JPH11123152A - 入浴用乳児イス - Google Patents

入浴用乳児イス

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Publication number
JPH11123152A
JPH11123152A JP10134648A JP13464898A JPH11123152A JP H11123152 A JPH11123152 A JP H11123152A JP 10134648 A JP10134648 A JP 10134648A JP 13464898 A JP13464898 A JP 13464898A JP H11123152 A JPH11123152 A JP H11123152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
container
baby
bathtub
chair
Prior art date
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Pending
Application number
JP10134648A
Other languages
English (en)
Inventor
Koei Nakazato
光栄 中里
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Original Assignee
Individual
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Publication of JPH11123152A publication Critical patent/JPH11123152A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 入浴の際に、乳児を浴槽の内外において安全
に保護し、その間親は安心して自分の体を洗うことがで
きるようにした乳児イスの提供。 【解決手段】 容器1の背部にツメ3と孔4を設け、ツ
メ3を略L字状のフック5の横溝6にさし込み、ネジ9
にてフック5の縦溝に固定させ、容器1とフック5を結
合した乳児イスを構成する。フック5は浴槽12の縁部
に装着可能であり、横溝6をフック5の縦方向に複数段
設けることにより、乳児イスの座面の高さを調節するこ
とができる。また、容器1の前部に手すりを設け、中央
付近の高さを両サイドやり高くすることにより、乳児が
湯を飲む動作を防止する。さらにフックは、全面板と後
部補助板と固定手段とを備え、かつ、該固定手段はこれ
らを板の上部において固定するよう構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴の際に使用す
る乳児用のイスに関し、特に、乳児を掛けさせるイスに
フックを取りつけた入浴用乳児イスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乳児を入浴させる場合、親が乳児
を抱いて入浴し、また洗い場では抱きかかえるようにし
て洗っていた。そして、この入浴の際に使用する簡単な
乳児用イスも見かけられるが、安心して使用できるよう
な入浴用乳児イスはいまだ市販されていないのが現状で
ある。
【0003】
【発明が解決すべき課題】上述のように、乳児を入浴さ
せる場合には、親が乳児をしっかり抱きかかえている必
要があり、また、床面がセッケンで滑りやすいため乳児
の手足を洗う際にも十分な注意が必要である。このよう
に、親は乳児に対して常に注意を払っていなければなら
ないので、乳児と片親だけで入浴を行う場合には、親が
自分自身の体を洗いにくいという問題がある。そして、
二人以上の子供がいる場合には片親だけでは乳児を入浴
させるのは困難である。また、乳児を洗い終えたときに
は、乳児を受け取る人がいない場合には、親は、浴室か
ら裸で出て乳児をタオルケットで乾かし服を着せなけれ
ばならないという煩わしさもある。以上に説明したよう
に、乳児を入浴させる場合には、精神的にも肉体的にも
親に大きな負担がかかっていたが、本発明は、これらの
問題点を解決して簡単に乳児を入浴させることができる
ようにすると共に、親自身も乳児に煩わされることなく
自分の体を洗うことができるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、乳児が入れら
れる容器と、この容器の背部において容器と結合される
フックとを備えた入浴用乳児イスにおいて、フックが、
浴槽の縁部に装着可能であるように構成したものであ
る。ここで、容器はフックに着脱可能な構造で結合さ
れ、かつ、容器をフックに結合したときのフックに対す
る容器の高さが調整可能であるように構成するのが好適
である。また、容器の前部に手すりを設け、この手すり
の中央付近の高さが両サイドより高くするのが望まし
い。更に、フックの構造として、前面板と後部補助板と
固定手段とを用い、該固定手段により前面板及び後部補
助板の上部を固定する構造を採用することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図3を参
照して以下に説明する。図1は乳児を入れる容器1を、
図2はフック5をそれぞれ表し、この容器1にフック5
を取付けることにより入浴用乳児イスが構成される。な
お、この取付けは、図3に示されるように、容器1の背
部2に設けられている2枚のツメ3を、フック5に形成
されている横溝6に差し込むと共に、容器1の背部の下
方に形成されている孔4を通してネジ9をフック5の縦
溝7に締めることにより行う。ここで、横溝6は、図2
の(a)に示されるようにフックの縦方向に複数段設け
られているので、この乳児イスを浴槽12に取りつけた
ときの乳児イスの座面の高さを、浴槽内の湯面の高さに
応じて調節することができる。
【0006】また、この乳児イスの浴槽への取付けは、
図3及び図2に示されるように、フックに設けられた孔
10を通してボルト11を締めつけることにより行わ
れ、浴槽の縁の幅が変わっても対応できるように構成さ
れている。なお、以上に説明した構造では、容器1の前
部2’に乳児を入れた時に足を出せるように孔8を設け
ているが、この孔を設けない構造にしてもよい。更に、
図3においては、ネジ9を縦溝7に締めた際にネジ9の
頭部が乳児の体に当たらないように孔4の深さを大きめ
に設定している。
【0007】本実施例の乳児イスは、以上のように構成
されているので、乳児を安全に浴槽に浸すことができ、
親の両手が自由になるので自分自身の体を洗う等の動作
を楽に行うことができる。また、容器1が浴室の洗い場
側に位置するように乳児イスを浴槽の反対側に取りつけ
ることにより、乳児の手足を楽に洗うこともできる。
【0008】次に、本発明の別の実施例について、図4
〜図8を参照して説明する。図4及び図5は、かかる実
施例における乳児を入れるための容器を説明する図であ
り、この容器の座面の中央付近にはループ状のベルト部
材58の一端が固定されている。また、このループの中
をベルト59が通されており、その両端は、それぞれ座
面の奥の両サイドに固定されている。そして、この容器
を使用する時は、乳児の両脚を図におけるベルト部材5
9の下側を通してバックル60を締めることにより、乳
