JPH11117587A - 信号照合方法 - Google Patents

信号照合方法

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JPH11117587A
JPH11117587A JP28395497A JP28395497A JPH11117587A JP H11117587 A JPH11117587 A JP H11117587A JP 28395497 A JP28395497 A JP 28395497A JP 28395497 A JP28395497 A JP 28395497A JP H11117587 A JPH11117587 A JP H11117587A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の大型化及びコストの高騰化を伴
うことなく不正送信を排除できると共に正規な送信信号
を確実に識別できる信号照合方法を提供する。 【解決手段】 送信装置から、送信の度に前回コード
に所定数加算した新コードを可変コードとする信号を送
信し、前回識別された可変コードに所定数加算したコー
ドを基準可変コードとして記憶する受信装置にて上記信
号を受信する方法で、受信装置が一対の記憶手段を有
し、今回受信したコードがこれらに記憶された基準可変
コードのいずれかに一致、または一方よりも大きく他方
から所定数減じた値に等しくなければ、合致信号を出力
し、かつ照合結果に応じて受信した可変コードに所定数
を加えたコードを一方または両方の記憶手段に基準可変
コードとして記憶することで、信号コピーによる不正送
信を排除できると共に正規な信号を確実に識別でき、送
信装置と受信装置との間で可変コードの同期がずれても
自動的に回復するため、取り扱い容易性も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号照合方法に関
し、特に車両用ロック装置の遠隔制御装置に用いるのに
適した信号照合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両に設けられたドアロック装置を送信
装置から送信される無線信号によって遠隔的に施錠/解
錠するようにしたものが一般に知られている。このよう
な装置に於て、無線信号が他人にコピー装置によりコピ
ーされると、そのコピーされた信号によってドアロック
装置が容易に解錠されてしまうという不具合があった。
【0003】そこで、これを防止するために送信装置か
ら発せられる無線信号を送信の毎に変化させることによ
り、コピー信号では解錠できないようにする方法が、例
えば特開平1−278671号公報等に開示されてい
る。その構造は、無線信号(数値コード)を送信する際
に前回送信した数に所定数を加算(または減算)して送
信し、受信装置側では前回受信した無線信号(数値コー
ド)を記憶しておき、今回受信した無線信号が記憶され
ている信号より大きければ(または小さければ)解錠を
可能とするものである。
【0004】また、特開平8−182078号公報に
は、無線信号(数値コード)を送信する際に前回送信し
た数に所定数を加算(または減算)して送信し、受信装
置側では前回受信した無線信号(数値コード)に所定数
を加算(または減算)したものを記憶しておき、今回受
信したコードが記憶されているコード以上であれば(ま
たは以下であれば)解錠を可能とするものが開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
構造では、例えば環境等の影響により送信信号にノイズ
が入り、送信装置側では0020というコードを送信し
たにも関わらず、受信装置側では0120というコード
を受信した場合、そのときは解錠を可能とするが、次回
送信時に送信装置側は0021というコードを送信する
が、受信装置側では0121というコードを記憶してい
るため、同期が外れてしまい、受信装置側に記憶された
コード以上の値になるまで、例えば上記した場合であれ
ば100回以上空送信するか、カウンタをリセットしな
ければ同期を回復することができないと云う不具合が生
じる可能性があった。
【0006】本発明は上記したような従来技術の不具合
を解消するべく案出されたものであり、その主な目的
