JPH11120122A - バス使用権調停システム - Google Patents
バス使用権調停システムInfo
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- JPH11120122A JPH11120122A JP28538997A JP28538997A JPH11120122A JP H11120122 A JPH11120122 A JP H11120122A JP 28538997 A JP28538997 A JP 28538997A JP 28538997 A JP28538997 A JP 28538997A JP H11120122 A JPH11120122 A JP H11120122A
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Abstract
における従来のバス使用権調停システムにおいては、バ
スの利用権の割り当てを均一、あるいはシステムの構成
が要求する比率に保つとともに、バスのデータ転送能力
に大きな無駄の生じないよう制御でき、かつ、バス使用
権調停システムを簡単なハードウェア構成で実現するこ
とが課題である。 【解決手段】 共有バスと、これを共有する複数のバス
マスタと、これらのバスマスタのバス利用を調停するバ
ス調停手段からなるシステムであり、バス調停手段は、
それぞれのバスマスタに対応して発生するバス要求をサ
ンプリングして記憶するバス要求記憶手段と、記憶され
たバス要求に基づきバス利用権を割り当てるバス要求選
択手段と、サンプリングの間隔を決定する手段とからな
る。
Description
が共有するバスを介して、他のバスマスタ、あるいはバ
スに接続された共有デバイスにアクセスするための調停
を行なうシステムに関する。特にバスマスタに較べて低
速であり、かつ時間的に均一な転送レートで継続的にデ
ータを授受するような入出力デバイスの接続に適する。
265932号公報に示されているバス制御方式で用い
られている調停手段がある。図35は該バス制御方式の
動作の概要を説明するためのブロック構造図であり、4
個のバスマスタ1a〜1dと共有バス2、バス要求選択
手段33、及び4個のゲーティング手段13a〜13d
を含む。14a〜14dは各バスマスターから出力され
るバス要求信号であり、15a〜15dはバス要求手段
から送信されるゲーティング信号である。
を説明するタイミングチャートであり、例えば、バス要
求選択手段はバスマスタ1aのデータ転送が終了したt
1に、次に共有バスの使用権を得るバスマスタを決定す
べく、各バスマスタの出力するバス要求信号を参照す
る。t2、t3も同様である。このように、該従来型の
バス要求選択手段は、あるバスマスタからのデータ転送
が終了して共有バスが解放されるタイミングごとに、次
に共有バス使用権を得るバスマスタを決定すべくバス要
求信号を参照することでバス使用の競合を調停してお
り、調停の履歴についての情報は利用されない。
特開平2−5169号公報に示されているバスアクセス
競合調停回路がある。図37は該バスアクセス競合調停
回路の動作の概要を説明するためのブロック構造図であ
る。図中の1a〜1dはバスマスタであり、2は共有バ
スであり、4はゲーティング信号を循環的に昇順に有効
にするタイミング発生手段であり、13a〜13dはゲ
ーティング信号に従いバスマスタと共有バスを接続する
ゲーティング手段であり、15a〜15dは該タイミン
グ発生回路である4が発生するゲーティング信号であ
る。
ゲーティング信号のタイミングを示しており、ゲーティ
ング信号15a〜15dが互いにオーバラップしてLレ
ベルにならないよう制御している。ゲーティング手段は
ゲーティング信号がLレベルのときにバスマスタと共有
バスを接続するように設定されている。バスマスタはゲ
ーティング手段により共有バスに接続された期間にデー
タの入出力を行う。このように、共有バスの使用権をバ
スマスタに循環的に昇順に割り当てることによりバス使
用の競合を調停している。
ば特開平6−259377号公報に示されているCPU
バス調停システムがある。図39は該CPUバス調停シ
ステムの動作の概要を説明するためのブロック構造図で
ある。1a〜1dは複数のバスマスタであり、2は共有
バスであり、3はバス調停手段である。また、該バス調
停手段はバス要求を記憶しておくバス要求記憶手段32
と、バス要求記憶手段の出力である34a〜34dに基
づいてバス要求を選択するバス要求選択手段33から構
成されている。
タイミングを説明するタイミングチャートであり、例え
ば、t1の時点のように、バス調停手段はいずれかのバ
スマスタからのバス要求信号を検出した時点で、全ての
バスマスタが出力するバス要求信号をバス要求記憶手段
にサンプリングする。サンプリングされたバス要求信号
は、バス要求選択手段により選択され、対応するバスマ
スタに例えばバスマスタのあらかじめ決まられた順序に
従ってバス利用権が割り当てられた時点でバス要求記憶
手段から消去される。また、サンプリングされたバス要
