JPH11134040A - 高電位部用電源装置 - Google Patents
高電位部用電源装置Info
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- JPH11134040A JPH11134040A JP31271297A JP31271297A JPH11134040A JP H11134040 A JPH11134040 A JP H11134040A JP 31271297 A JP31271297 A JP 31271297A JP 31271297 A JP31271297 A JP 31271297A JP H11134040 A JPH11134040 A JP H11134040A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1台の絶縁変圧器または絶縁シャフト連結電
動発電機装置を用いて、高電位部において、電圧可変の
電力と、電圧変動が一定範囲内の電力の両方を取り出す
ことができるようにした高電位部用電源装置を提供す
る。 【解決手段】 高電位部6に、タップ付変圧器18、タ
ップ切換スイッチ24、電圧検出器26およびタップ切
換制御回路36等を設けた。タップ付変圧器18は、電
圧調整器8によって出力電圧V1 が変化させられる絶縁
変圧器10の出力部に一次巻線20が接続されていて、
二次巻線22に複数のタップT1 〜Tn を有している。
タップ切換スイッチ24は、タップ付変圧器18のタッ
プを択一的に切り換える。電圧検出器26は、タップ切
換スイッチ24の出力部25から出力される出力電圧V
3 の大きさを検出する。タップ切換制御回路36は、電
圧検出器26で検出する出力電圧V3 が一定の範囲内に
入るようにタップ切換スイッチ24を制御して接続タッ
プを切り換える。
動発電機装置を用いて、高電位部において、電圧可変の
電力と、電圧変動が一定範囲内の電力の両方を取り出す
ことができるようにした高電位部用電源装置を提供す
る。 【解決手段】 高電位部6に、タップ付変圧器18、タ
ップ切換スイッチ24、電圧検出器26およびタップ切
換制御回路36等を設けた。タップ付変圧器18は、電
圧調整器8によって出力電圧V1 が変化させられる絶縁
変圧器10の出力部に一次巻線20が接続されていて、
二次巻線22に複数のタップT1 〜Tn を有している。
タップ切換スイッチ24は、タップ付変圧器18のタッ
プを択一的に切り換える。電圧検出器26は、タップ切
換スイッチ24の出力部25から出力される出力電圧V
3 の大きさを検出する。タップ切換制御回路36は、電
圧検出器26で検出する出力電圧V3 が一定の範囲内に
入るようにタップ切換スイッチ24を制御して接続タッ
プを切り換える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば高電圧試
験装置、イオン注入装置等に用いられるものであって、
大地電位部よりも高電位側にある高電位部に大地電位部
から絶縁変圧器または絶縁シャフト連結電動発電機装置
を経由して電力を供給し、しかもこの供給電力の電圧調
整を大地電位部側で行う構成の高電位部用電源装置に関
し、より具体的には、1台の絶縁変圧器または絶縁シャ
フト連結電動発電機装置を用いて、高電位部において、
電圧可変の電力と、電圧変動が一定範囲内の電力の両方
を取り出す手段に関する。
験装置、イオン注入装置等に用いられるものであって、
大地電位部よりも高電位側にある高電位部に大地電位部
から絶縁変圧器または絶縁シャフト連結電動発電機装置
を経由して電力を供給し、しかもこの供給電力の電圧調
整を大地電位部側で行う構成の高電位部用電源装置に関
し、より具体的には、1台の絶縁変圧器または絶縁シャ
フト連結電動発電機装置を用いて、高電位部において、
電圧可変の電力と、電圧変動が一定範囲内の電力の両方
を取り出す手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来の高電位部用電源装置を用
いた高電圧装置の一例を示す。この高電圧装置は、例え
ば高電圧試験装置であり、大地電位部上に高電位部6を
碍子4で支持している。この高電位部6には、図示しな
い高電圧電源から、大地電位部に対して、例えば数十k
V〜数十MV程度の高電圧が印加される。イオン注入装
置の場合は、イオン源等を収納した高電圧ボックスと呼
ばれるものがこの高電位部6に相当する(例えば実開平
7−41960号公報参照)。
いた高電圧装置の一例を示す。この高電圧装置は、例え
ば高電圧試験装置であり、大地電位部上に高電位部6を
碍子4で支持している。この高電位部6には、図示しな
い高電圧電源から、大地電位部に対して、例えば数十k
V〜数十MV程度の高電圧が印加される。イオン注入装
置の場合は、イオン源等を収納した高電圧ボックスと呼
ばれるものがこの高電位部6に相当する(例えば実開平
7−41960号公報参照)。
