本ソフトウエアを保
持するサーバ計算機に対してロード要求を行ない、サー
バ計算機が決定した基本ソフトウエアロード元計算機か
ら基本ソフトウエアをロードする基本ソフトウエアロー
ド手段と、 上記ロードされた基本ソフトウエアの実行により、他の
クライアント計算機からの基本ソフトウエアロード要求
に対して該基本ソフトウエアを他のクライアント計算機
に送信する配信処理を実行し、起動されたクライアント
計算機が、サーバ計算機および既に起動済みのクライア
ント計算機のいずれの計算機からも基本ソフトウエアを
ロードしてブート処理することを可能にしたことを特徴
とする基本ソフトウエアロード方式。 - 【請求項5】 クライアント計算機は、記憶装置上に保
持した基本ソフトウエアを任意の時点で消去することの
できるプログラム消去手段と、 基本ソフトウエアを消去したことをサーバ計算機に伝え
るための伝達手段を備え、 サーバ計算機は、クライアント計算機からの基本ソフト
ウエアのロード要求に対し、基本ソフトウエアの送信元
の計算機を決定するために使用するクライアント計算機
の基本ソフトウエアの保持状態管理テーブルを、クライ
アントからの基本ソフトウエアの消去通知に基づいて更
新するテーブル更新手段を備えたことを特徴とする請求
項4記載の基本ソフトウエアロード方式。 - 【請求項6】 サーバ計算機は、クライアントから基本
ソフトウエア起動完了通知を受けとり、該通知を元に生
成するクライアントが起動済みであることを管理するテ
ーブルと、 上記管理テーブルとクライアント計算機の基本ソフトウ
エアの保持状態管理テーブルに基づいて、基本ソフトウ
エアを保持しているクライアント計算機に対して、記憶
装置からの基本ソフトウエアの消去要求を行なう消去要
求手段を備え、 クライアント計算機は、サーバ計算機による基本ソフト
ウエア消去要求に対して該基本ソフトウエアを消去し、
サーバ計算機に対して消去の完了を通知する消去完了通
知手段を備えるようにしたことを特徴とする請求項4、
または請求項5記載の基本ソフトウエアロード方式。 - 【請求項7】 サーバ計算機は、クライアント計算機が
起動済みであることを管理するテーブルとクライアント
計算機の基本ソフトウエアの保持状態管理テーブルに基
づいて、基本ソフトウエアを実行中でかつ基本ソフトウ
エアを保持していないクライアント計算機に対して、該
クライアント計算機の記憶装置に基本ソフトウエアのロ
ード要求を行なう基本ソフトウエアのロード要求手段を
備え、 クライアント計算機は、サーバ計算機による記憶装置へ
の基本ソフトウエアロード要求に対してロード処理を実
行した後、該ロード処理が完了したことをサーバ計算機
に対して通知する通知手段を備えたことを特徴とする請
求項4乃至請求項6のいずれかに記載の基本ソフトウエ
アロード方式。 - 【請求項8】 サーバ計算機は、未起動状態にあるクラ
イアントに対して起動要求を行なう起動要求手段を備え
たことを特徴とする請求項4記載の基本ソフトウエアロ
ード方式。 - 【請求項9】 サーバ計算機はクライアント計算機から
基本ソフトウエア起動完了通知を受け取り、該通知に基
づいて生成されたクライアント計算機の起動未起動状態
を管理する管理テーブルと、クライアント計算機の基本
ソフトウエア保持状態管理テーブルから基本ソフトウエ
アのロード要求を行ったクライアント計算機に対して基
本ソフトウエアを保持することが不要である旨を通知す
る通知手段を備え、 クライアント計算機は基本ソフトウエアのロード要求
後、サーバ計算機から基本ソフトウエアを保持する必要
のないことを通知された場合、基本ソフトウエアのコピ
ーを記憶装置内に保持することなく基本ソフトウエアを
起動する基本ソフトウエア起動手段を備えたことを特徴
とする請求項4記載の基本ソフトウエアロード方式。 - 【請求項10】 クライアント計算機が、記憶装置内に
保持した基本ソフトウエアを他のクライアント計算機に
ロードしている最中に、当該クライアント計算機の停止
要求があった場合に、基本ソフトウエアの送信が完了す
るまで該計算機の停止を遅延させる遅延停止手段を備え
たこと、を特徴とする請求項4記載の基本ソフトウエア
ロード方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31307097A JPH11143717A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 基本ソフトウエアロード方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31307097A JPH11143717A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 基本ソフトウエアロード方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11143717A true JPH11143717A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18036845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31307097A Pending JPH11143717A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 基本ソフトウエアロード方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11143717A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001067229A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Nec Corp | 情報処理装置起動方式 |
JP2001092641A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-06 | Nec Corp | ソフトウェアインストールシステム |
JP2001216150A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Bandai Co Ltd | 通信システム及びサーバ端末並びにサーバ及び課金システム |
JP2007087142A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Denso Wave Inc | ソフトウェア更新システム |
JP2011248915A (ja) * | 2011-07-20 | 2011-12-08 | Denso Wave Inc | ソフトウェア更新システム |
JP2012216021A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Nec Corp | ネットブートシステム、クライアント端末、負荷低減方法、及び負荷低減プログラム |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31307097A patent/JPH11143717A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001067229A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-16 | Nec Corp | 情報処理装置起動方式 |
JP2001092641A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-06 | Nec Corp | ソフトウェアインストールシステム |
JP2001216150A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Bandai Co Ltd | 通信システム及びサーバ端末並びにサーバ及び課金システム |
JP2007087142A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Denso Wave Inc | ソフトウェア更新システム |
JP2012216021A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Nec Corp | ネットブートシステム、クライアント端末、負荷低減方法、及び負荷低減プログラム |
JP2011248915A (ja) * | 2011-07-20 | 2011-12-08 | Denso Wave Inc | ソフトウェア更新システム |
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