JPH11133963A - 音声入力回路 - Google Patents
音声入力回路Info
- Publication number
- JPH11133963A JPH11133963A JP9300147A JP30014797A JPH11133963A JP H11133963 A JPH11133963 A JP H11133963A JP 9300147 A JP9300147 A JP 9300147A JP 30014797 A JP30014797 A JP 30014797A JP H11133963 A JPH11133963 A JP H11133963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplifier circuit
- signal
- output
- distortion
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要な周波数成分を取り出すことができ、歪
ませていない信号と抵抗器でミキシングすることにより
簡単な構成で使用者の好みに合った音色を作り出すこと
が出来、また、切替スイッチにより一回の操作でディス
トーション効果のオンとオフとを切り替えることが出来
る音声入力回路を提供する。 【解決手段】 入力信号を必要なレベルまで増幅する第
１のアンプ回路２と、その出力から高周波成分のみを取
り出す第１のフィルタ回路３と、その成分をクリップす
るまで増幅させる第２のアンプ回路４と、その出力から
歪み成分を取り出す第２のフィルタ回路５と、第１のア
ンプ回路２にて増幅された信号と第２のフィルタ回路５
の出力とのミキシング量を調節する減衰器６，７，８，
９と、ディストーション効果のオン、オフを行う切替ス
イッチ１０とを有するものである。
ませていない信号と抵抗器でミキシングすることにより
簡単な構成で使用者の好みに合った音色を作り出すこと
が出来、また、切替スイッチにより一回の操作でディス
トーション効果のオンとオフとを切り替えることが出来
る音声入力回路を提供する。 【解決手段】 入力信号を必要なレベルまで増幅する第
１のアンプ回路２と、その出力から高周波成分のみを取
り出す第１のフィルタ回路３と、その成分をクリップす
るまで増幅させる第２のアンプ回路４と、その出力から
歪み成分を取り出す第２のフィルタ回路５と、第１のア
ンプ回路２にて増幅された信号と第２のフィルタ回路５
の出力とのミキシング量を調節する減衰器６，７，８，
９と、ディストーション効果のオン、オフを行う切替ス
イッチ１０とを有するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器等のオー
ディオ入力信号に対する増幅回路に関するものである。
ディオ入力信号に対する増幅回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年音楽の多様化に伴い、エレキギター
等の電子楽器を演奏する際、そのまま増幅するだけでな
く、色々な効果を加え音色に変化を与えるといったこと
が行われている。中でもエレキギターには、音を故意に
歪ませ、より強い印象を与えるディストーション効果が
よく使われる。
等の電子楽器を演奏する際、そのまま増幅するだけでな
く、色々な効果を加え音色に変化を与えるといったこと
が行われている。中でもエレキギターには、音を故意に
歪ませ、より強い印象を与えるディストーション効果が
よく使われる。
【０００３】図２は従来のディストーション効果を得る
ためのブロック図である。２１は入力端子、２２は入力
信号を必要なレベルまで増幅する第１のアンプ回路、４
は歪みを得るための第２のアンプ回路である。ここで第
２のアンプ回路は出力信号がクリップするまでゲインを
上げておく。
ためのブロック図である。２１は入力端子、２２は入力
信号を必要なレベルまで増幅する第１のアンプ回路、４
は歪みを得るための第２のアンプ回路である。ここで第
２のアンプ回路は出力信号がクリップするまでゲインを
上げておく。
【０００４】入力された信号は、第１のアンプ回路で必
要なレベルまで増幅された後、第２のアンプ回路で歪み
を得ることができる。
要なレベルまで増幅された後、第２のアンプ回路で歪み
を得ることができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、得られ
る音色はほぼアンプの歪みの特性で決まってしまい、使
用者の好みの音を得るのが困難であった。また好みの歪
み特性を得るためには、数個の歪み特性の違ったアンプ
を並列に接続し、ミキシングするといったような複雑な
構成を要していた。
る音色はほぼアンプの歪みの特性で決まってしまい、使
用者の好みの音を得るのが困難であった。また好みの歪
み特性を得るためには、数個の歪み特性の違ったアンプ
を並列に接続し、ミキシングするといったような複雑な
構成を要していた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の音声入力回路は、入力信号を必要なレベルま
で増幅する第１のアンプ回路と、その出力から高周波成
分のみを取り出す第１のフィルタ回路と、その成分をク
リップするまで増幅させる第２のアンプ回路と、その出
力から歪み成分を取り出す第２のフィルタ回路と、第１
のアンプ回路にて増幅された信号と第２のフィルタ回路
の出力とのミキシング量を調節する減衰器と、ディスト
ーション効果のオン、オフを行う切替スイッチとを有す
る。
に本発明の音声入力回路は、入力信号を必要なレベルま
で増幅する第１のアンプ回路と、その出力から高周波成
分のみを取り出す第１のフィルタ回路と、その成分をク
リップするまで増幅させる第２のアンプ回路と、その出