【0003】この高電位部6に設けられた負荷(図示省
略)に、大地電位部から、電圧可変の電力P1 を供給す
るために、従来は次のような構成の高電位部用電源装置
を用いている。
略)に、大地電位部から、電圧可変の電力P1 を供給す
るために、従来は次のような構成の高電位部用電源装置
を用いている。
【0004】即ち、従来の高電位部用電源装置は、大地
電位部と高電位部6との間に絶縁変圧器10を設け、大
地電位部からこの絶縁変圧器10を経由して高電位部6
に上記電力P1 を供給すると共に、この絶縁変圧器10
に供給する電力の電圧調整を大地電位部に設けた電圧調
整器(例えば誘導電圧調整器)8によって行うよう構成
されている。ACは交流入力である。上記電力P1 は、
例えば動力用であり、その電圧V1 を電圧調整器8によ
って例えば0V〜100Vまたは0V〜200Vの範囲
内で変化させることができる。
電位部と高電位部6との間に絶縁変圧器10を設け、大
地電位部からこの絶縁変圧器10を経由して高電位部6
に上記電力P1 を供給すると共に、この絶縁変圧器10
に供給する電力の電圧調整を大地電位部に設けた電圧調
整器(例えば誘導電圧調整器)8によって行うよう構成
されている。ACは交流入力である。上記電力P1 は、
例えば動力用であり、その電圧V1 を電圧調整器8によ
って例えば0V〜100Vまたは0V〜200Vの範囲
内で変化させることができる。
【0005】高電位部6には、通常は、動力負荷の他
に、制御装置および補機(例えばファン等)が設けられ
ており、これらに上記のような電圧可変の電力P1 を供
給すると正常に動作しないので、これらには電圧が一定
範囲内の電力を供給する必要がある。そのために従来
は、上記絶縁変圧器10とは別に絶縁変圧器12を設
け、大地電位部からこの絶縁変圧器12を経由して高電
位部6に、制御や補機用として電圧V2 が一定範囲内
(例えば100V±10%または200V±10%)の
電力P2 を供給するようにしている。
に、制御装置および補機(例えばファン等)が設けられ
ており、これらに上記のような電圧可変の電力P1 を供
給すると正常に動作しないので、これらには電圧が一定
範囲内の電力を供給する必要がある。そのために従来
は、上記絶縁変圧器10とは別に絶縁変圧器12を設
け、大地電位部からこの絶縁変圧器12を経由して高電
位部6に、制御や補機用として電圧V2 が一定範囲内
(例えば100V±10%または200V±10%)の
電力P2 を供給するようにしている。
【0006】なお、高電位部6の電位が数百kV以上で
は、上記絶縁変圧器10および12の代わりに、それぞ
れ、図4に示すような絶縁シャフト連結電動発電機装置
50が用いられる場合もある。この絶縁シャフト連結電
動発電機装置50は、モータ52と発電機54とを絶縁
シャフト56で連結していて、大地電位部から供給され
る電力によってモータ52を回転させ、このモータ52
で絶縁シャフト56を介して発電機54を回転させ、こ
の発電機54から高電位部6側へ電力を取り出す装置で
ある。モータ52と発電機54との間は絶縁シャフト5
6によって電気的に絶縁されている。
は、上記絶縁変圧器10および12の代わりに、それぞ
れ、図4に示すような絶縁シャフト連結電動発電機装置
50が用いられる場合もある。この絶縁シャフト連結電
動発電機装置50は、モータ52と発電機54とを絶縁
シャフト56で連結していて、大地電位部から供給され
る電力によってモータ52を回転させ、このモータ52
で絶縁シャフト56を介して発電機54を回転させ、こ
の発電機54から高電位部6側へ電力を取り出す装置で
ある。モータ52と発電機54との間は絶縁シャフト5
6によって電気的に絶縁されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の高
電位部用電源装置では、高電位部6に電圧可変の電力P
1 と電圧変動が一定範囲内の電力P2 とをそれぞれ供給
するために、それぞれ専用の、即ち2台の絶縁変圧器1
0、12や2台の絶縁シャフト連結電動発電機装置50
が必要であるが、このような絶縁変圧器10、12や絶
縁シャフト連結電動発電機装置50は、大地電位部と高
電位部6との間の大きな電位差を絶縁する絶縁能力を備
えている必要があるために、高価でしかも寸法も大きく
なる。ところが従来の高電位部用電源装置は、このよう
な絶縁変圧器10、12または絶縁シャフト連結電動発
電機装置50を2台必要とするため、その分、装置が高
価かつ大型になる。しかもこのような課題は、高電位部
6の電位が高くなるにつれて一層深刻になる。
電位部用電源装置では、高電位部6に電圧可変の電力P
1 と電圧変動が一定範囲内の電力P2 とをそれぞれ供給
するために、それぞれ専用の、即ち2台の絶縁変圧器1
0、12や2台の絶縁シャフト連結電動発電機装置50
が必要であるが、このような絶縁変圧器10、12や絶
縁シャフト連結電動発電機装置50は、大地電位部と高