は、数値からなる可変コードを識別コードとして用いる
信号送受信装置に於て、装置の大型化及びコストの高騰
化を伴うことなく信号をコピーすること等による不正な
送信を確実に排除できると共に正規な送信信号を確実に
識別でき、メンテナンスも容易な信号照合方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的は本発明に
よれば、予め設定された固定コードと送信する毎に変更
される可変コードとを含む信号を送信装置から送信し、
これを受信装置にて受信し、受信した前記信号から前記
固定コード及び可変コードの比較照合を行い、その照合
結果により前記送信装置が正規の送信装置であることを
識別して合致信号を出力するための信号照合方法であっ
て、前記可変コードが、前記送信装置から送信が行われ
る度に前回生成した可変コードに所定の数が加算されて
新しい可変コードとして設定される加算カウンタにより
生成された数値コードからなり、前記受信装置が、各々
独立に基準可変コードを記憶するための第1及び第2の
記憶手段を有し、今回受信した信号に含まれる固定コー
ドが予め設定された正規の固定コードと一致し、かつ今
回受信した信号に含まれる可変コードが前記各記憶手段
に記憶された基準可変コードの少なくともいずれか一方
と等しければ、前記合致信号を出力し、かつ今回受信し
た可変コードに前記所定の数を加えたコードを前記両記
憶手段に次回使用する基準可変コードとして記憶し、今
回受信した信号に含まれる固定コードが予め設定された
正規の固定コードと一致し、かつ今回受信した信号に含
まれる可変コードが、前記第2の記憶手段に記憶された
基準可変コードよりも大きく、かつ前記第1の記憶手段
に記憶された基準可変コードから前記所定の数を減じた
値に等しくなければ、前記合致信号を出力し、かつ今回
受信した可変コードに前記所定の数を加えたコードを前
記第1の記憶手段にのみ次回使用する基準可変コードと
して記憶し、今回受信した信号に含まれる固定コードが
予め設定された正規の固定コードと一致しないか、また
は今回受信した信号に含まれる可変コードが前記第2の
記憶手段に記憶された基準可変コードよりも小さいか、
または今回受信した信号に含まれる可変コードが前記第
1の記憶手段に記憶された基準可変コードから前記所定
の数を減じた値に等しければ、前記合致信号を出力せ
ず、かつ次回使用する基準可変コードも変更しないこと
を特徴とする信号照合方法、または予め設定された固定
コードと送信する毎に変更される可変コードとを含む信
号を送信装置から送信し、これを受信装置にて受信し、
受信した前記信号から前記固定コード及び可変コードの
比較照合を行い、その照合結果により前記送信装置が正
規の送信装置であることを識別して合致信号を出力する
ための信号照合方法であって、前記可変コードが、前記
送信装置から送信が行われる度に前回生成した可変コー
ドから所定の数が減算されて新しい可変コードとして設
定される減算カウンタにより生成された数値コードから
なり、前記受信装置が、各々独立に基準可変コードを記
憶するための第1及び第2の記憶手段を有し、今回受信
した信号に含まれる固定コードが予め設定された正規の
固定コードと一致し、かつ今回受信した信号に含まれる
可変コードが前記各記憶手段に記憶された基準可変コー
ドの少なくともいずれか一方と等しければ、前記合致信
号を出力し、かつ今回受信した可変コードから前記所定
の数を減じたコードを前記両記憶手段に次回使用する基
準可変コードとして記憶し、今回受信した信号に含まれ
る固定コードが予め設定された正規の固定コードと一致
し、かつ今回受信した信号に含まれる可変コードが、前
記第2の記憶手段に記憶された基準可変コードよりも小
さく、かつ前記第1の記憶手段に記憶された基準可変コ
ードに前記所定の数を加えた値に等しくなければ、前記
合致信号を出力し、かつ今回受信した可変コードから前
記所定の数を減じたコードを前記第1の記憶手段にのみ
次回使用する基準可変コードとして記憶し、今回受信し
た信号に含まれる固定コードが予め設定された正規の固
定コードと一致しないか、または今回受信した信号に含
まれる可変コードが前記第2の記憶手段に記憶された基
準可変コードよりも大きいか、または今回受信した信号
に含まれる可変コードが前記第1の記憶手段に記憶され
た基準可変コードに前記所定の数を加えた値に等しけれ
ば、前記合致信号を出力せず、かつ次回使用する基準可
変コードも変更しないことを特徴とする信号照合方法を
提供することにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
について添付の図面を参照して詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された外部から送信
装置を操作して車両ドアの施錠/解錠を行う所謂キーレ
スエントリーシステムを有する車両用ドアロック装置に
於ける携帯用送信装置1及び車両側受信装置2の要部構
成を示すブロック図である。送信装置1は、その内部の
信号生成回路3にて生成した固定コード及び可変コード
から構成される信号を送信回路4を介して赤外線信号と
して外部に送信するようになっている。ここで、固定コ
ードはこの送信装置1に固有のコードであり、ROM5
に記憶されている。また、可変コードは送信スイッチ7
を押す毎に1ずつ加算される10進数4桁の数値コード
からなり、例えば前回生成した可変コードをRAM6に
記憶し、送信スイッチ7を押すとこのコードに1を加算
して送信回路4を介して固定コードと共に外部に送信す
ると共にこの1が加算された可変コードをRAM6に記
憶するようになっている。尚、符号8は送信装置1の電
源(電池)である。
【0010】一方、受信装置2は、上記した赤外線信号
を受信して電気的信号に変換する受信回路11とコント
ロールユニット12とを有している。このコントロール
ユニット12は、受信した信号の固定コードを、E2P
ROM13の記憶領域13aに予め記憶されている正規
の固定コードと比較照合すると共に受信した信号の可変
コードを、第2の記憶手段としてのE2PROM13の
記憶領域13b及び第1の記憶手段としてのRAM14
に記憶された基準可変コードと比較照合し、その結果に
応じて、ドアロック装置15に駆動信号を出力すると同
時に今回受信した可変コードをE2PROM13の記憶
領域13b及びRAM14に基準可変コードとして記憶
するようになっている。
【0011】次に本実施例に於ける信号照合手順につい
て図2を参照して説明する。まず、受信装置2にて赤外
線信号を受信すると(ステップ1)、電気的信号に変換
した後、その固定コードを、E2PROM13の記憶領
域13aに予め記憶されている正規の固定コードと比較
照合する(ステップ2)。そして、この固定コードが正
規のコードであると判断したらステップ3〜ステップ5
にて、信号中の可変コードを、E2PROM13の記憶
領域13b及びRAM14に記憶された各基準可変コー
ドと比較照合し、今回受信した信号の固定コードが正規
の固定コードと一致し、かつ今回受信した信号の可変コ
ードと記憶領域13b及びRAM14に記憶された各基
準可変コードとの関係が後記する比較方法により所定の
関係であればステップ4にて今回受信した可変コードに
後記する加算処理を施したものを、今回受信した信号の
可変コードと各基準可変コードとの関係に応じてRAM
14のみ、または記憶領域13b及びRAM14に新た
な基準可変コードとして記憶すると共にステップ5にて
ドアロック装置15に合致信号(駆動信号)を出力して
解錠可能とする。
【0012】ここで、可変コードは、初期値を000
0、上限値を9999とする10進数4桁の数値コー
ド、即ち0000〜9999までの任意の数字である。
また上記した加算処理とは、受信装置側で前回受信して
正規のコードであることが確認された可変コードに1カ
ウント加える処理である。即ち、例えば受信した可変コ
ードが0048であれば0049とする。
【0013】次に、ステップ3〜ステップ5に於ける上
記した可変コードを受信装置2にて正規のコードと判断
する手順及び判断後の処理について更に具体的に図3を
参照して説明する。まず、今回送信装置から送信した信
号Aを受信した信号Bに含まれる可変コードB′が、E
2PROM13の記憶領域13bに記憶された基準可変
コードD以上であるか否かを判断し(ステップ11)、
B′<Dであれば、不正なコードであるとして処理を終
了する。また、B′≧Dであれば、一応不正なコードで
はないとして、可変コードB′が、RAM14に記憶さ
れた基準可変コードC及びE2PROM13の記憶領域
13bに記憶された基準可変コードDのいずれか一方ま
たは両方と等しいか否かを判断し(ステップ12、1
3)、少なくともいずれか一方と等しければ、可変コー
ドB′は完全に正規なコードであると判断してRAM1
4及びE2PROM13の記憶領域13bに新たな基準
可変コードC、Dとして、可変コードB′に1カウント
加算したものを記憶する(ステップ14、15)。ま
た、ドアロック装置15に合致信号(駆動信号)を出力
して解錠可能とする(ステップ16)。
【0014】一方、ステップ12、13にて可変コード
B′が、基準可変コードC及びDのいずれとも等しくな
ければ、可変コードB′が基準可変コードC−1に等し
いか否かを判断し(ステップ17)、等しければ、今回
受信した可変コードB′は以前の通信時にコピーされた
不正なコードであるとして処理を終了する。また、可変
コードB′が基準可変コードCから1カウント減算した
もの(C−1)に等しくなければ、今回受信した可変コ
ードB′は正規なコードであるが、何らかの原因で受信
時にノイズがのる、または空送信するなどして異常なコ
ードになっている可能性があると判断してRAM14の
みに新たな基準可変コードCとして、可変コードB′に
1カウント加算したものを記憶する。これにより次回正
常な可変コードを受信した場合に基準可変コードDと一
致することから、同期を回復することができる。
【0015】より具体的には、図4に示すようになる。
即ち通常は、送信信号Aの可変コードA′と受信信号
Bの可変コードB′と基準可変コードC、Dとが一致す
ることから、ドアロック装置15に合致信号を出力し、
かつ次回照合用の基準可変コードC、Dとして可変コー
ドB′+1が記憶される(送信コードA′=0003、
0004の部分等)。
【0016】また、受信信号Bの可変コードB′にノ
イズが入り、送信信号Aの可変コードA′よりも著しく
大きくなった場合、B′≧Dであるのでドアロック装置
15に合致信号を出力するが、基準可変コードCのみに
可変コードB′+1が記憶される(送信コードA′=0
005の部分)。そして、送信コードA′=0007を
受信すると、可変コードB′=Cであるので、と同様
の処理が行われ、同期が回復する。
【0017】逆に受信信号Bの可変コードB′にノイ
ズが入り、送信信号Aの可変コードA′よりも小さくな
った場合、B′<Dであるのでドアロック装置15に合
致信号を出力せず、基準可変コードC、Dも書き換えな
い(送信コードA′=0008の部分)。そして、送信
コードA′=0010を受信すると、可変コードB′=
Cであるので、と同様の処理が行われ、同期が回復す
る。
【0018】更に、送信装置から信号Aを空送信、ま
たは受信装置にて信号を受信できなかった場合、その次
の送信時、受信信号B′≧Dとなるため、と同様にド
アロック装置15に合致信号を出力するが、基準可変コ
ードCのみに可変コードB′+1が記憶される(送信コ
ードA′=0012〜0013の部分)。そして、送信
コードA′=0014を受信すると、可変コードB′=
Cであるので、と同様の処理が行われ、同期が回復す
る。
【0019】一方、送信装置からの送信信号が傍受さ
れるなどしてそのコピー信号が送信装置に送信された場
合、その前に正規のと同様の処理がなされていれば1
回に限りと同様の処理が行われるが(送信コードA′
=0016上側部分)、2回目以降は、B′<Dとなる
のでドアロック装置15に合致信号を出力せず、基準可
変コードC、Dも書き換えない(送信コードA′=00
16下側部分)。そして、送信コードA′=0017を
受信すると、可変コードB′=Cであるので、と同様
の処理が行われ、同期が回復する。
【0020】他方、上記の場合、何回か空送信した後
の送信装置からの送信信号が傍受されたコピー信号が送
信装置に送信された場合、1回に限りと同様の処理が
行われるが(送信コードA′=0019上側部分)、2
回目以降は、B′=C−1となるのでドアロック装置1
5に合致信号を出力せず、基準可変コードC、Dも書き
換えない(送信コードA′=0019中、下側部分)。
そして、送信コードA′=0020を受信すると、B′
≧Dであるのでと同様の処理が行われ、更に送信コー
ドA′=0021を受信すると、可変コードB′=Cで
あるので、と同様の処理が行われ、同期が回復する。
【0021】尚、本構成では信号を赤外線信号として説
明したが、電波や他の信号伝搬媒体を用いても同様であ
ることは云うまでもない。
【0022】また、本構成では可変コードを、送信装置
1から送信が行われる度に前回生成した可変コードに所
定の数(例えば1)を加算して新しい可変コードとして
設定する数値コードとしたが、可変コードを、送信装置
から送信が行われる度に前回生成した可変コードに所定
の数(例えば1)を減算して新しい可変コードとする数
値コードとし、各可変コードA′B′C、Dの関係を上
記と正反対にしても同様な作用・効果が得られることは
云うまでもない。また、本構成では可変コードを便宜上
4桁の数値コードとしたが、実際には必要に応じてオー
バーフローしないように桁数を増やして使用すると良
い。
【0023】
【発明の効果】このように本発明による信号照合方法に
よれば、送信装置から、固有の固定コードと、送信が行
われる度に前回生成した可変コードに1カウント数加算
または減算して新しい可変コードとして設定すると共に
上限値または下限値を超えたら初期値に戻るカウンタに
より生成された数値コードからなる可変コードとを有す
る信号を送信し、前回受信して識別された可変コードに
所定数加算または減算したコードを基準可変コードとし
て記憶する受信装置にて上記信号を受信する方法であっ
て、加算型の場合、受信装置が第1及び第2の記憶手段
を有し、今回受信した信号に含まれる固定コードが予め
設定された正規の固定コードと一致し、かつ今回受信し
た信号に含まれる可変コードが、各記憶手段に記憶され
た基準可変コードのいずれかに一致すれば、合致信号を
出力し、かつ今回受信した可変コードに所定数を加えた
コードを各記憶手段に次回使用する基準可変コードとし
て記憶し、今回受信した信号に含まれる可変コードが、
第2の記憶手段に記憶された基準可変コードよりも大き
く、かつ第1の記憶手段に記憶された基準可変コードか
ら前記所定数を減じた値と等しくなければ、合致信号を
出力し、かつ今回受信した可変コードに所定数を加えた
コードを第1の記憶手段にのみ基準可変コードとして記
憶し、今回受信した信号に含まれる固定コードが予め設
定された正規の固定コードと一致しないか、または今回
受信した信号に含まれる可変コードが第2の記憶手段に
記憶された基準可変コードよりも小さいか、または今回
受信した信号に含まれる可変コードが第1の記憶手段に
記憶された基準可変コードから前記所定数を減じた値と
等しければ、合致信号を出力せず、かつ次回使用する基
準可変コードも変更しない構成とすることで、装置の大
型化及びコストの高騰化を伴うことなく信号をコピーす
ることによる不正な送信を排除できると共に正規な送信
信号を確実に識別できるようになる。また、送信装置と
受信装置との間で何らかの事情により可変コードの同期
がとれなくなっても、自動的に回復することから、メン
テナンスフリーとなり、その取り扱い容易性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたキーレスエントリーシステ
ムの携帯用送信装置及び車両側受信装置の要部構成を示
すブロック図。
【図2】図1のシステムに於ける信号照合手順を示すフ
ローチャート。
【図3】図2のフローチャートの要部詳細図。
【図4】図1のシステムの作動要領を説明する送信(可
変)コードと受信(可変)コードと各基準可変コードと
の対応表。
【符号の説明】
1 送信装置 2 受信装置 3 信号生成回路 4 送信回路 5 ROM 6 RAM 7 送信スイッチ 8 電池 11 受信回路 12 コントロールユニット 13 E2PROM 13a 記憶量域(第2の記憶手段) 13b 記憶量域 14 RAM(第1の記憶手段) 15 ドアロック装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された固定コードと送信する
    毎に変更される可変コードとを含む信号を送信装置から
    送信し、これを受信装置にて受信し、受信した前記信号
    から前記固定コード及び可変コードの比較照合を行い、
    その照合結果により前記送信装置が正規の送信装置であ
    ることを識別して合致信号を出力するための信号照合方
    法であって、 前記可変コードが、前記送信装置から送信が行われる度
    に前回生成した可変コードに所定の数が加算されて新し
    い可変コードとして設定される加算カウンタにより生成
    された数値コードからなり、 前記受信装置が、各々独立に基準可変コードを記憶する
    ための第1及び第2の記憶手段を有し、 今回受信した信号に含まれる固定コードが予め設定され
    た正規の固定コードと一致し、かつ今回受信した信号に
    含まれる可変コードが前記各記憶手段に記憶された基準
    可変コードの少なくともいずれか一方と等しければ、前
    記合致信号を出力し、かつ今回受信した可変コードに前
    記所定の数を加えたコードを前記両記憶手段に次回使用
    する基準可変コードとして記憶し、 今回受信した信号に含まれる固定コードが予め設定され
    た正規の固定コードと一致し、かつ今回受信した信号に
    含まれる可変コードが、前記第2の記憶手段に記憶され
    た基準可変コードよりも大きく、かつ前記第1の記憶手
    段に記憶された基準可変コードから前記所定の数を減じ
    た値に等しくなければ、前記合致信号を出力し、かつ今
    回受信した可変コードに前記所定の数を加えたコードを
    前記第1の記憶手段にのみ次回使用する基準可変コード
    として記憶し、 今回受信した信号に含まれる固定コードが予め設定され
    た正規の固定コードと一致しないか、または今回受信し
    た信号に含まれる可変コードが前記第2の記憶手段に記
    憶された基準可変コードよりも小さいか、または今回受
    信した信号に含まれる可変コードが前記第1の記憶手段
    に記憶された基準可変コードから前記所定の数を減じた
    値に等しければ、前記合致信号を出力せず、かつ次回使
    用する基準可変コードも変更しないことを特徴とする信
    号照合方法。
  2. 【請求項2】 予め設定された固定コードと送信する
    毎に変更される可変コードとを含む信号を送信装置から
    送信し、これを受信装置にて受信し、受信した前記信号
    から前記固定コード及び可変コードの比較照合を行い、
    その照合結果により前記送信装置が正規の送信装置であ
    ることを識別して合致信号を出力するための信号照合方
    法であって、 前記可変コードが、前記送信装置から送信が行われる度
    に前回生成した可変コードから所定の数が減算されて新
    しい可変コードとして設定される減算カウンタにより生
    成された数値コードからなり、 前記受信装置が、各々独立に基準可変コードを記憶する
    ための第1及び第2の記憶手段を有し、 今回受信した信号に含まれる固定コードが予め設定され
    た正規の固定コードと一致し、かつ今回受信した信号に
    含まれる可変コードが前記各記憶手段に記憶された基準
    可変コードの少なくともいずれか一方と等しければ、前
    記合致信号を出力し、かつ今回受信した可変コードから
    前記所定の数を減じたコードを前記両記憶手段に次回使
    用する基準可変コードとして記憶し、 今回受信した信号に含まれる固定コードが予め設定され
    た正規の固定コードと一致し、かつ今回受信した信号に
    含まれる可変コードが、前記第2の記憶手段に記憶され
    た基準可変コードよりも小さく、かつ前記第1の記憶手
    段に記憶された基準可変コードに前記所定の数を加えた
    値に等しくなければ、前記合致信号を出力し、かつ今回
    受信した可変コードから前記所定の数を減じたコードを
    前記第1の記憶手段にのみ次回使用する基準可変コード
    として記憶し、 今回受信した信号に含まれる固定コードが予め設定され
    た正規の固定コードと一致しないか、または今回受信し
    た信号に含まれる可変コードが前記第2の記憶手段に記
    憶された基準可変コードよりも大きいか、または今回受
    信した信号に含まれる可変コードが前記第1の記憶手段
    に記憶された基準可変コードに前記所定の数を加えた値
    に等しければ、前記合致信号を出力せず、かつ次回使用
    する基準可変コードも変更しないことを特徴とする信号
    照合方法。
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