JPH11105890A - 袋用封鎖具 - Google Patents
袋用封鎖具Info
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- JPH11105890A JPH11105890A JP11923498A JP11923498A JPH11105890A JP H11105890 A JPH11105890 A JP H11105890A JP 11923498 A JP11923498 A JP 11923498A JP 11923498 A JP11923498 A JP 11923498A JP H11105890 A JPH11105890 A JP H11105890A
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- bag
- slit
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- mouth
- closing device
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5861—Spouts
- B65D75/5872—Non-integral spouts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D33/00—Details of, or accessories for, sacks or bags
- B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
- B65D33/1616—Elements constricting the neck of the bag
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 袋の口を容易に封鎖したり開放することがで
きる袋用封鎖具を提供する。 【解決手段】 外筒が板状部に設けられた第1の操作盤
と、前記外筒に嵌合する内筒が板状部に設けられた第2
の操作盤と備え、第1の操作盤および第2の操作盤は、
外筒および内筒の中心軸線を中心に回転できるように構
成され、第1の操作盤の板状部には、半径方向外方に向
けて開口し、かつ外筒の穴部にまで達し、しかも外筒の
欠損部に連通する第1のスリットが設けられ、一方、第
2の操作盤の板状部には、半径方向外方に向けて開口
し、かつ内筒の穴部にまで達し、しかも内筒の欠損部に
連通する第2のスリットが設けられ、第1のスリットお
よび第2のスリットに袋の口部を挿入し、第1の操作盤
および第2の操作盤の回転によって袋の口を封鎖するよ
うに構成されている。
きる袋用封鎖具を提供する。 【解決手段】 外筒が板状部に設けられた第1の操作盤
と、前記外筒に嵌合する内筒が板状部に設けられた第2
の操作盤と備え、第1の操作盤および第2の操作盤は、
外筒および内筒の中心軸線を中心に回転できるように構
成され、第1の操作盤の板状部には、半径方向外方に向
けて開口し、かつ外筒の穴部にまで達し、しかも外筒の
欠損部に連通する第1のスリットが設けられ、一方、第
2の操作盤の板状部には、半径方向外方に向けて開口
し、かつ内筒の穴部にまで達し、しかも内筒の欠損部に
連通する第2のスリットが設けられ、第1のスリットお
よび第2のスリットに袋の口部を挿入し、第1の操作盤
および第2の操作盤の回転によって袋の口を封鎖するよ
うに構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋の口を閉塞する
袋用封鎖具に関するもので、さらに詳しくは、ビニー
ル,ポリエチレン等の合成樹脂で形成された袋に有用な
袋用封鎖具に関するものである。
袋用封鎖具に関するもので、さらに詳しくは、ビニー
ル,ポリエチレン等の合成樹脂で形成された袋に有用な
袋用封鎖具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】袋は、大別して、家庭用の袋と業務用の
袋との2種類に分類できる。このうち家庭用の袋として
は、ゴミ袋、菓子袋、生鮮食品用袋などがあり、一方、
業務用の袋としては、ゴミ袋、精肉運搬用袋、海産物運
搬用袋などがある。これら袋は一般的にビニール等の合
成樹脂で作られており、袋に内容物を入れた後、袋の口
を封鎖するのが通例である。そして、袋の口を封鎖する
のに、従来、袋の口部を曲げてきつく結んだり、輪ゴム
やテープ等を口部にきつく巻き付けたりしていた。ま
た、一旦封鎖した口を開放する場合には、結び目を解い
たり、巻き付けた輪ゴムや粘着テープを取り外したりし
ていた。
袋との2種類に分類できる。このうち家庭用の袋として
は、ゴミ袋、菓子袋、生鮮食品用袋などがあり、一方、
業務用の袋としては、ゴミ袋、精肉運搬用袋、海産物運
搬用袋などがある。これら袋は一般的にビニール等の合
成樹脂で作られており、袋に内容物を入れた後、袋の口
を封鎖するのが通例である。そして、袋の口を封鎖する
のに、従来、袋の口部を曲げてきつく結んだり、輪ゴム
やテープ等を口部にきつく巻き付けたりしていた。ま
た、一旦封鎖した口を開放する場合には、結び目を解い
たり、巻き付けた輪ゴムや粘着テープを取り外したりし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、袋の口を封
鎖するのに袋の口部を曲げて結ぶ場合には、その結び目
を作る関係上、口部近くまで内容物を入れることができ
ないという問題があった。また、輪ゴムで袋の口を封鎖
する場合には、輪ゴムの弛みがなくなるまで何度も巻き
掛けなければないらないという問題があった。さらに、
粘着テープで袋の口を封鎖する場合には、粘着テープを