児の下半身をこの容器内に安定して固定することができ
る。なお、座面の下部には、図5の〔2〕に示されるよ
うに、55〜57からなる傾き調整機構と、支持脚54
が設けられている。更に、この容器の背部には、この容
器をフックに取りつけるための水平バーが支持脚52を
介して固定されている。
【0009】図6は、以上に説明した容器を浴槽に取り
つけるためのフックを表し、14は前面板、16は後部
補助板である。そして、図7は、このフックを浴槽の縁
部に装着した場合の断面図を示し、21は浴槽の縁部の
断面である。この図において、前面板の上辺部材15に
はネジ22が植設されており、このネジ22を後部補助
板の上辺部材20に形成されている長孔18を通してナ
ット19により締めることにより、上辺部材15及び2
0が強く圧接されてフックが浴槽の縁部に強固に固定さ
れる。このようにネジ22を長孔18を通してナット1
9で締めるようにしているので、浴槽の縁部の幅Dが大
きい場合にも柔軟に対応できる。また、これらの図6及
び図7には明示されていないが、上辺部材15の上面に
は合成ゴムの薄いラバーが貼着されているので、ナット
19をネジ22に締めたときのこれらの両部材の圧接力
がより強められている。
【0010】以上のような構造において、前面板14の
両サイドに形成されている引っ掛け部13に前述の容器
の水平バー51を引っ掛けることにより、容器がフック
に安定して取りつけられる。ここで、図5の〔2〕に示
されている傾き調整機構55〜57は、56及び57か
らなるネジ部分が図のように矢印の方向に進退可能に構
成されているので、容器をフックに取りつけたときの座
面の傾きを自由に調整でき、更に、図7において示され
る浴槽の縁部の内側の傾斜の度合いが異なる浴槽に対し
ても柔軟に対応することができる。
【0011】なお、図4及び図5に示される容器におい
て、その前部に設けられている手すり53は、中央付近
が両サイドよりも高くなるように構成されているが、こ
れは、この乳児イスを実際に試用したところ、この手す
りが低い場合には、乳児が上体を前方に乗り出して浴槽
内のお湯を飲む場合が生じたので、これを防止するため
である。また、この実施例では、手すりの両端が容器の
両端に固着される構造を採用しているが、これに代え、
手すりの一方の端を回転可能な構造で容器の一方の端に
取付け、手すりの他方の端を容器の他方の端に着脱自在
な構造で取りつけることにより、乳児を容器内に入れる
際に手すりを開閉できる構造としてもよい。更に、この
実施例の容器では、乳児の下半身を固定するための手段
として、中央付近に固定されたベルト58と左右方向に
張られたベルト59とを使用しているが、中央のベルト
58を省略して左右方向に張られたベルト59のみによ
り両脚の付け根付近をしっかり固定する方法を用いても
よい。
【0012】また、以上の図6及び図7に示したフック
は、長孔が1個設けられているのみであるが、図8に示
すように2個の長孔を設けてもよい。更に、前述の如
く、上辺部材15の上面には圧接力を強めるための合成
ゴムのラバーが貼着されているが、上辺部材20の下面
に同様のラバーを設けてもよい。そして、このラバーの
材質も必ずしも合成ゴムに限る必要は無く、圧接力を増
大させうるものを適宜採用することができる。更に、図
4〜図8に説明した実施例では、容器を水平バーによっ
てフックに取りつけるようにしているが、このような取
付け方法に限らず、簡単に脱着出来る様々な他の異なる
構造を採用することが可能である。なお、以上の各実施
例の乳児イスを構成する具体的材質としては、例えば、
プラスチックを用いることができる。
【0013】最後に、乳児を入れる容器と浴槽の縁部に
装着されるフックとを一体化することにより構造を単純
化した構成例について、図9を参照して説明する。この
図において、フック60は、支持脚63、64を介して
容器50に固定されており、後部に形成されているネジ
孔62を通してネジ61を浴槽12に圧接することによ
り、乳児イスが浴槽の縁部に装着される。
【0014】以上、本発明の各種の実施例について説明
したが、本発明は、勿論、これらの実施例に限定される
ものではなく、本発明の技術思想の範囲で様々な構造的
改変を施した構成例を実施することが可能であり、本願
特許請求の範囲記載の発明は、かかる構成例を当然に包
含するものである。
【0015】
【発明の効果】入浴の際に乳児をイスに安定に拘束固定
しておくことができ、入浴時の親の労力が大幅に軽減さ
れる。また、イスを浴槽の縁に取りつける場合、浴槽の
縁幅の変化、浴槽の縁部の内側の傾斜の度合いの変化、
及び浴槽内の湯量の変化に対しても、これらの変化に応
じて常に最善の取付け位置・状態を選択することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における容器を示す図である。
【図2】同実施例におけるフックを示す図である。
【図3】同実施例の使用状態を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例における容器を示す図であ
る。
【図5】同容器の正面図及び側面図を示す図である。
【図6】同実施例におけるフックを示す図である。
【図7】同フックを浴槽の縁部に装着した状態を説明す
る図である。
【図8】同実施例におけるフックの他の構成例を示す図
である。
【図9】本発明に基づく別の構成例を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1,50…容器、 5,60…フック、 12
…浴槽、51…水平バー、 55,56,5
7…傾き調整機構、53…手すり、 58,5
9…ベルト、 60…バックル、21…浴槽の縁
部、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳児が入れられる容器と、この容器の背
    部において容器と結合されるフックとを備え、かつ、該
    フックは、浴槽の縁部に装着可能であることを特徴とす
    る入浴用乳児イス。
  2. 【請求項2】 容器はフックに着脱可能な構造で結合さ
    れ、かつ、容器をフックに結合したときのフックに対す
    る容器の高さが調整可能であることを特徴とする請求項
    1記載の入浴用乳児イス。
  3. 【請求項3】 容器は、前部に手すりを備え、かつ、該
    手すりは、その中央付近の高さが両サイドより高くなっ
    ていることにより、乳児が湯を飲む動作を防止するもの
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の入浴用乳
    児イス。
  4. 【請求項4】 フックは、前面板と後部補助板と固定手
    段とを備え、かつ、該固定手段は、前面板及び後部補助
    板を、これらの板の上部において固定するものであるこ
    とを特徴とする請求項1、2、又は3記載の入浴用乳児
    イス。
JP10134648A 1997-08-19 1998-04-28 入浴用乳児イス Pending JPH11123152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10134648A JPH11123152A (ja) 1997-08-19 1998-04-28 入浴用乳児イス

