JPH11135130A - 二次電池集電体用金属箔、その製造方法、及び二次電池 - Google Patents

二次電池集電体用金属箔、その製造方法、及び二次電池

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JPH11135130A
JPH11135130A JP9298504A JP29850497A JPH11135130A JP H11135130 A JPH11135130 A JP H11135130A JP 9298504 A JP9298504 A JP 9298504A JP 29850497 A JP29850497 A JP 29850497A JP H11135130 A JPH11135130 A JP H11135130A
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Japan
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secondary battery
positive electrode
foil
negative electrode
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Kenji Shindo
健二 新藤
Masahiko Kawai
正彦 川井
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MA Aluminum Corp
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活物質及び結着剤を含む塗料(スラリー)を
塗布して構成した塗膜が金属箔から剥離し難く、電池と
しての効率が高く、かつ、寿命も長いものとなる金属箔
を低コストで提供することである。 【解決手段】 表面の光学的特性L値が50〜75であ
る金属箔からなる二次電池集電体用金属箔。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にリチウム二次
電池に用いる集電体用金属箔、その製造方法、及び二次
電池に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、移動体通信機、ノートブック型パ
ソコン、パームトップ型パソコン、一体型ビデオカメ
ラ、ポータブルCDプレーヤ、ヘッドホンステレオ、コ
ードレス電話などの電子機器の小型化・軽量化・携帯化
が図られ、これに伴って電源として二次電池が広く使用
されている。
【0003】二次電池としては、鉛二次電池やニッケル
−カドミウム電池が周知である。更には、金属リチウム
やリチウム合金、或いはリチウムイオンをドープ・脱ド
ープできる物質を負極活物質材料として用いた非水電解
液二次電池が、高エネルギー密度が得られるものとして
盛んに研究されている。中でも、正極および負極の帯状
電極をセパレータを介して渦巻状に巻いて電極面積を大
きくした円筒型及び角型渦巻式非水電解液二次電池は急
速充・放電ができるとして注目を浴びている。
【0004】このタイプの二次電池は、図1の構造をし
たものである。図1中、1は負極、2は正極、3はセパ
レータ、4はニッケルメッキを施した鉄製電池缶、5は
電池蓋である。負極1は、例えば粉砕したニードルコー
クス(負極活物質)及びポリフッ化ビニリデン(結着
剤)の混合物からなる負極合剤を溶剤に分散させたスラ
リーを、厚さ10μmの銅箔からなる帯状の負極集電体
の両面に塗布・乾燥し、ローラープレス機により圧縮成
形して、帯状の負極1としたものである。正極2は、例
えば炭酸リチウムと炭酸コバルトの混合物を焼成して粉
状のLiCoO2(正極活物質)を得、これにグラファ
イト(導電材)とポリフッ化ビニリデン(結着剤)を加
えてなる正極合剤を溶剤に分散させたスラリーを、厚さ
20μmのアルミニウム箔からなる帯状の正極集電体の
両面に塗布・乾燥し、ローラープレス機により圧縮成形
して、帯状の正極2としたものである。セパレータ3
は、例えば微孔性ポリプロピレンフィルムからなる。そ
して、負極1、セパレータ3、正極2、セパレータ3の
順に積層し、これを渦巻状に巻き回し、この渦巻状の巻
回体を電池缶4内に収納し、負極の集電を行う為に、負
極リードの一端を負極1に取り付け、その他端を電池缶
4に溶接し、又、正極の集電を行う為に、正極リードの
一端を正極2に取り付け、その他端を電池蓋5に溶接
し、更に電池缶4の中にリチウム塩を有機溶媒に溶解し
た非水系電解液を注入したものである。
【0005】ところで、上記集電体として、アルミニウ
ム、銅の他にも、ニッケル、ステンレススチール等の金
属箔が用いられている。上記金属箔は、圧延により作製
されていることから、表面が滑らかである。この為、電
池活物質と結着剤とを含むスラリーを金属箔(集電体)
に塗布した場合、塗膜と金属箔との接着性が低い。
【0006】そして、接着性が低い場合、渦巻状に巻き
回した時、活物質を含む塗膜が金属箔から剥離すること
がある。特に、角型の場合、巻きのコーナー部が剥離し
易い。このような場合、電池としての効率が悪く、更に
は電池としての寿命も短い。このようなことから、接着
性向上の為、活物質を含む塗膜中に接着性向上の添加剤
を加えることが提案されている。
【0007】しかし、このような場合、電池の電圧や容
量特性を低下させる。又、接着性向上の為、金属箔の表
面粗度を0.1〜0.9μmとすることが提案(特開平
5−74479号公報)されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−7
4479号公報の表面粗度を0.1〜0.9μmとする
技術は、圧延上がりの表面を、例えばエッチング処理、
レーザー処理、無電解メッキ、電解メッキ、サンドブラ
スト等の化学的・物理的な処理を施すことにより達成し
たものである。
【0009】この為、経済性が悪い。更に、本発明者の
研究によれば、表面粗度(中心線平均粗さRa)を0.
