JPH11117277A - 台船用油圧昇降装置 - Google Patents

台船用油圧昇降装置

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JPH11117277A
JPH11117277A JP30346297A JP30346297A JPH11117277A JP H11117277 A JPH11117277 A JP H11117277A JP 30346297 A JP30346297 A JP 30346297A JP 30346297 A JP30346297 A JP 30346297A JP H11117277 A JPH11117277 A JP H11117277A
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JP
Japan
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spud
slide guide
chuck
barge
main body
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JP30346297A
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English (en)
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Masato Nozaki
正人 野嵜
Hiroshi Matsuoka
浩 松岡
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YBM Co Ltd
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YBM Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】台船本体を確実にスパッドに沿って移動させ
る。 【構成】スパッド10を海底に降ろした後、上部昇降
シリンダ75のピストンロッド76を伸ばして下部チャ
ック本体65をストロークエンドまで移動させると、上
部チャック本体95は相対的にスパッド10に対して上
昇される。上部チャック95を作動して、上部チャッ
ク95とスパッド10との連結を行う。下部チャック
65を解除する。上部昇降シリンダ75を作動して下部
チャック本体60を上部チャック本体90に近づく方向
にストロークエンドまで縮める方向に作動させる。下
部チャック65を作動させてスパッド10と下部チャッ
ク本体60とを連結する。上部チャック95を解除す
る。前記ないしの操作を繰り返して尺取り虫の方式
で台船本体1を所定高さ位置まで上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台船用油圧昇降装
置に関する。更に詳しくは、海水面上等で行うボーリン
グ調査等のときに使用される台船において、台船本体を
上下動するための台船用油圧昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】陸上に近い海水面上でボーリング調査等
を行うとき、ボーリングマシンの設置、作業場所の確保
のために固定用の脚である複数のスパッドを有する台船
が使用されている。台船をタグボート等で現場近くまで
曳航し、スパッドを海底面まで下ろしてその下端を海底
に固定する。この後、油圧チャックで台船本体をスパッ
ドに固定している。
【0003】しかしながら、この油圧チャックは台船本
体とスパッドを強固に固定するために、スパッドの外周
からチャック機構で締め付けて固定するものである。こ
のスパッドの外周に海藻類などの生物が付着すると、滑
りやすくなりこの固定は必ずしも強固なクランプではな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
技術背景のもとになされたものであり、下記目的を達成
する。
【0005】本発明の目的は、台船においてスパッドと
台船本体との固定を確実にした台船用油圧昇降装置を提
供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、台船において台船本
体を一定間隔に昇降できる台船用油圧昇降装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次の手段を採る。
【0008】本発明の台船用油圧昇降装置は、水面下に
伸長して水底面に設置される複数のスパッド(10)
と、前記スパッドに係合して設置される台船本体(1)
と、前記台船本体を前記スパッドに沿って上下動させる
ための台船用油圧昇降装置であって、前記スパッドの外
周に上下移動される内側スライドガイド(21)と、前
記台船本体に固定され、前記内側スライドガイドの外周
に配置され前記内側スライドガイドに沿って上下移動さ
れる外側スライドガイド(30)と、前記内側スライド
ガイドと前記外側スライドガイドとを連結し、相対的に
移動させるための下部昇降シリンダ(26)と、前記ス
パッドに固定される上部チャック本体(90)と、前記
内側スライドガイドと前記上部チャック本体間を連結す
るガイドレール(55)と、前記上部チャック本体に設
けられ前記スパッドに前記上部チャック本体を固定する
ための上部チャック(95)と、前記ガイドレールに沿
って移動自在で、かつ前記スパッドに固定される下部チ
ャック本体(60)と、前記下部チャック本体に設けら
れ前記スパッドに前記下部チャック本体を固定するため
の下部チャック(65)と、前記下部チャック本体と前
記上部チャック本体とを連結し、相対的に移動させるた
めの上部昇降シリンダ(75)とからなる。
【0009】前記内側スライドガイドと前記外側スライ
ドガイドとを相互に連結固定するための手動チャックと
からなると良い。
【0010】更に、前記スパッドの軸線方向に一定間隔
に位置決め用孔を備え、前記上部チャック及び下部チャ
ックは、前記位置決め用孔に挿入される位置決めピン、
及び前記位置決めピンを駆動する位置決めピン駆動手段
とからなると良い。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の台船用油圧昇降装置を取り付け
た台船を示す正面図であり、図2は図1の平面図であ
る。台船本体1は概略矩形の形をして厚みがあるもので
ある。中央部には、矩形の開口部2が形成されている。
台船本体1は、4個のフロートから構成されている。2
個のメインフロートケース3と2個のサブフロートケー
ス4とから構成されている。
【0012】メインフロートケース3とサブフロートケ
ース4は、縦横に配置されたフレームで箱状に構成され
ており、この外周面は網状の鋼板でカバーされている。
メインフロートケース3及びサブフロートケース4の内
部には発砲スチロール性のフロートを内蔵している。こ
のためにメインフロートケース3とサブフロートケース
4は、自力で浮くことができる。2個のメインフロート
ケース3は、平行に配置されサブフロートケース4を介
して接続フレーム5でボルトにより連結されて固定され
ている。
【0013】更に、メインフロートケース3の中央部
は、平行に配置された4本の接続レール6で固定されて
いる。接続レール6はボーリングマシン(図示せず)を
搭載して調査のための掘削を行うためのものである。台
船本体1の外周の側面にはそれぞれ手すり7の下端が固
定されている。台船本体1の四隅にはスパッド10が昇
降自在に設けられている。スパッド10の下端は、円錐
に形成された脚足11が形成されている。この脚足11
の上部には円板状又は矩形の底板12がスパッド10と
一体に形成されている。脚足11は海底に圧入されて固
定され、底板12の下面は海底面に接して設置される。
【0014】台船本体1の上面には油圧ユニット15が
搭載されている。油圧ユニット15は、後記するように
台船本体1を昇降させるための油圧昇降装置20のため
の油圧ユニットである。図3、図4、図5、図6及び図
7は、油圧昇降装置20を示す図であり、図3は外観
図、図4は断面図、図5は図3のA−A線で切断した断
面図、図6は図3のB−B線で切断した断面図、図7は
図3の平面図である。スパッド10は鋼管で作られてお
り、この直径方向に後記する位置決めピン69(図6参
照)を挿入して位置決めするための位置決め孔14がス
パッド10の軸線方向の一定間隔、本例では500mmピ
ッチで配置されている。
【0015】位置決め孔14は貫通された孔であり、ス
パッド10に直径方向に穿孔して、この孔に鋼管15を
挿入した後溶接して作られる。スパッド10の外周には
円筒状の内側スライドガイド21が摺動自在に設けられ
ている。内側スライドガイド21の上部位置には、ガイ
ドローラ22が回転自在に配置されている。ガイドロー
ラ22は、本例ではスパッド10の外周の等角度位置に
6個の配置されている。
【0016】ガイドローラ22は、内側スライドガイド
21の外周面に溶接された半円状の2個のフランジ23
間に配置され、フランジ23に固定した軸24に回転自
在に設けられている。内側スライドガイド21の上部位
置には、この外周面に半径方向に2個の連結部材25の
一端が溶接により固定されている。連結部材25の他端
にはそれぞれ下部昇降シリンダ26がスパッド10の軸
線方向と平行に配置されている。
【0017】下部昇降シリンダ26のピストンロッド2
7の先端には、外側スライドガイド30の上端にピン3
1により固定されている。内側スライドガイド21の外
周面には、外側スライドガイド30が上下移動自在に配
置されている。外側スライドガイド30の外周の上、
中、下段位置には、前記ガイドローラ22と同様構造で
あるガイドローラ32が配置されている。ガイドローラ
32は、内側スライドガイド21の外周面に接して外側
スライドガイド30をその軸線方向に移動案内するもの
である。
【0018】外側スライドガイド30の下端は、他の部
分より若干直径が小さい小径部33を備えている。小径
部33には、6個のガイドローラ34が等角度に配置さ
れている。ガイドローラ34はスパッド10の外周面に
接しているので、外側スライドガイド30はスパッド1
0の外周面に案内されていることになる。
【0019】外側スライドガイド30の上下位置には上
部フランジ35、下部フランジ36が一体にそれぞれ形
成されている。下部フランジ36は、台船本体1のメイ
ンフロートケース3の角部に形成された箱状の固定部材
37(図1参照)に挿入されている。上部フランジ35
の上端には、固定部材39が一体に溶接により固定され
ている。固定部材39は、台船本体1のメインフロート
ケース3の角部にボルト(図示せず)により固定されて
いる。
【0020】上部フランジ35の外周面には固定部材3
8が溶接により固定されており、この固定部材38には
下部昇降シリンダ26のピストンロッド27の先端が軸
31により揺動自在に連結されている。結局、外側スラ
イドガイド30は下部昇降シリンダ26により、内側ス
ライドガイド21上を上下移動自在に駆動される。
【0021】外側スライドガイド30の最上部位置には
手動チャック40が配置されている。図5は、図3のA
−A線で切断した手動チャック40の断面図である。外
側スライドガイド30の外周には、2個の固定部材41
が間隔をおいて溶接により固定されている。両固定部材
41の間に橋部材43がボルト42で固定されている。
橋部材43には、ナット44が溶接等の手段で固定され
ている。ナット44にクランプボルト45がねじ込んで
ある。
【0022】クランプボルト45の先端は、T字状に形
成された係合部46が形成されている。係合部46は、
把持爪49に形成されたT字状のT溝50に挿入されて
いる。把持爪49の把持面51は、内側スライド21の
外周の曲面と合致している。クランプボルト45の先端
は、断面形状が矩形の頭部47が形成されている。ロッ
クナット48は、クランプボルト45をロックするため
のものである。同様のクランプ機構が180度対向する
位置に配置されている。
【0023】両側のクランプボルト45の頭部47を手
動スパナ(図示せず)で交互に均等に回して、外側スラ
イドガイド30の中心位置に内側スライド21が位置す
るようにする。この回転駆動によりクランプボルト45
は、把持爪49を移動させてその両把持面51で内側ス
ライド21に外側スライドガイド30を固定する。クラ
ンプボルト45で締付けが完了すると、クランプボルト
45をロックナット48でロックする。
【0024】図6は、図3のB−B線で切断したときの
断面図である。連結部材25には、2本のガイドレール
55の下端が固定されている。ガイドレール55は、1
80度の間隔をおいて配置され、後記する下部チャック
本体60をスパッド10の軸線方向に移動自在に案内す
るためのものである。ガイドレール55の上端は、上部
チャック本体90に連結されている。下部チャック本体
60は、スパッド10の外周に囲むように配置されてお
り、鋼板を溶接して作られている筐体である。
【0025】下部チャック本体60の中心には、摺動筒
61が配置固定されている。摺動筒61の内周面には1
80度の角度をおいて2本のキー溝62が形成されてい
る。スパッド10の外周には、キー溝62に対応して中
心軸線方向にキー9が固定されている。したがって、下
部チャック本体60は、スパッド10の外周で回転する
ことなく上下移動する。
【0026】下部チャック本体60の外周には、180
度の角度をおいて凹状の摺動溝63が形成されている。
摺動溝63は、ガイドレール55を挿入し案内するため
のものである。下部チャック本体60には摺動溝63と
角度を異ならせて、下部チャック65が直径方向に配置
されている。下部チャツク65は、下部チャック本体6
0をスパッド10に固定するためのものである。
【0027】下部チャック本体60には、油圧シリンダ
66が180度の角度をおいて対向して配置されてい
る。油圧シリンダ66の出力軸であるピストンロッド6
7には、継手68により位置決めピン69の一端が連結
されている。位置決めピン69の先端は摺動筒61の側
方に開けられた孔70に挿入されている。油圧シリンダ
66が作動すると位置決めピン69が位置決め孔14に
挿入されると、緑ランプが点灯して挿入されていること
を確認し、赤ランプのときは挿入されていないことを示
す。
【0028】更に、下部チャック本体60には上部昇降
シリンダ75のピストンロッド76の先端が軸77を中
心に揺動自在に連結されている。軸77の両端は、軸受
ブラケット78に固定されている。軸受ブラケット78
は、固定ブラケット79に溶接により固定されている。
固定ブラケット79は、下部チャック本体60にボルト
で着脱自在に固定されている。図7に示すように下部チ
ャック本体60の上部には、上部チャック本体90が配
置されている。上部チャック本体90は、スパッド10
の外周に囲むように配置されており、鋼板を溶接して作
られている筐体である。上部チャック本体90の中心に
は、摺動筒91が配置固定されている。摺動筒91の内
周面には180度の角度をおいて2本のキー溝92が形
成されている。
【0029】前記したようにスパッド10の外周には、
キー溝62に対応して中心軸線方向にキー9が固定され
ている。したがって、上部チャック本体90は、スパッ
ド10の外周で回転することなく上下移動する。上部チ
ャック95が直径方向に配置されている。上部チャツク
95は、上部チャック本体90をスパッド10に固定す
るためのものであり、下部チャック65と構造と同一で
ありその説明は省略する。
【0030】上部昇降シリンダ75が上部チャック本体
90に固定されている。前記したように下部チャック本
体60には上部昇降シリンダ75のピストンロッド76
の先端が連結されているので、上部チャック本体90と
下部チャック本体60とは上部昇降シリンダ75で相互
に連結されている。
【0031】[実施の形態1の動作]次に、前記実施の
形態1の動作を説明する。台船本体1をボーリングポイ
ントまで曳舟で曳航する。台船1がボーリングポイント
に到達すると、各スパッド10を海底まで下げて定置す
る。この状態で台船本体1は、スパッド1に固定される
ことなく海面に浮いている状態である。上部チャック9
5、及び下部チャック65を作動し、スパッド1と上部
チャック本体90及び下部チャック本体60との結合を
解除する。この解除により赤ランプ(図示せず)が点灯
し、上部チャック本体90及び下部チャック本体60が
解除したことを確認する。
【0032】この確認後、上部昇降シリンダ75のピス
トンロッド76を短く縮めてストロークエンドの位置ま
で縮めて下部チャック体60を最上昇位置に位置させ
る。下部チャック65の位置決めピン69がスパッド1
の位置決め孔14に挿入できるように、下部昇降シリン
ダ26を作動させて位置合わせを行い、油圧シリンダ6
6の駆動により位置決めピン69を挿入する。
【0033】この挿入後、下部昇降シリンダ26は切替
弁を作動させてピストンが作動しないようにロックす
る。各下部昇降シリンダ26のピストンのロック位置
は、スパッド10が海底に降ろされ据え付けされる高さ
によって異なる。この油圧によるピストンのロック状態
は、スパッドの据え付けするときの海底の高さの差異を
吸収する。
【0034】位置決めピン69の挿入により、下部チャ
ック本体60とスパッド10とは連結されている状態と
なる。この連結の確認は緑ランプ(図示せず)により行
う。
【0035】上部昇降シリンダ75のピストンロッド
76を伸ばして下部チャック本体65をストロークエン
ドまで移動させる。この移動で上部チャック本体95は
相対的にスパッド10に対して上昇される。上部チャッ
ク本体95と台船本体1とは、ガイドレール55、下部
昇降シリンダ26、下部昇降シリンダ26のピストンロ
ッド27、及び外側スライドガイド30により連結され
ているので、結果として台船本体1が海面上から浮上す
る方向に駆動される。
【0036】上部チャック95を作動して、上部チャ
ック95とスパッド10との連結を行う。この連結の確
認は緑ランプにより行う。
【0037】下部チャック65を解除する。この解除
の確認は赤ランプの点灯で確認する。この点灯を確認
後、上部昇降シリンダ75を作動して下部チャック本体
60を上部チャック本体90に近づく方向にストローク
エンドまで縮める方向に作動させる。
【0038】下部チャック65を作動させてスパッド
10と下部チャック本体60とを連結する。この確認は
緑ランプの点灯で確認する。
【0039】上部チャック95を解除する。この解除
を赤ランプの点灯で確認する。
【0040】前記ないしの操作を繰り返して尺取り
虫の方式で台船本体1を所定高さ位置まで上昇させる。
所定の位置にまで、台船本体2を上昇させた後、手動チ
ャック40を作動させて内側スライド21に外側スライ
ド30を固定する。この固定により、下部昇降シリンダ
26とそのピストンロッド27との間に力は発生せず両
者は相対的に移動することはない。最初のスパッド10
の下降は、前記動作とは逆の動作で行う。
【0041】[その他の実施例]下部昇降シリンダ26
と下部昇降シリンダ75は、油圧シリンダで作られたも
のであったが、ネジと油圧又は電動回転モータで作られ
た直線駆動手段であっても良い。下部チャック65及び
上部チャック95は、位置決めピン69を挿入するタイ
プであったが、ラチェット等のような他の機械的固定手
段であっても良い。
【0042】
【発明の効果】本発明の台船用油圧昇降装置は、スパッ
ドと台船本体との固定を確実にできる、台船本体を迅速
に一定間隔に昇降できる等の効果がある。また、海底の
高さの差異によるスパッドの据え付け高さの差異にも対
応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の台船用油圧昇降装置を取り付
けた台船を示す正面図である。
【図2】図2は、図1の平面図である。
【図3】図3は、台船用油圧昇降装置の外観図である。
【図4】図4は、図1の断面図である。
【図5】図5は、図3のA−A線で切断した断面図であ
る。
【図6】図6は、図3のB−B線で切断した断面図であ
る。
【図7】図7は、図3の平面図である。
【符号の説明】
1…台船本体 2…開口部 3…メインフロートケース 4…サブフロートケース 10…スパッド 21…内側スライドガイド 26…下部昇降シリンダ 30…外側スライドガイド 40…手動チャック 60…下部チャック本体 65…下部チャック 75…上部昇降シリンダ 90…上部チャック本体 95…上部チャック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水面下に伸長して水底面に設置される複数
    のスパッド(10)と、 前記スパッドに係合して設置される台船本体(1)と、 前記台船本体を前記スパッドに沿って上下動させるため
    の台船用油圧昇降装置であって、 前記スパッドの外周に上下移動される内側スライドガイ
    ド(21)と、 前記台船本体に固定され、前記内側スライドガイドの外
    周に配置され前記内側スライドガイドに沿って上下移動
    される外側スライドガイド(30)と、 前記内側スライドガイドと前記外側スライドガイドとを
    連結し、相対的に移動させるための下部昇降シリンダ
    (26)と、 前記スパッドに固定される上部チャック本体(90)
    と、 前記内側スライドガイドと前記上部チャック本体間を連
    結するガイドレール(55)と、 前記上部チャック本体に設けられ前記スパッドに前記上
    部チャック本体を固定するための上部チャック(95)
    と、 前記ガイドレールに沿って移動自在で、かつ前記スパッ
    ドに固定される下部チャック本体(60)と、 前記下部チャック本体に設けられ前記スパッドに前記下
    部チャック本体を固定するための下部チャック(65)
    と、 前記下部チャック本体と前記上部チャック本体とを連結
    し、相対的に移動させるための上部昇降シリンダ(7
    5)とからなることを特徴とする台船用油圧昇降装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記内側スライドガイドと前記外側スライドガイドとを
    相互に連結固定するための手動チャックとからなること
    を特徴とする台船用油圧昇降装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記スパッドの軸線方向に一定間隔に位置決め用孔を備
    え、 前記上部チャック及び下部チャックは、 前記位置決め用孔に挿入される位置決めピン、及び前記
    位置決めピンを駆動する位置決めピン駆動手段とからな
    ることを特徴とする台船用油圧昇降装置。
JP30346297A 1997-10-17 1997-10-17 台船用油圧昇降装置 Pending JPH11117277A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111887A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Sany Electric Co Ltd 支持脚および移動式海洋工事用プラットフォーム
CN102431629A (zh) * 2011-12-15 2012-05-02 吴平平 一种用于多功能风电机组安装船的环梁式无间断升降系统
CN115110504A (zh) * 2022-06-24 2022-09-27 江龙船艇科技股份有限公司 一种自动调平衡液压支腿浮体结构

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