JPH11123202A - 液体収容用袋の空気抜弁 - Google Patents

液体収容用袋の空気抜弁

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JPH11123202A
JPH11123202A JP9289793A JP28979397A JPH11123202A JP H11123202 A JPH11123202 A JP H11123202A JP 9289793 A JP9289793 A JP 9289793A JP 28979397 A JP28979397 A JP 28979397A JP H11123202 A JPH11123202 A JP H11123202A
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JP
Japan
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liquid storage
urine
storage bag
air vent
small hole
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JP9289793A
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English (en)
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Kazuyasu Sasagawa
和靖 笹川
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KUMOTO TADASHI
Original Assignee
KUMOTO TADASHI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部への尿の漏れを確実に防止するとともに、
加えてスムースな空気抜きを行わせることにより、円滑
な採尿を実現する。 【解決手段】密閉された液体収容用袋2に設けることに
より当該液体収容用袋2の内部空気Aを外部に排出する
液体収容用袋2の空気抜弁1を構成するに際して、液体
収容用袋Aの上部に小孔部(外側小孔部)3を設け、こ
の外側小孔部3に、通気性を有するとともに吸水により
非通水性を呈する弁体部4を付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉された採尿バッ
グ等の液体収容用袋に設けることにより当該液体収容用
袋の内部空気を外部に排出する液体収容用袋の空気抜弁
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院や老人ホーム等におけるベ
ッドに寝たきりの病人や老人等の排尿時に使用する使い
捨ての採尿バッグは知られている。
【0003】この種の採尿バッグは、付設された導尿チ
ューブを、人体から導出された排尿用カテーテルに接続
し、導尿チューブから導かれる尿を収容するもので、排
尿が終了したなら排尿用カテーテルから導尿チューブを
離脱し、採尿バッグに収容された尿を下端に付設したド
レンチューブからトイレ等に排出するとともに、使用後
の採尿バッグは廃棄する。
【0004】ところで、このような採尿バッグでは、当
該採尿バッグの内部に空気が存在した場合、その内部空
気によって、採尿バッグに収容される尿量が低下すると
ともに、採尿の円滑性が阻害されてしまう。このため、
従来は、採尿バッグの上部(上端付近)に内部と外部が
挿通する通気孔を形成し、この通気孔をガーゼ素材を用
いた吸水材により閉塞した空気抜弁を設けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した採尿
バッグに付設する従来の空気抜弁は、次のような問題点
があった。
【0006】第一に、空気抜弁の十分な止水性を確保で
きないため、採尿バッグが落下したり加圧された際に、
内部の尿が空気抜弁から外部に漏れやすい。
【0007】第二に、必要最小限の止水性を確保する場
合であってもある程度の積層した厚いガーゼ素材を必要
とするため、通気性が犠牲となり、結局、スムースな空
気抜きを行うことができない。
【0008】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、外部への尿の漏れを確実に
防止するとともに、加えてスムースな空気抜きを行わせ
ることにより、円滑な採尿を実現することができる液体
収容用袋の空気抜弁の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明
は、密閉された液体収容用袋2に設けることにより当該
液体収容用袋2の内部空気Aを排出する液体収容用袋2
の空気抜弁1を構成するに際して、液体収容用袋Aの上
部に小孔部(外側小孔部)3を設け、この外側小孔部3
に、通気性を有するとともに吸水により非通水性を呈す
る弁体部4を付設してなることを特徴とする。
【0010】この場合、好適な実施の形態により、弁体
部4は、三次元方向に連通曲折した網目構造を有する合
成樹脂製多孔質体の空孔部分に、吸水性高分子化合物粒
