JPH11127583A - 三相インバータ回路モジュール - Google Patents

三相インバータ回路モジュール

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JPH11127583A
JPH11127583A JP9289655A JP28965597A JPH11127583A JP H11127583 A JPH11127583 A JP H11127583A JP 9289655 A JP9289655 A JP 9289655A JP 28965597 A JP28965597 A JP 28965597A JP H11127583 A JPH11127583 A JP H11127583A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高電磁波ノイズ環境下でも、高精度のモータ制
御が可能な三相インバータ回路モジュールを実現するこ
と。 【解決手段】モータ制御用の三相インバータ回路4、三
相インバータ回路制御用の制御回路40、三相インバー
タ回路の出力導体電流検出用の磁性コア付きの半導体電
流検出素子301、302、半導体電流検出素子30
1、302の出力信号電圧増幅用のセンサ信号増幅回路
303が一体化基板または一基板に実装され、制御回路
40、磁性コア付きの半導体電流検出素子301及びセ
ンサ信号増幅回路303が同一の制御用回路基板に実装
され、それにより高精度な高電磁波ノイズ環境下でも安
定してモータを駆動制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電気自動
車の走行モ−タを制御する三相インバータ回路モジュー
ルに関し、特にハイブリッド電気自動車の走行モ−タを
駆動制御する三相インバータ回路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】三相インバータ装置は、制動時に回生動
作により負荷の回転エネルギを電力として直流電源側に
回収することができるので、電気自動車の走行モータ駆
動用などのモータ駆動制御に広く採用されている。ハイ
ブリッド電気自動車の走行モ−タ制御用に用いられる従
来の三相インバータ装置を図8を参照して説明する。
【0003】1は主バッテリ、3は電流検出回路モジュ
−ル、4は三相インバータ回路モジュール、5は走行モ
−タである。三相インバータ回路モジュール4におい
て、19〜24はIGBTであって、19、21、23
はハイサイドスイッチ、20、22、24はローサイド
スイッチである。互いに直列に接続されたハイサイドス
イッチ19及びローサイドスイッチ20は第1の相スイ
ッチ回路4aを構成し、互いに直列に接続されたハイサ
イドスイッチ21及びローサイドスイッチ22は第2の
相スイッチ回路4bを構成し、互いに直列に接続された
ハイサイドスイッチ23及びローサイドスイッチ24は
第3の相スイッチ回路4cを構成し、各相スイッチ回路
4a〜4cは主バッテリ1から給電されている。25〜
30はIGBT19〜24と個別に並列接続されたフラ
イホィルダイオードであり、誘導性負荷である三相交流
モータである走行モ−タ5に還流電流を供給するための
ものである。
【0004】ハイサイドスイッチ19及びローサイドス
イッチ20の接続点である第1の相スイッチ回路4aの
出力端、ハイサイドスイッチ21及びローサイドスイッ
チ22の接続点である第2の相スイッチ回路の出力端4
b、及び、ハイサイドスイッチ23及びローサイドスイ
ッチ24の接続点である第3の相スイッチ回路4cの出
力端は、ブスバ−41〜43及び絶縁被覆ケ−ブル44
〜46を通じて走行モ−タ5の各相端子に個別に接続さ
れている。
【0005】40は、三相インバータ回路モジュール4
に内蔵されるマイコン構成の制御回路であり、後述する
電流検出回路モジュ−ル3からの検出モータ電流や外部
のコントロ−ラなどからの指令信号などに基づいて各I
GBT19〜24を断続制御して三相交流電圧を発生さ
せる。コントロ−ラ40の動作自体は周知であるので、
説明は省略する。
【0006】電流検出回路モジュ−ル3は、U相電流を
検出する電流検出部31と、W相電流を検出する電流検
出部32と、電流検出部31、32で検出された電流を
増幅したり、電流検出部31、32に給電したりする周
