JPH11122563A - 画像信号出力装置およびプリンタ装置 - Google Patents
画像信号出力装置およびプリンタ装置Info
- Publication number
- JPH11122563A JPH11122563A JP9277514A JP27751497A JPH11122563A JP H11122563 A JPH11122563 A JP H11122563A JP 9277514 A JP9277514 A JP 9277514A JP 27751497 A JP27751497 A JP 27751497A JP H11122563 A JPH11122563 A JP H11122563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- printer
- standard
- ieee
- image signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】プリンタ出力のために必要な最低ピン数に対し
て新規な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネ
クタを利用して(すなわち通常のスイッチ操作とは異な
る手段を用いて)スレイブモード等の特殊モードの設定
を可能にする等。 【解決手段】IEEE-1284B規格コネクタまたは該IEEE-128
4B規格コネクタに電気的な対応関係を持ったIEEE-1284B
規格準拠コネクタであるコネクタ手段(45)を有するプリ
ンタ装置(40)に接続するための接続手段(58)を備えてな
る画像信号出力装置(50)であって、少なくとも上記IEEE
-1284B規格におけるPError信号、およびPeripheral Log
ic High 信号の状態を認識する認識手段を有し、上記2
信号の状態の組合わせに対応して定義される4状態に関
し、(PError,Peripheral LogicHigh )=(H,L)
の状態を、他の3状態とは異なる第4の正常状態である
と認識することを特徴とするもの等。
て新規な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネ
クタを利用して(すなわち通常のスイッチ操作とは異な
る手段を用いて)スレイブモード等の特殊モードの設定
を可能にする等。 【解決手段】IEEE-1284B規格コネクタまたは該IEEE-128
4B規格コネクタに電気的な対応関係を持ったIEEE-1284B
規格準拠コネクタであるコネクタ手段(45)を有するプリ
ンタ装置(40)に接続するための接続手段(58)を備えてな
る画像信号出力装置(50)であって、少なくとも上記IEEE
-1284B規格におけるPError信号、およびPeripheral Log
ic High 信号の状態を認識する認識手段を有し、上記2
信号の状態の組合わせに対応して定義される4状態に関
し、(PError,Peripheral LogicHigh )=(H,L)
の状態を、他の3状態とは異なる第4の正常状態である
と認識することを特徴とするもの等。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルカメラ
等からの画像信号を、印刷等を行なうべくプリンタ装置
に出力するための画像信号出力装置、およびこの画像信
号出力装置からの画像信号を受けて印刷を行なうプリン
タ装置に関する。
等からの画像信号を、印刷等を行なうべくプリンタ装置
に出力するための画像信号出力装置、およびこの画像信
号出力装置からの画像信号を受けて印刷を行なうプリン
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ディジタルカメラと呼ばれる電子撮
像装置が普及しつつある。このディジタルカメラは、被
写体の画像をディジタルデータとして記録し、自己が有
する再生機能を用いて内蔵する液晶ディスプレイや外部
のテレビジョンモニタ等により画像を再生表示したり、
パーソナルコンピュータ(以下PCと略称する)に画像
を入力する装置として利用されている。また、画像を写
真としてプリントする場合には、いわゆるビデオプリン
タを用いて印刷する場合やPCに入力した画像をPC用
プリンタで印刷するのが一般的である。
像装置が普及しつつある。このディジタルカメラは、被
写体の画像をディジタルデータとして記録し、自己が有
する再生機能を用いて内蔵する液晶ディスプレイや外部
のテレビジョンモニタ等により画像を再生表示したり、
パーソナルコンピュータ(以下PCと略称する)に画像
を入力する装置として利用されている。また、画像を写
真としてプリントする場合には、いわゆるビデオプリン
タを用いて印刷する場合やPCに入力した画像をPC用
プリンタで印刷するのが一般的である。
【0003】PC用プリンタのうち、現在、最も普及し
ているDOS/V(WINDOWS)対応型と称するものは、一般にセ
ントロニクスコネクタ(セントロニクスインタ−フェ−
ス)と呼ばれるコネクタを有している。これは、図5の
(a)(b)(c)に示すような外観を有し、かつ図6
に示すような電気的制御仕様を有するものであって、IE
EE規格の-1284Bで規定されている。なお上記規格の電気
的制御仕様は、規格拡張の関係で複数の種類があるが、
本明細書中ではそのうち最も基本的な仕様、すなわち従
来から使用されており最も普及している「Compatible」
仕様を前提とする。
ているDOS/V(WINDOWS)対応型と称するものは、一般にセ
ントロニクスコネクタ(セントロニクスインタ−フェ−
ス)と呼ばれるコネクタを有している。これは、図5の
(a)(b)(c)に示すような外観を有し、かつ図6
に示すような電気的制御仕様を有するものであって、IE
EE規格の-1284Bで規定されている。なお上記規格の電気
的制御仕様は、規格拡張の関係で複数の種類があるが、
本明細書中ではそのうち最も基本的な仕様、すなわち従
来から使用されており最も普及している「Compatible」
仕様を前提とする。
【0004】ところで上記IEEE-1284B規格コネクタは、
図6から分かるように、未使用ピンが4本(「15」
「33」「34][35」)あり、また「グラウンド」
に多くのピンが割り当てられている冗長性がある。この
ため、未使用ピンを削除したり実用上十分な限りいくつ
かの「グラウンド」をまとめることで、電気的には十分
な機能を果たせる場合も多い。
図6から分かるように、未使用ピンが4本(「15」
「33」「34][35」)あり、また「グラウンド」
に多くのピンが割り当てられている冗長性がある。この
ため、未使用ピンを削除したり実用上十分な限りいくつ
かの「グラウンド」をまとめることで、電気的には十分
な機能を果たせる場合も多い。
【0005】このような観点から、図7の(a)に示す
ような変換ケーブルの使用を前提として、図7の(b)
に示すような比較的小型のコネクタを有するプリンタも
存在する。このようなコネクタをIEEE-1284B規格準拠コ
ネクタとする。
ような変換ケーブルの使用を前提として、図7の(b)
に示すような比較的小型のコネクタを有するプリンタも
存在する。このようなコネクタをIEEE-1284B規格準拠コ
ネクタとする。
【0006】以下、説明を簡単にするために、IEEE-128
4B規格コネクタおよびIEEE-1284B規格準拠コネクタを総
合してプリンタコネクタと呼ぶことにする。一方、近年
ディジタルカメラの普及に伴い、カメラとPC用プリン
タとを、ケーブル等で直接接続し、PCを介さずに印刷
するいわゆるダイレクトプリントが行なわれるようにな
ってきた。この場合、印刷を高速に実行するには、上記
プリンタコネクタを用いるのが好都合である。すなわち
