JPH11132633A - 電気冷蔵庫 - Google Patents

電気冷蔵庫

Info

Publication number
JPH11132633A
JPH11132633A JP29213797A JP29213797A JPH11132633A JP H11132633 A JPH11132633 A JP H11132633A JP 29213797 A JP29213797 A JP 29213797A JP 29213797 A JP29213797 A JP 29213797A JP H11132633 A JPH11132633 A JP H11132633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
outside air
cooling fan
electric refrigerator
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29213797A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Shimizu
克美 清水
Kazushi Yoshimura
和士 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP29213797A priority Critical patent/JPH11132633A/ja
Publication of JPH11132633A publication Critical patent/JPH11132633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械室内の凝縮器のみによって凝縮熱の放熱
を賄いつつ、圧縮機の十分な冷却状態をも確保すること
が可能な構成とされた電気冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 本発明に係る電気冷蔵庫は、圧縮機2
と、その側方位置に配置された凝縮器3と、外気を流通
させる冷却ファン4と、冷却ファン4を保持しながら圧
縮機2及び凝縮器3を取り囲んで外気の流通方向を規制
する仕切板5とが本体下部の機械室1内に設けられてな
るものであり、凝縮器3は、平面視円輪形状の凝縮管1
1が上下方向に沿って離間しながら並列配置された中空
円筒形状を有し、その上部内側から外気が流入するもの
である一方、冷却ファン4は、その回転中心軸が凝縮器
3の固定中心軸とほぼ一直線をなす状態で凝縮器3の直
上位置に配置され、かつ、凝縮器3の上部内側から外気
を流入させるものであることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気冷蔵庫(以下、
冷蔵庫という)に係り、特には、機械室内に配置された
圧縮機と凝縮器とを冷却ファンでもって強制冷却する構
成とされた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的な冷蔵庫では、凝縮管を
本体キャビネットの裏面側に配設し、凝縮熱を本体キャ
ビネットの裏面側全面から放熱する構成が採用されてい
たが、冷蔵庫の大容量化が進むに連れて本体キャビネッ
トに配設された凝縮管だけでは凝縮熱の放熱を賄いきれ
ない状況が生じてきた。そのため、近年においては、冷
蔵庫を構成する本体キャビネットの裏面側のみならず、
本体下部の機械室内にも凝縮器を配置しておき、この凝
縮器を圧縮機とともに冷却ファンでもって強制的に冷却
することが行われている。そして、このような冷蔵庫の
一例としては、特開平4−174277号公報で開示さ
れており、かつ、図9の透視斜視図で機械室内を簡略化
して示すような構成とされたものがある。
【0003】すなわち、この冷蔵庫の機械室51内に
は、圧縮機52と、凝縮器53と、これらを冷却するた
めの冷却ファン54と、この冷却ファン54を保持しな
がら圧縮機52及び凝縮器53間を区画する仕切板55
とが配置されている。そして、これらの機器及び部材は
ボルトなどを利用することによってベースプレート56
上に固定されており、外気の吸入口57が形成されたベ
ースプレート56はボルトなどを用いたうえで冷蔵庫本
体に対して固定されている。また、機械室51の背面側
には機械室51内をほぼ密封状態とする機械室カバー5
8が配設されており、この機械室カバー58には排気口
59が形成されている。
【0004】そこで、このような構成とされた冷蔵庫に
あっては、冷却ファン54の正転駆動に伴ってベースプ
レート56の吸入口57から外気が機械室51内へと吸
い込まれてくることになり、吸い込まれた外気が周囲を
流れることによって凝縮器53は冷却されることにな
る。そして、凝縮器53を冷却し終わった外気は冷却フ
ァン54を通過したうえで圧縮機52の周囲に流れ込む
ことになり、圧縮機52の周囲を流れながら圧縮機52
を冷却した外気は機械室カバー58の排気口59から機
械室51外へと放出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
冷蔵庫では、冷却ファン54によって機械室51内へと
吸い込まれた外気が凝縮器53と熱交換したうえで圧縮
