JPH11124812A - アスファルトフィニッシャの合材接触部加熱構造 - Google Patents

アスファルトフィニッシャの合材接触部加熱構造

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JPH11124812A
JPH11124812A JP30811097A JP30811097A JPH11124812A JP H11124812 A JPH11124812 A JP H11124812A JP 30811097 A JP30811097 A JP 30811097A JP 30811097 A JP30811097 A JP 30811097A JP H11124812 A JPH11124812 A JP H11124812A
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Hajime Yamamoto
肇 山本
Sadataka Kasugai
禎隆 春日井
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
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    • E01C2301/00Machine characteristics, parts or accessories not otherwise provided for
    • E01C2301/10Heated screeds

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリード部の合材接触部を効率的に加
熱させ、合材の温度が低下するのを有効に防止する。 【解決手段】 熱風を流通させるために合材接触部10
を中空状に形成するとともに、じゃま板50〜53を適宜配
置させて加熱効果が良好となる熱風流路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路舗装に用い
られるアスファルトフィニッシャにおいて、展圧直前の
合材が冷却するのを防止するスクリード部の合材接触部
の加熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルトフィニッシャは図4に示す
ように、合材供給部7と、走行部8と、スクリード部9と
を備え、合材供給部7のホッパ70から供給されるアスフ
ァルト混合物の合材を、スクリード部9で展圧しつつ均
一の厚さに敷き均すことで道路を舗装する。そのうちス
クリード部9の工程を詳しく示すと、供給された合材は
デフレクタプレート90前でスクリュー91により所定幅に
敷き拡げられつつ、デフレクタエッジ(図5に示す92)
で所定量に絞られ、タンパ及びベースプレート94で展圧
され、かつ敷き均される。
【0003】ところで、スクリード部9に供給される合
材は熱せられた状態であり、ベースプレート94において
も熱した状態で展圧する。この展圧の際、合材が冷えて
硬化するとベースプレート94の展圧面に付着して展圧不
良を起こすので、それを防ぐためベースプレート94はそ
の内部から熱風をあてて加熱する構造となっている。ま
た寒冷地などではベースプレート94に至るまでに合材の
温度が低下しやすく、特にデフレクタプレート90前でた
まっている合材が冷えて固まってしまうおそれが高いこ
とから、展圧前に合材に接触するデフレクタプレート90
やデフレクタエッジ92にもその内部から熱風をあてる構
造が採用されている。
【0004】図5はそのような加熱構造の一例を示して
おり、合材に接触するデフレクタプレート90、デフレク
タエッジ92はそれぞれ熱風が流通されるように、中空状
に形成され、そこにベースプレート94を加熱した熱風を
ダクト96及び挿通孔97を介して吹き込むものとなってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示す加
熱構造では、合材接触部90,92,94の中空部内に熱風を吹
き込むだけの構造であったので、熱風は漫然と中空部を
流通するだけであって均一な加熱が困難であるととも
に、加熱効率が決して良好とは言えなかった。
【0006】一方特開平8−85915号においては、
熱風を挿通させる前記送風ダクト(図5に示す96に相
当)を所定の合材接触部の幅一杯に亘って取り付けると
ともに、その送風ダクトの下面に略一定間隔で挿通孔を
設ける技術が開示されており、この技術を各々の合材接
触部材に適用すれば、熱風を均一に吹き付けることがで
き、少なくとも図5に示す構造の問題は解決できそうで
もある。
【0007】しかしながら、特開平8−85915号の
開示技術では、熱風の流速によっては各挿通孔に熱風が
均等に流通されていくとは限らず、また均一に流通する
場合でも、加熱が特に必要な箇所に十分に熱風を吹き付
けるといった調整が困難であって、いずれにしても効率
的な加熱が行われるまでにはいたらず、このため合材の
冷却を有効に防止できないおそれが生じていた。
【0008】この発明は、従来技術の以上のような問題
に鑑み創案されたもので、スクリード部の合材接触部を
効率的に加熱させ、合材の冷却を有効に防止させること
のできる加熱構造を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
アスファルトフィニッシャの合材接触部加熱構造は、ス
クリード部のうち合材接触部を中空状に形成し、該中空
部に熱風を流通させて、前記合材接触部を加熱させるア
スファルトフィニッシャの合材接触部加熱構造であっ
て、前記中空部内の任意箇所に、じゃま板を適宜配置さ
せて任意の熱風流路を形成させたことを特徴とする。
【0010】前記熱風流路は、それを形成しようとする
合材接触部の形状や大きさ、またその合材接触部のうち
加熱が特に必要な箇所(例えば合材と接触する頻度が大
きい箇所)等を考慮して、じゃま板を適宜配置させるこ
とにより形成される。例えば、デフレクタプレートでは
合材と接触する頻度は上方部より下方部の方が多く、こ
のため下方部の中空部は隅々まで熱風が循環し、かつ長
く滞留する流路となるように、じゃま板を適宜配置す
る。
【0011】このような本発明に係る構造では、中空部
に吹き込まれた熱風は、漫然と流通するのではなく、じ
ゃま板により形成された熱風流路にしたがって流通して
いく。じゃま板により熱風の滞留時間が延び、またじゃ
