JPH11127933A - 眼鏡収納容器 - Google Patents
眼鏡収納容器Info
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- JPH11127933A JPH11127933A JP29237097A JP29237097A JPH11127933A JP H11127933 A JPH11127933 A JP H11127933A JP 29237097 A JP29237097 A JP 29237097A JP 29237097 A JP29237097 A JP 29237097A JP H11127933 A JPH11127933 A JP H11127933A
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- JP
- Japan
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- spectacles
- spectacle lens
- storage container
- container
- lenses
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 眼鏡レンズの上下方向の幅を長板状つるの上
下方向の幅と略同幅に形成した細幅の眼鏡の収納容器
を、所定の細幅眼鏡の携帯利便性を損なうことなく、ま
た簡単な構造で眼鏡レンズを傷つけないようにすること
である。 【解決手段】 眼鏡収納容器１を携帯用のクリップ２を
有するキャップ３と底付きの筒型の容器本体４とからな
る円筒型のものとし、その内周面５を筒軸直交断面が円
形の円曲面に形成し、この円曲面の曲率半径Ｒ1 を眼鏡
レンズ６の表面の曲率半径Ｒ2 に対してＲ1 ＜Ｒ2 の関
係になるよう形成する。折り畳まれた細幅の眼鏡の眼鏡
レンズ６の上下方向の縁６ａは、収納容器１の内周面５
につる７の弾性力によって圧接し、縁６ａ以外のレンズ
表面は内周面５に接しない。
下方向の幅と略同幅に形成した細幅の眼鏡の収納容器
を、所定の細幅眼鏡の携帯利便性を損なうことなく、ま
た簡単な構造で眼鏡レンズを傷つけないようにすること
である。 【解決手段】 眼鏡収納容器１を携帯用のクリップ２を
有するキャップ３と底付きの筒型の容器本体４とからな
る円筒型のものとし、その内周面５を筒軸直交断面が円
形の円曲面に形成し、この円曲面の曲率半径Ｒ1 を眼鏡
レンズ６の表面の曲率半径Ｒ2 に対してＲ1 ＜Ｒ2 の関
係になるよう形成する。折り畳まれた細幅の眼鏡の眼鏡
レンズ６の上下方向の縁６ａは、収納容器１の内周面５
につる７の弾性力によって圧接し、縁６ａ以外のレンズ
表面は内周面５に接しない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、折り畳まれた眼
鏡を収容する眼鏡収納容器に関する。
鏡を収容する眼鏡収納容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的な眼鏡は、円形、楕円形、方形そ
の他周知形状の眼鏡レンズをブリッジで連結して左右一
対に配置し、縁またはレンズの端部にヒンジ部を介して
一対のつるを眼鏡レンズに沿わせて折り畳み可能に取り
付けている。
の他周知形状の眼鏡レンズをブリッジで連結して左右一
対に配置し、縁またはレンズの端部にヒンジ部を介して
一対のつるを眼鏡レンズに沿わせて折り畳み可能に取り
付けている。
【０００３】このような眼鏡は、携帯または保管する時
に眼鏡レンズに傷が付いたり、フレームが歪んだりする
ことを防止するため、収納容器（いわゆるハードタイプ
の眼鏡ケース）に入れる場合が多い。
に眼鏡レンズに傷が付いたり、フレームが歪んだりする
ことを防止するため、収納容器（いわゆるハードタイプ
の眼鏡ケース）に入れる場合が多い。
【０００４】従来の眼鏡収納容器は、プラスチックや金
属などを基材として、日常生活で予想される衝撃や圧迫
に耐える硬質の容器である。容器内面には柔らかい布生
地が張りつけらており、眼鏡レンズの表面を前記布地面
に当てた状態で眼鏡を安定させて保持する。
属などを基材として、日常生活で予想される衝撃や圧迫
