JPH11121126A - 中継端子 - Google Patents

中継端子

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Publication number
JPH11121126A
JPH11121126A JP9284009A JP28400997A JPH11121126A JP H11121126 A JPH11121126 A JP H11121126A JP 9284009 A JP9284009 A JP 9284009A JP 28400997 A JP28400997 A JP 28400997A JP H11121126 A JPH11121126 A JP H11121126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay terminal
bus bar
tab
electrical equipment
relay
Prior art date
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Pending
Application number
JP9284009A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Isshiki
義博 一色
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP9284009A priority Critical patent/JPH11121126A/ja
Publication of JPH11121126A publication Critical patent/JPH11121126A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下端開口側にバスバーのタブを挿入しても、上
端の高さが同じになる中継端子を提供する。 【解決手段】中継端子20を略四角筒状に形成し、その
側壁部21aにおける上下の端部のうちの少なくとも1
箇所に凹部25bを形成する。そして、中継端子20と
タブ24とを組付けた際に、凹部25bにバスバー23
が嵌合するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車に
搭載した電気接続箱に配設されたバスバーのタブと、ヒ
ューズやリレー等の電装品のタブとを電気的に接続する
ための中継端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等においては、種々の電装
品を収容して電気回路に接続するために電気接続箱が用
いられている。また、このような電気接続箱において
は、図7に示すような略四角筒状の中継端子10が用い
られる。この中継端子10は、下端の開口から、導電性
金属板からなるバスバー11のタブ12や圧接端子13
が挿入され、上端の開口からは、ヒューズやリレー等の
電装品のタブ(図示しない)が挿入されるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような単に略四角筒状に形成された中継端子10では、
バスバー11のタブ12を下端開口側に挿入した場合、
バスバー11の厚み分だけ絶縁板14の上面から浮いた
状態になる。このため、他の中継端子10の下端開口側
に圧接端子13を挿入した場合と比べて、バスバー11
のタブ12を下端開口側に挿入した中継端子10の方が
高くなる。この結果、各中継端子10の上端部の高さが
ばらつき、上端開口に電装品のタブを挿入する際、その
作業工程の管理が面倒になったりするという問題が生じ
る。
【0004】この問題を回避するために、長さの異なる
複数種類の中継端子を使用することも考えられるが、こ
れによると部品の種類が多くなって製造コストが高くな
る上に、その管理や作業の手間が煩雑になるという問題
が生じる。
【0005】また、図8に示すように、バスバー11を
その厚み分だけ下方へ配置する構成も考えられるが、こ
れによるとバスバー11がその下部の電線15等に接触
して干渉が生じるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、下端開口側にバスバー
のタブを挿入しても、上端の高さが同じになる中継端子
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、バスバーのタブを一端
側に内嵌させるとともに、電装品のタブを他端側に内嵌
させる中継端子であって、側壁部における上下の端部の
うちの少なくとも1箇所に凹部を形成し、その凹部に前
記タブを有するバスバーを嵌合するようにしたことをそ
の要旨としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の中継端子において、前記凹部を対向する一対
の側壁部の両端部にそれぞれ形成したことをその要旨と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1、図2(a)、図2
(b)に示すように、中継端子20は、略長方形状の金
属板を折曲げ等することにより略四角筒状に形成されて
いる。また、中継端子20の幅広側の側壁部21a,2
1bには、それぞれ内面側に向かって円弧状に曲がった
接続ばね片部22a,22b,22c,22dが設けら
れている。これらの接続ばね片部22a,22b,22
c,22dは、対向するものが一対となり、中継端子2
0内に上下から挿入されるタブに対して電気的接続を確
保するようになっている。
【0010】また、幅広の対向する両側壁部21a,2
1bの上端及び下端には、それぞれ後述するバスバー2
3のタブ24の厚み程の深さの凹部25a,25b,2
5c,25dが形成されている。なお、前記中継端子2
0は、上下方向に対称になっている。