カメラ側にもこれに対応したIEEE-1284B規格準拠(ただ
し、形状に関しては通常超小型化が必要)のプリンタ出
力コネクタを配備し、プリンタのプリンタコネクタに変
換ケーブルを用いて接続し得るように構成し、カメラに
プリンタドライバを内蔵させれば良い。
4B規格コネクタおよびIEEE-1284B規格準拠コネクタを総
合してプリンタコネクタと呼ぶことにする。一方、近年
ディジタルカメラの普及に伴い、カメラとPC用プリン
タとを、ケーブル等で直接接続し、PCを介さずに印刷
するいわゆるダイレクトプリントが行なわれるようにな
ってきた。この場合、印刷を高速に実行するには、上記
プリンタコネクタを用いるのが好都合である。すなわち
カメラ側にもこれに対応したIEEE-1284B規格準拠(ただ
し、形状に関しては通常超小型化が必要)のプリンタ出
力コネクタを配備し、プリンタのプリンタコネクタに変
換ケーブルを用いて接続し得るように構成し、カメラに
プリンタドライバを内蔵させれば良い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】カメラの動作には、通
常の撮影、再生、印刷出力等の通常動作の他に、遠隔操
作(リモコン)や、工場における製造時あるいは修理保
守等のサービス実施時に調整やチェックを行なう目的
で、外部に接続したPC等のコントローラから制御を行
なう場合など、外部機器の制御下で所要機能を発揮させ
るいわゆるスレイブモード動作がある。ところがこのモ
ードは換言すれば自己の制御が不能になるモードでもあ
るため、その設定操作は通常のスイッチ等の操作以外の
特殊手段で行なわれることが望ましい。その一手段とし
て、外部接続用のコネクタにその機能を求めることが考
えられる。しかし上記目的のために、新規なコネクタを
設けたり、既存のコネクタのピンを追加したりすること
は、機器の小型化の妨げになるという問題があった。
常の撮影、再生、印刷出力等の通常動作の他に、遠隔操
作(リモコン)や、工場における製造時あるいは修理保
守等のサービス実施時に調整やチェックを行なう目的
で、外部に接続したPC等のコントローラから制御を行
なう場合など、外部機器の制御下で所要機能を発揮させ
るいわゆるスレイブモード動作がある。ところがこのモ
ードは換言すれば自己の制御が不能になるモードでもあ
るため、その設定操作は通常のスイッチ等の操作以外の
特殊手段で行なわれることが望ましい。その一手段とし
て、外部接続用のコネクタにその機能を求めることが考
えられる。しかし上記目的のために、新規なコネクタを
設けたり、既存のコネクタのピンを追加したりすること
は、機器の小型化の妨げになるという問題があった。
【0008】ところで、ディジタルカメラでは、一般の
動画用ビデオカメラとは異なり、高画質の静止画を得る
ために静止画専用の撮像素子駆動を行なう場合が多い。
そこで撮影準備中の被写体像の同時モニター機能を実現
するためには、撮像素子の出力から得られる間欠的静止
画像出力に基づいて動画出力を構成するための動画変換
装置を必要とする場合があった。かかる装置を、カメラ
とコネクタを介して接続されるアダプタ装置として実現
する場合には、そのための接続手段として専用コネクタ
が必要になる。しかるに、このような専用コネクタを設
けることは、機器の小型化の妨げになるという問題があ
った。
動画用ビデオカメラとは異なり、高画質の静止画を得る
ために静止画専用の撮像素子駆動を行なう場合が多い。
そこで撮影準備中の被写体像の同時モニター機能を実現
するためには、撮像素子の出力から得られる間欠的静止
画像出力に基づいて動画出力を構成するための動画変換
装置を必要とする場合があった。かかる装置を、カメラ
とコネクタを介して接続されるアダプタ装置として実現
する場合には、そのための接続手段として専用コネクタ
が必要になる。しかるに、このような専用コネクタを設
けることは、機器の小型化の妨げになるという問題があ
った。
【0009】又、上記ダイレクトプリント用のケーブル
に断線等の接続障害があっても、これを認識する手段が
なかったため、印刷不能な状況であるにも拘わらず印刷
動作を実行してしまい、電力や時間を無駄に消費してし
まうという問題があった。
に断線等の接続障害があっても、これを認識する手段が
なかったため、印刷不能な状況であるにも拘わらず印刷
動作を実行してしまい、電力や時間を無駄に消費してし
まうという問題があった。
【0010】本発明の目的の一つは、プリンタ出力のた
めに必要な最低ピン数に対して新規な追加を発生させる
ことなく、プリンタ出力コネクタを利用して(すなわち
通常のスイッチ操作とは異なる手段を用いて)スレイブ
モード等の特殊モードの設定を可能にすることにある。
めに必要な最低ピン数に対して新規な追加を発生させる
ことなく、プリンタ出力コネクタを利用して(すなわち
通常のスイッチ操作とは異なる手段を用いて)スレイブ
モード等の特殊モードの設定を可能にすることにある。
【0011】また本発明の目的の一つは、動画変換装置
等のアダプタ装置の接続にあたり、プリンタ出力コネク
タを利用して(すなわち新たな専用コネクタを設けるこ
となく)簡単に接続できる接続手段を実現することにあ
る。
等のアダプタ装置の接続にあたり、プリンタ出力コネク
タを利用して(すなわち新たな専用コネクタを設けるこ
となく)簡単に接続できる接続手段を実現することにあ
る。
【0012】また本発明の目的の一つは、ケーブル断線
等のプリンタコネクタ系統に接続障害があった場合、こ
れを認識してたとえば警告表示等を行なうことにより、
印刷実行時の電力や時間の無駄な消費を防止することに
ある。
等のプリンタコネクタ系統に接続障害があった場合、こ
れを認識してたとえば警告表示等を行なうことにより、
印刷実行時の電力や時間の無駄な消費を防止することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の画像信号出力装置およびプリ
ンタ装置は以下に示す如く構成されている。 (1)本発明の画像信号出力装置は、IEEE-1284B規格コ
ネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電気的な対応
関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタであるコネク
タ手段を有するプリンタ装置に接続するための接続手段
を備えてなる画像信号出力装置であって、少なくとも、
上記IEEE-1284B規格におけるPError信号およびPeripher
al LogicHigh 信号の状態を認識する認識手段を有し、
上記2信号の状態の組合わせに対応して定義される4状
態に関し、(PError,Peripheral Logic High )=
(H,L)の状態を、他の3状態とは異なる第4の正常
状態であると認識することを特徴としている。 (2)本発明の画像信号出力装置は、上記(1)に記載
の装置であって、第4の正常状態を認識した場合は、自
己の動作モードをスレイブモードに設定する手段を備え
たことを特徴としている。 (3)本発明の画像信号出力装置は、IEEE-1284B規格コ
ネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電気的な対応
関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタであるコネク
タ手段を有するプリンタ装置に接続するための接続手段
を備えてなる画像信号出力装置であって、少なくとも、
上記IEEE-1284B規格におけるPError信号およびPeripher
al LogicHigh 信号の状態を認識する認識手段を有し、
上記認識手段により、(PError,Peripheral Logic Hig
h )=(H,L)の状態を認識した場合には、自己の動
