JPH11128173A - 生体装着用プローブ - Google Patents

生体装着用プローブ

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JPH11128173A
JPH11128173A JP29308397A JP29308397A JPH11128173A JP H11128173 A JPH11128173 A JP H11128173A JP 29308397 A JP29308397 A JP 29308397A JP 29308397 A JP29308397 A JP 29308397A JP H11128173 A JPH11128173 A JP H11128173A
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JP
Japan
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probe
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outer shell
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JP29308397A
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Inventor
Kazuhisa Tanabe
一久 田部
Riichi Shiga
利一 志賀
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プローブ外郭構成部材の柔軟性を損なうこと
なく、粘着剤との接着力と剥離性が適性な生体装着用プ
ローブを提供する。 【解決手段】 それぞれハウジング11,21を有する
投光部10及び受光部20をスペーサ50の穴に挿入
し、スペーサ50のテフロン層52に両面粘着テープ6
0を貼付した。両面粘着テープ60を生体に貼付するこ
とで、プローブが生体に装着される。この場合、テフロ
ン層52に対する両面粘着テープ60の粘着剤61の粘
着力と剥離性が共に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生体に装着して
生体の生理情報や物理情報などを計測したり、生体に刺
激信号を伝達するためのプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生体装着プローブは、曲面で
も密着する密着性の良いもの、圧迫感が少ない、あた
りが柔らかい等の装着感の良いもの、ずれのない固定
の安定性の良いもの、血行を妨げない、かぶれない
等、生体に対して影響が少ないもの、であることが要請
される。上記、はプローブの素材・構造に関するも
のであり、は主に装着方法に関するものであり、は
素材・構造及び装着方法の両方に関係する。
【0003】従来、生体装着プローブの外郭(外部に露
出する部分)素材として、上記要件を考慮して、軟質素
材が多く用いられている。例えば、塩化ビニル、ウレタ
ンゴム、シリコンゴム等が用いられている。一方、生体
装着プローブの装着方法としては、伸縮ベルトを生体に
巻き、プローブを上から押さえつける。空気の負圧を利
用して吸着させる。粘着剤(テープ付きも含む)で接触
面に貼り付ける、などの方法がある。この装着方法の中
で、粘着剤で貼り付ける方法は、装着部にかかる圧力が
少ない。装着部に負圧がかからない(負圧がかかると充
血することがある)。特に粘着剤付きテープの場合、取
付けが簡便である。等の理由で、広く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】粘着剤を用いて貼り付
ける方法は、上記した利点がある反面、素材がシリコン
ゴムのように貼り付きにくいものでは、粘着剤が皮膚に
残り、プローブが粘着剤から容易に剥がれてしまうとい
う問題があり、逆に貼り付きやすい素材では、使用後に
粘着剤が強固にプローブ素材に付着し、清掃が困難にな
ったり、不潔になることがあるという問題がある。
【0005】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、プローブ外郭構成部材の柔軟性を損なう
ことなく、粘着剤との接着力と剥離性が適性な生体装着
用プローブを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の生体装着用プローブは、外郭を構成する主素材の表面
に、フッソ系樹脂層を薄く形成したことを特徴とするも
のである。この生体装着用プローブには、フッソ系樹脂
