JPH11138043A - 骨材の比重選別装置 - Google Patents
骨材の比重選別装置Info
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- JPH11138043A JPH11138043A JP32245097A JP32245097A JPH11138043A JP H11138043 A JPH11138043 A JP H11138043A JP 32245097 A JP32245097 A JP 32245097A JP 32245097 A JP32245097 A JP 32245097A JP H11138043 A JPH11138043 A JP H11138043A
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Abstract
骨材原料を分離選別するに際して、広範囲の粒度分布の
選別が可能で、且つ、選別精度と安定性の向上を図るこ
とができ、しかも、装置のメンテナンスを容易且つ迅速
に行え、装置の小型化を図ることができるようにする。 【解決手段】 分離用水が貯留された水槽12内に、多
数の通孔を有するスクリーンプレート14が分離用水に
浸されるように設けられ、スクリーンプレート14の上
面側に供給された骨材原料を移動させる際に、スクリー
ンプレート14上で骨材原料を上下方向に脈動させる作
動手段を備え、骨材原料を沈降速度差によって選別する
ようにした骨材の比重選別装置において、前記作動手段
は、スクリーンプレート14の下方に設けられ、且つ、
作動手段16a,16b,16cには気室15が形成さ
れ、該気室15内には、分離用水が出入することにより
分離用水に波を発生できるように、気体が供給または排
出されるように構成され、しかも、骨材原料の比重の大
きい側を取り出すようにしたことにある。
Description
木作業現場等で生じるコンクリート(アスファルトも含
む)等の廃材から、高品質の砂利砕石等の骨材原料を分
離選別して再生する工程や、採鉱された天然の骨材を選
別する工程において採用するのに最適な骨材の比重選別
装置に関するものである。
日常的に行われており、それに伴って多量のコンクリー
トスクラップ、建材用骨材スクラップ等の廃棄物(以
下、廃材という)が発生する。このため、資源の有効利
用の観点から、廃材を再利用することが社会的に望まれ
ている。そこで、従来では、この廃材の中には、採石、
砂利、砕石等の骨材原料が存在するため、廃材からこれ
ら骨材原料は分離選別され、再生骨材として建材用又は
路盤材等に広く再利用されつつある。
所定の大きさに破砕する破砕工程と、破砕された廃材塊
を回転させることにより剥離して、骨材として使用され
た砂利砕石分に付着したモルタル等の剥離工程と、砂利
砕石等を比重により選別する分離選別工程とを備えてい
る。
(粒径)に応じて異なる比重により砂利砕石等を選別す
る比重選別機が使用されている。かかる従来公知の比重
選別機は、図4に示す如く固定水槽80と、該固定水槽
80の下方に位置する可動水槽(水槽内の水を上下させ
ることができるダイヤフラムからなる)81を備えてい
る。そして、固定水槽80内には、通孔が多数形成され
た金網(スクリーンプレート)82が設けられている。
該スクリーンプレート82の上面には、スクリーンプレ
ート82の通孔84を閉じる弁機能を有する多数の鋼球
85が敷設されている。
プレート82上の骨材原料を上下に揺動させるためのク
ランク装置83が設けられ、スクリーンプレート82の
上下運動により分離用水を上下に揺動させることによ
り、スクリーン上の骨材原料を上下移動させ、比重差の
違いによる沈降速度の差によって、骨材原料の比重分離
を行っている。
様化がみられる今日において、比較的比重差が小さいも
のに対しても選別する必要が生じているのが現状であ
る。しかしながら、前記従来の機械式の比重選別機は、
比較的比重差の大きなものに対しては有効であるが、比
重差の小さな骨材原料に対しては選別性能が劣るため、
品質が低下し、品質の安定性等及び歩留りに問題があ
り、骨材原料から木屑及び粘土分等の異物除去程度の効
果しかなかった。
用しているため、鋼球85間に侵入した木屑等のゴミに
より、スクリーンプレート82の通孔84が目詰まりす
る場合が多かった。このようにスクリーンプレート82
の通孔84が目詰まりすると、分離用水を上下動させる