作モードを、上記接続手段を介してプリンタ印刷用とは
異なる態様の画像信号を出力可能な動作モードに設定す
るようにしたことを特徴としている。 (4)本発明のプリンタ装置は、IEEE-1284B規格コネク
タまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電気的な対応関係
を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタであるコネクタ手
段を有するプリンタ装置であって、上記コネクタ手段を
介して入力される特定のコマンドに応答して、 上記IE
EE-1284B規格におけるPError信号の状態設定を行なわせ
る手段を備えたことを特徴としている。 (5)本発明の画像信号出力装置は、前記(4)に記載
のプリンタ装置に接続するための接続手段を有する画像
信号出力装置あって、上記接続手段を介して上記PError
信号の状態設定を行なうためのコマンドを出力すること
により、上記プリンタ装置との間の接続を確認する接続
確認手段を備えたことを特徴としている。 (6)本発明の画像信号出力装置は、上記(5)に記載
の装置であって、接続確認手段による確認結果が不良で
あった場合には、警告表示を行なうことを特徴としてい
る。 (7)本発明のプリンタ装置は、上記(4)に記載の装
置であって、前記(5)に記載の接続確認手段による確
認結果が不良であった場合には、警告表示を行なうこと
を特徴としている。
達成するために、本発明の画像信号出力装置およびプリ
ンタ装置は以下に示す如く構成されている。 (1)本発明の画像信号出力装置は、IEEE-1284B規格コ
ネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電気的な対応
関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタであるコネク
タ手段を有するプリンタ装置に接続するための接続手段
を備えてなる画像信号出力装置であって、少なくとも、
上記IEEE-1284B規格におけるPError信号およびPeripher
al LogicHigh 信号の状態を認識する認識手段を有し、
上記2信号の状態の組合わせに対応して定義される4状
態に関し、(PError,Peripheral Logic High )=
(H,L)の状態を、他の3状態とは異なる第4の正常
状態であると認識することを特徴としている。 (2)本発明の画像信号出力装置は、上記(1)に記載
の装置であって、第4の正常状態を認識した場合は、自
己の動作モードをスレイブモードに設定する手段を備え
たことを特徴としている。 (3)本発明の画像信号出力装置は、IEEE-1284B規格コ
ネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電気的な対応
関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタであるコネク
タ手段を有するプリンタ装置に接続するための接続手段
を備えてなる画像信号出力装置であって、少なくとも、
上記IEEE-1284B規格におけるPError信号およびPeripher
al LogicHigh 信号の状態を認識する認識手段を有し、
上記認識手段により、(PError,Peripheral Logic Hig
h )=(H,L)の状態を認識した場合には、自己の動
作モードを、上記接続手段を介してプリンタ印刷用とは
異なる態様の画像信号を出力可能な動作モードに設定す
るようにしたことを特徴としている。 (4)本発明のプリンタ装置は、IEEE-1284B規格コネク
タまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電気的な対応関係
を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタであるコネクタ手
段を有するプリンタ装置であって、上記コネクタ手段を
介して入力される特定のコマンドに応答して、 上記IE
EE-1284B規格におけるPError信号の状態設定を行なわせ
る手段を備えたことを特徴としている。 (5)本発明の画像信号出力装置は、前記(4)に記載
のプリンタ装置に接続するための接続手段を有する画像
信号出力装置あって、上記接続手段を介して上記PError
信号の状態設定を行なうためのコマンドを出力すること
により、上記プリンタ装置との間の接続を確認する接続
確認手段を備えたことを特徴としている。 (6)本発明の画像信号出力装置は、上記(5)に記載
の装置であって、接続確認手段による確認結果が不良で
あった場合には、警告表示を行なうことを特徴としてい
る。 (7)本発明のプリンタ装置は、上記(4)に記載の装
置であって、前記(5)に記載の接続確認手段による確
認結果が不良であった場合には、警告表示を行なうこと
を特徴としている。
【0014】
(第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係るプ
リンタ装置40の内部構成を示すブロック図である。こ
のプリンタ装置40全体の制御は、マイクロコンピュー
タ41によってなされる。プリント機能はマイクロコン
ピュータ41による制御に基づいて、CPUバスを介し
て接続されている印刷制御部42が行なう。プリンタ本
体が、例えば熱転写プリンタである場合には、上記印刷
制御部42には、給排紙機能、インクシート送り機能、
サーマルヘッドのドライブ機能、等の各種機能が含まれ
る。
リンタ装置40の内部構成を示すブロック図である。こ
のプリンタ装置40全体の制御は、マイクロコンピュー
タ41によってなされる。プリント機能はマイクロコン
ピュータ41による制御に基づいて、CPUバスを介し
て接続されている印刷制御部42が行なう。プリンタ本
体が、例えば熱転写プリンタである場合には、上記印刷
制御部42には、給排紙機能、インクシート送り機能、
サーマルヘッドのドライブ機能、等の各種機能が含まれ
る。
【0015】CPUバスには、更にメモリ43が接続さ
れていると共に、インターフェース回路44を介してプ
リンタコネクタ45が接続されている。上記インターフ
ェース回路44は、後述する注目信号に関して、図4に
示すインターフェース回路を有している。またプリンタ
コネクタ45は、前記IEEE-1284B規格準拠コネクタであ
る。
れていると共に、インターフェース回路44を介してプ
リンタコネクタ45が接続されている。上記インターフ
ェース回路44は、後述する注目信号に関して、図4に
示すインターフェース回路を有している。またプリンタ
コネクタ45は、前記IEEE-1284B規格準拠コネクタであ
る。
【0016】操作パネル46はマイクロコンピュータ4
1に接続されており、スイッチ等による手動操作入力、
およびLEDやLCDによる表示等を行なう。プリンタ
コネクタ45から入力された画像信号は、一旦メモリ4
3に記憶された後、マイクロコンピュータ41によって
所定の画像処理を行なわれつつ、印刷制御部42に送ら
れて印刷される。
1に接続されており、スイッチ等による手動操作入力、
およびLEDやLCDによる表示等を行なう。プリンタ
コネクタ45から入力された画像信号は、一旦メモリ4
3に記憶された後、マイクロコンピュータ41によって
所定の画像処理を行なわれつつ、印刷制御部42に送ら
れて印刷される。
【0017】図2は本発明の第1実施形態に係るディジ
タルカメラ50の内部構成を示すブロック図である。こ
のディジタルカメラ50は、プリンタ装置40へ画像信
号を出力する機能を有している。ディジタルカメラ50
全体の制御は、マイクロコンピュータ51によってなさ
れる。
タルカメラ50の内部構成を示すブロック図である。こ
のディジタルカメラ50は、プリンタ装置40へ画像信
