JPH11120638A - 光磁気記録方式 - Google Patents
光磁気記録方式Info
- Publication number
- JPH11120638A JPH11120638A JP9280163A JP28016397A JPH11120638A JP H11120638 A JPH11120638 A JP H11120638A JP 9280163 A JP9280163 A JP 9280163A JP 28016397 A JP28016397 A JP 28016397A JP H11120638 A JPH11120638 A JP H11120638A
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- JP
- Japan
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- magneto
- optical recording
- magnetic field
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録マーク形状、大きさが隣接トラックから
の漏れ磁界の影響を受けない光磁気記録方式を提供する
こと。 【解決手段】 通常光磁気記録を行う場合にはまずはじ
めにディスクの情報記録層の磁化状態を一方向に揃えて
初期化してから記録を行うが、初期化と逆方向の磁化を
持つマークの記録の際には強度を弱くし、初期化と同じ
方向の磁化を持つマークの記録の際には強度を強くする
ことにより、どちらの磁化方向を持つ記録マークも同じ
形状、大きさになるよう調節する。隣接トラックと同じ
磁化を持つマークを記録する際にはレーザー光を強く、
逆向きの磁化を持つマークを記録する際にはレーザー光
を弱くするようにし、マークの磁化方向によってレーザ
ー光強度差５をつける。
の漏れ磁界の影響を受けない光磁気記録方式を提供する
こと。 【解決手段】 通常光磁気記録を行う場合にはまずはじ
めにディスクの情報記録層の磁化状態を一方向に揃えて
初期化してから記録を行うが、初期化と逆方向の磁化を
持つマークの記録の際には強度を弱くし、初期化と同じ
方向の磁化を持つマークの記録の際には強度を強くする
ことにより、どちらの磁化方向を持つ記録マークも同じ
形状、大きさになるよう調節する。隣接トラックと同じ
磁化を持つマークを記録する際にはレーザー光を強く、
逆向きの磁化を持つマークを記録する際にはレーザー光
を弱くするようにし、マークの磁化方向によってレーザ
ー光強度差５をつける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は光磁気記録方式に関
し、特にレーザー光を集光し昇温させ、同時に外部より
情報に応じた交番磁界を印加して情報を記録する光磁気
記録に関する。
し、特にレーザー光を集光し昇温させ、同時に外部より
情報に応じた交番磁界を印加して情報を記録する光磁気
記録に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１に従来の磁界変調方式の光磁気記録
マークを示す。この方式では記録トラック１における光
照射によって形成される温度分布と磁界の強さによっ
て、試料面垂直方向の磁化成分を持つ記録マーク形状が
決定される。つまり記録トラック１への隣接トラック２
からの反磁界と、磁気ヘッドからの磁界の合計がマーク
形状の決定に重要となる。図１の場合、磁気ヘッドから
の磁界の大きさが正負で同じであるならば、隣接トラッ
ク２からの反磁界の分だけ、隣接トラックと同じ磁化方
向をもつ記録マーク３が小さく、隣接トラックと逆の磁
化方向をもつ記録マーク４が大きく書ける。しかしその
差は、現在製品化が予定されている0.2 mm以上の記録マ
ーク長ではほとんど無視できる程度である。
マークを示す。この方式では記録トラック１における光
照射によって形成される温度分布と磁界の強さによっ
て、試料面垂直方向の磁化成分を持つ記録マーク形状が
決定される。つまり記録トラック１への隣接トラック２
からの反磁界と、磁気ヘッドからの磁界の合計がマーク
形状の決定に重要となる。図１の場合、磁気ヘッドから
の磁界の大きさが正負で同じであるならば、隣接トラッ
ク２からの反磁界の分だけ、隣接トラックと同じ磁化方
向をもつ記録マーク３が小さく、隣接トラックと逆の磁
化方向をもつ記録マーク４が大きく書ける。しかしその
差は、現在製品化が予定されている0.2 mm以上の記録マ
