JPH1112842A - 安全ヘルメット - Google Patents

安全ヘルメット

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JPH1112842A
JPH1112842A JP15968897A JP15968897A JPH1112842A JP H1112842 A JPH1112842 A JP H1112842A JP 15968897 A JP15968897 A JP 15968897A JP 15968897 A JP15968897 A JP 15968897A JP H1112842 A JPH1112842 A JP H1112842A
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JP
Japan
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helmet
voltage
detected
contact type
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP15968897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Namiki
正之 並木
Nobuyuki Seki
信之 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOUEN KK
Original Assignee
TOUEN KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業中であっても充電状況を知ることができる
と共に、視野に入らない箇所でも感電等の危険防止を図
ることにある。 【解決手段】鍔部1aを有するヘルメット本体1の開口
端側の外周部及び前方部側中央より後方部側中央に至る
部分にテープ状の検出電極部2a,2bをそれぞれ張付
け、この検出電極部2a,2bを電位検知センサとして
被検出対象充電部の電圧の有無を検出する非接触式検電
器3をヘルメット本体1の鍔部1aの基端部中央に取付
け、非接触式検電器3により被検出対象充電部の電圧が
検出されると点灯するLEDを鍔部1aの目視可能な位
置に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は充電状態にある電線
や機器設備近傍で作業を行う際に着帽する安全ヘルメッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、トンネル内で照明器具やファン
の取付け又は交換作業を行うに際して、作業者はヘルメ
ットを着帽するだけでなく、活線箇所への接近や接触に
よる感電を防止するため、作業近傍の電線等の充電部に
ハンドタイプの検電器を接触させ、充電部に電圧が無い
ことを確認した後、作業を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように作
業前に作業者が検電器を手で持って充電部の電圧の有無
を確認しても、作業中に誤って電源が投入されても作業
者はこれに気ずかないため、誤って接触した場合には感
電事故等に至ってしまう可能性が高い。
【0004】本発明は上記のような事情に鑑みなされた
もので、ヘルメット本体に非接触式の検電器を装着して
電線等の充電部の電圧の有無を検知可能とすることによ
り、作業中であっても充電状況を知ることができると共
に、充電部が視野に入らない作業箇所でも感電等の危険
防止を図り得る安全ヘルメットを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段により安全ヘルメットを構
成するものである。請求項1に対応する発明は、鍔部を
有するヘルメット本体にテープ状の導電体を張付け、こ
の導電体を電位検知センサとして被検出対象充電部の電
圧の有無を検出する非接触式検電器を前記ヘルメット本
体に取付け、前記非接触式検電器により前記被検出対象
充電部の電圧が検出されるとその旨を表示する表示器を
前記鍔部の目視可能な位置に設ける。
【0006】請求項2に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の安全ヘルメットにおいて、非接触式検電器
により被検出対象充電部の電圧が検出されると警報を発
生するブザーをヘルメット本体の適宜位置に設ける。
【0007】従って、このような構成の安全ヘルメット
にあっては、作業者は手に検電器等を持つ必要がなく、
例えばトンネル内で作業をしながら充電状況を表示器又
は警報により知ることができ、感電事故等を減少させる
ことができる。
【0008】請求項3に対応する発明は、請求項1又は
請求項2に対応する発明の安全ヘルメットにおいて、テ
ープ状の導電体をヘルメット本体の開口端側の外周部及
び前方部側中央より後方部側中央に至る部分に張付け、
且つ非接触式検電器をヘルメット本体の鍔部の基端部中
央に取付ける。
【0009】従って、このような構成の安全ヘルメット
にあっては、上記の作用効果に加えて、テープ状の導電
体をヘルメット本体の開口端側の外周部だけでなく前方
部側中央より後方部側中央に至る部分に張付けているの
で、頭頂部近傍における不感帯部分が減少し、検知範囲
を広げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図3は本発明による安全ヘ
ルメットの実施の形態をそれぞれ示す正面図、平面図及
び側面図である。
【0011】図1乃至図3において、1はヘルメット本
体で、このヘルメット本体1の前方部には鍔部1aを有
している。このヘルメット本体1の開口端側の外周部及
び前方部側中央より後方部側中央に至る部分には、銅か
らなるテープ状の検出電極部2aと2bとがそれぞれ張
付けられている。この場合、検出電極部2aと2bはヘ
ルメット本体1の後方部側でクロスさせて電気的に接続
されている。
【0012】一方、ヘルメット本体1の鍔部1aの基端
部中央に非接触式検電器3が取付けられ、その入力端と
前述した検出電極2aとが半田付けにより接続され、ま
