JPH11134969A - スイッチのガード機構 - Google Patents
スイッチのガード機構Info
- Publication number
- JPH11134969A JPH11134969A JP29867797A JP29867797A JPH11134969A JP H11134969 A JPH11134969 A JP H11134969A JP 29867797 A JP29867797 A JP 29867797A JP 29867797 A JP29867797 A JP 29867797A JP H11134969 A JPH11134969 A JP H11134969A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- lid cover
- case
- opening
- guard mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチの開閉式の蓋カバーを小さな占有ス
ペースで実現することができ、設計の自由度の向上を図
ることのできるスイッチのガード機構を得る。 【解決手段】 ビデオカメラのパネル3に凹面状のケー
ス4を設け、ケース4の開口部内にトグルスイッチのス
イッチレバー7が落とし込まれて配設され、ケース4の
開口部に透明部材からなる蓋カバー8をその両側の軸受
け片9,9を回動中心として開閉可能に取り付けられ、
蓋カバー8は開口部内に収納されて開放するようにさ
れ、また、蓋カバー8の開閉時、当該蓋カバー8に設け
たアーム11の凸部11aをケース4の内壁面に形成し
た凹部12a,12bにクリック係合するようにした。
ペースで実現することができ、設計の自由度の向上を図
ることのできるスイッチのガード機構を得る。 【解決手段】 ビデオカメラのパネル3に凹面状のケー
ス4を設け、ケース4の開口部内にトグルスイッチのス
イッチレバー7が落とし込まれて配設され、ケース4の
開口部に透明部材からなる蓋カバー8をその両側の軸受
け片9,9を回動中心として開閉可能に取り付けられ、
蓋カバー8は開口部内に収納されて開放するようにさ
れ、また、蓋カバー8の開閉時、当該蓋カバー8に設け
たアーム11の凸部11aをケース4の内壁面に形成し
た凹部12a,12bにクリック係合するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用等のビデオ
カメラに備えられている、例えばトグルスイッチからな
るパワースイッチ(電源スイッチ)等の誤動作を防止す
るためのガード機構に関し、詳しくは、スイッチがビデ
オカメラのパネルの開口部内に落とし込まれて配置さ
れ、この開口部を開閉可能にしている蓋カバーを開口部
内に収納するように開放させることによって、ガード機
構の小スペース化を図ることができるものである。
カメラに備えられている、例えばトグルスイッチからな
るパワースイッチ(電源スイッチ)等の誤動作を防止す
るためのガード機構に関し、詳しくは、スイッチがビデ
オカメラのパネルの開口部内に落とし込まれて配置さ
れ、この開口部を開閉可能にしている蓋カバーを開口部
内に収納するように開放させることによって、ガード機
構の小スペース化を図ることができるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用のビデオカメラには電源を
オン/オフ操作するパワースイッチが備えられ、このパ
ワースイッチは一般にはレバー方式のトグルスイッチが
多く使用されている。
オン/オフ操作するパワースイッチが備えられ、このパ
ワースイッチは一般にはレバー方式のトグルスイッチが
多く使用されている。
【0003】このパワースイッチはビデオカメラの撮影
中に誤まってオフ側へ動作してしまうことを防止するた
めに、例えばパワースイッチをパネルに設けた筒状のガ
ード壁で保護する方法や、パワースイッチをパネルに形
成した開口部内に落とし込んで保護する方法が知られて
いる。しかし、パワースイッチの上述したような保護方
法でも、撮影中にパワースイッチが突起物等に接触して
動作してしまうこともある。
中に誤まってオフ側へ動作してしまうことを防止するた
めに、例えばパワースイッチをパネルに設けた筒状のガ
ード壁で保護する方法や、パワースイッチをパネルに形
成した開口部内に落とし込んで保護する方法が知られて
いる。しかし、パワースイッチの上述したような保護方
法でも、撮影中にパワースイッチが突起物等に接触して
動作してしまうこともある。
【0004】このような問題を回避するためにパワース
