JPH11116494A - ハーブを主成分とする経皮剤及び貼付剤 - Google Patents

ハーブを主成分とする経皮剤及び貼付剤

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JPH11116494A
JPH11116494A JP9293394A JP29339497A JPH11116494A JP H11116494 A JPH11116494 A JP H11116494A JP 9293394 A JP9293394 A JP 9293394A JP 29339497 A JP29339497 A JP 29339497A JP H11116494 A JPH11116494 A JP H11116494A
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JP
Japan
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function
patch
transdermal
transdermal preparation
sexual
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Pending
Application number
JP9293394A
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English (en)
Inventor
Fumio Matsui
文男 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATSUZOU SHOJI KK
Original Assignee
KATSUZOU SHOJI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 男性ホルモンを含まずに、男性の前立腺肥大
症及び性機能の回復効果のある経皮剤を得ることを課題
とする。 【解決手段】 ペパーミントオイルと、植物から抽出し
た疲労回復効果のあるハーブエキスと、植物から抽出し
たストレス解消機能のあるハーブエキスとを混合して経
皮剤を得る。 【作用】 ハーブエキスが性機能の阻害要因を除去する
ので、体内での性ホルモンの生成が活発化し、性機能が
活性化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、男性の前立腺肥
大症状の回復及び性機能の回復・増強に効果のある経皮
剤及び貼付剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から男性の性機能を回復・増強する
薬剤は多数提案されている。これらには、経口剤と経皮
剤とがある。そして、経皮剤は胃腸を経て摂取される経
口剤と異なり、皮膚を通り直接血液中に入り完全に吸収
されることが可能であり、しかも有効成分を長時間に亘
り持続的に体内へ供給することができるなどの利点があ
る。従来提案されているこの種の経皮剤の多くは男性ホ
ルモンを含有するものであり、男性ホルモンを長期的に
使用することは体内におけるホルモンバランスに悪影響
を及ぼすおそれがある。例えば、ハーブを主原料とする
この種の製剤として、山椒及び性ホルモン入り局部塗布
クリームが提案されている(特開平6−21167
6)。しかし、この発明も山椒を用いつつも性ホルモン
を含有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、男性ホル
モンを含まず、人体に悪影響を与えることのないハーブ
を主原料とした性機能改善機能のある経皮剤を提供する
ことを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】男性の性機能を阻害する
要因としては以下のものが挙げられる。医薬品。例えば
トランキライザー、抗高血圧用薬品及び抗うつ病薬品は
性機能を妨げるとされている。興奮剤。マリファナ、コ
カインなどの興奮剤は、一時的に性交渉頻度を高めるた
めに用いられるが、男性の性的能力を阻害する。精神的
ストレス。仕事上の問題や家庭内の問題で悩んでいる男
性は性的欲望や性機能を失うことがある。肉体的疲労。
正常でない健康状態で肉体的活動により疲労すると性機
能が低下する。動脈硬化。動脈硬化はペニスへの血液供
給を妨げ、また性的欲望の喚起を促す神経系への血液供
給も妨げられるので性機能の低下を招く。
【0005】したがって、上記障害、とりわけ精神的ス
トレスと肉体的疲労を取り除くことにより、性機能は改
善する。そして、これら性機能の阻害要因が除去される
ことによって、体内での男性ホルモンの生成が活発化す
るので、格別に男性ホルモンを投与しなくとも、回復し
た性機能を持続させることができる。そこで、この発明
は人体に悪影響を及ぼすおそれのない、天然の食事補助
物から選んだハーブを主原料とし、ホルモンを含有しな
い経皮剤を得たものである。すなわち、ペパーミントオ
イルと、植物から抽出した疲労回復機能のあるハーブエ
キスと、植物から抽出したストレス解消機能のあるハー
ブエキスとで経皮剤を構成する。請求項2の発明は、請
求項1記載の経皮剤に粘着剤を混入したクリーム基剤を
