JPH11134560A - クレジット管理システムを用いたポイントシステム - Google Patents

クレジット管理システムを用いたポイントシステム

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JPH11134560A
JPH11134560A JP29914697A JP29914697A JPH11134560A JP H11134560 A JPH11134560 A JP H11134560A JP 29914697 A JP29914697 A JP 29914697A JP 29914697 A JP29914697 A JP 29914697A JP H11134560 A JPH11134560 A JP H11134560A
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JP29914697A
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Riyouichi Uede
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PASTA CARD KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、利用代金を現金で支払った顧
客に対してもポイントの集計を可能にすると共に、各顧
客の取得したポイントの管理が容易に行えるようなポイ
ントシステムを提供することである。 【解決手段】会員への料金請求を管理するクレジット管
理システムを用いたポイントシステムにおいて、クレジ
ットカードから読み出された情報として提供される情報
に所定の情報が含まれていると判定したときに、提供さ
れる情報にて特定される会員への利用金額の請求を回避
し、提供された利用金額に対応するポイント情報を各会
員毎に集計するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加盟店での会員に
よる利用額に応じたポイントをその会員の獲得ポイント
として集計するポイントシステム係り、詳しくは、クレ
ジットカードによる各加盟店での取引を管理するクレジ
ット管理システムを利用して上記獲得ポイントの集計を
行うようにしたポイントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、クレジットカードを用いた各加盟
店での支払利用額に応じて会員にキャッシュバックする
システムが提案されている。このようなシステムでは、
クレジットカードを用いて利用代金の決済を行った場合
に、その利用代金の額に応じたポイントがクレジット会
社のコンピュータシステムにおいて集計される。そし
て、その集計されたポイントに応じた割戻(キャッシュ
バック、金券発行、商品割引券等)が定期的(例えば、
1か月毎)に各会員になされる仕組みになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
システムでは、会員が割戻の特典を得ようとすると、各
加盟店での利用代金をクレジットカードによって決済し
なければならない。従って、現金ににより利用代金を支
払う顧客は、ポイントに応じた割戻の特典を受けること
ができない。
【0004】一方、加盟店での利用代金(決済の手法は
問わない)に対応したポイントを所謂ポイントカードに
書き込むようにした仕組みは既にしられている。このよ
うな仕組みでは、現金の顧客であっても、そのポイント
カードを加盟店に提示することによってそのポイントに
応じた割戻の特典(キャッシュバック等)を受けること
ができる。
【0005】しかし、このように利用代金に応じたポイ
ントを会員が常に携帯するポイントカードに記録するだ
けの仕組みでは、各会員の取得したポイントの管理を行
うことができない。このため、会員に対する定期的な
(例えば、1か月毎)割戻、会員の銀行口座への割戻金
の入金等、会員に対する取得ポイントに応じた幅広いサ
ービス(獲得ポイントに応じた種々の態様での割戻)を
行うことができない。
【0006】そこで、本発明の課題は、利用代金を現金
で支払った顧客に対してもポイントの集計を可能にする
と共に、各顧客の取得したポイントの管理が容易に行え
るようなポイントシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、ネットワ
ークを介して外部システムから提供される、会員を特定
する情報を少なくとも含むクレジットカードから読み出
された情報及び利用金額に関する情報に基づいて、会員
への料金請求を管理するクレジット管理システムを用い
たポイントシステムであって、クレジットカードから読
み出された情報として提供される情報に所定の情報が含
まれているか否かを判定する判定手段と、該判定手段が
クレジットカードから読み出された情報として提供され
る情報に所定の情報が含まれていると判定したときに、
当該提供された情報にて特定される会員への利用金額の
請求を回避する料金請求回避手段と、提供された利用金
