JPH1114290A - 熱交換方法及び装置 - Google Patents
熱交換方法及び装置Info
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- JPH1114290A JPH1114290A JP18461997A JP18461997A JPH1114290A JP H1114290 A JPH1114290 A JP H1114290A JP 18461997 A JP18461997 A JP 18461997A JP 18461997 A JP18461997 A JP 18461997A JP H1114290 A JPH1114290 A JP H1114290A
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Abstract
熱吸収式のクーラーを用いるに、クーリングタワー内に
設けた凝縮器や蒸発器における熱交換を行うに際し、省
エネルギー的に熱効率が良く、熱交換がスムーズに行わ
れるようにし、メンテナンスコストが低減され、コンパ
クトにされ、使い勝手が良いようにする。 【解決手段】クーリングタワー22内における凝縮器4
' において熱交換器26を傾斜化プロセスを経た複雑微
細な凹凸部を多数有するフラクタル次元伝熱面とし、気
液混相のミストを用いるに、冷却水として機能水を用
い、水エジェクターのノズルを用いて粒径が0.1ミク
ロン以下の超微細なミストとし、フラクタル次元の伝熱
面の微細凹凸部の内部に侵入し、付着状態がなく、付着
粘性を低下させてスムーズに直ちに蒸発し、熱交換が高
効率に省エネルギーで行われるようにし、熱効率の良い
冷暖房装置の運転が出来るようにする。
Description
ーリングタワーの凝縮器等に用いる熱交換器の機能構造
の技術分野に属する。
あっては時として、又、場所によっては夏期における猛
烈な酷暑や冬季における極寒状態が現出され、最適な市
民生活がスムーズに保証されない状態が生じ、これに対
処するに、所定の冷暖房装置等の空調器がビル等の産業
施設は勿論のこと、各家庭においても広く普遍して用い
られるようになってきているが、数量的に圧倒的に広く
用いられている家庭用クーラーにおいては熱媒体ガスに
は蒸発エンタルピーの大きなフロンガスを用いてヒート
パイプ素子によって冷暖房する構造のものが広く用いら
れているが、熱媒体ガスとしてのフロンガスは周知の如
く地球環境におけるオゾン層の破壊に代表される環境問
題や省エネルギー問題等から熱吸収式の型式のものを用
いるように様代りしているが、本質的な結果は認められ
ない。
のものや代替フロン等の熱媒体ガスによる熱交換は一般
的には空冷式のものがメンテナンス等の点から利点ある
ものとして広く用いらているが、該種空冷式の熱交換は
夏期における環境温度が、例えば、35℃を超えるよう
な酷暑状態の際には機能しない欠点があり、これに代え
て室外器のクーリングタワーにおいて用いる熱吸収式の
熱交換が用いられるようになってきたが、該種クーリン
グタワー式のものではシャワーリング後の水蒸気を外気
に排気する等のために、ファンを備え付けねばならず、
したがって、それだけクーリングタワーの構造が複雑に
なり、騒音公害も出るようになる欠点がある。
器1以外の室外器には蒸発器2を該空洞器1に循環パイ
プ3と連結し、同じく室内器として凝縮器4からの水5
を該蒸発器2において空調器1との間を循環パイプ3に
よって循環する熱媒体としての水を熱交換して空調器1
より室内に放散させて所定の空調を行うようにし、又、
凝縮器4はクーリングタワー7との間に循環パイプ6を
接続させて水5を凝縮させて蒸発器2に供給させて該蒸
発器2において蒸発された水蒸気と分離された吸収液と
しての臭化リチウムはパイプ18を介し吸収器9に戻さ
れ、臭化リチウムの吸収水と蒸発水を混在した液11は
該パイプ12を介し再生器13に供給され、バーナー1
4により臭化リチウムと水部分の混在状態にされた液1
5をして分離し、水蒸気分16はパイプ17を介し凝縮
器4に供給し、クーリングタワー7による熱交換を介し