求信号への応答が完了する時点まで、次のサンプリング
を行わないことで公平にバス使用の競合を調停してい
る。
する複数のバスマスタを含む構成のシステムでは、バス
要求を発生しているいずれのバスマスタについても、バ
ス利用権を均一、もしくはシステムの仕様で要求される
比率に応じて割り当てることが望ましい。また、バスの
転送能力を十分に利用することも望まれる。
では、いずれか1つ以上のバス要求信号が発生した時点
で、それらのバス要求信号群に対応するバスマスタから
1つを選択して調停を行う。このように、調停の履歴情
報を利用せずに共有バスの利用権を割り当てるため、バ
スマスタからのバス要求が発生するタイミングによって
は、特定のバスマスタへ割り当てが集中する、あるいは
減少するといったむらが生じることがあった。これを解
決するために、バス利用権の割り当て状況を一定期間記
憶し、その履歴情報に基づいて制御する方式も考えられ
るが、一般的に回路構成が複雑になるという問題があ
る。
ムは、上記従来型バス制御方式のもつ問題を解決しよう
とするものであり、利用権割り当ての均一性は保証され
るが、共有バスを必要としないバスマスタに対してもバ
ス利用権を割り当てるため、共有バスが利用されない期
間が多く発生し、バスの転送能力が十分に利用されない
という問題がある。さらに、該従来型のCPUバス調停
システムでは、タイミング発生回路がすべてのバスマス
タに対して完全に均一なバス使用権の割り当てを行うた
め、より多くのデータを入出力するバスマスタにより大
きな比率で利用権を割り当てるような柔軟な制御が行え
ないという問題がある。さらに、該従来型のCPUバス
調停システムでは、バスマスタが連続的にバスを利用で
きる期間が一定であるため、可変長のデータの転送や可
変の転送速度への対応が困難になるという問題がある。
回路も同様に、上記第1の従来型バス制御方式のもつ問
題を解決しようとするものであるが、複数のバス要求信
号を共有バス本体とは異なる信号線を利用して伝達する
ため、バスマスタの増加に従って、信号線の数が増加す
るという問題がある。また、該バス調停手段も、ある一
時点において発生しているバス要求信号群に対して利用
権を均一に割り当てるだけであり、より長い期間につい
ての均一性は保証されないという問題もある。
ために、バス利用権の割り当ての比率をある規定された
期間に渡ってシステムが要求する値になるよう、バス調
停を行うバス使用権調停システムを簡単な回路構成で提
供することを目的とする。また、本発明はバスマスタが
増加してもバス要求信号を伝達する信号線が増加しない
バス使用権調停システムを提供することを目的とする。
また、本発明はバス利用権の割り当ての比率を柔軟に変
化させられるバス利用権調停システムの実現を目的とす
る。また、本発明は共有バスを利用しないバスマスタが
存在しても共有バスの伝送能力に大きな無駄が生じない
バス利用権調停システムの実現を目的とする。また、本
発明はバスマスタが連続的にバスを利用できる期間を可
変長にして、可変長のデータの転送や可変の転送速度へ
の対応を容易にしたバス利用権調停システムの実現を目
的とする。
のバス使用権調停システムは、上記課題を解決するため
に、共有バスと、該共有バスを共有する複数のバスマス
タと、該各バスマスタそれぞれに対応するバス要求信号
をサンプリングしてバス使用を調停するバス調停手段
と、該バス調停手段の出力に従ってバスマスタと共有バ
スの接続状態を制御するゲーティング手段とから構成さ
れ、バス調停手段がバス要求信号をサンプリングする時
刻を指定し、その時刻に有効であったバス要求信号に対
応するバスマスタについてのみ使用権が割り当てられる
ように制御するものである。これにより、バス利用権の
割り当ての比率をある規定された期間に渡ってシステム
が要求する値になるよう、バス調停を行うとともに、共
有バスを利用しないバスマスタが存在しても共有バスの
伝送能力に大きな無駄が生じないバス利用権調停システ
ムを簡単な回路構成で実現することが可能になる。
権調停システムは、上記課題を解決するために、共有バ
スを少なくとも、伝送データ及びバス要求信号を時間的
に多重化して転送する共有バスとするものである。これ
により、バスマスタが増加した場合のバス要求信号を伝
達する信号線の増加を防ぐことが可能になる。
権調停システムは、上記課題を解決するために、前記バ
スマスタを、個々のバスマスタについて1つ以上のバス
要求信号が対応するバスマスタとするものである。これ
により、バス利用権の割り当ての比率を柔軟に変化させ
ることが可能になる。
権調停システムは、上記課題を解決するために、前記バ
ス調停手段のサンプリングとサンプリングの間隔である
サンプリング間隔を、一定時間間隔とするものである。
これにより、バス利用権の割り当ての比率を一定時間間
隔である該サンプリング間隔に渡ってシステムが要求す
る値になるよう、バス調停を行うことが可能になる。
権調停システムは、上記課題を解決するために、サンプ
リング間隔を、一定時間間隔であるが、サンプリングを
行なおうとする時刻がバスマスタによるデータ転送期間
