JPH11112278A - 圧電部品 - Google Patents

圧電部品

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JPH11112278A
JPH11112278A JP28767197A JP28767197A JPH11112278A JP H11112278 A JPH11112278 A JP H11112278A JP 28767197 A JP28767197 A JP 28767197A JP 28767197 A JP28767197 A JP 28767197A JP H11112278 A JPH11112278 A JP H11112278A
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piezoelectric
substrate
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elastic body
rubber
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Makoto Irie
江 誠 入
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 精度の高いQmの調整ができ、しかも小型化
の可能な圧電部品を得る。 【解決手段】 圧電部品10は、基板12を含み、基板
12上に支持部材38を介して圧電共振子20を取り付
ける。圧電共振子20を覆うようにして、基板12上に
キャップ46をかぶせる。キャップ46の孔48から、
シリコン樹脂などのゴム状弾性体50を注入し、圧電共
振子20の周囲をゴム状弾性体50で覆う。ゴム状弾性
体50のヤング率としては、12kgf/cm2 以下で
あることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は圧電部品に関し、
特にたとえば、圧電共振子を用いた発振子,ディスクリ
ミネータ,フィルタなどの圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図13はこの発明の背景となる圧電部品
の一例を示す図解図である。圧電部品1は、基板2を含
む。基板2上には、図14に示すように、パターン電極
3a,3bが形成され、これらのパターン電極3a,3
b上に、圧電共振子5の外部電極6a,6b上にそれぞ
れ導電材料で形成された支持部材4が、接着などにより
取り付けられる。圧電共振子5は、たとえば、圧電体層
と電極とが複数層積層された基体5aを含む。基体5a
の1つの側面には、長さ方向に延びる2つの外部電極6
a,6bが形成されている。そして、これらの外部電極
6a,6bが、基体5aの電極に接続される。圧電体層
は、基体5aの長さ方向に分極される。そして、外部電
極6a,6b間に信号を与えることにより、基体5aの
長さ方向に電界が印加される。この電界により、圧電体
層は伸縮し、基体5aに長さ振動の基本振動が励振され
る。
【0003】圧電共振子5の上面および下面には、シリ
コン樹脂7などが塗布される。さらに、圧電共振子5を
覆うようにして、基板2上にキャップ8がかぶせられ
る。この圧電部品1では、パターン電極3a,3b間に
信号を入力することにより、圧電共振子5に長さ振動の
基本振動が励振される。このとき、圧電共振子5にシリ
コン樹脂7が塗布されていることにより、圧電共振子5
の振動負荷が大きくなり、圧電共振子5の機械的品質係
数Qmが調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな圧電部品1では、圧電共振子5にシリコン樹脂7を
塗布する際に、シリコン樹脂7が流れてしまい、十分な
量のシリコン樹脂7を供給することができなかった。そ
のため、圧電共振子5のQmを所望の値に調整すること
ができなかった。また、たとえば図15に示すような、
4つの圧電共振子5を用いてラダーフィルタとする場合
においても、シリコン樹脂7が流れてしまうため、圧電
共振子5間のシリコン樹脂7の量にばらつきが生じ、そ
れぞれの所望のQmを得ることができない。
【0005】さらに、このような構造の圧電部品1で
は、キャップ8をかぶせる前に、圧電共振子5にシリコ
