JPH11103265A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JPH11103265A JPH11103265A JP9261653A JP26165397A JPH11103265A JP H11103265 A JPH11103265 A JP H11103265A JP 9261653 A JP9261653 A JP 9261653A JP 26165397 A JP26165397 A JP 26165397A JP H11103265 A JPH11103265 A JP H11103265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixer
- input
- terminal
- matching circuit
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/403—Edge contacts; Windows or holes in the substrate having plural connections on the walls thereof
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、主として移動体通信機器等の高周
波信号を取り扱う電子機器に関するものであって、特に
モジュール部品をマザー基板に実装して使用する電子機
器であって、非常に簡単な構成でモジュール部品のアイ
ソレーション特性に優れ、グランドの強化された電子機
器を提供することを目的とする。 【解決手段】 1stIF出力整合回路8のグランドを
モジュール部品37の基板端面に設けられたグランド端
子18に接続するとともに、その接続を前記1stIF
出力整合回路8が実装された表面に形成された導体パタ
ーン20で行うように構成されており、これにより、非
常に簡単な構成でモジュール部品のアイソレーション特
性に優れ、グランドの強化された電子機器を提供するこ
とができる。
波信号を取り扱う電子機器に関するものであって、特に
モジュール部品をマザー基板に実装して使用する電子機
器であって、非常に簡単な構成でモジュール部品のアイ
ソレーション特性に優れ、グランドの強化された電子機
器を提供することを目的とする。 【解決手段】 1stIF出力整合回路8のグランドを
モジュール部品37の基板端面に設けられたグランド端
子18に接続するとともに、その接続を前記1stIF
出力整合回路8が実装された表面に形成された導体パタ
ーン20で行うように構成されており、これにより、非
常に簡単な構成でモジュール部品のアイソレーション特
性に優れ、グランドの強化された電子機器を提供するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として移動体通
信機器等の高周波信号を取り扱う電子機器に関するもの
である。
信機器等の高周波信号を取り扱う電子機器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信分野の発展はめざまし
く、商品サイクルが大幅に短期化するとともに、機器の
小型化が急速に進んでおり、これに伴い、基板の配線パ
ターンや実装部品のバラツキ等が、その特性に大きく影
響を与えるようになってきている。そのため、複雑な回
路構成を機能ブロックに分け、それらをモジュール部品
として別基板上で作成してマザー基板に実装することに
より、機器全体としてのバラツキを抑え、各機能ブロッ
ク毎の特性を向上させる方法が注目を集めている。
く、商品サイクルが大幅に短期化するとともに、機器の
小型化が急速に進んでおり、これに伴い、基板の配線パ
ターンや実装部品のバラツキ等が、その特性に大きく影
響を与えるようになってきている。そのため、複雑な回
路構成を機能ブロックに分け、それらをモジュール部品
として別基板上で作成してマザー基板に実装することに
より、機器全体としてのバラツキを抑え、各機能ブロッ
ク毎の特性を向上させる方法が注目を集めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、高周波信号を扱うモジュール部品では、モジュール
部品とマザー基板とのアイソレーション、またモジュー
ル内部の各回路ブロック間でのアイソレーション、ある
いはモジュール部品のグランドを強化する必要があり、
そのために各種のシールドを行ってその対策を行ってい
るが、複数の機能ブロックを1つのモジュールで構成し