中である場合には、当該データ転送期間が終了するまで
延長可能な可変長の間隔とするものである。これによ
り、バスマスタが連続的にバスを利用できる期間を可変
長にして、可変長のデータの転送や可変の転送速度への
対応を容易にするとともに、バス利用権の割り当ての比
率を一定時間間隔である該サンプリング間隔に渡ってシ
ステムが要求する値になるよう、バス調停を行うことが
可能になる。
権調停システムは、上記課題を解決するために、前記バ
ス調停手段を、サンプリングされたバス要求信号に基づ
き、循環的にバスマスタにバス使用権を与えるバス調停
手段とするものである。これにより、バス利用権の割り
当ての順序の決定を簡単な回路で実装することが可能に
なる。
権調停システムは、上記課題を解決するために、前記サ
ンプリング間隔を、バス使用権の割り当てが整数回数循
環する可変長の時間とするものである。これにより、バ
ス利用権の割り当ての比率をバス使用権の割り当てが整
数回数循環する可変長の時間である該サンプリング間隔
にわたってシステムが要求する値になるよう、バス調停
を行うことが可能になる。
権調停システムは、上記課題を解決するために、前記サ
ンプリング間隔は、一定時間間隔であるが、サンプリン
グを行なおうとする時刻がバス使用権の割り当ての循環
中である場合には、当該循環が終了するまで延長可能な
可変長の間隔とするものである。これにより、可変長の
データの転送や可変の転送速度への対応を容易にすると
ともに、バス利用権の割り当ての比率をバス使用権の割
り当てが整数回数循環する可変長の時間である該サンプ
リング間隔に渡ってシステムが要求する値になるよう、
バス調停を行うことが可能になる。
権調停システムは、上記課題を解決するために、前記バ
ス調停手段を、サンプリングされたバス要求信号を、個
々のバス要求信号について個別に取り消す取り消し要求
信号を持つバス調停手段とするものである。これによ
り、共有バスを利用しないバスマスタがサンプリング間
隔中に発生しても共有バスの伝送能力に大きな無駄が生
じないバス利用権調停システムを簡単な回路構成で実現
することが可能になる。
用権調停システムは、上記課題を解決するために、前記
取り消し要求信号を、取り消そうとするバス要求信号に
基づきバス利用権の割り当てられているバスマスタのデ
ータ転送期間に参照される入力信号とするものである。
これにより、前記取り消し要求信号がいずれのバスマス
タに対応するかについての情報をそれぞれの取り消し要
求信号に付加する必要をなくし、回路構成を簡単にする
ことが可能になる。
用権調停システムは、上記課題を解決するために、前記
取り消し要求信号を、バス使用権に基づいて時間的に多
重化されている取り消し要求信号とするものである。こ
れにより、前記取り消し要求信号を伝達する信号線の数
を削減することが可能になる。
用権調停システムは、上記課題を解決するために、前記
バス調停手段を、サンプリングされたバス要求信号が全
て取り消された時点でサンプリングを行うバス調停手段
とするものである。これにより、バス利用権の割り当て
の比率をあるサンプリングからサンプリングされたバス
要求信号が全て取り消された時点までの期間に渡ってシ
ステムが要求する値になるよう、バス調停を行うことが
可能になる。
例を説明する。なお説明の都合上、バスマスタが4個の
システムを例にして説明しているが、本発明はこれに限
定されるものではない。また、バス要求信号を発生する
回路がバスマスタに含まれているが、バスマスタの動作
状況を外部から判断してバス要求信号を発生するような
システムにも本発明は適用できる。さらに、共有バスと
して複数の信号線を含む並列バスを仮定しているが、時
分割で信号線を利用する直列バスに適用することも考え
られる。なお、以下の説明で用いているタイミングチャ
ートでは、制御信号をローアクティブとして表現してい
る。また、タイミングチャート中、共有バスの値にアル
ファベットがふられている場合は、該アルファベットで
示されるバスマスタにバス利用権が与えられていること
を示している。また、説明を簡単にするため各図面にお
ける番号は共通にしており、特に断りがない場合、若い
図番で定義した内容がそれ以降の図面においても適用さ
れる。
用権調停システムの一実施例を示すブロック図である。
ここで、2は共有バスであり、1a〜1dは該共有バス
を共有するバスマスタである。以後1aはバスマスタ
a、1bはバスマスタb、1cはバスマスタc、1dは
バスマスタdと呼ぶことがある。3はバス調停手段であ
り、11a〜11dはバス要求信号を発生するバス要求
発生回路であり、12a〜12dはバスマスタのデータ
入出力ポートであり、13a〜13dはゲーティング手
段であり、14a〜14dはバス要求信号であり、15
a〜15dはゲーティング手段を制御するゲーティング
信号であり、16a〜16dと17a〜17dはデータ
入出力のバスである。
の一例を示すブロック図であり、32はバス要求信号を
サンプリングして記憶するバス要求記憶手段であり、3
1は該バス要求記憶手段がサンプリングを行うタイミン
グを決定するサンプリングタイミング生成手段であり、
