JPH11140390A - 両面粘着テープ付き防湿用フィルムとその製造装置 - Google Patents

両面粘着テープ付き防湿用フィルムとその製造装置

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JPH11140390A
JPH11140390A JP33927797A JP33927797A JPH11140390A JP H11140390 A JPH11140390 A JP H11140390A JP 33927797 A JP33927797 A JP 33927797A JP 33927797 A JP33927797 A JP 33927797A JP H11140390 A JPH11140390 A JP H11140390A
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JP
Japan
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film
adhesive tape
double
moisture
sensitive adhesive
Prior art date
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Application number
JP33927797A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamazaki
喬 山崎
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JOHOKU KOGYO KK
Original Assignee
JOHOKU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、住宅の気密化を図るために行われ
ている、建物の断熱層内部に防湿用フィルムを連続的に
留め付ける作業を容易にするための、両面粘着テープ付
き防湿用フィルムとその製造装置を提供する。 【解決手段】 ロール状に巻かれた長尺の防湿用フィル
ム(1)の端縁部に、長手方向用両面粘着テープ(2)
と、幅方向用両面粘着テープ(3)を貼り付け、長手方
向に順次搬送中に、三角板(4)を折り畳みガイドとし
て、長手方向に平行に折り畳みながら、幅方向用両面粘
着テープ(3)が貼着された部位をカッター(6)位置
まで、製品折り畳み部(5)で幅方向に折り畳んだ後、
カッター(6)で切断し、取り外すことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の気密化を図
るために行われている、建物の断熱層内部に防湿用フィ
ルムを連続的に留め付ける作業を容易にするための、両
面粘着テープ付き防湿用フィルムとその製造装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冬期間の居住空間の快適性向
上を目的として住宅の断熱化が図られてきたが、構造躯
体内に充填された断熱材内部での結露、および、これを
主因とした木材腐朽による住宅の耐久性の低下が顕在化
し、断熱材内側の防湿・気密の重要性や断熱材外側の通
気、換気の必要性が広く認識されるようになっている。
【0003】さらに、0.05mmから0.1mm厚程
度のポリエチレンフィルム等を断熱材内側に別張りする
ことで、防湿性の強化や施工上の信頼性を向上させる方
法が一般化されるようになった。加えて、暖房負荷の削
減や冬期間の居住空間の温熱環境改善のため、建物全体
の漏気を減ずることの有効性が明らかとなり、住宅の気
密化を図るために、断熱層内部に防湿フィルムを連続的
に設ける施工仕様が急速に普及しつつある。
【0004】その標準的な施工方法は、0.05mmか
ら0.2mm厚程度の長尺に巻かれた防湿用フィルム
を、清掃した平坦な面上で、カッター等の工具と定規を
用いて正確な寸法に切断し、そのフィルムを下地材にス
テープラで20−30cm間隔に、留め付ける手段が取
られている。
【0005】また、ステープラで留め付けることができ
ない金属等の下地材に対しては、粘着テープ等で留め付
けている。さらに、フィルム相互およびフィルム端部の
継ぎ目の処理は、石こうボードや木材等ではさみ付けた
り、粘着テープで留め付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ.長尺に巻かれた防湿用フィルムは、厚みが0.05
mmから0.2mm程度、製品幅が2m前後で、長く、
重量もあるため、保管や運搬が容易でない。 ロ.長尺に巻かれた防湿用フィルムを、カッターや定規
等を使用して、正確な寸法に切断することは容易でな
い。また、床面上での作業になるため、防湿フィルム
に、傷や裂け目が生じたり、ゴミやほこりがつきやす
い。 ハ.防湿用フィルムを下地にステープラで留め付ける場
合に、たるみやゆるみが生じやすい。また、粘着テープ
等で留め付ける場合も、フィルムと粘着テープの間にし
わが入りやすく、防湿効果が妨げられる。 ニ.防湿用フィルム相互および継ぎ目を処理する場合、
継ぎ目の位置が下地材の上になるようにし、最低100
mm以上重ね合わせる必要がある。また、継ぎ目の部分
にたるみ、しわが入り、防湿効果が妨げられてしまう。 本発明は、これらの欠点を解決するためになされたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】ロール状に巻かれた長尺
幅の防湿用フィルム(1)の両端縁部に、長手方向にむ
けて、長手方向用両面粘着テープ(2)を貼着する。つ
ぎに、この防湿用フィルムに、幅方向にむけて、幅方向
用両面粘着テープ(3)を、長手方向に貼着した粘着テ
ープの幅分だけずらした位置で貼着して切断する。こう
して、両面粘着テープを貼着した防湿用フィルムを、長
手方向に順次搬送中に三角板(4)を折り畳みガイドと
して、長手方向に平行に折り畳みながら、製品折り畳み
部(5)で幅方向に折り畳む。そして、この防湿用フィ
ルムの幅方向用両面粘着テープ(3)が貼着された部位
を、カッター(6)の位置まで折り畳んだ段階で、幅方
向に貼着されたテープの中央部から長手方向に対して直
角に、カッター(6)で切断し、折り畳まれた本発明を
取り外す。本発明は、以上の構成よりなる両面粘着テー