ま板への熱伝導によって合材接触部の加熱効率が向上す
る。のみならず、任意に形成される熱風流路にしたがっ
て熱風が流通していくので、加熱が特に必要な箇所に熱
風が確実に流通され、効率的な加熱効果が得られる。ま
た熱風流路の形成の仕方を種々変えれば、均一な加熱も
可能となるなど、必要に応じた加熱効果も期待できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態例を図面に基づ
き説明する。
【0013】図1及び図2はアスファルトフィニッシャ
のスクリード部を示す。図示のように、本実施形態のス
クリード部は、デフレクタプレート10、デフレクタエッ
ジ11、ベースプレート12を備える主スクリード部1の後
方に、車両本体幅からその幅方向に拡張する第一伸縮ス
クリード部2、さらに該第一伸縮スクリード部2の後方
に、その第一伸縮スクリード部2の最大伸張幅からその
幅方向にさらに拡張する第二伸縮スクリード部3が備え
られてなる。
【0014】前記第一伸縮スクリード部2、第二伸縮ス
クリード部3は、それぞれデフレクタプレート20,30、デ
フレクタエッジ21,31、ベースプレート22,32を備える
が、その他、第一伸縮スクリード部2はその端部から延
設されるサポートプレート23に支持されデフレクタプレ
ート20に対設する合材ゲート24を備え、また前記第二伸
縮スクリード部3はその端部から前方に延設されるサイ
ドプレート33と、その中間部において支持されデフレク
タプレート30に対設する合材ゲート34を備えている。こ
こで前記合材ゲート24,34は、その下方部が切り欠かれ
て地面との間に間隙が形成されており、その合材ゲート
24に一旦せき止められた合材を前記間隙からのみ挿通さ
せることで、図2に示すように各伸縮スクリード部2,3
へ向かう合材A,Bの量を規制している。また、前記サイ
ドプレート33は、合材Bの幅方向への移動をそこでせき
止めることで規制し、意図する舗装幅から合材Bのはみ
出しを防ぐともに、舗装道路端面の仕切性の向上を図っ
ている。
【0015】以上のような構成からなる本形態例におい
て、道路舗装作業中に合材に接触する部材は、各デフレ
クタプレート10,20,30、各デフレクタエッジ11,21,31、
各ベースプレート12,22,32、合材ゲート24,34、サイド
プレート33であり、これら合材接触部は、いずれも中空
部状に形成され、その中空部に適宜配置されたバーナ4
0,41,42により熱風が流通される。また、各合材接触部
には、流通された熱風を逃がすための排出孔15,25,35が
適宜形成されている。
【0016】そして本形態例の特徴は、前記合材接触部
の中空部内の構造であり、これらの構造を特にデフレク
タプレート10内を詳細に示した図3を用いて説明する。
すなわち、図示のように、デフレクタプレート10内の中
空部には、幅方向に向かうじゃま板50〜53が、一端を開
放部Cとしてその開放部Cが各々交互になるように複数配
置され、最下方のじゃま板50に仕切られた中空部のうち
開放部C反対端にデフレクタエッジ11中空部からの送風
ダクト43が連通されるとともに、最上方のじゃま板53に
仕切られた中空部のうち開放部C反対端に外部に連通す
る排出孔15が穿設される。また、デフレクタエッジ11中
空部のうち前記送風ダクト43取付反対端には、バーナ
(図示なし)のダクト44が連通されている。
【0017】したがって、図3におけるバーナからの熱
風は、まずバーナダクト44からデフレクタエッジ11中空
部へ、次に該中空部を通って送風ダクト43からデフレク
タプレート10の最下方中空部へと向かい、その後はじゃ
ま板50〜53に沿って、仕切られた中空部の一端から開放
端Cへジグザグ状に上方に向かい、最後に最上方中空部
端部の排出孔15から外部に抜ける流路をとる。すなわ
ち、じゃま板50〜53の上記配置によって熱風流路がデフ
レクタプレート10の上下左右の端々まで形成されること
になるとともに、じゃま板50〜53による熱滞留効果及び
熱伝導効果によって、デフレクタプレート10を効率的に
かつ均一に加熱させることができるものとなっている。
特にデフレクタプレート10の下方部を集中的に加熱させ
る必要がある場合、例えば下方部にじゃま板50〜53をよ
り密に配置させれば、熱伝導効果が増加するとともに、
熱風滞留時間が延びて所望の効果が得られることにな
る。なお、以上のようなじゃま板による熱風流路形成の
構成は、図1に示すようにデフレクタプレート31、ベー
スプレート32、サイドプレート33、合材ゲート34の各中
空部にもじゃま板54〜57が配置されて形成されており、
これら合材接触部においてもデフレクタプレート10と同
様の加熱効果が得られるものとなっている。もちろん、
他の合材接触部の中空部に適用されても同様である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る加
熱構造によれば、アスファルトフィニッシャのスクリー
ド部の合材接触部を効率的に加熱させ、合材の温度低下
を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略図であり、スクリ
ード部を説明する図である。
【図2】図1における主スクリード部、第一伸縮スクリ
ード部、第二伸縮スクリード部の位置関係及び合材との
接触部を説明する概略的な平面図である。
【図3】本発明に係るデフレクタプレートの一例を示す
説明図である。
【図4】一般的なアスファルトフィニッシャの構成を示
す説明図である。
【図5】従来のスクリード部の合材接触部の加熱構造を
示す概略的な斜視図である。
【符号の説明】
1 主スクリード部 2 第一伸縮スクリード部 3 第二伸縮スクリード部 10,20,30 デフレクタプレート 11,21,31 デフレクタエッジ 12,22,32 ベースプレート 50〜53 じゃま板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリード部のうち合材接触部を中空状
    に形成し、該中空部に熱風を流通させて、前記合材接触
    部を加熱させるアスファルトフィニッシャの合材接触部
    加熱構造であって、前記中空部内の任意箇所に、じゃま
    板を適宜配置させて任意の熱風流路を形成させたことを
    特徴とするアスファルトフィニッシャの合材接触部加熱
    構造。
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