JPH11114437A - シュレッダ及びハンマミル用回転子 - Google Patents

シュレッダ及びハンマミル用回転子

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JPH11114437A
JPH11114437A JP30139297A JP30139297A JPH11114437A JP H11114437 A JPH11114437 A JP H11114437A JP 30139297 A JP30139297 A JP 30139297A JP 30139297 A JP30139297 A JP 30139297A JP H11114437 A JPH11114437 A JP H11114437A
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rotor
axis
degrees
hammer
segment
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JP30139297A
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Dennis A Jennerjohn
エー. ジェナージョン デニス
Robert M Stepanek
モーガン ステパニック ロバート
John J Martinek
ジェイ. マーティネック ジョン
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Metso Minerals Industries Inc
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Svedala Industries Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/26Details
    • B02C13/28Shape or construction of beater elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/26Details
    • B02C13/28Shape or construction of beater elements
    • B02C2013/2808Shape or construction of beater elements the beater elements are attached to disks mounted on a shaft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ほぼ隙間のない無孔の外面を有し、回転子の
軸を横切って十分な切断動作を行う、シュレッダおよび
ハンマミルの回転子を提供する。 【解決手段】 シュレッダおよびハンマミル10用の回
転子12は、軸に沿って延在する外側円筒面を有する回
転子本体と、外側円筒面上で画成される軸方向に離間し
た複数の窪みと、各窪み内で支持されたハンマ13と、
を有し、外側円筒面は、軸の周りを少なくとも90度に
わたって放射状に延在する凸面を有している。各窪み
は、隣接する窪みから放射状にずれている。外側円筒面
は、回転子の外側凸面の周りで端と端および側面と側面
とが合わせられた複数の個々の摩耗キャップを備えるラ
イナシステムによって保護されていることが好ましい。
各摩耗キャップは、反転可能かつ交換可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シェレッダおよび
ハンマミル用の回転子に関する。本発明は、特に、ほぼ
隙間のない無孔の外面を有し、回転子の軸を横切って十
分な切断動作を行う回転子に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンマミルおよびシュレッダは、一般
に、スクラップ金属や他の材料、例えば自動車のボデ
ィ、を再生および再利用のために粉砕、破砕あるいは破
断して小さな断片または小片にする。ハンマミルおよび
シュレッダは、通常、ハウジングと、ハウジング内で回
転自在に支持された回転子ハンマアセンブリと、ハウジ
ングの格子棒を通過するように回転子ハンマアセンブリ
を回転させ、材料を格子棒の間で断片化し破砕するため
の駆動アセンブリと、を有している。回転子ハンマアセ
ンブリは、従来、ディスク状の回転子か、あるいはスパ
イダ状の回転子のいずれかを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスク状回転子は、
一般に、軸に沿って中心に配置された回転子駆動シャフ
トと、軸に沿って駆動シャフトにしっかりと固定された
複数の円形プレートと、各プレートを貫通して軸に平行
に延びる複数のハンマ支持ロッドと、連続するプレート
の間でハンマ支持ロッドの周りで回転自在に支持された
複数のハンマとからなる。ハンマ支持ロッドおよびハン
マを支持するプレートの摩耗を減らすために、各プレー
トには、通常、耐摩耗性の材料からなるキャップまたは
ライナが設けられており、プレートの円周全体の周りに
配置されている。その結果、ディスク状回転子は、極め
て耐久性と耐摩耗性に優れたものとなる。しかしなが
ら、ディスク状回転子はハンマを支持するために連続す
る各ハンマ間にプレートを必要とするので、ディスク状
回転子は、回転子の軸に沿った隙間を本質的に有してお
り、その隙間では、材料がハンマで切断されないまま残
る。ディスク状回転子の切断動作におけるこれらの隙間
の結果として、材料をハンマミルやシュレッダに送るこ
とがより困難となり、破砕効率が低下する。
【0004】スパイダ状回転子は、通常、回転子駆動シ
ャフトと、駆動シャフト上にしっかりと固定された複数
のマルチアームスパイダと、マルチアームスパイダのア
ームを貫通して延びる複数のハンマ支持ロッドと、ハン
マ支持ロッドの周りで回転自在に支持された複数のハン
マとからなる。各ハンマは、中間の第2のスパイダのア
ームの間で第1と第3の連続するマルチアームスパイダ
の径方向で揃ったアームによって配置され支持されてい
る。その結果、スパイダ状回転子は、回転子の軸全体に
沿って少なくとも一つのハンマを有し、十分な切断動作
を行う。したがって、材料の送り効率および破砕効率は
高い。スパイダ状回転子により回転子軸に沿った十分な
切断動作が達成されるが、スパイダ状回転子は、ハンマ
間およびハンマ列間に多数の開口を本質的に有してい
る。これらの開口は、スパイダ状回転子を摩耗させ、材
料の目詰まりを引き起こす。
【0005】
【課題を解決するための手段】シュレッダおよびハンマ
ミル用の回転子は、軸に沿って延在する外側円筒面を有
する回転子本体と、外側円筒面上に画成され、放射状に
離間した複数の窪みと、各窪み内で支持されるハンマ
と、を有している。外側円筒面は、軸の周りに少なくと
も90度放射状に延在する凸部を有している。各窪み
は、隣接する窪みから放射状にずれている。
【0006】本発明は、特に、軸に沿って端面同士を合
わせて支持された複数のセグメントを有する回転子に関
するものである。各セグメントは、軸の周りで回転する
ように構成された本体を有している。その本体は、軸と
同心の外周あるいは外周面を有している。その外周は、
軸の周りに少なくとも90度にわたって延在する凸部
と、ハンマを少なくとも部分的に収容する大きさを有す
る少なくとも一つの凹部と、を有している。好ましく
は、凸部が軸の周りに約300度延在し、凹部が軸の周
りに約60度延在していると良い。凸部は、軸の周りに
部分的に延在して凸部を画成する少なくとも一つの摩耗
キャップを有していることが好ましい。
【0007】本発明の一つの好ましい側面によれば、複
数のセグメントの各々は、2つ以下の窪みを有してい
る。複数のセグメントは、回転子の静的つりあい及び動
的つりあいをとるような回転パターンに配置される。好
ましくは、回転子本体の軸中心線から中心線の第1の側
で第1の距離だけ離間している第1の窪みの各々に対し
て、回転子本体は、第1の窪みと径方向で揃えられ、軸
中心線の第2の側で第1の距離だけ軸中心線と離間して
いる第2の窪みを有していると良い。軸の周りで径方向
で揃えられた第1の複数の窪みの各々に対して、回転子
本体は、第1の複数の窪みから軸の周りに約180度だ
け放射状に離間した同数の第2の複数の窪みを有してい
る。
【0008】一つの好ましい態様では、回転子本体は、
軸中心線に沿った第1の窪みと、軸中心線に沿って第1
の窪みから180度離間した第2の窪みと、軸中心線の
各々の側から外側に延在する軸方向に離間した6個の連
続した窪みと、を有している。外側の連続した窪みの各
々は、放射状に60度ずつ角度が大きくなっている。
【0009】本発明はまた、回転子の外側凸面を摩耗か
ら保護する回転子ライナシステムに関している。このラ
イナシステムは、回転子の外側凸面の周りで端と端およ
び側面と側面とが合わせられている複数の個別の摩耗キ
ャップを有している。各摩耗キャップは、反転可能で交
換可能であることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、回転子12を有するハン
マミル10の断面図である。回転子12は、軸方向長さ
を持った略円筒体であり、ほぼ同心軸の周りを回転する
ように構成されている。回転子12は、従来から知られ
た方法により軸の周りで回転自在に支持されており、従
来のロータリーアクチュエータ又は駆動機構により回転
自在に駆動される。回転子12は、一般に、軸Xの周り
に回転子12の軸方向長さに沿って延在する複数のハン
マ13を有している。ハンマ13は、回転子軸Xを取り
囲む個々の軸の周りで回転子12によってそれぞれ回転
自在に支持されていることが好ましい。その結果、ハン
マ13は径方向外向きに揺動して、破砕される材料と係
合する。ハンマ13は、ハンマミル10内の材料と押圧
係合し、再生および再利用の目的でこの材料を粉砕、破
砕する。
【0011】ハンマミル10は、破砕のために回転子1
2に自動車のボディやそのほかのスクラップ材料を送
り、回転子12によってつくられた破砕断片を再生およ
び再利用のために運搬する。図示の好適な実施形態で
は、ハンマミル10は、一般に、送りランプ14、送り
ローラアセンブリ16、およびハウジング18を有して
いる。送りランプ14は、送りローラアセンブリ16に
よって自動車ボディやスクラップを回転子12に送るほ
ぼ細長のシュートまたは滑り台である。
【0012】送りローラアセンブリ16は、一般に、支
持体20、上部送りローラ22、下部送りローラ24お
よびアクチュエータ26を有している。支持体20は、
ハンマミル10内に送られる自動車ボディや他の材料と
係合する上部送りローラ22および下部送りローラ24
を回転自在に支持するように構成された細長い構造であ
る。図示の好適な実施形態では、支持体20は、軸ピン
28によって送りランプ14と回動自在に結合されてい
る。アクチュエータ26は、支持体20と結合されてお
り、支持体20、上部送りローラ22および下部送りロ
ーラ24を選択的に軸ピン28の周りで回動させ、ハン
マミル10に送られる材料の大きさに応じて送りローラ
22および24と送りランプ14との間隔を調整する。