辺回路部33とからなる。リアクトル34と平滑コンデ
ンサ35は周知の平滑回路を構成して主バッテリ1から
三相インバータ回路モジュール4への給電電流を平均化
して、主バッテリの寿命短縮を抑止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たハイブリッド電気自動車の走行モ−タを駆動する従来
の三相インバータ装置では、改善を要する次のような問
題が存在することがわかった。すなわち、ハイブリッド
電気自動車では、この三相インバータ装置に近接してエ
ンジンやスターモータなどの大きな電磁波ノイズ源が存
在するために、この電磁波ノイズなどの外部ノイズに起
因して走行モ−タ制御の信頼性が低下する可能性があっ
た。走行モ−タの動作以上は車両操縦の基礎であるの
で、走行モ−タを駆動制御する三相インバータ装置の耐
電磁波ノイズ性能は十分に確保しておく必要がある。特
に、ハイブリッド電気自動車では、高電磁波ノイズ環境
でも、優れた走行モ−タ制御性能を発揮できる必要があ
った。
【0008】本発明者らは、上記認識に基づきハイブリ
ッド電気自動車などの高電磁波ノイズ環境下における走
行モ−タ駆動制御用の三相インバータ装置の誤動とその
原因を解析したところ、以下の問題が存在することがわ
かった。すなわち、従来の三相インバータ装置では、そ
の出力電流を高精度検出可能なホール素子で検出する
が、ホール素子の電圧変化は極めて小さい。そのため、
ブリッジ回路構成などによりホール素子から出力される
微弱な出力電圧を大きく増幅してコントロ−ラ40に伝
送している。
【0009】このため、信号電圧をホール素子から増幅
用の周辺回路部33へ送る出力信号線47や、信号電圧
を周辺回路部33からコントロ−ラ40へ送る出力信号
線48に電磁波ノイズが重畳して、検出出力電流値のS
N比が低下して、走行モ−タ5の制御精度が低下すると
いう問題が生じることがわかった。本発明は上記問題点
に鑑みなされたものであり、高電磁波ノイズ環境下で
も、高精度のモータ制御が可能な三相インバータ回路モ
ジュールを実現することをその目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の三相イン
バータ回路モジュールによれば、モータ制御用の三相イ
ンバータ回路、三相インバータ回路制御用の制御回路、
三相インバータ回路の出力導体電流検出用の磁性コア付
きの半導体電流検出素子、半導体電流検出素子の出力信
号電圧増幅用のセンサ信号増幅回路が一乃至互いに一体
化された複数の基板に実装され、制御回路、半導体電流
検出素子及びセンサ信号増幅回路が同一の制御用回路基
板に実装される。
【0011】更に、制御用回路基板の半導体電流検出素
子の近傍を制御用回路基板と平行に、インバ−タ用回路
基板から外部に延設される出力導体を配置させる。この
ようにすれば、直上の出力導体の電流によるギャップ付
き磁性コアの磁界はコア制御用回路基板に実装した半導
体電流検出素子で検出され、半導体電流検出素子から出
力された信号電圧は同じ制御用回路基板に実装されたセ
ンサ信号増幅回路でアナログ電圧増幅され、この増幅信
号電圧は制御回路でA/D変換されて制御回路に送られ
る。
【0012】このようにすれば、半導体電流検出素子か
ら制御回路、たとえばそのA/D変換器までのアナログ
信号ラインなどの信号ラインの格段の短縮が実現するの
で、それに重畳する電磁波ノイズを低減でき、それによ
り高精度な高電磁波ノイズ環境下でも安定してモータを
駆動制御することができる。なお、制御用回路基板とイ
ンバ−タ用回路基板とは別体でもよく同一でもよい。
【0013】請求項2記載の構成によれば請求項1記載
の三相インバータ回路モジュールにおいて更に、制御用
回路基板とインバ−タ用回路基板とは主面平行に所定間
隙を隔てて平行配置され、出力導体は、この間隙を通じ
て制御用回路基板と平行に外部に引き出され、磁性コア
はどちらかの基板に固定され、半導体電流検出素子は磁
性コアのギャップ中へ制御用回路基板から立設される。
【0014】このようにすれば、上述した高電磁波ノイ
ズ性能を阻害することなくモジュールをコンパクト化す
ることができる。請求項3記載の構成によれば、請求項
1または2記載の三相インバータ回路モジュールは、ハ
イブリッド電気自動車の走行モ−タを駆動制御するのに
使用される。すなわち、ハイブリッド電気自動車にエン