抵抗が増加して圧力損失が大となり、分離性能が低下す
るため、スクリーンプレート82の清掃作業等のメンテ
ナンスが必要となる。ところが、スクリーンプレート8
2の上面には、鋼球85が多数敷設されているため、か
かる鋼球85を取り出した後に、スクリーンプレート8
2を取り外して清掃しなければならず、メンテナンスが
非常に煩雑で且つ時間を要していた。
上下動させることにより、骨材原料を脈動させる構成で
あるため、装置の大型化を将来する欠点があった。
点に鑑み、破砕された廃材内に存在する砂利や砕石等の
骨材原料を分離選別するに際して、広範囲の粒度分布の
選別が可能で、且つ、選別精度と安定性の向上を図るこ
とができ、しかも、装置のメンテナンスを容易且つ迅速
に行え、装置の小型化を図ることができるようにするこ
とを課題とする。
解決するために講じた技術的手段は、分離用水が貯留さ
れた水槽内に、多数の通孔を有するスクリーンプレート
が分離用水に浸されるように設けられ、スクリーンプレ
ートの上面側に供給された骨材原料を移動させる際に、
スクリーンプレート上で骨材原料を上下方向に脈動させ
る作動手段を備え、骨材原料を沈降速度差によって選別
するようにした骨材の比重選別装置において、前記作動
手段は、スクリーンプレートの下方に設けられ、且つ、
作動手段には気室が形成され、該気室内には、分離用水
が出入することにより分離用水に波を発生できるよう
に、気体が供給または排出されるように構成され、しか
も、骨材原料の比重の大きい側を取り出すようにしたこ
とにある。
ると、気体は気室内の分離用水を押し出すため、分離用
水は上方に移動する。また、気室から気体を排出する
と、再び分離用水は気室内に浸入するため、分離用水は
下方に移動する。従って、水槽内の骨材原料は、上下方
向に脈動しながら移動する際に、浮遊し比重の大きなも
の程速く沈降するため下層に蓄積され、下層部分の骨材
原料が取り出される。
生じる廃材に含まれる砂、砂利や砕石等の再生物質や、
採石場等で採取された天然の物質をいう。
槽内には前記作動手段がそれぞれ設けられ、分離速度の
速い粗粒子からなる骨材原料を予め選別する第1シュー
ターを設けるのが好ましい。
続された配管には、ロータリバルブがそれぞれ設けら
れ、各ロータリバルブは単体の回転軸により連動して作
動する構成であるのが好ましい。
〜100回/分で、且つ、波高は30〜150mmに設
定されていることにある。
えば、建設作業現場や土木作業現場等において発生する
スクラップ、建材用骨材スクラップ等の廃材から骨材を
再生する場合について説明する。尚、かかる工程は、破
砕工程、剥離工程、分離選別工程に大別できるが、破砕
工程及び剥離工程は、従来公知の手段がそれぞれ採用さ
れるため、その説明は簡単に行う。
(再生骨材原料)がジョークラッシャーにより砕かれ、
砕かれた廃材を略粒径5mm未満の砂セメント分と、所
定範囲の粒径(好ましくは、略粒径5mm〜20mm)
の砂利砕石分(骨材原料)とに選別する。
状の剥離機が、前記破砕工程で選別された骨材原料から
モルタル等を可及的に剥離するためのものである。
離機より排出された骨材原料を搬送するためのコンベア
8と、該コンベア8により搬送された骨材原料が投入さ
れる受入ホッパー9と、この受入ホッパー9の下方に設
けられたベルトフィーダ10と、骨材原料が供給される
比重選別機11と、該比重選別機11により選別された
骨材を搬送する搬送装置としての脱水バケットエレベー
タ13と、骨材を更に所定の粒度別に選別する粒度選別
装置(篩分機)65とから主構成されている。尚、受入
ホッパー9とベルトフィーダ10とにより、供給手段6
0が構成されている。
如く分離用水が貯留された水槽12を備え、該水槽12
には、多数の通孔62を有する網目状のスクリーンプレ
ート14が分離用水に浸されるように設けられている。
スクリーンプレート14上面側の一方側(上流側)14
aに、骨材原料が供給される。スクリーンプレート14
は、一方側14aに供給された骨材原料を、スムーズに
他方側(下流側)14bに移送できるように、一方側か
ら他方側(図2の左から右方向)に向けてた次第に低く
なるように傾斜している。また、スクリーンプレート1
4の上方が分離室12aとなっている。
の下方は、一方側から順に第1槽17a、第2槽17b
及び第3槽17cが区画形成されている。各槽17a、
17b、17c内には、気室15がそれぞれ形成される
第1,第2,第3作動手段16a,16b,16cが設