に耐える硬質の容器である。容器内面には柔らかい布生
地が張りつけらており、眼鏡レンズの表面を前記布地面
に当てた状態で眼鏡を安定させて保持する。
【０００５】ところで、本願の出願人は、先の出願（特
願平９−３５１６１号）において、眼鏡レンズの上下方
向の幅を長板状つるの上下方向の幅と略同幅に形成し、
携帯に便利な小型で細幅の合成樹脂製の眼鏡を提案し
た。この眼鏡は、ブリッジの裏側に鼻当て面を形成して
いるので、常用される眼鏡に重ね掛けして適宜に老眼矯
正に利用でき、不要の時にはつるを折り畳んで、角柱状
に小さく折り畳むことができるので携帯にも便利なもの
であった。
願平９−３５１６１号）において、眼鏡レンズの上下方
向の幅を長板状つるの上下方向の幅と略同幅に形成し、
携帯に便利な小型で細幅の合成樹脂製の眼鏡を提案し
た。この眼鏡は、ブリッジの裏側に鼻当て面を形成して
いるので、常用される眼鏡に重ね掛けして適宜に老眼矯
正に利用でき、不要の時にはつるを折り畳んで、角柱状
に小さく折り畳むことができるので携帯にも便利なもの
であった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記提案され
たような眼鏡は、通常の眼鏡より眼鏡レンズの上下方向
の幅が細く形成されているから、従来のハードタイプの
眼鏡ケースに入れると眼鏡収納容器内に隙間が多く形成
されて遊動しやすく、安定した姿勢で保持し難いもので
ある。このように、眼鏡ケース内で遊動すると、眼鏡レ
ンズに傷が付く場合もある。
たような眼鏡は、通常の眼鏡より眼鏡レンズの上下方向
の幅が細く形成されているから、従来のハードタイプの
眼鏡ケースに入れると眼鏡収納容器内に隙間が多く形成
されて遊動しやすく、安定した姿勢で保持し難いもので
ある。このように、眼鏡ケース内で遊動すると、眼鏡レ
ンズに傷が付く場合もある。
【０００７】上記提案された細幅で折り畳み可能な眼鏡
は、全ての部品または眼鏡レンズを含めた殆どの部品
が、合成樹脂で形成されていて軽量かつ安価に提供でき
る利点があるが、このような利点を生かして需要者に提
供するための簡易な構造の眼鏡ケースは未公知である。
は、全ての部品または眼鏡レンズを含めた殆どの部品
が、合成樹脂で形成されていて軽量かつ安価に提供でき
る利点があるが、このような利点を生かして需要者に提
供するための簡易な構造の眼鏡ケースは未公知である。
【０００８】そこで、この発明の課題は上記した問題点
を解決して、眼鏡レンズの上下方向の幅を長板状つるの
上下方向の幅と略同幅に形成した細幅の眼鏡の収納容器
について、眼鏡の携帯性や使用時に便利な特性を損なう
ことなく、できるだけ簡単な構造で眼鏡レンズを傷つけ
ずに安定保持できる眼鏡収納容器を提供することであ
る。
を解決して、眼鏡レンズの上下方向の幅を長板状つるの
上下方向の幅と略同幅に形成した細幅の眼鏡の収納容器
について、眼鏡の携帯性や使用時に便利な特性を損なう
ことなく、できるだけ簡単な構造で眼鏡レンズを傷つけ
ずに安定保持できる眼鏡収納容器を提供することであ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、眼鏡レンズの上下方向の幅
が、前記眼鏡レンズに沿わせて折り畳み可能なつるの上
下方向の幅とほぼ同じ細幅に形成された眼鏡を収容する
容器において、前記収納容器を筒型に形成すると共にそ
の内周面を円曲面で形成し、この円曲面の曲率半径Ｒ1
を、眼鏡レンズの表面の曲率半径Ｒ2 に対してＲ1 ＜Ｒ
2 の関係になるよう形成したのである。
め、この発明においては、眼鏡レンズの上下方向の幅
が、前記眼鏡レンズに沿わせて折り畳み可能なつるの上
下方向の幅とほぼ同じ細幅に形成された眼鏡を収容する
容器において、前記収納容器を筒型に形成すると共にそ
の内周面を円曲面で形成し、この円曲面の曲率半径Ｒ1
を、眼鏡レンズの表面の曲率半径Ｒ2 に対してＲ1 ＜Ｒ
2 の関係になるよう形成したのである。
【００１０】または、眼鏡レンズの上下方向の幅が、前
記眼鏡レンズに沿わせて折り畳み可能なつるの上下方向
の幅とほぼ同じ細幅に形成された眼鏡を収容する容器に
おいて、前記収納容器を筒型に形成すると共にその内周