電位部6との間の大きな電位差を絶縁する絶縁能力を備
えている必要があるために、高価でしかも寸法も大きく
なる。ところが従来の高電位部用電源装置は、このよう
な絶縁変圧器10、12または絶縁シャフト連結電動発
電機装置50を2台必要とするため、その分、装置が高
価かつ大型になる。しかもこのような課題は、高電位部
6の電位が高くなるにつれて一層深刻になる。
【0008】そこでこの発明は、1台の絶縁変圧器また
は絶縁シャフト連結電動発電機装置を用いて、高電位部
において、電圧可変の電力と、電圧変動が一定範囲内の
電力の両方を取り出すことができるようにした高電位部
用電源装置を提供することを主たる目的とする。
は絶縁シャフト連結電動発電機装置を用いて、高電位部
において、電圧可変の電力と、電圧変動が一定範囲内の
電力の両方を取り出すことができるようにした高電位部
用電源装置を提供することを主たる目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の高電位部用電
源装置は、大地電位部よりも高電位側にある高電位部に
大地電位部から絶縁変圧器を経由して電力を供給し、し
かもこの供給電力の電圧調整を大地電位部側で行う構成
の装置において、前記絶縁変圧器の出力部に一次巻線が
接続されていて二次巻線に複数のタップを有するタップ
付変圧器と、このタップ付変圧器のタップを択一的に切
り換えるタップ切換スイッチと、このタップ切換スイッ
チの出力部から出力される出力電圧の大きさを検出する
電圧検出器と、この電圧検出器で検出する出力電圧が一
定の範囲内に入るように前記タップ切換スイッチを制御
して接続タップを切り換えるタップ切換制御回路とを前
記高電位部に設け、当該高電位部において、前記絶縁変
圧器の出力部から電圧可変の電力を取り出し、前記タッ
プ切換スイッチの出力部から電圧変動が一定範囲内の電
力を取り出すよう構成したことを特徴としている(請求
項1)。
源装置は、大地電位部よりも高電位側にある高電位部に
大地電位部から絶縁変圧器を経由して電力を供給し、し
かもこの供給電力の電圧調整を大地電位部側で行う構成
の装置において、前記絶縁変圧器の出力部に一次巻線が
接続されていて二次巻線に複数のタップを有するタップ
付変圧器と、このタップ付変圧器のタップを択一的に切
り換えるタップ切換スイッチと、このタップ切換スイッ
チの出力部から出力される出力電圧の大きさを検出する
電圧検出器と、この電圧検出器で検出する出力電圧が一
定の範囲内に入るように前記タップ切換スイッチを制御
して接続タップを切り換えるタップ切換制御回路とを前
記高電位部に設け、当該高電位部において、前記絶縁変
圧器の出力部から電圧可変の電力を取り出し、前記タッ
プ切換スイッチの出力部から電圧変動が一定範囲内の電
力を取り出すよう構成したことを特徴としている(請求
項1)。
【0010】上記構成によれば、高電位部へ供給する電
力の電圧調整を大地電位部側で行うため、絶縁変圧器か
ら出力される電圧はこの電圧調整に従って変化し、この
絶縁変圧器から電圧可変の電力を取り出すことができ
る。
力の電圧調整を大地電位部側で行うため、絶縁変圧器か
ら出力される電圧はこの電圧調整に従って変化し、この
絶縁変圧器から電圧可変の電力を取り出すことができ
る。
【0011】一方、タップ付変圧器の一次巻線に上記絶
縁変圧器から電圧可変の電圧が供給されると、当該タッ
プ付変圧器の二次巻線から出力される電圧も変化するけ
れども、この発明ではその変化に応じて、即ちタップ切
換スイッチからの出力電圧が一定範囲内に入るように、
タップ切換スイッチによってタップが切り換えられるの
で、タップ切換スイッチの出力部から電圧変動が一定範
囲内の電力を取り出すことができる。
縁変圧器から電圧可変の電圧が供給されると、当該タッ
プ付変圧器の二次巻線から出力される電圧も変化するけ
れども、この発明ではその変化に応じて、即ちタップ切
換スイッチからの出力電圧が一定範囲内に入るように、
タップ切換スイッチによってタップが切り換えられるの
で、タップ切換スイッチの出力部から電圧変動が一定範
囲内の電力を取り出すことができる。
【0012】その結果、1台の絶縁変圧器を用いて、高
電位部において、電圧可変の電力と、電圧変動が一定範
囲内の電力の両方を取り出すことができる。
電位部において、電圧可変の電力と、電圧変動が一定範
囲内の電力の両方を取り出すことができる。
【0013】上記絶縁変圧器の代わりに、絶縁シャフト
連結電動発電機装置を設けても良い(請求項2)。
連結電動発電機装置を設けても良い(請求項2)。
【0014】また、上記高電位部に、タップ切換スイッ
チの出力部に接続された整流回路を更に設け、この整流
回路から電圧が一定範囲内の直流電力を更に取り出すよ
うにしても良い(請求項3)。
チの出力部に接続された整流回路を更に設け、この整流
回路から電圧が一定範囲内の直流電力を更に取り出すよ