ーク長ではほとんど無視できる程度である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、隣
接トラックからの漏洩磁界の影響にかかわらず記録時の
レーザー光の強度やパルス幅を一定にしていたため、隣
接トラックからの漏洩磁界が大きい時は磁化方向によっ
て記録マーク形状が異なるという点で問題がある。現在
製品化が予定されている0.2 mm以上の記録マーク長では
ほとんど無視できる程度であるが、高密度化が進み、記
録マーク長が0.2 mm以下になると、図２に示すように、
隣接トラックからの反磁界の影響による記録マーク形状
の揺らぎが無視できなくなってくる。すなわち隣接トラ
ックと同じ磁化方向をもつ記録マーク３が小さく、逆の
磁化方向をもつ記録マーク４が大きく書け、かつ記録マ
ークのトラック垂直方向の長さも違うため記録マーク３
の両端で前後の記録マーク４がつながるような現象も見
られるようになる。これは出力信号の低下や読み込み時
のエラーを増やすという点で、高密度化が進んだときの
問題点となる。
接トラックからの漏洩磁界の影響にかかわらず記録時の
レーザー光の強度やパルス幅を一定にしていたため、隣
接トラックからの漏洩磁界が大きい時は磁化方向によっ
て記録マーク形状が異なるという点で問題がある。現在
製品化が予定されている0.2 mm以上の記録マーク長では
ほとんど無視できる程度であるが、高密度化が進み、記
録マーク長が0.2 mm以下になると、図２に示すように、
隣接トラックからの反磁界の影響による記録マーク形状
の揺らぎが無視できなくなってくる。すなわち隣接トラ
ックと同じ磁化方向をもつ記録マーク３が小さく、逆の
磁化方向をもつ記録マーク４が大きく書け、かつ記録マ
ークのトラック垂直方向の長さも違うため記録マーク３
の両端で前後の記録マーク４がつながるような現象も見
られるようになる。これは出力信号の低下や読み込み時
のエラーを増やすという点で、高密度化が進んだときの
問題点となる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題解
決のために、隣接トラックの磁化状態に応じて記録時の
レーザーを調節するようにした。
決のために、隣接トラックの磁化状態に応じて記録時の
レーザーを調節するようにした。
【０００５】図３、図４、図５、図６にそのレーザー光
の強度の時間変化を示す。図３は常にレーザーを照射さ
せて記録する方式において、隣接トラックと同じ磁化を
持つマークを記録する際にはレーザー光を強く、逆向き
の磁化を持つマークを記録する際にはレーザー光を弱く
するようにし、マークの磁化方向によってレーザー光強
度差５をつけたものである。図４はパルス状のレーザー
を照射して記録する方式において同じようにレーザー光
強度差５をつけたものである。図５はパルス状のレーザ
ーを照射して記録する方式において、隣接トラックと逆
向きの磁化を持つマークを記録する際にはパルス幅６を
短く、同じ向きの磁化を持つマークを記録する際にはパ
ルス幅７を長くしたものである。図６は、パルス状のレ
ーザーを照射して記録する方式において同じようにレー
ザー光強度差５と、パルス幅６と７の差の両方をつけた
ものである。このようなレーザー光強度やレーザーパル
ス幅を変化させる事によって、隣接トラックの磁化が一
方向を向いている際はそこからの漏れ磁界の分を補正す
るようにする。
の強度の時間変化を示す。図３は常にレーザーを照射さ
せて記録する方式において、隣接トラックと同じ磁化を
持つマークを記録する際にはレーザー光を強く、逆向き
の磁化を持つマークを記録する際にはレーザー光を弱く
するようにし、マークの磁化方向によってレーザー光強
度差５をつけたものである。図４はパルス状のレーザー
を照射して記録する方式において同じようにレーザー光
強度差５をつけたものである。図５はパルス状のレーザ
ーを照射して記録する方式において、隣接トラックと逆
向きの磁化を持つマークを記録する際にはパルス幅６を
短く、同じ向きの磁化を持つマークを記録する際にはパ
ルス幅７を長くしたものである。図６は、パルス状のレ
ーザーを照射して記録する方式において同じようにレー
ザー光強度差５と、パルス幅６と７の差の両方をつけた
ものである。このようなレーザー光強度やレーザーパル
ス幅を変化させる事によって、隣接トラックの磁化が一
方向を向いている際はそこからの漏れ磁界の分を補正す
るようにする。
【０００６】図７に隣接トラックからの漏れ磁界の大き