ようとすると、さらにこれらの対策を十分に施す必要が
あった。
に、高周波信号を扱うモジュール部品では、モジュール
部品とマザー基板とのアイソレーション、またモジュー
ル内部の各回路ブロック間でのアイソレーション、ある
いはモジュール部品のグランドを強化する必要があり、
そのために各種のシールドを行ってその対策を行ってい
るが、複数の機能ブロックを1つのモジュールで構成し
ようとすると、さらにこれらの対策を十分に施す必要が
あった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、非常に簡単な構成でモジュール部品のアイソレー
ション特性に優れ、グランドの強化された電子機器を提
供することを目的とする。
あり、非常に簡単な構成でモジュール部品のアイソレー
ション特性に優れ、グランドの強化された電子機器を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の電子機器は、1stIF出力整合回路のグラ
ンドをモジュール部品の基板端面に設けられたグランド
端子に接続するとともに、その接続を前記1stIF出
力整合回路が実装された表面に形成された導体パターン
で行うように構成されており、これにより、非常に簡単
な構成でモジュール部品のアイソレーション特性に優
れ、グランドの強化された電子機器を提供することがで
きる。
に本発明の電子機器は、1stIF出力整合回路のグラ
ンドをモジュール部品の基板端面に設けられたグランド
端子に接続するとともに、その接続を前記1stIF出
力整合回路が実装された表面に形成された導体パターン
で行うように構成されており、これにより、非常に簡単
な構成でモジュール部品のアイソレーション特性に優
れ、グランドの強化された電子機器を提供することがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、モジュール部品をマザー基板に実装して使用する電
子機器であって、前記モジュール部品は少なくとも低雑
音増幅器、フィルタ、1stミキサ、および2ndミキ
サを有し、前記1stミキサは1stIF出力整合回路
および1stローカル入力整合回路を有し、前記1st
IF出力整合回路のグランドを前記モジュール部品の基
板端面に設けられたグランド端子に接続するとともに、
その接続を前記1stIF出力整合回路が実装された表
面に形成された導体パターンで行うことを特徴とするも
のであり、これにより、マザー基板側に実装される1s
tIFフィルタとのグランドが強化され安定なフィルタ
特性が得られるという作用を有する。
は、モジュール部品をマザー基板に実装して使用する電
子機器であって、前記モジュール部品は少なくとも低雑
音増幅器、フィルタ、1stミキサ、および2ndミキ
サを有し、前記1stミキサは1stIF出力整合回路
および1stローカル入力整合回路を有し、前記1st
IF出力整合回路のグランドを前記モジュール部品の基
板端面に設けられたグランド端子に接続するとともに、
その接続を前記1stIF出力整合回路が実装された表
面に形成された導体パターンで行うことを特徴とするも
のであり、これにより、マザー基板側に実装される1s
tIFフィルタとのグランドが強化され安定なフィルタ
特性が得られるという作用を有する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、モジュール部品をマザー基板に実装して使用する電
子機器であって、前記モジュール部品は少なくとも低雑
音増幅器、フィルタ、1stミキサ、および2ndミキ
サを有し、前記2ndミキサは1stIF入力整合回路
および2ndローカル入力整合回路を有し、前記1st
IF入力整合回路のグランドおよび/または2ndロー
カル入力整合回路のグランドを前記モジュール部品の基
板端面に設けられたグランド端子に接続するとともに、
その接続を前記1stIF入力整合回路および/または
2ndローカル入力整合回路が実装された表面に形成さ
れた導体パターンで行うことを特徴とするものであり、
これにより、マザー基板側に実装される1stIFフィ
ルタとのグランドが強化され安定なフィルタ特性が得ら
れる、または、2ndローカル信号の輻射を軽減すると
いう作用を有する。
て、モジュール部品をマザー基板に実装して使用する電
子機器であって、前記モジュール部品は少なくとも低雑
音増幅器、フィルタ、1stミキサ、および2ndミキ
サを有し、前記2ndミキサは1stIF入力整合回路
および2ndローカル入力整合回路を有し、前記1st
IF入力整合回路のグランドおよび/または2ndロー