プ付き防湿用フィルムとその製造装置である。
【0008】なお、フィルムにあらかじめ粘着テープを
貼着した製品としては、実開昭48−94850の塗装
マスク用シートをはじめとして、粘着テープ付きマスキ
ングフィルム、塗装用養生シートなどの名称で、広く使
用されている。また、その製造装置としては、特開昭6
3−319127の粘着テープ付シートの製造方法、実
開平3−38339のマスキングペーパ又はフィルム製
造装置が知られている。
【0009】しかしながら、従来の粘着テープ付きフィ
ルムにおいては、粘着テープがフィルムの長手方向一方
端縁部にしか貼着しておらず、使用に際しては、粘着テ
ープ面を下地材に貼着して長手方向に広げた後、幅方向
に手やカッター等で切断し、折り畳まれた部分を下方に
展開して、所定の箇所を覆っていた。そのため、幅方向
にフィルムを切断する場合、幅方向に対し平行に切断す
ることが難しく、正確な寸法で被覆面を覆うことができ
なかった。また、フィルムの両側端縁部および下側端縁
部を被覆面に粘着テープで留め付ける場合に、フィルム
と粘着テープの間に、たるみやゆるみが生じやすく、ま
た、フィルムと下地の間にも、すき間ができやすいとい
う問題があった。
【0010】また、従来の粘着テープ付きフィルムの製
造装置では、ロール状に巻かれたフィルムを、長手方向
に順次搬送中、長手方向に平行に折り畳んだ後、フィル
ムの片側端縁部に粘着テープを貼着させて巻き取ってい
る。そのため、フィルムの四方端縁部にテープを貼着さ
せて折り畳むことはできなかった。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (イ)ロール状に巻かれた長尺幅の防湿用フィルム
(1)の両端縁部に、長手方向にむけて、長手方向用両
面粘着テープ(2)を貼着する。 (ロ)前記防湿用フィルムに、幅方向にむけて、幅方向
用両面粘着テープ(3)を長手方向に貼着した粘着テー
プの幅分だけずらした位置で、貼着して切断する。 (ハ)前記防湿用フィルムを、長手方向に順次搬送中
に、三角板(4)を折り畳みガイドとして、長手方向に
平行に折り畳みながら、製品折り畳み部(5)で幅方向
に折り畳む。 (ニ)前記防湿用フィルムの幅方向用両面粘着テープ
(3)が貼着された部位をカッター(6)の位置まで折
り畳んだ段階で、幅方向に貼着された粘着テープの中央
部から長手方向に対して直角に、カッター(6)で切断
し、折り畳まれた本発明を取り外す。 本発明は、以上の構成よりなっている。
【0012】本発明を断熱層内部の留め付け作業に使用
するときは、下地材(7)上方で横方向に向け、長手方
向用両面粘着テープ(2)の剥離紙をはがしながら、本
発明を広げて留め付ける(図3)。次に縦方向に向け、
両側二方の幅方向用両面粘着テープ(3)の剥離紙をは
がしながら、本発明を広げて下地材(7)に留め付け
る。最後に、下方の長手方向用両面粘着テープ(2)の
剥離紙をはがして、下地材(7)下方に留め付ける(図
4)。
【0013】
【発明の効果】本発明を使用することによって、従来の
長尺に巻かれた防湿用フィルムにくらべると、あらかじ
め定められた長さに切断された防湿用フィルムが、長手
方向、および、幅方向に折り畳まれているため、運搬や
保管作業が容易になる。
【0014】また、あらかじめ防湿フィルムは定められ
た長さに切断されているので、切断作業時に傷や裂け目
が生じたり、ゴミやほこりが付着する問題は解決され
る。
【0015】さらに、両面粘着テープが、防湿フィルム
の四方端縁部に貼着されているので、ステープラで留め
付けるのにくらべると、下地材との間に、たるみやゆる
みが生じにくく、下地材が無い部分でも防湿フィルム相
互および継ぎ目の処理をすることが可能である。
【0016】また、本発明は、住宅の防湿用シート以外
のフィルムやクラフト紙等を使用することもでき、自動
車車両、アルミサッシ、窓枠等の定形物の全面養生作業
や、保護作業にも利用することができる。
【0017】なお、本発明は必要に応じて、防湿フィル
ムの所定の縦横二方、または三方に両面粘着テープを貼
着した後、防湿フィルムを長手方向、および、幅方向に
折り畳むことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の斜視図
【図2】本発明装置の平面図
【図3】本発明を下地材に留め付け始める状態を示す斜
視図
【図4】本発明を下地材に留め付けた後の状態を示す斜
視図
【符号の説明】
1 防湿用フィルム 2 長手方向用両面粘着テープ 3 幅方向用両面粘着テープ 4 三角板 5 製品折り畳み部 6 カッター 7 下地材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ロール状に巻かれた長尺幅の防湿用
    フィルム(1)の両端縁部に、長手方向にむけて、長手
    方向用両面粘着テープ(2)を貼着する。 (ロ)前記防湿用フィルムに幅方向にむけて、幅方向用
    両面粘着テープ(3)を、長手方向に貼着した粘着テー
    プの幅分だけ、ずらした位置で貼着して切断する。 (ハ)前記防湿用フィルムを、長手方向に順次搬送中
    に、三角板(4)を折り畳みガイドとして、長手方向に
    平行に折り畳みながら、製品折り畳み部(5)で幅方向
    に折り畳む。 (ニ)前記防湿用フィルムの幅方向用両面粘着テープ
    (3)が貼着された部位を、カッター(6)の位置まで
    折り畳んだ段階で、幅方向に貼着された粘着テープの中
    央部から長手方向に対して直角に、カッター(6)で切
    断し、折り畳まれた本発明を取り外す。 以上の構成よりなる両面粘着テープ付き防湿用フィルム
    の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の製造装置で製造され
    た、四方向きの端縁部に、両面粘着テープが貼着され、
    長手方向に折り畳まれ、さらに、幅方向に折り畳まれた
    ことを特徴とする両面粘着テープ付き防湿用フィルム。
JP33927797A 1997-11-04 1997-11-04 両面粘着テープ付き防湿用フィルムとその製造装置 Pending JPH11140390A (ja)

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