JPH11142957A - カメラ安定台 - Google Patents
カメラ安定台Info
- Publication number
- JPH11142957A JPH11142957A JP9307221A JP30722197A JPH11142957A JP H11142957 A JPH11142957 A JP H11142957A JP 9307221 A JP9307221 A JP 9307221A JP 30722197 A JP30722197 A JP 30722197A JP H11142957 A JPH11142957 A JP H11142957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- flywheel
- box body
- motor
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessories Of Cameras (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のカメラ安定台は、2軸のモータ及びセ
ンサを用い、傾斜状態を検出してモータにより原点位置
に自在復帰させることにより空間安定を得ていたため、
構造が複雑でコストダウンが困難であった。 【解決手段】 本発明によるカメラ安定台は、取付部材
(2)に自在接手(3)を介して作動自在に吊下げられた箱体
(5)内にカメラ(8)を設け、このカメラ(8)にフライホィ
ール(9)付きのモータ(10)を設け、フライホィール(9)の
回転により箱体(5)の鉛直姿勢を保ち、外乱に対するカ
メラ(8)の姿勢を安定化する構成である。
ンサを用い、傾斜状態を検出してモータにより原点位置
に自在復帰させることにより空間安定を得ていたため、
構造が複雑でコストダウンが困難であった。 【解決手段】 本発明によるカメラ安定台は、取付部材
(2)に自在接手(3)を介して作動自在に吊下げられた箱体
(5)内にカメラ(8)を設け、このカメラ(8)にフライホィ
ール(9)付きのモータ(10)を設け、フライホィール(9)の
回転により箱体(5)の鉛直姿勢を保ち、外乱に対するカ
メラ(8)の姿勢を安定化する構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ安定台に関
し、特に、自在接手を介して吊下げた箱体にカメラとモ
ータ駆動のフライホィールを設け、このフライホィール
の重力による保持力によって外乱による箱体の姿勢の乱
れを自然に鉛直方向に復帰させるための新規な改良に関
する。
し、特に、自在接手を介して吊下げた箱体にカメラとモ
ータ駆動のフライホィールを設け、このフライホィール
の重力による保持力によって外乱による箱体の姿勢の乱
れを自然に鉛直方向に復帰させるための新規な改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のカメラ安
定台としては種々あるが、一般的には少なくとも2軸の
モータとセンサを用いてカメラの空間安定を得ていた。
定台としては種々あるが、一般的には少なくとも2軸の
モータとセンサを用いてカメラの空間安定を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラ安定台
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、従来構成においては、2軸
のモータ及びセンサを用いるために構成が複雑でかつ大
型化していた。従って、小型化及びコストダウンに対応
することは極めて困難であった。
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、従来構成においては、2軸
のモータ及びセンサを用いるために構成が複雑でかつ大
型化していた。従って、小型化及びコストダウンに対応
することは極めて困難であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、大型のフライホィールの重
力による保持力により、自在接手で吊下げられた箱体の
姿勢を外乱に対して鉛直方向に保つように復帰させ、カ
メラの水平位置を保つようにしたカメラ安定台を提供す
ることを目的とする。
めになされたもので、特に、大型のフライホィールの重
力による保持力により、自在接手で吊下げられた箱体の
姿勢を外乱に対して鉛直方向に保つように復帰させ、カ
メラの水平位置を保つようにしたカメラ安定台を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラ安定
台は、基台上に垂直状に設けられた取付部材と、前記取
付部材に自在接手を介して吊下げられた箱体と、前記箱
体内に設けられたカメラと、前記箱体に設けられフライ
ホィールを有するモータとよりなり、前記モータにより
回転するフライホィールによって前記箱体の姿勢を鉛直
方向に保つようにした構成であり、さらに、前記カメラ
は2軸駆動台上に載置されている構成である。
台は、基台上に垂直状に設けられた取付部材と、前記取
付部材に自在接手を介して吊下げられた箱体と、前記箱
体内に設けられたカメラと、前記箱体に設けられフライ
ホィールを有するモータとよりなり、前記モータにより
回転するフライホィールによって前記箱体の姿勢を鉛直
方向に保つようにした構成であり、さらに、前記カメラ
は2軸駆動台上に載置されている構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるカ
メラ安定台の好適な実施の形態について説明する。図1
において符号1で示されるものは例えば平板状の基台で
あり、この基台1上には全体形状がL型をなす棒状体の
取付部材2が垂直に設けられている。この取付部材2の
上端2aには周知の自在接手3を介して連結棒4が作動
自在に設けられており、この連結棒4には箱体5が吊下
げられている。前記連結棒4は前記箱体5の天井に相当
する上部に接続されており、この箱体5内には水平状の
仕切板6が設けられている。
メラ安定台の好適な実施の形態について説明する。図1
において符号1で示されるものは例えば平板状の基台で
あり、この基台1上には全体形状がL型をなす棒状体の
取付部材2が垂直に設けられている。この取付部材2の
上端2aには周知の自在接手3を介して連結棒4が作動
自在に設けられており、この連結棒4には箱体5が吊下
げられている。前記連結棒4は前記箱体5の天井に相当
する上部に接続されており、この箱体5内には水平状の
仕切板6が設けられている。
【0007】前記仕切板6上には、周知の2軸駆動台7