1〜0.9μmとしても、接着性が劣ることもあった。
従って、本発明が解決しようとする課題は、活物質及び
結着剤を含む塗料(スラリー)を塗布して構成した塗膜
が金属箔から剥離し難く、電池としての効率が高く、か
つ、寿命も長いものとなる金属箔を低コストで提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、表面の光
学的特性L値が50〜75である金属箔からなることを
特徴とする二次電池集電体用金属箔によって解決され
る。特に、少なくとも三枚以上の合わせ圧延で得られて
なり、その両面が艶消し面であって、表面の光学的特性
L値が50〜75である金属箔からなることを特徴とす
る二次電池集電体用金属箔によって解決される。
【0011】更には、上記金属箔の表面の中心線平均粗
さRaが0.3〜1.2μmであることを特徴とする二
次電池集電体用金属箔によって解決される。又、二次電
池集電体用の金属箔の製造方法であって、少なくとも三
枚以上の金属材を合わせて圧延する工程と、表裏両面が
圧延ロールに直接接触しておらず、表裏両面が艶消し面
である金属箔を取り出す工程とを具備することを特徴と
する二次電池集電体用の金属箔の製造方法によって解決
される。
【0012】そして、上記の金属箔、例えばアルミニウ
ム箔は、表面の光学的特性L値が50〜75であること
から、活物質及び結着剤を含むスラリーを塗布して構成
した塗膜が金属箔(例えば、アルミニウム箔)から剥離
し難いものであった。この為、電池としての効率が高
く、かつ、寿命も長いものとなる。光学的特性L値が5
0〜75のアルミニウム箔は、三枚以上の合わせ圧延に
より得ることが出来る。そして、格別な処理、例えばエ
ッチング処理、レーザー処理、無電解メッキ、電解メッ
キ、サンドブラスト等の化学的・物理的な処理を施す必
要がないことから、低廉なコストで得られる。
【0013】本発明において、光学的特性L値は、スガ
試験機(株)製のカラーテスターSC−2型により測定
したものである。従って、本発明において、光学的特性
L値が50〜75とは、前記装置を用いて測定した値が
50〜75と言うことである。本発明において、L値を
50以上としたのは、50未満の値の場合には、活物質
及び結着剤(有機高分子樹脂)を含む塗膜の密着性が良
くなかったからである。75以下としたのは、これより
高い場合には、合わせ圧延時の冷間加工率を多くしなけ
ればならない為、圧延時に箔の切断が起きたり、合わせ
圧延箔を一枚ずつに分離(剥離)する時、抵抗が大き
く、巻き取り作業性が低下したからである。より好まし
い範囲は、L値が65以上である。又、L値が70以下
である。
【0014】ところで、特開平5−74479号公報が
示すような表面粗度を0.1〜0.9μmとしたのみで
は、活物質及び結着剤を含む塗膜の密着性が良くなかっ
た理由は、次のように推測している。これまで、表面粗
度が0.1〜0.9μmの箔は単一圧延で得ている。こ
の単一圧延によって得た箔は、圧延の方向にロールの研
磨溝が伸びて筋状に凹凸が発生している。この為、表面
粗度が0.1〜0.9μmと言っても、長手方向(圧延
方向)と幅方向とでは凹凸具合が大きく異なっている。
【0015】これに対して、本発明の如く、最終圧延が
三枚以上の合わせ圧延によって得た中側の箔は、長手方
向と幅方向との間で凹凸具合に大きな差が認められな
い。すなわち、特開平5−74479号公報が提案した
中心線平均粗さRaで規定する表面プロフィールと、本
願発明が提案した光学的特性L値で規定する表面プロフ
ィールとの間には、表面プロフィールの内容に大きな差
がある。
【0016】そして、本発明の如く、光学的特性L値が
50〜75の場合、凹凸具合が等方的なものである為、
