JPH11114044A - 香料発散器 - Google Patents

香料発散器

Info

Publication number
JPH11114044A
JPH11114044A JP9293661A JP29366197A JPH11114044A JP H11114044 A JPH11114044 A JP H11114044A JP 9293661 A JP9293661 A JP 9293661A JP 29366197 A JP29366197 A JP 29366197A JP H11114044 A JPH11114044 A JP H11114044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fragrance
container
lid
opening
perfume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9293661A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Kiuchi
規博 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9293661A priority Critical patent/JPH11114044A/ja
Publication of JPH11114044A publication Critical patent/JPH11114044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲル状の香料を使用し、香料を確実に、且
つ、間欠的に或は連続的に発散させると同時に、所望に
応じて、所定時間発散させた後に極めて簡易な手段に
て、且つ確実に、発散を停止することができ、特に入眠
用などとして使用することのできる、小型で、簡易な、
低価格の、操作性が良く、しかも香料の無駄な消費を最
小限に抑えることのできる香料発散器を提供する。 【解決手段】 香料発散器1は、ファン手段10を作動
させることにより発生した空気流により、香料容器40
からの香料を外方へと連行して発散する。スイッチレバ
ー手段110に作用し、蓋手段50の開閉を制御するた
めの容器蓋開閉手段60は、スイッチ手段20がONの
時は香料容器40の開口部44を開状態に維持し、所定
時間経過後にスイッチ手段20がOFFとされた時は香
料容器40の開口部44を閉状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、香料を所定空間へ
と発散するための香料発散器に関するものであり、特
に、所定時間香料を発散させた後発散を停止するように
作動させることができ、例えば、入眠用などとして好適
に使用することのできる小型、簡易、低価格の香料発散
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、香水を自動車内、事務所内、或は
一般家庭の室内などに発散させるために多くの製品が提
案され、又市販されている。特開平8−155021号
公報には、香料を間欠的に発散させ、必要により時間的
間隔をも制御して、眠気防止用として使用することので
きる、小型で、簡易な、低価格の香料発散器が開示され
ている。
【0003】この香料発散器100は、本願添付の図1
2に示すように、ファン手段200を備えた筒状ホルダ
104を有する装置本体101と、この筒状ホルダ10
4の下方端開口に適合して装置本体101に対して着脱
自在とされ、且つ内部に貯留した液体香料Pを吸液芯1
03にて吸い上げるようにした香料容器102とを具備
する。ファン手段200が作動した時にのみ、筒状ホル
ダ104の側部開口105に設けたフィルムのようなガ
ス制御部材106を介して筒状ホルダ104内へと流入
しそして筒状ホルダ104の上部開口107のガス制御
部材108を介して筒状ホルダ104外へと流出する空
気流を発生させ、この空気流により、吸液芯103によ
り吸い上げられた香料容器102内の香料Pを筒状ホル
ダ104内から外方へと発散する。
【0004】このような香料発散器100は、極めて好
適に作動するものであるが、使用する香料Pとしては液
体よりゲル状のものが取扱い上、より好ましい。
【0005】しかしながら、本発明者らの研究実験の結
果、上述の香料発散器100にて液体の香料Pの代わり
にゲル状の香料Pを有する香料容器を使用した場合に
は、上記構成の香料発散器100では、ガス制御部材1
06、108にゲル状の香料が付着し、このガス制御部
材106、108が開口105、107に粘着する傾向
があり、従って、ガス制御部材106、108の開閉を
確実にするためにより高能力のファン手段200を必要
とすることが分かった。
【0006】更に、本発明者らの実験によれば、香料容
器に収容された香料ゲルをより効率よく発散させるに
は、香料容器の開口部へと空気流を流動させることが必
要であり、そのためには、香料容器のほぼ下方より容器
外周囲を上方へと流動する上昇空気流を発生させること
が重要であることが分かった。
【0007】そこで、本発明者らは、国際公開番号WO
97/16211(PCT/JP96/03087)に
記載されるように、ゲル状の香料を使用し、香料を確実