43はサンプリングタイミング生成手段から出力される
サンプリングタイミング信号であり、34a〜34dは
該バス記憶手段の記憶手段出力であり、33はバス利用
権を与えるバスマスタを選択するバス要求選択手段であ
る。バス要求記憶手段は、サンプリングタイミング信号
の立ち下がりでバス要求信号をサンプリングし、どのバ
スマスタが共有バスの利用を要求しているかを記憶す
る。
テムの動作を示すタイミングチャートである。図3にお
いて白丸を付した値が、バス要求記憶手段に取り込まれ
るバス要求信号の値であり、t1の時点ではバスマスタ
a、バスマスタb、バスマスタdが、またt2の時点で
はバスマスタa、バスマスタbがそれぞれ共有バスの利
用を要求している。バス要求選択手段は、バスマスタに
よるデータ転送が完了するたびに、Lである記憶手段出
力を一つ選択し、これに対応するゲーティング信号をL
にすることで、バスマスタにバス利用権を割り当てる。
ゲーティング手段はゲーティング信号がLとなっている
期間、バスマスタと共有バスを接続する。
はバスマスタa、バスマスタb、バスマスタdに対し
て、t2から次のサンプリングまでの期間はバスマスタ
a、バスマスタbに対して、それぞれバスの利用権を割
り当てる。バス要求選択手段がバス利用権の割り当てを
決定する方法の一例として、Lである記憶手段出力を乱
数で1つ選び、該信号に対応するバスマスタにバス利用
権を割り当てる方法が考えられる。そのように割り当て
た例が図3の共有バスの利用状況であり、サンプリング
の間隔がある程度長ければ、サンプリングの時点でバス
要求信号を発生していたバスマスタにバス利用権が割り
当てられる確率は均一になる。
ィング手段に4本の個別のゲーティング信号を用いてゲ
ーティング信号を伝送しているが、例えば図4に示すよ
うに、ゲーティング手段を識別するコードを伝送する信
号線を用い、ゲーティング手段内でこのコードをデコー
ドしてゲーティングすることも考えられる。19m、1
9nはゲーティング手段識別信号線である。68は19
m、19nの信号レベルによりどのようにゲーテイング
手段が選択されるかを表した表である。この方法を用い
た場合には、ゲーティング手段を制御するのに必要な信
号線の本数は、バスマスタの個数が2n個以下であれば
n本となる。
用権調停システムの一実施例を示すブロック図である。
18a〜18dはゲーテイング手段から出力されるバス
要求信号であり、20はバス要求信号のゲーティング状
態を制御するバス要求ゲーティング信号であり、21は
共有バスからバス調停手段への接続バスである。図6は
図5におけるバス調停手段の詳細の一例を示すブロック
図である。35a〜35dはゲーティング信号を抑制す
るANDゲートである。
線、ゲーティング手段、共有バスの信号線の接続状態を
示す詳細図であり、図8は該構成におけるシステムの動
作を示すタイミングチャートである。バス要求信号18
a〜18dの中で、図7中では簡単のため、18a、1
8bのみ記載している。また、2a、2b、2c、2
d、2xは共有バス内の信号線を個別に示している。
はサンプリングに先立って、サンプリングタイミング信
号を出力するとともにゲーティング信号を抑制する。サ
ンプリング信号が出力されると、ゲーティング手段はバ
ス要求信号と共有バス内の1本の信号線を接続する。図
7に示すように、バスマスタaのバス要求信号線18a
は信号線2aに接続され、バスマスタbのバス要求信号
線18bは信号線2bに接続されるというように、バス
要求信号線と接続される共有バス内の信号線はそれぞれ
独立しており、短絡することはない。また、該期間はゲ
ーティング信号がすべて無効になるため、共有バスがバ
スマスタのデータ入出力に利用されることもない。
の信号線をバス要求信号の伝達に利用している期間であ
り、この期間の終わりであるt1、t2にサンプリング
が行われる。t1では、バスマスタa、バスマスタb、
バスマスタdがバス要求を発生しており、2a、2b、
2dがLとなる。同様に、t2では、バスマスタa、バ
スマスタcがバス要求を発生しており2a、2cがLと
なっている。上記説明では、コード化したゲーティング
信号を用いない場合について述べたが、図4と同様に、
コード化したゲーティング信号を用いる場合には、割り
当てされていないコードをサンプリングタイミングを示
す値として利用することも考えられる。さらに、図7で
はバス要求信号のゲーティングにスリーステートゲート
を用いているが、共有バスの信号線をプルアップしてお
き、バス要求信号線とサンプリングタイミング信号がと
もに有効になった場合にだけLを出力するオープンコレ
クタ型のANDゲートを用いることも考えられる。
用権調システムの一実施例を示すブロック図であり、図
10は該構成におけるバス調停手段の詳細の一例を示す
ブロック図であり、図11は該構成におけるシステムの
動作を示すタイミングチャートである。ここで、14a
−1、14a−2はともにバスマスタaのバス要求信号
線であり、34a−1、34a−2は該バス要求信号に
対応するバス要求記憶手段の出力であり、36はゲーテ