うにしても良い(請求項3)。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る高電位部
用電源装置の一例を示す回路図である。図3の従来例と
同一または相当する部分には同一符号を付し、以下にお
いては当該従来例との相違点を主に説明する。
用電源装置の一例を示す回路図である。図3の従来例と
同一または相当する部分には同一符号を付し、以下にお
いては当該従来例との相違点を主に説明する。
【0016】この実施例の高電位部用電源装置は、前述
したような高電位部6と大地電位部との間に設けられた
1台の前述したような絶縁変圧器10と、大地電位部に
設けられていてこの絶縁変圧器10に供給する電力の電
圧調整を行って絶縁変圧器10の出力部(例えば二次巻
線。以下同じ)から出力する電圧V1 を例えば0V〜1
00Vまたは0V〜200Vの範囲内で変化させる前述
したような電圧調整器8とを備えている。
したような高電位部6と大地電位部との間に設けられた
1台の前述したような絶縁変圧器10と、大地電位部に
設けられていてこの絶縁変圧器10に供給する電力の電
圧調整を行って絶縁変圧器10の出力部(例えば二次巻
線。以下同じ)から出力する電圧V1 を例えば0V〜1
00Vまたは0V〜200Vの範囲内で変化させる前述
したような電圧調整器8とを備えている。
【0017】従って、高電位部6において、絶縁変圧器
10の出力部から電圧可変の交流の電力P1 を取り出し
て、それを負荷16に供給することができる。この負荷
16は、例えば出力電圧可変の高電圧発生装置である。
なお、負荷16に供給する電力として直流電力が必要な
場合は、絶縁変圧器10と負荷16との間に整流回路1
4を設ければ良い。
10の出力部から電圧可変の交流の電力P1 を取り出し
て、それを負荷16に供給することができる。この負荷
16は、例えば出力電圧可変の高電圧発生装置である。
なお、負荷16に供給する電力として直流電力が必要な
場合は、絶縁変圧器10と負荷16との間に整流回路1
4を設ければ良い。
【0018】この高電位部用電源装置は更に、高電位部
6に、タップ付変圧器18、タップ切換スイッチ24、
電圧検出器26およびタップ切換制御回路36等を備え
ている。
6に、タップ付変圧器18、タップ切換スイッチ24、
電圧検出器26およびタップ切換制御回路36等を備え
ている。
【0019】タップ付変圧器18は、その一次巻線20
が前記絶縁変圧器10の出力部に接続されており、二次
巻線22に複数のタップT1 〜Tn を有している。この
一次巻線20に絶縁変圧器10から出力される電圧V1
が供給される。この複数のタップT1 〜Tn の数は、絶
縁変圧器10から出力される電圧V1 の可変範囲および
タップ切換スイッチ24の出力部25から出力する出力
電圧V3 の許容範囲に応じて決めれば良い。即ち、電圧
V1 の可変範囲が広く、かつ出力電圧V3 の許容範囲が
狭いほど、タップT1 〜Tn の数を多くすれば良く、そ
うでない場合はタップT1 〜Tn の数を少なくしても良
い。
が前記絶縁変圧器10の出力部に接続されており、二次
巻線22に複数のタップT1 〜Tn を有している。この
一次巻線20に絶縁変圧器10から出力される電圧V1
が供給される。この複数のタップT1 〜Tn の数は、絶
縁変圧器10から出力される電圧V1 の可変範囲および
タップ切換スイッチ24の出力部25から出力する出力
電圧V3 の許容範囲に応じて決めれば良い。即ち、電圧
V1 の可変範囲が広く、かつ出力電圧V3 の許容範囲が
狭いほど、タップT1 〜Tn の数を多くすれば良く、そ
うでない場合はタップT1 〜Tn の数を少なくしても良
い。
【0020】このタップ付変圧器18のタップT1 〜T
n には、出力部25に接続するタップを択一的に切り換
えるタップ切換スイッチ24が接続されている。このタ
ップ切換スイッチ24は、この例では、複数の、より具
体的にはタップT1 〜Tn の数と同数のスイッチSW1
〜SWn で構成されている。各スイッチSW1 〜SWn
の一端側は各タップT1 〜Tn にそれぞれ接続されてお
り、他端側は互いに並列接続されて出力部25に接続さ
れている。
n には、出力部25に接続するタップを択一的に切り換
えるタップ切換スイッチ24が接続されている。このタ
ップ切換スイッチ24は、この例では、複数の、より具
体的にはタップT1 〜Tn の数と同数のスイッチSW1
〜SWn で構成されている。各スイッチSW1 〜SWn
の一端側は各タップT1 〜Tn にそれぞれ接続されてお
り、他端側は互いに並列接続されて出力部25に接続さ
れている。
【0021】上記複数のスイッチSW1 〜SWn は、タ
ップ切換制御回路36からの切換指令信号Sに応答し
て、択一的にオン状態にされる。その場合、仮に複数の
スイッチSWが同時にオン状態になると、タップ付変圧
器18の二次巻線22がタップ間短絡になるので、タッ
プ切換制御回路36には、複数のスイッチSWが同時に
オン状態にならないインターロック回路を設けておくの