層を形成する外郭が生体面に接触する面であり、この面
を両面粘着テープの粘着部により、生体面に装着するも
の(請求項2)や、フッソ系樹脂層を形成する外郭が生
体面に対して非接触の面であり、粘着テープでこの外郭
を覆い、粘着テープの両端部で生体面に接着して装着す
るもの(請求項3)が含まれる。
【0007】一方、請求項4記載の生体装着用プローブ
は、生体に装着するスペーサに取付けられるプローブで
あって、スペーサの外郭、プローブの外郭、又はスペー
サとプローブの両方の外郭を構成する主素材の表面に、
フッソ系樹脂層を薄く形成したことを特徴とするもので
ある。この生体装着用プローブとしては、フッソ系樹脂
層が、スペーサの外郭のうち、生体接触面のみに形成さ
れたもの(請求項5)、スペーサの外郭のうち、生体非
接触面のみに形成されたもの(請求項6)、或いはスペ
ーサの外郭のうち、生体接触面と生体非接触面の両方に
形成されたもの(請求項7)がある。
【0008】なお、本発明において、フッソ系樹脂層の
フッ素系樹脂としては、PTFE(polytetrafluoroeth
ylene ,商標名としてテフロン、ポリフロン、フルオ
ン)、PFA(パーフルオロビニルエーテル共重合
体)、FEP(ヘキサフルオロプロピレン共重合体)が
例示される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。一実施形態に係る生体装着用プローブを
図1(投光部及び受光部の表側の斜視図)、図2(受光
部の生体に接触する裏側の斜視図)、及び図3(プロー
ブの全体図)に示す。このプローブは、生体に光を照射
する投光部10と、生体からの光を受光する受光部20
を備え、投光部10及び受光部20は、それぞれフラン
ジ12,22を持つハウジング(外郭)11,21を有
し、ハウジング11,21からケーブル13,23が延
出している。又、受光部20の裏面21bのほぼ中央に
は、受光窓24が形成され、生体からの光が受光窓24
を通じて受光される(図2参照)。勿論、投光部10に
おいても、裏面11bのほぼ中央に投光窓14が形成さ
れ、投光窓14を通じて光が生体に照射される。なお、
ケーブル13,23は、途中で一体となり、端部にキャ
ップナット1及びケーブルロック2が取付けられる(図
3参照)。
【0010】又、図3における投光部10及び受光部2
0を紙面の上側から見た側面図を図4に、受光部20の
縦断面図を図5に、投光部10の縦断面図を図6に示
す。投光部10と受光部20は外観的には同形状である
が、内部構造が異なる。図5において、受光部20のハ
ウジング21内には、アンプ回路基板40が配置され、
アンプ回路基板40にスペーサ41を介してフォトダイ
オード42が実装されている。フォトダイオード42に
対応するハウジング21の裏面21bの部分は、受光窓
24になっており、受光窓24には透明シリコンが充填
されている。アンプ回路基板40の裏側にはシールドカ
バー43が配置され、ハウジング21の表側にはフタ4
4が取付けられる。ハウジング21の内部空間45に
は、フォトダイオード42等の要素が収容された状態
で、黒色のシリコンが充填されている。
【0011】一方、図6において、投光部10のハウジ
ング11内には、LED回路基板30が配置され、LE
D回路基板30にスペーサ31を介して2個の赤外発光
の発光ダイオード(LED)32が実装されている。な
お、LED32は必ずしも2個設ける必要はなく、1個
でもよい。LED32に対応するハウジング11の裏面
11bの部分は、投光窓14になっており、同様に透明
シリコンが充填されている。ハウジング11の表側には
フタ34が取付けられ、ハウジング11の内部空間35
には、LED32等が収容された状態で、黒色のシリコ
ンが充填されている。
【0012】上記構造のプローブは、従来のものと変わ
りはないが、この実施形態のプローブの特徴は、ハウジ
ング11,21の生体接触面(裏面)11b,21bに
フッソ系樹脂層としてテフロン層(図1〜図6には図示
せず)が、それぞれ投光窓14及び受光窓24を除いて
薄く形成されている点である。テフロン層は、テフロン
でハウジング11,21の裏面11b,21bをコーテ
ィングするか、或いは裏面11b,21bにテフロンシ
ートを貼付するなどすればよく、形成方法に限定はな
い。
【0013】このテフロン層をハウジング11,21の
裏面11b,21bに形成したプローブを生体に装着す
る場合、例えば両面粘着テープを使用する。つまり、両
面粘着テープの一方の粘着面を裏面11b,21b(即
ちテフロン層)に貼付し、他方の粘着面を生体(皮膚)
に貼付する。ここに、フッソ系樹脂は、粘着剤に対して
強い接着力を示す一方、粘着剤に対して良好な剥離性を