面を筒軸直交断面が多角形となるように形成し、この多
角形の一辺の長さを、前記眼鏡レンズの上下方向の幅よ
り短く形成したのである。
記眼鏡レンズに沿わせて折り畳み可能なつるの上下方向
の幅とほぼ同じ細幅に形成された眼鏡を収容する容器に
おいて、前記収納容器を筒型に形成すると共にその内周
面を筒軸直交断面が多角形となるように形成し、この多
角形の一辺の長さを、前記眼鏡レンズの上下方向の幅よ
り短く形成したのである。
【００１１】前記した筒型の収納容器の内周面の円曲面
形状は、筒軸に直交する断面の内周形状が円、楕円など
曲線で形成された環形である形状である。筒型の収納容
器の端部の内面形状は特に限定せず、平面または曲面で
形成された周知形状を採用できる。
形状は、筒軸に直交する断面の内周形状が円、楕円など
曲線で形成された環形である形状である。筒型の収納容
器の端部の内面形状は特に限定せず、平面または曲面で
形成された周知形状を採用できる。
【００１２】なお、前記円曲面は、筒軸に直交する断面
の内周形状が楕円の場合の他、その曲率が連続または不
連続に変化する曲面であってもよい。
の内周形状が楕円の場合の他、その曲率が連続または不
連続に変化する曲面であってもよい。
【００１３】そして、収納容器を筒型に形成した眼鏡収
納容器は、その内周面の円曲面の曲率半径Ｒ1 が、眼鏡
レンズの表面の曲率半径Ｒ2 に対してＲ1 ＜Ｒ2 の関係
になるよう形成されているので、細幅の眼鏡を折り畳ん
だ状態で収容した際、眼鏡レンズの上下方向の縁が収納
容器の内面に接しても、眼鏡レンズの縁以外の表面は収
納容器内面に触れることがない。
納容器は、その内周面の円曲面の曲率半径Ｒ1 が、眼鏡
レンズの表面の曲率半径Ｒ2 に対してＲ1 ＜Ｒ2 の関係
になるよう形成されているので、細幅の眼鏡を折り畳ん
だ状態で収容した際、眼鏡レンズの上下方向の縁が収納
容器の内面に接しても、眼鏡レンズの縁以外の表面は収
納容器内面に触れることがない。
【００１４】そのため、収納容器の内面には、眼鏡レン
ズを保護するための柔らかい布生地等を取付ける必要が
なく、収納容器内周面の素材は合成樹脂のように硬いも
のでも採用できるようになる。
ズを保護するための柔らかい布生地等を取付ける必要が
なく、収納容器内周面の素材は合成樹脂のように硬いも
のでも採用できるようになる。
【００１５】また、筒型の収納容器の内周面を筒軸直交
断面が多角形となるように形成した発明においても、筒
軸直交断面の多角形の一辺の長さを、前記眼鏡レンズの
上下方向の幅より短く形成したことにより、眼鏡レンズ
の上下方向の縁は、必ず多角形の二辺または三辺以上の
辺に跨がって筒型収納容器の内面に接して眼鏡を支持す
るため、眼鏡レンズの縁以外の表面は収納容器の内面に
触れない。
断面が多角形となるように形成した発明においても、筒
軸直交断面の多角形の一辺の長さを、前記眼鏡レンズの
上下方向の幅より短く形成したことにより、眼鏡レンズ
の上下方向の縁は、必ず多角形の二辺または三辺以上の
辺に跨がって筒型収納容器の内面に接して眼鏡を支持す
るため、眼鏡レンズの縁以外の表面は収納容器の内面に
触れない。
【００１６】
【発明の実施の形態】本願の発明の実施形態を以下に添
付図面に基づいて説明する。図１および図４に示すよう
に、第１実施形態の眼鏡収納容器１の外形状は携帯用の
クリップ２を有するキャップ３と底付きの筒型の容器本
体４とからなる円筒型のものであり、その内周面５は筒
軸直交断面が円形の円曲面に形成し、この円曲面の曲率
半径Ｒ1 を眼鏡レンズ６の表面の曲率半径Ｒ2 に対して
Ｒ1 ＜Ｒ2 の関係になるよう形成している。なお、眼鏡
収納容器１は、容器本体４の上縁をキャップ３の内縁に
差し込んだ際、摩擦係合により両部品を固定でき、また
簡単に取り外しできる。
付図面に基づいて説明する。図１および図４に示すよう
に、第１実施形態の眼鏡収納容器１の外形状は携帯用の
クリップ２を有するキャップ３と底付きの筒型の容器本
体４とからなる円筒型のものであり、その内周面５は筒
軸直交断面が円形の円曲面に形成し、この円曲面の曲率
半径Ｒ1 を眼鏡レンズ６の表面の曲率半径Ｒ2 に対して
Ｒ1 ＜Ｒ2 の関係になるよう形成している。なお、眼鏡
収納容器１は、容器本体４の上縁をキャップ３の内縁に