活物質及び結着剤を含む塗膜の密着性が良いと推測して
いる。又、従来の単一圧延による場合、箔の表面にロー
ルが接している。圧延に際して、ロールと材料間の温度
は瞬間的ではあるが、かなりの高温になっている。そし
て、圧延に際しては潤滑剤が使用されていることから、
この潤滑剤が高温・高圧下で金属材料と反応し、箔表面
が潤滑剤成分によって多少なりとも変性した為、塗膜中
の結着剤が箔表面に結合するのが阻害されているのでは
ないかと推測した。
【0017】これに対して、三枚以上の合わせ圧延によ
る場合、両側以外の箔の表面にはロールが接しておら
ず、かつ、圧延に際して高温に曝されてなく、潤滑剤も
付着しない。この為、中側に位置した箔の表面は潤滑剤
で変性しておらず、塗膜中の結着剤が箔表面に強固に結
合しているのではないかと推測した。上記のような理由
に基づいて、単一圧延によって得た表面粗度が0.1〜
0.9μmの箔では、活物質及び結着剤を含む塗膜の密
着性が良くなかった場合もあったのに対して、光学的特
性L値が50〜75の箔では、活物質及び結着剤を含む
塗膜の密着性が良かったと考えた。
【0018】尚、上記した通り、光学的特性L値が50
〜75の箔において、表面の中心線平均粗さRaが0.
3〜1.2μmの条件をも満たす箔が好ましいものであ
った。すなわち、Raが0.3μm以上の場合、活物質
及び結着剤を含む塗膜の密着性が一層良く、Raが1.
2μm以下の場合、箔にピンホールがなく、二次電池集
電体用金属箔として好ましいものであった。より好まし
くは表面の中心線平均粗さRaが0.5〜1.0μmの
条件をも満たす箔である。
【0019】上記表面プロフィールの金属箔は、三枚以
上の金属材を合わせて圧延した後、表裏両面が圧延ロー
ルに直接接触しておらず、表裏両面が艶消し面である金
属箔を取り出すことによって得られる。この合わせ圧延
に際して、合わせ圧延時の加工率を30〜60%とする
ことが好ましい。30%未満の場合には、光学的特性L
値が50に達しない。60%を越えた場合には、箔切れ
が起きたり、箔を剥がし難いものとなる。より好ましい
冷間加工率は40〜50%である。
【0020】そして、上記金属箔に負極活物質及び結着
剤を含む塗膜を表面に設けた負極と、上記金属箔に正極
活物質及び結着剤を含む塗膜を表面に設けた正極とを、
セパレータを挟んで渦巻状に巻回した電極構造を有する
二次電池、特に前記電極構造を有する筒状で非水電解液
タイプの二次電池は、電池としての効率が高く、かつ、
寿命も長いものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の二次電池集電体用金属箔
は、表面の光学的特性L値が50〜75、特に65〜7
0の金属箔である。特に、少なくとも三枚以上の合わせ
圧延で得られてなり、その両面が艶消し面であって、表
面の光学的特性L値が50〜75、特に65〜70の金
属箔である。前記金属箔の表面の中心線平均粗さRaは
0.3〜1.2μm、特に0.5〜1.0μmである。
【0022】本発明の二次電池集電体用金属箔の製造方
法は、少なくとも三枚以上の金属材を合わせて圧延する
工程と、表裏両面が圧延ロールに直接接触しておらず、
表裏両面が艶消し面である金属箔を取り出す工程とを具
備する。合わせ圧延に際して、合わせ圧延時の加工率は
30〜60%、特に40〜50%である。本発明の製造
方法において、両側に位置する金属材、すなわち圧延ロ
ールに直接接触する金属材は、圧延後にあっても、二次
電池集電体用金属箔としては用いない。但し、この圧延
金属箔は、例えば薬品、菓子、或いは食品の包装用のも
のとして利用できる。従って、徒に、廃棄せずとも有効
利用を図ることが出来る。そして、このような製造方法
によれば、上記特徴の二次電池集電体用金属箔が得られ