機52を冷却するのであるが、外気に対する凝縮器53
の流通抵抗が大きいため、この凝縮器53の冷却が不十
分となるばかりか、凝縮器53を通過し終わってから圧
縮機52の周囲を流通する外気の流れ状態が必ずしも良
好ではないこととなる結果、特に、外気温度が高い場合
には、圧縮機52の周囲を熱風が流れることになって圧
縮機52に対する冷却が不十分となってしまう。そし
て、外気温度が高いと、圧縮機52の吐出温度が上昇
し、かつ、凝縮器53に流入する冷媒の温度も上昇する
ので、凝縮器53自体が高温となって凝縮能力が不足す
ることになり、圧縮機52の負担がさらに増大すること
になっていた。
【0006】また、冷却不足となった圧縮機52では、
オイルの劣化や冷媒の分解、あるいは、モータ巻線の焼
損というような致命的放障が発生することにもなりかね
ず、特に、圧縮機52がロータリー式である場合には、
冷媒圧縮部とモータ巻線とが近接しているため、故障が
発生し易いことになっていた。なお、圧縮機52の良好
な冷却状態を確保すべく、冷却ファン54の回転数を上
げたり、その外径を大きくしたり、羽根のねじれ角度を
変化させたりすることも考えられるが、これらの手法を
採用した際にはファン騒音が大きいというような別違の
不都合が生じてしまう。
【0007】さらに、最近では、本体キャビネットの裏
面側に配設された凝縮管からの放熱が冷蔵庫の庫内側へ
と伝達されて庫内温度が上昇する結果として圧縮機52
の運転時間が長くなり、消費電力量が増大する結果を招
くことを防止する都合上、本体キャビネットに対する凝
縮管の配設を取りやめたうえ、機械室51内の凝縮器5
3のみによって凝縮熱の放熱を賄うことが考えられてい
る。しかしながら、このような構成を実現するために
は、従来にも増して圧縮機52の十分な冷却を確保する
必要があることになり、外気温度が高くても何らの不都
合なく圧縮機52を冷却し得る構成の提案が求められ
る。また、現状下では、冷却器(図示省略)からのドレ
ン水が貯溜する水受皿60を凝縮器53上に配置してお
き、凝縮器53で発生する凝縮熱を利用して水受皿60
内のドレン水を蒸発させることが行われているが、ドレ
ン水をより一層効率的に蒸発させる構成の提案も要望さ
れている。
【0008】本発明は、これらの不都合に鑑みて創案さ
れたものであり、機械室内の凝縮器のみによって凝縮熱
の放熱を賄いつつ、圧縮機の十分な冷却状態をも確保す
ることが可能な構成とされた冷蔵庫の提供を目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
冷蔵庫は、圧縮機と、その側方位置に配置された凝縮器
と、外気を流通させる冷却ファンと、冷却ファンを保持
しながら圧縮機及び凝縮器を取り囲んで外気の流通方向
を規制する仕切板とが本体下部の機械室内に設けられて
なるものであり、凝縮器は、平面視円輪形状の凝縮管が
上下方向に沿って離間しながら並列配置された中空円筒
形状を有し、その上部内側から外気が流入するものであ
る一方、冷却ファンは、その回転中心軸が凝縮器の固定
中心軸とほぼ一直線をなす状態で凝縮器の直上位置に配
置され、かつ、凝縮器の上部内側から外気を流入させる
ものであることを特徴としている。そして、この構成に
よれば、外気に対する凝縮器の流通抵抗が小さくなり、
冷却ファンでもって凝縮器の上部内側から流入させられ
た外気が凝縮器を構成する凝縮管の側部内側を流通しな
がら凝縮管同士の間を通ったうえで凝縮器の側部外側へ
と流出することになるので、凝縮器を十分に冷却して凝
縮能力を確保することが可能となり、かつ、外気温度が
高い場合でも凝縮器を通過し終わった外気でもって圧縮
機を十分に冷却し得ることとなる。
【0010】本発明の請求項2に係る冷蔵庫は、凝縮器
の下部内側が外気の流出を阻止する遮蔽板でもって閉塞
されていることを特徴とする。そして、この構成によれ
ば、遮蔽板で閉塞された凝縮器の下部内側からは外気が
流出しないことになり、凝縮器の側部内側から側部外側
へと外気が強制的に流出させられるので、凝縮器から凝
縮熱を十分に放熱することが可能となるばかりか、一層
良好な圧縮機の冷却を行い得ることになる。
【0011】本発明の請求項3に係る冷蔵庫は、凝縮器
の上部外側が冷却ファンを保持した仕切板でもって閉塞
されていることを特徴とする。この構成によると、冷却
ファンでもって流入させられる外気が凝縮器の上部外側
へと漏れ出さずに凝縮器の上部内側のみから流入するこ
とになり、外気が無駄なく凝縮器の側部内側を流れたう
えで側部外側へと流出するので、凝縮器及び圧縮機の冷
却がより一層効率的に行えることとなる。
【0012】本発明の請求項4に係る冷蔵庫は、冷却フ
ァンが正転駆動に伴って外気を凝縮器に流入させる一方
で逆転駆動に伴って凝縮器から外気を吸引するものであ
ることを特徴とする。この構成によれば、凝縮器を通過
する外気の風向を正逆反転させ得るので、凝縮器を構成
する凝縮管に対して塵埃が付着することを防止し、ま
た、付着した塵埃を除去することによって凝縮能力の低
下が生じることを防ぐことが可能となる。
【0013】本発明の請求項5に係る冷蔵庫が具備する
冷却ファンは、正転駆動時の回転数が増減制御されるも
のであることを特徴としている。そして、このような構