が好ましい。
ップ切換制御回路36からの切換指令信号Sに応答し
て、択一的にオン状態にされる。その場合、仮に複数の
スイッチSWが同時にオン状態になると、タップ付変圧
器18の二次巻線22がタップ間短絡になるので、タッ
プ切換制御回路36には、複数のスイッチSWが同時に
オン状態にならないインターロック回路を設けておくの
が好ましい。
【0022】上記各スイッチSWには、例えば、リレー
接点や、トライアック(3端子双方向サイリスタの商品
名)等の半導体スイッチ素子を用いれば良い。リレー接
点を使用する場合は、複数のスイッチSWの同時オンを
避けるために、オンさせるリレー接点の切り換え時に、
出力に、瞬間的な(例えば数ms〜数十ms程度の)オ
フ期間が生じることになるが、この程度の瞬断であれば
通常の負荷44であれば支障はない。直流電力P4 を取
り出す場合で後述のようにバッテリー34を設けておれ
ば、全く支障はない。スイッチSWがトライアック等の
半導体スイッチであれば、商用周波数のサイクル単位で
の切り換え動作が可能であるので、タップ切換スイッチ
24からの出力の瞬断が問題になる場合はこれを使用す
れば、実質的に瞬断を生じなくすることができる。
接点や、トライアック(3端子双方向サイリスタの商品
名)等の半導体スイッチ素子を用いれば良い。リレー接
点を使用する場合は、複数のスイッチSWの同時オンを
避けるために、オンさせるリレー接点の切り換え時に、
出力に、瞬間的な(例えば数ms〜数十ms程度の)オ
フ期間が生じることになるが、この程度の瞬断であれば
通常の負荷44であれば支障はない。直流電力P4 を取
り出す場合で後述のようにバッテリー34を設けておれ
ば、全く支障はない。スイッチSWがトライアック等の
半導体スイッチであれば、商用周波数のサイクル単位で
の切り換え動作が可能であるので、タップ切換スイッチ
24からの出力の瞬断が問題になる場合はこれを使用す
れば、実質的に瞬断を生じなくすることができる。
【0023】このタップ切換スイッチ24の出力部25
と二次巻線22の一端23との間には、両者間に出力さ
れる出力電圧V3 の大きさを検出する電圧検出器26を
接続している。この電圧検出器26は、例えば分圧器で
ある。
と二次巻線22の一端23との間には、両者間に出力さ
れる出力電圧V3 の大きさを検出する電圧検出器26を
接続している。この電圧検出器26は、例えば分圧器で
ある。
【0024】この電圧検出器26で検出する出力電圧V
3 は、タップ切換制御回路36に取り込まれる。このタ
ップ切換制御回路36は、電圧検出器26で検出する出
力電圧V3 が一定の範囲内(例えば100V±10%ま
たは200V±10%)に入るようにタップ切換スイッ
チ24を制御して接続タップを切り換える。
3 は、タップ切換制御回路36に取り込まれる。このタ
ップ切換制御回路36は、電圧検出器26で検出する出
力電圧V3 が一定の範囲内(例えば100V±10%ま
たは200V±10%)に入るようにタップ切換スイッ
チ24を制御して接続タップを切り換える。
【0025】より具体例を示すと、図2に示すように、
このタップ切換制御回路36は、第1の比較器38、第
2の比較器40および切換指令回路42から成る。比較
器38には、上記出力電圧V3 とその許容範囲の上限値
R1 (例えば定格電圧の+10%)とが入力される。比
較器40には、上記出力電圧V3 とその許容範囲の下限
値R2 (例えば定格電圧の−10%)とが入力される。
切換指令回路42は、両比較器38および40からの出
力の状態に応じて、上記タップ切換スイッチ24に切換
指令信号Sを供給する。このタップ切換制御回路36に
おける出力電圧V3 の状態、比較器38および40の出
力および切換指令回路42から出力する切換指令信号S
の内容を表1にまとめて示す。表1中におけるHは高レ
ベル(論理値1)を表し、Lは低レベル(論理値0)を
表している。
このタップ切換制御回路36は、第1の比較器38、第
2の比較器40および切換指令回路42から成る。比較
器38には、上記出力電圧V3 とその許容範囲の上限値
R1 (例えば定格電圧の+10%)とが入力される。比
較器40には、上記出力電圧V3 とその許容範囲の下限
値R2 (例えば定格電圧の−10%)とが入力される。
切換指令回路42は、両比較器38および40からの出
力の状態に応じて、上記タップ切換スイッチ24に切換
指令信号Sを供給する。このタップ切換制御回路36に
おける出力電圧V3 の状態、比較器38および40の出
力および切換指令回路42から出力する切換指令信号S
の内容を表1にまとめて示す。表1中におけるHは高レ
ベル(論理値1)を表し、Lは低レベル(論理値0)を
表している。
【0026】
【表1】
【0027】この表1から分かるように、V3 >R1 の
場合は、タップ切換制御回路36からの切換指令信号S
に応答して、タップ切換スイッチ24によって選択する