力から歪み成分を取り出す第２のフィルタ回路と、第１
のアンプ回路にて増幅された信号と第２のフィルタ回路
の出力とのミキシング量を調節する減衰器と、ディスト
ーション効果のオン、オフを行う切替スイッチとを有す
る。
【０００７】これにより信号をクリップさせる前に第１
のフィルタ回路によって歪ませたい帯域の周波数のみを
取り出し、その成分を第２のアンプ回路でクリップする
まで歪ませ、その出力を減衰器によって必要なレベルに
調整し、第２のフィルタ回路によって必要な歪みの成分
のみ取り出し、減衰器によりミキシング量を調節するこ
とにより、簡単な構成で使用者の好みに合った音色を作
り出すことが出来る。また、切替スイッチにより一回の
操作でディストーション効果のオン、オフを切り替える
ことが出来る。
のフィルタ回路によって歪ませたい帯域の周波数のみを
取り出し、その成分を第２のアンプ回路でクリップする
まで歪ませ、その出力を減衰器によって必要なレベルに
調整し、第２のフィルタ回路によって必要な歪みの成分
のみ取り出し、減衰器によりミキシング量を調節するこ
とにより、簡単な構成で使用者の好みに合った音色を作
り出すことが出来る。また、切替スイッチにより一回の
操作でディストーション効果のオン、オフを切り替える
ことが出来る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例について、
図１を参照しながら詳細に説明する。
図１を参照しながら詳細に説明する。
【０００９】図１において、１は入力端子、２は入力信
号を必要なレベルまで増幅する第１のアンプ回路、４は
出力信号がクリップするまで増幅を行う第２のアンプ回
路、３はコンデンサＣ１で構成されている第１のフィル
タ回路、５はコンデンサＣ２で構成されている第２のフ
ィルタ回路、６、７、８、９はレベルを調節するための
抵抗器、８は切替スイッチ、９は出力端子となってい
る。
号を必要なレベルまで増幅する第１のアンプ回路、４は
出力信号がクリップするまで増幅を行う第２のアンプ回
路、３はコンデンサＣ１で構成されている第１のフィル
タ回路、５はコンデンサＣ２で構成されている第２のフ
ィルタ回路、６、７、８、９はレベルを調節するための
抵抗器、８は切替スイッチ、９は出力端子となってい
る。
【００１０】まず入力端子１から入力された信号は第１
のアンプ回路で必要なレベルまで増幅される。次に、第
１のアンプ回路の出力信号の中からコンデンサＣ１によ
り高周波成分のみ取り出す。その高周波成分を第２のア
ンプ回路でクリップさせ歪みを発生させる。この歪ませ
た信号を抵抗器８、抵抗器９により必要なレベルになる
ように調整し、コンデンサＣ２により歪みとなっている
成分を取り出す。第１のアンプ回路２の出力信号と歪み
成分とをミキシングする際に抵抗器７により必要な歪み
量に調整する。切替スイッチ１０をａ側にすると、ディ
ストーション効果を加えていない第１のアンプ回路の出
力が、ｂ側にすると歪みを加えた信号が出力端子１１に
出力される。切替スイッチ１０がａ側のときの信号と、
ｂ側のときの信号にレベル差が出ないように抵抗器６で
レベル調整を行う。
のアンプ回路で必要なレベルまで増幅される。次に、第
１のアンプ回路の出力信号の中からコンデンサＣ１によ
り高周波成分のみ取り出す。その高周波成分を第２のア
ンプ回路でクリップさせ歪みを発生させる。この歪ませ
た信号を抵抗器８、抵抗器９により必要なレベルになる
ように調整し、コンデンサＣ２により歪みとなっている
成分を取り出す。第１のアンプ回路２の出力信号と歪み
成分とをミキシングする際に抵抗器７により必要な歪み
量に調整する。切替スイッチ１０をａ側にすると、ディ
ストーション効果を加えていない第１のアンプ回路の出
力が、ｂ側にすると歪みを加えた信号が出力端子１１に
出力される。切替スイッチ１０がａ側のときの信号と、
ｂ側のときの信号にレベル差が出ないように抵抗器６で
レベル調整を行う。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力信号
を歪ませる前と後にフィルタを入れることにより、必要
な周波数成分を取り出すことができ、歪ませていない信
号と抵抗器でミキシングすることにより簡単な構成で使
用者の好みに合った音色を作り出すことが出来、また、
切替スイッチにより一回の操作でディストーション効果
のオンとオフとを切り替えることが出来るものである。
を歪ませる前と後にフィルタを入れることにより、必要
な周波数成分を取り出すことができ、歪ませていない信
号と抵抗器でミキシングすることにより簡単な構成で使
用者の好みに合った音色を作り出すことが出来、また、
切替スイッチにより一回の操作でディストーション効果
のオンとオフとを切り替えることが出来るものである。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図
【図２】従来のディストーション回路を示すブロック図
１ 入力端子 ２ 第１のアンプ回路 ３ 第１のフィルタ回路 ４ 第２のアンプ回路 ５ 第２のフィルタ回路 ６、７、８、９ 減衰器 １０ 切替スイッチ １１ 出力端子
Claims (1)
- 【請求項１】 入力信号を必要なレベルまで増幅させる
第１のアンプ回路と、その出力から高周波成分のみを取
り出す第１のフィルタ回路と、その成分をクリップする
まで増幅させる第２のアンプ回路と、その出力信号を必
要なレベルに調整するための減衰器と、その出力信号か
ら歪み成分を取り出す第２のフィルタ回路と、ミキシン
グ量を調節する減衰器と、出力を歪み成分をミキシング
した信号にするかミキシングしない信号にするかを切り
替える切替スイッチとを備えることを特徴とした音声入