有しているので、プローブと両面粘着テープとの相互接
着力が増すだけでなく、皮膚からプローブを剥がすとき
も、プローブと両面粘着テープを一体のまま容易に剥が
すことができる。しかも、プローブ自体から両面粘着テ
ープを剥がすときも剥がれ易い。又、フッソ系樹脂層は
薄く形成されているので、ハウジング11,21の種々
の特性(柔軟性、強度、遮光性、耐熱性等)を損なうこ
とがない。その上、フッソ系樹脂の特性から、耐薬品性
が向上する。
【0014】なお、テフロン層は、ハウジング11,2
1の裏面11b,21bだけでなく、表面11a,21
aにも形成して、表裏両面に形成したり、或いは表面1
1a,21aのみに形成したりしてもよい。表裏両面に
テフロン層を形成する場合は、プローブを皮膚に装着す
るときに、両面粘着テープだけでなく、粘着テープ(片
面粘着テープ)でプローブを上から押さえ付けて貼付す
ることで、プローブをよりしっかりと皮膚に固定するこ
とができる。又、表面のみにテフロン層を形成する場合
は、粘着テープでプローブを上側から皮膚に押さえ付け
て貼付することができる。いずれにしても、テフロン層
を利用することで、テフロン層に対する粘着テープの粘
着性と剥離性が向上し、粘着テープによるプローブの固
定がより簡便なものとなる。
【0015】上記実施形態のプローブは、投光部10と
受光部20が分離しているタイプであるが、一体化タイ
プのものを図7に示す。この場合は、プローブの外郭と
なるプローブ固定具としてのスペーサ50を使用し、投
光部10及び受光部20がスペーサ50に一定間隔で保
持される。但し、投光部10及び受光部20の構造は上
記プローブと同じである。スペーサ50は、シリコンゴ
ム51とフッソ系樹脂層としてのテフロン層52からな
り、シリコンゴム51とテフロン層52を併せた厚さ
は、例えば約1.0mmである。このスペーサ50の裏
面側のテフロン層52に両面粘着テープ60が貼付され
る。両面粘着テープ60は、基材シート62の両側に粘
着剤61,63が設けられたものであり、粘着剤61が
テフロン層52に粘着し、粘着剤63が皮膚に粘着す
る。
【0016】スペーサ50は、図8に示すように、投光
部10及び受光部20の各フランジ12,22を除く部
分(凸部)をそれぞれ挿入する穴55,56を有し、穴
55,56はそれぞれケーブル13,23を挿入する穴
55a,56aを有する。又、両面粘着テープ60は、
図9に示すように、投光部10及び受光部20の各投光
窓及び受光窓(図3の符号14,24参照)が対面する
穴65,66を有する。なお、スペーサ50の穴55,
56及び両面粘着テープ60の穴65,66は、投光部
10及び受光部20のいずれに対応してもよい。
【0017】スペーサ(プローブ固定具)50へのプロ
ーブの取付けは、図10のように行う。まず、図10の
(a)において、投光部10を穴55に表側から挿入
し、コード13を穴55aに位置決めし〔図10の
(b)〕、フランジ12をスペーサ50の裏面に当接
し、ハウジング11の凸部を表側に出す〔図10の
(c)〕。受光部20も同様に穴56にセットする。次
いで、両面粘着テープ60の穴65,66が投光窓14
及び受光窓24に整合するように、スペーサ50の裏面
に両面粘着テープ60の一方面を貼付することで、プロ
ーブがスペーサ50に取付けられる。そして、測定に際
しては両面粘着テープ60の他方面を皮膚に貼付すれば
よい。
【0018】図7に示すスペーサ付きのプローブで、両
面粘着テープ60による皮膚への装着が十分でない場合
は、プローブの上から粘着テープで固定を補強してもよ
い。その場合、スペーサ50の表面やハウジング11,
21の表面にフッソ系樹脂層を形成しておけば、粘着テ
ープとの粘着性及び剥離性が向上する。又、粘着テープ
を使用する代わりに、プローブを皮膚に押付けるように
ベルト・テープを生体に巻付けても構わない。
【0019】別実施形態に係るプローブを図11(投光
部及び受光部の表側の斜視図)、及び図12(投光部の
側面図)に示す。このプローブは、図1のプローブと同
様に分離タイプであり、形状が円形である以外は、同様
の構成である。従って、同じ要素には同一符号を付して
ある。投光部10′及び受光部20′の各ハウジング1
1,21の裏面(生体接触面)には、それぞれフッソ系
樹脂層としてのテフロン層15,25が設けられてい
る。投光部10′のテフロン層15には円形の両面粘着
テープ60′が貼付され、両面粘着テープ60′は、粘
着剤61,63及び基材シート62からなり、投光窓に
対応する穴65を有する。勿論、受光部20′のテフロ
ン層25にも同様に両面粘着テープが貼付される。
【0020】図11及び図12のプローブにおいても、