ジン(点火式内燃機関)とともに搭載される。
【0015】このようにすれば、点火式内燃機関から生
じる電磁波ノイズにより走行モ−タが誤動作することを
抑止でき、複雑で車体重量などを増大する電磁波シール
ドの増設なしにノイズ源車両の走行制御を一層安定化す
ることができる。特に、ハイブリッド電気自動車の走行
モ−タは高速走行時には従来の商用周波数モータに比べ
て格段に高周波で運転され、このため三相インバータ回
路は格段に高速で断続制御される必要があり、半導体電
流検出素子から出力される信号電圧の比較的高周波成分
も信号成分として使用する必要がある。このため、半導
体電流検出素子から出力される信号電圧の帯域が広く、
その分、雑音電力が大きくなる。更に、電磁波ノイズは
高周波になるほど強くなるので、一層、その影響が大き
くなる。
【0016】請求項4記載の構成によれば請求項2また
は3のいずれか記載の三相インバータ回路モジュールに
おいて更に、三相インバータ回路が実装されるインバ−
タ用回路基板の外面側は金属製の冷却ブロックに電気絶
縁可能に接合される。すなわち、三相インバータ回路は
放熱、ヒートシンクのために金属製の冷却ブロックに接
合して冷却される。
【0017】このようにすれば、結果的に、制御用回路
基板上の半導体電流検出素子から制御用回路までの配線
は、インバ−タ用回路基板を介して冷却ブロックで電磁
波シールドされるので、一層、耐電磁波ノイズ性能を向
上することができる。請求項5記載の構成によれば請求
項4記載の三相インバータ回路モジュールにおいて更
に、互いに対面する一対のインバ−タ用回路基板及び制
御用回路基板は、上述した冷却ブロック及び金属タンク
に内装される平滑コンデンサによりサンドイッチされ
る。
【0018】このようにすれば、結果的に、制御用回路
基板上の半導体電流検出素子から制御用回路までの配線
は、冷却ブロック及び平滑コンデンサ回路の両方で電磁
波シールドされるので、一層、耐電磁波ノイズ性能を向
上することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】三相インバータ回路のハイサイド
スイッチ及びローサイドスイッチとしては、MOS、バ
イポーラ、SIT、IGBTなどを採用できる。三相イ
ンバータ回路は、星型接続モ−タの中性点電流を制御す
るための第4番目の相インバ−タ回路をもつことも可能
である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の三相インバータ回路モジュー
ルを用いたハイブリッド電気自動車の回路を図1に示
す。ただし、図8に示す従来の三相インバータ装置と主
要機能が共通する構成要素には理解の容易化のために同
一符号を付すものとする。この三相インバータ回路モジ
ュールは、図8に示す従来の三相インバータ装置を少し
だけ変更したものであるので、変更点のみ以下説明す
る。
【0021】この実施例では、図8に示す電流検出回路
モジュ−ル3は省略され、その代わりに三相インバータ
回路モジュール4内に、電流検出回路300が実装され
る。41〜43は本発明で言う出力導体を構成するブス
バ−である。この電流検出回路300は、ブスバ−41
を流れるU相電流を検出する電流検出部301と、ブス
バ−43を流れるW相電流を検出する電流検出部302
と、電流検出部301、302で検出された電流を増幅
したり、電流検出部301、302に給電したりする周
辺回路部(本発明で言うセンサ信号増幅回路を含む)3
03とからなり、周辺回路部303は制御回路40と一
緒に後述する制御用回路基板に実装されている。
【0022】電流検出回路300の原理構成を図6を参
照して説明する。ブスバ−41には、ギャップを有する
磁性コア3011が嵌着されており、磁性コア3011
のギャップにはホール素子(本発明で言う半導体電流検
出素子)3012が介設されており、ホール素子301
2の出力端は周辺回路部303の一部をなすアンプ30
30で増幅される。すなわち、磁性コア3011及びホ
ール素子3012は電流検出部301を構成している。
電流検出部302の構成は電流検出部301のそれと同
じであるので、説明を省略する。
【0023】この三相インバータ回路モジュールの模式
斜視図を図2に示す。 アルミ製の冷却ブロック6は略
上端開口浅底角箱形状を有しており、その内部にはその