成を採用した際には、冷却ファンの回転数制御に伴って
凝縮器へと流入する外気の風量が変化することになる結
果、凝縮管に対して塵埃が付着することを防止し、ま
た、付着した塵埃を除去し得ることとなる。
【0014】本発明の請求項6に係る冷蔵庫は塵埃の付
着状態を検出する塵埃検出センサが凝縮器に設けられて
おり、冷却ファンは塵埃検出センサの指示に基づいて逆
転駆動または回転数の増加制御を実行するものであるこ
とを特徴とする。そして、本発明の請求項7に係る冷蔵
庫は、塵埃検出センサが凝縮器の側部内側と側部外側と
における圧力差を検出するものであることを特徴とす
る。本発明の請求項8に係る冷蔵庫は、塵埃検出センサ
が凝縮器の側部内側と側部外側とにおける温度差を検出
するものであることを特徴とする。これらの構成によれ
ば、凝縮器に対して塵埃検出センサを設けているので、
塵埃の付着状態を検出したうえで冷却ファンを駆動する
ことによって塵埃の付着を防止し、あるいは、付着した
塵埃を除去することが可能となる。
【0015】本発明の請求項9に係る冷蔵庫は、冷却器
からのドレン水が貯溜する水受皿が凝縮器の直下位置に
配置されていることを特徴としている。そして、このよ
うな構成を採用した際には、凝縮器から放熱される凝縮
熱を利用し得るので、水受皿に貯溜したドレン水を速や
かに蒸発させて除去することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は実施の形態1に係
る冷蔵庫が備えてなる機械室内の全体構成を簡略化して
示す透視斜視図、図2は図1中のA−A線に沿って切断
した横断面図であり、図3は凝縮器の周囲構成を簡略化
して示す一部破断側面図、図4は図3中のB−B線に沿
って切断した横断面図、図5は凝縮器の要部を示す説明
図である。
【0018】本実施の形態に係る冷蔵庫の本体下部には
機械室1が設けられており、この機械室1内には、図1
及び図2で示すように、圧縮機2と、その側方位置に配
置された凝縮器3と、外気を流通させる冷却ファン4
と、冷却ファン4を保持しながら圧縮機2及び凝縮器3
を上側から取り囲んで外気の流通方向を規制する仕切板
5とが配設されている。そして、これらの機器及び部材
はボルトなどの締結要素を利用することによってベース
プレート6上に固定されており、外気の吸入口7が形成
されたベースプレート6はボルトなどを用いたうえで冷
蔵庫本体に対して固定されている。また、この機械室1
の背面側には機械室1内をほぼ密封状態とする機械室カ
バー8が配設されており、この機械室カバー8には排気
口9が形成されている。
【0019】さらに、この際における凝縮器3は熱伝導
性の良好な金属を用いて作製されたものとなっており、
図3ないし図5で示すように、近接した位置ごとに立設
されて冷媒が流通する一対のヘッダー管10と、これら
のヘッダー管10を連通接続したうえで上下方向に沿っ
て離間しながら並列配置された平面視円輪形状の凝縮管
11と、凝縮管11のそれぞれ間に介装された波板形状
のフィン12とを具備している。つまり、この凝縮器3
は全体として中空円筒形状を有しており、その上部内側
からは外気が流入してくるものとなっている。なお、図
中の符号13はヘッダー管10同士の間に介装されたス
ペーサ、14は取付脚を示しており、取付脚14は凝縮
器3をベースプレート6に対して固定するためのもので
ある。
【0020】ところで、ここでの凝縮器3は、以下のよ
うな手順に従って作製されるのが一般的となっている。
すなわち、まず、互いに対向配置されたヘッダー管10
それぞれの切り込み部に対し、断面視偏平形状とされ、
かつ、平面視直線形状を有する凝縮管11の端部を差し
込んで支持させたうえ、治具を利用して離間間隔が確保
された凝縮管11同士間に対し、アルミニウム箔などを
用いることによって波板形状として作製されたフィン1
2を挟み込んで配置した後、620℃程度まで加熱する
ことによって各部品の勘合部同士を溶融させたうえで固
着する。
【0021】つぎに、凝縮管11の各々がほぼ平面視円
輪形状となるまで治具を用いながら湾曲させたうえ、各
ヘッダー管10の上側端部に対して冷媒導入用及び導出
用それぞれの連結管15を接続する。さらに、凝縮管1
1の湾曲に伴って近接しあうことになったヘッダー管1
0同士間に対し、熱伝導性が良好でない樹脂などからな
るスペーサ13を挟み込んで固定すると、凝縮器3が完
成したことになる。なお、このスペーサ13は、湾曲さ
せられた凝縮管11の復元力に抵抗し、かつ、ヘッダー
管10同士間で直接的に熱交換が行われることを防止す
るために取り付けられている。
【0022】さらにまた、本実施の形態に係る冷蔵庫が
具備する冷却ファン4、つまり、仕切板5でもって保持
された冷却ファン4は、その回転中心軸が凝縮器3の固
定中心軸とほぼ一直線をなす状態とされたうえで凝縮器
3の直上位置に配置されており、凝縮器3の上部内側か
ら外気を流入させるものとなっている。そして、この冷
却ファン4は圧縮機2の稼働に伴って正転駆動されるこ
とになっており、冷却ファン4の正転駆動に伴ってベー
スプレート6の吸入口7から機械室1内へと吸い込まれ
てきた外気は凝縮器3の上部内側から流入したうえで凝
縮器3を冷却することになる。