イッチを蓋カバーでガードし、パワースイッチを動作で
きないようにする方法が提案されている。
イッチを蓋カバーでガードし、パワースイッチを動作で
きないようにする方法が提案されている。
【0005】ここで、従来例のガード機構の例を図7〜
図9について説明する。図7は蓋カバーの開放状態の正
面図、図8は蓋カバーの開放状態の断面図、図9は蓋カ
バーの閉止状態の断面図である。
図9について説明する。図7は蓋カバーの開放状態の正
面図、図8は蓋カバーの開放状態の断面図、図9は蓋カ
バーの閉止状態の断面図である。
【0006】ビデオカメラのキャビネットの一部を構成
するパネルを符号20で示し、パネル20に凹部21が
形成されている。パワースイッチであるトグルスイッチ
はビデオカメラの図示しない枠体にスイッチ本体部22
が固定され、トグルスイッチのスイッチレバー23が凹
部21内に落とし込まれるように配置されている。
するパネルを符号20で示し、パネル20に凹部21が
形成されている。パワースイッチであるトグルスイッチ
はビデオカメラの図示しない枠体にスイッチ本体部22
が固定され、トグルスイッチのスイッチレバー23が凹
部21内に落とし込まれるように配置されている。
【0007】凹部21の開口部21aは上下方向にスラ
イド移動する平板状の蓋カバー24により開閉可能にさ
れている。この蓋カバー24はその上端部に開閉操作す
るためのつまみ25を有し、下部に板ばね部26及びそ
の下端部に突起26aを設けている。
イド移動する平板状の蓋カバー24により開閉可能にさ
れている。この蓋カバー24はその上端部に開閉操作す
るためのつまみ25を有し、下部に板ばね部26及びそ
の下端部に突起26aを設けている。
【0008】上述した蓋カバー24は開口部21aを開
放した位置では突起26aがパネル20の下側リブ20
aにクリック係合し開放状態に保持する(図8参照)。
また、蓋カバー24が開口部21aを閉止した位置では
突起26aがパネル20の上側リブ20bにクリック係
合し閉止状態を保持する(図9参照)。
放した位置では突起26aがパネル20の下側リブ20
aにクリック係合し開放状態に保持する(図8参照)。
また、蓋カバー24が開口部21aを閉止した位置では
突起26aがパネル20の上側リブ20bにクリック係
合し閉止状態を保持する(図9参照)。
【0009】このように構成したガード機構は、蓋カバ
ー24を開放しパワースイッチであるトグルスイッチの
レバー23をオン動作したあと、蓋カバー24を閉止す
ることによってトグルスイッチのレバー23を外部から
保護することができ、これによって、ビデオカメラの撮
影中においてパワースイッチが誤って誤動作されるのを
防止することができる。
ー24を開放しパワースイッチであるトグルスイッチの
レバー23をオン動作したあと、蓋カバー24を閉止す
ることによってトグルスイッチのレバー23を外部から
保護することができ、これによって、ビデオカメラの撮
影中においてパワースイッチが誤って誤動作されるのを
防止することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のガード機構は、蓋カバー24がスライド式に開閉す
る機構であるため、蓋カバー24が開閉移動する占有ス
ペースが必要となると共に、この占有スペース部分に蓋
カバー24のクリック機構を備えることが必要となる。
このため、ガード機構には比較的に広いスペースを要す
ることから、パワースイッチを配置する位置が限定され
てしまい設計の自由度が損なわれるといった問題があ
る。
来のガード機構は、蓋カバー24がスライド式に開閉す
る機構であるため、蓋カバー24が開閉移動する占有ス
ペースが必要となると共に、この占有スペース部分に蓋
カバー24のクリック機構を備えることが必要となる。
このため、ガード機構には比較的に広いスペースを要す
ることから、パワースイッチを配置する位置が限定され
てしまい設計の自由度が損なわれるといった問題があ
る。
【0011】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、開閉式の蓋カバーを小さな占有
スペースで実現することができ、設計の自由度の向上を
図ることのできるスイッチのガード機構を得ることを目
的とする。
ためになされたもので、開閉式の蓋カバーを小さな占有
スペースで実現することができ、設計の自由度の向上を
図ることのできるスイッチのガード機構を得ることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるスイッチのガード機構は、電子機器の