る。
【0023】本発明の二次電池は、上記金属箔に負極活
物質及び結着剤を含む塗膜を表面に設けた負極と、上記
金属箔に正極活物質及び結着剤を含む塗膜を表面に設け
た正極とを、セパレータを挟んで渦巻状に巻回した電極
構造を有するものである。特に、上記金属箔に負極活物
質及び結着剤を含む塗膜を表面に設けた負極と、上記金
属箔に正極活物質及び結着剤を含む塗膜を表面に設けた
正極とを、セパレータを挟んで渦巻状に巻回した電極構
造を有する筒状で非水電解液タイプの二次電池である。
【0024】以下、更に詳しく説明する。金属箔を構成
する材料は、銅、ニッケル、ステンレススチール、アル
ミニウム等の種々のものが挙げられる。負極集電体とし
ては銅などが主として用いられるが、正極集電体として
はアルミニウム又はアルミニウム合金などが主として用
いられる。
【0025】いずれの材料を用いるとも、金属材料から
なる箔表面の光学的特性L値が50〜75、特に65〜
70である。又、表面の中心線平均粗さRaが0.3〜
1.2μm、特に0.5〜1.0μmである。この表面
プロフィールの箔、例えばアルミニウム箔は、図2に示
すダブリング装置を2回通すことにより3枚以上に合わ
せられ、箔圧延機に掛けることによって得られる。尚、
図2中、11はアルミニウム板、12は離形用オイルス
プレー塗布ノズルである。圧延後、図3に示す分離装置
を2回通し、表裏両面が圧延ロールに直接接触しておら
ず、表裏両面が艶消し面である中央側のアルミニウム箔
を取り出すと、上記表面プロフィールのアルミニウム箔
が得られる。
【0026】このアルミニウム箔上に正極活物質及び結
着剤を含む塗膜を設けることによって、正極が構成され
る。正極活物質としては、リチウムイオンをドープ・脱
ドープできるものであれば良い。例えば、Lix Coy
z 2 (MはAl,In,Snの中から選ばれた少な
くとも一種、x,y,zは0<x≦1.1,0.5<y
≦1,z≦0.1を満たす数)、Lix CoO2 (0<
x≦1)、Lix Coy Niz 2 (x,y,zは0<
x≦1,y+z=1を満たす正数)、Lix MnO
2 (0<x≦1)、Lix Mn2 4 (0<x≦1)、
LiCox Mn2-x 4 (0<x≦0.5)、Lix
3 8 (0<x≦1)、LiCrO2 、Lix 2
5 (0<x≦1)、Lix 6 13(0<x≦1)、L
1+x 3 8 (0<x≦1)、Lix MoO3 (0<
x≦1)、Lix MoS2 (0<x≦1)、Lix Ti
2 4 (0<x≦1)、Lix Ti2 2 (0<x≦
1)等が挙げられる。好ましくはリチウムコバルト酸化
物、リチウムマンガン酸化物である。特に好ましくはリ
チウムコバルト酸化物である。
【0027】結着剤としては、澱粉などの多糖類、ポリ
ビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、再生セルロース、ジアセチ
ルセルロース、ポリ塩化ビニル、ポリビニルピロリド
ン、テトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、スチレンブタジエンゴ
ム、フッ素ゴム、ポリエチレンオキサイド等の熱可塑性
樹脂、ゴム弾性を有するポリマー等の中から選ばれる一
種又は二種以上の混合物が用いられる。
【0028】そして、活物質100重量部に対して結着
剤0.1〜20重量部を含む塗料を、上記の表面プロフ
ィールで厚さが15〜20μmのアルミニウム箔に塗布
する。塗布厚さ(乾燥後の厚さ)は、片面当たり30〜
300μm、特に70〜130μmである。尚、塗膜中
には、必要に応じて、天然黒鉛や合成黒鉛などの黒鉛、
カーボンブラック、アセチレンブラック、炭素繊維、金