冷却水にされて蒸発器2に供給されて空調器1からの循
環冷却水を熱交換裡に冷却するようにされ、再生器13
において分離された臭化リチウム15はパイプ18によ
り吸収器9に再循環的に供給するようにされている。
てはクーリングタワー7は実質的に凝縮器4、及び、吸
収器9を内蔵しているために、室外器としてのほとんど
の構成部分を成し単体として見る限り、重要度はあまり
大きいとは見られず、省エネルギーシステムとしては重
要視される度合が少くない。
ってはさまざまな研究開発や理論的分析により冷却水の
温度が1℃低下されると、冷却効果は6%もの省エネル
ギーが達成出来ることが分ってくるようになり、エネル
ギー効率からは見逃すことが出来ない点から更なる研究
開発の対象となってはいる。
管理のためにメンテナンスが不可欠であり、該種クーリ
ングタワーの機能アップが熱吸収方式の冷暖房機にあっ
ては重要な課題となっていた。
ングによる熱交換は現段階においては限界に達している
欠点があり、凝縮器等の熱交換器における熱交換効率の
向上が経済性の点からも、又、省エネルギーの点からも
更なる開発が必要とみなされるようになってきた。
に浮遊する微細な粉粒体のサイズを横軸にミクロン単位
の粒径を縦軸にモードをとると0.1ミクロン以下、就
中、0.01ミクロンから0.001ミクロンの間は所
謂真気とみなされ、該種真気を水、乃至、空気のミスト
として用いて熱交換に利用することが出来れば熱交換効
率は飛躍的に高まり、空調器1側におけるエネルギー効
率が極めて高く達成することが分ってきた。
し、大気中の空気分子と衝突させると微細な水滴が分裂
されて細分化され、マイナスイオンが発生する所謂レナ
ード効果現象が生じ、マイナスイオンと空気分子のクラ
スターから真気が形成される技術が研究開発され、かか
る混相状態のクラスター粒子を形成させることにより、
空調器1のエネルギー効率がアップされることが知見さ
れるようになってきた。
大きい気体状の水滴粒子とからなる混相状態のクラスタ
ーは現出可能であるが、凝縮器4等における熱交換にお
いて真気の熱交換器の伝熱面に対する接触や剥離の際の
熱交換効率を向上するためには、該熱交換器の伝熱面に
おける構造がフラクタル次元の複雑な微細凹凸面を有す
る構造でなくてはならない。
伝熱面に対する接触剥離が良好な機能水、或いは、活性
水を真気化する技術と凝縮器等の熱交換器の伝熱面にお
ける該真気の接触剥離率の良いフラクタル次元構造部の
現出が待たれるネックがあったが、後者のフラクタル次
元の伝熱面を構造については近時開発されて実用化可能
になってきている傾斜化プロセスによるヒートパイプ素
子技術が開発されてこれをクーリングタワーの凝縮器等
の熱交換に用いる可能性が知見された。
〜100%の範囲内で傾斜的に変化する傾斜プロセスに
よるフラクタル次元伝熱面の構造は機能水による0.1
ミクロン以下の微細ミストの侵入と付着と剥離蒸発が容
易に行われる。
伝熱面の構造は炭素系材料の内部構造微細凹凸面等の伝
熱面表面積が通常の伝熱面の数倍も大きい構造とされる
ものである。
場合には、熱交換接触する0.1ミクロン以下の機能水
の混相ミストに対し、抗菌作用を付与して周辺環境に対
する優しいエコ冷暖房を付与することが出来るものであ
ることも分っている。
元伝熱面の構造については図5に示す様に、傾斜機能を
有する材料の表裏面の相互に異なる機能を分担するよう
な組織については当該図5の(イ)に示す様に、(ロ)
−(ロ),(ハ)−(ハ),(ニ)−(ニ)断面
(ロ),(ハ),(ニ)に示す様に、金属−セラミック
系の傾斜機能材料は(ロ)−(ロ),(ニ)−(ニ)に
示す金属、及び、セラミックの各粒子がマトリックス状
に分散し、中間部分の(ハ)−(ハ)の部分ではその組
織成分が連続的に徐々に増加する組織構造となるように
され、かかる組成の傾斜機能を有する材料は粉末金属と
樹脂を混相状態にし、固化して加熱することにより樹脂
成分を除去することによっても可能であり、かかる成形
加工によりフラクタル次元を有する伝熱面は0.1ミク
ロン以下の複雑8状を有する微細凹凸部を有し、付着す
るマイナスイオンと微細粒子の混相状態のミストを0.