外筐体に形成した開口部内にスイッチ機構の操作部が落
とし込まれて配設され、開口部を開閉可能にした蓋カバ
ーが開口部内に収納されて開放するようにしたものであ
る。
め、本発明によるスイッチのガード機構は、電子機器の
外筐体に形成した開口部内にスイッチ機構の操作部が落
とし込まれて配設され、開口部を開閉可能にした蓋カバ
ーが開口部内に収納されて開放するようにしたものであ
る。
【0013】このように構成したガード機構は、蓋カバ
ーが閉止されて開口部内のスイッチ機構の操作部が保護
されている状態から、蓋カバーを開放動作すると、蓋カ
バーが回動して開口部内に収納されるようにして開放す
る。これによって、蓋カバーの開閉時の占有スペースを
最小限にすることができ、ガード機構の小スペース化が
可能となる。
ーが閉止されて開口部内のスイッチ機構の操作部が保護
されている状態から、蓋カバーを開放動作すると、蓋カ
バーが回動して開口部内に収納されるようにして開放す
る。これによって、蓋カバーの開閉時の占有スペースを
最小限にすることができ、ガード機構の小スペース化が
可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるスイッチのガ
ード機構の実施の形態を業務用ビデオカメラのパワース
イッチのガード機構を例にとって図面を参照して説明す
る。
ード機構の実施の形態を業務用ビデオカメラのパワース
イッチのガード機構を例にとって図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は本例によるパワースイッチを備えた
業務用ビデオカメラの全体の側面図、図2にパワースイ
ッチ部分の正面図、図3は図2のA−A線拡大断面図、
図4は同じくB−B線拡大断面図である。
業務用ビデオカメラの全体の側面図、図2にパワースイ
ッチ部分の正面図、図3は図2のA−A線拡大断面図、
図4は同じくB−B線拡大断面図である。
【0016】図1において、ビデオカメラ本体部1の後
方の側面下部に本発明によるガード機構を備えたパワー
スイッチ2が配置され、パワースイッチ2はこの例では
トグルスイッチが使用されている。また、パワースイッ
チ2はビデオカメラ本体部1の一部を構成するパネル3
に取り付けられている。
方の側面下部に本発明によるガード機構を備えたパワー
スイッチ2が配置され、パワースイッチ2はこの例では
トグルスイッチが使用されている。また、パワースイッ
チ2はビデオカメラ本体部1の一部を構成するパネル3
に取り付けられている。
【0017】トグルスイッチと共にガード機構を図2〜
図4を参照して詳細に説明すると、パネル3には凹面状
のケース4がカシメ止め等により固定され、パネル3の
前面側にケース4による開口部を有する凹部が形成され
る。このケース4の背面側には取付け枠5がそのフラン
ジ5aをパネル3の裏面に溶接等により固定されてい
る。取付け枠5にはトグルスイッチのスイッチ本体部6
がナット6aにより固定され、トグルスイッチのスイッ
チレバー7をケース4の孔4aを通してケース4内に位
置するようにされている。つまり、スイッチレバー7は
ケース4内に落とし込まれた状態で配置されている。
図4を参照して詳細に説明すると、パネル3には凹面状
のケース4がカシメ止め等により固定され、パネル3の
前面側にケース4による開口部を有する凹部が形成され
る。このケース4の背面側には取付け枠5がそのフラン
ジ5aをパネル3の裏面に溶接等により固定されてい
る。取付け枠5にはトグルスイッチのスイッチ本体部6
がナット6aにより固定され、トグルスイッチのスイッ
チレバー7をケース4の孔4aを通してケース4内に位
置するようにされている。つまり、スイッチレバー7は
ケース4内に落とし込まれた状態で配置されている。
【0018】ケース4の開口部には蓋カバー8が開閉可
能に取り付けられている。ケース4及び蓋カバー8の分
離状態の斜視図を図6に示す。蓋カバー8には両側縁に
側片8a,8aを有し、この側片8a,8aに軸ピン9
a,9aを有する軸受け片9,9が形成されている。こ
の軸ピン9a,9aがケース4の内壁面に形成した軸穴
10,10に回動可能に支承される。
能に取り付けられている。ケース4及び蓋カバー8の分
離状態の斜視図を図6に示す。蓋カバー8には両側縁に
側片8a,8aを有し、この側片8a,8aに軸ピン9
a,9aを有する軸受け片9,9が形成されている。こ
の軸ピン9a,9aがケース4の内壁面に形成した軸穴
10,10に回動可能に支承される。
【0019】また、一方の側片8aには軸受け片9の下