ィング信号を合成するORゲートである。図9に示すよ
うに、バスマスタaには2本のバス要求信号線が割り当
てられており、該2本のバス要求信号線は、図10に示
すようにバス要求記憶手段とバス要求選択手段を経由し
てORゲートに入力され、ゲーティング信号として出力
される。
ス要求信号14a−1、バス要求信号14a−2の2本
を有効にしている。その結果、t1〜t2の期間にバス
マスタaに利用権が割り当てられる比率は、ほかのバス
マスタの2倍になる。ここでは、バスマスタaがバス要
求を出力すると、必ず2本のバス要求信号線が有効にな
るような構成が示されているが、各バスマスタに割り当
てるバス要求信号線の数は1本もしくは2本に限定され
るものではない。さらに、各バスマスタに割り当てられ
た複数のバス要求信号線から、そのシステムの状態に合
わせて任意の本数のバス要求信号を有効にするよう制御
することも考えられる。
使用権調システムの一実施例におけるバス調停手段の詳
細の一例を示すブロック図であり、図13は該構成にお
けるシステムの動作を示すタイミングチャートである。
ここで、37はシステムクロックなど周期一定のクロッ
ク信号であり、38は該信号を一定比率で分周する分周
手段である。該分周手段は、図13に示す例ではクロッ
ク信号を4分周している。サンプリングタイミング信号
として周期的なクロックを分周した周期的な信号を用い
ることにより、サンプリングタイミング間隔が一定間隔
となる。図13において、矢印で示したt1からt2、
t2からt3がサンプリング間隔である。
使用権調システムの一実施例におけるバス調停手段の詳
細の一例を示すブロック図であり、図15は該構成にお
けるシステムの動作を示すタイミングチャートである。
ここで、40はクロック信号をアップカウントするカウ
ント手段であり、41はカウント値がある一定値に達し
た時点で出力される該カウント手段のカウント出力であ
り、42は該カウント出力を遅延させる遅延手段であ
り、44は共有バスによるデータ転送のタイミングを制
御する信号線に接続されているバス制御信号であり、4
5は該バス制御信号を監視するバス監視手段であり、4
6は該監視手段の監視出力である。
たカウンタは、一定時間経過後のt2にカウント出力を
Lにするとともに、サンプリングタイミング信号がLに
なることによって、カウント手段が初期化されるまでの
期間、動作を停止する。また、遅延手段は監視出力が立
ち下がるまで該カウント出力を遅延させる。バス監視手
段はバス制御信号を監視し、バスマスタのデータ転送の
完了のタイミングで監視出力を立ち下げる。t2以降、
t2’において初めて監視出力が立ち下がると、サンプ
リングタイミング信号が有効になり、バス要求記憶手段
がバス要求信号をサンプリングするとともに、カウント
を再初期化してカウントを再開させる。以上のような構
成により、図15において、t1から一定時間経過した
時刻t2に行うべきサンプリングは、t2がバスマスタ
のデータ転送中であるためにt2’まで延期される。一
方、t2’から一定時間経過後のt3はデータ転送の完
了と重なるため、直ちにサンプリングが行われる。
手段とバス要求選択手段の間に遅延手段を設け、バス要
求記憶手段によるサンプリングは分周手段の出力にした
がって行い、この結果をデータ転送の完了まで遅延させ
てバス要求選択手段に伝える構成も考えられる。さら
に、カウント手段はアップカウント手段に限定されるも
のではなく、サンプリングタイミング信号による初期化
から一定時間後に出力がLになる手段であればカウント
手段として利用できる。
使用権調システムの一実施例におけるバス要求選択手段
の詳細の一例を示すブロック図であり、図18は該構成
におけるシステムの動作を示すタイミングチャートであ
る。ここで、65は共有バスの利用権を切り替えるタイ
ミングを示す利用権切り替え信号であり、64はサンプ
リングタイミング信号の立ち下がり時に必ずLとなる要
求ロード信号であり、61a〜61dはエッジトリガ型
のDフリップフロップであり、60は最左ビット検出手
段であり、69に示す論理表にしたがった出力を出す組
合せ論理回路である。62a〜62dは70に示す論理
表にしたがった出力を出す組合せ論理回路であり、63
a〜63dはANDゲートである。
いずれでも良いことを意味している。サンプリングタイ
ミングには、要求ロード信号がLになるため、それぞれ
のフリップフロップには最左検出手段の出力が入力さ
れ、いずれか1つのみのフリップフロップがLを、それ
以外がHを格納する。要求ロード信号がHになると、バ
ス要求選択手段はリングカウンタとして動作し、ゲーテ
ィング信号を循環的にLにする。ここで、対応する記憶
手段出力がHであるフリップフロップは選択手段により
バイパスされ、また該フリップフロップの出力はAND
ゲートにより抑制されるため、対応するゲーティング手
段がLになることはない。
信号a、バス要求信号b、バス要求信号dが有効になっ
ている。そのため、t1からt2までの期間はバスマス
タa、バスマスタb、バスマスタdに対して循環的にバ
ス使用権が割り当てられている。図下方の矢印は1回の