額に対応するポイント情報を各会員毎に集計するポイン
ト情報集計手段とを備えるように構成される。
【0008】このようなシステムでは、会員を特定する
情報を含むクレジットカードから読み出された情報及び
利用金額に関する情報が当該ポイントシステムに外部シ
ステムから提供されると、提供された情報にて特定され
る会員に対して利用金額の請求がなされるような料金請
求の管理がクレジット管理システムにてなされる。一
方、クレジットカードから読み出された情報として外部
のシステムから提供された情報に所定の情報が含まれて
いると判定されると、提供された情報にて特定される会
員への利用金額の請求が回避される。その結果、当該会
員は利用金額の請求がなされない。そして、提供された
利用金額に対応するポイント情報が各会員毎に集計され
る。その後、例えば、各会員毎に集計されたポイント情
報に基づいて、定期的に、現金、金券、商品券等の割戻
が対応する会員になされる。
【0009】クレジットカードから読み出された情報と
して外部システムから提供される情報の情報源の態様は
特に限定されない。例えば、クレジットカードに類似し
た利用代金を現金で支払う顧客(会員)専用のカード
(例えば、クレジットポイントカードという)に少なく
とも会員を特定する情報及び所定の情報を記録し、この
カードを情報源とすることができる。この場合、現金で
支払われた利用金額と共にこのカードから読み出された
情報がクレジットカードから読み出された情報として当
該ポイントシステムに提供される。そして、当該会員に
対する利用金額の請求が回避されると共に、現金支払の
利用金額に対応するポイント情報が当該会員にのものと
して集計される。
【0010】上記の場合、会員を特定する情報は、当該
所定の情報を兼ねることができる。この場合、当該ポイ
ントシステムは、利用代金を現金で支払う顧客(会員)
を特定する情報を予め所定の情報として保持しており
(データベースとして)、判定手段は、この保持された
情報と提供される会員を特定する情報とを比較して、提
供された情報に当該所定の情報(利用代金を現金で支払
う会員を特定する情報)が含まれているか否かを判定す
る。
【0011】また、特に、上記所定の情報は、例えば、
顧客が利用代金を現金で支払うときにオペレータが外部
システムに入力することもできる。この場合、当該外部
システムからこの所定の情報がクレジットカードから読
み出された情報として当該ポイントシステムに提供され
る。上記ポイント情報は、利用金額に対応した情報であ
れば特に特定されず、例えば、利用金額そのものでも、
利用金額に一定の比率を乗じて得られる情報でも、更
に、他の手法により利用金額と関連をもって得られる情
報でもよい。
【0012】上記料金請求回避手段は、当該提供された
情報にて特定される会員への利用金額の請求を回避する
ための任意の手段を含む。利用金額の請求の回避とは、
当該会員に利用金額の請求書が発行されないことを意味
する。この料金請求回避手段は、例えば、請求項2に記
載されるように、提供された情報にて特定される会員に
対する利用金額の請求を取り消す請求取消手段を有する
ように構成することができる。この場合、当該会員に対
する利用金額の請求が取り消され、当該会員に対する利
用金額の請求がなされないが、ポイント集計手段による
利用金額に対応したポイント情報の集計だけがなされ
る。
【0013】また、上記料金請求回避手段は、請求項3
に記載されるように、提供された情報にて特定される会
員に対する利用金額の請求を予め定めた他者への請求に
変更する請求先変更手段を有するように構成することが
できる。この場合、提供された情報にて特定される会員
に対する利用金額の請求が予め定めた他者に変更される
ので、当該会員に対する利用金額の請求がなされない
(利用金額の請求書が当該会員に対して発行されな
い)。このようなシステムでは、各会員の利用金額の請
求を一元的に当該他者に集約することができるので、各
会員に対する利用金額の請求を回避するための管理が容
易に行うことができる。しかし、この場合、当該他者に
対して当該会員に対する利用金額の請求がなされること
になるので、利用金額の請求元(例えば、クレジット会
社)と当該他者との間で、請求金額の精算に関する取り
決めが別途必要になる。
【0014】上記他者は個人(自然人)であっても企業
等の法人であってもよい。更に、上記利用金額の請求元
と当該他者との間で請求金額の精算に関する取り決めを
特に行わなくてすむという観点から、本発明は、請求項
3に記載されるように、更に、請求先変更手段にて変更
された請求先となる当該他者に対する利用金額の請求を
取り消す請求取消手段を有するように構成することがで
きる。
【0015】このようなシステムでは、変更された請求
先である他者に対する各会員の利用金額の請求が取り消
され、特に当該他者に対して各会員の利用金額の請求は
なされない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明の実施の一形態に係るポイ
ントシステムは、例えば、図1に示すようなクレジット
に関するシステム内に構築される。図1において、各加