さの探知方法の１例を示す。ここではディスク８のトラ
ック方向を含む断面図で見ている。レーザービーム９や
印加磁界ヘッド１０に先行して、ＭＲヘッド、ホール素
子等からなる磁界センサー１１を装備し、そこで探知し
た磁場の大きさをレーザー光強度差５やパルス幅６と７
の差にフィードバックさせる。
さの探知方法の１例を示す。ここではディスク８のトラ
ック方向を含む断面図で見ている。レーザービーム９や
印加磁界ヘッド１０に先行して、ＭＲヘッド、ホール素
子等からなる磁界センサー１１を装備し、そこで探知し
た磁場の大きさをレーザー光強度差５やパルス幅６と７
の差にフィードバックさせる。
【０００７】他の例を図８に示す。初期化した領域等磁
化が一方向を向いている領域が長く続き漏れ磁界の大き
いトラックは、その旨が解るようにそのトラック、もし
くはその隣接トラックに、磁化が一方向を向いている領
域の最初と終わりにマーカー１２を記録しておき、記録
時はそのマーカーを確認してから記録するようにする。
化が一方向を向いている領域が長く続き漏れ磁界の大き
いトラックは、その旨が解るようにそのトラック、もし
くはその隣接トラックに、磁化が一方向を向いている領
域の最初と終わりにマーカー１２を記録しておき、記録
時はそのマーカーを確認してから記録するようにする。
【０００８】これらの手段により、図９に示すように、
記録マークの磁化の向きによる記録マーク形状の違いは
解消され、等しい大きさの記録マークが形成される。
記録マークの磁化の向きによる記録マーク形状の違いは
解消され、等しい大きさの記録マークが形成される。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下図を用いて本発明の実施例を
示す。
示す。
【００１０】図３、図４、図５、図６に本発明によって
得られる、隣接トラックからの漏れ磁界が大きい際の記
録用レーザー光強度の変化の様子を示す。隣接トラック
からの漏れ磁界の大きさをあらかじめ測定しておき、そ
れに応じてレーザー光強度差５をつけたり、レーザーの
パルス幅６と７に差をつけたり、あるいはその両方をつ
けたりする。これにより、図９に示すようにどちらの向
きの記録マークも大きさが等しく記録できる。
得られる、隣接トラックからの漏れ磁界が大きい際の記
録用レーザー光強度の変化の様子を示す。隣接トラック
からの漏れ磁界の大きさをあらかじめ測定しておき、そ
れに応じてレーザー光強度差５をつけたり、レーザーの
パルス幅６と７に差をつけたり、あるいはその両方をつ
けたりする。これにより、図９に示すようにどちらの向
きの記録マークも大きさが等しく記録できる。
【００１１】図７に本発明によって得られる、隣接トラ
ックからの漏れ磁界の大きさの探知方法の実施例であ
る。ここではディスク８のトラック方向を含む断面図で
見ている。レーザービーム７や印加磁界ヘッド１０に先
行して、ＭＲヘッド、ホール素子等からなる磁界センサ
ー１１を装備し、記録時にそこで探知した磁場の大きさ
によってレーザー光強度差５、又はレーザーのパルス幅
６と７の差にフィードバックさせる。
ックからの漏れ磁界の大きさの探知方法の実施例であ
る。ここではディスク８のトラック方向を含む断面図で
見ている。レーザービーム７や印加磁界ヘッド１０に先
行して、ＭＲヘッド、ホール素子等からなる磁界センサ
ー１１を装備し、記録時にそこで探知した磁場の大きさ
によってレーザー光強度差５、又はレーザーのパルス幅
６と７の差にフィードバックさせる。
【００１２】図８は本発明によって得られる、初期化し
た領域等磁化が一方向を向いている領域が長く続き漏れ
磁界の大きいトラックを判別できるような記録法の実施
例である。磁化が一方向を向いている領域が長く記録す
るときは、その旨が解るようにその記録トラック１もし
くはその隣接トラック２に、磁化が一方向を向いている
領域の始まりと終わりにマーカー１２を記録しておく。
その後隣接トラック２に記録する時は、マーカー１２を
確認し、記録トラック１からの漏洩磁界の分をレーザー
光強度差５もしくはレーザーのパルス幅６と７で調節す
る。
た領域等磁化が一方向を向いている領域が長く続き漏れ
磁界の大きいトラックを判別できるような記録法の実施
例である。磁化が一方向を向いている領域が長く記録す
るときは、その旨が解るようにその記録トラック１もし
くはその隣接トラック２に、磁化が一方向を向いている
領域の始まりと終わりにマーカー１２を記録しておく。
その後隣接トラック２に記録する時は、マーカー１２を