【0023】すなわち、直上位置に配置された冷却ファ
ン4でもって凝縮器3の上部内側から流入させられた外
気は、凝縮管11で囲まれた凝縮器3の側部内側を流通
しながらフィン12が介装された凝縮管11同士間を通
過したうえで凝縮器3の側部外側へと流出することにな
り、凝縮器3で発生した凝縮熱が外気に対して放熱され
る結果として凝縮器3の十分な冷却が行われる。そし
て、凝縮器3を冷却し終わった外気は、圧縮機2及び凝
縮器3を取り囲んで配置された仕切板5によって流通方
向が規制されながら圧縮機2の周囲へと流れ込むことに
なり、圧縮機2の周囲を流れながら圧縮機2を冷却した
外気は機械室カバー8の排気口9から機械室1外へと放
出される。なお、本実施の形態においては、冷却ファン
4でもって流通させられる外気が凝縮器3から圧縮機2
へと向かって流れるとしているが、このような構成に限
られることはなく、冷却ファン4でもって吸い込まれた
外気が圧縮機2から凝縮器3へと流通する構成であって
もよいことは勿論である。
【0024】(実施の形態2)図6は実施の形態2に係
る冷蔵庫の機械室内に配置された凝縮器の周囲構成を簡
略化して示す破断側面図であり、この際における凝縮器
3は実施の形態1と基本的に同様の構成を有している。
なお、図6において、図1ないし図5の各々と互いに同
一となる部分については同一符号を付し、ここでの詳し
い説明は省略する。
【0025】本実施の形態に係る凝縮器3は、平面視円
輪形状とされた複数の凝縮管11が上下方向に沿って離
間しながら並列配置された中空円筒形状を有し、かつ、
その上部内側から外気が流入する構成とされたものであ
り、互いに隣接しあった凝縮管11間には波板形状のフ
ィン12(図5参照)が介装されている。そして、この
際における凝縮器3の下方に位置する取付脚14同士間
には平板形状とされて外気の流出を阻止するための遮蔽
板16が配置されており、この遮蔽板16は凝縮器3の
下部内側を閉塞することになっている。また、凝縮器3
の直上位置には仕切板5でもって保持された冷却ファン
4が配置されており、この冷却ファン4の回転中心軸は
凝縮器3の固定中心軸とほぼ一直線をなす状態として設
定されている。
【0026】そこで、圧縮機2の稼働に伴って冷却ファ
ン4が正転駆動されると、ベースプレート6の吸入口7
から機械室1内へは外気が吸い込まれることになり、吸
い込まれてきた外気は凝縮器3の上部内側から流入させ
られたうえで凝縮管11で囲まれた凝縮器3の側部内側
を流通しながらフィン12が介装された凝縮管11同士
間を通過したうえで凝縮器3の側部外側へと流出するこ
とになる。そして、本実施の形態においては、凝縮器3
の下部内側が遮蔽板16でもって閉塞されているので、
凝縮器3の下部内側から外気が漏れ出すことは起こり得
ず、凝縮器3の側部内側から側部外側へと流出する外気
の流れが確保される結果として凝縮器3の確実な冷却が
行われる。さらに、凝縮器3を冷却し終わった外気は、
仕切板5によって流通方向が規制されながら圧縮機2の
周囲へと流れ込むことになり、圧縮機2を冷却し終わっ
た外気は機械室カバー8の排気口9から機械室1外へと
放出される。
【0027】(実施の形態3)図7は実施の形態3に係
る冷蔵庫の機械室内に配置された凝縮器の周囲構成を簡
略化して示す破断側面図であり、ここでの凝縮器3は実
施の形態1と基本的に同様の構成を有している。なお、
図7において、図1ないし図6の各々と互いに同一とな
る部分については同一符号を付し、ここでの詳しい説明
は省略する。
【0028】本実施の形態に係る凝縮器3は、平面視円
輪形状の凝縮管11が上下方向に沿って離間しながら並
列配置された中空円筒形状を有しており、その上部内側
から外気が流入するものである一方、冷却ファン4は、
その回転中心軸が凝縮器3の固定中心軸とほぼ一直線を
なす状態で凝縮器3の直上位置に配置され、かつ、凝縮
器3の上部内側から外気を流入させるものとなってい
る。そして、凝縮器3の上部外側に対しては冷却ファン
4を保持した仕切板5が近接した状態で配置されてお
り、凝縮器3の上部外側は冷却ファン4を保持しながら
圧縮機2及び凝縮器3を取り囲んで外気の流通方向を規
制する仕切板5でもって閉塞されている。
【0029】なお、このような構成を採用する際には、
凝縮器3の最上部に位置する凝縮管11と仕切板5とを
密着させず、これら両者間に若干の隙間Sを設けておく
ことが好ましい。つまり、これらの両者間に対して隙間
Sを設けておくと、最上部に位置する凝縮管11と仕切
板5との間を外気が流通し得ることとなる結果、この凝
縮管11での凝縮が促進されるからである。さらに、こ
の際における冷却ファン4の羽根は凝縮器3の側部内側
にまで挿入されていることが望ましく、また、実施の形
態2と同様、凝縮器3の下部内側を閉塞する遮蔽板16
が配置されていてもよいことは勿論である。
【0030】すなわち、本実施の形態に係る凝縮器3に
おいては、冷却ファン4を保持した仕切板5でもって凝
縮器3の上部外側が閉塞されている結果、冷却ファン4
でもって流入させられる外気が凝縮器3の上部外側へと
漏れ出さずに凝縮器3の上部内側のみから流入すること
になる。そして、直上位置に配置された冷却ファン4で
もって凝縮器3の上部内側から流入させられた外気は、