けられている。各第1,第2,第3作動手段16a,1
6b,16cは、下方が開口された筒状を呈しており、
その下部には、分離用水の下限位置を検出するためのセ
ンサ53a,53b,53cがそれぞれ設けられてい
る。
は、第1シュター18が設けられている。第1シュター
18の上部は前記分離室12aに臨んでおり、該シュタ
ー18上部の上流側には、入口19が開口されている。
また、第1シュター18の下端は水槽12の底面に接続
され、前記入口19から第1シュター18内に入った骨
材原料は、水槽12の下方に沈降して取り出されるよう
になっている。
側)には、第2シュター28が設けられており、該第2
シュター28の上端に形成された入口28aには、回転
駆動するロータリフィーダ30が設けられている。ここ
で、第2シュター28の入口28aの開口は、前記第1
シュター18の入口19の開口に比し、上下方向に大き
くなっている。これは、第1シュター18において、比
重の大きな沈降速度が速い下層部分の骨材原料を予め排
除するためであり、また、第2シュター28は、所望の
粒径をした骨材原料層を取り出すためである。
8,28の入口19,28aの開度を調整するためのカ
ットゲートで、それぞれ上下方向に移動自在になってい
る。
ら供給される空気を蓄え、前記第1,第2,第3作動手
段16a,16b,16cに適宜供給するためのレシー
バタンクで、該レシーバタンク20は前記空気ブロワ2
1及び第1,第2,第3作動手段16a,16b,16
cに配管22,23によりそれぞれ接続されている。
動手段16a,16b,16cとを連結する配管23の
途中には、エアーロータリバルブ25a,25b,25
cがそれぞれ接続されている。各エアーロータリバルブ
25は、モータ27により回転する単体の回転軸26に
より連動して作動する。具体的には、エアーロータリバ
ルブ25a,25b,25cは、第1作動手段16aか
ら第3作動手段16cにわたって所定時間遅れて開閉動
作するようになっている。また、各配管23は、空気を
レシーバタンク20から各作動手段16a,16b,1
6cに送る場合と、各作動手段16a,16b,16c
の空気を大気に排出する場合との両方に使用される。
材製品は、第2シュター28から取り出された骨材製品
と共に、前記脱水バケットエレベータ13に供給され
る。脱水バケットエレベータ13と水槽12の下部と
は、水密状に接続されており、しかも、比重選別された
所定の骨材原料を分離用水から取り出すべく、脱水バケ
ットエレベータ13の上端部が水槽12の水面よりも上
方に延設されている。
レベータ13から供給された骨材原料を振動させること
により、粒度選別するための振動スクリーン装置38を
備え、振動スクリーン装置38により、例えば粒径が5
〜13mmの比較的粒度の小さな骨材原料(6号製品)
は、第1排出コンベア40に供給される。また、例えば
粒径が13〜20mmと6号製品に比し比較的粒度の大
きな骨材原料(5号製品)は、第2搬出コンベア41に
供給される。
1は、それぞれモータ43,44により駆動され、各コ
ンベア40,41上の骨材原料は、次工程(積載場所
等)に適宜搬送される。
た比重の小さな木屑等のゴミを含む骨材材料から、不要
なゴミを取り出すための屑取排出装置、50は該屑取排
出装置55から排出されたゴミを搬送するためのゴミ排
出コンベア装置である。56は脱水スクリーン、59は
脱水スクリーン56から取り出された低比重骨材を排出
する低比重骨材排出コンベアである。
の剥離工程を経た再生骨材(骨材原料)の選別方法につ
いて説明する。
原料は、コンベア8を介して受入ホッパー9に投入さ
れ、受入ホッパー9内の骨材原料は、ベルトフィーダ1
0を介して比重選別機11に投入供給される。
21から配管22を介してレシーバタンク20に空気が
圧送される。また、エアーロータリバルブ25a,25
b,25cがモータ27により連動して連続的または間
欠的に回転している。このエアーロータリバルブ25
a,25b,25cは開閉動作の位相がずれていること
から、上流側から順次空気を各作動手段16a,16
b,16cに供給し、または、排出するようになってい
る。このため、各エアーロータリバルブ25a,25
b,25cが開放されると、空気は、配管23を介して
第1,第2,第3作動手段16a,16b,16cの気
室15内に順次供給される。
5内の空気は、該気室15内の分離用水を各作動手段1