部にアーム11が形成され、アーム11に凸部11aが
設けられている。このアーム11の凸部11aがケース
4の内壁面に形成した凹部12a,12bに係合するよ
うにされ、いわゆる、蓋カバー8の開閉時のクリック機
能を構成している。尚、符号13は蓋カバー8を開閉操
作するためのつまみである。
部にアーム11が形成され、アーム11に凸部11aが
設けられている。このアーム11の凸部11aがケース
4の内壁面に形成した凹部12a,12bに係合するよ
うにされ、いわゆる、蓋カバー8の開閉時のクリック機
能を構成している。尚、符号13は蓋カバー8を開閉操
作するためのつまみである。
【0020】上述のように構成した蓋カバー8は、透明
なアクリル樹脂材等から一体に成形されている。従っ
て、蓋カバー8は素材の弾性変形作用を利用して軸受け
片9,9を内側に撓ませ軸ピン9a,9aをケース4の
軸穴10,10に係合させることでケース4の開口部を
開閉操作可能に組付けることができる。
なアクリル樹脂材等から一体に成形されている。従っ
て、蓋カバー8は素材の弾性変形作用を利用して軸受け
片9,9を内側に撓ませ軸ピン9a,9aをケース4の
軸穴10,10に係合させることでケース4の開口部を
開閉操作可能に組付けることができる。
【0021】ここで、図4はケース4の開口部が蓋カバ
ー8で閉止された状態を示すもので、蓋カバー8は開口
部に対し上下部分が開放されたやや短いカバー部材から
なり、アーム11の凸部11aがケース4の凹部12a
に係合して閉止状態を保持している。同時に蓋カバー8
の両側の側片8a,8aがケース4の内壁面に形成した
ストッパ片14,14に突き当たり位置決めされてい
る。
ー8で閉止された状態を示すもので、蓋カバー8は開口
部に対し上下部分が開放されたやや短いカバー部材から
なり、アーム11の凸部11aがケース4の凹部12a
に係合して閉止状態を保持している。同時に蓋カバー8
の両側の側片8a,8aがケース4の内壁面に形成した
ストッパ片14,14に突き当たり位置決めされてい
る。
【0022】すなわち、ケース4内に落とし込まれて配
置されているトグルスイッチのスイッチレバー7はその
前方を蓋カバー8によって隠蔽されて保護され、例えば
ビデオカメラの撮影中に誤ってスイッチレバー7に手が
触れることもなく、器物等に接触することもなくスイッ
チレバー7が動かされることもない。また、蓋カバー8
は透明部材からできているため、閉止している蓋カバー
8の外からスイッチレバー7のオン/オフ位置を容易に
確認することができる。
置されているトグルスイッチのスイッチレバー7はその
前方を蓋カバー8によって隠蔽されて保護され、例えば
ビデオカメラの撮影中に誤ってスイッチレバー7に手が
触れることもなく、器物等に接触することもなくスイッ
チレバー7が動かされることもない。また、蓋カバー8
は透明部材からできているため、閉止している蓋カバー
8の外からスイッチレバー7のオン/オフ位置を容易に
確認することができる。
【0023】さて、蓋カバー8は図4の閉止位置からつ
まみ13を押し上げ操作することで軸受け片9,9の軸
ピン9a,9aがケース4の軸穴10,10を中心とし
て回動し開放される。この際、蓋カバー8はつまみ13
側の端部を残して殆どがケース4の上部の開口部内に収
納され、蓋カバー8が他の器物に接触し破損することも
ない。
まみ13を押し上げ操作することで軸受け片9,9の軸
ピン9a,9aがケース4の軸穴10,10を中心とし
て回動し開放される。この際、蓋カバー8はつまみ13
側の端部を残して殆どがケース4の上部の開口部内に収
納され、蓋カバー8が他の器物に接触し破損することも
ない。
【0024】また、蓋カバー8が開放され始めると、ア
ーム11の凸部11aがケース4の凹部12aから離脱
し、蓋カバー8が開放された位置でアーム11の凸部1
1aがケース4の別の凹部12bにクリック係合して開
放状態に保持されると同時に、クリック動作により蓋カ
バー8の開放操作が確実に行われたことが認識できる。
ーム11の凸部11aがケース4の凹部12aから離脱
し、蓋カバー8が開放された位置でアーム11の凸部1
1aがケース4の別の凹部12bにクリック係合して開
放状態に保持されると同時に、クリック動作により蓋カ
バー8の開放操作が確実に行われたことが認識できる。
【0025】上述したように本発明によるガード機構
は、蓋カバー8がケース4の開口部内に収納されて開放
されるため、ガード機構の占有スペースを最小限に小さ
くすることができるようになり、パワースイッチの配置
位置の設計自由度を向上することができる。