凝縮管11で囲まれた凝縮器3の側部内側を流通しなが
らフィン12(図5参照)が介装された凝縮管11同士
間を通過したうえで凝縮器3の側部外側へと流出するこ
とになり、凝縮器3に対する十分な冷却が行われる。さ
らに、凝縮器3から流出して圧縮機2の周囲へと流れ込
んだ外気によって圧縮機2が冷却されることになり、圧
縮機2を冷却した外気は機械室カバー8の排気口9から
機械室1外へと放出される。
【0031】ところで、以上説明した実施の形態1ない
し3における冷却ファン4は一定の回転数で正転駆動さ
れるものとなっているが、正転駆動に伴って外気を凝縮
器3に流入させる一方で逆転駆動に伴って凝縮器3から
外気を吸引する冷却ファン4を用いることも可能であ
る。すなわち、一定の回転数でもって正転駆動される冷
却ファン4を使用しながら外気を凝縮器3に流入させ続
けていると、外気に含まれる少し大きめの塵埃が凝縮器
3を構成する凝縮管11やフィン12に付着することに
なり、塵埃が付着した凝縮器3の凝縮能力は大幅に低下
することになる。したがって、冷却ファン4を逆転駆動
して凝縮器3から外気を吸引することを行えば、外気の
吸引に伴って塵埃が凝縮器3外へと吸い出されることと
なり、塵埃が凝縮器3に付着することを防止し得ると同
時に、凝縮器3に対して付着した塵埃を除去することが
可能になる。なお、この冷却ファン4を駆動するモータ
が直流式である場合には電圧を切り換えることにより、
また、モータが交流式である場合にはリバーシブルモー
タなどを含む誘導電動機を用いたうえで回転方向を変更
することが行われる。
【0032】この際における冷却ファン4の正逆転駆動
の切り換え時期は、圧縮機2の積算稼働時間に基づいて
選定されることになり、具体的には以下のような手順が
採用されている。まず、冷蔵庫が備える通常運転状態下
の冷却器(図示省略)には霜が付着しており、霜の付着
に伴って冷凍能力が低下することを防ぐ必要上、冷蔵庫
は定期的に除霜モード運転、つまり、圧縮機2の停止に
よって冷凍サイクルを停止し、冷却器をヒータで加熱し
て霜を溶解させるための除霜モード運転を実行する。そ
して、この除霜モード運転では、機械室1内に配置され
た凝縮器3に対する外気の吹き付け方向が変化したとし
ても冷凍サイクルには全く影響が生じないので、この間
を利用しながら冷却ファン4を逆転駆動することが行わ
れる。なお、圧緒機2の積算稼働時間はマイクロ・コン
ピュータ(図示省略)に内蔵されたタイマもしくは機械
式のタイマでもってカウントされており、所定時間にま
で達すると除霜モード運転を実行し、冷却器の霜が除去
されてしまうと通常運転に戻るのが一般的である。
【0033】さらにまた、冷蔵庫が具備してなる冷却フ
ァン4は正転駆動時の回転数が増減制御されるものであ
ってもよく、凝縮器3に対して吹き付けられる外気の風
量が変化することによっても塵埃が凝縮器3に付着する
ことを防止し、かつ、凝縮器3に付着した塵埃を除去す
ることが可能である。すなわち、冷却ファン4の回転数
を増やした場合には冷却ファン4でもって機械室1内へ
と吸い込まれる外気量が増加し、機械室1内を流通する
外気量が増加すると、凝縮器3を構成する凝縮管11間
のフィン12を通過する外気の通過速度が増すことにな
るので、通常運転時よりも塵埃が付着しにくくなり、ま
た、付着していた塵埃は吹き飛ばされてしまうことにな
る。
【0034】そして、このような冷却ファン4の回転数
増加制御も冷蔵庫の除霜モード運転時を利用したうえで
実行されることになり、冷却器の霜が除去されてしまう
と冷却ファン4の回転数は通常運転時と同様になるまで
減少制御される。なお、冷却ファン4を駆動するモータ
が直流式である場合には電源電圧を切り換えることによ
り、また、モータが交流式である場合には抵抗の異なる
主巻線と補助巻線を設けておいたうえでノッチを切り換
えたり、周波数を変化させたりすることが行われる。
【0035】(実施の形態4)図8は実施の形態4に係
る冷蔵庫の機械室内に配置された凝縮器の周囲構成を簡
略化して示す破断側面図であり、ここでの凝縮器3は実
施の形態1と基本的に同様の構成を有している。なお、
図8において、図1ないし図7の各々と互いに同一とな
る部分については同一符号を付し、ここでの詳しい説明
は省略する。
【0036】本実施の形態に係る凝縮器3は、平面視円
輪形状とされた複数の凝縮管11が上下方向に沿って並
列配置されてなる中空円筒形状を有し、その上部内側か
らは冷却ファン4でもって外気が流入させられるもので
あり、この際における凝縮器3には、その側部内側と側
部外側との圧力差または温度差を検出する一対の圧力セ
ンサや温度センサなどでもって構成され、圧力差または
温度差に基づいたうえで凝縮管11に対する塵埃の付着
状態を検出する塵埃検出センサ17が設けられている。
一方、冷却ファン4は、その回転中心軸が凝縮器3の固
定中心軸とほぼ一直線をなす状態とされたうえで凝縮器
3の直上位置に配置されたものであり、この冷却ファン
4は凝縮器3に対して設けられた塵埃検出センサ17の
検出出力に基づいて逆転駆動または回転数の増加制御を
実行するものとなっている。
【0037】すなわち、本実施の形態に係る構成を採用
した際には、以下のような外気風量の制御動作が実行さ