【0011】このような構成において、図3に示すよう
に、中継端子20とバスバー23のタブ24との組付け
及び中継端子20と圧接端子26との組付けが行われ
る。タブ24と組付けられる中継端子20は、図3、図
4に示すように、その下端開口からタブ24を挿入させ
るとともに、凹部25bをバスバー23におけるタブ2
4側の端部側に嵌合させることにより、絶縁板27の上
面に位置決めされている。この場合、中継端子20の幅
狭側の側壁部28a,28bにおける下端部が絶縁板2
7に当接し、バスバー23は凹部25b内に位置するた
め、従来例とは異なり、中継端子20が絶縁板27の上
面から浮き上がった状態になることはない。
【0012】また、圧接端子26に組付けられる中継端
子20は、図3、図5に示すように、その下端開口から
圧接端子26の上部側を挿入させ、幅狭の側壁部28
a,28bにおける下端部を絶縁板27に当接させた状
態で、絶縁板27の上面に位置決めされている。従っ
て、上述した2個の中継端子20の上端の高さはともに
同じになる。
【0013】次に、本実施形態の効果について以下に記
載する。 ・ この中継端子20の両端には、凹部25a,25
b,25c,25dが形成されている。このため、中継
端子20とバスバー23のタブ24とを組付ける際、こ
れらの凹部25a,25b,25c,25dのいずれか
にバスバー23が嵌合し、中継端子20の上端の高さが
高くなることを防止することができるようになる。その
結果、中継端子20の下部側に、バスバー23のタブ2
4や圧接端子26を挿入しても、中継端子20の上端の
高さが等しくなり、電装品のタブの中継端子20への組
付けが適正かつ容易に行えるようになる。
【0014】・ また、この中継端子20の両端には、
二箇所ずつ凹部25a,25b,25c,25dが形成
されているため、中継端子20の上下の向きにかかわら
ず、タブ24の組付けができるようになる。これによっ
て、組付作業が簡単になるとともに、中継端子20の組
付方向に誤りが生じるのを防止できる。
【0015】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することもできる。 ・ 図6に示すように、中継端子31を略四角筒状に形
成するとともに、幅広側の側壁部32a,32bと、幅
狭側の側壁部34a,34bとから構成すること。そし
て、中継端子31の側壁部32aの上端及び下端にの
み、凹部33a,33bを設けること。この中継端子3
1の使用に際しては、凹部33a又は凹部33bをバス
バー23に対応させることにより、中継端子31とバス
バー23のタブ24との組付けが行われる。このような
構成とすることにより、中継端子31の製造が簡単にな
る。それ以外の作用効果については、前記実施形態とほ
ぼ同様である。
【0016】・ また、前記凹部25a,25b,25
c,25d,33a,33bの構成は、上記のものに限
定されるものではなく、中継端子20,31の一方の端
部に少なくとも一つ設けられていればよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、中継端子とバスバーのタブとを組付ける際、
凹部にバスバーが嵌合し、中継端子の上端の高さが高く
なるのを防止することができる。その結果、すべての中
継端子の高さが等しくなり、電装品のタブの組付けが適
正かつ容易に行うことができる。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、中継端子の両側壁部にお
ける上下にそれぞれ凹部が設けられているため、中継端
子の向きを気にする必要がなくなり、組付作業を簡単に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の中継端子を示す斜視図。
【図2】(a)中継端子の側面図、(b)中継端子の正
面図。
【図3】中継端子の組付構造を示す断面図。
【図4】中継端子とバスバーのタブとを組付けた状態を
示す斜視図。
【図5】中継端子と圧接端子とを組付けた状態を示す斜
視図。
【図6】中継端子の別例を示す斜視図。
【図7】従来例による中継端子の組付構造を示す断面
図。
【図8】同じく、従来例による中継端子の組付構造を示
す断面図。
【符号の説明】
20,31…中継端子、21a,21b,28a,28
b,32a,32b,34a,34b…側壁部、23…
バスバー、24…タブ、25a,25b,25c,25
d,33a,33b…凹部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスバーのタブを一端側に内嵌させると
    ともに、電装品のタブを他端側に内嵌させる中継端子で
    あって、 側壁部における上下の端部のうちの少なくとも1箇所に
    凹部を形成し、その凹部に前記タブを有するバスバーを
    嵌合するようにした中継端子。
  2. 【請求項2】 前記凹部を対向する一対の側壁部の両端
    部にそれぞれ形成した請求項1に記載の中継端子。
JP9284009A 1997-10-16 1997-10-16 中継端子 Pending JPH11121126A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305801A (ja) * 2001-08-31 2008-12-18 Fci 電気コネクタ
CN111613909A (zh) * 2019-02-25 2020-09-01 住友电装株式会社 电子模块

Cited By (4)

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CN111613909B (zh) * 2019-02-25 2021-08-20 住友电装株式会社 电子模块

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