1ミクロン以下の混相ミストについては機能水から生成
されることにより、接触率が良く、複雑微細凹凸部に侵
透し、蒸発率が良く、早急に気化して熱交換率が良く、
又、50ミクロン等のミストは通過させずに付着を防
ぎ、良好な熱交換が達成されることが実験により分った
ものである。
の量層の連続性が徐々に変化、或いは、減少するネット
ワーク組成となる。
有するフラクタル次元伝熱面が形成されて0.1ミクロ
ン以下のミストの侵入と付着蒸発が効率的に行われる。
れるダイヤモンドダスト等は氷点下45℃等の極寒状態
で現われるが当該ダイヤモンドダストのミストは微細粒
子であることから、逆論すると100℃以下の温度でも
水蒸気化が可能であることが知見される。
細凹凸面を有するフラクタル次元の伝熱面の熱交換器を
用いるこにとより、在来態様のシャワーリング等による
非効率的な熱交換が避けられ、又、クーリングタワーの
コンパクト化,小サイズ化が図られ、ファン等の騒音原
因となる複雑機構を用いないですむことが分った。
基づく上記熱吸収式の蒸発器等の熱交換器を有する断熱
冷房システムに用いられるクーリングタワーの問題点を
解決すべき技術的課題とし、機能水から0.1ミクロン
以下の真気を形成し、マイナスイオンを有する混相ミス
トを傾斜プロセスを経て作製したフラクタル次元の複雑
微細凹凸面を有する伝熱面の熱交換器に対し、接触させ
て効率的な熱交換率を経て空調性能の向上と省エネルギ
ーを達成し、コストダウンが図れ、エコ商品とすること
が出来るようにして熱機器産業におけるエネルギー利用
分野に益する優れた熱交換方法、及び、該方法に直接使
用する装置を提供せんとするものである。
請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は、前述
課題を解決するために、凝縮器と臭化リチウム等の吸収
器を有するクーリングタワーを中心とし室外器を成し、
該凝縮器に接続する蒸発器に室内器の空調器を接続して
冷暖房を行うに際し、該凝縮器等の熱交換器の伝熱面を
傾斜プロセスを経て形成された複雑微細凹凸面を有する
フラクタル次元の構造部とし、機能水から生成される水
分が01.ミクロン以下のミストの混相を該熱交換器に
水エジェクター方式の噴霧器等を用いて混相状態の真気
の0.1ミクロン以下のミストを該フラクタル次元伝熱
面の熱交換器に噴霧させて熱交換が極めて効率的にスム
ーズに行われ、排出される水蒸気も抗菌性のもの等と
し、エコ雰囲気として周囲環境に優しく、エネルギー効
率も良好でランニングコストも安価に出来、良好な冷暖
房等が行えるようにした技術的手段を講じたものであ
る。
収器において臭化リチウム等の吸収液により混在状態に
され、再生器によりバーナー等を介し水蒸気と臭化リチ
ウムに分離されて水部分は凝縮器により混相状態の真気
の01.ミクロン以下のミストにより、傾斜プロセスを
得て複雑微細凹凸面を有するフラクタル次元の伝熱面構
造の熱交換器により、スムーズ、且つ、効率的に熱交換
され、蒸発器を介し空調器から循環される冷却水を効率
的に冷却し、クーリングタワーのコンパクト化,高効率
の運転が可能となり、耐久性が良く、ランニングコスト
もかからないようにするものである。
うとする形態を実施例の態様として図1〜図4に基づい
て説明すれば以下の通りである。
用いて説明するものとする。
あり、室外器20は循環パイプ3'を介し室内器として
の空調器21にその吸込み口21' と吹出し口21''に
ポンプ23を介し接続されている。
器2''に接続されており、基本的態様は図6に示す態様
と同一である。
リングタワー32内には上部に凝縮器4' と下部に吸収
器9' が配設されており、該吸収器9' 内には冷却媒体
としての臭化リチウムの吸収液タンク31にパイプを介
して接続され、又、吸収器9' 内のコイル状の吸収本体
は循環パイプを介しポンプ23により、前記機能水を所
定量貯溜するタンク24に接続され、又、上部と下部の
水ジェッター方式のノズル25,25に接続されて0.
