JPH11142416A - 走査型プローブ顕微鏡における測定データの補正方法 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡における測定データの補正方法

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JPH11142416A
JPH11142416A JP31045697A JP31045697A JPH11142416A JP H11142416 A JPH11142416 A JP H11142416A JP 31045697 A JP31045697 A JP 31045697A JP 31045697 A JP31045697 A JP 31045697A JP H11142416 A JPH11142416 A JP H11142416A
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JP
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data
histogram
correction
line
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JP31045697A
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Takaaki Takenobu
貴亮 武信
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走査型プローブ顕微鏡が取り込む測定データか
ら歪み成分のみを良好に除去する測定データの補正方法
を提供する。 【解決手段】マトリックス状のN×M個のデータに対し
て、まず、n行目のデータからなるnライン測定断面
(A)に対して、その高さ分布のヒストグラムであるn
ライン断面ヒストグラム(B)を求める。このヒストグ
ラムのピーク値が最大になるように、1次の傾き補正を
行なうことで、1次傾き補正後断面(C)が得られ、そ
の1次傾き補正後のヒストグラム(D)は大きなピーク
を持つ。さらに、ヒストグラムのピーク値が最大になる
ように、2次、3次の傾き補正を行なうことで、多次傾
き補正後断面(E)が得られ、その多次傾き補正後のヒ
ストグラム(F)は鋭いピークを持つ。続いて、各ヒス
トグラムのピークの位置が同じ位置になるように、各n
ラインデータにz方向のオフセットを与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査型プローブ顕
微鏡を用いた高さや線幅や粗さ等の三次元測定を行なう
際に誤差となるz方向の歪みを除去する測定データの補
正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走査型トンネル顕微鏡(STM)
や原子間カ顕微鏡(AFM)など、簡単な構成で原子レ
ベルの高い縦横分解能を有する走査型プローブ顕微鏡
(SPM)が知られている。この走査型プローブ顕微鏡
において、高い分解能を実現するには、プローブと測定
試料の相対距離を精度良くコントロールできるステージ
が必要であり、一般的にトライポッド型やチューブ型の
圧電体スキャナーが用いられている。
【0003】しかし、このように精度の高いスキャナー
を用いていても、xy方向とz方向の干渉や装置の熱ド
リフト等のためにz方向の歪みが起こることがあり、そ
の場合には測定結果は歪んだものになってしまう。この
歪みを除去するために、特開平5−248813号は、
周波数分析する方法を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実際に平坦な試料を測
定した場合、x方向に走査することによるz信号の変化
により、図14に示される様に、ラインデータが歪むこ
とがある。また、熱ドリフト等のメ力ドリフトにより、
図15に示される様に、主走査方向に直交する副走査方
向の断面が歪むこともある。更に、試料表面のごみ等の
異物に探針(プローブ)が引っ掛かった場合、図16に
示される様に、データの飛びが生じるもある。
【0005】特開平5−248813号は、測定結果の
周波数分析を行ない、そのうねりの周波数でハイパスフ
ィルターをかける手法を開示しているが、この方法では
図17に示される様に、実際の形状を鈍らしてしまう。
【0006】本発明は、走査型プローブ顕微鏡におい
て、実際の測定試料の表面形状を変化させることな〈、
歪み成分のみを良好に除去し、歪みの無い測定結果を得
る測定データの補正方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、走査型プロー
ブ顕微鏡によって取り込まれる試料表面上の多数の点に
おける高さ情報を示すマトリックス状に並ぶ測定データ
の補正方法であり、各行の測定データに対して暫定基準
線を想定する工程と、想定した基準線に対する高さ分布
のヒストグラムを求める工程と、暫定基準線を変更する
工程と、上記の工程を繰り返し行なって得られる複数の
ヒストグラムの中でピークが最大となるヒストグラムを
与える暫定基準線を求める工程と、この様に求めた暫定