れる。まず、塵埃検出センサ17が圧力センサである場
合における冷蔵庫の運転停止時には、凝縮器3の側部内
側(一次側)と側部外側(2次側)との間で圧力差が生
じないことになり、これら部位の圧力は冷蔵庫の周囲と
同じになる。そして、冷蔵庫の通常運転に伴って冷却フ
ァン4の正転駆動が開始されると、凝縮器3の側部内側
と側部外側との間では圧力差が生じることになるが、外
気風量の変動が起こらない限り、これら間の圧力差は一
定となって安定する。ところが、冷却ファン4を使用し
て外気を凝縮器3に流入させ続けていると、外気に含ま
れる塵埃が凝縮器3を構成する凝縮管11やフィン12
(図5参照)に対して付着することがあり、塵埃が付着
した際には、凝縮器3の側部内側と側部外側との間にお
ける圧力差が拡大する。そこで、塵埃検出センサ17か
らの検出出力がマイクロ・コンピュータに取り込まれて
通常運転時の一定値、もしくは、予め設定された基準値
と比較されることになり、冷蔵庫が除霜モード運転とな
った時点で冷却ファン4を逆転駆動したり、回転数を増
加制御したりすることが行われる。
【0038】また、塵埃検出センサ17が温度センサで
ある場合、冷蔵庫の運転停止時には凝縮器3の側部内側
と側部外側との間で温度差が生じていないにも拘わら
ず、冷却ファン4を使用して外気を凝縮器3に流入させ
続けていると、塵埃が凝縮器3を構成する凝縮管11や
フィン12に付着する結果として温度差が生じることに
なり、塵埃の付着量が増すに連れて温度差が拡大してく
る。つまり、塵埃の付着量が増すと、凝縮器3の側部内
側から側部外側へと外気が流出しにくくなり、かつ、放
散される凝縮熱の蓄熱によって凝縮器3における側部内
側の温度が側部外側の温度よりも高くなる。そして、塵
埃検出センサ17からの検出出力がマイクロ・コンピュ
ータに取り込まれたうえで予め設定された基準値と比較
されることになり、冷蔵庫の除霜モード運転時には冷却
ファン4を逆転駆動したり、回転数を増加制御したりす
ることが行われる。その結果、本実施の形態に係る構成
を採用しておけば、凝縮器3に塵埃が付着することを防
止するとともに、凝縮器3に付着した塵埃を除去し得る
こととなる。
【0039】(実施の形態5)ところで、実施の形態1
ないし4のそれぞれで説明した冷蔵庫においては、従来
と異なる構成とされた凝縮器3を機械室1内に配置して
いるため、冷却器で発生するドレン水を従来同様の構成
でもって処理することができず、ドレン水を処理するた
めの新たな構成が必要となる。そこで、図1を参照しな
がら説明するように、本実施の形態では以下のような構
成を採用することが行われている。
【0040】すなわち、本実施の形態に係る凝縮器3
は、平面視円輪形状とされた複数の凝縮管11が上下方
向に沿って並列配置されてなる中空円筒形状を有し、か
つ、その直上位置には冷却ファン4が配置されたもので
あり、この凝縮器3の直下位置には、図1中の仮想線で
示すように、冷却器(図示省略)から排出されるドレン
水を受け止めて貯溜する水受皿18が配置されている。
そして、この水受皿18は熱伝導性の良好な金属や樹脂
などを用いて作製されたものとなっており、水受皿18
の開口面に対してはドレンホース(図示省略)が接続さ
れている。
【0041】したがって、本実施の形態を採用して構成
された冷蔵庫では、ドレン水の処理が以下のようにして
行われることになる。つまり、冷蔵庫の除霜モード運転
時には冷却器に付着した霜の溶解によって生じたドレン
水がドレンホースを通ったうえで水受皿18へと滴下し
てくることになり、滴下してきたドレン水は水受皿18
に貯溜される。そして、除霜モード運転の終了後、冷蔵
庫の通常運転が再開されると、圧縮機2及び凝縮器3が
稼働開始される結果、水受皿18に貯溜されたドレン水
は凝縮器3が放熱する凝縮熱でもって加熱されることに
なり、加熱されたドレン水は蒸発することになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る冷蔵庫によれば、外気に対する凝縮器の流通抵抗
が小さくなり、冷却ファンでもって凝縮器の上部内側か
ら流入させられた外気が凝縮器を構成する凝縮管の側部
内側を流通しながら凝縮管同士の間を通ったうえで凝縮
器の側部外側へと流出することになるので、凝縮器を十
分に冷却して凝縮能力を確保することが可能となり、か
つ、外気温度が高い場合でも凝縮器を通過し終わった外
気でもって圧縮機を十分に冷却し得ることになるという
効果が得られる。
【0043】本発明の請求項2に係る冷蔵庫によれば、
凝縮器の下部内側からは外気が流出しないことになり、
凝縮器の側部内側から側部外側へと外気が強制的に流出
させられるので、凝縮器から凝縮熱を十分に放熱するこ
とが可能となるばかりか、より一層良好な圧縮機の冷却
を行い得ることとなる。本発明の請求項3に係る冷蔵庫
によれば、外気が無駄なく凝縮器の側部内側を流れたう
えで側部外側へと流出するので、凝縮器及び圧縮機の冷
却がより一層効率的に行えることになるという効果が得
られる。
【0044】本発明の請求項4または請求項5に係る冷
蔵庫によれば、凝縮器を構成する凝縮管に対して塵埃が
付着することを防止し、また、付着した塵埃を除去する