子を収容した多孔質樹脂成形体4mを用いることができ
る。また、液体収容用袋2に対する弁体部4の付設構造
としては、液体収容用袋2における外側小孔部3を含む
内面に、弁体部4を挟んで小孔部(内側小孔部)6を有
するインナシート5を重ね、液体収容用袋2の内面とイ
ンナシート5を溶着することにより、弁体部4の回りを
密封して構成できる。一方、弁体部4には抗菌材又は脱
臭材の一方又は双方を含ませることが望ましい。なお、
液体収容用袋2としては採尿バッグ2uに適用できる。
【0011】これにより、液体収容用袋2に液体が収容
されれば、収容された液体の増加に伴って、液体収容用
袋2の内部空気Aは通気性を有する弁体部4、具体的に
は弁体部4を構成する多孔質樹脂成形体4mにおける合
成樹脂製多孔質体の空孔部分を通って外部に排出され
る。この結果、液体は液体収容用袋2の内部にスムース
に収容される。一方、収容された液体が増加し、液面が
液体収容用袋2の上部に配した空気抜弁1に至れば、液
体は弁体部4に吸入、具体的には合成樹脂製多孔質体の
空孔部分に収容された吸水性高分子化合物粒子が液体を
吸入し、当該合成樹脂製多孔質体の空孔部分は吸水によ
り膨んだ吸水性高分子化合物粒子により閉塞される。こ
の結果、弁体部4は非通水性を呈し、外部への液体の漏
れが確実に防止される。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0013】まず、本実施例に係る空気抜弁1を備える
採尿バッグ2u(液体収容用袋2)の構成について、図
1及び図4を参照して説明する。
【0014】採尿バッグ2uは半透明の合成樹脂製シー
トにより全体を長方形に形成したバッグ本体10を備え
る。バッグ本体10は密閉状態に形成して内部に尿を収
用可能な尿収容部11と、この尿収容部11の上端に連
続して設けた吊下部12と、尿収容部11の下端に設け
た排出部13を一体に備える。
【0015】この場合、吊下部12には、吊下用ワイヤ
Wa,Wbを挿入する左右に形成した一対のワイヤ挿入
孔14a,14b、手の指を挿入して持つことができる
中央に形成したグリップ孔15、このグリップ孔15の
上側に設けたポケットに挿入した剛性の棒体16、導尿
チューブ30をガイドする挿通孔を有するチューブガイ
ド部17を有する。
【0016】また、排出部13は、尿収容部11の下端
であって左右一側に連通結合した排出チューブ18、こ
の排出チューブ18に付設したストッパ19、排出チュ
ーブ18を差込んで収納する収納ポケット20を有す
る。この場合、排出チューブ18は柔軟性を有する透明
チューブである。また、ストッパ19は連続形成した閉
溝と開孔を有し、排出チューブ18を閉溝に差し込め
ば、排出チューブ18は閉塞されるとともに、開孔にス
ライド変位させれば、排出チューブ17は開放される。
なお、尿収容部11の表側シート11fの表面には、尿
収容量を指示する尿収容目盛21、尿排出時の残量を指
示する尿残量目盛22、記入枠23,24等を表示す
る。
【0017】一方、尿収容部11の上端付近中央には、
柔軟性を有する透明な導尿チューブ30の一端を逆流防
止部31を介して連通接続する。導尿チューブ30の他
端にはジョイント32を有し、このジョイント32は人
体から導出される不図示のカテーテルに着脱することが
できる。逆流防止部31の構造を図4に示す。逆流防止
部31は表側シート11fに形成した開口部11oを覆
うように、表側シート11fの表面に固着したドーム形
のチャンバー33を備える。なお、35はチャンバー3
3と表側シート11fの溶着部を示す。また、チャンバ
ー33の天部には管状のチューブ接続部34を一体形成
し、このチューブ接続部34に導尿チューブ30の一端
を差込んで接続する。この場合、チューブ接続部34の
導尿チューブ30の差込口は表側シート11fの面方向
に開口するとともに、チャンバー33の内部に臨むチュ
ーブ接続部34の尿出口34oは表側シート11fの面
に対して直角方向に向ける。また、チャンバー33にお
ける導尿チューブ30の導出方向反対側には、表側シー
ト11fの面に対して60゜の傾斜平面33sを設け
る。
【0018】他方、表側シート11fの上端付近であっ
て、当該逆流防止部31の横方には、本実施例に係る空
気抜弁1を配設する。次に、この空気抜弁1の構成につ
いて、図1〜図3を参照して具体的に説明する。
【0019】まず、一定の厚さを有する円盤形の弁体部
4、具体的には厚さを1〔mm〕程度,直径を15〔m
m〕程度に形成し、通気性を有するとともに吸水により
非通水性を呈する機能を有する弁体部4を用意する。こ
のような機能を有する弁体部4としては、三次元方向に
連通曲折した網目構造を有する合成樹脂製多孔質体の空
孔部分に、吸水性高分子化合物粒子を収容した多孔質樹
脂成形体4mを用いることが好適である。
【0020】この多孔質樹脂成形体4mは次のように成
形できる。まず、熱可塑性樹脂の粉粒体を用意する。熱
可塑性樹脂としては、ポリエチレン,ポリプロピレン,
エチレンとプロピレンの共重合体,エチレン又はプロピ
レンとブテン等のα−オレフィンとの共重合体,エチレ
ンとプロピレンとブテン等のα−オレフィンとの共重合
体等のポレオレフィン,ポリスチレン等のスチレン系樹
