JPH11105905A - 薬瓶類容器用小分け計量キャップ - Google Patents
薬瓶類容器用小分け計量キャップInfo
- Publication number
- JPH11105905A JPH11105905A JP28253997A JP28253997A JPH11105905A JP H11105905 A JPH11105905 A JP H11105905A JP 28253997 A JP28253997 A JP 28253997A JP 28253997 A JP28253997 A JP 28253997A JP H11105905 A JPH11105905 A JP H11105905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- inner cylinder
- medicine
- liq
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬液小分け時のキャップ本体への注ぎを溢す
ことなく行うことができ、またその使用後のキャップ本
体の閉口時の溢れおよびその後の閉口状態での外部への
滴下をなくすことができ、薬液の無駄を省き、同時に有
害な薬液等にあっては皮膚への付着による危険度をなく
してその取扱いを容易となすことができる薬瓶類容器用
小分け計量キャップを提供する。 【解決手段】 薬液の瓶類容器用のキャップにおいて、
前記キャップ本体をその内部に同軸状の間隔を保持して
計量のための内筒を一体に設けた二重壁構造となし、か
つ該内筒の開口端を該キャップ本体のなす外筒側の螺子
口端部より外部に突出するよう位置せしめて構成する。
ことなく行うことができ、またその使用後のキャップ本
体の閉口時の溢れおよびその後の閉口状態での外部への
滴下をなくすことができ、薬液の無駄を省き、同時に有
害な薬液等にあっては皮膚への付着による危険度をなく
してその取扱いを容易となすことができる薬瓶類容器用
小分け計量キャップを提供する。 【解決手段】 薬液の瓶類容器用のキャップにおいて、
前記キャップ本体をその内部に同軸状の間隔を保持して
計量のための内筒を一体に設けた二重壁構造となし、か
つ該内筒の開口端を該キャップ本体のなす外筒側の螺子
口端部より外部に突出するよう位置せしめて構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に医薬あるい
は殺虫剤、液体洗剤等の薬液の瓶類容器として、その都
度開閉して適合量だけ取出して使用に供する小分け計量
キャップに関するものである。
は殺虫剤、液体洗剤等の薬液の瓶類容器として、その都
度開閉して適合量だけ取出して使用に供する小分け計量
キャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の小分け計量キャップとし
ては、一般に図4あるいは図5に示すように、主に一重
壁構造によるもの(図4)もしくは二重壁構造によるそ
の内筒(13)を外筒(12)より短寸に設けたもの
(図5)をもってキャップ本体(11)を構成してい
た。
ては、一般に図4あるいは図5に示すように、主に一重
壁構造によるもの(図4)もしくは二重壁構造によるそ
の内筒(13)を外筒(12)より短寸に設けたもの
(図5)をもってキャップ本体(11)を構成してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
においては、前者、後者ともその使用時に際して医薬あ
るいは殺虫剤、液体洗剤等の薬液の小分けあるいは計量
の目的を達するものではあるが、しかしながら、これら
いずれも使用後のキャップ本体(11)の螺着閉口時に
際して該キャップ本体の螺子面に付着していたり、残存
している薬液が該キャップ本体の外部へ溢れ、あるいは
閉口状態で螺子面を伝わって外部へ滴下を生ぜしめるこ
ととなり、その取扱いを煩わしくなし、また薬液の無駄
を招くばかりでなく、特に外部に溢れたり付着した薬液
が有害な場合には皮膚への付着等によって傷害を発生す
ることがある等の問題を有するものであった。
においては、前者、後者ともその使用時に際して医薬あ
るいは殺虫剤、液体洗剤等の薬液の小分けあるいは計量
の目的を達するものではあるが、しかしながら、これら
いずれも使用後のキャップ本体(11)の螺着閉口時に
際して該キャップ本体の螺子面に付着していたり、残存
している薬液が該キャップ本体の外部へ溢れ、あるいは
閉口状態で螺子面を伝わって外部へ滴下を生ぜしめるこ
ととなり、その取扱いを煩わしくなし、また薬液の無駄
を招くばかりでなく、特に外部に溢れたり付着した薬液
が有害な場合には皮膚への付着等によって傷害を発生す
ることがある等の問題を有するものであった。
【0004】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、薬液のその都度の小分け時に溢
れることなく適合量だけ取出して使用に供することがで
き、同時にその使用後のキャップ本体の閉口時に外筒の
なす螺子面に付着、残存のない薬液の状態によって、外
部への溢れ、滴下等の生ずる憂いをなくしてその取扱い
を容易となすことのできる薬瓶類容器用の小分け計量キ
ャップを提供することを目的とするものである。
てなされたものであり、薬液のその都度の小分け時に溢
れることなく適合量だけ取出して使用に供することがで
き、同時にその使用後のキャップ本体の閉口時に外筒の
なす螺子面に付着、残存のない薬液の状態によって、外
部への溢れ、滴下等の生ずる憂いをなくしてその取扱い
を容易となすことのできる薬瓶類容器用の小分け計量キ
ャップを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、薬液の瓶類容器用のキャップにおいて、キャ
ップ本体を、その内部に同軸状の間隔を保持して計量の
ための内筒を一体に設けた二重壁構造となし、かつ該内
筒の開口端を該キャップ本体のなす外筒側の螺子口端部
より外部に突出するよう位置せしめて構成した薬瓶類容
器用小分け計量キャップを要旨とするものであり、さら
に前記内筒をその開口端を外方へのラッパ状となして形
成したり、また内筒をその壁面に計量目盛を付して形成
したりするものである。
するため、薬液の瓶類容器用のキャップにおいて、キャ
ップ本体を、その内部に同軸状の間隔を保持して計量の
ための内筒を一体に設けた二重壁構造となし、かつ該内
筒の開口端を該キャップ本体のなす外筒側の螺子口端部
より外部に突出するよう位置せしめて構成した薬瓶類容
器用小分け計量キャップを要旨とするものであり、さら
に前記内筒をその開口端を外方へのラッパ状となして形
成したり、また内筒をその壁面に計量目盛を付して形成
したりするものである。
【0006】本発明は以上のように構成されているた
め、特に内筒の開口端を外筒側の螺子口端部より外部に
突出するよう位置せしめて構成することにより、小分け
時の薬液の内筒への注ぎを容易となし、同時に内外筒壁
相互の間、特に螺子部への薬液の付着、残存がない状態
によって、キャップ本体の閉口時あるいはその後の閉口
状態での薬液の外部への溢れ、滴下の憂いをなくしてそ
の取扱いを容易となし、同時に薬液の無駄を省き、ある
いは薬液の皮膚への付着、ラベルの損傷等の危険度をな
くすことができることとなる。
め、特に内筒の開口端を外筒側の螺子口端部より外部に
突出するよう位置せしめて構成することにより、小分け
時の薬液の内筒への注ぎを容易となし、同時に内外筒壁
相互の間、特に螺子部への薬液の付着、残存がない状態
によって、キャップ本体の閉口時あるいはその後の閉口
状態での薬液の外部への溢れ、滴下の憂いをなくしてそ
の取扱いを容易となし、同時に薬液の無駄を省き、ある
いは薬液の皮膚への付着、ラベルの損傷等の危険度をな
くすことができることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
いて説明すれば、図1は本発明の薬瓶類容器用小分け計
量キャップの正面図、図2は図1の縦断面図、図3は他
の実施例の同上図2相当図であって、(1)は透明また
は着色した樹脂材あるいはガラス材等による有底円筒状
のキャップ本体であり、医薬あるいは殺虫剤、液体洗剤
等の薬液を収納した瓶や容器など(図示せず)の頸部に
設けた螺子部へ螺合のための螺子面を内周面に有する外
筒(2)と、該外筒(2)の内部に該外筒と同軸状で径
方向に間隔を保持して計量のための内筒(3)とを一体
に設けて二重壁構造となして構成するものである。
いて説明すれば、図1は本発明の薬瓶類容器用小分け計
量キャップの正面図、図2は図1の縦断面図、図3は他
の実施例の同上図2相当図であって、(1)は透明また
は着色した樹脂材あるいはガラス材等による有底円筒状
のキャップ本体であり、医薬あるいは殺虫剤、液体洗剤
等の薬液を収納した瓶や容器など(図示せず)の頸部に
設けた螺子部へ螺合のための螺子面を内周面に有する外
筒(2)と、該外筒(2)の内部に該外筒と同軸状で径
方向に間隔を保持して計量のための内筒(3)とを一体
に設けて二重壁構造となして構成するものである。
【0008】そして該内筒(3)の開口端(3′)をキ
ャップ本体(1)のなす外筒(2)側の螺子口端部
(2′)より外部に突出するよう位置せしめてなるもの
である。また(3″)は計量目盛であり、必要に応じて
内筒(3)の内外壁面に付して形成するものであり、こ
の場合はキャップ本体(1)を好ましくは透明の材料で
形成する。そして(4)は前記内筒(3)と外筒(2)
とのなす相互の間隔部の頂部に挿着したシール用パッキ
ングである。
ャップ本体(1)のなす外筒(2)側の螺子口端部
(2′)より外部に突出するよう位置せしめてなるもの
である。また(3″)は計量目盛であり、必要に応じて
内筒(3)の内外壁面に付して形成するものであり、こ
の場合はキャップ本体(1)を好ましくは透明の材料で
形成する。そして(4)は前記内筒(3)と外筒(2)
とのなす相互の間隔部の頂部に挿着したシール用パッキ
ングである。
【0009】なお、所望に応じて前記内筒(3)の開口
端(3′)を、その注ぎを一層容易にするために内筒へ
の注入時のオーバーフローを防止するためラッパ状に開
口(図3)してもよく、また注ぎ易くするためその一部
を嘴状(図示せず)に設けてもよく、前記開口端
(3′)の形状については敢えて限定するものではな
い。
端(3′)を、その注ぎを一層容易にするために内筒へ
の注入時のオーバーフローを防止するためラッパ状に開
口(図3)してもよく、また注ぎ易くするためその一部
を嘴状(図示せず)に設けてもよく、前記開口端
(3′)の形状については敢えて限定するものではな
い。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したように本発明による薬瓶
類容器用小分け計量キャップは、特に前記内筒(3)を
キャプ本体(1)のなす外筒(2)より長寸となしてそ
の開口端(3′)を外部に突出するよう位置せしめて構
成することにより、薬液のその都度のキャップ本体
(1)への小分け時に、瓶の注口をブレずに安定した状
態で内筒に接しながら注液することおよびキャップ本体
から外部への注出時に内筒(3)と外筒(2)との間に
溢すことなく、該内筒での注ぎを容易に行うことがで
き、またその使用後のキャップ本体(1)の閉口時およ
び閉口状態にあって、内筒(3)の内部に付着、残存す
る薬液の一部を瓶容器側に自然に流下せしめる結果とな
ってキャップ本体(1)の外部への溢れ、滴下の生ずる
憂いをなくすことができ、薬液の無駄を省き、同時に有
害な薬液等にあって皮膚への付着ラベルの損傷等の恐れ
をなくすことができる等、極めて有用な薬瓶類容器用小
分け計量キャップである。
類容器用小分け計量キャップは、特に前記内筒(3)を
キャプ本体(1)のなす外筒(2)より長寸となしてそ
の開口端(3′)を外部に突出するよう位置せしめて構
成することにより、薬液のその都度のキャップ本体
(1)への小分け時に、瓶の注口をブレずに安定した状
態で内筒に接しながら注液することおよびキャップ本体
から外部への注出時に内筒(3)と外筒(2)との間に
溢すことなく、該内筒での注ぎを容易に行うことがで
き、またその使用後のキャップ本体(1)の閉口時およ
び閉口状態にあって、内筒(3)の内部に付着、残存す
る薬液の一部を瓶容器側に自然に流下せしめる結果とな
ってキャップ本体(1)の外部への溢れ、滴下の生ずる
憂いをなくすことができ、薬液の無駄を省き、同時に有
害な薬液等にあって皮膚への付着ラベルの損傷等の恐れ
をなくすことができる等、極めて有用な薬瓶類容器用小
分け計量キャップである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る薬瓶類容器用小分け計量
キャップの正面図である。
キャップの正面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】他の実施例に係る同上図2相当図である。
【図4】従来例の小分け計量キャップの縦断面図であ
る。
る。
【図5】さらに他の従来例の小分け計量キャップの縦断
面図である。
面図である。
1 キャップ本体 2 外筒 2′ 螺子口端部 3 内筒 3′ 開口端 3″ 計量目盛
Claims (3)
- 【請求項1】 薬液の瓶類容器用のキャップにおいて、
キャップ本体(1)を、その内部に同軸状の間隔を保持
して計量のための内筒(3)を一体に設けた二重壁構造
となし、かつ該内筒の開口端(3′)を該キャップ本体
のなす外筒(2)側の螺子口端部(2′)より外部に突
出するよう位置せしめて構成したことを特徴とする薬瓶
類容器用小分け計量キャップ。 - 【請求項2】 前記内筒(3)を、その開口端(3′)
を外方へのラッパ状となして形成したことを特徴とする
請求項1記載の薬瓶類容器用小分け計量キャップ。 - 【請求項3】 前記内筒(3)を、その壁面に計量目盛
(3″)を付して形成したことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の薬瓶類容器用小分け計量キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28253997A JPH11105905A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 薬瓶類容器用小分け計量キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28253997A JPH11105905A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 薬瓶類容器用小分け計量キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11105905A true JPH11105905A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17653790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28253997A Pending JPH11105905A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 薬瓶類容器用小分け計量キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11105905A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003026205A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-29 | Sumitomo Chem Co Ltd | 液状農薬用の計量キャップ |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP28253997A patent/JPH11105905A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003026205A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-01-29 | Sumitomo Chem Co Ltd | 液状農薬用の計量キャップ |
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