た出力端に接続されたリード線4を鍔部1aの裏側に導
出させると共に、鍔部1aの先端側に這わせ、且つ作業
者が目視可能な位置に配設してその先端部に設けられた
ソケット部にLED5が取付けられている。
【0013】図4は上記非接触式検電器3の回路構成例
を示すブロック図である。図4において、3−1は駆動
電源として用いられる電池、3−2は先端検知部となる
検出電極2aに接続された電圧レベル検出部で、この電
圧レベル検出部2aは検出電極2aにより検出された対
象電線との電位が感度調整用抵抗器3−3により感度設
定された電位を越えると出力を送出するものである。
【0014】また、3−4は電圧レベル検出部3−2よ
り出力信号が入力されるとフリッカ信号を出力するフリ
ッカ発生部、また3−5はフリッカ発生部3−4よりフ
リッカ信号が入力されると音響周波数信号を発生する音
響周波発振器で、その出力信号により表示器(LED)
5をフリッカ点灯させる。
【0015】なお、6は前述の構成では説明しなかった
が、音響周波発振器の出力信号により鳴動するブザーで
ある。一方、3−6は電池3−1の電圧が検出電極2a
を通して電圧レベル検出部3−2に与えるためのテスト
用スイッチである。
【0016】次に上記のように構成された安全ヘルメッ
トによる活線状態にある電線の検電作用について説明す
る。いま、安全ヘルメットを着帽した作業者が例えばト
ンネル内で照明器具やファンの取付け又は交換作業を行
う場合、ヘルメット本体1に張付けた検出電極1aによ
り活線状態にある電線との電位が検出され、電圧レベル
検出部3−2に入力する。この電圧レベル検出部3−2
ではこの検出信号の電圧レベルを検出し、予め感度設定
された電位を越えると検出信号がフリッカ発生部3−4
に与えられ、フリッカ信号により表示器(LED)5が
フリッカ点灯する。また、ヘルメット本体1の適宜位置
に取付けられたブザー6に音響周波数発振器3−5の出
力信号が入力することにより警報音を発生する。
【0017】従って、作業者は作業中に活線状態にある
電線に接近するとLED5がフリッカ点灯し、またブザ
ーより警報音が発するので、充電状況を知ることができ
ると共に、充電部が視野に入らない作業箇所で作業を行
っても感電等の危険防止を図ることができる。この場
合、頭の中心部から例えば高圧(6000V)について
は半径60cm、低圧(100V)については半径15cm
程度の範囲についての充電状況を光又は警報により作業
者に知らせることができる。
【0018】このように本実施の形態では、ヘルメット
本体1に銅からなるテープ状の検出電極部2a,2bを
張付けると共に、この検出電極部2a,2bを検知部と
する非接触式検電器3を取付けるようにしたので、作業
者は手に検電器等を持つ必要がなく、例えばトンネル内
で作業をしながら充電状況を知ることができ、感電事故
等を減少させることができる。特に充電部の存在が視野
に入らない箇所で作業を行う場合でも危険防止を図るこ
とができる。
【0019】また、検出電極部2a,2bはヘルメット
本体1の開口端側の外周部だけでなく前方部側中央より
後方部側中央に至る部分に張付けているので、頭頂部近
傍における不感帯部分が減少し、検知範囲を広げること
ができる。
【0020】上記実施の形態では、検知電極部としてテ
ープ状の銅箔を使用したが、衝撃強度の大きい導体テー
プ等を使用してもよい。また、ヘルメット本体1の鍔部
1aの基端部に非接触式検電器3を取付けると共に、そ
の入力端に検出電極2aを半田けにより接続するように
したが、この非接触式検電器3と検出電極2aとをコネ
クター等により着脱可能に接続するようにしてもよい。
さらに、雨天時に屋外で作業を行う場合を考慮して非接
触式検電器等を含めて防水構造としてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ヘル
メット本体に検出電極部及び非接触式の検電器を装着し
て電線等の充電部の電圧の有無を検知可能としたので、
作業中であっても充電状況を知ることができると共に、
充電部が視野に入らない作業箇所でも感電等の危険防止
を図り得る安全ヘルメットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による安全ヘルメットの実施の形態を示
す正面図。
【図2】同実施の形態の平面図。
【図3】同実施の形態の側面図。
【図4】同実施の形態における非接触式検電器の構成例
を示すブロック図。
【符号の説明】
1……ヘルメット本体 1a……鍔部 2a,2b……検出電極部 3……非接触式検電器 3−1……電池 3−2……電圧レベル検出部 3−3……感度調整用抵抗器 3−4……フリッカ発生部 3−5……音響周波発振部 4……リード線 5……LED 6……ブザー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍔部を有するヘルメット本体にテープ状
    の導電体を張付け、この導電体を電位検知センサとして
    被検出対象充電部の電圧の有無を検出する非接触式検電
    器を前記ヘルメット本体に取付け、前記非接触式検電器
    により前記被検出対象充電部の電圧が検出されるとその
    旨を表示する表示器を前記鍔部の目視可能な位置に設け
    たことを特徴とする安全ヘルメット。
  2. 【請求項2】 テープ状の導電体はヘルメット本体の開
    口端側の外周部及び前方部側中央より後方部側中央に至
    る部分に張付けられ、且つ非接触式検電器はヘルメット
    本体の鍔部の基端部中央に取付けたことを特徴とする請
    求項1記載の安全ヘルメット。
  3. 【請求項3】 非接触式検電器により被検出対象充電部
    の電圧が検出されると警報を発生するブザーをヘルメッ
    ト本体の適宜位置に設けたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の安全ヘルメット。
JP15968897A 1997-06-17 1997-06-17 安全ヘルメット Pending JPH1112842A (ja)

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