差し込んだ際、摩擦係合により両部品を固定でき、また
簡単に取り外しできる。
【００１７】図２および図３に示すように、眼鏡収納容
器の収容対象となる細幅の眼鏡Ａは、眼鏡レンズ６に沿
わせて折り畳み可能なつる７を有する眼鏡であり、眼鏡
レンズ６の上下方向の幅（好ましくは最大幅）Ｗ1 をつ
る７の上下方向の幅（好ましくは最大幅）Ｗ2 とほぼ同
じ細幅（好ましくは４〜２０ｍｍ、より好ましくは７〜
１５ｍｍ）に形成している。
器の収容対象となる細幅の眼鏡Ａは、眼鏡レンズ６に沿
わせて折り畳み可能なつる７を有する眼鏡であり、眼鏡
レンズ６の上下方向の幅（好ましくは最大幅）Ｗ1 をつ
る７の上下方向の幅（好ましくは最大幅）Ｗ2 とほぼ同
じ細幅（好ましくは４〜２０ｍｍ、より好ましくは７〜
１５ｍｍ）に形成している。
【００１８】細幅の眼鏡Ａは、左右の眼鏡レンズ６とこ
れらを連結するブリッジ８およびその裏側の鼻当て面を
合成樹脂で一体に連続して形成しているので極めて軽量
であり、また、つる７も同様に合成樹脂で細板状に形成
しているから、通常の眼鏡に重ねて併用した場合でも鼻
当てに負荷が少なく快適に使用できるものである。
れらを連結するブリッジ８およびその裏側の鼻当て面を
合成樹脂で一体に連続して形成しているので極めて軽量
であり、また、つる７も同様に合成樹脂で細板状に形成
しているから、通常の眼鏡に重ねて併用した場合でも鼻
当てに負荷が少なく快適に使用できるものである。
【００１９】左右の眼鏡レンズ６等を形成する合成樹脂
材料は、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂な
どの透明性に優れ、かつ射出成形などの溶融成形が容易
であり、機械的強度にも優れた合成樹脂からなる。
材料は、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂な
どの透明性に優れ、かつ射出成形などの溶融成形が容易
であり、機械的強度にも優れた合成樹脂からなる。
【００２０】なお、眼鏡レンズ６の左右の両端部にはつ
る７の前端部に形成した軸受孔に嵌まる回転軸９が一体
に形成されており、これら回転軸９と軸受孔とでヒンジ
１０を構成している。つる７は、眼鏡レンズ６を形成す
る合成樹脂より軟質で弾性良好な合成樹脂素材で形成し
ている。
る７の前端部に形成した軸受孔に嵌まる回転軸９が一体
に形成されており、これら回転軸９と軸受孔とでヒンジ
１０を構成している。つる７は、眼鏡レンズ６を形成す
る合成樹脂より軟質で弾性良好な合成樹脂素材で形成し
ている。
【００２１】上述の左右一対のつる７を、眼鏡レンズ６
に沿わせてそれぞれ折り畳むと、図４（ａ）に示す状態
になり、つる７の弓型にしなる弾性を利用して、さらに
偏平状にすることもできる。
に沿わせてそれぞれ折り畳むと、図４（ａ）に示す状態
になり、つる７の弓型にしなる弾性を利用して、さらに
偏平状にすることもできる。
【００２２】図４（ｂ）に示すように、実施形態の筒型
収納容器１に折り畳まれた細幅の眼鏡Ａを収容すると、
眼鏡レンズ６の上下方向の縁６ａが、収納容器１の内周
面５につる７の弾性力によって圧接して安定し、眼鏡レ
ンズ６の縁６ａ以外のレンズ表面は、収納容器１の内周
面５に接しない。
収納容器１に折り畳まれた細幅の眼鏡Ａを収容すると、
眼鏡レンズ６の上下方向の縁６ａが、収納容器１の内周
面５につる７の弾性力によって圧接して安定し、眼鏡レ
ンズ６の縁６ａ以外のレンズ表面は、収納容器１の内周
面５に接しない。
【００２３】図５に示すように、第２実施形態の眼鏡収
納容器１１は、その外形状を円筒型に形成すると共に内
部に六角柱の空間を有し、すなわちその内周面１２を筒
軸直交断面が六角形となるように形成し、この六角形の
一辺の長さＬ1 を、眼鏡レンズ６の上下方向の幅Ｗ1 よ
り短く形成している。
納容器１１は、その外形状を円筒型に形成すると共に内
部に六角柱の空間を有し、すなわちその内周面１２を筒
軸直交断面が六角形となるように形成し、この六角形の
一辺の長さＬ1 を、眼鏡レンズ６の上下方向の幅Ｗ1 よ
り短く形成している。
【００２４】上記構造の眼鏡収納容器１１は、眼鏡レン
ズ６の上下方向の縁６ａは必ず前記六角形の二辺以上に
跨がって内周面１２に接するため、図５に鎖線で示すよ
うに眼鏡レンズ６がずれても縁６ａ以外の表面は、収納
容器１１の内周面１２に触れることがない。
ズ６の上下方向の縁６ａは必ず前記六角形の二辺以上に
跨がって内周面１２に接するため、図５に鎖線で示すよ
うに眼鏡レンズ６がずれても縁６ａ以外の表面は、収納
容器１１の内周面１２に触れることがない。
【００２５】図６に示すように、第３実施形態の眼鏡収
納容器１３は、その外形状を円筒型に形成すると共に、
その内周面１４を筒軸直交断面が八角形となるように形
成しており、この八角形の一辺の長さＬ2 を、眼鏡レン
ズ６の上下方向の幅Ｗ1 より短く形成している。
納容器１３は、その外形状を円筒型に形成すると共に、
その内周面１４を筒軸直交断面が八角形となるように形
成しており、この八角形の一辺の長さＬ2 を、眼鏡レン
ズ６の上下方向の幅Ｗ1 より短く形成している。
【００２６】上記構造の眼鏡収納容器１３は、眼鏡レン
ズ６の上下方向の縁６ａが必ず前記八角形の二辺以上に
跨がって内周面１４に接するため、図６に鎖線で示す状
態に眼鏡レンズ６がずれても縁６ａ以外の表面が収納容
器の内周面１４に触れることはない。
ズ６の上下方向の縁６ａが必ず前記八角形の二辺以上に
跨がって内周面１４に接するため、図６に鎖線で示す状
態に眼鏡レンズ６がずれても縁６ａ以外の表面が収納容
器の内周面１４に触れることはない。
【００２７】
【発明の効果】本願の各発明のうち、筒型収納容器の内
面形状を筒軸回りの円曲面に形成した収納容器は、以上
説明したように、収納容器の内周面の曲率半径Ｒ1 に対
して眼鏡レンズの表面の曲率半径Ｒ2 をＲ1 ＜Ｒ2 の関
係にしたので、眼鏡レンズの縁以外の表面が収納容器の
内面に触れない状態に保持され、細幅の眼鏡の携帯利便
性を損なうことなく、また簡単な構造で眼鏡レンズを傷
つけない眼鏡の収納容器となる利点がある。
面形状を筒軸回りの円曲面に形成した収納容器は、以上
説明したように、収納容器の内周面の曲率半径Ｒ1 に対
して眼鏡レンズの表面の曲率半径Ｒ2 をＲ1 ＜Ｒ2 の関
係にしたので、眼鏡レンズの縁以外の表面が収納容器の
内面に触れない状態に保持され、細幅の眼鏡の携帯利便
性を損なうことなく、また簡単な構造で眼鏡レンズを傷
つけない眼鏡の収納容器となる利点がある。
【００２８】また、本願の各発明のうち、筒型収納容器
の内面形状を筒軸直交断面が多角形となるように形成し
た収納容器は、以上説明したように、収納容器の内周面
の多角形の一辺の長さを、眼鏡レンズの上下方向の幅よ
り短く形成したので、眼鏡レンズの縁以外の表面は収納
容器の内面に触れることがなく、細幅の眼鏡の携帯利便
性を損なうことなく、また簡単な構造で眼鏡レンズを傷
つけない眼鏡の収納容器となる利点がある。
の内面形状を筒軸直交断面が多角形となるように形成し
た収納容器は、以上説明したように、収納容器の内周面
の多角形の一辺の長さを、眼鏡レンズの上下方向の幅よ
り短く形成したので、眼鏡レンズの縁以外の表面は収納
容器の内面に触れることがなく、細幅の眼鏡の携帯利便
性を損なうことなく、また簡単な構造で眼鏡レンズを傷
つけない眼鏡の収納容器となる利点がある。
【図１】第１実施形態の分解斜視図
【図２】細幅の眼鏡の斜視図
【図３】（ａ）細幅の眼鏡の正面図 （ｂ）細幅の眼鏡の側面図
【図４】（ａ）第１実施形態の使用状態を説明する筒型
収納容器の縦断面図 （ｂ）同上のIV−IV線断面図
収納容器の縦断面図 （ｂ）同上のIV−IV線断面図
【図５】第２実施形態の使用状態を説明する筒型収納容
器の筒軸直交の断面図
器の筒軸直交の断面図
【図６】第３実施形態の使用状態を説明する筒型収納容
器の筒軸直交の断面図
器の筒軸直交の断面図
Ａ 眼鏡 １、１１、１３ 眼鏡収納容器 ２ クリップ ３ キャップ ４ 容器本体 ５、１２、１４ 内周面 ６ 眼鏡レンズ ６ａ 縁 ７ つる ８ ブリッジ ９ 回転軸 １０ ヒンジ
Claims (2)
- 【請求項１】 眼鏡レンズの上下方向の幅が、前記眼鏡
レンズに沿わせて折り畳み可能なつるの上下方向の幅と
ほぼ同じ細幅に形成された眼鏡を収容する容器におい
て、 前記収納容器を筒型に形成すると共にその内周面を円曲
面で形成し、この円曲面の曲率半径Ｒ1 を、眼鏡レンズ
の表面の曲率半径Ｒ2 に対してＲ1 ＜Ｒ2 の関係になる
よう形成したことを特徴とする眼鏡収納容器。 - 【請求項２】 眼鏡レンズの上下方向の幅が、前記眼鏡
レンズに沿わせて折り畳み可能なつるの上下方向の幅と
ほぼ同じ細幅に形成された眼鏡を収容する容器におい
て、 前記収納容器を筒型に形成すると共にその内周面を筒軸
直交断面が多角形となるように形成し、この多角形の一
辺の長さを、前記眼鏡レンズの上下方向の幅より短く形
成したことを特徴とする眼鏡収納容器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09292370A JP3103789B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 眼鏡収納容器 |
| US09/024,748 US5949515A (en) | 1997-02-19 | 1998-02-17 | Spectacles |
| CNB981066283A CN1145060C (zh) | 1997-02-19 | 1998-02-18 | 眼镜和眼镜盒 |
| KR1019980004926A KR100289637B1 (ko) | 1997-02-19 | 1998-02-18 | 안경 |
| IDP980225A ID19914A (id) | 1997-02-19 | 1998-02-18 | Kacamata |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09292370A JP3103789B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 眼鏡収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11127933A true JPH11127933A (ja) | 1999-05-18 |
| JP3103789B2 JP3103789B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=17780930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09292370A Expired - Fee Related JP3103789B2 (ja) | 1997-02-19 | 1997-10-24 | 眼鏡収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3103789B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020192859A1 (fr) * | 2019-03-22 | 2020-10-01 | Binoptics Sprl | Ensemble comprenant des lunettes et un étui pour le rangement desdites lunettes |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP09292370A patent/JP3103789B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020192859A1 (fr) * | 2019-03-22 | 2020-10-01 | Binoptics Sprl | Ensemble comprenant des lunettes et un étui pour le rangement desdites lunettes |
| CN114206155A (zh) * | 2019-03-22 | 2022-03-18 | 比诺普蒂斯 | 包括眼镜和用于收纳所述眼镜的眼镜盒的组件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3103789B2 (ja) | 2000-10-30 |
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