ことによって凝縮能力の低下が生じることを防ぐことが
可能になる。本発明の請求項6ないし8に係る冷蔵庫に
よれば、塵埃の付着状態を検出したうえで冷却ファンを
駆動することによって塵埃の付着を防止し、あるいは、
付着した塵埃を除去することができる。
【0045】本発明の請求項9に係る冷蔵庫によれば、
凝縮器から放熱される凝縮熱を利用し得るので、水受皿
に貯溜したドレン水を速やかに蒸発させて除去すること
が可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る冷蔵庫が備えてなる機械室
内の全体構成を簡略化して示す透視斜視図である。
【図2】図1中のA−A線に沿って切断した横断面図で
ある。
【図3】凝縮器の周囲構成を簡略化して示す一部破断側
面図である。
【図4】図3中のB−B線に沿って切断した横断面図で
ある。
【図5】凝縮器の要部を示す説明図である。
【図6】実施の形態2に係る冷蔵庫の機械室内に配置さ
れた凝縮器の周囲構成を簡略化して示す破断側面図であ
る。
【図7】実施の形態3に係る冷蔵庫の機械室内に配置さ
れた凝縮器の周囲構成を簡略化して示す破断側面図であ
る。
【図8】実施の形態4に係る冷蔵庫の機械室内に配置さ
れた凝縮器の周囲構成を簡略化して示す破断側面図であ
る。
【図9】従来の形態に係る冷蔵庫が備えてなる機械室内
の全体構成を簡略化して示す透視斜視図である。
【符号の説明】
1 機械室 2 圧縮機 3 凝縮器 4 冷却ファン 5 仕切板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体下部の機械室内には、圧縮機と、そ
    の側方位置に配置された凝縮器と、外気を流通させる冷
    却ファンと、冷却ファンを保持しながら圧縮機及び凝縮
    器を取り囲んで外気の流通方向を規制する仕切板とが設
    けられてなる電気冷蔵庫であって、 凝縮器は、平面視円輪形状の凝縮管が上下方向に沿って
    離間しながら並列配置された中空円筒形状を有し、その
    上部内側から外気が流入するものである一方、 冷却ファンは、その回転中心軸が凝縮器の固定中心軸と
    ほぼ一直線をなす状態で凝縮器の直上位置に配置され、
    かつ、凝縮器の上部内側から外気を流入させるものであ
    ることを特徴とする電気冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した電気冷蔵庫であっ
    て、 凝縮器の下部内側は、外気の流出を阻止する遮蔽板でも
    って閉塞されていることを特徴とする電気冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した電気
    冷蔵庫であって、 凝縮器の上部外側は、冷却ファンを保持した仕切板でも
    って閉塞されていることを特徴とする電気冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載した電気冷蔵庫であって、 冷却ファンは、正転駆動に伴って外気を凝縮器に流入さ
    せる一方で逆転駆動に伴って凝縮器から外気を吸引する
    ものであることを特徴とする電気冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載した電気冷蔵庫であって、 冷却ファンは、正転駆動時の回転数が増減制御されるも
    のであることを特徴とする電気冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載した電気
    冷蔵庫であって、 凝縮器には塵埃の付着状態を検出する塵埃検出センサが
    設けられており、冷却ファンは塵埃検出センサの検出出
    力に基づいて逆転駆動または回転数の増加制御を実行す
    るものであることを特徴とする電気冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載した電気冷蔵庫であっ
    て、 塵埃検出センサは、凝縮器の側部内側と側部外側とにお
    ける圧力差を検出するものであることを特徴とする電気
    冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載した電気冷蔵庫であっ
    て、 塵埃検出センサは、凝縮器の側部内側と側部外側とにお
    ける温度差を検出するものであることを特徴とする電気
    冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載した電気冷蔵庫であって、 凝縮器の直下位置には、冷却器からのドレン水が貯溜す
    る水受皿が配置されていることを特徴とする電気冷蔵
    庫。
JP29213797A 1997-10-24 1997-10-24 電気冷蔵庫 Pending JPH11132633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29213797A JPH11132633A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 電気冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29213797A JPH11132633A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 電気冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11132633A true JPH11132633A (ja) 1999-05-21