【0013】上部送りローラ22および下部送りローラ
24は、材料と係合して材料をハウジングに送り、回転
子12によって材料が破砕されるように、送りランプ1
4の上で駆動機構(図示せず)によって回転自在に駆動
されることが好ましい。送りローラ22および24は、
材料をハウジング18に送ることに加えて、材料が回転
子12に送られる前に材料を粉砕する。
【0014】ハウジング18は、回転子12を回転自在
に支持および包囲し、回転子12に送られた材料を回転
子12と協同して破砕する。ハウジング18は、一般
に、フード34、カッタバー38、下部格子40および
上部格子42を有している。フード34は、カッタバー
38、下部格子40および上部格子42を取り囲んで包
んでいる。フード34は、下部格子40および上部格子
42の周りに延在する内部チャンバ44を画成する複数
の壁を有している。チャンバ44は、下部格子40およ
び上部格子42を通過する小さく破砕された材料を受け
取る。
【0015】カッタバー38は、一般に、回転子12の
軸方向長さ全体に沿って延びる細長いアンビルである。
カッタバー38は、送りローラ22および24の下方の
回転子12の付近において送りランプ14の下端で支持
されている。送りローラ22および24が回転子12と
カッタバー38との間に大きなスクラップ材料を送る
と、回転子12のハンマ13がカッタバー38と協同し
て材料を破砕する。回転子12は回転を続けるので、回
転子12は、破砕された材料を時計回り方向に下部格子
40および上部格子42を横切るように運搬する。
【0016】下部格子40および上部格子42はそれぞ
れ、回転子12によって破砕される材料を選別するよう
に配置された複数のバーからなる略細長の硬質の骨組か
ら構成されている。下部格子40および上部格子42
は、ハンマ13と協同して、回転子12によって破砕さ
れる材料をさらに破砕してその大きさを低減するよう
に、回転子12の軸方向長さ全体に沿って延在し、支持
されている。材料が回転子12によって十分に破砕され
ると、下部格子40および上部格子42内の開口からチ
ャンバ44内に材料が通過する。
【0017】図示されていないが、ハンマミル10は、
破砕された材料を更なる処理のためにチャンバ44から
取り除いて運び去る従来の運搬機構を更に含んでいる。
従来から知られているように、ハンマミル10には、プ
ラスチックやほこりや発泡体などの軽量の粒子を破砕さ
れた材料から分離、除去する吸引フードあるいは他の分
離機構が設けられていても良い。
【0018】図2および図3は、回転子12およびハン
マ13をより詳細に示している。図2によって最もよく
示されるように、回転子12は、一般に、中間セグメン
ト50a〜50m、末端セグメント52、駆動シャフト
54およびハンマ支持ロッド56を有している。中間セ
グメント50a〜50mは、ハンマ13が材料を破砕す
る間ハンマ13を支持する回転子12の実質的に無孔の
本体を成している。図示の好適な実施形態では、中間セ
グメント50a〜50mは、ほぼ円筒形のプレートから
構成されている。これらのプレートは、回転子軸Xに沿
って端から端まで支持されて、ほぼ無孔の本体を有する
回転子12を形成するように配置されている。各中間セ
グメント50a〜50mは、同心ボア60、偏心ボア6
2および窪み64を有している。同心ボア60は、各中
間セグメント50a〜50mを貫通して同軸に延びてお
り、駆動シャフト54を収容する。偏心ボア62は、駆
動シャフト54の周辺において各中間セグメント50a
〜50mの外周の近傍で中間セグメント50a〜50m
を貫通して延びている。中間セグメント50a〜50m
の偏心ボア62は、互いに一列に並べられており、末端
セグメント52の偏心ボア68とも一列に並べられてい
る。窪み64は、各セグメント50a〜50mの外周か
ら各セグメント50a〜50mの中心に向かって内側に
延在する切欠きである。その結果、各中間セグメント5
0a〜50mは、扇形をしている。各窪み64は、ハン
マ13の一つを少なくとも部分的に収容するような大き
さを有している。図示の好適な実施形態では、各窪み6
4は、隣接するセグメント50a〜50mの隣接する窪
み64から放射状にずれている。窪み64は、ハンマ1
3を収容し、摩耗と材料の目詰まりを最少限にするため
に回転子軸Xに沿った開口を最少限に抑え、あるいは除
去しつつ、回転子12が回転子軸Xに沿って十分な切断
動作を行うことができるようにする。
【0019】末端セグメント52(図2には一つしか図
示されていない)は、中間セグメント50a〜50mの
外径と実質的に等しい外径を有する略円筒形のプレート
である。末端セグメント52はそれぞれ、同心ボア66
および偏心ボア68を画成している。同心ボア66は、
末端セグメント52を貫通して同軸に延びており、駆動
シャフト54を収容するような大きさを有している。偏
心ボア68は、同心ボア66の周辺の位置で末端セグメ
ント52を貫通して延びている。偏心ボア68は、末端
セグメント52の外周の近傍において同心ボア60およ
び駆動シャフト54から等距離で離間されていることが
好ましい。偏心ボア68は、ハンマ支持ロッド56を収
容し、駆動シャフト54の回転中に駆動シャフト54の
周りでハンマ支持ロッド56を支える。
【0020】駆動シャフト54は、回転子12の末端セ
グメント52および中間セグメント50a〜50mを貫
通して延在し、かつこれらを支持する細長い硬質のシャ
フトである。駆動シャフト54は、回転子軸Xに沿って
末端セグメント52の同心ボア66を通って延在する。
駆動シャフト54は、駆動機構(図示せず)によって回
転自在に駆動され、回転子12を回転子軸Xの周りに回