底板部に電気絶縁可能に後述するインバ−タ用回路基板
が配設されている。冷却ブロック6の手前の側壁61に
は3つの窓62〜64が開口され、これら窓62〜64
から出力導体をなすブスバ−41〜43が個別かつ上記
底板部に平行に突出している。窓62〜64にはフェラ
イトからなる三つの磁性コア3011が個別に嵌合、接
着され、ブスバ−41〜43は各磁性コア3011を個
別に貫通して水平に突出し、それらの先端は、この三相
インバータ回路モジュールの交流出力端を構成してい
る。
【0024】冷却ブロック6の上端開口は、冷却ブロッ
ク6の底板部と平行な制御用回路基板7により密閉さ
れ、両者はねじで固定され、制御用回路基板7の両面に
は必要な各種素子やICが実装、配線されている。8
は、各相インバ−タ回路ごとに給電する合計3個の正の
直流入力端であり、図示しないブスバ−を通じて主バッ
テリ1の+タ−ミナルに接続されている。9は、各相イ
ンバ−タ回路ごとに給電する合計3個の負の直流入力端
であり、図示しないブスバ−を通じて主バッテリ1の−
タ−ミナルに接続されている。10は、図示しない外部
のECUとの接続用のコネクタである。3016はホー
ル素子3012を覆う保護用樹脂部材剤である。
【0025】この三相インバータ回路モジュールの縦断
面図を図3に示す。 アルミ製の冷却ブロック6の底
面にはインバ−タ用回路基板1が電気絶縁可能に接合さ
れ、このインバ−タ用回路基板11には三相インバータ
回路4すなわちIGBT19〜24及びダイオ−ド25
〜30が実装され、配線され、各相インバ−タ回路4a
〜4cの出力端からはブスバ−41〜43が、インバ−
タ用回路基板11と制御用回路基板7との間の隙間に沿
って両者と平行に延設されている。
【0026】この三相インバータ回路モジュールの全体
斜視図を図4に示す。 冷却ブロック6の側壁上面には
隙間確保用のスリ−ブ12を挟んで平滑コンデンサ35
が固定されている。平滑コンデンサ35は、一列に配列
された三個以上の小型円筒コンデンサ(図示せず)を内
部に収容するアルミケ−スからなり、制御用回路基板7
を遮蔽して、制御用回路基板の保護とその電磁波シ−ル
ドとを行っている。
【0027】したがって、この実施例では、三相インバ
ータ回路4冷却用の冷却ブロック6と扁平な主バッテリ
保護用の平滑コンデンサ35とにより、ホール素子30
12及びホール素子3012から制御回路40にいたる
走行モ−タ5の検出電流信号電圧伝送用配線の周囲が電
磁シ−ルドされるので、点火式エンジンに近接するよう
な高電磁波ノイズ環境でも正確な走行モ−タ制御を実現
することができる。
【0028】なお、図4に示す三相インバータ回路モジ
ュールは最終的には樹脂ケ−スに収容されて、車両に締
結、固定されるが、本発明の要旨に関係がないので図示
説明は省略する。なお、図1では一対の電流検出部30
1、302を用いたが、図4に示すように各相電流を3
個の電流検出部で検出すれば、リ−ク電流を検出できる
利点が生じる。 (変形態様)この実施例の変形態様を図5及び図7を参
照して説明する。
【0029】この変形態様は、電流検出部301〜30
3の構成を変更したものであって、磁束相殺式(磁気平
衡式)電流センサを用いたものである。この磁束相殺式
電流センサ300aの原理を図7に示す。ブスバ−41
には、ギャップを有する磁性コア3011が嵌着されて
おり、磁性コア3011のギャップにはホール素子(本
発明で言う半導体電流検出素子)3012が介設されて
おり、磁性コア3011には補償コイル3016がその
全周にわたって巻装されている。
【0030】磁性コア3011に生じた磁束をホール素
子3012で検出して、それを周辺回路部303に含ま
れる磁気平衡回路3031で相殺電流を発生させて、こ
の相殺電流を補償コイル3016に流してホール素子3
012の磁束を0とし、この時の相殺電流値で検出電流
磁界が検出される。この変形態様によれば、ホール素子
3012及び補償コイル3016と周辺回路部303と
の間の配線が増加するので、一層、電磁波ノイズの重畳
による問題が重要となるので、本実施例の三相インバー
タ回路モジュールの構造による耐ノイズ環境の向上効果
が一層効果的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三相インバータ回路モジュールを採用
するハイブリッド電気自動車の走行モ−タ制御装置の一