6a,16b,16cの開口から外部に押し出すことと
なり、分離用水は、スクリーンプレート14の通孔62
を介して分離室12aに流入し、その水面が上昇する。
更に、各エアーロータリバルブ25a,25b,25c
の回転により、空気の供給が停止された後に、配管23
を介して空気の排出が可能となると、再び分離用水は、
空気を押し出しながら各気室15内に入りこむため、分
離用水は下降する。
5b,25cは、連続的又は間欠的に回転することによ
り、所定の時間遅れて順次開閉動作するので、分離室1
2a内の分離用水には一定の波が発生する。この波は、
30〜100回/分の範囲で発生させるのが好ましく、
また、波高は30〜150mmの範囲に設定するのが好
ましい。尚、エアーロータリバルブ25a,25b,2
5cの制御は、これらのバルブ25a,25b,25c
を単体の回転軸26により作動させるため、タイマー制
御が不要となり簡単に制御することができる。
所定量の骨材原料が投入されると、骨材原料は、上下方
向に脈動しながら下流に向けて移動することとなる。上
方に移動した骨材原料の内、比重の大きいものは、小さ
いものに比し、沈降速度が速いため、脈動する間に比重
の大きいもの程、次第に下層に沈み、比重の小さいもの
は浮遊力が大きいため上層に残存し易い。
ュター18に到達する。比重の大きな粗粒子は比較的分
離速度(沈降速度)が速いため、下層部分に位置しやす
い。従って、第1シュター18において、この粗粒子を
予め排出する予備選別を行い、粗粒子は、ロータリフィ
ーダ29を介して第1シュター18に入り、第1シュタ
ー18を経て脱水バケットエレベータ13に供給され
る。
的粒子の小さい骨材原料は、更に上下方向に脈動しなが
ら移動する。エアーロータリバルブ25a,25b,2
5cの入気及び排気の時間を調整することにより、任意
な波形を発生させることができるため、浮遊する骨材の
沈降時間が長くなり、その選別をゆっくり行うことがで
き、しかも、予め粗粒子を排除しているため、第1シュ
ター18に入らなかった骨材原料の分離選別性能は向上
する。
鉄球を使用しないため、分離選別された骨材原料の高比
重層(ベット層)を鉄球により崩すようなことはなく、
骨材原料を規則的に脈動させながら移動させることが可
能となる。しかも、骨材原料の移動は、スクリーンプレ
ート14を傾斜させたことにより、スムーズに行うこと
ができ、処理能力の向上も図ることができる。
す如く下層側の所定層厚部分(高比重域帯)の骨材原料
は、ロータリフィーダ30により第2シュター28に強
制的に取り入れられ、沈降して前記脱水バケットエレベ
ータ13に供給される。
シュター18からの粗粒子からなる骨材原料と、第2シ
ュター28からの粒子の小さい骨材原料とを搬送して、
分離用水から取り出した後に、振動スクリーン装置38
に供給する。
動させることにより、粒径選別し、粒径が5〜13mm
の骨材原料を、第1排出コンベア40に供給し、粒径が
13〜20mmの骨材原料は、第2排出コンベア41に
それぞれ供給する。
(低比重域帯)には、低比重骨材にモルタル、木屑等の
ゴミが混在するが、これらは、水槽12からオーバーフ
ローし、ゴミ排出コンベア装置50または低比重骨材排
出コンベア59にそれぞれ供給される。
リーンプレート14が目詰まりするようなことがあって
も、分離用水の波を高くしたり等して水圧により、スク
リーンプレート14を洗浄して目詰まりを解消すること
ができる。この結果、従来の比重選別機に比し、多数の
鋼球及びスクリーンプレートを着脱したり、ダイヤフラ
ム等の破損し易い部品の交換が不要となるため、メンテ
ンナンスが容易且つ迅速に行える。また、目詰まりする
以前のスクリーンプレートの定期的なメンテナンスが容
易であり、目詰まりに起因していた製品の品質の低下を
防止することもできる。
選別が可能となり、特に、比重が略2.0〜2、7で且
つ、従来の比重選別機では困難であった粒径が略5〜1
3mmの骨材の選別をするのに最適であり、更に粒径が
略0.5〜5mmの選別もできる機能を持っている。
層を破壊せずにスムーズに移動させることができ、ベッ
ド層を厚くしても正確な選別が可能となり、スクリーン
プレート14を傾斜させたことと相まって処理能力も向
上する。
ものではなく、例えば、骨材原料は、廃材から選別され
る再生骨材以外に、例えば採石場等で採取された天然の
骨材等であっても良いことは無論である。かかる天然の
骨材の場合には、前記破砕工程及びモルタル等の剥離工