何度も巻き掛けなければないらないという問題があっ
た。また、いずれの場合にも、一旦封鎖した口を開放す
る場合の作業は面倒であるばかりか、途中で袋が破けて
しまうことも多々あった。
鎖するのに袋の口部を曲げて結ぶ場合には、その結び目
を作る関係上、口部近くまで内容物を入れることができ
ないという問題があった。また、輪ゴムで袋の口を封鎖
する場合には、輪ゴムの弛みがなくなるまで何度も巻き
掛けなければないらないという問題があった。さらに、
粘着テープで袋の口を封鎖する場合には、粘着テープを
何度も巻き掛けなければないらないという問題があっ
た。また、いずれの場合にも、一旦封鎖した口を開放す
る場合の作業は面倒であるばかりか、途中で袋が破けて
しまうことも多々あった。
【0004】本発明の目的は、袋の口を容易に封鎖した
り開放することができる袋用封鎖具を提供することにあ
る。
り開放することができる袋用封鎖具を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の袋用封鎖
具は、円周方向の一部が欠損した外筒が板状部に設けら
れた第1の操作盤と、円周方向の一部が欠損し前記外筒
に嵌合する内筒が板状部に設けられた第2の操作盤と備
え、前記第1の操作盤および前記第2の操作盤は、前記
外筒および前記内筒の中心軸線を中心に回転できるよう
に構成され、前記第1の操作盤の板状部には、半径方向
外方に向けて開口し、かつ前記外筒の穴部にまで達し、
しかも前記外筒の欠損部に連通する第1のスリットが設
けられ、一方、前記第2の操作盤の板状部には、半径方
向外方に向けて開口し、かつ前記内筒の穴部にまで達
し、しかも前記内筒の欠損部に連通する第2のスリット
が設けられ、前記第1の操作盤および前記第2の操作盤
の回転により前記第1のスリットと前記第2のスリッ
ト、前記外筒の欠損部と前記内筒の欠損部とがそれぞれ
合致する状態となるように構成され、その状態で、前記
第1のスリットおよび前記第2のスリットに袋の口部を
挿入し前記第1の操作盤および前記第2の操作盤の回転
によって前記袋の口を封鎖するように構成されているこ
とを特徴とする。この袋用封鎖具によれば、第1のスリ
ットと第2のスリットを合致させ、その状態で、該第1
のスリットおよび該第2のスリットに袋の口部を挿入
し、第1の操作盤および第2の操作盤の回転により袋の
口部を捻り圧縮することによって、袋の口を容易に封鎖
できることになる。一方、一旦封鎖した袋の口を開放す
るには、第1の操作盤および第2の操作盤を前記とは反
対の方向に回転させれば、袋の口を容易に開放できるこ
とになる。また、何度も袋を使用できることになり、袋
の容器化も図れることになる。
具は、円周方向の一部が欠損した外筒が板状部に設けら
れた第1の操作盤と、円周方向の一部が欠損し前記外筒
に嵌合する内筒が板状部に設けられた第2の操作盤と備
え、前記第1の操作盤および前記第2の操作盤は、前記
外筒および前記内筒の中心軸線を中心に回転できるよう
に構成され、前記第1の操作盤の板状部には、半径方向
外方に向けて開口し、かつ前記外筒の穴部にまで達し、
しかも前記外筒の欠損部に連通する第1のスリットが設
けられ、一方、前記第2の操作盤の板状部には、半径方
向外方に向けて開口し、かつ前記内筒の穴部にまで達
し、しかも前記内筒の欠損部に連通する第2のスリット
が設けられ、前記第1の操作盤および前記第2の操作盤
の回転により前記第1のスリットと前記第2のスリッ
ト、前記外筒の欠損部と前記内筒の欠損部とがそれぞれ
合致する状態となるように構成され、その状態で、前記
第1のスリットおよび前記第2のスリットに袋の口部を
挿入し前記第1の操作盤および前記第2の操作盤の回転
によって前記袋の口を封鎖するように構成されているこ
とを特徴とする。この袋用封鎖具によれば、第1のスリ
ットと第2のスリットを合致させ、その状態で、該第1
のスリットおよび該第2のスリットに袋の口部を挿入
し、第1の操作盤および第2の操作盤の回転により袋の
口部を捻り圧縮することによって、袋の口を容易に封鎖
できることになる。一方、一旦封鎖した袋の口を開放す
るには、第1の操作盤および第2の操作盤を前記とは反
対の方向に回転させれば、袋の口を容易に開放できるこ
とになる。また、何度も袋を使用できることになり、袋
の容器化も図れることになる。
【0006】請求項2記載の袋用封鎖具は、請求項1記
載の袋用封鎖具において、前記第1の操作盤の板状部に
は、前記第1のスリットの開口近くの両縁に外方に向け
て互いに離反するように延び対向面がテーパ壁を構成す
る一対のハンドルが設けられ、前記第2の操作盤の板状
部には、前記第2のスリットの開口近くの両縁に外方に
向けて互いに離反するように延び対向面がテーパ壁を構
成する一対のハンドルが設けられていることを特徴とす
る。この袋用封鎖具によれば、第1の操作盤および第2
の操作盤の板状部にはハンドルが設けられているので、
第1の操作盤および第2の操作盤を容易に回転させるこ
とができる。また、各一対のハンドルの間から袋の口部
を容易にスリットに挿入することができる。
載の袋用封鎖具において、前記第1の操作盤の板状部に
は、前記第1のスリットの開口近くの両縁に外方に向け
て互いに離反するように延び対向面がテーパ壁を構成す
る一対のハンドルが設けられ、前記第2の操作盤の板状
部には、前記第2のスリットの開口近くの両縁に外方に
向けて互いに離反するように延び対向面がテーパ壁を構
成する一対のハンドルが設けられていることを特徴とす
る。この袋用封鎖具によれば、第1の操作盤および第2
の操作盤の板状部にはハンドルが設けられているので、
第1の操作盤および第2の操作盤を容易に回転させるこ
とができる。また、各一対のハンドルの間から袋の口部