転させる。
【0021】ハンマ支持ロッド56は、中間セグメント
50a〜50mおよびハンマ13を貫通して延在する細
長いシャフトあるいはピンである。各ハンマ支持ロッド
56は、末端セグメント52のうちの一つの偏心ボア6
8内に収容される端部を有している。ハンマ支持ロッド
56は、中間セグメント50a〜50mおよび末端セグ
メント52を貫通して延在している。また、ハンマ支持
ロッド56は、ハンマ13を、回転子軸Xに沿った各ハ
ンマ支持ロッド56の軸の周りで回転自在に支持する。
【0022】回転子12の組み立てにおいて、末端セグ
メント52、駆動シャフト54およびハンマ支持ロッド
56は、中間セグメント50a〜50mおよびハンマ1
3を同時に支持および保持して、ハンマ13を支持する
ための細長いコンパクトで一体の回転子本体69を回転
子軸Xに沿って形成する。回転子軸Xに沿って、回転子
本体69は、回転子軸Xに垂直に延びる任意の一平面内
に2個以下の窪み64を有している。図示の好適な実施
形態では、回転子本体69は、回転子本体69の中心線
に沿って垂直に延びる平面を除いて、回転子軸Xと垂直
に延びる任意の一平面内に単一の窪み64を有してい
る。その結果、このように形成された回転子本体69
は、その外面に沿った開口の数を最少限に抑えて、摩耗
や材料の目詰まりや衝撃による損傷を低減する。
【0023】回転子12は、互いに放射状に約60度ず
れているハンマ13を支持する6個のハンマ支持ロッド
56を含むものとして図示されているが、回転子12
は、この他にさまざまな別の構成や配置を含んでいても
良い。たとえば、回転子12は、回転子軸Xの周りで互
いに放射状に90度ずれているハンマ13を支持する8
個のハンマ支持ロッド56を有するものであってもよ
い。また、回転子軸Xの周りや回転子軸Xに沿った開口
あるいは未充填の隙間を最少限に抑え、あるいは取り除
きつつ、回転子軸Xに沿って十分な切断動作を行う他の
さまざまな回転パターンも考えられる。
【0024】中間セグメント50a〜50mは、末端セ
グメント52、駆動シャフト54およびハンマ支持ロッ
ド56によって相互に隣接して支持されているように図
示されているが、中間セグメント50a〜50mはこの
他に、さまざまな他のアセンブリ構成の任意の一つによ
って相互に支持あるいは接合することができる。さら
に、回転子本体69は、相互に隣接して設けられた複数
の中間セグメント50a〜50mから形成する代わり
に、回転子軸Xの周りで回転するように構成された単一
の単体構造体として形成し、ハンマ13を部分的に収納
する窪み64を備えるようにしても良い。
【0025】図3は、中間セグメント50a〜50mお
よびハンマ13をより詳細に概略図示する分解斜視図で
ある。図3によって最も良く示されるように、各中間セ
グメント50a〜50mは、回転子軸Xに垂直な平面内
で延在する外周70を有している。各外周70は、少な
くとも一つの凸部72と少なくとも一つの凹部74とを
有している。個々のセグメント50a〜50mの各々の
凸部72および凹部74は、回転子軸Xに垂直な単一の
平面内で延在している。個々のセグメント50a〜50
mの凸部72と凹部74を組み合わせると、これらは、
回転子軸Xの周りを360度にわたって延びて外周70
を形成する。
【0026】凸部72は、各中間セグメント50a〜5
6mのほぼ中実の取付け構造の周りに延在し、この取付
け構造を画成している。具体的には、凸部72は、(図
2に示されるように)ハンマロッド56を支持する偏心
ボア62の周辺に延在している。凸部72が各中間セグ
メント50a〜50mの回転子軸Xの周りに延在する角
度は、材料の目詰まりや摩耗が起こる回転子軸Xの周り
の開口の大きさと数が低減されるように、最大にするこ
とが好ましい。具体的には、各凸部72は、回転子軸X
の周りに放射状に少なくとも約90度にわたって延在し
ていることが好ましい。各セグメント50a〜50mの
凸部72は、回転子軸Xの周りを合計で少なくとも18
0度延びていることが好ましい。たとえば、ある特定の
セグメント50a〜50mが単一の窪み64を有してい
る場合、単一の凸部72は、回転子軸Xの周りを少なく
とも180度延びて、その特定セグメントに少なくとも
半円筒形の形状を与える。図示の好適な実施形態では、
セグメント50a〜50fおよびセグメント50h〜5
0mの凸部72は、回転子軸Xの周りを300度にわた
って延在している。セグメント50gの凸部72は、そ
れぞれ回転子軸Xの周りを120度にわたって延在して
おり、合計240度で回転子軸Xを取り囲んでいる。
【0027】凹部74は、凸部72から同心ボア60お
よび回転子軸Xに向かって内側に延在している。各凹部
74は、凹部74によって形成される窪み64がハンマ
13を収容するのに十分な大きさとなるように、凸部7
2から十分な距離だけ内側に延在している。図示の好ま
しい実施形態では、凹部74は、各セグメント50a〜
50mの外周70に沿って形成されたほぼ弓形の形状を
している。この他に、凹部74は、半六角形、半八角
形、方形、三角形など、他のさまざまな内側延在形状を
有していてもよい。さらにまた、凹部74は、各セグメ
ントが実質的に半円形の断面を有するように直線状の切
欠きを備えていてもよい。
【0028】さらに図3に示されているように、セグメ
ント50a〜50fおよび50h〜50mは、各々が単
一の窪み64を有するという点において相互に実質的に
同一である。一方、セグメント50gは、放射状に約1
80度離間した一対の対向する窪みを有している。セグ
メント50gは、セグメント50a〜50fと50h〜
50mとの間の中心に位置している。好ましくは、セグ