1ミクロン状の混相のミストを凝縮器4' に噴出して図
1に示す様なノズル25''' から空気26' と機能水を
エジェクター効果により混相状態にし、エリミネーター
25' を介し0.1ミクロン状態の混相ミスト26''と
してノズルハウジング25''を介し前述傾斜化プロセス
を用いて粉末金属に所定の樹脂を介し固結させ、加熱処
理して該樹脂を除去して複雑な多数の微細凹凸曲面を有
するフラクタル次元構造の伝熱面を有する熱交換器本体
26に噴霧し、該噴霧された微細混相状のミストは該フ
ラクタル次元伝熱面の複雑微細凹凸部に容易に侵入接触
し、直ちに蒸発して効率的な熱交換を行われるようにさ
れている。
リチウムの固液タンク31に接続されると共に蒸発器2
' にも接続されて吸収器9' により、戻される臭化リチ
ウムとしての循環パイプ3内の吸収液を蒸発器2' 、及
び、吸収液タンク31に戻すようにされている。
伝熱面は循環パイプ10' を介し低温再生器13' 、及
び、高温再生器13''に接続され、該高温再生器13''
の下側にはバーナー14' が設けられて燃料源としての
プロパンガスボンベ37に接続され、該プロパンガスを
供給されてバーナー14' において高温再生器13''を
加熱し、蒸発器2' において臭化リチウムを吸収した冷
却水を分離し、蒸発した冷却水蒸気を凝縮器4' に供給
循環し、当該凝縮器4' において0.1ミクロンの混相
ミスト26''により急速、且つ、効果的に熱交換されて
冷却されるようにされている。
を二段的に設けたのは再生器としての機能を向上させる
ためのものであり、28は低温熱交換器であり、29は
高温熱交換器であり、それぞれ低温再生器13' 、及
び、高温再生器13''に接続されている。
及び、二次液面制御タンクである。
り、低温再生器13' からの分離水蒸気を再生器9' に
循環供給するものである。
温熱交換器28、及び、高温熱交換器29を通る循環パ
イプ36により、高温再生器13''の排熱回収器の排煙
ダクト35と臭化リチウムの吸収液タンク31のエジェ
クターノズルとの間に接続されている。
図2、及び、図3において概略的に示すものであって、
詳細に示すものではなく、この出願の発明の要旨である
クーリングタワー22の上部の熱交換器部の凝縮器4'
の熱交換部分とは直接的に関係はないものである。
1において室内冷房を行うに際しては、該空調器21か
らの熱交換された冷却水を蒸発器2' にポンプ23を介
し循環させ、該蒸発器2' においてノズル25により凝
縮器4' から次述する如く効率的に急速に熱交換された
冷却水5により冷却されて循環されて吹出し口21''か
ら冷却風を吹き出し室内を所定温度に冷却する。
如く熱交換器本体を成す前述傾斜化プロセスを用いたフ
ラクタル次元の複雑微細凹凸面を有する熱交換器本体と
しての伝熱面26に低温再生器13' 、及び、高温再生
器13''から分離された冷却水が機能水タンク24から
の機能水を水エジェクター方式のノズル25を介し、該
伝熱面26の複雑微細凹凸面にその粒径が0.1ミクロ
ンの微細さを介してそれに侵入接触し、混相状態で気液
ミストがスムーズに急速に熱交換されて蒸発器2' にお
いて空調器21からの循環冷却水を急速に冷却してい
く。
22の上部に凝縮器4' 、及び、下部に吸収器9' が設
けられ、それぞれに気液混相の0.1ミクロン以下の気
液ミストが熱交換器本体26に噴霧されることにより、
前述ダイヤモンドダスト等の超低温の冷却現象と同様に
スムーズ、且つ、高能率な熱交換が行われて次回クーリ
ングタワーの冷却効率が高まり、蒸発器2' の省エネル
ギーの熱効率は極めて良好にすることが出来、制御盤4
1による切り換えにより冬季においては100℃以下の
蒸発による潜熱の収奪により、暖房熱効率は極めて効率
的に行われることになる。
能が発揮され、省エネルギーがアップされ、経済性が向
上させられ、保守,管理,点検等のメンテナンスが可及
的に少くされる。
例に限るものでないことは勿論であり、例えば、傾斜プ
ロセスによるフラクタル次元の伝熱面の金属の傾斜構造
においては金属として銅を用いてセラミックスとのマト
リックスの分散組成状態に該分散組成状態の一体的な傾
斜分散構造はマトリックス状にされて一種のネットワー
ク形状にする等種々の態様が採用可能である。
もさまざまな態様のものがある水相としてとれ、あくま