上に載置された周知のCCD又はIR等のカメラ8が設
けられており、この仕切板6の裏側には、図2で示され
るフライホィール9を回転自在に有するモータ10が取
付けられている。このフライホィール9は、この箱体5
を宙吊り状で外乱に対して鉛直方向に復帰できるような
重力を有する重量に構成されている。なお、この2軸駆
動台7はカメラ8をパン方向P及びチルト方向Tに自在
に作動できるように構成されている。
上に載置された周知のCCD又はIR等のカメラ8が設
けられており、この仕切板6の裏側には、図2で示され
るフライホィール9を回転自在に有するモータ10が取
付けられている。このフライホィール9は、この箱体5
を宙吊り状で外乱に対して鉛直方向に復帰できるような
重力を有する重量に構成されている。なお、この2軸駆
動台7はカメラ8をパン方向P及びチルト方向Tに自在
に作動できるように構成されている。
【0008】次に、動作について述べる。まず、モータ
10を回転させてフライホィール9を高速回転させた状
態下でカメラ8の撮像動作を行う際に、このカメラ安定
台を装着した船舶又は飛行機が揺れて箱体5が揺れ、2
軸方向に傾斜した場合、この回転するフライホィール9
の重力による保持力により、この箱体5の姿勢が鉛直方
向に自然に復帰し、カメラ8の姿勢も水平状態となる。
従って、各種の外乱によってカメラ5の姿勢が乱れた場
合でも迅速に姿勢復帰が行われる。
10を回転させてフライホィール9を高速回転させた状
態下でカメラ8の撮像動作を行う際に、このカメラ安定
台を装着した船舶又は飛行機が揺れて箱体5が揺れ、2
軸方向に傾斜した場合、この回転するフライホィール9
の重力による保持力により、この箱体5の姿勢が鉛直方
向に自然に復帰し、カメラ8の姿勢も水平状態となる。
従って、各種の外乱によってカメラ5の姿勢が乱れた場
合でも迅速に姿勢復帰が行われる。
【0009】
【発明の効果】本発明によるカメラ安定台は、以上のよ
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、カメラとフライホィール付のモータ
とを有する箱体が自在接手を介して揺動自在に設けら
れ、このフライホィールの重力による保持力によって外
乱に対して鉛直姿勢を保つことができ、極めて簡略な構
成で安価なカメラ安定台を得ることができる。
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、カメラとフライホィール付のモータ
とを有する箱体が自在接手を介して揺動自在に設けら
れ、このフライホィールの重力による保持力によって外
乱に対して鉛直姿勢を保つことができ、極めて簡略な構
成で安価なカメラ安定台を得ることができる。
【図1】本発明によるカメラ安定台を示す一部を切欠い
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図2】図1の要部を示す斜視図である。
1 基台 2 取付部材 3 自在接手 5 箱体 7 2軸駆動台 8 カメラ 9 フライホィール 10 モータ
Claims (2)
- 【請求項1】 基台(1)上に垂直状に設けられた取付部
材(2)と、前記取付部材(2)に自在接手(3)を介して吊下
げられた箱体(5)と、前記箱体(5)内に設けられたカメラ
(8)と、前記箱体(5)に設けられフライホィール(9)を有
するモータ(10)とよりなり、前記モータ(10)により回転
するフライホィール(9)によって前記箱体(5)の姿勢を鉛
直方向に保つように構成したことを特徴とするカメラ安
定台。 - 【請求項2】 前記カメラ(8)は2軸駆動台(7)上に載置
されていることを特徴とする請求項1記載のカメラ安定
台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9307221A JPH11142957A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | カメラ安定台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9307221A JPH11142957A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | カメラ安定台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11142957A true JPH11142957A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17966511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9307221A Pending JPH11142957A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | カメラ安定台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11142957A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1063626A1 (en) | 1999-06-23 | 2000-12-27 | Nissan Motor Company, Limited | Vehicle spacing control system |
JP2014228402A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 株式会社島精機製作所 | 3次元計測装置 |
-
1997
- 1997-11-10 JP JP9307221A patent/JPH11142957A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1063626A1 (en) | 1999-06-23 | 2000-12-27 | Nissan Motor Company, Limited | Vehicle spacing control system |
JP2014228402A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 株式会社島精機製作所 | 3次元計測装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070417 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070821 |