号を出力する機能を有している。ディジタルカメラ50
全体の制御は、マイクロコンピュータ51によってなさ
れる。
【0018】画像記録に際し、レンズ部52によって結
像した被写体の光学像は、撮像部53によって光電変換
され且つA/ D変換されて、ディジタルデータとしてメ
モリ54に一旦記憶される。しかるのち、マイクロコン
ピュータ51によって、撮像信号処理(色分離、γ補
正、色補正等の各種補正など)と、記録信号処理(圧縮
処理、符号長制御処理など)とを施されてから、録再メ
ディアインターフェース55に送られ、メモリカード,
フロッピィディスク等の記録メディアに記録される。
像した被写体の光学像は、撮像部53によって光電変換
され且つA/ D変換されて、ディジタルデータとしてメ
モリ54に一旦記憶される。しかるのち、マイクロコン
ピュータ51によって、撮像信号処理(色分離、γ補
正、色補正等の各種補正など)と、記録信号処理(圧縮
処理、符号長制御処理など)とを施されてから、録再メ
ディアインターフェース55に送られ、メモリカード,
フロッピィディスク等の記録メディアに記録される。
【0019】また画像再生に際し、録再メディアインタ
ーフェース55が記録メディアから読み出したデータ
は、マイクロコンピュータ51によって再生信号処理
(伸張処理など)が行なわれてメモリ54に展開され、
さらにLCD表示用のデータに変換されものがLCD表
示部56に転送され表示される。
ーフェース55が記録メディアから読み出したデータ
は、マイクロコンピュータ51によって再生信号処理
(伸張処理など)が行なわれてメモリ54に展開され、
さらにLCD表示用のデータに変換されものがLCD表
示部56に転送され表示される。
【0020】印刷を行なう場合には、印刷用データに変
換されたものが、インターフェース回路57を経由して
プリンタ出力コネクタ58に出力される。プリンタ出力
コネクタ58は、前記IEEE-1284B規格準拠コネクタであ
って、特に超小型のものである。なお、インターフェー
ス回路57は、後に述べる注目信号に関して、図4に示
すインターフェース回路を有している。
換されたものが、インターフェース回路57を経由して
プリンタ出力コネクタ58に出力される。プリンタ出力
コネクタ58は、前記IEEE-1284B規格準拠コネクタであ
って、特に超小型のものである。なお、インターフェー
ス回路57は、後に述べる注目信号に関して、図4に示
すインターフェース回路を有している。
【0021】操作パネル59はマイクロコンピュータ5
1に接続されており、スイッチ等による手動操作入力、
およびLEDやLCDによる表示等を行なう。ダイレク
トプリントに際しては、ディジタルカメラ50のプリン
タ出力コネクタ58と、プリンタ装置40のプリンタコ
ネクタ45とが、図示しない接続ケーブルによって接続
される。そして、ディジタルカメラ50の操作パネル5
9を操作することで所要の印刷が実行される。
1に接続されており、スイッチ等による手動操作入力、
およびLEDやLCDによる表示等を行なう。ダイレク
トプリントに際しては、ディジタルカメラ50のプリン
タ出力コネクタ58と、プリンタ装置40のプリンタコ
ネクタ45とが、図示しない接続ケーブルによって接続
される。そして、ディジタルカメラ50の操作パネル5
9を操作することで所要の印刷が実行される。
【0022】ここで、前記IEEE-1284B規格の各信号の中
で、本発明が注目し利用している二つの信号についての
定義を詳述すると図3に示す通りとなる。ただし「ケー
ス1〜4」とは、ここでの説明の便宜上付番したもので
あり、PLHは、PeripheralLogic High を略記したも
のである。
で、本発明が注目し利用している二つの信号についての
定義を詳述すると図3に示す通りとなる。ただし「ケー
ス1〜4」とは、ここでの説明の便宜上付番したもので
あり、PLHは、PeripheralLogic High を略記したも
のである。
【0023】すなわち、「ケース1」はプリンタ装置4
0が正常に使用可能である状態にあり、「ケース2」は
何も接続されてないかプリンタ装置40が電源オフのた
めに使用できない状態にあることを示し、「ケース3」
はプリンタ装置40は本来使用可能な状態にセットされ
ているが、例えば用紙やインクの不足あるいは用紙詰ま
り等、特定の原因により現在は使用できない状態になっ
ていることを示している。
0が正常に使用可能である状態にあり、「ケース2」は
何も接続されてないかプリンタ装置40が電源オフのた
めに使用できない状態にあることを示し、「ケース3」
はプリンタ装置40は本来使用可能な状態にセットされ
ているが、例えば用紙やインクの不足あるいは用紙詰ま
り等、特定の原因により現在は使用できない状態になっ
ていることを示している。
【0024】ところが「ケース4」は図示の如く何も定
義されていない。これは通常プリンタのPLH端子は図
1に示したプリンタ装置40のものと同様に電源にプル
アップされており、PError信号がHであるからには、少
なくとも電源オン状態のプリンタが接続されている訳で
あり、PLH=Lは有り得ないからである。したがっ
て、従来の装置に於いては、「ケース4」を仮に認識し
ても、これを異常な状態と判断して無視するか、所定の
エラー処理を行なっていた。
義されていない。これは通常プリンタのPLH端子は図
1に示したプリンタ装置40のものと同様に電源にプル
アップされており、PError信号がHであるからには、少
なくとも電源オン状態のプリンタが接続されている訳で
あり、PLH=Lは有り得ないからである。したがっ
て、従来の装置に於いては、「ケース4」を仮に認識し
ても、これを異常な状態と判断して無視するか、所定の
エラー処理を行なっていた。
【0025】本実施形態のカメラ50はこの点を利用し
たモード制御を行なう。すなわち、マイクロコンピュー
タ51によって上記「ケース4」が認識された場合に
は、これは専用のコントローラかもしくはPCを利用し
たコントローラが接続されたものとみなし、自らの動作
モードをスレイブモードに設定する。すなわちインター
フェース回路57はデータ端子に関しては双方向に構成
して有り、「ケース4」が認識された場合には、プリン
タ出力コネクタ58を介してコントローラからのコマン
ドを受け取り、実行するモードに制御モードを切り換え
るようになっている。従ってコントローラは、PError信
号、PLH信号に対して上記「ケース4」の設定を行な
うことで、これ以後はカメラ50を制御できるようにな
る。
たモード制御を行なう。すなわち、マイクロコンピュー
タ51によって上記「ケース4」が認識された場合に
は、これは専用のコントローラかもしくはPCを利用し
たコントローラが接続されたものとみなし、自らの動作
モードをスレイブモードに設定する。すなわちインター
フェース回路57はデータ端子に関しては双方向に構成
して有り、「ケース4」が認識された場合には、プリン
タ出力コネクタ58を介してコントローラからのコマン
ドを受け取り、実行するモードに制御モードを切り換え
るようになっている。従ってコントローラは、PError信
号、PLH信号に対して上記「ケース4」の設定を行な
うことで、これ以後はカメラ50を制御できるようにな
る。
【0026】以上のような構成により、コネクタピンに
新規な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネク
タ58を利用し(すなわち通常のスイッチ操作とは異な
る)スレイブモードという特殊モードの設定が可能とな
っている。
新規な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネク
タ58を利用し(すなわち通常のスイッチ操作とは異な
る)スレイブモードという特殊モードの設定が可能とな