メント50gは、回転子12の軸中心線に沿って中心に
配置されていると良い。図示の好適な実施形態では、セ
グメント50a〜50mの窪み64は、前のセグメント
に対して約60度だけ角度を大きくして回転子軸Xの周
りを回転されていることが好ましい。その結果、各セグ
メントが端と端を合わせて重ねられ回転子12が形成さ
れると、各セグメント50a〜50mの各窪み64は、
隣接するセグメントの凸部72の間に挟まれ、これらと
隣接する。たとえば、セグメント50bの窪み64は、
セグメント50aおよび50cの双方の凸部72の間に
位置し、これらに隣接する。その結果、回転子軸Xに沿
った各セグメント50a〜50mは、回転子軸Xに沿っ
て十分な切断動作を行うように少なくとも1個のハンマ
13を含むことになる。しかし同時に、回転子軸Xの周
りや回転子軸Xに沿った内側突出開口や未充填の隙間の
数は減り、材料の目詰まりや摩耗が減少する。
【0029】図4(a)および図4(b)は、回転子1
2の静的つりあい及び動的つりあいを保って振動やその
他の望ましくない力を低減しつつ回転子軸Xの全体に沿
って十分な切断動作を行うように中間セグメント50a
〜50mを配置するパターンを示している。具体的に述
べると、各垂直列は、独立の中間セグメント50a〜5
0mを表している。各水平行は、回転子軸Xの周りの6
0度を表している。大文字はそれぞれ、特定のセグメン
ト50a〜50mによって画成され、回転子軸Xの周り
で角度をつけて配置された窪み64を表している。
【0030】図4(a)は、図3に提示された中間コン
テナ50の配置を示している。図4(a)によって最も
良く示されるように、セグメント50a、50gおよび
50mは、互いに角度が揃った窪みAであって回転子1
2の軸中心線から等距離に離間した窪みAをそれぞれ有
している。具体的には、セグメント50aおよび50m
の窪みは、最も中央のセグメント50gおよび回転子1
2の軸中心線から等距離に離間している。セグメント5
0fおよび50hは、互いに角度が揃った窪みBであっ
て回転子12の軸中心線から等距離に離間した窪みBを
有している。同様に、セグメント50eおよび50i、
50dおよび50j、50cおよび50k、ならびに5
0bおよび50lは、互いに角度が揃った窪みであって
回転子12の中心線から等距離に離間した窪みC、D、
E、およびFをそれぞれ有している。更に、セグメント
50gは、回転子の平衡を保つため、窪みAから180
度だけ角度のずれた第2の窪みDを有している。図4
(a)によって示されるように、回転子12の軸中心線
から中心線の第1の側で第1の距離だけ離間した各窪み
に対して、回転子12は、第1の窪みと径方向で揃えら
れ、かつ軸中心線の第2の側で同じ距離だけ軸中心線か
ら離間した第2の窪みを有している。さらに、軸の周り
に径方向で揃えられた複数の窪みの各々に対して、回転
子12は、軸の周りに約180度だけ第1の複数の窪み
から放射状に離間した同数の第2の複数の窪みを有して
いる。
【0031】図4(b)は、回転子12の静的つりあい
及び動的つりあいを保つための中間セグメント50a〜
50mの別の回転パターンを図示している。図4(b)
に示されるように、セグメント50gは、回転子12の
軸中心線に沿って延在する窪みであって互いに180度
だけ放射状に離間した窪みAおよびDを有している。セ
グメント50fおよび50hは、回転子12の軸中心線
から第1の距離だけ離間され、かつセグメント50の窪
みAから放射状に約60度ずれた窪みBの第1のペアを
有している。セグメント50eおよび50iは、回転子
12の軸中心線から第1の距離より長い第2の距離だけ
離間され、かつセグメント50の窪みAから放射状に約
180度ずれた窪みDの第2のペアを有している。セグ
メント50dおよび50jは、回転子12の軸中心線か
ら第2の距離より長い第3の距離だけ離間され、かつセ
グメント50gの窪みAから放射状に約300度ずれた
窪みFの第3のペアを有している。セグメント50cお
よび50kは、回転子12の軸中心線から第3の距離よ
り長い第4の距離だけ離間され、かつセグメント50の
窪みAから放射状に約120度ずれた窪みCの第4のペ
アを有している。セグメント50bおよび50lは、回
転子12の軸中心線から第4の距離より長い第5の距離
だけ離間され、かつセグメント50gの第1の窪みAか
ら放射状に約240度ずれた窪みEの第5のペアを画成
している。最後に、セグメント50aおよび50mは、
回転子12の軸中心線から第5の距離より長い第6の距
離だけ離間され、かつセグメント50gの窪みAと径方
向で揃えられた窪みAの第6のペアを有している。図4
(a)および図4(b)は、中間セグメント50a〜5
0mに対する上記の2つの角度パターンを示している
が、中間セグメント50の正確な構成および数に応じて
中間セグメント50a〜50mに対する他の種々の角度
パターンを考えることもできる。
【0032】図5〜7は、回転子12をより詳細に示し
ている。特に、図5は、組立て済み回転子12の図2の
4−4線に沿った断面図である。図6は、図5の5−5
線に沿った回転子12の横断面図である。同様に、図7
は、図5の6−6線に沿った回転子12の横断面図であ
る。図5に最も良く示されるように、駆動シャフト54
は、フード34の両側面を貫通して延びており、ナット
82を螺入できるように雄ねじが切られた端部80を有
している。ナット82は、駆動シャフト54の端部80
の周りで締められ、中間セグメント50a〜50mおよ
び末端セグメント52を相互に押しつけ、駆動シャフト
54に沿って軸方向で固定する。中間セグメント50a