属粉末、金属繊維、あるいはポリフェニレン誘導体、そ
の他導電性ポリマー等の導電剤、又、ポリプロピレン、
ポリエチレン等のオレフィン系ポリマー、あるいはガラ
ス繊維などのフィラーが含まれる。
【0029】又、上記と同様にして、或いは公知の方法
によって負極を構成する。セパレータとしては、例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンの微
多孔膜の一種の単独膜、或いは二種以上の貼り合わせ膜
を使用できる。又、ポリオレフィン、ポリエステル、ポ
リアミド、セルロース等の不織布も単独、若しくは前記
微多孔膜と組み合わせて使用できる。
【0030】そして、図1と同様に、負極、セパレー
タ、正極、セパレータの順に積層し、これを渦巻状に巻
き回し、この渦巻状の巻回体を電池缶内に収納し、負極
の集電を行う為に、負極リードの一端を負極に取り付
け、その他端を電池缶に溶接し、又、正極の集電を行う
為に、正極リードの一端を正極に取り付け、その他端を
電池蓋に溶接し、更に電池缶の中にリチウム塩を有機溶
媒に溶解した非水系電解液を注入し、リチウムイオン型
二次電池を作製した。
【0031】尚、電解液を構成する溶媒としては、プロ
ピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレン
カーボネート、ジエチルカーボネート、テトラヒドロフ
ラン、ジメチルスルフォキシド、アセトニトリル等の有
機溶媒、特に非プロトン性の溶媒が用いられる。溶質と
しては、リチウム塩が用いられる。リチウム塩として
は、例えばLiClO4 ,LiAsF6 ,LiBF4
LiPF6 ,LiCF3SO3 ,LiCH3 SO3 ,L
iCl,LiBr,LiI等の群の中から選ばれる一種
又は二種以上のものが用いられる。
【0032】上記電解液の他にも固体電解質を用いるこ
とが出来る。固体電解質としては、無機固体電解質と有
機固体電解質とがある。無機固体電解質と有機固体電解
質とを併用しても良い。無機固体電解質としては、リチ
ウムの酸化物、硫化物、窒化物やハロゲン化物が挙げら
れる。有機固体電解質としては、ポリエチレンオキサイ
ド誘導体、又はポリエチレンオキサイド誘導体を含むポ
リマー、ポリプロピレンオキサイド誘導体、又はポリプ
ロピレンオキサイド誘導体を含むポリマー等が挙げられ
る。
【0033】以下、具体的な実施例を挙げて説明する。
【0034】
【実施例1】最終圧下率50%の条件下で三枚の合わせ
圧延を行い、厚さが20μm、両面が艶消し面であっ
て、表面の光学的特性L値が65、表面の中心線平均粗
さRaが0.8μmのアルミニウム(純度99.3%)
箔を作製した。このアルミニウム箔の両面に、LiCo
2 (正極活物質)とフッ化ビニリデン樹脂(結着剤)
とを含むN−ピロリドン溶液を片面の厚さが100μm
となるよう塗布し、110℃で乾燥させた。
【0035】この塗膜の接着性を評価する為、1mm角
に切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セロテー
プ剥離試験を行った処、剥離数は0であった。次に、こ
のようにして得た帯状の正極と、セパレータと、負極と
を積層し、渦巻状に巻き回し、この渦巻状の巻回体を電
池缶内に収納し、負極の集電を行う為に、負極リードの
一端を負極に取り付け、その他端を電池缶に溶接し、
又、正極の集電を行う為に、正極リードの一端を正極に
取り付け、その他端を電池蓋に溶接し、更に電池缶の中
にLiClO4 をエチレンカーボネートとジエチレンカ
ーボネートとの等量混合溶液に溶解した非水系電解液を
注入し、リチウムイオン型二次電池を作製した。
【0036】
【実施例2】最終圧下率55%の条件下で三枚の合わせ