で傾斜組織を有するフラクタル次元の伝熱面構造の複雑
微細凹凸面に該機能水の混相の0.1ミクロン以下の気
体ミストが侵入接触し易く、当該熱交換器との接触がス
ムーズ、且つ、急速に熱交換裡に行われて省エネルギー
が達成するように出来る等種々の態様が採用可能であ
る。
室や食堂やオフィス等の衛生状態が厳しく求められ、空
気清浄器,真気等によるマイナスイオンを求められる抗
菌性気体発生装置等にも適用出来る等種々の態様が採用
可能である。
に熱効率の悪い空冷式の冷房装置において、空冷式にと
って代わる熱吸収式のクーリングタワーにおける凝縮器
等の熱交換器において、0.1ミクロン以下等のマイナ
スイオンを含む気液混相熱交換媒体のミストをして熱交
換器に接触させて熱交換をするに際し、該冷却水や薬剤
のミストを機能水等の熱交換器に対する接触性か良く、
付着性が少く、直ちに熱交換されて蒸発し、熱交換効率
が良好に出来るようにし、その際、該気液混相熱交換媒
体のミストを0.1ミクロン以下に均一に混在させて熱
交換器の伝熱面のフラクタル次元表面の複雑微細凹凸面
を有する傾斜構造部に噴霧させることにより、熱交換率
が極めて良好でクーリングタワー等の効率が省エネルギ
ー裡に達成出来、熱効率の向上が図られ、従来のクーリ
ングタワー等に比し、極めて高能率な冷暖房が行われる
という優れた効果が奏される。
薬液等のミストにすることにより、食堂や病院の待合室
等における環境衛生状態をエコロジー的に環境に優しく
保全することが出来るという優れた効果が奏される。
よりミストとすることにより傾斜構造の複雑微細凹凸面
を有するフラクタル次元の伝熱面の微細凹凸部に該ミス
トが入り易く、付着性を低下させて熱交換を有効に働か
せることが出来るという優れた効果が奏される。
を成す粉末冶金金属を抗菌性金属にすることにより、空
調器から吹き出される空気が抗菌性空気となって利己的
に環境に優しい雰囲気を形成することが出来るという優
れた効果が奏される。
子として用いる場合には、冷暖房装置の熱効率を良好に
し、クーリングタワー等のサイズを小さくし、コンパク
ト化が出来、クーリングタワーの本来的な単純な構造を
より良く利点あらせしめてメンテナンスコストの低減す
ることが出来る等という効果も奏される。
ならず、家庭における冷暖房装置にこの出願の発明を適
用することにより、室外器としてのクーリングタワーの
小型化が図れ、更に、そのエネルギー効率を良くするこ
とが出来るために、低コストで使い勝手が良好な普及が
図られるという利点もある。
則断面図である。
ムの概略構造図である。
全体概略部分透視斜視図である。
模式構造図であり、(イ)はその部分側断面図であり、
(ロ)は(イ)の(ロ)−(ロ)の断面拡大組織図であ
り、(ハ)は(イ)の(ハ)−(ハ)の概略断面組織図
であり、(ニ)は(イ)の(ニ)−(ニ)の断面組織図
である。
る。
交換グラフ図である。
Claims (13)
- 【請求項1】気液混相熱交換媒体をして熱交換器に接触
させて熱交換する方法において、該気液混相熱交換媒体
を空気に対し液体のミストを0.1ミクロン以下に均一
に混在させて上記熱交換器の伝熱面を複雑微細凹凸部を
多数有するフラクタル次元表面にした傾斜構造部に衝突
させるようにすることを特徴とする熱交換方法。 - 【請求項2】上記気液混相熱交換媒体の液体ミストを水
のミストにするようにすることを特徴とする請求項1記
載の熱交換方法。 - 【請求項3】上記水のミストを機能水或いは活性水によ
りミストとするようにすることを特徴とする請求項2記
載の熱交換方法。 - 【請求項4】上記気液混相熱交換媒体の液体ミストを薬
液のミストにするようにすることを特徴とする請求項1
記載の熱交換方法。 - 【請求項5】気液混相熱交換媒体をして熱交換器に接触
させて熱交換する装置において、該熱交換器がその伝熱
面を微細凹凸部を多数有するフラクタル次元表面にされ
た傾斜構造部から成ることを特徴とする熱交換装置。 - 【請求項6】上記フラクタル次元表面の構造部が粉末冶
金法或いは傾斜化プロセスにより金属と樹脂を混合させ
て固化されたものから加熱処理されて樹脂分を除去され
たものから形成されていることを特徴とする請求項5記
載の熱交換装置。 - 【請求項7】上記フラクタル次元表面の構造部が粉末冶
金法或いは傾斜化プロセスにより金属と金属、特に非混