力回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9300147A JPH11133963A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 音声入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9300147A JPH11133963A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 音声入力回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11133963A true JPH11133963A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17881317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9300147A Pending JPH11133963A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 音声入力回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11133963A (ja) |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP9300147A patent/JPH11133963A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4701957A (en) | Dual mode music instrument preamplifier | |
| US9251775B2 (en) | Electronic signal processor | |
| JP2644473B2 (ja) | ダイナミック等化回路 | |
| US4672671A (en) | Audio frequency signal preamplifier for providing controlled output signals | |
| GB2103004A (en) | Circuit for distorting an audio signal | |
| JPH04505062A (ja) | ギターピックアップおよびスイッチング装置 | |
| US5977474A (en) | Continuously variable circuit for producing an output signal having a continuously variable amount of clean and distorted signals | |
| US8204254B2 (en) | Vacuum tube preamplifier, amplifier and method for musical instruments with programmable controls | |
| US8796530B2 (en) | Musical instrument with acoustic transducer | |
| US5268527A (en) | Audio power amplifier with reactance simulation | |
| CA2049641C (en) | Equalizer circuit, high fidelity regenerative amplifier including equalizer circuit and acoustic characteristic correction circuit in high fidelity regenerative amplifier | |
| US6222110B1 (en) | Simulated tone stack for electric guitar | |
| JPH11133963A (ja) | 音声入力回路 | |
| GB2291319A (en) | Sound processor with two stage adjustment of tone | |
| JPS61186010A (ja) | 音声増幅器 | |
| US20090231011A1 (en) | Circuit assembly for distributing an input signal | |
| JP3560306B2 (ja) | カラオケ装置 | |
| US20230300530A1 (en) | Differential modeling of analog effects devices and guitar amplifiers | |
| US20230125554A1 (en) | Audio processing device, amplifier device, and audio processing method | |
| KR950003141B1 (ko) | 고충실도(高忠實度) 재생 앰프의 음향특성 보정회로 | |
| JPH0119515Y2 (ja) | ||
| JPH0981153A (ja) | 楽器用増幅装置 | |
| KR910004669Y1 (ko) | 저음부 음질 보상회로 | |
| KR870000715Y1 (ko) | 오디오/비디오 제어기기의 저음음향확대 증폭회로 | |
| KR20020076312A (ko) | 오디오 재생 디바이스 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040521 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041012 |