脂,ポリメタクリル酸メチル等のアクリル酸系樹脂,ポ
リ塩化ビニル,ポリカーボネイト,ポリアミド,ポリエ
ステル等を利用でき、特に、高密度ポリエチレンが、成
形性,物理的及び化学的強度等の観点から好適である。
また、熱可塑性樹脂の粉粒体の大きさは特に限定される
ものではないが、平均粒径を0.03〜3.6〔mm〕
の範囲に選定することが望ましい。このような粉粒体を
得るには、熱可塑性樹脂のペレットを冷凍粉砕した後、
粉砕物を篩などにより分級することにより得ることがで
きる。また、吸水性高分子化合物粒子としては、吸水性
を有し、吸水により数十から数百倍に膨らむことによっ
て非通水性を発揮する公知の高分子化合物材料を利用で
きる。
【0021】そして、多孔質樹脂成形体4mを成形する
には、金型に熱可塑性樹脂の粉粒体,吸水性高分子化合
物粒子,粒子状の抗菌材及び脱臭材を充填し、金型の外
部から加熱すれば、熱可塑性樹脂の粉粒体の表層部が相
互に熱融着され、粉粒体の集合により全体が一体化され
た多孔質樹脂成形体4m、即ち、三次元方向に連通曲折
した網目構造を有する合成樹脂製多孔質体が成形される
とともに、当該合成樹脂製多孔質体の空孔部分に、吸水
性高分子化合物粒子,抗菌材及び脱臭材が溶着された多
孔質樹脂成形体4mが得られる。
【0022】なお、金型を外部から加熱する方法として
は、所定温度の熱風炉又は油浴の中に金型を所定時間に
放置すればよい。この場合、熱風炉や油浴の温度は熱可
塑性樹脂の融点よりも高くするとともに、加熱時間は5
〜60分程度とする。例えば、高密度ポリエチレンで
は、熱風炉や油浴の温度を200〜220℃,加熱時間
を30分程度とすることができる。また、抗菌材を含ま
せることにより、吸水された弁体部4に外部から手等を
触れても衛生面が十分に確保されるとともに、脱臭材を
含ませることにより、外部への尿臭気の拡散が防止され
る。
【0023】このように成形される弁体部4の空孔率
(空隙率)、即ち、網目構造による空孔部分の割合は概
ね30〜50〔%〕程度,空孔部分の平均径(空孔径)
は概ね5〜600〔μm〕となるように、加圧力,温
度,時間等の条件を調整することが望ましい。
【0024】一方、このような弁体部4を表側シート1
1fに付設するには、まず、表側シート11fの上端付
近に直径3〔mm〕程度の外側小孔部3を設ける。ま
た、直径6〔mm〕程度の内側小孔部6を有するインナ
シート5を用意する。このインナシート5は、例えば、
正方形に形成し、弁体部4を十分に覆うことができる大
きさとする。そして、外側小孔部3の内側に弁体部4を
配した後、この弁体部4をインナシート5で覆うように
して、表側シート11fの内面に重ね、当該表側シート
11fの内面とインナシート5を溶着することにより、
弁体部4の回りを密封する。これにより、弁体部4は外
側小孔部3と内側小孔部6以外は完全に密閉された空間
に収容される。なお、25は表側シート11fとインナ
シート5の溶着部を示し、この溶着部25はリング状と
なる。
【0025】次に、本実施例に係る空気抜弁1を備える
採尿バッグの使用方法及び機能について、図1〜図5を
参照して説明する。
【0026】まず、採尿バッグ2uは、図1に示すよう
に、吊下部12のワイヤ挿入孔14a,14bに通した
吊下用ワイヤWa,Wbを、病院や老人ホーム等におけ
るベッドに付設されるフレーム部材Bfに掛け、各吊下
用ワイヤWa,Wbをそれぞれループ状に結合すること
により、当該フレーム部材Bfに採尿バッグ2uを吊り
下げる。一方、採尿バッグ2uに付設された導尿チュー
ブ30のジョイント32は、ベッドに寝たきりの病人や
老人等の人体から導出される不図示の排尿用カテーテル
に接続する。
【0027】これにより、採尿時には、不図示の排尿用
カテーテルから導かれた尿Lnは、図4に実線矢印で示
すように、導尿チューブ30を通ってバッグ本体10の
尿収容部11に収容される。尿収容部11に尿Lnが収
容されれば、収容された尿Lnの増加に伴って、尿収容
部11の内部空気Aは、図5(a)に示すように、通気
性を有する弁体部4、具体的には弁体部4を構成する多
孔質樹脂成形体4mにおける合成樹脂製多孔質体の空孔
部分を通って外部に排出される。この結果、尿Lnは尿
収容部11の内部にスムースに収容される。なお、この
場合、多孔質樹脂成形体4mは、尿収容部11の内部空
気Aを外部に排出する機能に加え、外気中の落下菌がバ
ッグ本体10の内部に侵入するのを阻止する機能を併せ
持つとともに、抗菌材によりバッグ本体10の内部のF
OG滅菌を速やかに行うことができる。
【0028】さらに、収容された尿Lnが増加し、尿L
nの液面が尿収容部11の上部に配した空気抜弁1に至
れば、図5(b)に示すように、尿Lnは弁体部4に吸
入、具体的には合成樹脂製多孔質体の空孔部分に収容さ
れた吸水性高分子化合物粒子に尿Lnが吸入され、合成
樹脂製多孔質体の空孔部分は吸水により膨んだ吸水性高
分子化合物粒子によって完全に閉塞される。この結果、
弁体部4は非通水性を呈し、外部への液体の漏れが確実
に防止される。
【0029】そして、排尿が終了したなら排尿用カテー
テルから導尿チューブ30を離脱する。この際、採尿バ
ッグ2uを水平状態にしても収容された尿Lnは、図4