カル入力整合回路のグランドを前記モジュール部品の基
板端面に設けられたグランド端子に接続するとともに、
その接続を前記1stIF入力整合回路および/または
2ndローカル入力整合回路が実装された表面に形成さ
れた導体パターンで行うことを特徴とするものであり、
これにより、マザー基板側に実装される1stIFフィ
ルタとのグランドが強化され安定なフィルタ特性が得ら
れる、または、2ndローカル信号の輻射を軽減すると
いう作用を有する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2において、2ndミキサの1stIF入力整合回路お
よび/または2ndローカル入力整合回路に用いるイン
ダクタと1stミキサの1stIF出力整合回路の回路
素子および導体パターンとを1mm以上離すことを特徴と
するものであり、これにより、1stIFおよび/また
は2ndローカルが1stミキサに漏洩することを軽減
するという作用を有する。
2において、2ndミキサの1stIF入力整合回路お
よび/または2ndローカル入力整合回路に用いるイン
ダクタと1stミキサの1stIF出力整合回路の回路
素子および導体パターンとを1mm以上離すことを特徴と
するものであり、これにより、1stIFおよび/また
は2ndローカルが1stミキサに漏洩することを軽減
するという作用を有する。
【0009】請求項4に記載した発明は、請求項1また
は2において、低雑音増幅器の整合回路に用いるインダ
クタと1stミキサの1stローカル入力整合回路の回
路素子および導体パターンとを1mm以上離すことを特徴
とするものであり、これにより、1stローカル信号が
受信信号入力端子に漏洩する事を軽減するという作用を
有する。
は2において、低雑音増幅器の整合回路に用いるインダ
クタと1stミキサの1stローカル入力整合回路の回
路素子および導体パターンとを1mm以上離すことを特徴
とするものであり、これにより、1stローカル信号が
受信信号入力端子に漏洩する事を軽減するという作用を
有する。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2において、1stミキサの1stIF信号出力端子と
2ndミキサの1stIF入力端子および/または2n
dミキサの2ndローカル信号入力とをモジュール部品
の相対する基板端面にそれぞれ分けて設けたことを特徴
とするものであり、これにより、1stIF信号および
/または2ndローカル信号が1stミキサに漏洩する
ことを軽減するという作用を有する。
2において、1stミキサの1stIF信号出力端子と
2ndミキサの1stIF入力端子および/または2n
dミキサの2ndローカル信号入力とをモジュール部品
の相対する基板端面にそれぞれ分けて設けたことを特徴
とするものであり、これにより、1stIF信号および
/または2ndローカル信号が1stミキサに漏洩する
ことを軽減するという作用を有する。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1または
2において、2ndミキサの1stIF入力端子と2n
dミキサの2ndローカル入力端子とをモジュール部品
の相対する基板端面にそれぞれ分けて設けたことを特徴
とするものであり、これにより、両端子間のアイソレー
ションを高めるという作用を有する。
2において、2ndミキサの1stIF入力端子と2n
dミキサの2ndローカル入力端子とをモジュール部品
の相対する基板端面にそれぞれ分けて設けたことを特徴
とするものであり、これにより、両端子間のアイソレー
ションを高めるという作用を有する。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1または
2において、2ndミキサと第1,第2のIFアンプを
1つのICで構成し、2ndミキサと第2のIFアンプ
の電源端子との間に抵抗を接続するとともに、第2のI
Fアンプの電源端子とグランドとの間にコンデンサを接
続し、2ndミキサの電源端子を外部からの電圧印加端
子とすることを特徴とするものであり、これにより、2
ndミキサと第2のIFアンプの電源間のアイソレーシ
ョンを高め、モジュール部品の雑音指数を良化するとい
う作用を有する。
2において、2ndミキサと第1,第2のIFアンプを
1つのICで構成し、2ndミキサと第2のIFアンプ
の電源端子との間に抵抗を接続するとともに、第2のI
Fアンプの電源端子とグランドとの間にコンデンサを接
続し、2ndミキサの電源端子を外部からの電圧印加端