程は不要となる。
クリーンプレートの下方に設けられ、且つ、作動手段に
は気室が形成され、該気室内には、分離用水が出入する
ことにより分離用水に波を発生できるように、気体が供
給または排出されるように構成され、しかも、骨材原料
の比重の大きい側を取り出すようにしたので、広範囲の
粒度分布の選別が可能で、且つ、選別精度と安定性の向
上を図ることができ、特に粒径の小さな高品質の骨材原
料の比重選別に最適である。
スの際にスクリーンプレート等の部品の着脱や交換作業
が不要となり、メンテナンスを容易且つ迅速に行える。
また、ダイヤフラムやクランク装置による機械的な装置
を使用しないため、装置の小型化を図ることもできる。
更に、ダイヤフラムやクランク装置等の機械的な装置に
比し、ダイヤフラム等の高価な部品の交換が不要とな
り、ランニングコストの低減も可能となる。
され、各槽内には前記作動手段がそれぞれ設けられ、分
離速度の速い粗粒子からなる骨材原料を予め選別する第
1シューターを設けることにより、分離選別効率を更に
向上することが可能となる。
ロータリバルブがそれぞれ設けられ、各ロータリバルブ
は単体の回転軸により連動して作動する構成である場合
には、各ロータリバルブの制御が簡単となり、大がかり
な装置が不要となる利点がある。
〜100回/分で、且つ、波高は30〜150mmに設
定されている場合には、最適な条件により骨材原料の選
別が行える利点がある。
る。
ロータリバルブ) 26 回転軸 62 通孔
Claims (4)
- 【請求項1】分離用水が貯留された水槽内に、多数の通
孔を有するスクリーンプレートが分離用水に浸されるよ
うに設けられ、スクリーンプレートの上面側に供給され
た骨材原料を移動させる際に、スクリーンプレート上で
骨材原料を上下方向に脈動させる作動手段を備え、骨材
原料を沈降速度差によって選別するようにした骨材の比
重選別装置において、前記作動手段は、スクリーンプレ
ートの下方に設けられ、且つ、作動手段には気室が形成
され、該気室内には、分離用水が出入することにより分
離用水に波を発生できるように、気体が供給または排出
されるように構成され、しかも、骨材原料の比重の大き
い側を取り出すようにしたことを特徴とする骨材の比重
選別装置。 - 【請求項2】 前記水槽内が、複数槽に構成され、各槽
内には前記作動手段がそれぞれ設けられ、分離速度の速
い粗粒子からなる骨材原料を予め選別する第1シュータ
ーを設けた請求項1に記載の骨材の比重選別装置。 - 【請求項3】 前記各槽に気体を送る気室から接続され
た配管には、ロータリバルブがそれぞれ設けられ、各ロ
ータリバルブは単体の回転軸により連動して作動する構
成である請求項2に記載の骨材の比重選別装置。 - 【請求項4】 前記作動手段による波の回数は30〜1
00回/分で、且つ、波高は30〜150mmに設定さ
れている請求項1,2又3に記載の骨材の比重選別装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32245097A JPH11138043A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 骨材の比重選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32245097A JPH11138043A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 骨材の比重選別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11138043A true JPH11138043A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18143807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32245097A Pending JPH11138043A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 骨材の比重選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11138043A (ja) |
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