盟店に設置された加盟店端末100(1)、100
(2)、・・・が所定のネットワークNを介してクレジ
ット会社のホストコンピュータシステム200に接続さ
れている。各加盟店端末100(1)、100(2)、
・・・として、例えば、通常のクレジットカードの処理
を行う端末装置がそのまま使用される。即ち、各加盟店
端末100(1)、100(2)、・・・は、クレジッ
トカード(例えば、磁気ストライプカード)に記録され
た情報を読み取ると共に、商品、金額等に関する情報が
入力されたときに、その読み取った情報及び入力された
情報をネットワークNを介してクレジット会社のホスト
コンピュータ200に送信する。
【0017】クレジット会社のホストコンピュータシス
テム200は、各加盟店端末100(1)、100
(2)、・・・から送信される情報に基づいてカードに
よる支払の決済処理を実行し、該当する会員に対する請
求金額の請求に関する処理、管理を行う。また、クレジ
ット会社のホストコンピュータシステム200は、クレ
ジットによる支払の決済処理を行う毎に、その結果を情
報を提供してきた加盟店端末に返送する様になってい
る。
【0018】上記のような構造のクレジットに係るシス
テム内において、ポイントシステムは、例えば、図2に
示すように運用される。図2において、会員が加盟店に
おいてサービス(商品)の提供を受けると()、その
代金を加盟店に現金で支払う()。このとき、クレジ
ットカードに類似した後述するような現金支払会員専用
のカード(以下、クレジットポイントカードという)に
記録された情報が加盟店に設置した端末にて読み出され
ると共に、その利用代金がその端末に入力される。する
と、このクレジットポイントカードから読み出された情
報及び利用金額に関する情報がその端末からクレジット
会社のホストコンピュータに提供される()。クレジ
ット会社のホストコンピュータでは、提供された情報に
基づいて当該会員に対する利用金額の請求が取り消さ
れ、当該会員のための利用金額に対応したポイント情報
の集計が行われる。そして、クレジット会社のホストコ
ンピュータは、加盟店の端末に対して請求取消の処理が
なされた旨を含む処理の結果情報を送る()。
【0019】上記のようにしてクレジット会社のホスト
コンピュータに各会員毎に集計されたポイント情報に基
づいて、現金、金券、商品券などの割戻が会員に対して
なされる()。この割戻は、クレジット会社が行って
も、当該システムに関してクレジット会社と提携する企
業(提携企業)が行ってもよい。なお、上記のような運
用において、加盟店からのサービスの利用代金を現金で
はなく、クレジットカード(上記クレジット会社のクレ
ジットカードであるかないかを問わない)で支払うこと
も可能である。
【0020】クレジット会社のホストコンピュータシス
テム200は、例えば、図3に示すように構成されてい
る。図3において、このホストコンピュータシステム2
00は、CPU(中央処理演算ユニット)10、メモリ
ユニット11、通信ユニット12、入力ユニット13、
表示ユニット14及び外部記憶装置15を有している。
上記各ユニット10、11、12、13、14及び外部
記憶装置15は、バスを介して相互に接続されている。
【0021】CPU10は、システム全体の制御と共
に、クレジットに関する処理及びポイント集計に関する
処理を実行する。メモリユニット11は、ROM(リー
ドオンリメモリ)及びRAM(ランダムアクセスメモ
リ)を有しており、CPU10で実行すべきプログラム
及びCPU10での処理の過程で得られた情報等を記憶
する。通信ユニット12は、ネットワークNを介して各
加盟店端末100(1)、100(2)、・・・(図1
参照)との間でデータ通信を行う。
【0022】入力ユニット13は、キーボード、マウ
ス、OCR(光学的読み取り装置)等で構成され、シス
テムに必要なデータや指令、更に、入会した各会員の情
報等を入力するために使用される。表示ユニット14は
処理の結果等の必要なデータや、会員情報を入力するた
めの情報入力画面等を表示する。また、外部記憶装置1
5は、磁気ディスク装置、磁気テープ装置等で構成さ
れ、クレジットカード会員に関する情報を記述した第一
の会員ファイル、クレジットポイントカード会員に関す
る情報を記述した第二の会員ファイル、各会員に対する
クレジット請求に係る請求データ(請求金額等)を記述
した請求データファイル、各クレジットポイントカード
会員毎に集計されるポイント情報を記述したポイントデ
ータファイルを格納している。
【0023】クレジットカードの磁気ストライプには、
例えば、図4に示すようなフォーマットの情報が記録さ
れている。即ち、「開始符号」、「IDマーク」、「業
態コード」、「暗証番号」、「企業コード」、「会員番
号」、「有効期限」、「提携コード」、「カード区
分」、「有効性コード」、「終了符号」、「LRC」が
それぞれ所定のビット数にて磁気的に記録されている。
【0024】また、このシステムにおいて現金支払会員
が使用するクレジットポイントカードも上記クレジット
カードと同様のフォーマットにて情報が書き込まれた磁
気ストライプを備えている。上記磁気ストライプに記録
された「暗証番号」、「企業コード」、「会員番号」、
「提携コード」は、現金支払会員であることを表す情報
として用いることができる。
【0025】現金支払会員としての登録は、氏名、住
所、電話番号、暗証番号、銀行口座等を記入した申込書
をクレジット会社または提携企業に提出することにより
行われる。そして、これらの情報が外部記憶装置15に
格納された第二の会員ファイルに記述される。また、こ
のように登録された現金支払会員に対して会員番号が付
与され、上記クレジットポイントカードに記録すべき情
報もまた、当該会員に対応させて第二の会員ファイルに
記述される。そして、上述したフォーマットのにて情報
の記述されたクレジットポイントカードが登録された現
金支払会員に配付される。
【0026】現金支払会員が現金にてサービスの代金を
加盟店に支払った後に(図2における、)、加盟店
端末にその会員のクレジットポイントカードに記録され
た情報を読み込ませると共に、利用金額を加盟店端末に
入力すると、当該加盟店端末は、例えば、図5及び図7
に示す手順に従って処理を実行する。図5において、ク
レジットポイントカードから読み出された情報(カード
情報)をシステムが取得すると(S1)、その取得した
カード情報に含まれる「有効期限」の項の情報と現在の
日時を比較して、当該カードが期限切れのカードか否か
が判定される(S2)。ここで、有効期限が切れていな
いカード、即ち、有効なカードであると判定された後
に、当該加盟店で現金で支払った利用金額当該加盟店端
末に入力されると、システムは、その入力された金額及
び加盟店を特定する情報を取得する(S3)。そして、
上記のようにクレジットポイントカードから読み出され
た情報及び入力された金額の情報がクレジット利用デー
タとしてクレジット会社のホストコンピュータシステム
200に送信される(S4)。なお、このとき、加盟店
を特定する情報(例えば、加盟店端末にセットされた情
報)もクレジット会社のホストコンピュータシステム2
00に送信される。そして、送信した情報の処理結果の
待ち状態となる(S5)。
【0027】なお、当該カードが期限切れのカードであ
ると判定されると(S1、NO)、ポイント加算の処理
ができない旨の結果情報(NG)が当該加盟店端末から
出力される。一方、クレジット会社のホストコンピュー
タシステム200は、例えば、図6に示すような手順に
従って処理を実行する。
【0028】図6において、上記のようにして加盟店端
末からクレジット利用情報として送信されたクレジット
ポイントカードから読み出された情報及び入力された金
額(現金での支払金額)更に加盟店を特定する情報が受
信されると(S11)、当該会員に関する情報に基づい
てカード利用が可能か否か(紛失等にてカード利用が停
止されている等)が判定される(S12)。カード利用
が可能であると判定されると、受信した情報に含まれる
利用金額に関する情報に基づいて当該会員に対する請求
金額を含む請求データが作成される(S14)。そし
て、受信した情報に含まれる会員に関する情報及び請求
データに基づいて当該会員に対する請求データが記載さ
れる請求データファイルが作成され、外部記憶装置15
(図3参照)に格納される(S14)。
【0029】次いで、受信した情報がクレジットカード
から読み出されたものか、現金支払会員のクレジットポ
イントカードから読み出されたものかが判定される(S
15)。この判定の具体的な処理は、例えば、第二の会
員ファイルに登録された現金支払会員に関する情報(例
えば、会員番号、企業コード、提携コード等)と受信し
た情報に含まれる対応する情報を比較して一致した場合
は、クレジットポイントカードから読み出された情報と
判定される。
【0030】ここで、受信した情報がクレジットポイン
トカードから読み出された情報である(現金支払会員に
よる取引である)と判定されると(S15、NO)、請
求取消の処理が行われる(S16)。この請求取消の処
理では、上記のように当該会員について作成された請求
データファイルのデータが削除される。そして、例え
ば、各加盟店毎に定めたポイント還元率テーブル(外部
記憶装置15に格納されており、更新可能である)を参
照して、受信した情報にて特定される加盟店に対応した
ポイント還元率を取得する(S17)。このようにポイ
ント還元率が取得されると、今回の利用金額に対応する
ポイント値が当該利用金額及びポイント還元率を用いて
演算され(S18)、当該会員のポイントデータファイ
ルに記述されたポイント値に上記演算されたポイント値
が加算されてポイントデータファイルが更新される(S
19)。
【0031】その後、ポイントデータファイル内のポイ
ント情報(例えば、ポイント値)及び請求の取消処理が
行われたことを表す請求取消情報が通信ユニット12か
らネットワークNを介してクレジット利用情報を送信し
た加盟店端末に返送される(S20)。なお、受信した
クレジット利用データがクレジットカードから読み出さ
れたものである(クレジットカード会員による取引)と
判定されると(S15、YES)、利用金額の請求ファ
イルが作成され、取引が終了したことを表す取引済情報
が通信ユニット12からネットワークNを介してクレジ
ット利用情報を送信した加盟店端末に返送される(S2
1)。
【0032】またなお、会員に関する情報に基づいて当
該カード利用が可能でない(紛失等にてカード利用が停
止されている等)と判定されると(S12、NO)、カ
ード利用不可を表す情報(NG)が通信ユニット12か
らネットワークNを介してクレジット利用情報を送信し
た加盟店端末に返送される(S22)。上記のようにし
てクレジット会社のホストコンピュータシステム200
から返送される情報を加盟店端末が受信すると(図5に
おけるS5で、YES)、当該加盟店端末では、図7に
示す手順にて処理が継続される。
【0033】図7において、受信された情報に請求取消
情報が含まれているか否かが判定される(S31)。受
信された情報に請求取消情報が含まれると判定される
と、今回の利用金額が現金で支払われたものであると判
断して、当該利用金額の売上を取り消すための売上取消
処理が実行される(S32)。この売上取消処理では、
今回の利用金額が当該加盟店端末における本日の売上の
対象とならないように、返品、取消等の場合と同様の処
理が行われる。そして、現金取引が行われた旨の取引結
果が印字されたジャーナルが加盟店端末からプリントア
ウトされる(S33)。
【0034】一方、受信された情報に請求取消情報が含
まれていなかった場合、通常のクレジット取引の場合と
同様に、売上処理(S34)及び売上表の出力(プリン
トアウト)処理(S35)が実行される。上記のような
処理が各加盟店に設置された各加盟店端末100
(1)、100(2)、・・・及びクレジット会社のホ
ストコンピュータシステム200とにおいて各加盟店で
の取引が発生する毎に行われる。そして、例えば、1か
月毎に、クレジット会社のホストコンピュータシステム
200の外部記憶装置15に蓄積された各会員の請求フ
ァイル内の情報に基づいて、クレジットの請求処理、具
体的には、各会員の銀行口座からの請求金額の引落処理
が行われる。また、外部記憶装置15に蓄積された各会
員のポイントデータファイル内の情報に基づいて、各ク
レジットポイントカード会員に対する割戻処理が行われ
る。この割戻処理では、例えば、ポイント情報に対応し
た割戻金の各会員の銀行口座への振込処理が行われる。
なお、この割戻処理では、ポイント情報に対応した金額
の金券、商品券等を各会員に送付する処理を行うことも
できる。
【0035】上記のようなシステムによれば、クレジッ
ト会社のホストコンピュータシステム200を用いて、
利用代金を現金で支払った場合のポイント集計を行うこ
とができるようになる。そして、この場合、クレジット
会社のホストコンピュータシステム200を用いている
ことから、現金支払会員の獲得ポイント、割戻を統一的
に管理することができる。また、クレジット会社の既存
のホストコンピュータシステム200及び各加盟店に設
置されたクレジットに利用される加盟店端末が大きな改
造を行うことなく利用することができるので、システム
構築に際して必要となるコストも低減することができ
る。
【0036】上述したシステムでは、クレジット会社の
ホストコンピュータシステム200が実行するステップ
S16(図6参照)での処理が現金支払会員に対する利
用代金の回避の処理に対応する。この現金支払会員に対
する利用代金の回避の処理は、例えば、図8に示す手順
で行うこともできる。この処理では、会員に対する請求
を他の特定企業(例えば、提携企業)に変更することに
よって、当該会員に請求がなされないようにしている。
なお、図8は、図6におけるステップS12と16の間
の処理ステップだけを示しており、図示されない部分
は、図6に示す処理と同様である。
【0037】図8において、受信したクレジット利用デ
ータに基づいて請求データが作成されると(S13)、
直ちに、受信したクレジット利用データがクレジットカ
ードから読み出されたものか、あるいはクレジットポイ
ントカードから読み出されたものかが判定される(S4
1、図6のS15に対応)。ここで、クレジットポイン
トカードから読み出されたものであると(現金支払会員
の取引である)判定されると、上記のように作成された
請求データが特定企業の請求データファイルに書き込ま
れる(S42)。その後、この特定企業の請求データフ
ァイルに書き込まれた請求データの取消処理が行われる
(S16)。
【0038】上記処理の結果、現金支払会員に対する利
用金額の請求がなされないと共に、特定企業に変更され
た利用金額の請求もまた行われない。なお、特定企業の
請求データファイルに書き込まれた請求データの取消処
理は特に行わなくてもよい。この場合、各現金支払会員
の利用金額に対応した請求データは全て特定企業の請求
データファイルに書き込まれる。従って、各現金支払会
員に対する請求は回避されるものの、その各現金支払会
員に対する請求が全て特定企業になされる。例えば、こ
の特定企業とクレジット会社との間で、このような請求
に対しては、当該特定企業からクレジット会社への支払
は行わなくてもよいという契約を締結することにより、
不具合は解決される。
【0039】上記例において、図6におけるステップS