循環をあらわしている。ここでは、バスマスタaからバ
スマスタdに向かってバス利用権を循環させているがこ
れに限定されるものではなく、例えば、バスマスタd→
バスマスタb→バスマスタa→バスマスタcといった不
規則な循環も考えられる。また、請求項8の構成におい
て請求項5と同様に、バス利用の完了までサンプリング
を遅延させることも考えられる。
使用権調システムの一実施例におけるバス調停手段の詳
細の一例を示すブロック図であり、図20は該構成にお
けるシステムの動作を示すタイミングチャートである。
ここで、48はバス利用権の割り当てが一巡するタイミ
ングに同期して出力される選択循環信号である。遅延手
段は、サンプリングタイミング生成手段の出力を、バス
利用権の循環が完了するまで遅延させる。
ミング生成手段出力が有効になっているが、遅延手段に
よって、該信号をt2以降初めて選択循環信号が有効に
なるt2’まで遅延させている。図20では循環の回数
は不定の整数であり、システムの状態により制御されて
いる状況を示しているが、定数整数とすることも考えら
れる。請求項8の構成においては請求項5と同様に、バ
ス利用の完了までサンプリングを遅延させることも考え
られる。
使用権調システムの一実施例におけるバス調停手段の詳
細の一例を示すブロック図であり、図22は該構成にお
けるシステムの動作を示すタイミングチャートである。
図21は請求項5の実施例である図14とほぼ同様であ
るが、遅延手段の遅延時間を規定する入力が選択循環信
号である点で異なる。これにより、遅延手段はカウント
手段の出力をバス利用権の循環が完了するまで遅延させ
る。図22において、t2にカウント出力が有効になっ
ているが、遅延手段によって、該信号をt2以降初めて
選択循環信号が有効になるt2’まで遅延させている。
請求項8の構成においては請求項5と同様に、バス利用
の完了までサンプリングを遅延させることも考えられ
る。
使用権調停システムの一実施例を示すブロック図であ
り、図24は該構成におけるバス調停手段の詳細の一例
を示すブロック図であり、図25は該構成におけるバス
要求記憶手段の詳細の一例を示すブロック図であり、図
26は該構成におけるシステムの動作を示すタイミング
チャートである。ここで、22a〜22dはバス要求を
取り消すための取り消し要求信号であり、71はNOT
ゲートであり、72a〜72dは非同期セット入力を持
つエッジトリガ型Dフリップフロップである。データ転
送が終了し、共有バスの利用権割り当てが不要になった
バスマスタは、取り消し要求信号をLにすることで、バ
ス要求記憶手段にサンプリングされたバス要求を取り消
す。
タdがそれぞれ取り消し要求を発生しているため、それ
以降t2までの期間のバス利用権割り当ての対象から外
されている。図27は本発明の請求項10で示されるバ
ス使用権調停システムの一実施例におけるバス調停手段
の詳細の一例を示すブロック図であり、図28は該構成
におけるバス要求記憶手段の詳細の一例を示すブロック
図であり、図29は該構成におけるシステムの動作を示
すタイミングチャートである。
ある。データ転送が終了し、共有バスの利用権割り当て
が不要になったバスマスタは、取り消し要求信号をLに
することで、バス要求記憶手段にサンプリングされたバ
ス要求を取り消しを要求する。取り消し要求信号は、取
り消し要求を発生しているバスマスタがバス利用権を持
たない期間はANDゲートによって抑制されているた
め、取り消し動作は、該バスマスタにバス利用権が渡っ
た時点まで遅延される。図29において、バスマスタb
とバスマスタdがそれぞれ取り消し要求を発生している
が、それぞれの取り消しの実行はバスマスタb、バスマ
スタdにバス利用権が渡るまで遅延されている。
ス使用権調停システムの一実施例を示すブロック図であ
り、図31は該構成におけるゲーティング手段の詳細の
一例を示すブロック図であり、図32は該構成における
システムの動作を示すタイミングチャートである。ここ
で、39は時間的に多重化されたバス取り消し要求信号
である。図32に示すように、共有バスと同様に、バス
マスタはそれぞれのゲーティング信号がLになっている
期間だけ、多重取り消し要求信号線を利用することがで
き、バスマスタの発生する取り消し信号がバス調停手段
に伝わる。
ス使用権調停システムの一実施例を示すブロック図であ
り、図34は該構成におけるシステムの動作を示すタイ
ミングチャートである。ここで67はANDゲートであ
る。図33に示すように、記憶手段出力がすべてHにな
り、バス要求選択手段が選択すべきバス要求がなくなる
とANDゲートがこれを検出してサンプリングタイミン
グ生成手段に伝達する。これによって、該サンプリング
タイミング生成手段はサンプリングタイミングを早期に
生成する。図34において、サンプリングタイミング生
成手段は、本来t2に発生するサンプリングタイミング
信号を、サンプリングされたすべてのバス要求が取り下
げられたt2’の時点まで早めて出力している。
ス要求信号をサンプリングし、サンプリングされた値に
基づいてバス利用権を割り当てることにより、バス利用