を容易にスリットに挿入することができる。
【0007】請求項3記載の袋用封鎖具は、請求項1ま
たは2記載の袋用封鎖具において、前記第1のスリット
および前記第2のスリットそれぞれの開口の近くにスリ
ット幅を狭める凸部が形成されていることを特徴とす
る。この袋用封鎖具によれば、第1のスリットおよび第
2のスリットそれぞれの開口の近くにスリット幅を狭め
る凸部が形成されているので、第1のスリットおよび第
2のスリットに一旦挿入した袋の口部が抜け出るのを効
果的に防止できることになる。
たは2記載の袋用封鎖具において、前記第1のスリット
および前記第2のスリットそれぞれの開口の近くにスリ
ット幅を狭める凸部が形成されていることを特徴とす
る。この袋用封鎖具によれば、第1のスリットおよび第
2のスリットそれぞれの開口の近くにスリット幅を狭め
る凸部が形成されているので、第1のスリットおよび第
2のスリットに一旦挿入した袋の口部が抜け出るのを効
果的に防止できることになる。
【0008】請求項4記載の袋用封鎖具は、請求項1〜
3いずれか記載の袋用封鎖具において、前記外筒の内周
面および前記内筒の外周面の一方に前記中心軸線に直交
する断面が山状の凸部が、他方に前記凸部が嵌合する凹
部が設けられていることを特徴とする。この袋用封鎖具
によれば、山状の凸部と凹部によって、第1の操作盤お
よび第2の操作盤の回転時にクリック感が醸し出される
と共に、回転戻りを効果的に防止できることになる。
3いずれか記載の袋用封鎖具において、前記外筒の内周
面および前記内筒の外周面の一方に前記中心軸線に直交
する断面が山状の凸部が、他方に前記凸部が嵌合する凹
部が設けられていることを特徴とする。この袋用封鎖具
によれば、山状の凸部と凹部によって、第1の操作盤お
よび第2の操作盤の回転時にクリック感が醸し出される
と共に、回転戻りを効果的に防止できることになる。
【0009】請求項5記載の袋用封鎖具は、袋の口部が
挿通可能な筒状体と、前記筒状体の一端に嵌合によって
着脱可能に取り付けられるキャップとを備えたことを特
徴とする。この袋用封鎖具によれば、筒状体に袋の口部
を挿通させ、袋の口部を外側に折り返した状態で、筒状
体の一端にキャップを取り付ければ、袋の口を容易に封
鎖できることになる。一方、一旦封鎖した袋の口を開放
するには、筒状体の一端からキャップを取り外せば、袋
の口を容易に開放できることになる。また、何度も袋を
使用できることになり、袋の容器化も図れることにな
る。
挿通可能な筒状体と、前記筒状体の一端に嵌合によって
着脱可能に取り付けられるキャップとを備えたことを特
徴とする。この袋用封鎖具によれば、筒状体に袋の口部
を挿通させ、袋の口部を外側に折り返した状態で、筒状
体の一端にキャップを取り付ければ、袋の口を容易に封
鎖できることになる。一方、一旦封鎖した袋の口を開放
するには、筒状体の一端からキャップを取り外せば、袋
の口を容易に開放できることになる。また、何度も袋を
使用できることになり、袋の容器化も図れることにな
る。
【0010】請求項6記載の袋用封鎖具は、袋の口部が
挿通可能な筒状体と、前記筒状体の一端に螺合によって
着脱可能に取り付けられるキャップとを備えたことを特
徴とする。この袋用封鎖具によれば、筒状体に袋の口部
を挿通させ、袋の口部を外側に折り返した状態で、筒状
体の一端にキャップを取り付ければ、袋の口を容易に封
鎖できることになる。一方、一旦封鎖した袋の口を開放
するには、筒状体の一端からキャップを取り外せば、袋
の口を容易に開放できることになる。また、何度も袋を
使用できることになり、袋の容器化も図れることにな
る。
挿通可能な筒状体と、前記筒状体の一端に螺合によって
着脱可能に取り付けられるキャップとを備えたことを特
徴とする。この袋用封鎖具によれば、筒状体に袋の口部
を挿通させ、袋の口部を外側に折り返した状態で、筒状
体の一端にキャップを取り付ければ、袋の口を容易に封
鎖できることになる。一方、一旦封鎖した袋の口を開放
するには、筒状体の一端からキャップを取り外せば、袋
の口を容易に開放できることになる。また、何度も袋を
使用できることになり、袋の容器化も図れることにな
る。
【0011】請求項7記載の袋用封鎖具は、請求項5ま
たは6記載の袋用封鎖具において、前記キャップを前記
筒状体の一端に取り付ける際に該キャップと該筒状体の
一端との間に設置される弾性パッキンを備え、この弾性
パッキンを介して前記袋の口部を前記筒状体の一端に押
圧することを特徴とする。この袋用封鎖具によれば、弾
性パッキンを介して袋の口部を筒状体の一端に押圧して
いるので、封鎖した袋の密封度が向上することになる。
たは6記載の袋用封鎖具において、前記キャップを前記
筒状体の一端に取り付ける際に該キャップと該筒状体の
一端との間に設置される弾性パッキンを備え、この弾性
パッキンを介して前記袋の口部を前記筒状体の一端に押
圧することを特徴とする。この袋用封鎖具によれば、弾
性パッキンを介して袋の口部を筒状体の一端に押圧して
いるので、封鎖した袋の密封度が向上することになる。
【0012】請求項8記載の袋用封鎖具は、請求項5〜
7いずれか記載の袋用封鎖具において、前記筒状体の一
端の開口の縁部に、該筒状体の半径方向に沿った断面が
山状の環状凸部が形成されていることを特徴とする。こ
の袋用封鎖具によれば、山状の環状凸部の頂部で袋の口
部が押さえられ潰されることになるので、面で押さえる
場合に比べて、封鎖した袋の密封度が向上することにな
る。
7いずれか記載の袋用封鎖具において、前記筒状体の一
端の開口の縁部に、該筒状体の半径方向に沿った断面が
山状の環状凸部が形成されていることを特徴とする。こ
の袋用封鎖具によれば、山状の環状凸部の頂部で袋の口
部が押さえられ潰されることになるので、面で押さえる