15及び図8におけるステップS41での処理は、それ
ぞれ、判定手段に対応し、図6におけるステップS16
及び図8におけるステップS42、S16での処理が料
金請求回避手段に対応し、図6におけるステップS17
乃至S19の一連の処理がポイント集計手段に対応す
る。
【0040】
【発明の効果】以上、説明してきたように、各請求項記
載の本願発明によれば、クレジットの管理を行うクレジ
ット管理システムおいて本来会員に対してなされる利用
金額の請求が回避されると共に、当該利用金額に対応し
たポイント情報の集計が行われる。その結果、利用代金
を現金で支払った顧客に対してもポイントの集計が可能
になり、その各顧客の取得したポイントの管理が各顧客
ばらばらではなく統一的に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るポイントシステム
が適用されるクレジットに関するシステムの基本構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係るポイントシステム
の運用を説明するための図である。
【図3】図1に示すクレジット会社のホストコンピュー
タシステムのハードウエア構成れを示すブロック図であ
る。
【図4】クレジットカード及びクレジットポイントカー
ドに記録された情報のフォーマットの例を示す図であ
る。
【図5】各加盟店端末での処理の手順(その1)を示す
フローチャートである。
【図6】クレジット会社のホストコンピュータシステム
での処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】各加盟店端末での処理の手順(その2)を示す
フローチャートである。
【図8】クレジット会社のホストコンピュータシステム
での処理の手順の他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 メモリユニット 12 通信ユニット 13 入力ユニット 14 表示ユニット 15 外部記憶装置 100(1)、100(2)、・・・ 加盟店端末 200 クレジット会社のホストコンピュータシステム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して外部システムから提
    供される、会員を特定する情報を少なくとも含むクレジ
    ットカードから読み出された情報及び利用金額に関する
    情報に基づいて、会員への料金請求を管理するクレジッ
    ト管理システムを用いたポイントシステムであって、 クレジットカードから読み出された情報として提供され
    る情報に所定の情報が含まれているか否かを判定する判
    定手段と、 該判定手段がクレジットカードから読み出された情報と
    して提供される情報にに所定の情報が含まれていると判
    定したときに、当該提供された情報にて特定される会員
    への利用金額の請求を回避する料金請求回避手段と、 提供された利用金額に対応するポイント情報を各会員毎
    に集計するポイント情報集計手段とを備えたポイントシ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のポイントシステムにおい
    て、 料金請求回避手段は、提供された情報にて特定される会
    員に対する利用金額の請求を取り消す請求取消手段を有
    するポイントシステム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のポイントシステムにおい
    て、 料金請求回避手段は、提供された情報にて特定される会
    員に対する利用金額の請求を予め定めた他者への請求に
    変更する請求先変更手段を有するポイントシステム。
  4. 【請求項4】請求項3記載のポイントシステムにおい
    て、 更に、請求先変更手段にて変更された請求先となる当該
    他者に対する利用金額の請求を取り消す請求取消手段を
    有するポイントシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002074214A (ja) * 2000-08-28 2002-03-15 Dai-Ichi Kangyo Bank Ltd キャッシュバック・サービス機能付きのクレジット・カード及び該カードに関するサービスを行うネットワーク上のサービス・システム
JP2008310430A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Japan Research Institute Ltd ポイント処理方法、ポイント処理プログラム、およびポイント処理装置
JP2009093380A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Japan Research Institute Ltd カード決済支援方法、カード決済支援プログラム、およびカード決済支援装置

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