に且つ間欠的に発散させ、必要により時間的間隔をも制
御して、眠気防止用、入眠用、食欲増進用、不安解消用
などとして使用することのできる、小型で、簡易な、低
価格の、しかも操作性の良い香料発散器を提案した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、香料容
器に収容された香料ゲルは、容器を開放状態にした場合
には2週間程度で香料が発散し消費されてしまう。その
ために、特に、このような香料発散器を入眠用などとし
て使用する場合には、所定時間経過後には香料容器の蓋
を閉鎖し、香料ゲルの発散を防止することが有効であ
る。
【0009】従って、本発明の目的は、ゲル状の香料を
使用し、香料を確実に、且つ、間欠的に或は連続的に発
散させると同時に、所望に応じて、所定時間発散させた
後に極めて簡易な手段にて、且つ確実に、発散を停止す
ることができ、特に入眠用などとして使用することので
きる、小型で、簡易な、低価格の、操作性が良く、しか
も香料の無駄な消費を最小限に抑えることのできる香料
発散器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
香料発散器にて達成される。要約すれば、本発明は、フ
ァン手段を備えた装置本体と、前記ファン手段より上方
に位置して前記装置本体に対して着脱自在とされ、且つ
内部に香料ゲルを収容した香料容器と、前記香料容器の
開口部を開閉するために上下動自在に設けられた蓋手段
と、前記ファン手段の始動、停止を行なうためのスイッ
チ手段と、前記香料容器の周りに回転自在に保持され、
前記スイッチ手段のON、OFFを行ない、且つ前記蓋
手段に作用してこの蓋手段を上下動させ、前記香料容器
の開口部を開閉するためのスイッチレバー手段と、前記
ファン手段の駆動を制御するための駆動制御手段と、を
具備し、前記ファン手段を作動させることにより発生し
た空気流により、前記香料容器からの香料を外方へと連
行して発散する香料発散器において、前記スイッチ手段
がONの時は前記香料容器の開口部を開状態に維持し、
所定時間経過後に前記スイッチ手段がOFFとされた時
は前記香料容器の開口部を閉状態とするように、前記ス
イッチレバー手段に作用し、前記蓋手段の開閉を制御す
るための容器蓋開閉手段を有することを特徴とする香料
発散器である。
【0011】本発明の好ましい実施態様によると、前記
蓋手段に蓋カム部材を設け、前記スイッチレバー手段
は、前記香料容器の周りに回転自在に保持された環状支
持部と、この環状支持部に一体に形成され、前記蓋手段
の蓋カム部材に係合するカム部材とを有し、前記スイッ
チレバー手段に形成した操作レバーを操作することによ
り、前記カム部材が前記蓋カム部材を押し上げ、それに
よって、前記蓋手段の前記香料容器開口部に対する開閉
を行う。好ましくは、前記容器蓋開閉手段は、前記香料
容器の開口部を閉状態とする方向に前記スイッチレバー
手段を付勢するバネ手段と、前記バネ手段の付勢力に抗
して前記スイッチレバー手段の回転を阻止し、前記香料
容器の開口部を開状態に維持するべく前記バネ手段に掛
止する掛止手段と、前記掛止手段に作用して、前記バネ
手段と掛止手段との掛止状態を解除するためのソレノイ
ド又は形状記憶合金製変位部材と、を有する。又、好ま
しくは、前記バネ手段に作用する掛止手段は、前記バネ
手段に一体に配置されたフック部材と、このフック部材
に掛止可能に配置され、前記ソレノイド又は形状記憶合
金製変位部材にてその掛止状態が解除される板バネ部材
と、を有する。
【0012】本発明の一実施態様によると、前記ファン
手段は、前記スイッチ手段によりONとされた後、前記
駆動制御手段により間欠的に又は連続的に駆動制御され
る。
【0013】又、本発明によれば、前記駆動制御手段
は、前記スイッチ手段によりONとされた後所定時間経
過後に前記ソレノイド又は形状記憶合金製変位部材を作
動することができる。
【0014】本発明の更に好ましい実施態様によると、
前記香料容器を覆うために、前記装置本体に対して着脱
自在にカバー部材を設け、前記蓋手段は前記カバー部材
に取付けられ、又、前記香料容器は、前記ファン手段の
上方に位置して前記装置本体に設けられた外周辺に空気
流通口を備えた香料容器取付台上に載置され、前記カバ
ー部材を除去することにより前記香料容器を交換するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る香料発散器を
図面に則して、実施例について更に詳しく説明する。
【0016】図1〜図6に、本発明の香料発散器の一実
施例を示す。本発明に従えば、香料発散器1は、装置本
体2と、この装置本体2の概略上方に位置し、装置本体
2に対し着脱自在とされるカバー部材3とを有する。
【0017】本実施例にて、装置本体2は、内側に位置
した概略箱状の内側ホルダ4と、この内側ホルダ4を囲
包した外側カバー5とにて二重壁構造にて構成される。
内側ホルダ4には、その下方部に乾電池7、例えば単2
乾電池2個を収容する乾電池収納部8が形成され、又、
隣接して、装置本体2から上方へと向かう空気流を起こ
すためのファン手段10が設置される。
【0018】本実施例にて、前記カバー部材3は、下方
に開口部3A(図6)を有し、且つ上方にも小さな開口
部3Bが形成された筒状体とされ、下方開口部3Aが装
