JPH11112597A - 通信処理方法及び通信装置 - Google Patents

通信処理方法及び通信装置

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JPH11112597A
JPH11112597A JP9265613A JP26561397A JPH11112597A JP H11112597 A JPH11112597 A JP H11112597A JP 9265613 A JP9265613 A JP 9265613A JP 26561397 A JP26561397 A JP 26561397A JP H11112597 A JPH11112597 A JP H11112597A
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JP
Japan
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data
size
processing
communication
processing unit
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JP9265613A
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Teruyoshi Komuro
輝芳 小室
Katsuhiko Nakano
雄彦 中野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側でデータに所定処理X(暗号化等)を
施して送信し、受信側で所定処理Y(復号化等)を施す
際に、データのサイズを前記処理X,Yの整数倍にす
る。 【解決手段】 送信側の第1の機器1では、リンク層+
物理層ブロック4において4バイトのサイズのデータそ
れぞれに4バイトのダミーデータを付加して8バイトの
サイズにした後、暗号化を行う。受信側の第2の機器で
は、リンク層+物理層ブロック6において8バイトのサ
イズの受信データに対して復号化を行った後、ダミーデ
ータを削除して4バイトのサイズのデータにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信処理方法およ
び通信処理装置に関し、詳細には送信装置と受信装置の
双方で、伝送データの最小単位より大きなサイズでの処
理が必要な場合に、それを可能にする通信処理方法およ
び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータを伝送する際には、デー
タを所定サイズにブロック化することが一般的である。
例えばIEEE1394規格における通信では、最小の
データサイズが4バイトである。そして、4バイト単位
のデータブロックの複数個からなる送信データ(1回に
まとめて送るデータ)にヘッダーを付加してパケットと
し送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したIEEE13
94規格において、データに所定処理X(例えば暗号
化)を施して送信し、受信側で所定処理Y(例えば復号
化)を施そうとすると、所定処理X,Yの処理単位を4
バイトより大きくすることは不適当であった。なぜな
ら、送信側では送信データのサイズが前記所定処理Xの
処理単位の整数倍でないと、データ全体に所定処理を施
すことができないからである。
【0004】仮に送信データのサイズを前記所定処理X
の処理単位の整数倍で区切って送ると、IEEE139
4規格のアイソクロナス(Isochronous)伝
送のようにデータをあるタイミングまでに届ける必要が
ある通信ができない場合がある。特にデータが離散的に
発生する場合は、送信データが前記所定処理Xの処理単
位に満たないために、次のデータが発生するまで送信側
に留まるという事態が起こる。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、前記所定処理X,Yの処理単位を送信
データの整数倍にすることを可能にした通信処理方法お
よび通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信処理方
法は、所定の第1のサイズを最小データ伝送単位とする
通信を行う際に、送信前に前記第1のサイズより大きい
所定の第2のサイズを処理単位とする第1の処理を行う
必要があり、受信後にも前記第2のサイズを処理単位と
する第2の処理を行う必要がある場合、送信側では前記
第1の処理の前に前記第1のサイズのデータそれぞれに
ダミーデータを付加し、受信側では前記第2の処理の後
で前記ダミーデータを削除することを特徴とするもので
ある。
【0007】また、本発明に係る通信処理方法は、所定
の第1のサイズを最小データ伝送単位とする通信を行う
際に、送信前に前記第1のサイズより大きい所定の第2
のサイズを処理単位とする第1の処理を行う必要があ
り、受信後にも前記第2のサイズを処理単位とする第2
の処理を行う必要がある場合、送信側では前記第1の処
理の前に、1回にまとめて送るデータのサイズが前記第
2のサイズの整数倍でない場合にダミーデータを付加し
て前記第2のサイズの整数倍となるようにし、受信側で
は前記第2の処理の後で、前記ダミーデータを削除する
ことを特徴とするものである。
【0008】そして、本発明に係る通信装置は、所定の
第1のサイズのデータそれぞれにダミーデータを付加し
て第2のサイズのデータにするダミーデータ付加手段
と、そのダミーデータ付加手段の出力データに対して前
記第2のサイズを処理単位とする第1の処理を行う第1
処理手段と、その第1処理手段の出力を送信する送信手
段とを備えることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明に係る通信装置は、送信側で
第1のサイズのデータそれぞれにダミーデータを付加し
て第2のサイズのデータとされ、さらに前記第2のサイ
ズを処理単位とする第1の処理を施されて送信されたデ
ータを受信する受信手段と、その受信手段の受信データ
に対して第2のサイズを処理単位とする第2の処理を行
う第2処理手段と、その第2処理手段の出力データから
前記ダミーデータを削除するダミーデータ削除手段と備
えることを特徴とするものである。
【0010】本発明に係る通信処理方法によれば、送信
側では第1の処理の前に第1のサイズのデータそれぞれ
にダミーデータが付加され、受信側では第2の処理の後
でダミーデータが削除される。
【0011】また、本発明に係る通信処理方法によれ
ば、送信側では第1の処理の前に、1回にまとめて送る
データのサイズが第2のサイズの整数倍でない場合にダ
ミーデータが付加されて第2のサイズの整数倍となるよ
うにされ、受信側では第2の処理の後で、ダミーデータ
が削除される。
【0012】さらに、本発明に係る通信装置によれば、
ダミーデータ付加手段により所定の第1のサイズのデー
タそれぞれにダミーデータが付加される。そして、ダミ
ーデータ付加手段の出力データに対して、第1処理手段
により第2のサイズを処理単位とする第1の処理が施さ
れ、送信手段により第1処理手段の出力が送信される。
【0013】そして、本発明に係る通信装置によれば、
受信手段によりデータが受信され、第2処理手段によ
り、受信手段の受信データに対して第2のサイズを処理
単位とする第2の処理が施される。そして、ダミーデー
タ削除手段により、第2処理手段の出力データからダミ
ーデータが削除される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1は本発明を適用した通信処理システム
の構成例を示すブロック図である。このシステムでは、
第1の機器1と第2の機器2との間がIEEE1394
シリアルバス(以下、1394バスと略す)8で接続さ
れている。第1の機器1は、信号発生器3と、リンク層
+物理層ブロック4と、CPU5とを備えており、信号
発生器3が発生したデータをリンク層+物理層ブロック
4により暗号化して1394バス8に送出する。CPU
5は第1の機器1全体の制御等を行う。第2の機器2
は、リンク層+物理層ブロック6と、蓄積装置7と、C
PU8を備えており、1394バス8から受信したデー
タをリンク層+物理層ブロック6により暗号化の復号を
行い、蓄積装置7に蓄積する。CPU8は第2の機器2
全体の制御等を行う。
【0016】第1の機器1は例えばセットトップボック
スである。この場合、信号発生器3は、デジタル衛星放
送を受信し、そのデータストリームからMIDI(Mu
sical Instrument Digital
Interface)データを分離する機能を持ってい
る。第2の機器は例えばハードディスクユニットであ
る。 IEEE1394伝送用のリンク層+物理層ブロ
ック4,6は、伝送データを暗号化および復号化するブ
ロック(ENC/DEC)を内蔵しており、暗号化のO
N/OFFを外部から制御できるものである。信号発生
器3が発生したデータはIEEE1394規格のアイソ
クロナス伝送によって第2の機器2へ伝送される。
【0017】以下、伝送プロトコルは、1394TA
(Trade Association)に提案されて
いるAudio and Music Data Tr
ansmisson Protocol Versio
n1.0(以後、AM824と呼ぶ)を使うものとして
説明を行う。また、暗号化・復号化は64ビット単位で
処理するものとする。
【0018】図2はアイソクロナスパケットを示す図で
ある。アイソクロナスパケットは1クアドレット(=4
バイト)単位で表される。最初の1クアドレットはアイ
ソクロナスパケットヘッダーであり、次の1クアドレッ
トはヘッダーCRCである。3クアドレット目以降はデ
ータフィールドとなり、その最初の2クアドレットはC
IP(Commom Isochronous Pac
ket)ヘッダーである。
【0019】図3はAM824のCIPヘッダーフォー
マットを示す図である。これはIEC61883規格に
準拠したものである。この図のDBS(データブロック
サイズ)は、データブロックの長さをクアドレット(4
バイト)単位で表した数値である。DBC(データブロ
ックカウンタ)は、8ビットの連続カウンタの値であっ
て、パケットの伝送抜け検出するために用いる。FMT
(フォーマットIDフィールド)は、1394バス上を
伝送されるデータフォーマットの識別に使用される。例
えば、“10h”で伝送フォーマットが“Audio
and Music Data”であることを示す。そ
の他のフィールドについては、本実施の形態とは直接関
係がないので説明を省略する。
【0020】図4は、図1におけるリンク層+物理層ブ
ロック4,6の構成を示したものである。ここでは、リ
ンク層+物理層ブロック4とリンク層+物理層ブロック
6は同一の構成を有するものとした。
【0021】アプリケーションインターフェース(以
下、インターフェースをI/Fという)11は、リンク
層+物理層ブロック4では信号発生器3からのデータを
受け取り、リンク層+物理層ブロック6では蓄積装置7
にデータを出力する。FIFO12は、リンク層+物理
層ブロック4ではアプリケーションI/F11の出力デ
ータを一時的に蓄積し、リンク層+物理層ブロック6で
はパディングデータ付加/削除回路13の出力データを
一時的に蓄積する。パディングデータ付加/削除回路1
3は、リンク層+物理層ブロック4ではFIFO12か
ら読み出されたデータにパディングデータを付加し、リ
ンク層+物理層ブロック6ではエンクリプタ/デクリプ
タ14の出力データからパディングデータを削除する。
エンクリプタ/デクリプタ14は、リンク層+物理層ブ
ロック4ではパディングデータ付加/削除回路13の出
力を暗号化し、リンク層+物理層ブロック6ではリンク
コア16の出力をスイッチSWを通して受け取り、暗号
の復号化を行う。ヘッダー付加/削除回路15は、リン
ク層+物理層ブロック4ではヘッダーを作成しスイッチ
SWを通してリンクコア16に出力し、リンク層+物理
層ブロック6ではリンクコア16の出力をスイッチSW
を通して受け取り、ヘッダーの削除を行う。スイッチS
Wは、リンク層+物理層ブロック4ではエンクリプタ/
デクリプタ14の出力とヘッダー付加/削除回路15の
出力を切替えて取り出し、リンク層+物理層ブロック6
ではリンクコア16の出力をエンクリプタ/デクリプタ
14とヘッダー付加/削除回路15に振り分ける。リン
クコア16は、リンク層+物理層ブロック4ではスイッ
チSWの出力、即ちエンクリプタ/デクリプタ14の出
力とヘッダー付加/削除回路15の出力を合成して物理
層集積回路17に送り、リンク層+物理層ブロック6で
は物理層集積回路17の出力をスイッチSWを通してエ
ンクリプタ/デクリプタ14とヘッダー付加/削除回路
15に分配する。物理層集積回路17は、1394バス
8上の機器の自動認識やバスアービトレーション等を行
うとともに、1394バス8に対するデータの送出と、
1394バス8からデータを受信する。CPU18は物
理層+リンク層ブロック4,6全体の制御等を行う。ホ
ストI/F19はCPU5又はCPU8と接続されてお
り、それらのCPUとの間で各種データのやりとりを行
う。レジスタ20には後述する各種データが格納され
る。
【0022】第1の機器1の信号発生器3はAM824
で定義されているMIDI Conformant D
ata形式(以後、MIDI形式と呼ぶ)の4バイト長
のデータを周期的にリンク層+物理層ブロック4に供給
する。CPU5は、MIDI形式でのデータ伝送を行う
ために、リンク層+物理層ブロック4のレジスタ20中
の変数をそれぞれ図5のように設定する。ここで、FM
Tの“10h”という値は、伝送フォーマットが“Au
dio and Music Data”であることを
示す。また、TYPEの“20h”は、AM824フォ
ーマットのラベルフィールド(LABEL fiel
d)の上位6ビットで、“20h”という値はMIDI
形式を示す。そして、DBSの“01h”又は“02
h”という値は、DBS(データブロックサイズ)がそ
れぞれ1クアドレット(=4バイト)又は2クアドレッ
ト(=8バイト)であることを示す。なお、説明を簡単
にするため、暗号化は常時行うものとする。
【0023】通信の手順は下記の通りである。
【0024】まず、送信側の第1の機器1の動作につい
て説明する。
【0025】信号発生器3からリンク層+物理層ブロッ
ク4に送られたデータは、アプリケーションI/Fを経
てFIFO12に格納される。リンクコア16と物理層
集積回路17とのやり取りによって、アイソクロナス通
信のタイミングになったことが物理層集積回路17から
リンクコア16に通知されると、リンクコア16は、ま
ずヘッダー付加/削除回路15からアイソクロナスパケ
ットヘッダーとCIPヘッダーを読み出し、順に物理層
集積回路17経由で1394バスに送信する。この時、
ヘッダーCRCはリンクコア16が計算して挿入する。
また、CIPヘッダー中のFMT及びDBSにはレジス
タ20の設定値が入る。DBSには前述したとおり“0
1h”又は“02h”が入るが、どの値が入るかはパデ
ィングデータ付加/削除回路13の処理方式により異な
る。以下、この点について説明する。
【0026】まず第1の処理方式では、4バイト長の正
規のデータブロックと区別が可能な4バイト長のパディ
ングブロックを定義し、正規のデータブロック各々にパ
ディングを付加して8バイトに拡張した後、暗号化を行
って送信する。この場合はDBSは“02h”(8バイ
ト)とする。受信側ではデータを8バイト毎に復号化し
た後、パディングブロックを検出および削除し、正規の
データブロックだけを出力する。
【0027】第2の処理方式では、第1の処理方式と同
じく4バイト長の正規のデータブロックと区別が可能な
4バイト長のパディングブロックを定義し、正規のデー
タブロック各々にパディングブロックを付加して8バイ
トに拡張し、暗号化を行って送信する。ただし、この場
合、DBSは“01h”(4バイト)とする。受信側で
はデータを8バイト毎に復号化した後、パディングブロ
ックを検出および削除し、正規のデータブロックだけを
出力する。この場合はパディングブロックは伝送された
データブロックのカウント(図3のDBC)には入れな
いようにする。第3の処理方式では、第1、第2の処理
方式と同じく4バイト長の正規のデータブロックと区別
が可能な4バイト長のパディングブロックを定義し、1
つのアイソクロナスパケットとして送信するデータが奇
数個のデータブロックで構成されている場合にだけ、パ
ディングブロックを付加してデータ長を8バイトの整数
倍とし、暗号化を行って送信する。この場合、第2の処
理方式と同様に、DBSは“01h”(4バイト)のま
まとする。受信側ではデータを8バイト毎に復号化した
後、データの最後でパディングブロックを検出したら削
除することで、正規のデータブロックだけを出力する。
この場合も、パディングブロックは伝送されたデータブ
ロックのカウント(図3のDBC)には入れないように
する。
【0028】このように、第1の処理方式を用いる場合
は、DBSを“02h”とし、第2又は第3の処理方式
を用いる場合は“01h”とする。
【0029】ヘッダーを送信した後、続いてFIFO1
2中のデータに対して必要に応じてパディングデータ付
加/削除回路13でパディングデータを付加し、エンク
リプタ/デクリプタ14で暗号化し、物理層集積回路1
7経由で1394バスに送信する。
【0030】パディングの仕方は前記第1〜第3のどの
処理方式を用いるかによって異なる。第1および第2の
処理方式の場合は、FIFO12中のデータ4バイト毎
に4バイトのパディングデータを付加し、8バイト長に
する。ただし、第1の処理方式の場合には、AM824
で定義されている“NO Data”をパディングデー
タとして用いることができるのに対し、第2の処理方式
の場合は、DBS=“01h”なので、AM824で定
義されている“NO Data”をパディングデータと
して用いることはできない。その理由は、AM824で
は“NO Data”だけのデータブロックもDBCの
カウント対象にしているからである。ただ、新たにDB
Cのカウント対象としない“NO Data(2)”を
AM824で定義すれば、AM824で定義されている
“NO Data(2)”をパディングデータとして用
いることができる。
【0031】第3の処理方式を用いる場合は、今回のア
イソクロナスパケットで送信するデータのサイズをFI
FO12中のデータ量をもとに決めた結果、それが4バ
イトの奇数倍になったときにだけ、4バイトのパディン
グデータを付加し、全体のデータ長を8バイトの整数倍
にする。この場合もDBS=“01h”なので、第2の
処理方式と同様、DBCのカウント対象とならない“N
O Data(2)”をAM824で定義すれば、それ
をパディングデータとして用いることができる。
【0032】次に、受信側の第2の機器の動作について
説明する。
【0033】リンク層+物理層ブロック6では、受信し
たアイソクロナスパケットは、物理層集積回路17とリ
ンクコア16を経て、まずヘッダー付加/削除回路15
においてアイソクロナスパケットヘッダーとCIPヘッ
ダーの分離が行われる。途中のヘッダーCRCはリンク
コア16で分離、チェックされる。
【0034】続くデータは、まずエンクリプタ/デクリ
プタ14において64ビット単位で復号化され、パディ
ングデータ付加/削除回路13において、送信側で付加
されたパディングデータを検出し、削除してFIFO1
2に格納する。FIFO12中のデータは蓄積装置7か
らの読み出しにより、アプリケーションI/F11経由
で出力される。
【0035】パディングデータの検出と削除は、4バイ
ト毎にそれがパディングデータと等しいかどうか調べる
ようにすれば、前記第1〜第3の処理方式のどれを用い
て送信しても対応できる。ただ、DBCのカウントを行
うタイミングは、前記処理方式によって異なる。
【0036】第1の処理方式を用いた場合は、DBS=
“02h”としてパケットが受信されるので、DBCの
カウントはパディングデータを削除する前に8バイトを
1単位として行う。一方、第2又は第3の処理方式を用
いた場合は、DBS=“01h”なので、DBCのカウ
ントはパディングデータを削除した後に4バイトを1単
位として行う。したがって、第1の処理方式の場合に
は、DBCをカウントするカウンタをエンクリプタ/デ
クリプタ14の前段又は後段に設け、第2又は第3の処
理方式の場合は、パディングデータ付加/削除回路13
の後段に設ける。なお、リンク層+物理層ブロック4及
び6は、図4におけるパディングデータ付加/削除回路
13とエンクリプタ/デクリプタ14をアプリケーショ
ンI/F11とFIFO12の間に配置する構造でも実
現できる。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、送信側では第1の処理の前に第1のサイズのデ
ータそれぞれにダミーデータを付加し、受信側では第2
の処理の後でダミーデータを削除するので、第1の処理
及び第2の処理の処理単位を送信データの整数倍にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した通信処理システムの構成例を
示すブロック図である。
【図2】アイソクロナスパケットを示す図である。
【図3】AM824のCIPヘッダーフォーマットを示
す図である。
【図4】図1におけるリンク層+物理層ブロックの構成
を示すブロック図である。
【図5】リンク層+物理層ブロック4のレジスタ中に設
定する変数を示す図である。
【符号の説明】 1…第1の機器、2…第2の機器、4,6…リンク層+
物理層ブロック、13…パディングデータ付加/削除回
路、14…エンクリプタ/デクリプタ、16…リンクコ
ア、17…物理層集積回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上の通信装置を備えるネットワー
    クシステムにおいて、 所定の第1のサイズを最小データ伝送単位とする通信を
    行う際に、送信前に前記第1のサイズより大きい所定の
    第2のサイズを処理単位とする第1の処理を行う必要が
    あり、受信後にも前記第2のサイズを処理単位とする第
    2の処理を行う必要がある場合、 送信側では前記第1の処理の前に前記第1のサイズのデ
    ータそれぞれにダミーデータを付加し、受信側では前記
    第2の処理の後で前記ダミーデータを削除することを特
    徴とする通信処理方法。
  2. 【請求項2】 2つ以上の通信装置を備えるネットワー
    クシステムにおいて、 所定の第1のサイズを最小データ伝送単位とする通信を
    行う際に、送信前に前記第1のサイズより大きい所定の
    第2のサイズを処理単位とする第1の処理を行う必要が
    あり、受信後にも前記第2のサイズを処理単位とする第
    2の処理を行う必要がある場合、 送信側では前記第1の処理の前に、1回にまとめて送る
    データのサイズが前記第2のサイズの整数倍でない場合
    にダミーデータを付加して前記第2のサイズの整数倍と
    なるようにし、受信側では前記第2の処理の後で、前記
    ダミーデータを削除することを特徴とする通信処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1の処理は暗号化であり、前記第
    2の処理は暗号化の復号化である請求項1に記載の通信
    処理方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のサイズは前記第1のサイズの
    整数倍である請求項1に記載の通信処理方法。
  5. 【請求項5】2つ以上の通信装置を備えるネットワーク
    システムにおいて所定の第1のサイズを最小データ伝送
    単位とする通信を行う通信装置であって、 前記第1のサイズのデータそれぞれにダミーデータを付
    加して第2のサイズのデータにするダミーデータ付加手
    段と、 該ダミーデータ付加手段の出力データに対して前記第2
    のサイズを処理単位とする第1の処理を行う第1処理手
    段と、 前記第1処理手段の出力を送信する送信手段とを備える
    ことを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】2つ以上の通信装置を備えるネットワーク
    システムにおいて所定の第1のサイズを最小データ伝送
    単位とする通信を行う通信装置であって、 送信側で第1のサイズのデータそれぞれにダミーデータ
    を付加して第2のサイズのデータとされ、さらに前記第
    2のサイズを処理単位とする第1の処理を施されて送信
    されたデータを受信する受信手段と、 該受信手段の受信データに対して第2のサイズを処理単
    位とする第2の処理を行う第2処理手段と、 該第2処理手段の出力データから前記ダミーデータを削
    除するダミーデータ削除手段とを備えることを特徴とす
    る通信装置。
JP9265613A 1997-09-30 1997-09-30 通信処理方法及び通信装置 Abandoned JPH11112597A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7965744B2 (en) 2001-01-12 2011-06-21 Panasonic Corporation Transmission system with apparatus for transmitting and receiving audio data auxiliary data

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