基準線を正しい基準線とし、この基準線に基づいて取得
した各行の測定データを補正する工程とを有している。
【0008】本発明による走査型プローブ顕微鏡におけ
る測定データの補正方法は、好適には、補正された各行
の測定データに対応するヒストグラムのピークの位置を
揃える工程を更に有している。
【0009】本発明による走査型プローブ顕微鏡におけ
る測定データの補正方法は、更に好適には、補正された
各行に対応するヒストグラムのピークの位置を揃える補
正を施したマトリックス状に並ぶ測定データに対して、
今度は各列の測定データに対応する高さ分布のヒストグ
ラムを求め、このヒストグラムのピークの位置を揃える
工程を更に有している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下では、図面を参照しながら、
まず本発明の概要について説明し、その後でより具体的
な実施の形態について説明することにする。まず、図3
を参照しながら、走査型プローブ顕微鏡におけるデータ
の流れについて説明する。走査型プローブ顕微鏡1で測
定されたデータ2は、一旦、データバッファ3に保存さ
れる。このデータ2はコンピューター4で補正され、補
正されたデータ5がデータバッファ6に保存される。
【0011】前述のデータ2は、図4に示されるよう
に、マトリックス状に並ぶN×M個(例えば512×5
12個)の高さデータとしてコンピューター4に取り込
まれる。
【0012】コンピューター4では、このように取り込
んだマトリックス状のN×M個のデータ2に対して、最
初に行方向に関する歪み補正を行ない、続いて列方向に
関する歪み補正を行なう。
【0013】このように取り込まれるマトリックス状の
データの行方向と列方向は、例えば、走査型プローブ顕
微鏡による測定時の主走査方向と副走査方向に対応す
る。しかし、その対応はこれの反対であっても一向に構
わない。
【0014】まず、行方向(例えば主走査方向)に沿っ
たデータの歪み補正について説明する。nラインデータ
(n行目のデータ)からなる図1(A)に示されるnラ
イン測定断面に対して、その高さ分布のヒストグラムで
ある図1(B)に示されるnライン断面ヒストグラムを
求める。このヒストグラムのピーク値が最大になるよう
に、1次の傾き補正を行なうことで、図1(C)に示さ
れる1次傾き補正後断面が得られ、その1次傾き補正後
のヒストグラムは図1(D)に示されるように大きなピ
ークを持つものとなる。
【0015】必要であれば、さらに、ヒストグラムのピ
ーク値が最大になるように、2次、3次の傾き補正を行
なうことにより、図1(E)に示される多次傾き補正後
断面が得られ、その多次傾き補正後のヒストグラムは図
1(F)に示されるように鋭いピークを持つものとな
る。図1(G)は図1(A)と図1(E)の断面の差
で、実際の歪み量を示している。
【0016】この歪み補正をすべてのnラインデータの
各々に対して行なうことにより、各ラインデータから行
方向に関する歪みが取り除かれる。次に、列方向に沿っ
たデータの歪み補正について説明する。
【0017】上述したnラインデータの補正を行なった
後、各ラインデータのヒストグラムの変化は、図2に示
されるようになる。このデータに対して、各ラインのヒ
ストグラムのピークの位置が同じ位置になるように、各
ラインデータにz方向のオフセットを与える。
【0018】このように各nラインデータのヒストグラ
ムのピーク位置を揃えることにより、列方向(例えば副
走査方向)に関する歪みが取り除かれる。以下、より具
体的な例として第一の実施の形態について説明する。第
一の実施の形態は、図5に示されるように、例えば、金
属研磨面やハードディスク等の測定サンプルの粗さ測定
において、歪みをもって測定された測定結果7に対して
ステップ1による補正を行なって補正結果8を得た後、
この補正結果8に対してステップ2による補正を行なっ
て最終的な補正結果9を得る。
【0019】ステップ1は、そのアルゴリズムが図6に
示され、ステップ2は、そのアルゴリズムが図8に示さ
れる。まずステップ1についてそのアルゴリズムを示す
図6を参照しながら説明する。最初にN×M個の測定デ
ータを取り込む。この取り込んだN×M個の測定データ
に対して、nラインのデータを取り出し、そのヒストグ
ラムを作成する。
【0020】ここで、nラインのデータとは、図4に示
されるように、マトリックス状に配列されたN×M個の
測定データの中のn番目の行のデータを意味する。ま
た、各行のデータは、走査型プローブ顕微鏡で測定する
際の主走査方向に沿った測定データ、あるいは副走査方
向に沿った測定データのいずれであってもよい。
【0021】そのnラインデータに対して、ヒストグラ
ムのピーク度数が最大になるように、1次の補正を行な
う。具体的には、nラインデータに対して暫定的に基準
となる直線(1次の暫定基準線)を想定し、この1次の
暫定基準線に対する高さ分布のヒストグラムを求める。
さらに、直線の1次係数すなわち傾きを変更し、この変
更後の直線に対する高さ分布のヒストグラムを求める。
これを繰り返し行ない、ピーク度数が最大になるヒスト
グラムを与える直線(1次の暫定基準線)を求める。こ
の最終的に得た1次の暫定基準線を正しい1次の基準線