〜50mおよび末端セグメント52は、駆動シャフト5
4にキー締めされ、中間セグメント50a〜50mおよ
び末端セグメント52を駆動シャフト54を中心に径方
向で固定する。図5〜7によって示されるように、中間
セグメント50g〜50mおよび末端セグメント52
は、オプションとして、偏心ボア84を通って延びるタ
イロッド83によって更に相互接続され、強度を増すた
めにナット85によって固定されている。
【0033】図5〜7によって最も良く示されるよう
に、各中間セグメント50a〜50mは、ディスクまた
はハンマ支持体86と、少なくとも一つの外部摩耗ライ
ナまたはキャップ88と、を有していることが好まし
い。ハンマ支持体86は、隣接する支持体86と端同士
で接触しながら駆動シャフト54の周りにしっかりと固
定されるように構成されたほぼ円形のディスクである。
図示の好適な実施形態では、支持体86は、隣接する支
持体86の面と突き合わせられるほぼ平坦で平面状の前
面および後面を有している。この他に、支持体86に
は、対応するオス面およびメス面などの他の合わせ構造
が設けられていてもよい。図6および図7に示されるよ
うに、各支持体86は、少なくとも一つの窪み64を画
成している。各支持体86は、更に、駆動シャフト54
およびハンマ支持ロッド56が挿入される同心ボア60
および偏心ボア62を画成している。
【0034】摩耗キャップ88は、一般に、ハンマ支持
体86の外側部分の周りに延在し、この部分を覆うよう
に構成された耐摩耗性のライナ部材である。図6および
図7によって最も良く示されるように、各セグメント5
0a〜50mは、凸部72を画成するようにハンマ支持
体86の周りに延在する5個の摩耗キャップ88を有し
ていることが好ましい。各摩耗キャップ88は、回転子
軸Xの周りに約60度にわたって弧状に延在している。
この他に、各摩耗キャップ88は、60度より大きな角
度、または60度より小さな角度にわたって回転子軸X
の周りに弧状に延在しても良く、これにより、各中間セ
グメント50a〜50mの凸部72全体を内張りし、あ
るいは覆うのに必要な摩耗キャップ88の数をそれぞれ
減少または増加させるようにしても良い。摩耗キャップ
88は、回転子12が材料を破砕している間、ハンマ支
持体86を摩耗から保護する。
【0035】図示の好適な実施形態では、ハンマ支持体
86および摩耗キャップ88は、ハンマ支持体86に対
して摩耗キャップ88を確実に支持する機械連動装置を
形成するように特別に構成されている。図5〜7によっ
て最も良く示されているように、ハンマ支持体86は、
摩耗キャップ88を部分的に収容して機械連動装置を形
成するように構成され、かつ摩耗キャップ88を部分的
に収容するような大きさを有する内側延在溝90を画成
していることが好ましい。摩耗キャップ88は、内側に
延在する舌部94と弧状に延在するライナ部96とを有
するほぼ細長い弧状T字形部材である。舌部94は、ラ
イナ部96に対してほぼ垂直に溝90内に延びている。
舌部94は、舌部94を貫通して延びるボア98を画成
している。ボア98は、ハンマ支持ロッド56を収容す
るような大きさを有しており、また、ハンマ支持ロッド
56を収容するように配置されている。その結果、回転
子12の組み立てにおいて、ハンマ支持ロッド56は、
摩耗キャップ88のボア98を通って突出し、摩耗キャ
ップ88をハンマ支持体86に確実に固定する。この他
に、摩耗キャップ88は、他のさまざまな取付け構造に
よってハンマ支持体86に固定することができる。
【0036】摩耗キャップ88のライナ部分96は、舌
部94にほぼ垂直に延びており、ハンマ支持体86の外
周面を覆うように延びてハンマ支持体86を摩耗から保
護するような大きさを有している。図6および図7によ
って示されるように、摩耗キャップ88のライナ部分9
6は、ハンマ支持体86の外周面の周りで端と端とが合
わせられている。図5によって示されるように、摩耗キ
ャップ88のライナ部分96はまた、回転子軸Xに沿っ
て、かつハンマ支持体86の外周面の周りで側面同士が
合わせられている。その結果、摩耗キャップ88は、円
周方向と軸方向のいずれにおいても、回転子12の外側
凸面を完全に覆って摩耗から保護する。摩耗キャップ8
8は回転子12の外側凸面の周りで端と端、側面と側面
とが合わせられているので、摩耗キャップによって回転
子12の外半径は一定になる。この一定の外半径は、大
量のスクラップから直接的な衝撃を受ける角や凹凸を取
り除くことにより、アブレシブ摩耗や衝撃による損傷を
最小限に抑える。この一定の外半径は、また、スクラッ
プの蓄積やくさび止めを防止する滑らかな表面を形成す
る。摩耗キャップ88のライナ部分96は回転子軸Xに
沿って側面同士が合わせられているので、摩耗キャップ
88は、隙間をなくし、スクラップがハンマ支持体86
に衝撃を与えることを防止し、かつ隣接する摩耗キャッ
プ88間でスクラップがくさび止めされることを防止す
る。
【0037】回転子12のハンマ支持体86を好適に保
護することに加えて、摩耗キャップ88によって形成さ
れる回転子ライナシステムは、製造、組立、維持が簡単
で経済的である。図5〜7によって示されるように、各
摩耗キャップ88は他の摩耗キャップ88と交換可能で
あり、回転子12の回転子軸Xに沿った回転子軸Xの周
りのあらゆる位置と適合する。摩耗キャップ88が形成
する回転子ライナシステムは単一の摩耗キャップ設計し
か必要としないので、この回転子ライナシステムは、パ
ターンコスト、工具コストおよび製造コストを抑える。
また、組立作業や保守作業も、単一キャップ設計のため
に簡単になる。図5〜7によって更に示されるように、