権の割り当ての比率をある規定された期間に渡ってシス
テムが要求する値になるよう、バス調停を行うととも
に、共有バスを利用しないバスマスタが存在しても共有
バスの伝送能力に大きな無駄が生じないバス利用権調停
システムを簡単な回路構成で実現することが可能にな
る。
線を時間多重にすることにより、バスマスタが増加した
場合のバス要求信号を伝達する信号線の増加を防ぐこと
が可能になる。
信号線を割り当てることにより、バス利用権の割り当て
の比率を柔軟に変化させることが可能になる。
ことにより、バス利用権の割り当ての比率を一定時間間
隔である該サンプリング間隔に渡ってシステムが要求す
る値になるよう、バス調停を行うことが可能になるとと
もに、バスマスタのバス利用状況の変化を一定時間内に
バス利用権割り当ての制御に反映させることが可能にな
り、サンプリングのタイミングを決定する回路の構成を
簡単にすることが可能になる。
を監視して、サンプリング期間を延長することにより、
バスマスタが連続的にバスを利用できる期間を可変長に
して、可変長のデータの転送や可変の転送速度への対応
を容易にするとともに、バス利用権の割り当ての比率を
一定時間間隔である該サンプリング間隔に渡ってシステ
ムが要求する値になるよう、バス調停を行うことが可能
になる。
利用権を割り当てるよう制御することにより、バス利用
権の割り当ての順序の決定を簡単な回路で実装すること
が可能になる。
り当てが整数回数循環する可変長の時間にすることによ
り、該サンプリング間隔に渡ってシステムが要求する値
になるよう、バス調停を行うことが可能になるととも
に、サンプリング周期が比較的短い場合でも割り当て比
率を完全に均一にすることが可能になる。
バス利用権の割り当ての循環の途中である場合にはサン
プリングを遅延させることにより、可変長のデータの転
送や可変の転送速度への対応を容易にするとともに、バ
ス利用権の割り当ての比率を完全に均一に該サンプリン
グ間隔に渡ってシステムが要求する値になるよう、バス
調停を行うことが可能になる。
消す信号を用意することにより、共有バスを利用しない
バスマスタがサンプリング間隔中に発生しても共有バス
の伝送能力に大きな無駄が生じないバス利用権調停シス
テムを簡単な回路構成で実現することが可能になる。
ス利用権を持つ期間に限定して参照するようにすること
で、該取り消し要求信号がいずれのバスマスタに対応す
るかについての情報をそれぞれの取り消し要求信号に付
加する必要をなくし、回路構成を簡単にすることが可能
になる。
して伝達することにより、取り消し要求信号を伝達する
信号線の数を削減することが可能になる。
て取り消された時点でサンプリングすることにより、バ
ス利用権の割り当ての比率をあるサンプリングからサン
プリングされたバス要求信号が全て取り消された時点ま
での期間に渡ってシステムが要求する値になるよう、バ
ス調停を行うことが可能になる。
る。
の詳細図である。
ある。
ング手段制御方法の説明図である。
る。
の詳細図である。
詳細図である。
ある。
る。
段の詳細図である。
である。
段の詳細図である。
である。
段の詳細図である。
である。
段の別の実施例の説明図である。
択手段の詳細図である。
である。
段の詳細図である。
である。
段の詳細図である。
である。
る。
段の詳細図である。
憶手段の詳細図である。
である。
手段の詳細図である。
記憶手段の詳細図である。
図である。
ある。
続の詳細図である。
図である。
手段の詳細図である。
図である。
続) 18a〜18d ゲーティングされたバス要求信号 20 バス要求ゲーティング信号 21 共有バス(バス調停手段への接続) 22a〜22d 取り消し要求信号 31 サンプリングタイミング生成手段 32 バス要求記憶手段 33 バス要求選択手段 34a〜34d 記憶手段出力 34a−1、34a−2 記憶手段出力 35a〜35d ANDゲート 36 ORゲート 37 クロック信号 38 分周手段 39 多重化取り消し要求信号 40 カウント手段 41 カウント出力 42 遅延手段 43 サンプリングタイミング信号 44 バス制御信号 45 バス監視手段 46 監視出力 48 選択循環信号 60 最左ビット検出手段 61a〜61d Dフリップフロップ 62 選択手段 63a〜63d ANDゲート 64 要求ロード信号 65 利用権切り替え信号 66a〜66d ANDゲート 67 ANDゲート 68 ゲーティング手段識別論理表 69 最左ビット検出手段の論理表 70 選択手段の論理表 71 NOTゲート 72a〜72d Dフリップフロップ
Claims (12)
- 【請求項1】 共有バスと、 該共有バスを共有する複数のバスマスタと、 該各バスマスタそれぞれに対応するバス要求信号をサン
プリングしてバス使用を調停するバス調停手段と、 該バス調停手段の出力に従ってバスマスタと共有バスの
接続状態を制御するゲーティング手段とからなるバス使
用権調停システムにおいて、 バス調停手段がバス要求信号をサンプリングする時刻を
指定し、その時刻に有効であったバス要求信号に対応す