(直線)としてnラインデータを補正する。
【0022】1次の補正の終了後、必要であれば、2次
の補正を行なう。この2次の補正は、想定する暫定基準
線が直線から2次曲線に変わる他は、前述の1次の補正
と同様に行なわれる。
【0023】つまり、1次の補正を施したnラインデー
タに対して、暫定的に基準となる2次曲線(2次の暫定
基準線)を想定し、この2次曲線に対する高さ分布のヒ
ストグラムを求める。さらに、2次曲線の2次係数(1
次係数は先に求めた直線の1次係数を用いる)を変更
し、この変更後の2次曲線に対する高さ分布のヒストグ
ラムを求める。これを繰り返し行ない、ピーク度数が最
大になるヒストグラムを与える2次曲線(2次の暫定基
準線)を求める。この最終的に得た2次の暫定基準線を
正しい2次の基準線(2次曲線)としてnラインデータ
を補正する。
【0024】2次の補正の終了後、必要であれば、さら
に3次の補正を行なう。この3次の補正は、想定する暫
定基準線が2次曲線から3次曲線に変わる以外は2次の
補正と同様である。これにより行方向(例えば主走査方
向)に関する歪みが補正され、nラインデータは、図7
に示されるように、歪みの少ないデータとなる。
【0025】上述した一連の補正をnラインデータのす
べてに対して行なう。次にステップ2についてそのアル
ゴリズムを示す図8を参照しながら説明する。まず、1
行目のラインデータのヒストグラムのピーク位置をZと
する。
【0026】2行目以降の各ラインデータのヒストグラ
ムに対して、図9に示されるように、そのピーク位置が
1ラインデータのピーク位置Zに揃うように、オフセッ
トを与える。これにより列方向に関する歪みが補正され
る。
【0027】この結果、測定データは、ステップ1とス
テップ2によって行方向(例えば主走査方向)と列方向
(例えば副走査方向)の両方に関する歪みが補正され
る。これにより、例えば、Ra等の表面の3次元粗さの
高い精度での測定が実現される。
【0028】ステップ2による補正を行なった測定デー
タに対して、更に列方向に関してステップ2と同様の補
正を行なってもよい。つまり、ステップ2による補正を
行なった測定データすなわち補正結果9に対して、列方
向に対応するヒストグラムを求め、それに含まれるピー
ク位置が揃うように、各列のヒストグラムにオフセット
を与えてもよい。この場合には、ステップ1において行
なう補正は1次の補正を行なえば十分である。
【0029】次に、第二の実施の形態について説明す
る。第二の実施の形態では、図10に示されるように、
例えば、半導体のラインアンドスペース等の線幅段差等
の形状測定において、歪みをもって測定された測定結果
10に対して、ステップ1による補正を行なって補正結
果11を得た後、この補正結果11に対してステップ3
による補正を行なって最終的な補正結果12を得る。
【0030】ステップ1は、第一の実施の形態と同じ
で、そのアルゴリズムは図6に示され、ステップ3は、
そのアルゴリズムが図11に示される。次にステップ3
についてそのアルゴリズムを示す図11を参照しながら
説明する。まず、1行目のラインデータのヒストグラム
中の二つのピーク位置をそれぞれZ1 とZ2 とする。
【0031】2行目以降の各ラインデータのヒストグラ
ムに対して、それに含まれる二つのピーク位置の和が1
行目のラインデータの二つのピーク位置の和Z1 +Z2
に等しくなるようにオフセットを与える。これにより列
方向(例えば副走査方向)に関する歪みが補正される。
【0032】この結果、測定データは、ステップ1とス
テップ3によって行方向(例えば主走査方向)と列方向
(例えば副走査方向)の両方に関する歪みが補正され、
例えば線幅や段差等の形状測定の高い精度での測定が実
現される。
【0033】続いて、第三の実施の形態について説明す
る。第三の実施の形態では、図12に示されるように、
例えば、半導体のラインアンドスペース等の線幅段差等
の形状測定において、データの飛びにより歪みをもって
測定された測定結果13に対して、ステップ1による補
正を行なって補正結果14を得た後、この補正結果14
に対してステップ4による補正を行なって最終的な補正
結果15を得る。
【0034】ステップ1は、第一の実施の形態と同じ
で、そのアルゴリズムは図6に示される。また、ステッ
プ4は、そのアルゴリズムが図13に示される。次にス
テップ3についてそのアルゴリズムを示す図13を参照
しながら説明する。まず、隣接する二行のラインデータ
(すなわちnラインデータとn+1ラインデータ)のピ
ーク位置の差分△Zを求める。
【0035】この△Zが、歪みによる差分aより大き
く、飛びによる差分bよりも小さいか否かを判定する。
すなわち、△Zがa<△Z<bの関係を満たしているか
否かを判定する。
【0036】△Zがこの関係を満足しない場合には、n
+1ラインデータに△Zのオフセットを与える。この操
作をすべてのラインデータに対して行なう。本実施形態
は、歪みの場合にはピーク位置が緩やかに変化し、形状
の場合にはピーク位置が急激に変化し、飛びの場合には
ピーク位置が飛ぶことを利用している。つまり、隣接す
る二行のラインデータのピーク位置の差分が、予め想定
した歪みによる差分aよりも小さい場合には、歪みによ