タップT1 〜Tn が一つずつ下げられる。タップを「下
げる」というのは、出力電圧の小さい方のタップを選択
することであり、タップを「上げる」というのは、出力
電圧の大きい方のタップを選択することである。従って
この場合は、出力電圧V3 が徐々に小さくなり、やがて
R2 ≦V3 ≦R1 となってその時のタップが維持され
る。反対に、V3 <R2 の場合は、タップ切換制御回路
36からの切換指令信号Sに応答して、タップ切換スイ
ッチ24によって選択するタップT1 〜Tn が一つずつ
上げられる。これによって出力電圧V3 が徐々に上昇
し、やがてR2 ≦V3 ≦R1 となってその時のタップが
維持される。
場合は、タップ切換制御回路36からの切換指令信号S
に応答して、タップ切換スイッチ24によって選択する
タップT1 〜Tn が一つずつ下げられる。タップを「下
げる」というのは、出力電圧の小さい方のタップを選択
することであり、タップを「上げる」というのは、出力
電圧の大きい方のタップを選択することである。従って
この場合は、出力電圧V3 が徐々に小さくなり、やがて
R2 ≦V3 ≦R1 となってその時のタップが維持され
る。反対に、V3 <R2 の場合は、タップ切換制御回路
36からの切換指令信号Sに応答して、タップ切換スイ
ッチ24によって選択するタップT1 〜Tn が一つずつ
上げられる。これによって出力電圧V3 が徐々に上昇
し、やがてR2 ≦V3 ≦R1 となってその時のタップが
維持される。
【0028】上記のような動作によって、絶縁変圧器1
0から出力されタップ付変圧器18に供給される電圧V
1 が上記のように変動しても、タップ切換スイッチ24
の出力部25から電圧変動が一定範囲内(例えば100
V±10%または200V±10%)の出力電圧V3 の
電力(この例では交流電力)P3 を取り出してそれを負
荷44に供給することができる。この負荷44は、例え
ば、交流入力の制御装置や、ファン等の補機である。
0から出力されタップ付変圧器18に供給される電圧V
1 が上記のように変動しても、タップ切換スイッチ24
の出力部25から電圧変動が一定範囲内(例えば100
V±10%または200V±10%)の出力電圧V3 の
電力(この例では交流電力)P3 を取り出してそれを負
荷44に供給することができる。この負荷44は、例え
ば、交流入力の制御装置や、ファン等の補機である。
【0029】以上のようにこの高電位部用電源装置によ
れば、1台の絶縁変圧器10を用いて、高電位部6にお
いて、電圧可変の電力P1 と、電圧変動が一定範囲内の
電力P3 の両方を取り出すことができる。その結果、従
来例に比べて、高価で寸法の大きい絶縁変圧器が1台少
なくて済むので、その分、装置の低コスト化および小型
化を図ることができる。
れば、1台の絶縁変圧器10を用いて、高電位部6にお
いて、電圧可変の電力P1 と、電圧変動が一定範囲内の
電力P3 の両方を取り出すことができる。その結果、従
来例に比べて、高価で寸法の大きい絶縁変圧器が1台少
なくて済むので、その分、装置の低コスト化および小型
化を図ることができる。
【0030】なお、上記高電位部6に、タップ切換スイ
ッチ24の出力部25に、より具体的には当該出力部2
5と二次巻線22の一端23とに接続された整流回路2
8を更に設け、この整流回路28から直流電力P4 を更
に取り出してそれを負荷46に供給するようにしても良
い。この整流回路28は、この例ではブリッジ接続の整
流器30と平滑コンデンサ32とから成る。この整流回
路28に入力される電圧V3 は上記のように一定範囲内
に制御されるので、絶縁変圧器10の出力電圧V1 が上
記のように変化しても、この整流回路28の出力電圧も
一定範囲内に入る。負荷46は、例えば直流入力の制御
装置である。
ッチ24の出力部25に、より具体的には当該出力部2
5と二次巻線22の一端23とに接続された整流回路2
8を更に設け、この整流回路28から直流電力P4 を更
に取り出してそれを負荷46に供給するようにしても良
い。この整流回路28は、この例ではブリッジ接続の整
流器30と平滑コンデンサ32とから成る。この整流回
路28に入力される電圧V3 は上記のように一定範囲内
に制御されるので、絶縁変圧器10の出力電圧V1 が上
記のように変化しても、この整流回路28の出力電圧も
一定範囲内に入る。負荷46は、例えば直流入力の制御
装置である。
【0031】この整流回路28の出力部に並列に、この
例のように充電式のバッテリー34を接続しておいても
良い。そのようにすれば、装置の停電時や運転開始時に
タップ付変圧器18からの電力供給がない場合でも、負
荷46を一定の時間駆動することができる。
例のように充電式のバッテリー34を接続しておいても
良い。そのようにすれば、装置の停電時や運転開始時に
タップ付変圧器18からの電力供給がない場合でも、負
荷46を一定の時間駆動することができる。
【0032】また、高電位部6の機器を大地電位部から