圧延を行い、厚さが20μm、両面が艶消し面であっ
て、表面の光学的特性L値が70、表面の中心線平均粗
さRaが1.0μmのアルミニウム箔を作製し、このア
ルミニウム箔を用いた以外は実施例1と同様に行い、リ
チウムイオン型二次電池を作製した。
【0037】尚、本実施例の帯状の正極のサンプルに1
mm角の切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セ
ロテープ剥離試験を行った処、剥離数は0であった。
【0038】
【実施例3】最終圧下率60%の条件下で三枚の合わせ
圧延を行い、厚さが20μm、両面が艶消し面であっ
て、表面の光学的特性L値が72、表面の中心線平均粗
さRaが1.2μmのアルミニウム箔を作製し、このア
ルミニウム箔を用いた以外は実施例1と同様に行い、リ
チウムイオン型二次電池を作製した。
【0039】尚、本実施例の帯状の正極のサンプルに1
mm角の切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セ
ロテープ剥離試験を行った処、剥離数は0であった。
【0040】
【実施例4】最終圧下率70%の条件下で三枚の合わせ
圧延を行い、厚さが20μm、両面が艶消し面であっ
て、表面の光学的特性L値が75、表面の中心線平均粗
さRaが1.4μmのアルミニウム箔を作製し、このア
ルミニウム箔を用いた以外は実施例1と同様に行い、リ
チウムイオン型二次電池を作製した。
【0041】尚、本実施例の帯状の正極のサンプルに1
mm角の切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セ
ロテープ剥離試験を行った処、剥離数は0であった。但
し、本実施例においては、アルミニウム箔を作製する
際、箔切れが認められることがあった。
【0042】
【実施例5】最終圧下率40%の条件下で三枚の合わせ
圧延を行い、厚さが20μm、両面が艶消し面であっ
て、表面の光学的特性L値が55、表面の中心線平均粗
さRaが0.6μmのアルミニウム箔を作製し、このア
ルミニウム箔を用いた以外は実施例1と同様に行い、リ
チウムイオン型二次電池を作製した。
【0043】尚、本実施例の帯状の正極のサンプルに1
mm角の切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セ
ロテープ剥離試験を行った処、15個の剥離が認められ
た。
【0044】
【実施例6】最終圧下率30%の条件下で三枚の合わせ
圧延を行い、厚さが20μm、両面が艶消し面であっ
て、表面の光学的特性L値が50、表面の中心線平均粗
さRaが0.4μmのアルミニウム箔を作製し、このア
ルミニウム箔を用いた以外は実施例1と同様に行い、リ
チウムイオン型二次電池を作製した。
【0045】尚、本実施例の帯状の正極のサンプルに1
mm角の切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セ
ロテープ剥離試験を行った処、20個の剥離が認められ
た。
【0046】
【比較例1】最終圧下率20%の条件下で三枚の合わせ
圧延を行い、厚さが20μm、両面が艶消し面であっ
て、表面の光学的特性L値が40、表面の中心線平均粗
さRaが0.2μmのアルミニウム箔を作製し、このア
ルミニウム箔を用いた以外は実施例1と同様に行い、リ
チウムイオン型二次電池を作製した。
【0047】尚、本比較例の帯状の正極のサンプルに1
mm角の切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セ
ロテープ剥離試験を行った処、31個の剥離が認められ
た。
【0048】
【比較例2】最終圧下率15%の条件下で三枚の合わせ