ン樹脂7が与えられるため、シリコン樹脂7が基板2の
キャップ装着部に流れると、基板2とキャップ8との間
にシリコン樹脂7が挟まれることになる。そのため、キ
ャップ8の装着に不良が発生する。このような不良をな
くすためには、シリコン樹脂7が流れる範囲を考えて、
基板2を大きくする必要があり、圧電部品1の小型化が
困難であった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、精
度の高いQmの調整ができ、しかも小型化の可能な圧電
部品を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、基板と、基
板上に支持部材を介して取り付けられる長さ振動を励振
する圧電共振子と、圧電共振子を覆うように基板上に取
り付けられる孔を有するキャップと、基板に取り付けら
れたキャップの孔から注入されて圧電共振子の周囲を覆
うゴム状弾性体とを含む、圧電部品である。この圧電部
品において、ゴム状弾性体のヤング率は12kgf/c
2 以下であることが好ましい。このようなゴム状弾性
体として、シリコン樹脂を用いることができる。この圧
電部品において、圧電共振子は、長さ方向に圧電体層と
電極とを積層した柱状の基体と、基体の1つの側面にお
いて基体の電極に接続されるように形成される2つの外
部電極とを含み、圧電体層は基体の長さ方向に分極さ
れ、電極によって基体の長さ方向に電界を加えて、基体
に長さ振動の基本振動が励振されるようにすることがで
きる。また、この圧電部品として、複数の圧電共振子を
基板上で接続することによってラダーフィルタとしても
よい。
【0008】基板とキャップによって形成された空間に
ゴム状弾性体が注入され、圧電共振子の周囲がゴム状弾
性体で覆われるため、圧電部品間でゴム状弾性体の付着
状態に差が生じない。そのため、ゴム状弾性体のヤング
率を適当に選択することにより、所望のQmに調整する
ことができる。ゴム状弾性体のヤング率と圧電共振子の
振動の抑圧による損失との関係から、ゴム状弾性体のヤ
ング率は12kgf/cm2 以下であることが好まし
い。このようなゴム状弾性体としては、たとえばシリコ
ン樹脂などを選択することができる。
【0009】このような圧電部品に用いられる圧電共振
子としては、たとえば圧電体層と電極とを積層した基体
を有し、分極方向,電界方向,振動方向の一致した圧電
縦効果を利用したものを使用することができる。圧電縦
効果を利用した圧電共振子を用いれば、分極方向,電界
方向と振動方向とが異なる圧電横効果を利用した圧電共
振子に比べて、電気機械結合係数を大きくすることがで
きる。このような圧電部品の構造は、複数の圧電共振子
を用いたラダーフィルタにも用いることができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の圧電部品の一例
を示す図解図であり、図2はこの圧電部品を他の方向か
らみた図解図である。圧電部品10は、基板12を含
む。基板12には、図3に示すように、対向する端部
に、それぞれ2つずつ凹部14が形成される。基板12
の一方面上には、2つのパターン電極16,18が形成
される。一方のパターン電極16は、対向する凹部14
間に形成され、その一端側から基板12の中央部に向か
ってL字状に延びるように形成される。また、他方のパ
ターン電極18は、別の凹部14間に形成され、その他
端側から基板12の中央部に向かってL字状に延びるよ
うに形成される。そして、基板12の中央部付近におい
て、2つのパターン電極16,18が、間隔を隔てて対
向するように形成される。
【0012】基板12上には、圧電共振子20が取り付
けられる。圧電共振子20は、図4に示すように、4角
柱状の基体22を含む。基体22は、複数の圧電体層2
4と電極26とが積層された構造を有する。これらの圧
電体層24および電極26は、その面が基体22の長さ
方向に直交するように形成される。圧電体層24は、図
4の矢印で示すように、隣合う圧電体層24の分極方向
が、互いに逆向きとなるように基体22の長さ方向に分
極される。ただし、基体22の両端部は分極されていな
い。
【0013】基体22の1つの側面には、基体22の長
さ方向に延びる溝28が形成される。溝28は、基体2