遠隔操作することが必要な場合は、例えば、大地電位部
側の制御装置と高電位部6側の制御装置とを、双方向の
光通信機能を持たせたものにすれば良い。高電位部6側
の制御装置の電力に上記直流電力P4 を用いれば、装置
の停電時等にも、バッテリー34からの電力によって大
地電位部側と光通信を行うことができる。
遠隔操作することが必要な場合は、例えば、大地電位部
側の制御装置と高電位部6側の制御装置とを、双方向の
光通信機能を持たせたものにすれば良い。高電位部6側
の制御装置の電力に上記直流電力P4 を用いれば、装置
の停電時等にも、バッテリー34からの電力によって大
地電位部側と光通信を行うことができる。
【0033】上記絶縁変圧器10の代わりに、図4に示
したような絶縁シャフト連結電動発電機装置50を設け
ても良い。この場合も、1台の絶縁シャフト連結電動発
電機装置50を用いて、高電位部6において、電圧可変
の電力P1 と、電圧変動が一定範囲内の電力P3 の両方
を、更にこの例では電圧変動が一定範囲内の直流電力P
4 を取り出すことができる。その結果、従来例に比べ
て、高価で寸法の大きい絶縁シャフト連結電動発電機装
置が1台少なくて済むので、その分、装置の低コスト化
および小型化を図ることができる。
したような絶縁シャフト連結電動発電機装置50を設け
ても良い。この場合も、1台の絶縁シャフト連結電動発
電機装置50を用いて、高電位部6において、電圧可変
の電力P1 と、電圧変動が一定範囲内の電力P3 の両方
を、更にこの例では電圧変動が一定範囲内の直流電力P
4 を取り出すことができる。その結果、従来例に比べ
て、高価で寸法の大きい絶縁シャフト連結電動発電機装
置が1台少なくて済むので、その分、装置の低コスト化
および小型化を図ることができる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、上記のとおり構成されてい
るので、次のような効果を奏する。
るので、次のような効果を奏する。
【0035】請求項1記載の発明によれば、1台の絶縁
変圧器を用いて、高電位部において、電圧可変の電力
と、電圧変動が一定範囲内の電力の両方を取り出すこと
ができる。その結果、従来例に比べて、高価で寸法が大
きい絶縁変圧器が1台少なくて済むので、その分、装置
の低コスト化および小型化を図ることができる。
変圧器を用いて、高電位部において、電圧可変の電力
と、電圧変動が一定範囲内の電力の両方を取り出すこと
ができる。その結果、従来例に比べて、高価で寸法が大
きい絶縁変圧器が1台少なくて済むので、その分、装置
の低コスト化および小型化を図ることができる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、1台の絶縁
シャフト連結電動発電機装置を用いて、高電位部におい
て、電圧可変の電力と、電圧変動が一定範囲内の電力の
両方を取り出すことができる。その結果、従来例に比べ
て、高価で寸法が大きい絶縁シャフト連結電動発電機装
置が1台少なくて済むので、その分、装置の低コスト化
および小型化を図ることができる。
シャフト連結電動発電機装置を用いて、高電位部におい
て、電圧可変の電力と、電圧変動が一定範囲内の電力の
両方を取り出すことができる。その結果、従来例に比べ
て、高価で寸法が大きい絶縁シャフト連結電動発電機装
置が1台少なくて済むので、その分、装置の低コスト化
および小型化を図ることができる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、高電位部に
おいて、電圧変動が一定範囲内の直流電力を更に取り出
すことができる。
おいて、電圧変動が一定範囲内の直流電力を更に取り出
すことができる。
【図1】この発明に係る高電位部用電源装置の一例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】図1中のタップ切換制御回路の構成の一例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図3】従来の高電位部用電源装置を用いた高電圧装置
の一例を示す概略図である。
の一例を示す概略図である。
【図4】絶縁シャフト連結電動発電機装置を示す概略図
である。
である。
6 高電位部 8 電圧調整器 10 絶縁変圧器 18 タップ付変圧器 24 タップ切換スイッチ 26 電圧検出器 28 整流回路 36 タップ切換制御回路 50 絶縁シャフト連結電動発電機装置
Claims (3)
- 【請求項1】 大地電位部よりも高電位側にある高電位
部に大地電位部から絶縁変圧器を経由して電力を供給
し、しかもこの供給電力の電圧調整を大地電位部側で行
う構成の高電位部用電源装置において、前記絶縁変圧器
の出力部に一次巻線が接続されていて二次巻線に複数の
タップを有するタップ付変圧器と、このタップ付変圧器
のタップを択一的に切り換えるタップ切換スイッチと、
このタップ切換スイッチの出力部から出力される出力電