子とすることを特徴とするものであり、これにより、2
ndミキサと第2のIFアンプの電源間のアイソレーシ
ョンを高め、モジュール部品の雑音指数を良化するとい
う作用を有する。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1または
2において、フィルタを2つの通過帯域を有するように
構成し、その入力を共通にするとともに、その出力を2
つに別け、入力側に低雑音増幅器の整合回路を接続する
とともに、出力側にそれぞれ1stミキサのRF入力整
合回路を接続して2入力−1出力のスイッチ回路を介し
て1stミキサに接続することを特徴とするものであ
り、これにより、2つの通過帯域それぞれに最適な整合
を行い損失を低減するという作用を有する。
2において、フィルタを2つの通過帯域を有するように
構成し、その入力を共通にするとともに、その出力を2
つに別け、入力側に低雑音増幅器の整合回路を接続する
とともに、出力側にそれぞれ1stミキサのRF入力整
合回路を接続して2入力−1出力のスイッチ回路を介し
て1stミキサに接続することを特徴とするものであ
り、これにより、2つの通過帯域それぞれに最適な整合
を行い損失を低減するという作用を有する。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項1または
2において、低雑音増幅器、フィルタ、1stミキサの
信号入出力端子と2ndミキサの信号入出力端子との間
に信号入出力端子および電圧印加端子よりも幅の広いグ
ランド端子を設けたことを特徴とするものであり、これ
により、RF信号とIF信号間のアイソレーションを強
化するという作用を有する。
2において、低雑音増幅器、フィルタ、1stミキサの
信号入出力端子と2ndミキサの信号入出力端子との間
に信号入出力端子および電圧印加端子よりも幅の広いグ
ランド端子を設けたことを特徴とするものであり、これ
により、RF信号とIF信号間のアイソレーションを強
化するという作用を有する。
【0015】請求項10に記載の発明は、バランと直交
変調器を有し、前記バランの平衡出力を前記直交変調器
のローカル入力に接続し、前記バランの不平衡入力をモ
ジュール部品の基板端面に設けられたローカル入力端子
に接続し、前記バランの不平衡入力端子とグランドとの
間にコンデンサを接続し、前記コンデンサの接地端子を
前記基板のバランを実装した表面に形成した導体パター
ンで前記基板端面に設けられたグランド端子に接続した
ことを特徴とするものであり、これにより、前記バラン
の不平衡入力端子のインピーダンス特性を最適にすると
いう作用を有する。
変調器を有し、前記バランの平衡出力を前記直交変調器
のローカル入力に接続し、前記バランの不平衡入力をモ
ジュール部品の基板端面に設けられたローカル入力端子
に接続し、前記バランの不平衡入力端子とグランドとの
間にコンデンサを接続し、前記コンデンサの接地端子を
前記基板のバランを実装した表面に形成した導体パター
ンで前記基板端面に設けられたグランド端子に接続した
ことを特徴とするものであり、これにより、前記バラン
の不平衡入力端子のインピーダンス特性を最適にすると
いう作用を有する。
【0016】請求項11に記載の発明は、バランと直交
変調器を有し、前記バランの平衡出力を前記直交変調器
のローカル入力に接続し、前記バランの不平衡入力をモ
ジュール部品の基板端面に設けられたローカル入力端子
に接続し、前記バランの平衡出力端子の少なくとも一方
とグランドの間にコンデンサを接続し、前記コンデンサ
の接地端子を前記基板のバランを実装した表面に形成し
た導体パターンで前記基板端面に設けられたグランド端
子に接続したことを特徴とするものであり、これによ
り、前記バランの不平衡入力端子のインピーダンス特性
を最適にするという作用を有する。
変調器を有し、前記バランの平衡出力を前記直交変調器
のローカル入力に接続し、前記バランの不平衡入力をモ
ジュール部品の基板端面に設けられたローカル入力端子
に接続し、前記バランの平衡出力端子の少なくとも一方
とグランドの間にコンデンサを接続し、前記コンデンサ
の接地端子を前記基板のバランを実装した表面に形成し
た導体パターンで前記基板端面に設けられたグランド端
子に接続したことを特徴とするものであり、これによ
り、前記バランの不平衡入力端子のインピーダンス特性
を最適にするという作用を有する。
【0017】以下、本発明の一実施の形態について、図
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける電子機器のモジュール部品の構成を示す部品装着