るずれと判定して、n+1ラインデータに△Zのオフセ
ットを与えてこれを補正し、また、予め想定した飛びに
よる差分bよりも大きい場合には、飛びによるずれと判
定して、n+1ラインデータに△Zのオフセットを与え
てこれを補正する。
【0037】上述した手法に代えて、ピーク位置の差分
をとり、その差分をあるライン幅で中間値フィルターを
かけ、各ラインデータのピーク位置が中間値フィルター
をかけたときの値になるように各ラインデータにオフセ
ットを加えても同様の結果が得られる。
【0038】この結果、測定データは、ステップ1とス
テップ4によって行方向(例えば主走査方向)と列方向
(例えば副走査方向)の両方に関する歪みが補正され、
特に列方向(例えば副走査方向)に関しては探針の飛び
による歪みも補正される。従って、例えば線幅や段差等
の形状測定の高い精度での測定が実現される。
【0039】
【発明の効果】本発明の補正方法によれば、走査型プロ
ーブ顕微鏡よる測定で得られる測定データから歪み成分
が良好に取り除かれるので、より高い精度で測定試料の
表面の粗さ測定や線幅や段差等の形状測定を行なえるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における行方向に沿ったデータの歪み補
正を説明するための図である。
【図2】本発明における列方向に沿ったデータの歪み補
正を説明するための図である。
【図3】走査型プローブ顕微鏡におけるデータの流れを
説明するための図である。
【図4】図3においてコンピユーターに取り込まれるデ
ータの形式を模式的に示す図である。
【図5】第一の実施の形態において、測定結果と、ステ
ップ1による補正結果と、ステップ2による補正結果を
示す図である。
【図6】第一の実施の形態におけるステップ1による補
正のアルゴリズムを示している。
【図7】図6のアルゴリズムによる補正の前後における
ラインデータとそのヒストグラムを示している。
【図8】第一の実施の形態におけるステップ2による補
正のアルゴリズムを示している。
【図9】図8のアルゴリズムによる補正を視覚的に示し
ている。
【図10】第二の実施の形態において、測定結果と、ス
テップ1による補正結果とそのヒストグラムと、ステッ
プ3による補正結果とを示している。
【図11】第二の実施の形態におけるステップ3による
補正のアルゴリズムを示している。
【図12】第三の実施の形態において、測定結果と、ス
テップ1による補正結果とそのヒストグラムのピーク位
置変化と、ステップ4による補正結果とを示している。
【図13】第三の実施の形態におけるステップ4による
補正のアルゴリズムを示している。
【図14】平坦な試料を測定した場合における主走査方
向に歪みを有するラインデータを概略的に示している。
【図15】主走査方向の歪みに加えて副走査方向にも歪
みを有する測定結果を概略的に示している。
【図16】主走査方向と副走査方向の歪みに加えて探針
の飛びによる歪みを有する測定結果を概略的に示してい
る。
【図17】従来の補正方法における実際形状と測定結果
と補正結果とを対比して示している。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査型プローブ顕微鏡によって取り込ま
    れる試料表面上の多数の点における高さ情報を示すマト
    リックス状に並ぶ測定データの補正方法であり、 各行の測定データに対して暫定基準線を想定する工程
    と、 想定した基準線に対する高さ分布のヒストグラムを求め
    る工程と、 暫定基準線を変更する工程と、 上記の工程を繰り返し行なって得られる複数のヒストグ
    ラムの中でピークが最大となるヒストグラムを与える暫
    定基準線を求める工程と、 この様に求めた暫定基準線を正しい基準線とし、この基
    準線に基づいて取得した各行の測定データを補正する工
    程とを有している走査型プローブ顕微鏡における測定デ
    ータの補正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、補正された各行の測
    定データに対応するヒストグラムのピークの位置を揃え
    る工程を更に有している走査型プローブ顕微鏡における
    測定データの補正方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、補正された各行に対
    応するヒストグラムのピークの位置を揃える補正を施し
    たマトリックス状に並ぶ測定データに対して、今度は各
    列の測定データに対応する高さ分布のヒストグラムを求
    め、このヒストグラムのピークの位置を揃える工程を更
    に有している走査型プローブ顕微鏡における測定データ
    の補正方法。
JP31045697A 1997-11-12 1997-11-12 走査型プローブ顕微鏡における測定データの補正方法 Withdrawn JPH11142416A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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