圧延を行い、厚さが20μm、両面が艶消し面であっ
て、表面の光学的特性L値が35、表面の中心線平均粗
さRaが0.18μmのアルミニウム箔を作製し、この
アルミニウム箔を用いた以外は実施例1と同様に行い、
リチウムイオン型二次電池を作製した。
【0049】尚、本比較例の帯状の正極のサンプルに1
mm角の切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セ
ロテープ剥離試験を行った処、38個の剥離が認められ
た。
【0050】
【比較例3】最終圧下率30%の単一圧延により、厚さ
が20μm、両面が光沢面であって、表面の光学的特性
L値が35、表面の中心線平均粗さRaが0.15μm
のアルミニウム箔を作製し、このアルミニウム箔を用い
た以外は実施例1と同様に行い、リチウムイオン型二次
電池を作製した。
【0051】尚、本比較例の帯状の正極のサンプルに1
mm角の切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セ
ロテープ剥離試験を行った処、74個の剥離が認められ
た。
【0052】
【比較例4】最終圧下率50%の単一圧延により、厚さ
が20μm、両面が光沢面であって、表面の光学的特性
L値が45、表面の中心線平均粗さRaが0.8μmの
アルミニウム箔を作製し、このアルミニウム箔を用いた
以外は実施例1と同様に行い、リチウムイオン型二次電
池を作製した。
【0053】尚、本比較例の帯状の正極のサンプルに1
mm角の切れ目を入れて100個のマス目を形成し、セ
ロテープ剥離試験を行った処、35個の剥離が認められ
た。
【0054】
【発明の効果】活物質及び結着剤を含む塗膜が金属箔か
ら剥離し難く、電池としての効率が高く、かつ、寿命も
長い二次電池が低廉なコストで得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リチウム二次電池の概略図
【図2】ダブリング装置の概略図
【図3】分離装置の概略図
【符号の説明】
1 負極 2 正極 3 セパレータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の光学的特性L値が50〜75であ
    る金属箔からなることを特徴とする二次電池集電体用金
    属箔。
  2. 【請求項2】 少なくとも三枚以上の合わせ圧延で得ら
    れてなり、その両面が艶消し面であることを特徴とする
    請求項1の二次電池集電体用金属箔。
  3. 【請求項3】 表面の中心線平均粗さRaが0.3〜
    1.2μmであることを特徴とする請求項1又は請求項
    2の二次電池集電体用金属箔。
  4. 【請求項4】 金属箔がアルミニウム箔であることを特
    徴とする請求項1〜請求項3いずれかの二次電池集電体
    用金属箔。
  5. 【請求項5】 二次電池集電体用の金属箔の製造方法で
    あって、 少なくとも三枚以上の金属材を合わせて圧延する工程
    と、 表裏両面が圧延ロールに直接接触しておらず、表裏両面
    が艶消し面である金属箔を取り出す工程とを具備するこ
    とを特徴とする二次電池集電体用の金属箔の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4いずれかの金属箔に
    負極活物質及び結着剤を含む塗膜を表面に設けた負極
    と、請求項1〜請求項4いずれかの金属箔に正極活物質
    及び結着剤を含む塗膜を表面に設けた正極とを、セパレ
    ータを挟んで渦巻状に巻回した電極構造を有することを
    特徴とする二次電池。
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