図、図2は同モジュール部品の概略構成を示すブロック
図である。
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける電子機器のモジュール部品の構成を示す部品装着
図、図2は同モジュール部品の概略構成を示すブロック
図である。
【0018】図1,2において、受信信号入力端子1か
ら入力された受信信号は整合回路3、低雑音増幅器2、
整合回路4で増幅され、フィルタ5を通過した後、通過
帯域Aは整合回路10を、通過帯域Bは整合回路11を
介してスイッチ回路に入力され、スイッチ回路制御入力
端子13からの制御信号に基づいていずれかが選択され
整合回路9を介して1stミキサ6に入力される。1s
tミキサ6では受信信号と1stローカル入力端子14
から整合回路7を介して入力された1stローカル信号
とが混合され、1stIF信号が整合回路8を介して1
stIF出力端子16から出力される。
ら入力された受信信号は整合回路3、低雑音増幅器2、
整合回路4で増幅され、フィルタ5を通過した後、通過
帯域Aは整合回路10を、通過帯域Bは整合回路11を
介してスイッチ回路に入力され、スイッチ回路制御入力
端子13からの制御信号に基づいていずれかが選択され
整合回路9を介して1stミキサ6に入力される。1s
tミキサ6では受信信号と1stローカル入力端子14
から整合回路7を介して入力された1stローカル信号
とが混合され、1stIF信号が整合回路8を介して1
stIF出力端子16から出力される。
【0019】1stIF出力端子16から出力された1
stIF信号はマザー基板(図示せず)上で1stIF
フィルタ(図示せず)を通過した後1stIF入力端子
24から再び入力され、整合回路22を介して、IC3
6の中に組み込まれた2ndミキサ21に入力される。
2ndミキサ21では1stIF信号と2ndローカル
入力端子28から整合回路25を介して入力された2n
dローカル信号とが混合され、2ndIF信号が出力さ
れる。2ndIF信号は第1のIFアンプ34を介して
マザー基板へと出力され、マザー基板上で2ndIFフ
ィルタ(図示せず)を通過した後、モジュール部品に再
び入力され、第2のIFアンプ35を介してマザー基板
へと出力される。
stIF信号はマザー基板(図示せず)上で1stIF
フィルタ(図示せず)を通過した後1stIF入力端子
24から再び入力され、整合回路22を介して、IC3
6の中に組み込まれた2ndミキサ21に入力される。
2ndミキサ21では1stIF信号と2ndローカル
入力端子28から整合回路25を介して入力された2n
dローカル信号とが混合され、2ndIF信号が出力さ
れる。2ndIF信号は第1のIFアンプ34を介して
マザー基板へと出力され、マザー基板上で2ndIFフ
ィルタ(図示せず)を通過した後、モジュール部品に再
び入力され、第2のIFアンプ35を介してマザー基板
へと出力される。
【0020】以下、本実施の形態における受信特性に関
与するモジュール内部のアイソレーションとグランドの
強化および損失低減について説明する。
与するモジュール内部のアイソレーションとグランドの
強化および損失低減について説明する。
【0021】1stミキサ6の1stIF出力整合回路
8のグランドは1stIF出力整合回路8を構成する回
路素子が実装されている基板表面の導体パターン20で
グランド端子18に接続されている。また、2ndミキ
サ21の1stIF入力整合回路22のグランドも1s
tIF入力整合回路22を構成する回路素子が実装され
ている基板表面の導体パターン23でグランド端子19
に接続されている。これにより、グランド端子18,1
9をマザー基板に半田付けすることで、1stIF出力
整合回路8および1stIF入力整合回路22の両回路
と、両回路の間にマザー基板で実装される1stIFフ
ィルタのグランドがスルーホールを介さずに強固に接続
され、グランド導体部に発生する各回路、フィルタ間の
電位差を無くすことができるので、1stIFフィルタ
の減衰特性を劣化させることなく信号を伝達することが
でき、2ndIFイメージ抑圧特性の劣化を防ぐことが
できる。
8のグランドは1stIF出力整合回路8を構成する回
路素子が実装されている基板表面の導体パターン20で
グランド端子18に接続されている。また、2ndミキ
サ21の1stIF入力整合回路22のグランドも1s
tIF入力整合回路22を構成する回路素子が実装され
ている基板表面の導体パターン23でグランド端子19
に接続されている。これにより、グランド端子18,1