実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示す三相インバータ回路モジュールの模
式斜視図である。
【図3】図2に示す三相インバータモジュール1の縦断
面図である。
【図4】図1に示す三相インバータ回路モジュールの平
滑コンデンサ付き模式斜視図である。
【図5】図1に示す三相インバータ回路モジュールの変
形態様を示す模式斜視図である。
【図6】電流検出部301の模式回路図である。
【図7】電流検出部301の変形態様を示す模式回路図
である。
【図8】従来の三相インバータ回路モジュールを採用す
るハイブリッド電気自動車の走行モ−タ制御装置を示す
回路図である。
【符号の説明】
19、21、23はハイサイドスイッチ、 20、22、24はローサイドスイッチ、 4a、4b、4cは相インバータ回路、 4は三相インバータ回路、 5は走行モ−タ(モ−タ)、 40は制御回路、 40〜43はブスバ−(出力導体)、 3011は磁性コア、 3012はホール素子(半導体電流検出素子)、 303はセンサ信号増幅回路、 7は制御用回路基板、 11はインバ−タ用回路基板、 6は金属製の冷却ブロック、 35は平滑コンデンサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハイサイドスイッチ及びローサイドスイッ
    チが直列接続されてそれぞれ構成された三組の相インバ
    ータ回路が互いに並列されてモータに給電する三相イン
    バータ回路と、 前記三相インバータ回路の出力電流に基づいて前記三相
    インバータ回路を断続制御する制御回路と、 前記ハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチの接続
    点から延設される出力導体に嵌着されて前記出力導体の
    電流による磁界を誘起する磁性コアと、前記磁性コアの
    磁界により前記出力導体の電流を検出する半導体電流検
    出素子と、 前記半導体電流検出素子の出力信号電圧の増幅を行うセ
    ンサ信号増幅回路と、 前記三相インバータ回路、制御回路、磁性コア、半導体
    電流検出素子およびセンサ信号増幅回路が実装される一
    乃至互いに一体化された複数の基板とを備え、 前記出力導体は、前記三相インバータ回路が実装される
    インバ−タ用回路基板から、前記制御回路、半導体電流
    検出素子及びセンサ信号増幅回路が実装される制御用回
    路基板の前記半導体電流検出素子近傍を通って前記制御
    用回路基板と平行に延設されていることを特徴とする三
    相インバータ回路モジュール。
  2. 【請求項2】前記制御用回路基板及びインバ−タ用回路
    基板は主面が所定間隙を隔てて平行する状態で互いに結
    合され、 前記出力導体は、前記インバ−タ用回路基板から前記間
    隙を通じて前記基板と平行に外部に引き出され、 前記磁性コアは、ギャップをもつコ字形状を有して前記
    出力導体に嵌着された状態で前記制御用回路基板または
    前記インバ−タ用回路基板に直接又は間接的に保持さ
    れ、 前記半導体電流検出素子は、前記磁性コアのギャップ中
    に位置して前記制御用回路基板から立設されることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の三相インバー
    タ回路モジュール。
  3. 【請求項3】ハイブリッド電気自動車の走行モ−タを駆
    動制御することを特徴とする請求項1または2記載の三
    相インバータ回路モジュール。
  4. 【請求項4】前記三相インバータ回路が実装される前記
    インバ−タ用回路基板の外面側は、金属製の冷却ブロッ
    クに電気絶縁可能に接合されていることを特徴とする請
    求項2または3記載の三相インバータ回路モジュール。
  5. 【請求項5】前記三相インバータ回路の一対の直流入力
    端間に接続される平滑コンデンサを有し、前記平滑コン
    デンサは、前記制御用回路基板の外面側に近接して前記
    基板に直接または間接的に支持されることを特徴とする
    請求項4記載の三相インバータ回路モジュール。
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