っている。
【0027】なお、本実施形態の変形例としては、コン
トローラからのコマンド入力は必ずしもコネクタ58を
介する必要はなく、カメラが持つ別のインターフェース
を利用しても良い。例えばRS232C等のシリアルインター
フェースや、IRDA等の赤外線によるものでも良い。この
場合はコネクタ58に対しては上記注目の2信号だけを
与えれば良いので、例えばPError信号ピンが例えばnStr
obe 信号(Lアクティブなので通常はH出力)などに短
絡され、かつ他のピンが開放のコネクタプラグ(図示せ
ず)を準備し、これをプリンタ出力コネクタ58に結合
することでスレイブモードに入るようにする。
トローラからのコマンド入力は必ずしもコネクタ58を
介する必要はなく、カメラが持つ別のインターフェース
を利用しても良い。例えばRS232C等のシリアルインター
フェースや、IRDA等の赤外線によるものでも良い。この
場合はコネクタ58に対しては上記注目の2信号だけを
与えれば良いので、例えばPError信号ピンが例えばnStr
obe 信号(Lアクティブなので通常はH出力)などに短
絡され、かつ他のピンが開放のコネクタプラグ(図示せ
ず)を準備し、これをプリンタ出力コネクタ58に結合
することでスレイブモードに入るようにする。
【0028】次に本実施形態のカメラ50の動画変換ア
ダプタへの対応について説明する。本カメラ50は、図
3における上記「ケース2」を認識した場合、印刷用の
データではなく、撮像部53から出力されマイクロコン
ピュータ51によって前記撮像信号処理が施された段階
のデータを、さらにマイクロコンピュータ51によって
該アダプタで必要な解像度に合わせて間引いた「アダプ
タ用データ」を得、これをプリンタ出力コネクタ58に
出力するようになっている。
ダプタへの対応について説明する。本カメラ50は、図
3における上記「ケース2」を認識した場合、印刷用の
データではなく、撮像部53から出力されマイクロコン
ピュータ51によって前記撮像信号処理が施された段階
のデータを、さらにマイクロコンピュータ51によって
該アダプタで必要な解像度に合わせて間引いた「アダプ
タ用データ」を得、これをプリンタ出力コネクタ58に
出力するようになっている。
【0029】実際には、操作パネル59によってアダプ
タの使用が指示された場合に、前記アダプタ用データが
静止画として出力され、撮像素子の駆動レートおよびマ
イクロコンピュータ51の演算速度の制約の中で処理可
能なレートで自動的に画像が更新出力されるようになっ
ている。
タの使用が指示された場合に、前記アダプタ用データが
静止画として出力され、撮像素子の駆動レートおよびマ
イクロコンピュータ51の演算速度の制約の中で処理可
能なレートで自動的に画像が更新出力されるようになっ
ている。
【0030】プリンタ出力コネクタ58に接続された図
示しない動画変換アダプタは、接続されたときもカメラ
50によって上記「ケース2」が認識されるべく、たと
えばPError信号ピンとPLH信号ピンとが開放になって
いる。そして更新出力されるアダプタ用データを、自己
が有するメモリに一旦書き込み、使用する表示デバイス
に適した態様の動画信号に変換して出力する。
示しない動画変換アダプタは、接続されたときもカメラ
50によって上記「ケース2」が認識されるべく、たと
えばPError信号ピンとPLH信号ピンとが開放になって
いる。そして更新出力されるアダプタ用データを、自己
が有するメモリに一旦書き込み、使用する表示デバイス
に適した態様の動画信号に変換して出力する。
【0031】なお上記した「印刷用データ」と「アダプ
タ用データ」とは、解像度の違い、後者は自動更新され
る間欠的出力画像である点、等の他にも、例えばデータ
出力の走査方向(縦横:プリンタへは1次走査方向は短
辺方向にした方がより大きな画像印刷サイズが実現し易
い、表示デバイスの1次走査方向は長辺方向が一般的で
あるなど)の違い等を有する全く異なる態様の信号であ
る。
タ用データ」とは、解像度の違い、後者は自動更新され
る間欠的出力画像である点、等の他にも、例えばデータ
出力の走査方向(縦横:プリンタへは1次走査方向は短
辺方向にした方がより大きな画像印刷サイズが実現し易
い、表示デバイスの1次走査方向は長辺方向が一般的で
あるなど)の違い等を有する全く異なる態様の信号であ
る。
【0032】ここで、「ケース2」を認識してアダプタ
用データが出力され得る他の場合として、無接続の場合
は勿論、電源オフのプリンタが接続されている場合も、
プリンタ装置40側のプリンタコネクタ45の信号入力
ピンが電源オフ状態でもハイインピーダンスになるよう
になっていれば、出力が利用されないだけであって特に
不都合は生じない。
用データが出力され得る他の場合として、無接続の場合
は勿論、電源オフのプリンタが接続されている場合も、
プリンタ装置40側のプリンタコネクタ45の信号入力
ピンが電源オフ状態でもハイインピーダンスになるよう
になっていれば、出力が利用されないだけであって特に
不都合は生じない。
【0033】以上のような構成により、専用のコネクタ
を設けることなく、動画変換アダプタというプリンタ装
置40とは異なる装置の接続が可能となる。次に、本実
施形態のプリンタ装置40とディジタルカメラ50との
接続確認機能への対応について説明する。
を設けることなく、動画変換アダプタというプリンタ装
置40とは異なる装置の接続が可能となる。次に、本実
施形態のプリンタ装置40とディジタルカメラ50との
接続確認機能への対応について説明する。
【0034】プリンタ装置40は、通常は用紙の不足が
生じた場合のみにPError信号をHに設定し、それ以外の
場合はPError信号はLであるように構成されている。と
ころが、例外的にプリンタコネクタ45を介して入力さ
れたコマンドが接続確認のために定義されたAコマンド
であった場合にも、次にBコマンドを受け取るまでの期
間はPError信号をHに設定するように構成されている。
また、これとは別にCコマンドを受け取ると、カメラ5
0は操作パネル59の操作によって、撮影モードなど他
のモードから印刷モードに入った場合と、印刷実行指令
を受けた場合に接続チェック動作を実施するように構成
されている。接続チェック動作は、コネクタ58に対し
て上記AコマンドとBコマンドとを交互に2回ずつ発信
し、その時のPError信号の状態を認識するものである。
そして、正しくHLの変化が起こっていれば接続正常、
そうでなければこれを接続不良と判断する。
生じた場合のみにPError信号をHに設定し、それ以外の
場合はPError信号はLであるように構成されている。と
ころが、例外的にプリンタコネクタ45を介して入力さ
れたコマンドが接続確認のために定義されたAコマンド
であった場合にも、次にBコマンドを受け取るまでの期
間はPError信号をHに設定するように構成されている。
また、これとは別にCコマンドを受け取ると、カメラ5
0は操作パネル59の操作によって、撮影モードなど他
のモードから印刷モードに入った場合と、印刷実行指令
を受けた場合に接続チェック動作を実施するように構成
されている。接続チェック動作は、コネクタ58に対し
て上記AコマンドとBコマンドとを交互に2回ずつ発信
し、その時のPError信号の状態を認識するものである。
そして、正しくHLの変化が起こっていれば接続正常、
そうでなければこれを接続不良と判断する。
【0035】接続不良の場合は、コネクタ58に対して
上記Cコマンドを発信する一方、接続不良である旨の警
告表示を操作パネル59に表示し、かつ図示しないブザ
ーを数回鳴らして警告する。また、印刷実行指令に伴う
接続チェック動作であった場合は、本来行なう予定であ
った印刷を中止する。
上記Cコマンドを発信する一方、接続不良である旨の警