は、蓋カバー8がケース4の開口部内に収納されて開放
されるため、ガード機構の占有スペースを最小限に小さ
くすることができるようになり、パワースイッチの配置
位置の設計自由度を向上することができる。
【0026】また、蓋カバー8の開閉位置がクリック機
構により設定できることから、開閉操作が容易に認識可
能となり操作性を高めることができる。しかも、クリッ
ク機構にはばね等の別部材を一切使用せず、蓋カバー8
自体の弾性作用を利用しているため部品点数がケース4
と蓋カバー8との2部品ですみ、安価に製作することが
できる。
構により設定できることから、開閉操作が容易に認識可
能となり操作性を高めることができる。しかも、クリッ
ク機構にはばね等の別部材を一切使用せず、蓋カバー8
自体の弾性作用を利用しているため部品点数がケース4
と蓋カバー8との2部品ですみ、安価に製作することが
できる。
【0027】さらに、蓋カバー8を透明樹脂部材にした
ことで、蓋カバー8の閉止状態において外からスイッチ
レバー7の動作位置を容易に認識することができる。
ことで、蓋カバー8の閉止状態において外からスイッチ
レバー7の動作位置を容易に認識することができる。
【0028】本発明は、上述しかつ図面に示した形態に
限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変形実施が可能である。
限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変形実施が可能である。
【0029】蓋カバー8の開閉時のクリック機構は、本
例では蓋カバー8の一側方に設けたアーム11の凸部1
1aをケース4の凹部12a,12bに係脱するように
したが、蓋カバー8の両側方に設けたアームの凸部をケ
ース4の両壁面にそれぞれ形成した凹部に係脱するよう
にしてクリック動作を行えるようにしてもよい。これに
よって、蓋カバー8を左右バランスよく開閉操作するこ
とが可能となる。
例では蓋カバー8の一側方に設けたアーム11の凸部1
1aをケース4の凹部12a,12bに係脱するように
したが、蓋カバー8の両側方に設けたアームの凸部をケ
ース4の両壁面にそれぞれ形成した凹部に係脱するよう
にしてクリック動作を行えるようにしてもよい。これに
よって、蓋カバー8を左右バランスよく開閉操作するこ
とが可能となる。
【0030】また、蓋カバー8はケース4の下から上へ
開放するように構成したが、逆にケース4の上から下へ
開放するようにしたり、あるいは蓋カバーを横方向に開
閉させることであってもよい。
開放するように構成したが、逆にケース4の上から下へ
開放するようにしたり、あるいは蓋カバーを横方向に開
閉させることであってもよい。
【0031】また、ケース4はパネル3と別部材で構成
することなく、パネル3と一体に成形加工することであ
ってもよく、このようにすると、蓋カバー8のみの1部
品ですむことになる。
することなく、パネル3と一体に成形加工することであ
ってもよく、このようにすると、蓋カバー8のみの1部
品ですむことになる。
【0032】また、本例では業務用ビデオカメラのパワ
ースイッチ(トグルスイッチ)のガード機構について説
明したが、パワースイッチ以外のその他のスイッチ類の
ガード機構にも広く適用可能である。
ースイッチ(トグルスイッチ)のガード機構について説
明したが、パワースイッチ以外のその他のスイッチ類の
ガード機構にも広く適用可能である。
【0033】さらに、業務用ビデオカメラのスイッチの
ガード機構に限らず、民生用ビデオカメラのスイッチの
ガード機構や、その他、広く携帯可能な電子機器のスイ
ッチ等のガード機構にも適用可能である。
ガード機構に限らず、民生用ビデオカメラのスイッチの
ガード機構や、その他、広く携帯可能な電子機器のスイ
ッチ等のガード機構にも適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスイッチの
ガード機構は、電子機器の外筐体に形成した開口部を開
閉可能にした蓋カバーが開口部内に収納されて開放する
ようにしたので、ガード機構の占有スペースを最小限に
小さくすることができ、パワースイッチの配置位置を設
計するときの自由度を向上することができる。
ガード機構は、電子機器の外筐体に形成した開口部を開
閉可能にした蓋カバーが開口部内に収納されて開放する
ようにしたので、ガード機構の占有スペースを最小限に
小さくすることができ、パワースイッチの配置位置を設
計するときの自由度を向上することができる。
【0035】また、請求項2において、蓋カバーをクリ