場合に比べて、封鎖した袋の密封度が向上することにな
る。
【0013】請求項9記載の袋用封鎖具は、請求項5記
載の袋用封鎖具において、前記キャップの内周面と前記
筒状体の外周面の一方に環状凸部が形成され、他方に前
記環状凸部に嵌合する環状溝が形成され、前記環状凸部
および前記環状溝によって前記キャップが前記筒状体に
取り付けられるように構成されていることを特徴とす
る。この袋用封鎖具によれば、筒状体に袋の口部を挿通
させ、袋の口部を外側に折り返した状態で、筒状体の一
端にキャップを嵌合させれば、環状凸部と環状溝との間
に袋の口部が挟み込まれることになり、単にキャップを
筒状体の一端に嵌合させる場合に比べて、封鎖した袋の
密封度が向上することになる。
載の袋用封鎖具において、前記キャップの内周面と前記
筒状体の外周面の一方に環状凸部が形成され、他方に前
記環状凸部に嵌合する環状溝が形成され、前記環状凸部
および前記環状溝によって前記キャップが前記筒状体に
取り付けられるように構成されていることを特徴とす
る。この袋用封鎖具によれば、筒状体に袋の口部を挿通
させ、袋の口部を外側に折り返した状態で、筒状体の一
端にキャップを嵌合させれば、環状凸部と環状溝との間
に袋の口部が挟み込まれることになり、単にキャップを
筒状体の一端に嵌合させる場合に比べて、封鎖した袋の
密封度が向上することになる。
【0014】請求項10記載の袋用封鎖具は、請求項5
〜9いずれか記載の袋用封鎖具において、前記キャップ
に逆止弁が付設されていることを特徴とする。この袋用
封鎖具によれば、袋内を真空状態または加圧状態に維持
することができる。
〜9いずれか記載の袋用封鎖具において、前記キャップ
に逆止弁が付設されていることを特徴とする。この袋用
封鎖具によれば、袋内を真空状態または加圧状態に維持
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図7は、本発明に係る袋用
封鎖具の一実施形態を示している。この袋用封鎖具は、
操作盤(第1の操作盤)10と操作盤(第2の操作盤)
20とによって構成されている。
封鎖具の一実施形態を示している。この袋用封鎖具は、
操作盤(第1の操作盤)10と操作盤(第2の操作盤)
20とによって構成されている。
【0016】操作盤10は、板状部11と該板状部11
に設けられた外筒12を有している。この外筒12の円
周方向の一部は欠損部16となっている。板状部11に
は、半径方向外方に向けて開口するスリット(第1のス
リット)13が形成されている。このスリット13は外
筒12の穴部に対応する部分にまで達すると共に前記欠
損部16に連通している。また、スリット13の開口近
くの両縁にはスリット幅を狭める凸部14が形成されて
いる(図2)。また、板状部11には、スリット13の
外側部分に親指および人差し指で撮める操作部15が設
けられている。この操作部15は、スリット13の開口
近くの両縁に設けられ、半径方向外方に向けて互いに離
反するように延びる一対のハンドル15a,15aから
構成されている。このハンドル15a,15aの対向面
はテーパ壁を構成し、これらテーパ壁間にV形空隙案内
部が構成されている。また、外筒12の内周には、図2
に示すように、周方向に等間隔で谷状の凹部17が形成
されている。さらに、外筒12の内周には、図4に示す
ように、全周にわたる環状溝18が形成されている。な
お、ハンドル15a,15aの先は球形となっており、
袋の口部のV形空隙案内部への挿入を容易化している。
に設けられた外筒12を有している。この外筒12の円
周方向の一部は欠損部16となっている。板状部11に
は、半径方向外方に向けて開口するスリット(第1のス
リット)13が形成されている。このスリット13は外
筒12の穴部に対応する部分にまで達すると共に前記欠
損部16に連通している。また、スリット13の開口近
くの両縁にはスリット幅を狭める凸部14が形成されて
いる(図2)。また、板状部11には、スリット13の
外側部分に親指および人差し指で撮める操作部15が設
けられている。この操作部15は、スリット13の開口
近くの両縁に設けられ、半径方向外方に向けて互いに離
反するように延びる一対のハンドル15a,15aから
構成されている。このハンドル15a,15aの対向面
はテーパ壁を構成し、これらテーパ壁間にV形空隙案内
部が構成されている。また、外筒12の内周には、図2
に示すように、周方向に等間隔で谷状の凹部17が形成
されている。さらに、外筒12の内周には、図4に示す
ように、全周にわたる環状溝18が形成されている。な
お、ハンドル15a,15aの先は球形となっており、
袋の口部のV形空隙案内部への挿入を容易化している。
【0017】また、操作盤20は、板状部21と該板状
部21に設けられた内筒22を有している。この内筒2
2の円周方向の一部は欠損部26となっている。板状部
21には、半径方向外方に向けて開口するスリット(第
2のスリット)23(図3)が形成されている。このス
リット23は内筒22の穴部に対応する部分にまで達す
ると共に前記欠損部26に連通している。また、スリッ
ト23の開口近くの両縁にはスリット幅を狭める凸部2
4が形成されている(図3)。また、板状部21には、
スリット23の外側部分に親指および人差し指で撮める
操作部25が設けられている。この操作部25は、スリ
ット23の開口近くの両縁に設けられ、半径方向外方に
向けて互いに離反するように延びる一対のハンドル25
a,25aから構成されている。このハンドル25a,
25aの対向面はテーパ壁を構成し、これらテーパ壁間
にV形空隙案内部が構成されている。また、内筒22の
外周には、図3に示すように、周方向に等間隔で凸部2