告表示を操作パネル59に表示し、かつ図示しないブザ
ーを数回鳴らして警告する。また、印刷実行指令に伴う
接続チェック動作であった場合は、本来行なう予定であ
った印刷を中止する。
【0036】以上のような構成により、少なくともデー
タ送信にかかわる信号とPError信号については接続障害
を確実に認識し時間や消費電力の無駄を防ぐことができ
る。なお、上記すべての実施形態の説明に亙って、特に
説明の無い動作の実行制御はプリンタ装置40に関して
はマイクロコンピュータ41が、ディジタルカメラ50
に関してはマイクロコンピュータ51が行なっている。
タ送信にかかわる信号とPError信号については接続障害
を確実に認識し時間や消費電力の無駄を防ぐことができ
る。なお、上記すべての実施形態の説明に亙って、特に
説明の無い動作の実行制御はプリンタ装置40に関して
はマイクロコンピュータ41が、ディジタルカメラ50
に関してはマイクロコンピュータ51が行なっている。
【0037】(実施形態についての特徴点)実施形態
(変形例を含む)についての特徴点をまとめると次の通
りである。 [1]実施形態に示された画像信号出力装置は、IEEE-1
284B規格コネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電
気的な対応関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタで
あるコネクタ手段を有するプリンタ装置に接続するため
の接続手段を備えてなる画像信号出力装置であって、少
なくとも上記IEEE-1284B規格におけるPError信号および
Peripheral Logic High 信号の状態を認識する認識手段
を有し、上記2信号の状態の組合わせに対応して定義さ
れる4状態に関し、(PError,Peripheral Logic High
)=(H,L)の状態を、他の3状態とは異なる第4
の正常状態であると認識することを特徴としている。
(変形例を含む)についての特徴点をまとめると次の通
りである。 [1]実施形態に示された画像信号出力装置は、IEEE-1
284B規格コネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電
気的な対応関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタで
あるコネクタ手段を有するプリンタ装置に接続するため
の接続手段を備えてなる画像信号出力装置であって、少
なくとも上記IEEE-1284B規格におけるPError信号および
Peripheral Logic High 信号の状態を認識する認識手段
を有し、上記2信号の状態の組合わせに対応して定義さ
れる4状態に関し、(PError,Peripheral Logic High
)=(H,L)の状態を、他の3状態とは異なる第4
の正常状態であると認識することを特徴としている。
【0038】上記装置においては、コネクタピンに新規
な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネクタを
利用した(すなわち通常のスイッチ操作とは異なる設定
方法による)追加モードの設定が可能となる。 [2]実施形態に示された画像信号出力装置は、上記
[1]に記載の装置であって、第4の正常状態を認識し
た場合は、自己の動作モードをスレイブモードに設定す
る手段を備えたことを特徴としている。
な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネクタを
利用した(すなわち通常のスイッチ操作とは異なる設定
方法による)追加モードの設定が可能となる。 [2]実施形態に示された画像信号出力装置は、上記
[1]に記載の装置であって、第4の正常状態を認識し
た場合は、自己の動作モードをスレイブモードに設定す
る手段を備えたことを特徴としている。
【0039】上記装置においては、コネクタピンに新規
な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネクタを
利用した(すなわち通常のスイッチ操作とは異なる設定
方法による)スレイブモードという特殊モードの設定が
可能となり、例えばリモートコントローラ等による制御
が容易に可能となる。 [3]実施形態に示された画像信号出力装置は、IEEE-1
284B規格コネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電
気的な対応関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタで
あるコネクタ手段を有するプリンタ装置に接続するため
の接続手段を備えてなる画像信号出力装置であって、少
なくとも上記IEEE-1284B規格におけるPError信号および
Peripheral Logic High 信号の状態を認識する認識手段
を有し、上記認識手段により(PError,Peripheral Log
icHigh )=(H,L)の状態を認識した場合には、自
己の動作モードを、上記接続手段を介してプリンタ印刷
用とは異なる態様の画像信号を出力可能な動作モードに
設定するようにしたことを特徴としている。
な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネクタを
利用した(すなわち通常のスイッチ操作とは異なる設定
方法による)スレイブモードという特殊モードの設定が
可能となり、例えばリモートコントローラ等による制御
が容易に可能となる。 [3]実施形態に示された画像信号出力装置は、IEEE-1
284B規格コネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電
気的な対応関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタで
あるコネクタ手段を有するプリンタ装置に接続するため
の接続手段を備えてなる画像信号出力装置であって、少
なくとも上記IEEE-1284B規格におけるPError信号および
Peripheral Logic High 信号の状態を認識する認識手段
を有し、上記認識手段により(PError,Peripheral Log
icHigh )=(H,L)の状態を認識した場合には、自
己の動作モードを、上記接続手段を介してプリンタ印刷
用とは異なる態様の画像信号を出力可能な動作モードに
設定するようにしたことを特徴としている。
【0040】上記装置においては、プリンタコネクタ以
外の専用のコネクタを設けることなく(例えば動画変換
アダプタのような)プリンタ装置とは異なる装置の接続
が可能となる。 [4]実施形態に示されたプリンタ装置は、IEEE-1284B
規格コネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電気的
な対応関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタである
コネクタ手段を有するプリンタ装置であって、上記コネ
クタ手段を介して入力される特定のコマンドに応答し
て、上記IEEE-1284B規格におけるPError信号の状態設定
を行なわせる手段を備えたことを特徴としている。
外の専用のコネクタを設けることなく(例えば動画変換
アダプタのような)プリンタ装置とは異なる装置の接続
が可能となる。 [4]実施形態に示されたプリンタ装置は、IEEE-1284B
規格コネクタまたは該IEEE-1284B規格コネクタに電気的
な対応関係を持ったIEEE-1284B規格準拠コネクタである
コネクタ手段を有するプリンタ装置であって、上記コネ
クタ手段を介して入力される特定のコマンドに応答し