確認し、記録トラック１からの漏洩磁界の分をレーザー
光強度差５もしくはレーザーのパルス幅６と７で調節す
る。
【００１３】図１０は本発明によって得られる記録媒体
上の記録磁区形状の評価方法の実施例である。ここでは
図４同様の断面図で見ている。記録媒体は磁気超解像方
式（ＩＥＥＥ・トランサクション・オン・コンシューマ
・エレクトロニクス、第３８巻（１９９２年）第６６０
頁〜第６６５頁（IEEE Transaction on Consumer Elect
ronics Vol. 38(1992), pp660-665）、で再生できるよ
う、再生層１３と記録層１４から構成されている。通常
の再生パワー以上でレーザービーム９を照射すると、再
生層には多数の記録マークが転写される。この時の再生
層から観測される出力信号から得られる信号値の平均値
が０になれば磁化方向による記録マークの形状の違いは
無視できると思って良い。上記の状態になるよう、レー
ザー光強度差５もしくはレーザーのパルス幅６と７で調
節する。
上の記録磁区形状の評価方法の実施例である。ここでは
図４同様の断面図で見ている。記録媒体は磁気超解像方
式（ＩＥＥＥ・トランサクション・オン・コンシューマ
・エレクトロニクス、第３８巻（１９９２年）第６６０
頁〜第６６５頁（IEEE Transaction on Consumer Elect
ronics Vol. 38(1992), pp660-665）、で再生できるよ
う、再生層１３と記録層１４から構成されている。通常
の再生パワー以上でレーザービーム９を照射すると、再
生層には多数の記録マークが転写される。この時の再生
層から観測される出力信号から得られる信号値の平均値
が０になれば磁化方向による記録マークの形状の違いは
無視できると思って良い。上記の状態になるよう、レー
ザー光強度差５もしくはレーザーのパルス幅６と７で調
節する。
【００１４】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
隣接トラックからの漏れ磁界の影響を反映しないマーク
を記録することができる。
隣接トラックからの漏れ磁界の影響を反映しないマーク
を記録することができる。
【図１】現在製品化されている密度での磁界変調型光磁
気記録における記録状態を示す図。
気記録における記録状態を示す図。
【図２】現在より更に高密度化が進み、記録マーク長が
短くなり、隣接トラックからの漏れ磁界の影響を受けて
しまっている記録磁区形状を示す図。
短くなり、隣接トラックからの漏れ磁界の影響を受けて
しまっている記録磁区形状を示す図。
【図３】本発明による、隣接トラックからの漏れ磁界の
影響を補正している記録用レーザーの強度変化を示す
図。
影響を補正している記録用レーザーの強度変化を示す
図。
【図４】本発明による、パルス状のレーザーを照射して
記録する方式において、隣接トラックからの漏れ磁界の
影響を補正している記録用レーザーの強度変化を示す
図。
記録する方式において、隣接トラックからの漏れ磁界の
影響を補正している記録用レーザーの強度変化を示す
図。
【図５】本発明による、パルス状のレーザーを照射して
記録する方式において、隣接トラックからの漏れ磁界の
影響を補正している記録用レーザーのパルス幅の変化を
示す図。
記録する方式において、隣接トラックからの漏れ磁界の
影響を補正している記録用レーザーのパルス幅の変化を
示す図。
【図６】本発明による、パルス状のレーザーを照射して
記録する方式において、隣接トラックからの漏れ磁界の
影響を補正している記録用レーザーの強度とパルス幅の
変化を示す図。
記録する方式において、隣接トラックからの漏れ磁界の
影響を補正している記録用レーザーの強度とパルス幅の
変化を示す図。
【図７】本発明による、隣接トラックからの漏れ磁界の
大きさの探知方法の実施例を示す図。
大きさの探知方法の実施例を示す図。
【図８】本発明による、初期化した領域等磁化が一方向
を向いている領域が長く続き、漏れ磁界の大きいトラッ
クのマーカーの付け方の実施例を示す図。
を向いている領域が長く続き、漏れ磁界の大きいトラッ
クのマーカーの付け方の実施例を示す図。
【図９】本発明による、隣接トラックからの漏れ磁界を
補正した記録用レーザー光を用いた記録磁区形状を示す
図。
補正した記録用レーザー光を用いた記録磁区形状を示す
図。
【図１０】本発明による、隣接トラックからの漏れ磁界
の影響を補正した記録用レーザー光を用いた記録磁区形
状の評価方法の実施例を示す図。
の影響を補正した記録用レーザー光を用いた記録磁区形