7が形成されている。さらに、内筒22の内周には、図
3および図4に示すように、全周にわたる環状凸部28
が形成されている。なお、ハンドル25a,25aの先
は球形となっており、袋の口部のV形空隙案内部への挿
入を容易化している。
部21に設けられた内筒22を有している。この内筒2
2の円周方向の一部は欠損部26となっている。板状部
21には、半径方向外方に向けて開口するスリット(第
2のスリット)23(図3)が形成されている。このス
リット23は内筒22の穴部に対応する部分にまで達す
ると共に前記欠損部26に連通している。また、スリッ
ト23の開口近くの両縁にはスリット幅を狭める凸部2
4が形成されている(図3)。また、板状部21には、
スリット23の外側部分に親指および人差し指で撮める
操作部25が設けられている。この操作部25は、スリ
ット23の開口近くの両縁に設けられ、半径方向外方に
向けて互いに離反するように延びる一対のハンドル25
a,25aから構成されている。このハンドル25a,
25aの対向面はテーパ壁を構成し、これらテーパ壁間
にV形空隙案内部が構成されている。また、内筒22の
外周には、図3に示すように、周方向に等間隔で凸部2
7が形成されている。さらに、内筒22の内周には、図
3および図4に示すように、全周にわたる環状凸部28
が形成されている。なお、ハンドル25a,25aの先
は球形となっており、袋の口部のV形空隙案内部への挿
入を容易化している。
【0018】そして、前記操作盤10は図4に示すよう
に操作盤20に嵌合される。すると、操作盤10の環状
溝18が操作盤20の環状凸部28に嵌合する。これに
より、操作盤10と操作盤20とは抜け止め状態で互い
に係合される。また、操作盤10を操作盤20に対して
相対的に回転させると、操作盤10の凹部17が操作盤
20の凸部27に間欠的に係合し、それによってクリッ
ク感が醸し出されることになる。
に操作盤20に嵌合される。すると、操作盤10の環状
溝18が操作盤20の環状凸部28に嵌合する。これに
より、操作盤10と操作盤20とは抜け止め状態で互い
に係合される。また、操作盤10を操作盤20に対して
相対的に回転させると、操作盤10の凹部17が操作盤
20の凸部27に間欠的に係合し、それによってクリッ
ク感が醸し出されることになる。
【0019】以下に、前記袋用封鎖具の作用を説明す
る。先ず、図5に示すように、操作盤10のスリット1
3と操作盤20のスリット23を合致させた状態で、袋
Aの口部を操作盤10のV形空隙案内部と操作盤20の
V形空隙案内部を介してスリット13,23に挿入す
る。この場合、操作盤10,20のいずれを上にしても
良い。スリット13,23に挿入された袋Aは、凸部1
4,24によってスリット13,23内に拘束される。
次いで、図6に示すように、操作盤10を操作盤20に
対して回転させる。すると、袋Aの口部は、図7に示す
ように、操作盤10および操作盤20の間で捻られてそ
の口が閉塞される。この状態で、仮に袋Aの捻り反力が
大きくても、操作盤10の凹部17が操作盤20の凸部
27に係合することによって、袋Aは捻られた状態に維
持される。なお、袋Aの口を開放する場合には、上記操
作の逆を行い、スリット13,23から袋Aの口部を取
り出せばよい。
る。先ず、図5に示すように、操作盤10のスリット1
3と操作盤20のスリット23を合致させた状態で、袋
Aの口部を操作盤10のV形空隙案内部と操作盤20の
V形空隙案内部を介してスリット13,23に挿入す
る。この場合、操作盤10,20のいずれを上にしても
良い。スリット13,23に挿入された袋Aは、凸部1
4,24によってスリット13,23内に拘束される。
次いで、図6に示すように、操作盤10を操作盤20に
対して回転させる。すると、袋Aの口部は、図7に示す
ように、操作盤10および操作盤20の間で捻られてそ
の口が閉塞される。この状態で、仮に袋Aの捻り反力が
大きくても、操作盤10の凹部17が操作盤20の凸部
27に係合することによって、袋Aは捻られた状態に維
持される。なお、袋Aの口を開放する場合には、上記操
作の逆を行い、スリット13,23から袋Aの口部を取
り出せばよい。
【0020】図8〜図11は、本発明に係る袋用封鎖具
の他の実施形態を示している。この袋用封鎖具は、キャ
ップ30と、弾性パッキン例えばゴムパッキン40と、
筒状体50とによって構成されている。キャップ30
は、内周に雌ねじ31が形成されている。またゴムパッ
キン40は、環状をなして中央に孔41が形成されてい
る。このゴムパッキン40の外径はキャップ30の内径
よりも小さく形成されている。また、筒状体50は、特
に限定はされないが、小径部51と大径部52とによっ
て構成されている。そして、小径部51の外周面には雄
ねじ53が形成されており、上端面には半径方向に沿う
断面が山形の環状凸部54が形成されている。また、大
径部52の下端開口内縁には湾曲面55が形成されてい
る。なお、パッキンはシリコン系のものであっても良
い。
の他の実施形態を示している。この袋用封鎖具は、キャ
ップ30と、弾性パッキン例えばゴムパッキン40と、
筒状体50とによって構成されている。キャップ30
は、内周に雌ねじ31が形成されている。またゴムパッ
キン40は、環状をなして中央に孔41が形成されてい
る。このゴムパッキン40の外径はキャップ30の内径
よりも小さく形成されている。また、筒状体50は、特
に限定はされないが、小径部51と大径部52とによっ
て構成されている。そして、小径部51の外周面には雄
ねじ53が形成されており、上端面には半径方向に沿う
断面が山形の環状凸部54が形成されている。また、大
径部52の下端開口内縁には湾曲面55が形成されてい
る。なお、パッキンはシリコン系のものであっても良
い。
【0021】そして、この袋用封鎖具では、筒状体50
の孔56に袋Aの口部を挿通させ、その口部を拡開して
小径部51の環状凸部54を覆うようにして折り返す。
次いで、小径部51の環状凸部54に対向するようにし
て袋Aの口部にパッキン40を載置する。そして、キャ
ップ30の雌ねじ31を筒状体50の雄ねじ53に螺合
させる。すると、図10に示すように、袋Aの口部に袋
用封鎖具が係止される。このようにして袋Aに係止され
た袋用封鎖具は、図11に示すように、袋Aの口部を筒
状体50における小径部51の環状凸部54とパッキン
40との間に挟圧され、またパッキン40とキャップ3
0との間も圧接されて袋Aの口が封鎖される。
の孔56に袋Aの口部を挿通させ、その口部を拡開して
小径部51の環状凸部54を覆うようにして折り返す。
次いで、小径部51の環状凸部54に対向するようにし
て袋Aの口部にパッキン40を載置する。そして、キャ
ップ30の雌ねじ31を筒状体50の雄ねじ53に螺合
させる。すると、図10に示すように、袋Aの口部に袋
用封鎖具が係止される。このようにして袋Aに係止され
た袋用封鎖具は、図11に示すように、袋Aの口部を筒
状体50における小径部51の環状凸部54とパッキン
40との間に挟圧され、またパッキン40とキャップ3
0との間も圧接されて袋Aの口が封鎖される。
【0022】なお、前記実施形態では、キャップ30と
筒状体50の係合が雌ねじ31と雄ねじ53とによって
成されているが、図12に示す変形例のように、筒状部
50の外周面に環状凸部57を形成するとともに、キャ
ップ30の内周面に環状溝32を形成して、それらを互
いに嵌合させることによってキャップ30を筒状体50
に係合させるようにしてもよい。
筒状体50の係合が雌ねじ31と雄ねじ53とによって
成されているが、図12に示す変形例のように、筒状部
50の外周面に環状凸部57を形成するとともに、キャ
ップ30の内周面に環状溝32を形成して、それらを互
いに嵌合させることによってキャップ30を筒状体50
に係合させるようにしてもよい。
【0023】図13〜図15は、前記実施形態のさらに
他の変形例を示してしる。この袋用封鎖具では筒状体5
0およびパッキン40は、前記実施形態と同じ構造で、
前記実施形態のキャップ30を改造して袋A内を真空状
態にしたり高圧状態にしたりし得るようにしたものであ
る。改造したキャップ60はその天井壁の中央に凹部6
1を形成し、その凹部61の底部中央に孔62を貫設す
るとともに、凹部61にバルブユニット63を嵌着させ
ている。バルブユニット63は、ハウジング64の軸心
に小径孔65と大径孔66とを有している。そして、そ
の大径孔66を下にしてキャップ60の凹部61に嵌着
させ、大径孔66によって弁室を形成している。この弁
室には円板状の弁体67が収容されている。例えば、こ
のシリコンゴムで作られている。
他の変形例を示してしる。この袋用封鎖具では筒状体5
0およびパッキン40は、前記実施形態と同じ構造で、
前記実施形態のキャップ30を改造して袋A内を真空状
態にしたり高圧状態にしたりし得るようにしたものであ
る。改造したキャップ60はその天井壁の中央に凹部6
1を形成し、その凹部61の底部中央に孔62を貫設す
るとともに、凹部61にバルブユニット63を嵌着させ
ている。バルブユニット63は、ハウジング64の軸心
に小径孔65と大径孔66とを有している。そして、そ
の大径孔66を下にしてキャップ60の凹部61に嵌着
させ、大径孔66によって弁室を形成している。この弁
室には円板状の弁体67が収容されている。例えば、こ
のシリコンゴムで作られている。
【0024】このようにして構成された袋用封鎖具は、
図11に示す前記実施形態と同様にして、袋Aの口部が
筒状体50に挿入され、該筒状体50にパッキン40を
載置させた後に、キャップ60が螺合される。次いで、
図14に示すように、バルブユニット63のハウジング
64に手動ポンプ70の接続口71が嵌着される。な
お、図15に示すように、ポンプ70の接続口71は弾
性袋部72に形成され、該接続口には逆止弁73が構成
されている。また、弾性袋部72には、排気口74が形
成されており、この排気口74にも逆止弁75が構成さ
れている。そして、弾性袋部72を掴んで握りつぶす
と、弾性袋部72内の空気は逆止弁75を介して外部へ
排出される。次いで、弾性袋部72を握りつぶしている
力を解除すると、弾性袋部72は自身の弾性力によって
元の膨らんだ状態に復帰するが、その際に逆止弁73を
介して袋A内の空気を吸引する。このような作業を繰り
返すことによって袋A内の空気が抜かれて袋A内が真空
状態になる。そこで、ポンプ70をキャップ60から取
り外すと、バルブユニット63の弁体67は袋A内の負
圧によって孔62を閉塞する。したがって、袋A内は真
空状態に維持される。
図11に示す前記実施形態と同様にして、袋Aの口部が
筒状体50に挿入され、該筒状体50にパッキン40を
載置させた後に、キャップ60が螺合される。次いで、
図14に示すように、バルブユニット63のハウジング
64に手動ポンプ70の接続口71が嵌着される。な
お、図15に示すように、ポンプ70の接続口71は弾
性袋部72に形成され、該接続口には逆止弁73が構成
されている。また、弾性袋部72には、排気口74が形
成されており、この排気口74にも逆止弁75が構成さ
れている。そして、弾性袋部72を掴んで握りつぶす
と、弾性袋部72内の空気は逆止弁75を介して外部へ
排出される。次いで、弾性袋部72を握りつぶしている
力を解除すると、弾性袋部72は自身の弾性力によって
元の膨らんだ状態に復帰するが、その際に逆止弁73を
介して袋A内の空気を吸引する。このような作業を繰り