各摩耗キャップがほぼ対照的な設計であるため、各摩耗
キャップは反転可能である。ハンマポケット、たとえば
窪み64、に隣接して配置された摩耗キャップ88は、
一般に、ハンマポケットに沿って比較的大きな速度で摩
耗する。しかしながら、摩耗キャップ88は一般に反転
可能なので、摩耗キャップ88を反転して摩耗キャップ
88の摩耗の少ない縁部をハンマポケットに隣接させて
配置することにより、ハンマポケットに隣接して配置さ
れた各摩耗キャップ88の耐用寿命を延ばすことができ
る。
【0038】図示の好適な実施形態では、ハンマ支持体
86は、軟鋼あるいは合金鋼から形成されている。摩耗
キャップ88は、鋳造マンガン鋼から形成することが好
ましい。この他に、ハンマ支持体86および摩耗キャッ
プ88は、破砕される材料とキャップ88の予期される
摩耗に応じた様々な硬度を有する種々の材料から形成す
ることもできる。さらに、各中間セグメント50a〜5
0mを単一の材料または数種類の複合材料からなる単一
構造体として形成するために、摩耗キャップ88を省略
してもよい。
【0039】結論として、回転子12はハンマミルとシ
ュレッダで材料をより効率良く破砕する。従来のディス
ク状回転子に比べて、回転子12は、回転子12の軸に
沿って十分な切断動作を行い、材料の送り効率および破
砕効率を向上させる。従来のスパイダ状回転子に比べ
て、回転子12は、回転子軸Xの周りの回転子軸Xに沿
った隙間や開口が少ない又は小さいという状態で、回転
子の軸に沿って十分な切断動作を行う。回転子12は回
転子軸Xに沿った回転子軸の周りの隙間の数または大き
さを低減するので、回転子12は、摩耗、材料の目詰ま
り、衝撃による損傷を受けにくい。図示の好適な実施形
態では、回転子12は、ハンマ13を収容する窪み64
を除いて実質的に無孔の回転子本体を有している。同時
に、回転子12は、静的つりあい及び動的つりあいが保
たれる回転子を提供する。
【0040】本発明を好適な実施形態を参照して説明し
てきたが、当業者であれば、本発明の趣旨および範囲か
ら逸脱することなく形態や詳細を変更することが可能で
あることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転子を有するハンマミルの断面図で
ある。
【図2】回転子の部分分解概略斜視図である。
【図3】回転子12の中間セグメントの分解斜視図であ
る。
【図4】(a)は、中間セグメントに関する角度パター
ンを示す模式図であり、(b)は、中間セグメントに関
する別の角度パターンを示す模式図である。
【図5】図2の組立て済み回転子の線4−4に沿った断
面図である。
【図6】図5の回転子の線5−5に沿った横断面図であ
る。
【図7】図5の回転子の線6ー6に沿った横断面図であ
る。
【符号の説明】
10…ハンマミル、12…回転子、13…ハンマ、18
…ハウジング、50a〜50m…中間セグメント、52
…末端セグメント、54…駆動シャフト、56…ハンマ
支持ロッド。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 シュレッダ及びハンマミル用回転子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート モーガン ステパニック アメリカ合衆国, アイオワ州, シーダ ー ラピッズ, トマホーク トレイル サウスイースト 3820 (72)発明者 ジョン ジェイ. マーティネック アメリカ合衆国, アラバマ州, バーミ ンガム, ウッドフォード ドライヴ 5472

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸に沿って延在する外側円筒面を有する
    回転子本体であって、この外側円筒面は、前記軸の周り
    で少なくとも約90度放射状に延在する凸部を有してい
    る回転子本体と、 前記外側円筒面上で画成され、軸方向に離間した複数の
    窪みであって、各々が隣接する窪みから放射状にずれて
    いる窪みと、 各窪み内で支持されるハンマと、 を備えるシュレッダ及びハンマミル用回転子。
  2. 【請求項2】 前記回転子本体は、前記軸に沿って前記
    軸に垂直に延在する任意の一平面内に二つ以下の窪みを
    含んでいる、請求項1記載の回転子。
  3. 【請求項3】 前記ハンマ支持体は、前記軸に沿って端
    面同士を合わせて支持された複数のセグメントを有して
    いる、請求項1記載の回転子。
  4. 【請求項4】 各窪みを横切って前記軸と平行に延在す
    るハンマ支持ロッドであって各窪み内で少なくとも部分
    的にハンマを支持するハンマ支持ロッドを有している、
    請求項3記載の回転子。
  5. 【請求項5】 前記セグメントは、前記凸部の少なくと
    も一部を画成する少なくとも一つの摩耗キャップを有し
    ている、請求項3記載の回転子。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも一つの摩耗キャップは、
    凸状外側部分の全体を画成している、請求項5記載の回
    転子。
  7. 【請求項7】 前記凸部は、前記軸の周りに少なくとも
    約120度にわたって延在している、請求項1記載の回
    転子。
  8. 【請求項8】 前記凸部は、前記軸の周りに約300度
    にわたって延在している、請求項1記載の回転子。
  9. 【請求項9】 軸方向に離間した複数の前記窪み及び各
    窪み内のハンマは、静的つりあい及び動的つりあいがと
    られている、請求項1記載の回転子。