状の評価方法の実施例を示す図。
１…記録しているトラック、 ２…隣接トラック、 ３…隣接トラックと同じ磁化方向をもつ記録マーク、 ４…隣接トラックと逆の磁化方向をもつ記録マーク、 ５…隣接トラックからの漏れ磁界の大きさを補正するレ
ーザー光強度の差、 ６…レーザーパルス幅、 ７…レーザーパルス幅、 ８…ディスク、 ９…レーザービーム、 １０…印加磁界ヘッド、 １１…磁界センサー、 １２…マーカー、 １３…再生層、 １４…記録層。
ーザー光強度の差、 ６…レーザーパルス幅、 ７…レーザーパルス幅、 ８…ディスク、 ９…レーザービーム、 １０…印加磁界ヘッド、 １１…磁界センサー、 １２…マーカー、 １３…再生層、 １４…記録層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 靖人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 粟野 博之 大阪府茨木市丑寅一丁目１番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 太田 憲雄 大阪府茨木市丑寅一丁目１番88号 日立マ クセル株式会社内
Claims (10)
- 【請求項１】光磁気記録媒体にレーザー光を集光し昇温
させ、外部より情報に応じた交番磁界を印加して情報を
記録する光磁気記録方式において、隣接トラックからの
漏洩磁界の影響を相殺するように、レーザー光の強度を
調節して記録マークサイズを均一にすることを特徴とす
る光磁気記録方式。 - 【請求項２】光磁気記録媒体にレーザー光を集光し昇温
させ、外部より情報に応じた交番磁界を印加して情報を
記録する光磁気記録方式において、初期化と逆方向の磁
化を持つマークの記録の際には強度を弱くし、初期化と
同じ方向の磁化を持つマークの記録の際には強度を強く
することにより、どちらの磁化方向を持つ記録マークも
同じ形状、大きさになるようレーザー光を調節すること
を特徴とする光磁気記録方式。 - 【請求項３】光磁気記録媒体にパルス状のレーザー光を
集光し昇温させ、外部より情報に応じた交番磁界を印加
して情報を記録する光磁気記録方式において、隣接トラ
ックからの漏洩磁界の影響を相殺するように、そのパル
ス幅を調節して記録マークサイズを均一にするレーザー
光を調節することを特徴とする光磁気記録方式。 - 【請求項４】光磁気記録媒体にパルス状のレーザー光を
集光し昇温させ、外部より情報に応じた交番磁界を印加
して情報を記録する光磁気記録方式において、通常光磁
気記録を行う場合はじめにディスクの情報記録層の磁化
状態を一方向に揃えて初期化してから記録を行い、初期
化と逆方向の磁化を持つマークの記録の際にはパルス幅
を短くし、初期化と同じ方向の磁化を持つマークの記録
の際にはパルス幅を長くすることにより、どちらの磁化
方向を持つ記録マークも同じ形状、大きさになるように
レーザー光を調節することを特徴とする光磁気記録方
式。 - 【請求項５】光磁気記録媒体にパルス状のレーザー光を
集光し昇温させ、外部より情報に応じた交番磁界を印加
して情報を記録する光磁気記録方式において、隣接トラ
ックからの漏洩磁界の影響を相殺するように、レーザー
光のパルス幅と強度を調節して記録マークサイズを均一
にすることを特徴とする光磁気記録方式。 - 【請求項６】上記レーザー光強度及びパルス幅は、磁気
超解像方式での通常の再生パワー以上の高パワーで多数
のマークを読み込んだとき、前記記録マークから観測さ
れる出力信号から得られる信号値が０になるように調節
されることを特徴とする請求項５に記載の光磁気記録方
式。 - 【請求項７】光磁気記録媒体にレーザー光を集光し昇温
させ、外部より情報に応じた交番磁界を印加して情報を
記録する光磁気記録方式において、記録時に、同一方向
の磁化が所定の長さを超えて記録されるような情報を検
知した場合、これを示す情報を同時に記録し、記録時
に、隣接トラックの情報を読み取り、この情報に応じて
レーザー光の強度を異ならせることを特徴とする光磁気
記録方式。 - 【請求項８】光磁気記録媒体にパルス状のレーザー光を
集光し昇温させ、外部より情報に応じた交番磁界を印加
して情報を記録する光磁気記録方式において、記録時
に、同一方向の磁化が所定の長さを超えて記録されるよ
うな情報を検知した場合、これを示す情報を同時に記録
し、記録時に、隣接トラックの情報を読み取り、この情
報に応じてレーザー光の強度またはパルス幅を異ならせ