2の幅方向の中央部に形成され、基体22の1つの側面
を2分割している。溝28によって分割された側面に
は、図5に示すように、第1の絶縁膜30および第2の
絶縁膜32が形成される。基体22の側面の溝28で分
割された一方側では、電極26の露出部が1つおきに第
1の絶縁膜30で被覆される。また、基体22の側面の
溝28で分割された他方側では、溝28の一方側で第1
の絶縁膜30に被覆されていない電極26の露出部が、
第2の絶縁膜32で被覆される。
【0014】さらに、基体22の第1および第2の絶縁
膜30,32が形成された部分、つまり溝28の両側に
は、外部電極34,36が形成される。したがって、外
部電極34には第1の絶縁膜30で被覆されていない電
極26が接続され、外部電極36には第2の絶縁膜32
で被覆されていない電極26が接続される。つまり、電
極26の隣合うものが、それぞれ外部電極34および外
部電極36に接続される。
【0015】基体22の長さ方向の中央部において、図
6に示すように、外部電極34,36には、支持部材3
8,40が形成される。支持部材38,40は、導電ペ
ーストなどの導電材料で直方体状に形成され、その幅は
外部電極34,36とほぼ同じとなるように形成され
る。支持部材38の基体22の長手方向一端側は導電接
着剤42でパターン電極16に接続され、他端側は絶縁
接着剤44でパターン電極16上に固定される。また、
支持部材40の基体22の長手方向一端側は絶縁接着剤
44でパターン電極18上に固定され、他端側は導電接
着剤42でパターン電極18に接着される。したがっ
て、図2に示すように、支持部材38,40の隣接する
部分には導電接着剤42と絶縁接着剤44とが並ぶこと
になり、圧電共振子20を基板12上に取り付けるとき
に、これらの接着剤42,44が支持部材38,40間
に流れても、隣接する支持部材38,40が電気的に導
通することを防ぐことができる。
【0016】基板12上には、圧電共振子20を覆うよ
うにして、キャップ46がかぶせられる。キャップ46
には、たとえば2か所に孔48が形成される。そして、
基板12上にキャップ46がかぶせられた状態で、一方
の孔48からゴム状弾性体50が注入される。ゴム状弾
性体50としては、たとえばシリコン樹脂などが用いら
れる。ゴム状弾性体50は、圧電共振子20の周囲が覆
われるまで注入充填される。この圧電部品10は、発振
子やディスクリミネータなどとして用いられる。
【0017】この圧電部品10では、パターン電極1
6,18間に信号が入力される。信号が入力されること
により、基体22の互いに逆向きに分極した圧電体層2
4に、互いに逆向きの電界が印加される。そのため、圧
電体層24は、全体として同じ向きに伸縮しようとす
る。そのため、圧電共振子20全体としては、基体22
の中心部をノードとした長さ振動の基本振動が励振され
る。
【0018】この圧電部品10に用いられる圧電共振子
20は、分極方向と電界方向と振動方向とが同じ向きで
あり、圧電縦効果を利用した圧電共振子となっている。
そのため、分極方向,電界方向と振動方向とが異なる圧
電横効果を用いた圧電共振子に比べて、電気機械結合係
数が大きく、共振周波数と反共振周波数との差ΔFが大
きい。そのため、この圧電共振子20をフィルタや発振
子などに用いた場合、帯域幅を大きくすることができ
る。また、この圧電部品10では、基体22の長さ方向
の中央部において支持部材38,40が形成されている
ため、圧電共振子20のノード部分を支持することがで
きる。そのため、圧電共振子20の振動が妨げられな
い。
【0019】この圧電部品10では、ゴム状弾性体50
によって、圧電共振子20の振動が抑圧される。それに
よって、圧電共振子20の機械的品質係数Qmが調整さ
れる。このとき、ゴム状弾性体50のヤング率を適当に
選択することにより、圧電共振子20のQmを所望の値
に調整することができる。この圧電部品10では、圧電
共振子20の周囲を覆うようにして、ゴム状弾性体50
が充填されているため、複数の圧電部品10の間で、圧
電共振子20へのゴム状弾性体50の付着状態に差がな
い。そのため、複数の圧電部品10の間で、Qmのばら
つきを小さくすることができる。
【0020】なお、ゴム状弾性体50のヤング率と圧電
部品10の損失との関係を図7に示す。圧電部品10の
実用域は、その損失が6dB以下の範囲であることか
ら、ゴム状弾性体50のヤング率は、12kgf/cm
2 以下であることが好ましい。つまり、ゴム状弾性体5
0のヤング率を12kgf/cm2 以下の範囲内で選択
することにより、所望の特性の圧電部品10を得ること
ができる。
【0021】また、このような圧電部品10では、圧電
共振子20の周囲がゴム状弾性体50で覆われているた
め、防湿効果の高いシリコン樹脂などを用いることによ
り、製品自体の防湿特性を高めることができる。また、
ゴム状弾性体50は、キャップ46の孔48から注入さ
れるため、基板12とキャップ46との間にゴム状弾性
体50が入り込んだりすることがない。そのため、従来
の圧電部品のように、ゴム状弾性体50が流れる範囲を
考慮して大きい基板を作製する必要がなく、基板12を
小型化することができる。そのため、圧電部品10自体
についても、小型化が可能である。
【0022】なお、このような圧電部品10に用いられ
る圧電共振子20としては、図8に示すような構造のも
のを用いることができる。この圧電共振子20の電極2
6は、図9に示すように、基体22の1つの側面におい
て、外部電極34,36に接続される部分のみが基体2
2の表面に露出し、その他の部分が露出しないように、
略L字状に形成される。そして、このような電極26が
交互に積層され、基体22の1つの側面において、電極
26の露出した部分に外部電極34,36が形成され
る。このような圧電共振子20では、絶縁膜30,32
を形成する必要がない。
【0023】また、圧電部品10としては、複数の圧電
共振子20を用いてもよい。図10は梯子型の回路を有
するラダーフィルタとして用いられる圧電部品の例を示
す図解図である。この圧電部品10では、図11に示す
ように、基板60上に4つのパターン電極62,64,
66,68が形成される。これらのパターン電極62,
64,66,68には、間隔を隔てて一列に配置される
5つのランドが形成される。この場合、基板60の一端
から1番目のランドはパターン電極62に形成され、2
番目のランドおよび5番目のランドはパターン電極64
に形成され、3番目のランドはパターン電極66に形成
され、4番目のランドはパターン電極68に形成され
る。
【0024】これらのランドに、圧電共振子20a,2
0b,20c,20dの外部電極34,36に形成され
た支持部材38,40が、導電接着剤42および絶縁接
着剤44で接着される。このとき、同じランド上では、
隣合う圧電共振子の支持部材間が導通しても問題ないた
め、異なるランド間で導通しないように導電接着剤42
と絶縁接着剤44とが配置される。そして、基板60上
に、孔70の形成されたキャップ72がかぶせられる。
さらに、これらの圧電共振子20a〜20dの周囲が覆
われるように、ゴム状弾性体50が注入充填される。
【0025】この圧電部品10は、図12に示すような
梯子型の回路を有するラダーフィルタとして用いられ
る。このとき、たとえば2つの圧電共振子20a,20
dは直列共振子として用いられ、別の圧電共振子20
b,20cは並列共振子として用いられる。このような
ラダーフィルタでは、並列の圧電共振子20b,20c
の容量が、直列の圧電共振子20a,20dよりも大き
くなるように設計される。
【0026】このような圧電部品10においても、これ
らの圧電共振子20a〜20dの周囲にゴム状弾性体5
0を充填することにより、圧電共振子20a〜20dの
周囲のゴム状弾性体50の量に差がなくなり、所望のQ
mを得ることができる。そのため、圧電部品10の特性
のばらつきを少なくすることができる。また、基板60
に取り付けられたキャップ72の孔70からゴム状弾性
体50を注入することにより、ゴム状弾性体50の流れ
る範囲を考慮する必要がなく、圧電部品10を小型化す
ることができる。
【0027】なお、キャップの孔の数は2つに限らず、
1つであってもよい。孔が2つの場合には、一方の孔か
らゴム状弾性体を注入し、他方の孔を空気抜き用として
用いることができ、孔が1つの場合には、孔より細いノ
ズルを差し込んでゴム状弾性体を注入することにより、
1つの孔を注入用と空気抜き用の両方に兼用することが
できる。この孔は、ゴム状弾性体を注入したのち、樹脂
材や半田などで封鎖してもよい。しかしながら、圧電共
振子がゴム状弾性体で覆われているため、防湿効果が高
く、孔を閉じなくてもよい。
【0028】上述の各圧電部品10では、積層型の圧電
共振子を用いたが、圧電体基板の両面に電極を形成した
圧電横効果を利用した圧電共振子を用いてもよい。つま
り、圧電共振子の種類にかかわらず、圧電共振子の周囲
をゴム状弾性体で覆うことにより、この発明の効果を得
ることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、圧電共振子に付着す
るゴム状弾性体の量にばらつきが生じず、安定した特性
の圧電部品を得ることができる。しかも、ゴム状弾性体
のヤング率を適当に選択することにより、所望のQmを
得ることができる。さらに、圧電共振子の周囲がゴム状
弾性体で覆われているため、防湿特性の高い圧電部品と
することができる。また、ゴム状弾性体が流れることを
考慮する必要がなく、基板を大きくする必要がないた
め、圧電部品の小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の圧電部品の一例を示す図解図であ
る。
【図2】図1に示す圧電部品を他の方向からみた図解図
である。
【図3】図1に示す圧電部品の分解斜視図である。
【図4】図1に示す圧電部品に用いられる圧電共振子の
一例を示す図解図である。
【図5】図4に示す圧電共振子に形成された絶縁膜の様
子を示す平面図である。
【図6】図4に示す圧電共振子に支持部材を形成した様
子を示す斜視図である。
【図7】図1に示す圧電部品において、ゴム状弾性体の
ヤング率と損失との関係を示すグラフである。
【図8】この発明の圧電部品の用いられる圧電共振子の
他の例を示す図解図である。
【図9】図8に示す圧電共振子に用いられる圧電体層と
電極との関係を示す平面図である。
【図10】この発明の圧電部品として、複数の圧電共振
子を用いてラダーフィルタとした例を示す図解図であ
る。
【図11】図10に示す圧電部品のキャップを除いて示
す分解斜視図である。
【図12】図10に示す圧電部品の回路図である。
【図13】この発明の背景となる圧電部品の一例を示す
図解図である。
【図14】図13に示すこの発明の背景となる圧電部品
の分解斜視図である。
【図15】この発明の背景となる圧電部品として、複数
の圧電共振子を用いてラダーフィルタとした例を示す図
解図である。
【符号の説明】
10 圧電部品 12 基板 16,18 パターン電極 20 圧電共振子 22 基体 34,36 外部電極 38,40 支持部材 46 キャップ 48 孔 50 ゴム状弾性体 60 基板 62,64,66,68 パターン電極 70 孔 72 キャップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板、 前記基板上に支持部材を介して取り付けられる長さ振動
    を励振する圧電共振子、 前記圧電共振子を覆うように前記基板上に取り付けられ
    る孔を有するキャップ、および前記基板に取り付けられ
    た前記キャップの前記孔から注入されて前記圧電共振子
    の周囲を覆うゴム状弾性体を含む、圧電部品。
  2. 【請求項2】 前記ゴム状弾性体のヤング率は12kg
    f/cm2 以下である、請求項1に記載の圧電部品。
  3. 【請求項3】 前記ゴム状弾性体はシリコン樹脂であ
    る、請求項1または請求項2に記載の圧電部品。
  4. 【請求項4】 前記圧電共振子は、長さ方向に圧電体層
    と電極とを積層した柱状の基体と、前記基体の1つの側
    面において前記基体の前記電極に接続されるように形成
    される2つの外部電極とを含み、前記圧電体層は前記基
    体の長さ方向に分極され、前記電極によって前記基体の
    長さ方向に電界を加えて、前記基体に長さ振動の基本振
    動が励振される、請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載の圧電部品。
  5. 【請求項5】 複数の前記圧電共振子を前記基板上で接
    続することによってラダーフィルタとした、請求項1な
    いし請求項4のいずれかに記載の圧電部品。
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