和系合金を混合させ固定されたものから加熱処理或いは
化学処理されて一方の金属成分を除去されたものから形
成されていることを特徴とする請求項5記載の熱交換装
置。 - 【請求項8】上記フラクタル次元表面の構造部が粉末冶
金法或いは傾斜化プロセスによりセラミックスと金属を
混合させて固化されたものから加熱処理或いは化学処理
されて一方の金属分を除去されたものから形成されてい
ることを特徴とする請求項5記載の熱交換装置。 - 【請求項9】上記フラクタル次元表面の構造部が粉末冶
金法或いは傾斜化プロセスによりセラミックスと樹脂を
混合させて固化されたものから加熱処理或いは化学処理
されて一方の樹脂分を除去されたものから形成されてい
ることを特徴とする請求項5記載の熱交換装置。 - 【請求項10】上記熱交換装置の表面をプラズマ処理或
いは蒸着処理によって伝熱特性を向上させたことを特徴
とする請求項6〜9いずれか記載の熱交換装置。 - 【請求項11】上記粉末冶金にした金属が抗菌性金属で
あることを特徴とする請求項5記載の熱交換装置。 - 【請求項12】上記気液混相熱交換媒体発生装置が上記
熱交換器のハウジング内に噴射器を有して配設されてい
ることを特徴とする請求項5〜10いずれか記載の熱交
換装置。 - 【請求項13】上記熱交換器がクーラーのヒートパイプ
素子として配設されていることを特徴とする請求項5〜
12いずれか記載の熱交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18461997A JP3394891B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 熱交換方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1114290A true JPH1114290A (ja) | 1999-01-22 |
JP3394891B2 JP3394891B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=16156411
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP18461997A Expired - Fee Related JP3394891B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 熱交換方法及び装置 |
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JP (1) | JP3394891B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007078279A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Tlv Co Ltd | 気化冷却装置 |
CN114459082A (zh) * | 2022-03-18 | 2022-05-10 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 空调器及其控制方法 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP18461997A patent/JP3394891B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114459082A (zh) * | 2022-03-18 | 2022-05-10 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 空调器及其控制方法 |
CN114459082B (zh) * | 2022-03-18 | 2023-06-02 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 空调器及其控制方法 |
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---|---|
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