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25922597 1997-08-19
JP9-259225 1997-08-19
JP10134648A JPH11123152A (ja) 1997-08-19 1998-04-28 入浴用乳児イス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11123152A true JPH11123152A (ja) 1999-05-11

Family

ID=26468699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10134648A Pending JPH11123152A (ja) 1997-08-19 1998-04-28 入浴用乳児イス

Country Status (1)

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JP (1) JPH11123152A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2406271A (en) * 2002-07-01 2005-03-30 Cosco Man Inc Baby bath seat with hanger
US7058995B2 (en) 2001-07-03 2006-06-13 Cosco Management, Inc. Baby bath seat with hanger
US7243380B2 (en) * 2002-10-22 2007-07-17 The First Years Inc. Securing bath seats
US8898825B2 (en) 2001-07-03 2014-12-02 Cosco Management, Inc. Baby bath seat with hanger

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7058995B2 (en) 2001-07-03 2006-06-13 Cosco Management, Inc. Baby bath seat with hanger
US8898825B2 (en) 2001-07-03 2014-12-02 Cosco Management, Inc. Baby bath seat with hanger
GB2406271A (en) * 2002-07-01 2005-03-30 Cosco Man Inc Baby bath seat with hanger
US7243380B2 (en) * 2002-10-22 2007-07-17 The First Years Inc. Securing bath seats

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