るバスマスタについてのみ使用権が割り当てられるよう
に制御することを特徴とするバス使用権調停システム。 - 【請求項2】 前記共有バスは、少なくとも、伝送デー
タ及びバス要求信号を時間的に多重化して転送する共有
バスであることを特徴とする請求項1記載のバス使用権
調停システム。 - 【請求項3】 前記バスマスタは、個々のバスマスタに
ついて1つ以上のバス要求信号が対応するバスマスタで
あることを特徴とする請求項1記載のバス使用権調停シ
ステム。 - 【請求項4】 前記バス調停手段のサンプリングとサン
プリングの間隔であるサンプリング間隔は、一定時間間
隔であることを特徴とする請求項1記載のバス使用権調
停システム。 - 【請求項5】 前記サンプリング間隔は、サンプリング
を行なおうとする時刻がバスマスタによるデータ転送期
間中である場合には、当該データ転送期間が終了するま
で延長可能な可変長の間隔であることを特徴とする請求
項4記載のバス使用権調停システム。 - 【請求項6】 前記バス調停手段は、サンプリングされ
たバス要求信号に基づき、循環的にバスマスタにバス使
用権を与えるバス調停手段であることを特徴とする請求
項1記載のバス使用権調停システム。 - 【請求項7】 前記サンプリング間隔は、バス使用権の
割り当てが整数回数循環する可変長の時間であることを
特徴とする請求項6記載のバス使用権調停システム。 - 【請求項8】 前記サンプリング間隔は、一定時間間隔
であるが、サンプリングを行なおうとする時刻がバス使
用権の割り当ての循環中である場合には、当該循環が終
了するまで延長可能な可変長の間隔であることを特徴と
する請求項7記載のバス使用権調停システム。 - 【請求項9】 前記バス調停手段は、サンプリングされ
たバス要求信号を、個々のバス要求信号について個別に
取り消す取り消し要求信号を持つバス調停手段であるこ
とを特徴とする請求項1記載のバス使用権調停システ
ム。 - 【請求項10】 前記取り消し要求信号は、取り消そう
とするバス要求信号に基づき割り当てられているデータ
転送期間に参照される入力信号であることを特徴とする
請求項9記載のバス使用権調停システム。 - 【請求項11】 前記取り消し要求信号は、バス使用権
に基づいて時間的に多重化されている取り消し要求信号
であることを特徴とする請求項10記載のバス使用権調
停システム。 - 【請求項12】 前記バス調停手段は、サンプリングさ
れたバス要求信号が全て取り消された時点でサンプリン
グを行うバス調停手段であることを特徴とする請求項9
記載のバス使用権調停システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28538997A JPH11120122A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | バス使用権調停システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28538997A JPH11120122A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | バス使用権調停システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11120122A true JPH11120122A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17690914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28538997A Pending JPH11120122A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | バス使用権調停システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11120122A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031426A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Rohm Co Ltd | 共有バス調停システム |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP28538997A patent/JPH11120122A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031426A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Rohm Co Ltd | 共有バス調停システム |
JP4642398B2 (ja) * | 2004-07-16 | 2011-03-02 | ローム株式会社 | 共有バス調停システム |
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