ハウジング11,21の表側にもテフロン層を設けても
よいし、表側にのみテフロン層を設けてもよい。図11
及び図12のような分離タイプのプローブを一体化タイ
プにするためのスペーサ50′を、図13(平面図)及
び図14(右側面図)に示す。ここでは、スペーサ5
0′はシリコンゴム51とテフロン層52からなるが、
プローブを埋め込むための溝57,58がシリコンゴム
51に形成されている。溝57,58は、それぞれ投光
部10′及び受光部20′を嵌め込むためのもので、ハ
ウジング11,21の凸部を嵌合させる円形溝57a,
58aと、フランジ12,22を嵌合させる円形溝57
b,58bと、ケーブル13,23を嵌合させる長尺状
の溝57c,58cとからなる。又、テフロン層52に
は、投光窓及び受光窓に対応する穴57d,58dが形
成されている。
【0021】図13及び図14に示すスペーサ50′で
は、裏面にのみテフロン層52が設けられているが、表
裏両面にテフロン層52を設けたスペーサ50′を図1
5に示す。このスペーサ50′を使用した一体化タイプ
のプローブでは、図16に示すように、プローブを上か
ら粘着テープ70で皮膚に固定する場合にも有効であ
る。即ち、スペーサ50′の表側のテフロン層52に粘
着テープ70が接着し、皮膚Mに対するプローブの固定
力が増す。なお、図16において、スペーサ50′の裏
側のテフロン層52に両面粘着テープを貼付し(図7の
符号60参照)、両面粘着テープと粘着テープ70を併
用してもよい。
【0022】プローブ固定具としてのスペーサを使用す
る場合、図13及び図14のスペーサ50′のように溝
57,58にプローブを嵌め込むのには特に問題はない
が、図8のスペーサ50のように穴55,56にプロー
ブを挿入するときは、穴55,56とプローブ各部との
寸法関係が重要であり、その寸法関係について図17を
参照して説明する。
【0023】但し、図17において、英文字はそれぞれ
次の寸法を表す。 A:ハウジング11の凸部の前端からフランジ12の後
端までの寸法 B:ハウジング11の凸部とケーブル13との結合部の
下端から凸部の上端までの寸法 C:ハウジング11の凸部の後端からフランジ12の後
端までの寸法 L:スペーサ50の穴55の前端から穴55aの後端ま
での寸法 ここで、スペーサ50の厚さが薄ければ、L=(A2
2 1/2 +α、とすることができる。但し、αは中段
図の破線部分がスペーサ50の穴55(穴55aを含
む)の長手方向を容易に通り抜けるための遊び寸法であ
る。寸法αが余り大き過ぎると、プローブの装着時に長
手方向の遊びが大きくなり、プローブがぐらつき易いの
でよくない。従って、例えば寸法Lが20〜50mm程
度の場合、寸法αは0.2〜1.0mm程度が好まし
い。
【0024】なお、スペーサを用いるプローブの場合、
前記から明らかなように、スペーサの生体接触面のみ、
生体非接触面のみ、或いは生体接触面と生体非接触面の
両方にフッ素系樹脂層を形成する態様、即ちプローブの
外郭(特に生体接触面)にフッソ系樹脂層を形成しない
態様があるが、これは以下の場合a〜dを理由とするか
らである。 a)フッソ系樹脂層がプローブと生体との間で授受しよ
うとする物理量を減少させたり、変質させたりする場合
(例えば、低周波電気抵抗を用いる場合) b)フッソ系樹脂層をセンサ部表面(プローブハウジン
グの裏面)に形成する際の処理(例えば、熱処理や薬品
による表面処理)によってセンサ特性に支障を来す場合 c)フッソ系樹脂層をセンサ部表面に形成したときに想
定される粘着剤の着脱の繰り返しによるプローブの機械
的な損傷・消耗を避ける場合 d)センサ開口部(投光窓及び受光窓)又はセンサ自体
(プローブ自体)の素材とフッソ系樹脂との結合力が弱
い場合 従って、上記のような態様を採用した場合、生体への固
定性・密着性をスペーサで維持しながら、次の効果ア,
イがある。 ア)センサ特性(投光・受光特性)に対する影響が少な
い。 イ)スペーサ側のみにフッソ系樹脂層を形成するので、
特に外郭が粘着剤との粘着力の弱い素材で形成されるプ
ローブにおいては、粘着剤の着脱の繰り返しによる消耗
が主にスペーサ側に発生し、プローブに比べて低価格な
スペーサ側を交換することにより、経済的な利便性が増
す。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
及び請求項4の生体装着用プローブは、いずれも外郭を
構成する主素材の表面に、フッソ系樹脂層を薄く形成し
たので、次の効果(1)〜(4)を有する。 (1)外郭素材の種々の特性(柔軟性、強度、遮光性、
耐熱性等)を損なわない。 (2)フッソ系樹脂層により、優れた耐薬品性が付加さ
れる。 (3)外郭の生体接触面にフッソ系樹脂層を設けて両面