圧の大きさを検出する電圧検出器と、この電圧検出器で
検出する出力電圧が一定の範囲内に入るように前記タッ
プ切換スイッチを制御して接続タップを切り換えるタッ
プ切換制御回路とを前記高電位部に設け、当該高電位部
において、前記絶縁変圧器の出力部から電圧可変の電力
を取り出し、前記タップ切換スイッチの出力部から電圧
変動が一定範囲内の電力を取り出すよう構成したことを
特徴とする高電位部用電源装置。 - 【請求項2】 大地電位部よりも高電位側にある高電位
部に大地電位部から絶縁シャフト連結電動発電機装置を
経由して電力を供給し、しかもこの供給電力の電圧調整
を大地電位部側で行う構成の高電位部用電源装置におい
て、前記絶縁シャフト連結電動発電機装置の出力部に一
次巻線が接続されていて二次巻線に複数のタップを有す
るタップ付変圧器と、このタップ付変圧器のタップを択
一的に切り換えるタップ切換スイッチと、このタップ切
換スイッチの出力部から出力される出力電圧の大きさを
検出する電圧検出器と、この電圧検出器で検出する出力
電圧が一定の範囲内に入るように前記タップ切換スイッ
チを制御して接続タップを切り換えるタップ切換制御回
路とを前記高電位部に設け、当該高電位部において、前
記絶縁シャフト連結電動発電機装置の出力部から電圧可
変の電力を取り出し、前記タップ切換スイッチの出力部
から電圧変動が一定範囲内の電力を取り出すよう構成し
たことを特徴とする高電位部用電源装置。 - 【請求項3】 前記高電位部に、前記タップ切換スイッ
チの出力部に接続された整流回路を更に設け、この整流
回路から電圧変動が一定範囲内の直流電力を更に取り出
すよう構成した請求項1または2記載の高電位部用電源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31271297A JPH11134040A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 高電位部用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31271297A JPH11134040A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 高電位部用電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11134040A true JPH11134040A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=18032524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31271297A Pending JPH11134040A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 高電位部用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11134040A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100938253B1 (ko) | 2007-11-05 | 2010-01-21 | 박해용 | 리액터 전압 조정기 |
WO2011111960A1 (ko) * | 2010-03-08 | 2011-09-15 | 주식회사 다원시스 | 화학 기상 증착 장치용 전원 장치 및 그 제어 방법 |
WO2013089448A1 (ko) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | Geum Jong-Gwan | 자동 전압 조절 장치 |
-
1997
- 1997-10-28 JP JP31271297A patent/JPH11134040A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100938253B1 (ko) | 2007-11-05 | 2010-01-21 | 박해용 | 리액터 전압 조정기 |
WO2011111960A1 (ko) * | 2010-03-08 | 2011-09-15 | 주식회사 다원시스 | 화학 기상 증착 장치용 전원 장치 및 그 제어 방법 |
CN102934342A (zh) * | 2010-03-08 | 2013-02-13 | 达文希斯 | 用于化学气象沉积装置的电源装置及其控制方法 |
WO2013089448A1 (ko) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | Geum Jong-Gwan | 자동 전압 조절 장치 |
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