9をマザー基板に半田付けすることで、1stIF出力
整合回路8および1stIF入力整合回路22の両回路
と、両回路の間にマザー基板で実装される1stIFフ
ィルタのグランドがスルーホールを介さずに強固に接続
され、グランド導体部に発生する各回路、フィルタ間の
電位差を無くすことができるので、1stIFフィルタ
の減衰特性を劣化させることなく信号を伝達することが
でき、2ndIFイメージ抑圧特性の劣化を防ぐことが
できる。
【0022】次に、2ndミキサ21の2ndローカル
入力整合回路25のグランドは2ndローカル入力整合
回路25を構成する回路素子が実装されている基板表面
の導体パターン26でグランド端子27に接続されてい
る。これにより、マザー基板のグランドと強固に接続す
ることができ、グランド導体部からの2ndローカル信
号の不要な輻射を軽減することができ、2ndIFイメ
ージ抑圧特性の劣化を防ぐことができる。
入力整合回路25のグランドは2ndローカル入力整合
回路25を構成する回路素子が実装されている基板表面
の導体パターン26でグランド端子27に接続されてい
る。これにより、マザー基板のグランドと強固に接続す
ることができ、グランド導体部からの2ndローカル信
号の不要な輻射を軽減することができ、2ndIFイメ
ージ抑圧特性の劣化を防ぐことができる。
【0023】次に、2ndミキサ21の1stIF入力
整合回路22および2ndローカル入力整合回路25に
用いるインダクタ38は、1stミキサ6の1stIF
出力整合回路8を構成する回路素子および導体パターン
から1mm以上離して実装されており、これにより、1s
tIF信号および2ndローカル信号が1stIF出力
整合回路8を介して1stミキサに漏洩することを防
ぎ、2ndIFイメージ抑圧特性が劣化するのを防ぐこ
とができる。なお、図2において最も小さい素子の幅は
約0.5mmであり、各素子間の距離は0.25mm以上と
なるように構成されており、インダクタ38は少なくと
も素子1個分を隔てて1stIF出力整合回路8より離
して構成することにより、1mm以上の間隔をあけた実装
が可能となる。
整合回路22および2ndローカル入力整合回路25に
用いるインダクタ38は、1stミキサ6の1stIF
出力整合回路8を構成する回路素子および導体パターン
から1mm以上離して実装されており、これにより、1s
tIF信号および2ndローカル信号が1stIF出力
整合回路8を介して1stミキサに漏洩することを防
ぎ、2ndIFイメージ抑圧特性が劣化するのを防ぐこ
とができる。なお、図2において最も小さい素子の幅は
約0.5mmであり、各素子間の距離は0.25mm以上と
なるように構成されており、インダクタ38は少なくと
も素子1個分を隔てて1stIF出力整合回路8より離
して構成することにより、1mm以上の間隔をあけた実装
が可能となる。
【0024】次に、低雑音増幅器2の整合回路3,4に
用いるインダクタ40,41,42は、1stミキサ6
の1stローカル入力整合回路7の回路素子および導体
パターンから1mm以上離して実装されており、これによ
り、1stローカル入力端子14から入力された1st
ローカル信号が1stミキサ6およびフィルタ5を介す
ことで減衰されずに、直接、低雑音増幅器2の整合回路
3,4を介して受信信号入力端子1に漏洩することを防
ぐことができる。なお、図2において最も小さい素子の
幅は約0.5mmであり、各素子間の距離は0.25mm以
上となるように構成されており、インダクタ40,4
1,42は少なくとも素子1個分を隔てて1stローカ
ル入力整合回路7より離して構成することにより、1mm
以上の間隔をあけた実装が可能となる。
用いるインダクタ40,41,42は、1stミキサ6
の1stローカル入力整合回路7の回路素子および導体
パターンから1mm以上離して実装されており、これによ
り、1stローカル入力端子14から入力された1st
ローカル信号が1stミキサ6およびフィルタ5を介す
ことで減衰されずに、直接、低雑音増幅器2の整合回路
3,4を介して受信信号入力端子1に漏洩することを防
ぐことができる。なお、図2において最も小さい素子の
幅は約0.5mmであり、各素子間の距離は0.25mm以
上となるように構成されており、インダクタ40,4
1,42は少なくとも素子1個分を隔てて1stローカ
ル入力整合回路7より離して構成することにより、1mm
以上の間隔をあけた実装が可能となる。
【0025】次に、1stIF出力端子16と1stI
F入力端子24はプリント基板37の相対する端面に設