支持体に均一に層着して貼付剤としたものである。
【0006】前記疲労回復機能のあるハーブとしては、
レモングラス、ラベンダー、バラ、マージョラムなどが
挙げられる。またストレス解消機能のあるハーブとして
はバラ、ローズマリー、レモン、バジルなどが挙げられ
る。この発明の経皮剤は、ペパーミントと疲労回復機能
のあるハーブの1種又は複数種と、ストレス解消機能の
あるハーブの1種又は複数種を混合してクリーム状とし
て得る。前記クリーム状とするための調整剤としても、
植物から抽出した物質を用いる。例えば、じゃがいも、
セロリ、アボガド、ダリア、マリンゴールドなどの植物
をすりつぶし、澱粉を混入して用いることができる。
【0007】
【実施例】以下の配合として練り合わせて経皮剤を得
た。 ペパーミントオイル 4 レモングラスエキス 2 バラエキス 2 ローズマリーエキス 2 これに、マリンゴールド粉末を澱粉に混合した調整剤を
加えて、粘着剤を混合して得たクリーム状の経皮剤を約
2センチ四方の支持体に均一に装着して貼付剤とした。
【0008】この貼付剤を患者のへそから5センチ下方
の無毛部に1日1枚ずつ連続使用したところ、次の医学
的調査結果が得られた。
【0009】
【臨床例】1年間に亘り性的不能であった35才男性を
診察したところ、良性の前立腺肥大症であったところ、
この貼付剤を2ヶ月連続使用した結果、前立腺肥大の症
状は解消し、性機能も回復した。前立腺肥大で尿道狭窄
と勃起が困難だった53才の男性が、この貼付剤を3ヶ
月連続使用したところ、前立腺肥大の症状が解消し、性
機能も回復した。性交渉ができる勃起が得られなくな
り、徐々に性的能力を失い、体力の低下、持久力の低下
を訴えた46才の男性を検査した結果、原因は特定でき
なかったがこの貼付剤を使用し、2週間後に性機能と活
力の両面に改善が見られ、2ヶ月後には肉体的にも正常
に戻り性交渉も可能となった。満足な性行為ができなく
なり、性不能を心配する38才の男性は、活力とスタミ
ナが不安定と自覚していたが、検査結果は心理的にも肉
体的にも正常であった。この貼付剤を10日間使用した
ところ、気分は一新し活力を回復し、性行為への不安も
解消し満足できるものとなった。一晩に数回排尿のため
に起き、完全な排尿ができないと訴えた36才の男性
は、この貼付剤と食事療法の併用で排尿は普通に戻り、
性機能も回復した。身体抹消への血液循環が弱く、物忘
れ、冷え性、体力低下を訴えた60才の男性が、この貼
付剤を2ヶ月間使用した結果、冷え性は解消し、体力は
回復し、記憶力も取り戻した。
【0010】以上の臨床結果から、この貼付剤により疲
労回復、ストレス解消の効果が得られ、そのために血液
の循環などに良好な作用が働き、前立腺の肥大が解消
し、もって性機能が改善されたものと認められる。特
に、この発明はペパーミントを多く含んでいるので、貼
付時にハッカの刺激があり、この刺激により薬効への期
待、そしてリラックス感が得られるので、このことがス
トレス解消へ大きく寄与していると考えられる。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、刺激のあるペパーミ
ントと疲労回復機能のあるハーブと、ストレス解消機能
のあるハーブとで経皮剤としたので、性機能の二大阻害
要素を穏やかに除去することができる。そして、これら
阻害要素を除去することにより体内でのホルモン生成も
活発化するので、格別にホルモンを含有することなくと
も性機能を活性化することができる。また、経皮剤であ
るから経口剤と異なり薬効の体内への吸収が効率よい。
そして長時間に掛けて持続的に穏やかに浸透するので、
長期間の連続使用に於いても副作用などのおそれが少な
い。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペパーミントオイルと、植物から抽出し
    た疲労回復機能のあるハーブエキスと、植物から抽出し
    たストレス解消機能のあるハーブエキスとを含有する経
    皮剤
  2. 【請求項2】 請求項1記載の経皮剤に粘着剤を混入し
    たクリーム基剤を支持体に均一に層着した貼付剤
JP9293394A 1997-10-08 1997-10-08 ハーブを主成分とする経皮剤及び貼付剤 Pending JPH11116494A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2859108A1 (fr) * 2003-08-28 2005-03-04 Persee Medica Composition anti-stress et son inhalateur

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2859108A1 (fr) * 2003-08-28 2005-03-04 Persee Medica Composition anti-stress et son inhalateur
WO2005023279A1 (fr) * 2003-08-28 2005-03-17 Persee Medica Composition anti-stress et son inhalateur

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