に点線矢印で示すように移動するも、傾斜平面33sを
有するチャンバー33によって導尿チューブ30側への
後戻りが阻止される。一方、採尿バッグ2uに収容され
た尿Lnは当該採尿バッグ2uの下端に付設したドレン
チューブ18からトイレ等に排出するとともに、使用後
の採尿バッグ2uは廃棄する。
【0030】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,素材等において、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することができ
る。
【0031】例えば、弁体部4はインナシート5を用い
て付設したが、外側小孔部3を含む表側シート11fの
内面に弁体部4(多孔質樹脂成形体4m)を接着剤等に
より直接固着してもよい。また、抗菌材又は脱臭材は、
どちらか一方を含ませてもよいし、必ずしも双方を含ま
せることを要しない。さらに、空気抜弁1は採尿バッグ
2uに付設した場合を示したが、水枕や水嚢等の同種の
構造を有する任意の液体収容用袋に広く適用できる。
【0032】
【発明の効果】このように、本発明に係る液体収容用袋
の空気抜弁は、液体収容用袋の上部に小孔部を設け、こ
の小孔部に、通気性を有するとともに吸水により非通水
性を呈する弁体部を付設してなるため、次のような顕著
な効果を奏する。
【0033】 外部への尿の漏れを確実に防止できる
とともに、加えてスムースな空気抜きを行わせることに
より、円滑な採尿を実現することができる。
【0034】 好適な実施の形態により、弁体部とし
て、三次元方向に連通曲折した網目構造を有する合成樹
脂製多孔質体の空孔部分に、吸水性高分子化合物粒子を
収容した多孔質樹脂成形体を用いれば、外部への尿の漏
れ防止とスムースな空気抜きを、より確実に実現でき
る。
【0035】 好適な実施の形態により、弁体部には
抗菌材又は脱臭材の一方又は双方を含ませることができ
るため、衛生面の確保と外部への尿臭気の拡散防止を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る空気抜弁を備える液体収容用袋
の正面図、
【図2】同空気抜弁の一部破断正面図、
【図3】同空気抜弁の断面側面図、
【図4】同空気抜弁を備える液体収容用袋に設けた逆流
防止部の断面側面図、
【図5】同空気抜弁の作用説明図、
【符号の説明】
1 空気抜弁 2 液体収容用袋 2u 採尿バッグ 3 小孔部(外側小孔部) 4 弁体部 4m 多孔質樹脂成形体 5 インナシート 6 小孔部(内側小孔部) A 内部空気

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉された液体収容用袋に設けることに
    より当該液体収容用袋の内部空気を外部に排出する液体
    収容用袋の空気抜弁において、前記液体収容用袋の上部
    に小孔部(外側小孔部)を設け、この小孔部に、通気性
    を有するとともに吸水により非通水性を呈する弁体部を
    付設してなることを特徴とする液体収容用袋の空気抜
    弁。
  2. 【請求項2】 前記弁体部は、三次元方向に連通曲折し
    た網目構造を有する合成樹脂製多孔質体の空孔部分に、
    吸水性高分子化合物粒子を収容した多孔質樹脂成形体で
    あることを特徴とする請求項1記載の液体収容用袋の空
    気抜弁。
  3. 【請求項3】 前記液体収容用袋における前記外側小孔
    部を含む内面に、前記弁体部を挟んで小孔部(内側小孔
    部)を有するインナシートを重ね、前記液体収容用袋の
    内面とインナシートを溶着することにより、前記弁体部
    の回りを密封してなることを特徴とする請求項1記載の
    液体収容用袋の空気抜弁。
  4. 【請求項4】 前記弁体部には抗菌材又は脱臭材の一方
    又は双方を含ませてなることを特徴とする請求項1記載
    の液体収容用袋の空気抜弁。
  5. 【請求項5】 前記液体収容用袋は採尿バッグであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の液体収容用袋の空気抜
    弁。
JP9289793A 1997-10-22 1997-10-22 液体収容用袋の空気抜弁 Pending JPH11123202A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326052A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Step Link:Kk ベッド用の採尿具
KR101309063B1 (ko) * 2011-08-11 2013-09-16 재단법인 아산사회복지재단 배액주머니 및 그의 제조공정

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326052A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Step Link:Kk ベッド用の採尿具
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