  10. 【請求項10】 前記回転子本体の軸中心線からこの中
    心線の第1の側で第1の距離だけ離間した第1の窪みの
    各々に対して、前記回転子本体は、前記第1の窪みと径
    方向で揃えられ、前記軸中心線の第2の側で第1の距離
    だけ前記軸中心線から離間した第2の窪みを有してお
    り、 前記軸の周りに径方向で揃えられた第1の複数の窪みの
    各々に対して、前記回転子本体は、前記第1の複数の窪
    みから前記軸の周りに約180度放射状に離間した同数
    の第2の複数の窪みを有している、請求項9記載の回転
    子。
  11. 【請求項11】 前記回転子本体は、 前記軸中心線に沿った第1の窪みと、 前記軸中心線に沿った第2の窪みであって、前記第1の
    窪みから180度離間した第2の窪みと、 軸中心線の各側から外側に延在する軸方向に離間した6
    個の連続した窪みであって、放射状に60度ずつ角度が
    大きくなっている外側連続窪みと、 を有している、請求項10記載の回転子。
  12. 【請求項12】 前記複数の窪みは、 前記回転子本体の軸中心線に沿って延在している第1の
    窪みと、 前記回転子本体の軸中心線に沿った第2の窪みであっ
    て、前記第1窪みに対して放射状に180度離間してい
    る第2の窪みと、 各々が前記軸中心線から第1の距離だけ離間し、前記第
    1窪みから約60度放射状にずれている窪みの第1のペ
    アと、 前記軸中心線から第1の距離より長い第2の距離だけ離
    間し、前記第1窪みから約180度放射状にずれている
    窪みの第2のペアと、 各々が前記軸中心線から第2の距離より長い第3の距離
    だけ離間し、前記第1窪みから300度放射状にずれて
    いる窪みの第3のペアと、 各々が前記軸中心線から第3の距離より長い第4の距離
    だけ離間し、前記第1窪みから約120度放射状にずれ
    ている窪みの第4のペアと、 各々が前記軸中心線から第4の距離より長い第5の距離
    だけ離間し、前記第1窪みから約240度放射状にずれ
    ている窪みの第5のペアと、 各々が前記軸中心線から第5の距離より長い第6の距離
    だけ離間し、前記第1窪みと軸方向で揃っている窪みの
    第6のペアと、 を有している、請求項10記載の回転子。
  13. 【請求項13】 シュレッダ及びハンマミル回転子アセ
    ンブリで用いるためのセグメントであって、 軸の周りを回転するように構成され、外周を有する本体
    を備えており、この外周は、 前記軸の周りに90度より大きい角度にわたって延在す
    る第1の凸部と、 回転子アセンブリのハンマを少なくとも部分的に収容す
    るような大きさの凹部と、 を有しているセグメント。
  14. 【請求項14】 前記軸の周りに延在する第2の凸部を
    有する請求項13記載のセグメントであって、前記第1
    凸部と前記第2凸部とが結合されて前記軸の周りに少な
    くとも180度延在している請求項13記載のセグメン
    ト。
  15. 【請求項15】 前記第1凸部は、前記軸の周りに少な
    くとも180度延在している、請求項13記載のセグメ
    ント。
  16. 【請求項16】 前記第1凸部は、前記軸の周りに約3
    00度延在し、前記凹部は、前記軸の周りに60度延在
    している、請求項14記載のセグメント。
  17. 【請求項17】 前記軸の周りに部分的に延在して前記
    第1凸部を画成する少なくとも一つの摩耗キャップを有
    している請求項13記載のセグメント。
  18. 【請求項18】 ディスクと、 前記ディスクと結合され、前記軸の周りに少なくとも1
    80度延在する少なくとも一つの摩耗キャップと、 を有している請求項13記載のセグメント。
  19. 【請求項19】 ハンマミル回転子アセンブリであっ
    て、 軸に沿って中心に配置された回転子駆動シャフトと、 前記駆動シャフトに固定され、各々が二つ以下の窪みを
    画成する複数の平行なプレートであって、隣接するプレ
    ートの窪みが相互に放射状にずれているプレートと、 各窪みを横切って前記軸に平行に延在しているハンマ支
    持ロッドと、 各窪み内でハンマ支持ロッドによって支持されるハンマ
    と、 を備えているハンマミル回転子アセンブリ。
  20. 【請求項20】 前記平行プレートの各々は、 ディスクと、 前記ディスクによって支持された摩耗キャップと、 を有している、請求項19記載の回転子アセンブリ。
  21. 【請求項21】 前記平行プレートの各々は、少なくと
    も一つの凸部が前記軸の周りに少なくとも90度延在し
    ている外周面を有している、請求項19記載の回転子ア
    センブリ。
  22. 【請求項22】 前記プレートの各々は、前記軸の周り
    に少なくとも180度延在する凸部を画成している、請
    求項19記載の回転子アセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記凸部は、前記軸の周りに約300
    度延在している、請求項22記載の回転子アセンブリ。
  24. 【請求項24】 ハンマミル回転子の外側凸面を摩耗か
    ら保護する回転子ライナシステムであって、 前記回転子の外側凸面の周りで端と端、及び側面と側面
    とが合わせられ、各々が反転可能及び交換可能である複
    数の個別の摩耗キャップを備えている回転子ライナシス
    テム。
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