返すことによって袋A内の空気が抜かれて袋A内が真空
状態になる。そこで、ポンプ70をキャップ60から取
り外すと、バルブユニット63の弁体67は袋A内の負
圧によって孔62を閉塞する。したがって、袋A内は真
空状態に維持される。
【0025】なお、前記実施形態では、バルブユニット
63としてダブルチェック弁を採用している。したがっ
て、ポンプ70を逆にしてキャップ60のバルブユニッ
ト63に嵌着させることによって、袋A内を高圧状態に
することもできる。即ち、弾性袋部72を掴んで握りつ
ぶすと、弾性袋部72内の空気は逆止弁75を介して袋
A内へ供給される。次いで、弾性袋部72を握りつぶし
ている力を解除すると、弾性袋部72は自身の弾性力に
よって元の膨らんだ状態に復帰するが、その際に逆止弁
73を介して外部の空気を吸引する。このような作業を
繰り返すことによって袋A内に空気が供給されて袋A内
が高圧状態になる。そこで、ポンプ70をキャップ60
から取り外すと、バルブユニット63の弁体67は袋A
内の高圧によって上方へ押し上げられ孔65を閉塞す
る。したがって、袋A内は高圧に維持される。これによ
り、袋A内に生き物(海産物、小魚類、金魚、熱帯魚、
水草など)を入れ運搬することも可能となる。
63としてダブルチェック弁を採用している。したがっ
て、ポンプ70を逆にしてキャップ60のバルブユニッ
ト63に嵌着させることによって、袋A内を高圧状態に
することもできる。即ち、弾性袋部72を掴んで握りつ
ぶすと、弾性袋部72内の空気は逆止弁75を介して袋
A内へ供給される。次いで、弾性袋部72を握りつぶし
ている力を解除すると、弾性袋部72は自身の弾性力に
よって元の膨らんだ状態に復帰するが、その際に逆止弁
73を介して外部の空気を吸引する。このような作業を
繰り返すことによって袋A内に空気が供給されて袋A内
が高圧状態になる。そこで、ポンプ70をキャップ60
から取り外すと、バルブユニット63の弁体67は袋A
内の高圧によって上方へ押し上げられ孔65を閉塞す
る。したがって、袋A内は高圧に維持される。これによ
り、袋A内に生き物(海産物、小魚類、金魚、熱帯魚、
水草など)を入れ運搬することも可能となる。
【0026】また、前記実施形態では、バルブユニット
63としてダブルチェック弁を採用しているが、袋A内
を常に真空状態または高圧状態の一方に維持するだけで
あるならば、単なる逆止弁でよい。さらに、前記実施形
態では、手動ポンプ70を用いているが電動吸引専用ポ
ンプであっても良い。
63としてダブルチェック弁を採用しているが、袋A内
を常に真空状態または高圧状態の一方に維持するだけで
あるならば、単なる逆止弁でよい。さらに、前記実施形
態では、手動ポンプ70を用いているが電動吸引専用ポ
ンプであっても良い。
【0027】以上説明した本発明に係る袋用封鎖具が適
用される袋は、ビニール,ポリエチレン等の比較的柔軟
な材質のものが好ましいが、紙等であってもよい。ま
た、袋用封鎖具の大きさは、袋の大きさに対応させるこ
とによって大小さまざまな袋に適用ができることはいう
までもない。
用される袋は、ビニール,ポリエチレン等の比較的柔軟
な材質のものが好ましいが、紙等であってもよい。ま
た、袋用封鎖具の大きさは、袋の大きさに対応させるこ
とによって大小さまざまな袋に適用ができることはいう
までもない。
【0028】
【発明の効果】上記したように本発明に係る袋用封鎖具
によれば、袋の口を容易に封鎖あるいは開放できること
になる。
によれば、袋の口を容易に封鎖あるいは開放できること
になる。
【図1】本発明に係る袋用封鎖具の一実施形態を示した
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】図1に示した袋用封鎖具の一方の操作盤を示し
た裏面図である。
た裏面図である。
【図3】図1に示した袋用封鎖具の他方の操作盤を示し
た裏面図である。
た裏面図である。
【図4】図1に示した袋用封鎖具の操作盤と操作盤を組
み付けた状態を示した断面図である。
み付けた状態を示した断面図である。
【図5】図1に示した袋用封鎖具の作用を説明する図
で、袋の口部を袋用封鎖具に差し込む状態を示した斜視
図である。
で、袋の口部を袋用封鎖具に差し込む状態を示した斜視
図である。
【図6】図1に示した袋用封鎖具の作用を説明する図
で、袋の口部を袋用封鎖具に差し込んで捻った状態を示
した斜視図である。
で、袋の口部を袋用封鎖具に差し込んで捻った状態を示
した斜視図である。
【図7】図1に示した袋用封鎖具で袋の口部を閉塞した
状態を示した断面図である。
状態を示した断面図である。
【図8】本発明に係る袋用封鎖具の他の実施形態を示し
た分解斜視図である。
た分解斜視図である。
【図9】図8に示した袋用封鎖具の分解した状態を示し
た断面図である。
た断面図である。
【図10】図8に示した袋用封鎖具によって袋の口部を
閉塞した状態を示した斜視図である。
閉塞した状態を示した斜視図である。
【図11】図8に示した袋用封鎖具によって袋の口部を
閉塞した状態を示した断面図である。
閉塞した状態を示した断面図である。
【図12】図8に示した袋用封鎖具の変形例を示した分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図13】図8に示した袋用封鎖具の他の変形例を示し
た部分断面斜視図である。
た部分断面斜視図である。
【図14】図13に示した袋用封鎖具にポンプを装着さ
せた状態を示した正面図である。
せた状態を示した正面図である。
【図15】図13に示した袋用封鎖具とポンプとを示し
た断面図である。
た断面図である。
10,20 操作盤 11,21 板状部 12 外筒 13,23 スリット 15a,23a ハンドル 22 内筒 A 袋