て、上記IEEE-1284B規格におけるPError信号の状態設定
を行なわせる手段を備えたことを特徴としている。
【0041】上記装置においては、対応するチェック機
能を持った入力装置との接続使用時に、少なくともデー
タ送信にかかわる信号とPError信号についての接続障害
を確実に認識し、時間や消費電力等の無駄を防ぐことが
できる。 [5]実施形態に示された画像信号出力装置は、前記
[4]に記載のプリンタ装置に接続するための接続手段
を有する画像信号出力装置あって、上記接続手段を介し
て上記PError信号の状態設定を行なうためのコマンドを
出力することにより、上記プリンタ装置との間の接続を
確認する接続確認手段を備えたことを特徴としている。
能を持った入力装置との接続使用時に、少なくともデー
タ送信にかかわる信号とPError信号についての接続障害
を確実に認識し、時間や消費電力等の無駄を防ぐことが
できる。 [5]実施形態に示された画像信号出力装置は、前記
[4]に記載のプリンタ装置に接続するための接続手段
を有する画像信号出力装置あって、上記接続手段を介し
て上記PError信号の状態設定を行なうためのコマンドを
出力することにより、上記プリンタ装置との間の接続を
確認する接続確認手段を備えたことを特徴としている。
【0042】上記装置においては、対応するチェック機
能を持ったプリンタ装置との接続使用時に、少なくとも
データ送信にかかわる信号とPError信号についての接続
障害を確実に認識し、時間や消費電力等の無駄を防ぐこ
とができる。 [6]実施形態に示された画像信号出力装置は、上記
[5]に記載の装置であって、接続確認手段による確認
結果が不良であった場合には、警告表示を行なうことを
特徴としている。
能を持ったプリンタ装置との接続使用時に、少なくとも
データ送信にかかわる信号とPError信号についての接続
障害を確実に認識し、時間や消費電力等の無駄を防ぐこ
とができる。 [6]実施形態に示された画像信号出力装置は、上記
[5]に記載の装置であって、接続確認手段による確認
結果が不良であった場合には、警告表示を行なうことを
特徴としている。
【0043】上記装置においては、対応するチェック機
能を持ったプリンタ装置との接続使用時に、少なくとも
データ送信にかかわる信号とPError信号についての接続
障害を警告し、時間や消費電力等の無駄を防ぐことがで
きる。 [7]実施形態に示されたプリンタ装置は、上記[4]
に記載の装置であって、前記[5]に記載の接続確認手
段による確認結果が不良であった場合には、警告表示を
行なうことを特徴としている。
能を持ったプリンタ装置との接続使用時に、少なくとも
データ送信にかかわる信号とPError信号についての接続
障害を警告し、時間や消費電力等の無駄を防ぐことがで
きる。 [7]実施形態に示されたプリンタ装置は、上記[4]
に記載の装置であって、前記[5]に記載の接続確認手
段による確認結果が不良であった場合には、警告表示を
行なうことを特徴としている。
【0044】上記装置においては、対応するチェック機
能を持った入力装置との接続使用時に、少なくともデー
タ送信にかかわる信号とPError信号についての接続障害
を警告し、時間や消費電力等の無駄を防ぐことができ
る。
能を持った入力装置との接続使用時に、少なくともデー
タ送信にかかわる信号とPError信号についての接続障害
を警告し、時間や消費電力等の無駄を防ぐことができ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、下記のような作用効果
を奏する画像信号出力装置およびプリンタ装置を提供で
きる。 (a) プリンタ出力のために必要な最低ピン数に対して新
規な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネクタ
を利用して(すなわち通常のスイッチ操作とは異なる手
段を用いて)スレイブモード等の特殊モードの設定を可
能にする。
を奏する画像信号出力装置およびプリンタ装置を提供で
きる。 (a) プリンタ出力のために必要な最低ピン数に対して新
規な追加を発生させることなく、プリンタ出力コネクタ
を利用して(すなわち通常のスイッチ操作とは異なる手
段を用いて)スレイブモード等の特殊モードの設定を可
能にする。
【0046】(b) 動画変換装置等のアダプタ装置の接続
にあたり、プリンタ出力コネクタを利用して(すなわち
新たな専用コネクタを設けることなく)簡単に接続でき
る接続手段を実現できる。
にあたり、プリンタ出力コネクタを利用して(すなわち
新たな専用コネクタを設けることなく)簡単に接続でき
る接続手段を実現できる。
【0047】(c) ケーブル断線等のプリンタコネクタ系
統に接続障害があった場合、これを認識して、たとえば
警告表示等を行なうことにより、印刷実行時の電力や時
間の無駄な消費を防止できる。
統に接続障害があった場合、これを認識して、たとえば
警告表示等を行なうことにより、印刷実行時の電力や時
間の無駄な消費を防止できる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るプリンタ装置の内
部構成を示すブロック図。
部構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態に係るディジタルカメラ
の内部構成を示すブロック図。
の内部構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る「注目信号の状態
と認識」についての説明図。
と認識」についての説明図。
【図4】本発明の第1実施形態に係るインターフェース
回路の具体例を示す図。
回路の具体例を示す図。
【図5】一般的なプリンタコネクタの外観を示す図。
【図6】一般的なプリンタコネクタの電気的制御仕様を
表した図。
表した図。
【図7】一般的なプリンタコネクタに用いられる変換ケ
ーブルの構成を示す図。
ーブルの構成を示す図。
40…プリンタ装置 41…マイクロコンピュータ 42…印刷制御部 43…メモリ 44…インターフェース回路 45…プリンタコネクタ 46…操作パネル 50…ディジタルカメラ 51…マイクロコンピュータ 52…レンズ部 53…撮像部 54…メモリ 55…録再メディアインターフェース 56…LCD表示部 57…インターフェース回路 58…プリンタ出力コネクタ 59…操作パネル
Claims (7)
- 【請求項1】IEEE-1284B規格コネクタまたは該IEEE-128
4B規格コネクタに電気的な対応関係を持ったIEEE-1284B
規格準拠コネクタであるコネクタ手段を有するプリンタ
装置に接続するための接続手段を備えてなる画像信号出
力装置であって、 少なくとも、上記IEEE-1284B規格におけるPError信号お
よびPeripheral LogicHigh 信号の状態を認識する認識
手段を有し、 上記2信号の状態の組合わせに対応して定義される4状
態に関し、(PError,Peripheral Logic High )=
(H,L)の状態を、他の3状態とは異なる第4の正常
状態であると認識することを特徴とする画像信号出力装
置。 - 【請求項2】第4の正常状態を認識した場合は、自己の
動作モードをスレイブモードに設定する手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像信号出力装置。 - 【請求項3】IEEE-1284B規格コネクタまたは該IEEE-128
4B規格コネクタに電気的な対応関係を持ったIEEE-1284B
規格準拠コネクタであるコネクタ手段を有するプリンタ
装置に接続するための接続手段を備えてなる画像信号出
力装置であって、 少なくとも、上記IEEE-1284B規格におけるPError信号お
よびPeripheral LogicHigh 信号の状態を認識する認識