粘着テープを使用する場合、生体非接触面にフッソ系樹
脂層を設けて粘着テープを使用する場合、或いは生体接
触面と生体非接触面の両方にフッソ系樹脂層を設けて両
面粘着テープと粘着テープを使用する場合のいずれで
も、フッソ系樹脂層に対する粘着テープの粘着剤の粘着
力が増し、プローブを生体にしっかりと装着することが
できる。 (4)フッソ系樹脂層に粘着テープを貼付することで、
フッソ系樹脂層に対する粘着テープの剥離性が向上し、
粘着テープをプローブから容易に剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る分離タイプのプローブの表側
の斜視図である。
【図2】図1のプローブにおける受光部の裏側の斜視図
である。
【図3】同プローブの全体を示す図である。
【図4】図3のプローブを紙面上側から見た投光部及び
受光部の側面図である。
【図5】同プローブの受光部の縦断面図である。
【図6】同プローブの投光部の縦断面図である。
【図7】図1の分離タイプのプローブをスペーサに取付
けて一体化タイプにした場合の斜視図である。
【図8】図7のプローブに使用されるスペーサの平面図
である。
【図9】図7のプローブに使用される両面粘着テープの
平面図である。
【図10】図7のプローブにおいて、スペーサへのプロ
ーブの取付け方を説明する図である。
【図11】別実施形態に係る分離タイプのプローブの表
側の斜視図である。
【図12】図11のプローブの投光部の側面図である。
【図13】図11の分離タイプのプローブをスペーサに
取付けて一体化タイプにした場合に使用するスペーサの
平面図である。
【図14】図13のスペーサの右側面図である。
【図15】図13のスペーサの両面にフッソ系樹脂層を
設けた場合の側面図である。
【図16】図15のスペーサを使用したプローブを生体
に装着する一例を示す図である。
【図17】図1のプローブを図8のスペーサに取付ける
場合の各部の寸法関係を説明する図である。
【符号の説明】
10,20 投光部,受光部 11,21 ハウジング 12,22 フランジ 13,23 ケーブル 14,24 投光窓,受光窓 15,25 テフロン層(フッソ系樹脂層) 50 スペーサ 52 テフロン層(フッソ系樹脂層) 60 両面粘着テープ 70 粘着テープ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体に装着するプローブであって、外郭を
    構成する主素材の表面に、フッソ系樹脂層を薄く形成し
    たことを特徴とするプローブ。
  2. 【請求項2】前記外郭は、生体面に接触する面であり、
    この面を両面粘着テープの粘着部により、生体面に装着
    することを特徴とする請求項1記載のプローブ。
  3. 【請求項3】前記外郭は、生体面に対して非接触の面で
    あり、粘着テープでこの外郭を覆い、粘着テープの両端
    部で生体面に接着して装着することを特徴とする請求項
    1記載のプローブ。
  4. 【請求項4】生体に装着するスペーサに取付けられるプ
    ローブであって、スペーサの外郭、プローブの外郭、又
    はスペーサとプローブの両方の外郭を構成する主素材の
    表面に、フッソ系樹脂層を薄く形成したことを特徴とす
    るプローブ。
  5. 【請求項5】前記フッソ系樹脂層は、スペーサの外郭の
    うち、生体接触面のみに形成されていることを特徴とす
    る請求項4記載のプローブ。
  6. 【請求項6】前記フッソ系樹脂層は、スペーサの外郭の
    うち、生体非接触面のみに形成されていることを特徴と
    する請求項4記載のプローブ。
  7. 【請求項7】前記フッソ系樹脂層は、スペーサの外郭の
    うち、生体接触面と生体非接触面の両方に形成されてい
    ることを特徴とする請求項4記載のプローブ。
JP29308397A 1997-10-27 1997-10-27 生体装着用プローブ Pending JPH11128173A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019151787A1 (ko) * 2018-02-01 2019-08-08 김윤상 심박센서 어셈블리의 고정용 테이핑 키트

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WO2019151787A1 (ko) * 2018-02-01 2019-08-08 김윤상 심박센서 어셈블리의 고정용 테이핑 키트

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