置本体2の外側カバー5の上端に適合して取外し自在に
圧入される。カバー部材3は、必要に応じて螺子などに
て外側カバー5に固定することもできる。
【0019】前記ファン手段10としては、例えば軸方
向に空気を吸い込み半径方向に空気流を吐出する構成の
小型のファンを好適に使用することができる。このファ
ン手段10には、上記乾電池7より給電され、又、この
ファン手段10のON・OFF及び間欠駆動制御など
は、装置本体2に取付けられたスイッチ手段20及び駆
動制御手段30により行なわれる。スイッチ手段20及
び駆動制御手段30については後で詳しく説明する。
【0020】本実施例では、ファン手段10としては市
販されている小型のモーター、例えば、マブチモーター
株式会社製の商品名:RF−330−TKのようなモー
ターに直結したミニファンを使用した。このミニファン
の性能仕様は、定格電圧DC3V、定格電流9mA、定
格入力0.027W、最大風量0.1m3 /分であっ
た。
【0021】又、内側ホルダ4の上方天井壁部には、前
記ファン手段10を覆って、香料容器取付台41が一体
に設けられる。取付台中央部には香料容器40が載置さ
れ、少なくとも取付台41の外周囲には、取付台41に
載置された香料容器40の外周を囲包する態様で、前記
ファン手段10からの空気流を上方へと流動させるため
の流通口42が多数形成される。流通口42は、香料が
香料容器40の上部に滞留後上方開口部3Bから良好に
発散するように、その配置、大きさを決定する。例え
ば、流通口42は、図10に示すように、香料容器40
と同心状に形成することもできる。
【0022】前記香料容器40は、ガラス或はプラスチ
ックなどにて作製された種々の形状とし得るが、本実施
例では、香料容器40は、肉厚1mmのプラスチック製
の、上部が開口し、長さ方向の両端部が丸くされた長円
形断面のコップ形状とされ、長さがほぼ80mm、幅が
ほぼ58mm、容器高さが62mmとされた。
【0023】又、香料容器40に収容する香料ゲルP
は、香料、ゲル化剤、分散剤などを含有するものであ
る。香料は、下記するように、本発明の香料発散器を使
用する目的に応じて種々の香料を選択して使用すること
ができる。ゲル化剤としては、例えば75℃で液状化す
る水ゲル系の寒天加工物などを使用することができる。
更に、必要に応じて、色素、苦味剤など添加剤を添加す
ることもできる。
【0024】本発明の香料発散器を、例えば入眠用とし
て使用する場合は、香料としては、例えば、ローズ、カ
モミル、ネロリなどの精油の他に、ノニルアルコール、
デシルアルコール、フェニルエチルアルコール、炭酸メ
チル、炭酸エチルなどを単独で、又は、複数種を混合し
て使用することができる。
【0025】本発明の香料発散器を眠気防止用として使
用する場合は、覚醒用香料として知られている種々のも
のを使用することができ、例えば、レモン、ジャスミ
ン、バジル、クローブ、ペパーミント、ローズマリー、
ユーカリ、ベルベナ、シトロネラ、カヤブテ、サルビ
ア、タイム、ヒソップ、などの精油;オニオン、ガーリ
ック、などのエキス;蟻酸;酢酸;蟻酸エチル;蟻酸プ
ロピル;酢酸エステル(エチル、プロピル、ブチル、ヘ
プチル、ノニル、メンチル、イソメンチルなど)、亜硝
酸アミル、トリメチルシクロヘキサノール、アリルサル
ファイドなどを単独で、又は、複数種を混合して使用す
ることができる。
【0026】更に、本発明の香料発散器を食欲増進用と
して使用する場合は、香料としては、食欲促進用香料と
して知られている、例えば、ベージル、ベリラ、マジョ
ラム、タイム、ローレル、ジュニバーベリー、レモン、
ナッツメグ、ジンジャー、オニオン、ガーリックなどの
精油の他に、カルボン、エストラゴール、エレモールな
どを単独で、又は、複数種を混合して使用することがで
き、更に又、本発明の香料発散器を不安解消用として使
用する場合は、香料としては、不安解消、抗うつ用香料
として知られている、例えば、ラベンダー、ベルガモッ
ト、レモン、マジョラム、ローズマリー、クラリーセー
ジ、ペパーミント、ベージル、ローズ、ジャスミン、ブ
チグレン、ナッツメグ、シンナモン、クローブ、メー
ス、ジンジャーなどの精油の他に、シトラール、シトロ
ネラール、ボルネオール、リナロール、ゲラニオール、
ネロール、ロジノールなどを単独で、又は、複数種を混
合して使用することができる。
【0027】本実施例において、香料発散器1には、香
料容器40の上部開口44を開閉するための蓋手段50
が設けられる。本実施例では、装置本体2に設けられた
スイッチレバー手段110の操作レバー111を操作す
ることにより、蓋手段50の開閉とスイッチ手段20の
ON・OFFが行なわれる。
【0028】更に説明すると、本実施例では、図1〜図
3を参照すると理解されるように、蓋手段50は、香料
容器40の上部開口44を覆う概略中高の凸状とされた
蓋部材51を備え、蓋部材51の外周辺には、下方へと
延在する蓋カム部材51Gが、好ましくは直径方向に対
称配置にて二組形成されている。この蓋カム部材51G
の作用については後述する。蓋部材51を概略中高の凸
状とすることで、流通口42を介して流動してきた空気
流は、一旦香料容器40の上部に滞留することとなり、
良好に香料を発散させることができる。又、この蓋部材
51は、蓋部材51の中央部に形成した上方へと延びる
支持係止手段51Fにより、カバー部材3の上方開口部
3B周辺より下方へと垂下された支持軸3Cに、摺動自
在に取付けられる。従って、蓋部材51は、通常は図1
及び図2に示すように、自重により香料容器40の上へ
と降下して載置されており、容器開口44を閉鎖してい
る。
【0029】一方、前記香料容器取付台41の外周辺に
形成された環状案内部41aにはスイッチレバー手段1
10の環状支持部112が回転自在に嵌合される。該環
状支持部112の外周辺は上方へと延在する外周壁部1
13を備えたスリーブ状とされ、この外周壁部113に
は、外周壁部113より、装置本体2とカバー部材3と
の境界部に形成された細長開口120を貫通して更に外
方へと突出する操作レバー111が一体に形成される。
又、前記外周壁部113の一部には更に上方へと延在す
るカム部材114が形成される。このカム部材114
は、好ましくは、図3及び図4をも参照すると理解され
るように直径方向に対称配置にて二組形成される。カム
部材114の上端縁114aは傾斜している。このカム
部材114の上端縁114aは、上述の蓋部材51の外
周辺に形成された蓋カム部材51Gの下端縁の形状と相
補関係をなして当接するように構成される。
【0030】従って、前記操作レバー111を操作し
て、この操作レバー111を図4にて矢印方向へと移動
すると、スイッチレバー手段110のカム部材114
は、図3及び図4にて反時計方向へと回転し、カム部材
114に当接している蓋部材51の蓋カム部材51Gを
上方へと押し上げることとなる。即ち、カム部材51G
の上方への移動により、蓋部材51も又、その支持係止
手段51Fが支持軸3Cに沿って上方へと移動すること
により、上方へと持ち上げられ、香料容器40の開口4
4を開放する。このとき、操作レバー111を操作する
際の操作量、即ち、操作停止位置(操作移動角度)の大
小により、蓋カム部材51G及び蓋部材51の上方移動
量が調整され、香料容器開口44の開口量、即ち、香料
発散程度が調整される。
【0031】更に、本実施例では、前記香料容器取付台
41の外周辺には、マイクロスイッチのようなスイッチ
手段20が設置されており、通常は、図1及び図4に示
すように、カム部材114にてOFF状態とされてい
る。そして、上述のように、操作レバー111を操作
し、カム部材114を回転させて蓋部材51を上方へと
持ち上げることにより、スイッチ手段20がON状態と
される。即ち、スイッチレバー手段110は、蓋部材5
1を持ち上げる機能を有すると共に、スイッチ操作レバ
ーとしての機能をも有する。スイッチ手段20として
は、カム部材114にてON、OFFされる上記マイク
ロスイッチに限定されるものではなく、スイッチレバー
手段110の操作と連動してON、OFFする如何なる
構成のものでも良い。
【0032】スイッチ手段20がONとされると、ファ
ン手段10が駆動され、開放された香料容器40から発
散した香料は、香料容器40の開口部44を流動する空
気流に連行されて、カバー部材3の上方開口部3Bから
外方へと流出する。
【0033】逆に、操作レバー111を上述とは反対方
向へと操作すると、カム部材114による蓋カム部材5
1Gに対する上方への持ち上げ力がなくなり、蓋カム部
材51G及び蓋部材51が下方へと移動し、図1及び図
2に実線で示すように、蓋部材51が香料容器40の開
口部44を閉鎖する。同時に、本実施例では、カム部材
114がスイッチ手段20を作動してスイッチ手段20
をOFFとし、ファン手段10を停止する。
【0034】なお、本実施例でスイッチ手段20のO
N、OFFは、図1及び図6を参照すると理解されるよ
うに、装置本体2の正面部分に形成した窓115Aを介
して、スイッチ手段20のON、OFFに連動して作動
するLEDのようなスイッチON、OFF識別手段11
5の点灯、消灯を観察することによっても認識し得る。
【0035】更に、本発明に従えば、前記スイッチレバ
ー手段110に作用し、蓋部材51の開閉を制御する容
器蓋開閉手段60が配置される。即ち、香料容器40を
開放して所定時間香料を発散させた後、容器蓋開閉手段
60は、スイッチレバー手段110と協働して、蓋手段
50、即ち、蓋部材51にて香料容器40の開口部44
を閉鎖する作用をなす。
【0036】次に、図7〜図11を参照して容器蓋開閉
手段60について説明する。
【0037】本実施例にて、容器蓋開閉手段60は、バ
ネ手段61、掛止手段62、63及びソレノイド64を
有する。更に説明すると、内側ホルダ4の天井壁部分、
即ち、香料取付台41の外周辺天井壁部分には、円弧状
の穴67が形成され、この円弧状穴67には、スイッチ
レバー手段110の環状支持部112から下方へと延在
する支持軸66が貫通している。従って、スイッチレバ
ー手段100を回転すると、支持軸66は前記円弧状穴
67内を移動し、環状支持部112は環状案内部41a
に嵌合して回転可能とされる。
【0038】バネ手段61は、本実施例ではつる巻きバ
ネとされ、バネ部材61の一端は、前記支持軸66に設
けた掛止ピン68に取り付けられ、他端は、香料取付台
41より下方へと延在して形成された円周壁部分41b
に設けた掛止ピン69に取り付けられる。
【0039】更に、支持軸66には、掛止手段を構成す
る先端62Aがフック状とされたフック部材62が固定
され、又、前記香料取付台41の円周壁部分41bに
も、前記掛止手段を構成する板バネ部材63の一端63
Bが取付手段70を介してこの円周壁部分41bに回転
自在に取り付けられている。この板バネ部材63の他端
は、前記フック部材62に掛止することのできる爪部材
63Aが形成されている。又、ソレノイド64が、箱状
ホルダ4の天井壁部分に配置され、このソレノイド64
と、板バネ部材63の爪部分63Aとは、連結軸65に
て接続されている。ソレノイド64としては、当業者に
は周知のプッシュプルタイプのソレノイド、例えば信明
電気株式会社製のSS−040−701C(商品名)な
どを使用し得る。
【0040】上記構成の本実施例の香料発散器1及び容
器蓋開閉手段60の作動について説明する。
【0041】図1、図2、図8及び図10は、香料発散
器1の作動停止状態を示す。つまり、香料発散器1の停
止状態では、スイッチ手段20がOFFの状態とされて
おり、ファン手段10は停止している。図1に示すよう
に、蓋部材51は自重により香料容器40上へと降下
し、香料容器40の開口部44を閉鎖する。このとき、
容器蓋開閉手段60のソレノイド64は付勢されておら
ず、従って、図8に実線にて示すように、そのプランジ
ャは、内蔵したバネ力により、上方へと持ち上げられて
おり、板バネ部材63は、その先端爪部63Aがフック
部材62と掛止可能状態に維持されている。
【0042】ここで、スイッチ手段20をON状態とす
るべく、操作レバー111を図10の状態から図11の
状態へと矢印方向に操作する。このとき、図9に示すよ
うに、ソレノイド64は電気的に付勢されておらず、そ
のプランジャ64Aは、内蔵したバネ力により、上方へ
と持ち上げられており、板バネ先端爪部63Aは、フッ
ク部材62のフック部62Aと掛止可能状態に維持され
ている。
【0043】本実施例によると、操作レバー111の操
作によりカム部材114が回転されると、カム部材11
4と共に回転する支持軸66によってバネ部材61は引
き伸ばされる。カム部材114が所定角度だけ回転した
ときに、支持軸66に取り付けられたフック部材62の
フック部62Aは、板バネ部材63の先端爪部63Aに
係合し、板バネ部材63を外方へと変形させ、更にカム
部材114が回転することにより、フック部材フック部
62Aとバネ先端爪部63Aとが掛止することとなる。
【0044】上記操作レバー111の操作により、上述
したように、カム部材114は回転して蓋部材31を上
方へと持ち上げると共に、スイッチ手段20をON状態
とする。スイッチ手段20がONとされると、ファン手
段10が駆動され、香料容器40内の香料ゲルPは、水
の蒸発(気化)に伴い、平均的に発散し、上記香料容器
開口部44を流動する空気流に連行されて、カバー部材
3の上方開口部3Bから外方へと流出する。
【0045】カバー部材開口部3Bから外気へと流出し
た香料、即ち、香りは、この香料発散器1が置かれた室
内などへと発散する。
【0046】本発明では、ファン手段10のON・OF
Fは、上述のように、スイッチ手段20で行なわれる
が、始動後の間欠駆動制御は、駆動制御手段30にて行
なわれる。即ち、駆動制御手段30により、一定時間フ
ァン手段10がオンの状態に維持されると、その後一定
時間ファン手段10はオフとされ、その作動を停止す
る。ファン手段10が停止することによりカバー部材3
内の香料のガス圧が所定圧となると、香料容器40から
のガスの発散は抑制される。
【0047】ファン手段10の間欠駆動制御は、当業者
には周知の、例えばディスクリートタイマーなどを制御
手段30に設けることにより容易かつ安価に達成され
る。本発明の香料発散器を眠気防止用として使用する場
合の、オン、オフ制御の具体的一例を挙げれば、通常
は、休止時間(オフ)10分、発散時間(オン)20秒
とされる。必要により、休止時間(オフ)を20分、発
散時間(オン)を20秒に、或は、休止時間(オフ)を
5分、発散時間(オン)を60秒などとすることも可能
である。
【0048】又、本発明の香料発散器を入眠用として使
用する場合などには、ファン手段10の駆動は、一定時
間、例えば2時間作動させて香料を発散させ、その後、
即ち、入眠後には作動を停止し、香料の発散を停止する
ように制御することができる。更に、本発明によれば、
香料容器40が蓋部材51にて閉鎖される。
【0049】つまり、本発明によれば、所定時間後に制
御手段30のマイコン制御により、ソレノイド64の励
磁コイルが電気的に付勢されると、連結軸66はプラン
ジャにより、図8に示すように、下方へと内蔵バネに抗
して吸引される。これにより、板バネ部材63は、取付
端63Bを中心として、図8の一点鎖線にて示すように
揺動し、その先端爪部63Aは、フック部材フック部6
2Aとの掛止状態が解除され、従って、カム部材114
は、バネ61により上述とは逆方向に強制的に回転され
る。これによって、蓋部材31は下方へと移動し、香料
容器を閉鎖すると共に、スイッチ手段20をOFF状態
とし、ファン手段10が停止する。その後、ソレノイド
64への通電が停止され、ソレノイド64は、図8に示
す初期位置に復帰する。
【0050】上記説明では、板バネ部材63は、取付端
63Bを中心として回転自在に取り付けられており、ソ
レノイドにより先端爪部63Aを下方へと引っ張ること
により、板バネ部材先端爪部63Aとフック部材フック
部62Aとの掛止、解除を行うものとして説明したが、
本発明は、これに限定されるものではない。例えば、ソ
レノイド64は、図12に示すように、水平方向に配置
し、ソレノイド64により板バネ部材先端爪部63Aを
撓み方向に引っ張ることもできる。この場合には、板バ
ネ部材63の取付端63Bは、取付手段70を介して円
周壁部分41bに固着される。
【0051】又、上記実施例の説明では、板バネ部材先
端爪部63Aとフック部材フック部62Aとの掛止、解
除を行う板バネ変位部材としてソレノイド64を使用す
るものとしたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、図13に示すように、ソレノイド64の代わりに、
形状記憶合金にて作製されたコイルバネ形状とされる板
バネ変位部材64も好適に使用することができる。この
形状記憶合金製変位部材は、例えば電流を流すことによ
り加熱されてその形状を変え得るものであり、この形状
の変化により板バネ部材先端爪部63Aとフック部材フ
ック部62Aとの掛止、解除を行うことができる。
【0052】もし、本実施例にて図9に示すような香料
発散器1が駆動状態にある時に、香料発散器1の作動を
強制的に停止したい時には、操作レバー111を手動で
OFFの状態へと戻すことによって板バネ部材先端爪部
63Aとフック部材フック部62Aとの掛止は強制的に
解除され、スイッチ手段20をOFF状態とし、ファン
手段10が停止する。このような操作レバー111のO
FF状態への復帰操作は、板バネ部材63の可撓性の程
度、板バネ部材先端爪部63Aとフック部材フック部6
2Aとの形状、掛止程度、などを適宜設計することによ
り可能である。
【0053】更に、本実施例の香料発散器1によると、
図6に示すように、装置本体2上部に嵌合されたカバー
部材3を、上方へと引抜くことにより、カバー部材3を
装置本体2から取外すことができる。このとき、香料容
器開口部44を覆っている蓋手段50は、図2に示すよ
うに、その支持係止手段51Fの先端部に設けた爪部5
1Hが支持軸3Cの下端に形成した爪受け部3Eに係止
され、それ以上の蓋部材51の下方への移動を阻止する
ので、カバー部材3に取付けられたままとなる。このよ
うに、本実施例の香料発散器1によると、カバー部材3
を装置本体2から除去した場合には、蓋手段50は、カ
バー部材3に取付けられているので、香料容器40が外
部へと露出される。従って、香料容器40中の香料ゲル
Pが使用尽くされたときは、香料容器取付台41上の使
用済み香料容器40を簡単に新しいものと交換すること
ができる。
【0054】上述のように、本発明によれば、ファン手
段10により、香料容器40の開口部44を通る空気流
が発生されるので、ゲル状の香料Pを使用して、確実に
且つ、必要に応じて間欠的に発散させることができ、装
置の小型化、簡易化を実現し、安価な香料発散器を提供
することができる。
【0055】更に、本発明によれば、所望に応じて、所
定時間発散させた後に極めて簡易な手段にて発散を停止
することができ、香料の無駄な消費を最小限に抑えるこ
とができる。
【0056】又、香料容器40内の香料がなくなった時
には、上述のように、カバー部材3を外すことにより、
この使用済みの香料容器40を装置本体2から簡単に外
して新しいものと交換することができ操作性が極めて良
いという利点もある。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る香料
発散器は、ファン手段を備えた装置本体と、ファン手段
より上方に位置して装置本体に対して着脱自在とされ、
且つ内部に香料ゲルを収容した香料容器と、香料容器の
開口部を開閉するために上下動自在に設けられた蓋手段
と、ファン手段の始動、停止を行なうためのスイッチ手
段と、香料容器の周りに回転自在に保持され、スイッチ
手段のON、OFFを行ない、且つ蓋手段に作用してこ
の蓋手段を上下動させ、香料容器の開口部を開閉するた
めのスイッチレバー手段と、ファン手段の駆動を制御す
るための駆動制御手段と、を具備し、ファン手段を作動
させることにより発生した空気流により、香料容器から
の香料を外方へと連行して発散する構成とし、更に、ス
イッチレバー手段に作用し、蓋手段の開閉を制御するた
めの容器蓋開閉手段を備え、スイッチ手段がONの時は
香料容器の開口部を開状態に維持し、所定時間経過後に
スイッチ手段がOFFとされた時は香料容器の開口部を
閉状態とするように構成されるので、ゲル状の香料を使
用し、香料を確実に、且つ、間欠的に或は連続的に発散
させると同時に、所望に応じて、所定時間発散させた後
に極めて簡易な手段にて発散を停止することができ、特
に入眠用などとして使用することのできる、小型で、簡
易な、低価格の、操作性が良く、しかも香料の無駄な消
費を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る香料発散器の一実施例の正面断面
図で、ファン手段が停止した状態を示す。
【図2】図1と同様の本発明に係る香料発散器の側面断
面図で、ファン手段が停止した状態を示す。
【図3】香料発散器に使用する蓋手段の斜視図である。
【図4】スイッチレバー手段の一実施例を示す平面図で