ック係合により開閉位置を保持するようにしたので、開
閉操作が容易に認識でき操作性を高めることができる。
しかも、クリック機構部にはばね等の別部材を一切使用
せず、蓋カバー自体の弾性作用を利用しているため部品
点数を大幅に削減でき安価に製作することができる。
ック係合により開閉位置を保持するようにしたので、開
閉操作が容易に認識でき操作性を高めることができる。
しかも、クリック機構部にはばね等の別部材を一切使用
せず、蓋カバー自体の弾性作用を利用しているため部品
点数を大幅に削減でき安価に製作することができる。
【0036】さらに、請求項3において、蓋カバーを透
明樹脂部材にしたことで、蓋カバーの閉止状態において
外からスイッチの動作位置を容易に認識することができ
る。
明樹脂部材にしたことで、蓋カバーの閉止状態において
外からスイッチの動作位置を容易に認識することができ
る。
【図1】本発明によるスイッチのガード機構を備えたビ
デオカメラの側面図である。
デオカメラの側面図である。
【図2】同じくガード機構の正面図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】同じく図2のB−B線拡大断面図である。
【図5】図4において蓋カバーを開放した拡大断面図で
ある。
ある。
【図6】ケースと蓋カバーの斜視図である。
【図7】従来のガード機構の正面図である。
【図8】同じく蓋カバー開放状態の断面図である。
【図9】同じく蓋カバー閉止状態の断面図である。
2 パワースイッチ、3 パネル、4 ケース、6 ス
イッチ本体部、7 スイッチレバー、8 蓋カバー、8
a 側片、9 軸受け片、9a 軸ピン、10軸穴、1
1 アーム片、11a 凸部、12a,12b 凹部、
13 つまみ、14 ストッパ片
イッチ本体部、7 スイッチレバー、8 蓋カバー、8
a 側片、9 軸受け片、9a 軸ピン、10軸穴、1
1 アーム片、11a 凸部、12a,12b 凹部、
13 つまみ、14 ストッパ片
Claims (3)
- 【請求項1】 電子機器の外筐体に形成した開口部内に
落とし込まれて配設されているスイッチ機構の操作部
と、 上記開口部に支点部を回動中心として開閉可能に配置さ
れ、上記開口部内に収納されて開放するようにした蓋カ
バーと、 から構成されていることを特徴とするスイッチのガード
機構。 - 【請求項2】 請求項1記載のスイッチのガード機構に
おいて、 上記蓋カバーは、少なくとも一側部に設けたアーム片の
凸部を開口部の内壁面に形成した凹部にクリック係合さ
せ、上記蓋カバーの開放位置及び閉止位置を保持するよ
うにしたことを特徴とするスイッチのガード機構。 - 【請求項3】 請求項1記載のスイッチのガード機構に
おいて、 上記蓋カバーが透明蓋から構成されていることを特徴と
するスイッチのガート機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29867797A JPH11134969A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | スイッチのガード機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29867797A JPH11134969A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | スイッチのガード機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11134969A true JPH11134969A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17862853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29867797A Pending JPH11134969A (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | スイッチのガード機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11134969A (ja) |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP29867797A patent/JPH11134969A/ja active Pending
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