Claims (10)
- 【請求項1】 円周方向の一部が欠損した外筒が板状部
に設けられた第1の操作盤と、円周方向の一部が欠損し
前記外筒に嵌合する内筒が板状部に設けられた第2の操
作盤と備え、前記第1の操作盤および前記第2の操作盤
は、前記外筒および前記内筒の中心軸線を中心に回転で
きるように構成され、前記第1の操作盤の板状部には、
半径方向外方に向けて開口し、かつ前記外筒の穴部にま
で達し、しかも前記外筒の欠損部に連通する第1のスリ
ットが設けられ、一方、前記第2の操作盤の板状部に
は、半径方向外方に向けて開口し、かつ前記内筒の穴部
にまで達し、しかも前記内筒の欠損部に連通する第2の
スリットが設けられ、前記第1の操作盤および前記第2
の操作盤の回転により前記第1のスリットと前記第2の
スリット、前記外筒の欠損部と前記内筒の欠損部とがそ
れぞれ合致する状態となるように構成され、その状態
で、前記第1のスリットおよび前記第2のスリットに袋
の口部を挿入し前記第1の操作盤および前記第2の操作
盤の回転によって前記袋の口を封鎖するように構成され
ていることを特徴とする袋用封鎖具。 - 【請求項2】 前記第1の操作盤の板状部には、前記第
1のスリットの開口近くの両縁に外方に向けて互いに離
反するように延び対向面がテーパ壁を構成する一対のハ
ンドルが設けられ、前記第2の操作盤の板状部には、前
記第2のスリットの開口近くの両縁に外方に向けて互い
に離反するように延び対向面がテーパ壁を構成する一対
のハンドルが設けられていることを特徴とする請求項1
記載の袋用封鎖具。 - 【請求項3】 前記第1のスリットおよび前記第2のス
リットそれぞれの開口の近くにスリット幅を狭める凸部
が形成されていることを特徴とする請求項1または2記
載の袋用封鎖具。 - 【請求項4】 前記外筒の内周面および前記内筒の外周
面の一方に前記中心軸線に直交する断面が山状の凸部
が、他方に前記凸部が嵌合する凹部が設けられているこ
とを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の袋用封鎖
具。 - 【請求項5】 袋の口部が挿通可能な筒状体と、前記筒
状体の一端に嵌合によって着脱可能に取り付けられるキ
ャップとを備えたことを特徴とする袋用封鎖具。 - 【請求項6】 袋の口部が挿通可能な筒状体と、前記筒
状体の一端に螺合によって着脱可能に取り付けられるキ
ャップとを備えたことを特徴とする袋用封鎖具。 - 【請求項7】 前記キャップを前記筒状体の一端に取り
付ける際に該キャップと該筒状体の一端との間に設置さ
れる弾性パッキンを備え、この弾性パッキンを介して前
記袋の口部を前記筒状体の一端に押圧することを特徴と
する請求項5または6記載の袋用封鎖具。 - 【請求項8】 前記筒状体の一端の開口の縁部に、該筒
状体の半径方向に沿った断面が山状の環状凸部が形成さ
れていることを特徴とする請求項5〜7いずれか記載の
袋用封鎖具。 - 【請求項9】 前記キャップの内周面と前記筒状体の外
周面の一方に環状凸部が形成され、他方に前記環状凸部
に嵌合する環状溝が形成され、前記環状凸部および前記
環状溝によって前記キャップが前記筒状体に取り付けら
れるように構成されていることを特徴とする請求項5記
載の袋用封鎖具。 - 【請求項10】 前記キャップに逆止弁が付設されてい
ることを特徴とする請求項5〜9いずれか記載の袋用封
鎖具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11923498A JPH11105890A (ja) | 1997-08-07 | 1998-04-28 | 袋用封鎖具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-245880 | 1997-08-07 | ||
JP24588097 | 1997-08-07 | ||
JP11923498A JPH11105890A (ja) | 1997-08-07 | 1998-04-28 | 袋用封鎖具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11105890A true JPH11105890A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=26457013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11923498A Pending JPH11105890A (ja) | 1997-08-07 | 1998-04-28 | 袋用封鎖具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11105890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018012554A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | まゆみ 宇佐見 | 封止補助具 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP11923498A patent/JPH11105890A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018012554A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | まゆみ 宇佐見 | 封止補助具 |
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