ることを特徴とする光磁気記録方式。 - 【請求項９】光磁気記録媒体にレーザー光を集光し昇温
させ、外部より情報に応じた交番磁界を印加して情報を
記録する光磁気記録方式において、記録時に、記録トラ
ックに存在する磁界の向きと大きさを、ホール素子やＭ
Ｒ素子等微小磁界測定素子を磁界印加手段に先行させる
ことによって測定し、この磁界の向きと大きさに応じて
レーザー光の強度を異ならせることを特徴とする光磁気
記録方式。 - 【請求項１０】光磁気記録媒体にパルス状のレーザー光
を集光し昇温させ、外部より情報に応じた交番磁界を印
加して情報を記録する光磁気記録方式において、記録時
に、記録トラックに存在する磁界の向きと大きさを、ホ
ール素子やＭＲ素子等微小磁界測定素子を磁界印加手段
に先行させることによって測定し、この磁界の向きと大
きさに応じてレーザー光の強度またはパルス幅を異なら
せることを特徴とする光磁気記録方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9280163A JPH11120638A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 光磁気記録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9280163A JPH11120638A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 光磁気記録方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11120638A true JPH11120638A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17621196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9280163A Withdrawn JPH11120638A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 光磁気記録方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11120638A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100422287B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2004-03-10 | 가부시끼가이샤 도시바 | 열 지원형 자기 기록 방법 및 열 지원형 자기 기록 장치 |
| CN102543115A (zh) * | 2010-09-22 | 2012-07-04 | 索尼公司 | 再现装置和光路长度伺服控制方法 |
| US8937783B2 (en) | 2011-12-21 | 2015-01-20 | HGST Netherlands B.V. | Magnetic data recording system with improved servo capability for bit patterned recording |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP9280163A patent/JPH11120638A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100422287B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2004-03-10 | 가부시끼가이샤 도시바 | 열 지원형 자기 기록 방법 및 열 지원형 자기 기록 장치 |
| CN102543115A (zh) * | 2010-09-22 | 2012-07-04 | 索尼公司 | 再现装置和光路长度伺服控制方法 |
| US8937783B2 (en) | 2011-12-21 | 2015-01-20 | HGST Netherlands B.V. | Magnetic data recording system with improved servo capability for bit patterned recording |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |