JPH11127908A - シューズ用スパイク及び該スパイクを用いた靴底構造 - Google Patents

シューズ用スパイク及び該スパイクを用いた靴底構造

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JPH11127908A
JPH11127908A JP29893997A JP29893997A JPH11127908A JP H11127908 A JPH11127908 A JP H11127908A JP 29893997 A JP29893997 A JP 29893997A JP 29893997 A JP29893997 A JP 29893997A JP H11127908 A JPH11127908 A JP H11127908A
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JP
Japan
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spike
groove
pedestal
shoe
main body
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JP29893997A
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Mitsuhiko Morimoto
光彦 森本
Tadatoshi Yamada
忠利 山田
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Bridgestone Sports Co Ltd
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Bridgestone Sports Co Ltd
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円柱状基部の下端にピンを設けたスパイク本
体と、スパイク本体の基部が着脱可能に収容される円柱
状空間部を有する靴底埋設用の台座とからなるシューズ
用スパイクであって、シューズ使用時に靴底に埋設され
た台座からスパイク本体が容易に脱落することがないと
ともに、スパイク本体の着脱が容易なシューズ用スパイ
クを提供する。 【解決手段】 スパイク本体13の基部14の外周面に
複数の突起20を設ける。また、台座2の空間部11の
周壁にスパイク本体の突起導入用のガイド溝部24を形
成する。ガイド溝部24は、台座の空間部入口から底方
向に向けてほぼ垂直に延びる垂直溝26と、この垂直溝
と連続し、空間部の径方向に対して所定角度θ傾斜した
状態で空間部の底方向に向けて延びる傾斜溝30と、こ
の傾斜溝と連続し、傾斜溝の終端より空間部の入口方向
に溝領域が所定距離m拡大して行き止まる停止溝34と
からなる構成とする。そして、靴底12又はシューズ用
スパイクに、スパイク本体を先方に向けて付勢する付勢
手段36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフシューズ等
のスポーツシューズに好適に使用されるシューズ用スパ
イクに関し、さらに詳述すると、すべり防止用のピンを
有するスパイク本体と、スパイク本体が着脱可能に取り
付けられる靴底埋設用の台座とからなるシューズ用スパ
イクに関する。また、本発明は、上記シューズ用スパイ
クを用いた靴底構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフシューズ等の靴底に固定して用い
られる滑り防止用のスパイクとして、円柱状基部の下端
に軸方向に沿ったピンが突設されてなるスパイク本体
と、スパイク本体の基部が収容される円柱状空間部を有
する靴底埋設用の台座とからなるものが知られている。
このシューズ用スパイクは、スパイク本体の基部の外周
面及び台座の空間部の周壁にそれぞれねじ山が形成され
ており、靴底に埋設した台座の空間部にスパイク本体の
基部をねじ込むことにより、スパイク本体を靴底に固定
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のね
じタイプのシューズ用スパイクでは、歩行やプレーを通
じてスパイク本体に対して様々の方向から外力が作用す
るため、予めスパイク本体を台座に強く締め付けてあっ
ても、シューズ使用時にねじ部分が緩んでスパイク本体
が台座から脱落し易くなる。特に、シューズの使用初期
はねじ部分が緩み易いため、スパイク本体をしばしば締
め直す必要があり、その作業が面倒である。また、締め
付けを怠ってスパイク本体が脱落した場合には、スパイ
ク本体の新たな調達、台座内に詰まった泥の除去等が必
要となり、思わぬコストと手間がかかる。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、すべり防止用のピンを有するスパイク本体と、スパ
イク本体が着脱可能に取り付けられる靴底埋設用の台座
とからなるシューズ用スパイクであって、シューズ使用
時に靴底に埋設された台座からスパイク本体が容易に脱
落することがないとともに、スパイク本体の着脱が容易
なシューズ用スパイク及びこのスパイクを用いた靴底構
造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、円柱状基部の下端にピンが設置されてなる
スパイク本体と、スパイク本体の円柱状基部が着脱可能
に収容される円柱状空間部を有する靴底埋設用の台座と
からなるシューズ用スパイクであって、スパイク本体の
円柱状基部の外周面に複数の突起が設けられているとと
もに、台座の円柱状空間部の周壁にスパイク本体の突起
導入用のガイド溝部が形成され、かつこのガイド溝部
は、台座の空間部入口から底方向に向けてほぼ垂直に延
びる垂直溝と、この垂直溝と連続し、空間部の径方向に
対して所定角度傾斜した状態で空間部の底方向に向けて
延びる傾斜溝と、この傾斜溝と連続し、傾斜溝の終端よ
り空間部の入口方向に溝領域が所定距離拡大して行き止
まる停止溝とからなることを特徴とするシューズ用スパ
イクを提供する。
【0006】また、本発明は、前記本発明のシューズ用
スパイクを用いた靴底構造であって、靴底に台座が埋設
され、この台座の円柱状空間部にスパイク本体の円柱状
基部が突起をガイド溝部の停止溝に係合させた状態で収
容されているとともに、靴底又はシューズ用スパイクに
スパイク本体を先方に向けて付勢する付勢手段が設けら
れていることを特徴とする靴底構造を提供する。
【0007】本発明のシューズ用スパイクは、靴底に埋
設された台座の空間部にスパイク本体の基部を挿入する
ときに、スパイク本体の突起を台座のガイド溝部の垂直
溝、傾斜溝に順次通した後、停止溝内で停止させる。こ
の停止溝は、傾斜溝の終端より空間部の入口方向に溝領
域が所定距離拡大し、停止溝の空間部入口側の壁面は傾
斜溝と停止溝との境界部分における空間部入口側の壁面
より前記所定距離分だけ空間部の入口に近づいている。
したがって、突起を停止溝に係合させてスパイク本体を
台座に取り付けたときにスパイク本体を先方に向けて付
勢する付勢手段を設ければ、突起は停止溝内で先方に付
勢されるので、シューズ使用時にスパイク本体に外力が
加わった場合でも、突起が大きく後退して該突起が傾斜
溝と停止溝との境界部分を乗り越えることはなく、突起
が傾斜溝内に入ってスパイク本体が逆転することはない
ため、スパイク本体が台座から脱落することが防止され
る。
【0008】また、本発明のシューズ用スパイクでは、
ガイド溝部において垂直溝に続いて傾斜溝を設けたの
で、突起を垂直溝に案内させつつスパイク本体の基部を
台座の空間部にまっすぐに挿入した後、突起を傾斜溝に
案内させつつスパイク本体を回転させることにより、前
記付勢手段による付勢力に抗して強い力を要することな
く突起を簡単に停止溝まで移動させることができ、その
ため台座にスパイク本体を容易に取り付けることができ
る。さらに、スパイク本体を台座に取り付けた状態から
付勢手段による付勢力に抗してスパイク本体をいったん
台座方向に強く押し込み、次いでスパイク本体を回して
からまっすぎに引き抜くことにより、台座からスパイク
本体を容易に取り外すことができる。
【0009】以下、本発明に付きさらに詳しく説明す
る。本発明では、円柱状基部の下端にピンが設置されて
なるスパイク本体を用いる。この場合、ピンの形状、大
きさ、数は適宜選択することができ、例えば基部に円錐
形や円錐台形の細長い鋲状のピンを1本設けることによ
りいわゆるスパイクシューズに使用されるスパイク本体
を得ることができ、また基部に比較的短尺のピンを複数
設けることによりいわゆるソフトスパイクシューズに用
いられるスパイク本体を得ることができる。前者のスパ
イクシューズに使用されるスパイク本体では、円柱状基
部とピンとの間に径方向外方に広がる笠部を設けてもよ
い。なお、スパイク本体は金属、合成樹脂、セラミック
ス等の適宜材料で形成することができる。また、基部と
ピンとは一体に形成してもよく、別体にしたものを連結
してもよい。
【0010】本発明では、スパイク本体の円柱状基部の
外周面に外方に突出した複数の突起を設ける。突起の形
状、大きさ、数に限定はないが、形状は円柱状とし、大
きさは外径1〜4mm程度、高さ1〜4mm程度とし、
数は2〜8個程度とすることが適当である。突起は、円
柱状基部の軸方向の任意の位置に設けることができる
が、台座に対するスパイク本体の取り付け易さ等の点
で、円柱状基部の軸方向中央部と上端部との間の位置に
設けることが好ましい。また、ガイド溝部への突起の導
入し易さ等の点で、突起の軸方向と円柱状基部の径方向
とを一致させ、突起の軸方向と円柱状基部の軸方向とを
直交させることが好適である。さらに、突起は円柱状基
部の周方向に沿ってほぼ等角度間隔で設けることが望ま
しい。
【0011】また、本発明では、スパイク本体の円柱状
基部が着脱可能に収容される円柱状空間部を有する靴底
埋設用の台座を用いる。この場合、円柱状空間部の内径
及び深さは、スパイク本体の円柱状基部の外径及び高さ
とそれぞれほぼ等しくすることが適当である。なお、台
座は金属、合成樹脂、セラミックス等の適宜材料で形成
することができる。
【0012】本発明では、台座の円柱状空間部の周壁に
前述した垂直溝、傾斜溝及び停止溝からなるガイド溝部
をスパイク本体の突起の個数と同数形成する。この場
合、垂直溝は実質的に円柱状空間部の軸方向に沿ってい
ればよい。また、円柱状空間部の径方向に対する傾斜溝
の傾斜角度(後述する角度θ、図1参照)は15〜65
゜、特に30〜50゜とすることが好適である。上記傾
斜角度が15゜より小さいと、垂直溝が長くなりすぎ
て、垂直溝内に突起を導入した状態で付勢手段による付
勢力に抗して大きな力で台座にスパイク本体を押し込ま
なければならなくなることがあり、65゜より大きい
と、傾斜溝内に突起を導入した状態で付勢手段による付
勢力に抗してスパイク本体を回すときに大きな押し込み
力が必要になることがある。さらに、傾斜溝の終端に対
する停止溝の溝領域の空間部入口方向への拡大距離(後
述する距離n、図1参照)は0.5〜3mm、特に1〜
2mmとすることが好ましい。上記距離が0.5mmよ
り小さいと、シューズ使用時にスパイク本体に加わる外
力に起因して突起が傾斜溝と停止溝との境界部分を乗り
越えて傾斜溝内に入り易くなることがあり、3mmより
大きいと、突起を停止溝から傾斜溝に移す際に大きな押
し込み力が必要となり、スパイク本体の取り外しが面倒
になることがある。なお、垂直溝、傾斜溝及び停止溝の
幅、長さ、深さ、形状等は、スパイク本体の突起の大き
さ、形状、個数や、台座の円柱状空間部の大きさ等に応
じて適宜設定すればよい。
【0013】本発明の靴底構造では、前述したように、
靴底又はシューズ用スパイクに、台座の空間部にスパイ
ク本体の基部が収容されたときにスパイク本体を先方に
向けて付勢する付勢手段を設ける。この付勢手段の構成
に限定はないが、例えば、靴底に設けられ、スパイク本
体の一部を押圧することによりスパイク本体を先方に向
けて付勢する弾性体からなる付勢手段(例えば後述する
実施形態例の弾性突部)や、台座内に設けられ、スパイ
ク本体の一部を押圧することによりスパイク本体を先方
に向けて付勢する弾性体からなる付勢手段等が挙げられ
る。この場合、上記弾性体としては、ゴムあるいはゴム
様弾性体、コイルバネ、板バネ等を用いることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明に係るシュー
ズ用スパイクの一実施形態例及びそれを用いた靴底構造
を示すものであり、図1(a)は靴底に埋設された台座
を示す断面図、図1(b)はスパイク本体を示す斜視
図、図2は台座を示す斜視図、図3は図1(a)の靴底
を下方から見た状態で示す底面図、図4は靴底に埋設さ
れた台座の空間部にスパイク本体の基部を収容した状態
を示す断面図である。
【0015】スパイク本体13は、金属により一体に成
形されたもので、円柱状基部14と、基部14の下端に
設けられ、基部14の軸方向に沿って下方に延びるピン
6と、基部14とピン6との間に設けられた茸の笠形状
の笠部18とを具備する。ピン6は、断面円形の細長い
先細り形状のものである。また、基部14の外周面上端
部には、外方に突出する一対の円柱状突起20(外径約
2mm、高さ約1mm)が180゜の角度間隔で設けら
れている。突起20の軸方向と基部14の径方向とは一
致し、突起20の軸方向と基部14の軸方向とは直交し
ている。さらに、笠部18のピン6設置側の面には、取
付治具の先端が挿入される一対の治具挿入凹部22が形
成されている。
【0016】台座2は、金属により一体に成形されたも
ので、有頭円筒状の主部10と、主部10の上端部に形
成された靴底からの脱落防止用鍔部6と、主部10の下
端部に形成された主部10の補強用鍔部8とを備え、主
部10の内部がスパイク本体13の基部14を着脱可能
に収容する円柱状空間部11をなしている。
【0017】台座2の空間部11の周壁(主部10の内
周面)には、空間部11にスパイク本体13の基部14
を挿入するときに前記一対の突起20がそれぞれ導入さ
れる一対のガイド溝部24が形成されている。ガイド溝
部24は、台座2の空間部11入口から底方向に向けて
ほぼ垂直に延びる垂直溝26と、この垂直溝26と連続
し、空間部11の径方向に対して所定角度(角度θ、本
例では約30゜)傾斜した状態で空間部11の底方向に
向けて延びる傾斜溝30と、この傾斜溝30と連続し、
傾斜溝30の終端より空間部11の入口方向に溝領域が
所定距離(距離m、本例では約1mm)拡大して行き止
まる停止溝34とからなる。傾斜溝30は、垂直溝26
との境界部分から図2の時計方向に回るように空間部1
1の周壁の約1/4周にわたって延びている。なお、円
筒状主部10は下端部に補強用鍔部8を設けることによ
って、ガイド溝部24を、主部10の壁部を厚み方向に
貫通させて形成することができる。
【0018】靴底12は、ゴムあるいはゴム様弾性体か
らなるもので、この靴底12には台座2が埋設され、台
座2の空間部11にスパイク本体13の基部14が突起
20をガイド溝部24の停止溝34に係合させた状態で
収容されているとともに、靴底12のスパイク本体13
の笠部18と対向する箇所には靴底12の一部を隆起さ
せた複数の円錐台状の弾性突部36が形成され、この弾
性突部36が笠部18を押圧してスパイク本体13を先
方に向けて付勢している。これら弾性突部36は、台座
2の周囲に、台座2の中心軸を中心とする円に沿ってほ
ぼ等角度間隔で設けられており、これにより各弾性突部
36が笠部18をほぼ均等の力で押圧し、スパイク本体
が台座に安定して固定されるようになっている。なお、
弾性突部36の形状は任意であり、例えば円錐台状の他
に角錐台上、円錐状、角錐状等とすることができる。
【0019】本例の靴底構造において台座2にスパイク
本体13を固定する場合、まず突起20を垂直溝26に
案内させつつスパイク本体13の基部14を台座2の空
間部11にまっすぐに挿入する。次に、突起20を傾斜
溝30に案内させつつ取付治具を用いてスパイク本体1
3を回転させると、弾性突部36が笠部18に押圧され
て圧縮変形しながら突起20が停止溝34まで移動し、
これにより台座2の空間部11にスパイク本体13の基
部14が完全に収容される。そのため、本例の靴底構造
によれば、台座2にスパイク本体13を容易に取り付け
ることができる。
【0020】また、上記のように台座2にスパイク本体
13を取り付けた状態では、弾性突部36が笠部18を
押圧してスパイク本体13を先方に向けて付勢している
ので、この弾性突部36のスプリング効果により、シュ
ーズ使用時、例えば通常の歩行時やプレイ時には突起2
0が傾斜溝30と停止溝34との境界部分35を乗り越
えて傾斜溝30内に入ることはない。そのため、本例の
靴底構造によれば、スパイク本体13が台座2から容易
に脱落することがない。
【0021】さらに、スパイク本体13を台座2に取り
付けた状態から弾性突部36による付勢力に抗してスパ
イク本体13をいったん台座2方向に強く押し込み、次
いでスパイク本体13を回してからまっすぐに引き抜く
ことにより、台座2からスパイク本体13を容易に取り
外すことができる。
【0022】したがって、本発明は、前述した本発明の
シューズ用スパイクであって、スパイク本体において円
柱状基部とピンとの間に径方向外方に広がる笠部が形成
されているシューズ用スパイクを提供する。また、本発
明は、このシューズ用スパイクを用いた靴底構造であっ
て、靴底に台座が埋設され、この台座の円柱状空間部に
スパイク本体の円柱状基部が突起をガイド溝部の停止溝
に係合させた状態で収容されているとともに、靴底のス
パイク本体の笠部と対向する箇所に弾性突部が形成さ
れ、この弾性突部がスパイク本体の笠部を押圧してスパ
イク本体を先方に向けて付勢していることを特徴とする
靴底構造を提供する。
【0023】なお、上記実施形態例ではスパイク本体に
笠部を設けたが、笠部は省略してもよい。この場合は、
例えばピンの付け根付近の断面を角形、楕円形等に形成
し、スパナ等をピンの付け根付近に取り付けてスパイク
本体を回せるようにすればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明のシューズ用スパイク及びそれを
用いた靴底構造によれば、シューズ使用時に靴底に埋設
された台座からスパイク本体が容易に脱落することがな
いとともに、スパイク本体の着脱が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係るシューズ用スパイ
クの一例を示すものであり、(a)は台座を示す断面
図、(b)はスパイク本体を示す斜視図である。
【図2】図1(a)の台座を示す斜視図である。
【図3】図1(a)の靴底を示す底面図である。
【図4】図1(a)の台座に図1(b)のスパイク本体
を取り付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 台座 11 円柱状空間部 12 靴底 13 スパイク本体 14 円柱状基部 18 笠部 20 突起 24 ガイド溝部 26 垂直溝 30 傾斜溝 34 停止溝 36 弾性突部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状基部の下端にピンが設置されてな
    るスパイク本体と、スパイク本体の円柱状基部が着脱可
    能に収容される円柱状空間部を有する靴底埋設用の台座
    とからなるシューズ用スパイクであって、 スパイク本体の円柱状基部の外周面に複数の突起が設け
    られているとともに、台座の円柱状空間部の周壁にスパ
    イク本体の突起導入用のガイド溝部が形成され、かつこ
    のガイド溝部は、台座の空間部入口から底方向に向けて
    ほぼ垂直に延びる垂直溝と、この垂直溝と連続し、空間
    部の径方向に対して所定角度傾斜した状態で空間部の底
    方向に向けて延びる傾斜溝と、この傾斜溝と連続し、傾
    斜溝の終端より空間部の入口方向に溝領域が所定距離拡
    大して行き止まる停止溝とからなることを特徴とするシ
    ューズ用スパイク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシューズ用スパイクを
    用いた靴底構造であって、靴底に台座が埋設され、この
    台座の円柱状空間部にスパイク本体の円柱状基部が突起
    をガイド溝部の停止溝に係合させた状態で収容されてい
    るとともに、靴底又はシューズ用スパイクにスパイク本
    体を先方に向けて付勢する付勢手段が設けられているこ
    とを特徴とする靴底構造。
  3. 【請求項3】 スパイク本体において円柱状基部とピン
    との間に径方向外方に広がる笠部が形成されている請求
    項1に記載のシューズ用スパイク。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシューズ用スパイクを
    用いた靴底構造であって、靴底に台座が埋設され、この
    台座の円柱状空間部にスパイク本体の円柱状基部が突起
    をガイド溝部の停止溝に係合させた状態で収容されてい
    るとともに、靴底のスパイク本体の笠部と対向する箇所
    に弾性突部が形成され、この弾性突部がスパイク本体の
    笠部を押圧してスパイク本体を先方に向けて付勢してい
    ることを特徴とする靴底構造。
  5. 【請求項5】 台座の円柱状空間部の径方向に対する傾
    斜溝の傾斜角度が15〜65゜であり、傾斜溝の終端に
    対する停止溝の溝領域の空間部入口方向への拡大距離が
    0.5〜3mmである請求項1又は3に記載のシューズ
    用スパイク。
  6. 【請求項6】 台座の円柱状空間部の径方向に対する傾
    斜溝の傾斜角度が15〜65゜であり、傾斜溝の終端に
    対する停止溝の溝領域の空間部入口方向への拡大距離が
    0.5〜3mmである請求項2又は4に記載の靴底構
    造。
JP29893997A 1997-10-30 1997-10-30 シューズ用スパイク及び該スパイクを用いた靴底構造 Pending JPH11127908A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325605A (ja) * 2001-04-23 2002-11-12 Jinho Kim ゴルフ靴用スパイク

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325605A (ja) * 2001-04-23 2002-11-12 Jinho Kim ゴルフ靴用スパイク

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