Family

ID=17778026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29213797A Pending JPH11132633A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 電気冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11132633A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105439A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の塵埃吸引装置の制御方法
KR100995034B1 (ko) * 2003-11-26 2010-11-19 엘지전자 주식회사 냉장고의 응축 장치
WO2012139952A1 (de) * 2011-04-14 2012-10-18 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältegerät mit verdunstungsschale
EP1541948B1 (en) * 2003-12-09 2017-10-11 LG Electronics, Inc. Radiating apparatus of built-in refrigerator

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100995034B1 (ko) * 2003-11-26 2010-11-19 엘지전자 주식회사 냉장고의 응축 장치
EP1541948B1 (en) * 2003-12-09 2017-10-11 LG Electronics, Inc. Radiating apparatus of built-in refrigerator
JP2006105439A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の塵埃吸引装置の制御方法
WO2012139952A1 (de) * 2011-04-14 2012-10-18 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältegerät mit verdunstungsschale
CN103649657A (zh) * 2011-04-14 2014-03-19 Bsh博世和西门子家用电器有限公司 具有蒸发盘的制冷设备
CN103649657B (zh) * 2011-04-14 2015-12-23 Bsh家用电器有限公司 具有蒸发盘的制冷设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10557660B2 (en) Heat exchanger with a plurality of heat exchanging portions
JPS645717Y2 (ja)
CN106061777A (zh) 用于车辆的热泵系统
JP7148673B2 (ja) 冷蔵庫
JPH11132633A (ja) 電気冷蔵庫
CN217844443U (zh) 一种冷库用带按需除霜控制冷风机
JP2008070014A (ja) 冷蔵庫
US9243650B2 (en) Fin array for use in a centrifugal fan
JP3941833B2 (ja) 自動販売機
JPH11159941A (ja) 電気冷蔵庫
US9863434B2 (en) Fins, tubes, and structures for fin array for use in a centrifugal fan
JPH1073362A (ja) 冷蔵庫
KR20040012417A (ko) 나선형 열교환장치
JP3374027B2 (ja) 冷蔵庫
JP2002213832A (ja) 冷却装置
JPH09196541A (ja) 熱交換ユニット及び冷凍装置
KR20170124222A (ko) 냉장고 고내용 송풍기 및 이를 포함하는 냉장고
JP2000266439A (ja) 冷蔵庫
JP2004011932A (ja) 除湿機
JP2020046102A (ja) 空気調和機
KR100995034B1 (ko) 냉장고의 응축 장치
JP2013108675A (ja) 冷凍サイクル装置の室外機
KR100538736B1 (ko) 드럼식 증발기를 갖는 냉장고의 제상장치
KR100500402B1 (ko) 드럼식 증발기를 갖는 냉장고의 제상장치
KR200307418Y1 (ko) 냉매사이클을 이용한 냉풍기