手段を有し、 上記認識手段により、(PError,Peripheral Logic Hig
h )=(H,L)の状態を認識した場合には、自己の動
作モードを、上記接続手段を介してプリンタ印刷用とは
異なる態様の画像信号を出力可能な動作モードに設定す
るようにしたことを特徴とする画像信号出力装置。 - 【請求項4】IEEE-1284B規格コネクタまたは該IEEE-128
4B規格コネクタに電気的な対応関係を持ったIEEE-1284B
規格準拠コネクタであるコネクタ手段を有するプリンタ
装置であって、 上記コネクタ手段を介して入力される特定のコマンドに
応答して、 上記IEEE-1284B規格におけるPError信号の
状態設定を行なわせる手段を備えたことを特徴とするプ
リンタ装置。 - 【請求項5】請求項4に記載のプリンタ装置に接続する
ための接続手段を有する画像信号出力装置あって、 上記接続手段を介して上記PError信号の状態設定を行な
うためのコマンドを出力することにより、上記プリンタ
装置との間の接続を確認する接続確認手段を備えたこと
を特徴とする画像信号出力装置。 - 【請求項6】接続確認手段による確認結果が不良であっ
た場合には、警告表示を行なうことを特徴とする請求項
5に記載の画像信号出力装置。 - 【請求項7】請求項5に記載の接続確認手段による確認
結果が不良であった場合には、警告表示を行なうことを
特徴とする請求項4に記載のプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277514A JPH11122563A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 画像信号出力装置およびプリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9277514A JPH11122563A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 画像信号出力装置およびプリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11122563A true JPH11122563A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17584668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9277514A Withdrawn JPH11122563A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 画像信号出力装置およびプリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11122563A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002237974A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Canon Inc | カメラ、プリンタ、プリントシステム、制御方法、記憶媒体、及びプログラム |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP9277514A patent/JPH11122563A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002237974A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Canon Inc | カメラ、プリンタ、プリントシステム、制御方法、記憶媒体、及びプログラム |
US8493450B2 (en) | 2001-02-07 | 2013-07-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera, printer, print system, control method, memory medium and program therefor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0910203B1 (en) | Printer having universal image port and related system and method | |
US6104886A (en) | Print system and electronic camera | |
KR20010032040A (ko) | 디스플레이 장치 | |
CN1972807A (zh) | 打印装置以及打印机控制方法 | |
US20080162955A1 (en) | Usb host, usb device, and methods of controlling the host and the device | |
US20070058031A1 (en) | Wireless communication device | |
US7293187B2 (en) | Image sensing apparatus and power managing method | |
US20040189808A1 (en) | Host/function apparatus | |
EP2760196A1 (en) | Inter-module link interface | |
US6559963B1 (en) | Image printing apparatus having a camera mountable thereto | |
KR20040010198A (ko) | 화상기억장치, 외부화상처리장치, 화상기억장치를 위한제어방법 및 외부화상처리장치를 위한 제어방법 | |
JPH11122563A (ja) | 画像信号出力装置およびプリンタ装置 | |
US20030007169A1 (en) | Digital color print system using digital camera and digital color printer | |
US20030174238A1 (en) | Hot-swappable camera head system and method | |
US20040201693A1 (en) | Image processing system | |
US20110070923A1 (en) | Handheld apparatus and method of examining and driving a detachable screen of a handheld apparatus | |
JP2003248535A (ja) | インタフェース認識機能付き装置 | |
JPH11275418A (ja) | プリンタ一体結合可能なデジタルカメラシステム | |
CN114999360A (zh) | 显示模组及其控制方法、显示装置 | |
JP4615646B2 (ja) | プリンタ | |
US20040233189A1 (en) | Display unit | |
JP2002330394A (ja) | デジタルカメラのダイレクト印刷システム、デジタルカメラ、デジタルカメラのダイレクト印刷方法 | |
JP2001202068A (ja) | 双方向インターフェイスを具えたモニタ | |
JP2006340047A (ja) | 電子装置 | |
CN217521738U (zh) | 显示模组的FPD-Link III信号发生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |