JPH11117239A - 交通標識 - Google Patents
交通標識Info
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- JPH11117239A JPH11117239A JP9296441A JP29644197A JPH11117239A JP H11117239 A JPH11117239 A JP H11117239A JP 9296441 A JP9296441 A JP 9296441A JP 29644197 A JP29644197 A JP 29644197A JP H11117239 A JPH11117239 A JP H11117239A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 標識材の矢印を基板の一面に配し、他面に折
り畳み式支えを設けた標識は、支えが軽量で、基板に風
圧を受けると簡単に移動、転倒して標識機能を失うばか
りか車両に当たる危険がある。基板に運搬時の指掛け用
透孔があるが、基板が薄いためその重量が各指の局所に
かかり、長時間持つと指が痛くなる。 【解決手段】 交通標識は基板(1)、支え(2)、ウエイト
(3)を有する。該基板は一面に標識材(11)を備え、他面
に上下に対向する支承(12)を左右に対称的に備える。該
支えは一対の伸張部(21)と両伸張部を結ぶ導結部(22)を
有するコ字状で両伸張部の開放端部側に一対の耳軸(23)
が対設され、少なくとも一方の伸張部の該導結部側に他
方の伸張部方向へ突出するピン(24)が形成され、該支え
は一対でそれぞれの耳軸で該基板の該支承(12)に揺動自
在に支承される。該ウエイトは弾性材製で該ピン用の一
対の挿通孔(31)が隔設される。
り畳み式支えを設けた標識は、支えが軽量で、基板に風
圧を受けると簡単に移動、転倒して標識機能を失うばか
りか車両に当たる危険がある。基板に運搬時の指掛け用
透孔があるが、基板が薄いためその重量が各指の局所に
かかり、長時間持つと指が痛くなる。 【解決手段】 交通標識は基板(1)、支え(2)、ウエイト
(3)を有する。該基板は一面に標識材(11)を備え、他面
に上下に対向する支承(12)を左右に対称的に備える。該
支えは一対の伸張部(21)と両伸張部を結ぶ導結部(22)を
有するコ字状で両伸張部の開放端部側に一対の耳軸(23)
が対設され、少なくとも一方の伸張部の該導結部側に他
方の伸張部方向へ突出するピン(24)が形成され、該支え
は一対でそれぞれの耳軸で該基板の該支承(12)に揺動自
在に支承される。該ウエイトは弾性材製で該ピン用の一
対の挿通孔(31)が隔設される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路の事故現場や工
事現場に仮に設置されて車両の流れ方向を規制する交通
標識に係る。
事現場に仮に設置されて車両の流れ方向を規制する交通
標識に係る。
【0002】
【従来の技術】矢印を標識材として基板の一面に配し、
他面に支えを折り畳み自在に枢支した標識は知られてい
る。
他面に支えを折り畳み自在に枢支した標識は知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】支えは金属棒を折曲げ
たものなので軽量であり、基板が車両や気象現象による
風圧を受けると簡単に移動したり、ひどいときは転倒し
てしまい、本来の標識機能を失うばかりでなく、車両に
当ったりして甚だ危険である。
たものなので軽量であり、基板が車両や気象現象による
風圧を受けると簡単に移動したり、ひどいときは転倒し
てしまい、本来の標識機能を失うばかりでなく、車両に
当ったりして甚だ危険である。
【0004】基板には運搬時に指を掛ける透孔が穿たれ
ているが、基板が薄いためその重量が各指にほとんど一
直線上でかかり、長時間持っていると指が痛くなる。
ているが、基板が薄いためその重量が各指にほとんど一
直線上でかかり、長時間持っていると指が痛くなる。
【0005】標識材を夜間に発光させるために電池が必
要で、基板にはこの電池の収容室が設けられ、蓋で覆う
ようになっている。この蓋を止めるのに簡単なパッチン
錠が設けられているが、錆びたりすると閉止機能を失
い、基板が動揺すると電池が収容室から脱出してしま
う。
要で、基板にはこの電池の収容室が設けられ、蓋で覆う
ようになっている。この蓋を止めるのに簡単なパッチン
錠が設けられているが、錆びたりすると閉止機能を失
い、基板が動揺すると電池が収容室から脱出してしま
う。
【0006】本発明は所定位置で安定して供用でき、ま
た運搬を楽にすることもでき、更に電池を確実に収容室
に格納することもできる交通標識を提供することを目的
とする。
た運搬を楽にすることもでき、更に電池を確実に収容室
に格納することもできる交通標識を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる第一の交
通標識は基板と、支えと、ウエイトを有している。該基
板は一面に標識材を備え、他面に上下に対向する支承を
左右に対称的に備えている。該支えは一対の伸張部と両
伸張部を結ぶ導結部を有するコ字状で両伸張部の開放端
部側に一対の耳軸が対設される。また少なくとも一方の
伸張部の該導結部側に他方の伸張部方向へ突出するピン
が形成される。該支えは一対でそれぞれの耳軸で該基板
の該支承に揺動自在に支承される。該ウエイトは弾性材
製で該ピン用の一対の挿通孔が隔設される。
通標識は基板と、支えと、ウエイトを有している。該基
板は一面に標識材を備え、他面に上下に対向する支承を
左右に対称的に備えている。該支えは一対の伸張部と両
伸張部を結ぶ導結部を有するコ字状で両伸張部の開放端
部側に一対の耳軸が対設される。また少なくとも一方の
伸張部の該導結部側に他方の伸張部方向へ突出するピン
が形成される。該支えは一対でそれぞれの耳軸で該基板
の該支承に揺動自在に支承される。該ウエイトは弾性材
製で該ピン用の一対の挿通孔が隔設される。
【0008】該基板は周縁部に指掛け用の透孔が穿た
れ、該透孔の該周縁部の縁を緩衝材が被っていてもよ
い。
れ、該透孔の該周縁部の縁を緩衝材が被っていてもよ
い。
【0009】該支えの該一対の伸張部は該支えの展開供
用時に該基板の反対側に突き出る爪先部を備えていても
よい。
用時に該基板の反対側に突き出る爪先部を備えていても
よい。
【0010】該ウエイトはゴム製であってもよい。該ウ
エイトは反射テープが施されていてもよい。該ウエイト
は長方体であってもよい。
エイトは反射テープが施されていてもよい。該ウエイト
は長方体であってもよい。
【0011】本発明にかかる第二の交通標識は第一の交
通標識に滑り止め金具を用意したものなので、この滑り
止め金具につき述べ、他は省略する。該滑り止め金具は
該ウエイトに被嵌する断面形状を有している。そして、
また両側縁に沿って該ウエイトに被嵌した状態で交通標
識の設置面に係合する鋸歯状の凹凸部を有している。
通標識に滑り止め金具を用意したものなので、この滑り
止め金具につき述べ、他は省略する。該滑り止め金具は
該ウエイトに被嵌する断面形状を有している。そして、
また両側縁に沿って該ウエイトに被嵌した状態で交通標
識の設置面に係合する鋸歯状の凹凸部を有している。
【0012】この第二の交通標識の場合も第一の交通標
識の場合と同様に、該基板は周縁部に指掛け用の透孔が
穿たれ、該透孔の該周縁部側の縁を緩衝材が被っていて
もよい。
識の場合と同様に、該基板は周縁部に指掛け用の透孔が
穿たれ、該透孔の該周縁部側の縁を緩衝材が被っていて
もよい。
【0013】同様に、該支えの該一対の伸張部は該支え
の展開供用時に該基板の反対側に突き出て該基板の該反
対側への転倒を防ぐ爪先部を備えていてもよい。
の展開供用時に該基板の反対側に突き出て該基板の該反
対側への転倒を防ぐ爪先部を備えていてもよい。
【0014】同じく、該ウエイトはゴム製であってもよ
い。同じく、該ウエイトは反射テープが施されていても
よい。更に、該ウエイトは長方体であってもよい。
い。同じく、該ウエイトは反射テープが施されていても
よい。更に、該ウエイトは長方体であってもよい。
【0015】更に、該滑り止め金具は該ウエイトが長方
体の場合、この長方体の断面の下面を除いた三面に適合
するコ字形断面を有していてもよい。
体の場合、この長方体の断面の下面を除いた三面に適合
するコ字形断面を有していてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明にかかる第一の交通標識の
具体例を、添付の図面を参照して説明する。1は基板、
2は支え、3はウエイトである。基板1は一面に標識材
11を備え、他面に上下に対向する支承12を左右に対
称的に備えている。この基板1は標識材11の種類によ
って長方形、正方形、三角形、円形、楕円形等、適当な
形状を採用できる。
具体例を、添付の図面を参照して説明する。1は基板、
2は支え、3はウエイトである。基板1は一面に標識材
11を備え、他面に上下に対向する支承12を左右に対
称的に備えている。この基板1は標識材11の種類によ
って長方形、正方形、三角形、円形、楕円形等、適当な
形状を採用できる。
【0017】支え2は一対の伸張部21と両伸張部を結
ぶ導結部22を有するコ字状で、両伸張部21の開放端
部側に一対の耳軸23が対設される。また少なくとも一
方の伸張部21の導結部22側に他方の伸張部21方向
へ突出するピン24が形成される。この支え2は一対が
採用され、それぞれの耳軸23で基板1の支承12に揺
動自在に支承され、標識の使用時は基板1に対し展開
し、不使用時に図2の矢印方向へ揺動して畳まれる。耳
軸23にストッパー25を設けることにより、支え2の
展開角度を規制できる。
ぶ導結部22を有するコ字状で、両伸張部21の開放端
部側に一対の耳軸23が対設される。また少なくとも一
方の伸張部21の導結部22側に他方の伸張部21方向
へ突出するピン24が形成される。この支え2は一対が
採用され、それぞれの耳軸23で基板1の支承12に揺
動自在に支承され、標識の使用時は基板1に対し展開
し、不使用時に図2の矢印方向へ揺動して畳まれる。耳
軸23にストッパー25を設けることにより、支え2の
展開角度を規制できる。
【0018】ウエイト3は弾性材製で、ピン24を挿通
するための一対の挿通孔31が隔設される。標識の安定
の観点からすれば、両挿通孔31間の間隔は伸張部21
の長さや、伸張部21の基板1に対する展開角度との関
係で、ある程度大きい方が好ましいが、ウエイト3が基
板1の長さを超えて突き出し過ぎると交通の邪魔になる
ので、邪魔にならない範囲とする。
するための一対の挿通孔31が隔設される。標識の安定
の観点からすれば、両挿通孔31間の間隔は伸張部21
の長さや、伸張部21の基板1に対する展開角度との関
係で、ある程度大きい方が好ましいが、ウエイト3が基
板1の長さを超えて突き出し過ぎると交通の邪魔になる
ので、邪魔にならない範囲とする。
【0019】なお図面で、51は電池の収容室、52は
蓋、53はスライド錠、54は電池、55は基板1の隅
角部に配した保護材、56は配線カバーである。
蓋、53はスライド錠、54は電池、55は基板1の隅
角部に配した保護材、56は配線カバーである。
【0020】この標識を使用する場合、標識を現場に運
んで設置面S上に置く。基板1をこの設置面S上に起
し、支え2を展開する。そして、ウエイト3を両伸張部
21間に挿通し、このウエイト3の各挿通孔31を各伸
張部21の各ピン24に挿通する。
んで設置面S上に置く。基板1をこの設置面S上に起
し、支え2を展開する。そして、ウエイト3を両伸張部
21間に挿通し、このウエイト3の各挿通孔31を各伸
張部21の各ピン24に挿通する。
【0021】これで標識の組み立てが完了するので、そ
の標識材11を車両の進入方向へ向ければ、標識が供用
される。夜間の場合は通常のように電池54により標識
材11に電気を送り、これを自発光させる。
の標識材11を車両の進入方向へ向ければ、標識が供用
される。夜間の場合は通常のように電池54により標識
材11に電気を送り、これを自発光させる。
【0022】標識は気象現象による風の圧力や、車両の
走行による風圧を受けても、伸張部21が支えとなり、
その上ウエイト3が伸張部21に負荷されているので、
その程度の風圧には十分に対抗して、移動したり、転倒
したりすることがなく、その機能をまっとうする。
走行による風圧を受けても、伸張部21が支えとなり、
その上ウエイト3が伸張部21に負荷されているので、
その程度の風圧には十分に対抗して、移動したり、転倒
したりすることがなく、その機能をまっとうする。
【0023】ウエイト3の下面は、その弾性係数やピン
24の基端の設置面Sからの高さにもよるが、設置面S
に接することもあり、接しないこともある。ウエイト3
の下面を設置面Sに接触させれば両面間に摩擦力が作用
するので、標識のずれを一層有効に防げて好ましい。
24の基端の設置面Sからの高さにもよるが、設置面S
に接することもあり、接しないこともある。ウエイト3
の下面を設置面Sに接触させれば両面間に摩擦力が作用
するので、標識のずれを一層有効に防げて好ましい。
【0024】ウエイト3は重量の大きなものを一個だけ
使用してもよいが、図2を参照して分る通り、一個あた
りの重量を小さくして複数個重ねて使用するようにする
と、格納や運搬等の取扱がし易くなる。ピン24の高さ
がウエイト3の厚さより高い場合にそれが可能となる。
使用してもよいが、図2を参照して分る通り、一個あた
りの重量を小さくして複数個重ねて使用するようにする
と、格納や運搬等の取扱がし易くなる。ピン24の高さ
がウエイト3の厚さより高い場合にそれが可能となる。
【0025】標識を取り払う場合は、ウエイト3をピン
24から外し、伸張部21を揺動して基板1の背面に当
接させる。基板1とウエイト3を持って格納場所へ運
ぶ。
24から外し、伸張部21を揺動して基板1の背面に当
接させる。基板1とウエイト3を持って格納場所へ運
ぶ。
【0026】このピン24を他方の伸張部21にもこの
ピン24と相対向させて設けてもよい。標識材11が矢
印の車両誘導用の場合、車両の誘導方向を反対向きにす
るために標識を上下反転して使用することがあるが、こ
の場合にもウエイト3を、その挿通孔31をこの相対向
させて設けたピン24に嵌合させて、使用できる。
ピン24と相対向させて設けてもよい。標識材11が矢
印の車両誘導用の場合、車両の誘導方向を反対向きにす
るために標識を上下反転して使用することがあるが、こ
の場合にもウエイト3を、その挿通孔31をこの相対向
させて設けたピン24に嵌合させて、使用できる。
【0027】基板1は周縁部に指掛け用の透孔13が穿
たれている。そして、この透孔13の周縁部側の縁14
を緩衝材15が被っている。この緩衝材15は図面のよ
うに連続してこの透孔13と相対する周縁部を被っても
よい。こうすると、指に対する標識の荷重が分散するの
で、指に食い込むようなことがなく、運搬が楽になる。
たれている。そして、この透孔13の周縁部側の縁14
を緩衝材15が被っている。この緩衝材15は図面のよ
うに連続してこの透孔13と相対する周縁部を被っても
よい。こうすると、指に対する標識の荷重が分散するの
で、指に食い込むようなことがなく、運搬が楽になる。
【0028】支え2の一対の伸張部21は、支え2を展
開して基板1の支えとするときに、基板1の反対側、即
ち標識材11側、へ突き出る爪先部25を備えている。
こうすると、基板1のこの反対側への転倒を防ぐ。
開して基板1の支えとするときに、基板1の反対側、即
ち標識材11側、へ突き出る爪先部25を備えている。
こうすると、基板1のこの反対側への転倒を防ぐ。
【0029】ウエイト3はゴム製となっている。こうす
ると、設置面に対する抵抗が大となり、標識の風圧によ
る移動が防止される。
ると、設置面に対する抵抗が大となり、標識の風圧によ
る移動が防止される。
【0030】ウエイト3は反射テープ32が施されてい
る。こうすると、夜間にこの反射テープ32がヘッドラ
イトに反射するので、基板1の背後に何物かが存在する
ことをドライバーが認識でき、基板1を通過後に急ハン
ドルを切ってこのウエイト3に衝突するような危険性を
防げる。
る。こうすると、夜間にこの反射テープ32がヘッドラ
イトに反射するので、基板1の背後に何物かが存在する
ことをドライバーが認識でき、基板1を通過後に急ハン
ドルを切ってこのウエイト3に衝突するような危険性を
防げる。
【0031】ウエイト3は長方体となっている。こうす
ると、ウエイト3をピン24に嵌合した場合に伸張部2
1と連続して接触するので安定し、またウエイト3を重
ねて使用する場合にウエイト3同志がずれたりしない。
ると、ウエイト3をピン24に嵌合した場合に伸張部2
1と連続して接触するので安定し、またウエイト3を重
ねて使用する場合にウエイト3同志がずれたりしない。
【0032】本発明にかかる第二の交通標識は第一の交
通標識に滑り止め金具4を用意したものである。従っ
て、ここではこの滑り止め金具4につき述べ、他の構成
についての説明は第一の交通標識の説明を参照して、こ
こでは省略することにする。滑り止め金具4はウエイト
3に被嵌する断面形状を有している。そして、また両側
縁に沿ってウエイト3に被嵌した状態で交通標識の設置
面Sに係合する鋸歯状の凹凸部41を有している。
通標識に滑り止め金具4を用意したものである。従っ
て、ここではこの滑り止め金具4につき述べ、他の構成
についての説明は第一の交通標識の説明を参照して、こ
こでは省略することにする。滑り止め金具4はウエイト
3に被嵌する断面形状を有している。そして、また両側
縁に沿ってウエイト3に被嵌した状態で交通標識の設置
面Sに係合する鋸歯状の凹凸部41を有している。
【0033】ウエイト3の断面形状は特定されない。そ
して、このウエイト3に被せる滑り止め金具4の断面形
状も必ずしもウエイト3の断面形状に適合させる必要は
なく、ウエイト3に被せた状態で両側縁の鋸歯状の凹凸
部41が設置面Sに係合すればよい。
して、このウエイト3に被せる滑り止め金具4の断面形
状も必ずしもウエイト3の断面形状に適合させる必要は
なく、ウエイト3に被せた状態で両側縁の鋸歯状の凹凸
部41が設置面Sに係合すればよい。
【0034】使用する場合のやり方は、第一の標識の場
合と同様である。滑り止め金具4は標識を設置面S上に
設置して標識材11を車両の進入方向へ向けた状態で、
ウエイト3に被せられる。滑り止め金具4の両側縁の鋸
歯状の凹凸部41は自重により設置面Sに噛み付くよう
な状態になる。この場合、ウエイト3の上面と滑り止め
金具4の下面との間に空隙ができても差し支えない。
合と同様である。滑り止め金具4は標識を設置面S上に
設置して標識材11を車両の進入方向へ向けた状態で、
ウエイト3に被せられる。滑り止め金具4の両側縁の鋸
歯状の凹凸部41は自重により設置面Sに噛み付くよう
な状態になる。この場合、ウエイト3の上面と滑り止め
金具4の下面との間に空隙ができても差し支えない。
【0035】この第二の標識の場合も、第一の標識に関
する[0027]、[0028]、[0029]、[0
030]又は[0031]で述べた構成を採用できると
共に、それぞれの構成による作用を奏することができ
る。ここでは説明が重複するので省略する。
する[0027]、[0028]、[0029]、[0
030]又は[0031]で述べた構成を採用できると
共に、それぞれの構成による作用を奏することができ
る。ここでは説明が重複するので省略する。
【0036】この第二の標識の場合、ウエイト3を長方
体とし、滑り止め金具4の断面を、このウエイト3の断
面の下面を除いた三面に適合する、コ字形断面とする。
こうすると、ウエイト3を重ねて使用する場合に、上に
位置するウエイト3が安定する。
体とし、滑り止め金具4の断面を、このウエイト3の断
面の下面を除いた三面に適合する、コ字形断面とする。
こうすると、ウエイト3を重ねて使用する場合に、上に
位置するウエイト3が安定する。
【0037】
【発明の効果】本発明にかかる第一の交通標識によれ
ば、基板、支え及びウエイトを有し、基板の支承に支え
が揺動自在に支承され、この支えに弾性材製のウエイト
を、その挿通孔を各伸張部の各ピンに挿通して、載荷す
るので、標識は気象現象による風の圧力や、車両の走行
による風圧を受けても、ある程度の圧力には支えだけで
も対抗でき、それを超える大きな圧力に対してはウエイ
トが協力して十分に対抗し、移動したり、転倒したりせ
ず、その機能をまっとうできる。
ば、基板、支え及びウエイトを有し、基板の支承に支え
が揺動自在に支承され、この支えに弾性材製のウエイト
を、その挿通孔を各伸張部の各ピンに挿通して、載荷す
るので、標識は気象現象による風の圧力や、車両の走行
による風圧を受けても、ある程度の圧力には支えだけで
も対抗でき、それを超える大きな圧力に対してはウエイ
トが協力して十分に対抗し、移動したり、転倒したりせ
ず、その機能をまっとうできる。
【0038】請求項2によれば、基板を運ぶための指掛
け用の透孔の周縁部側の縁が緩衝材で被われているの
で、指に対する標識の荷重が分散するので、指に食い込
むようなことがなく、楽に運搬できる。
け用の透孔の周縁部側の縁が緩衝材で被われているの
で、指に対する標識の荷重が分散するので、指に食い込
むようなことがなく、楽に運搬できる。
【0039】請求項3によれば、基板が背面に風圧を受
けても爪先部がこの風圧に対抗し、基板が標識材側に倒
れることを防ぐことができる。
けても爪先部がこの風圧に対抗し、基板が標識材側に倒
れることを防ぐことができる。
【0040】請求項4によれば、ウエイトがゴム製なの
で、設置面に対する抵抗が大となり、標識の風圧による
移動を有効に防止できる。
で、設置面に対する抵抗が大となり、標識の風圧による
移動を有効に防止できる。
【0041】請求項5によれば、ウエイトに反射テープ
を施したので、夜間でも基板の背後に何物かが存在する
ことをドライバーが認識でき、基板を通過後に急ハンド
ルを切ってこのウエイトに衝突する危険性を防ぐことが
できる。
を施したので、夜間でも基板の背後に何物かが存在する
ことをドライバーが認識でき、基板を通過後に急ハンド
ルを切ってこのウエイトに衝突する危険性を防ぐことが
できる。
【0042】請求項6によれば、ウエイトが長方体とな
っているので、ウエイトをピンに嵌合した場合に伸張部
と連続して接触するので安定し、またウエイトを重ねて
使用する場合にウエイト同志がずれるのを防げる。
っているので、ウエイトをピンに嵌合した場合に伸張部
と連続して接触するので安定し、またウエイトを重ねて
使用する場合にウエイト同志がずれるのを防げる。
【0043】請求項7の本発明にかかる第二の交通標識
によれば、ウエイトに被嵌した状態で交通標識の設置面
に係合する鋸歯状の凹凸部を両側縁に沿って有する滑り
止め金具を採用したので、滑り止め金具の凹凸部は自重
により設置面に噛み付き、標識が風圧を受けても、動く
のを阻止できる。
によれば、ウエイトに被嵌した状態で交通標識の設置面
に係合する鋸歯状の凹凸部を両側縁に沿って有する滑り
止め金具を採用したので、滑り止め金具の凹凸部は自重
により設置面に噛み付き、標識が風圧を受けても、動く
のを阻止できる。
【0044】請求項8によれば、請求項2の場合と同様
の効果を奏する。請求項9によれば、請求項3の場合と
同様の効果を奏する。
の効果を奏する。請求項9によれば、請求項3の場合と
同様の効果を奏する。
【0045】請求項10によれば、請求項4の場合と同
様の効果を奏する。請求項11によれば、請求項5の場
合と同様の効果を奏する。請求項12によれば、請求項
6の場合と同様の効果を奏する。
様の効果を奏する。請求項11によれば、請求項5の場
合と同様の効果を奏する。請求項12によれば、請求項
6の場合と同様の効果を奏する。
【0046】請求項13によれば、滑り止め金具は長方
体の断面の下面を除いた三面に適合するコ字形断面を有
しているので、ウエイトを重ねて使用する場合に、上に
位置するウエイトを安定させることができる。
体の断面の下面を除いた三面に適合するコ字形断面を有
しているので、ウエイトを重ねて使用する場合に、上に
位置するウエイトを安定させることができる。
【図1】本発明にかかる交通標識の具体例を使用状態で
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】同じくやや上方から見た背面図で、ウエイト3
の右側部分は切除して示す。
の右側部分は切除して示す。
【図3】図2の3−3線断面図である。
1 基板 2 支え 3 ウエイト 4 滑り止め金具 S 設置面 11 標識材 12 支承 13 透孔 14 縁 15 緩衝材 21 伸張部 22 導結部 23 耳軸 24 ピン 25 爪先部 31 挿通孔 32 反射テープ 41 凹凸部
Claims (13)
- 【請求項1】 基板(1)と、支え(2)と、ウエイト(3)を
有し、 該基板(1)は一面に標識材(11)を備え、他面に上下に対
向する支承(12)を左右に対称的に備え、 該支え(2)は一対の伸張部(21)と両伸張部を結ぶ導結部
(22)を有するコ字状で両伸張部(21)の開放端部側に一対
の耳軸(23)が対設され、少なくとも一方の伸張部(21)の
該導結部(22)側に他方の伸張部(21)方向へ突出するピン
(24)が形成され、該支え(2)は一対でそれぞれの耳軸(2
3)で該基板(1)の該支承(12)に揺動自在に支承され、 該ウエイト(3)は弾性材製で該ピン(24)用の一対の挿通
孔(31)が隔設されていることを特徴とする交通標識。 - 【請求項2】 該基板(1)は周縁部に指掛け用の透孔(1
3)が穿たれ、該透孔の該周縁部側の縁(14)を緩衝材(15)
が被っている請求項1に記載の交通標識。 - 【請求項3】 該支え(2)の該一対の伸張部(21)は該支
え(2)の展開供用時に該基板(1)の反対側へ突き出る爪先
部(25)を備えている請求項1に記載の交通標識。 - 【請求項4】 該ウエイト(3)はゴム製である請求項1
に記載の交通標識。 - 【請求項5】 該ウエイト(3)は反射テープ(32)が施さ
れている請求項1又は4に記載の交通標識。 - 【請求項6】 該ウエイト(3)は長方体である請求項
1、4又は5に記載の交通標識。 - 【請求項7】 基板(1)と、支え(2)と、ウエイト(3)
と、滑り止め金具(4)を有し、 該基板(1)は一面に標識材(11)を備え、他面に上下に対
向する支承(12)を左右に対対称的に備え、 該支え(2)は一対の伸張部(21)と両伸張部を結ぶ導結部
(22)を有するコ字状で両伸張部(21)の開放端部側に一対
の耳軸(23)が対設され、少なくとも一方の伸張部(21)の
該導結部(22)側に他方の伸張部(21)方向へ突出するピン
(24)が形成され、該支え(2)は一対でそれぞれの耳軸(2
3)で該基板(1)の該支承(12)に揺動自在に支承され、 該ウエイト(3)は弾性材製で該ピン(24)用の一対の挿通
孔(31)が隔設され、 該滑り止め金具(4)は該ウエイト(3)に被嵌する断面形状
を有し、かつ両側縁に沿って該被嵌状態で交通標識の設
置面(S)に係合する鋸歯状の凹凸部(41)を有しているこ
とを特徴とする交通標識。 - 【請求項8】 該基板(1)は周縁部に指掛け用の透孔(1
3)が穿たれ、該透孔(13)の該周縁部側の縁(14)を緩衝材
(15)が被っている請求項7に記載の交通標識。 - 【請求項9】 該支え(2)の該一対の伸張部(21)は該支
え(2)の展開供用時に該基板(1)の反対側へ突き出る爪先
部(25)を備えている請求項7に記載の交通標識。 - 【請求項10】 該ウエイト(3)はゴム製である請求項
7に記載の交通標識。 - 【請求項11】 該ウエイト(3)は反射テープ(32)が施
されている請求項7又は10に記載の交通標識。 - 【請求項12】 該ウエイト(3)は長方体である請求項
7、10又は11に記載の交通標識。 - 【請求項13】 該滑り止め金具(4)は該長方体の断面
の下面を除いた三面に適合するコ字形断面を有している
請求項7に記載の交通標識。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9296441A JPH11117239A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 交通標識 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9296441A JPH11117239A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 交通標識 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11117239A true JPH11117239A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17833587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9296441A Pending JPH11117239A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 交通標識 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11117239A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100599243B1 (ko) | 2006-04-04 | 2006-07-13 | 주식회사 태원코퍼레이션 | 차량 유도장치가 구비된 도로의 가드레일 |
JP2019070757A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | 多摩川クラフト有限会社 | 看板用重石 |
CN113152325A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-07-23 | 深圳市华胜建设集团有限公司 | 一种市政工程用施工警戒设备 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP9296441A patent/JPH11117239A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100599243B1 (ko) | 2006-04-04 | 2006-07-13 | 주식회사 태원코퍼레이션 | 차량 유도장치가 구비된 도로의 가드레일 |
JP2019070757A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | 多摩川クラフト有限会社 | 看板用重石 |
CN113152325A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-07-23 | 深圳市华胜建设集团有限公司 | 一种市政工程用施工警戒设备 |
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