ある。
【図5】香料発散器の背面より見た斜視図である。
【図6】香料発散器のカバー部材を上方へと除去した状
態を示す正面より見た斜視図である。
【図7】図2と同様の本発明に係る香料発散器の概略側
面断面図である。
【図8】香料発散器のカバー部材を除去した状態を示す
正面より見た斜視図で、停止状態を示す。
【図9】香料発散器のカバー部材を除去した状態を示す
正面より見た斜視図で、作動状態を示す。
【図10】香料発散器のカバー部材及び香料容器を除去
した状態を示す平面図で、停止状態を示す。
【図11】香料発散器のカバー部材及び香料容器を除去
した状態を示す平面図で、作動状態を示す。
【図12】図7と同様の本発明に係る香料発散器の概略
側面断面図で、ソレノイドの他の設置態様を説明する。
【図13】図7と同様の本発明に係る香料発散器の概略
側面断面図で、ソレノイドの代わりに形状記憶合金製変
位部材を用いた場合を説明する。
【図14】先願に係る香料発散器の断面図で、ファン手
段が作動した状態を示す。
【符号の説明】
1 香料発散器 2 装置本体 3 カバー部材 4 ホルダ 5 外側カバー 7 乾電池 10 ファン手段 20 スイッチ手段 30 駆動制御手段 40 香料容器 50 蓋手段 51 蓋部材 51G 蓋カム部材 60 容器蓋開閉手段 61 バネ手段 62、63 掛止手段 64 ソレノイド(形状記憶合金製変位部
材) 66 支持軸 110 スイッチレバー手段 112 環状支持部 114 カム部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン手段を備えた装置本体と、前記フ
    ァン手段より上方に位置して前記装置本体に対して着脱
    自在とされ、且つ内部に香料ゲルを収容した香料容器
    と、前記香料容器の開口部を開閉するために上下動自在
    に設けられた蓋手段と、前記ファン手段の始動、停止を
    行なうためのスイッチ手段と、前記香料容器の周りに回
    転自在に保持され、前記スイッチ手段のON、OFFを
    行ない、且つ前記蓋手段に作用してこの蓋手段を上下動
    させ、前記香料容器の開口部を開閉するためのスイッチ
    レバー手段と、前記ファン手段の駆動を制御するための
    駆動制御手段と、を具備し、前記ファン手段を作動させ
    ることにより発生した空気流により、前記香料容器から
    の香料を外方へと連行して発散する香料発散器におい
    て、 前記スイッチ手段がONの時は前記香料容器の開口部を
    開状態に維持し、所定時間経過後に前記スイッチ手段が
    OFFとされた時は前記香料容器の開口部を閉状態とす
    るように、前記スイッチレバー手段に作用し、前記蓋手
    段の開閉を制御するための容器蓋開閉手段を有すること
    を特徴とする香料発散器。
  2. 【請求項2】 前記蓋手段に蓋カム部材を設け、前記ス
    イッチレバー手段は、前記香料容器の周りに回転自在に
    保持された環状支持部と、この環状支持部に一体に形成
    され、前記蓋手段の蓋カム部材に係合するカム部材とを
    有し、前記スイッチレバー手段に形成した操作レバーを
    操作することにより、前記カム部材が前記蓋カム部材を
    押し上げ、それによって、前記蓋手段の前記香料容器開
    口部に対する開閉を行うようにした請求項1の香料発散
    器。
  3. 【請求項3】 前記容器蓋開閉手段は、前記香料容器の
    開口部を閉状態とする方向に前記スイッチレバー手段を
    付勢するバネ手段と、前記バネ手段の付勢力に抗して前
    記スイッチレバー手段の回転を阻止し、前記香料容器の
    開口部を開状態に維持するべく前記バネ手段に掛止する
    掛止手段と、前記掛止手段に作用して、前記バネ手段と
    掛止手段との掛止状態を解除するためのソレノイド又は
    形状記憶合金製変位部材と、を有することを特徴とする
    請求項1又は2の香料発散器。
  4. 【請求項4】 前記バネ手段に作用する掛止手段は、前
    記バネ手段に一体に配置されたフック部材と、このフッ
    ク部材に掛止可能に配置され、前記ソレノイド又は形状
    記憶合金製変位部材にてその掛止状態が解除される板バ
    ネ部材と、を有することを特徴とする請求項3の香料発
    散器。
  5. 【請求項5】 前記ファン手段は、前記スイッチ手段に
    よりONとされた後、前記駆動制御手段により間欠的に
    又は連続的に駆動制御される請求項1〜4のいずれかの
    項に記載の香料発散器。
  6. 【請求項6】 前記駆動制御手段は、前記スイッチ手段
    によりONとされた後所定時間経過後に前記ソレノイド
    又は形状記憶合金製変位部材を作動することができる請
    求項3〜5のいずれかの項に記載の香料発散器。
  7. 【請求項7】 前記香料容器を覆うために、前記装置本
    体に対して着脱自在にカバー部材を設け、前記蓋手段は
    前記カバー部材に取付けられる請求項1〜6のいずれか
    の項に記載の香料発散器。
  8. 【請求項8】 前記香料容器は、前記ファン手段の上方
    に位置して前記装置本体に設けられた外周辺に空気流通
    口を備えた香料容器取付台上に載置され、前記カバー部
    材を除去することにより前記香料容器を交換することが
    できる請求項7の香料発散器。
JP9293661A 1997-10-09 1997-10-09 香料発散器 Pending JPH11114044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9293661A JPH11114044A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 香料発散器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9293661A JPH11114044A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 香料発散器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11114044A true JPH11114044A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17797621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9293661A Pending JPH11114044A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 香料発散器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11114044A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002051428A1 (fr) * 2000-12-25 2002-07-04 Shiseido Company, Ltd. Composition de parfum stimulant le systeme sympathique
JP2013066522A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Mikuni Corp 携帯用拡散器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002051428A1 (fr) * 2000-12-25 2002-07-04 Shiseido Company, Ltd. Composition de parfum stimulant le systeme sympathique
JP2013066522A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Mikuni Corp 携帯用拡散器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6729506B2 (en) Dual dispenser, supply unit, and method
US8301019B2 (en) Fragrance emanation system
CA2481487C (en) Electrical evaporator including fan and louver structure
US20050163670A1 (en) Heat activated air freshener system utilizing auto cigarette lighter
US8170405B2 (en) Multipurpose cartridge-based liquid dispensing air freshener system
US6783117B2 (en) Scent delivery system
US9022365B2 (en) Scent diffuser
WO1997016211A1 (fr) Appareil diffuseur de parfum
EP2138725A2 (en) Device for distributing volatile fluids in air
US7597309B1 (en) Constant-rate volatile material dispensing device
JPH11114044A (ja) 香料発散器
JPH08155021A (ja) 香料発散器
JP5150923B2 (ja) 空気清浄マイナスイオン香り発生器
US7452503B2 (en) Kinetic air dispenser
JPH10249246A (ja) 香料発散器
KR200294509Y1 (ko) 거치가 용이한 향 발현장치
JP3915039B2 (ja) 薬剤加熱蒸散装置
KR200208563Y1 (ko) 자동차용 방향제 플러그
KR20090000412U (ko) 향기발산기구
KR0121558Y1 (ko) 방향제 및 탈취제 발산기
KR200327468Y1 (ko) 개폐 장치를 가지는 향 발현장치
KR200227714Y1 (ko) 발향기능을 갖는 스탠드
KR200315962Y1 (ko) 시거잭을 이용한 향 발현장치
KR200313800Y1 (ko) 개폐 장치를 가지는 향 발현장치
KR20050120002A (ko) 향 발산장치