けられており、モジュール部品内部で両端子間を空間的
に遠く離すことでアイソレーションを強化し、両端子間
にマザー基板で接続される1stIFフィルタで減衰さ
れる2ndIFイメージ妨害波が1stIFフィルタを
介さずに1stIF出力端子16から1stIF入力端
子24に漏洩することを防ぐことができる。なお、本実
施の形態において1stIF出力端子16と2ndロー
カル入力端子28をプリント基板37の相対する端面に
設けてやれば、両端子間のアイソレーションを強化する
ことができるとともに、2ndローカル信号が1stI
F出力端子16に漏洩して1stミキサ6に入力され2
ndIFイメージ抑圧特性が劣化することを防ぐことは
言うまでもない。
F入力端子24はプリント基板37の相対する端面に設
けられており、モジュール部品内部で両端子間を空間的
に遠く離すことでアイソレーションを強化し、両端子間
にマザー基板で接続される1stIFフィルタで減衰さ
れる2ndIFイメージ妨害波が1stIFフィルタを
介さずに1stIF出力端子16から1stIF入力端
子24に漏洩することを防ぐことができる。なお、本実
施の形態において1stIF出力端子16と2ndロー
カル入力端子28をプリント基板37の相対する端面に
設けてやれば、両端子間のアイソレーションを強化する
ことができるとともに、2ndローカル信号が1stI
F出力端子16に漏洩して1stミキサ6に入力され2
ndIFイメージ抑圧特性が劣化することを防ぐことは
言うまでもない。
【0026】次に、1stIF入力端子24と2ndロ
ーカル入力端子28はプリント基板37の相対する端面
に設けられており、モジュール部品内部で両端子間を空
間的に遠く離すことでアイソレーションを強化し、2n
dローカル信号が2ndミキサ21を介さずに1stI
F入力端子24に直接漏洩していくことを防いでいる。
ーカル入力端子28はプリント基板37の相対する端面
に設けられており、モジュール部品内部で両端子間を空
間的に遠く離すことでアイソレーションを強化し、2n
dローカル信号が2ndミキサ21を介さずに1stI
F入力端子24に直接漏洩していくことを防いでいる。
【0027】次に、2ndミキサ21と第1,2のIF
アンプ34,35は1つのIC36で構成されており、
2ndミキサ21へは電圧印加端子31から電圧が供給
され、第2のIFアンプ35へは2ndミキサ21の電
源端子29と第2のIFアンプ35の電源端子30の間
に接続された抵抗32を介して電圧が供給される。さら
に、電源端子30には2ndIF信号のデカップリング
用のコンデンサ33がグランドとの間に接続されてい
る。
アンプ34,35は1つのIC36で構成されており、
2ndミキサ21へは電圧印加端子31から電圧が供給
され、第2のIFアンプ35へは2ndミキサ21の電
源端子29と第2のIFアンプ35の電源端子30の間
に接続された抵抗32を介して電圧が供給される。さら
に、電源端子30には2ndIF信号のデカップリング
用のコンデンサ33がグランドとの間に接続されてい
る。
【0028】2ndミキサ21と第1,2のIFアンプ
34,35は利得が高く、電源端子29,30を介して
雑音成分が漏洩するとモジュール部品の雑音指数が劣化
したり、場合によっては異常発振を起こす可能性があ
る。抵抗32は電源端子29と30の間のアイソレーシ
ョンを強化し、さらに、電源端子30には2ndIF信
号のデカップリング用のコンデンサ33がグランドとの
間に接続されているので、第1のIFアンプ34から出
力され、マザー基板上の2ndIFフィルタで選択され
第2のIFアンプ35に入力された2ndIF周波数近
傍の信号や雑音成分が電源端子30から電源端子29を
介して第1のIFアンプ34や2ndミキサ21に漏洩
することを防ぐことができる。
34,35は利得が高く、電源端子29,30を介して
雑音成分が漏洩するとモジュール部品の雑音指数が劣化
したり、場合によっては異常発振を起こす可能性があ
る。抵抗32は電源端子29と30の間のアイソレーシ
ョンを強化し、さらに、電源端子30には2ndIF信
号のデカップリング用のコンデンサ33がグランドとの
間に接続されているので、第1のIFアンプ34から出
力され、マザー基板上の2ndIFフィルタで選択され
第2のIFアンプ35に入力された2ndIF周波数近
傍の信号や雑音成分が電源端子30から電源端子29を
介して第1のIFアンプ34や2ndミキサ21に漏洩
することを防ぐことができる。
【0029】次に、フィルタ5は2つの通過帯域AとB
を有し、入力は通過帯域A,B共通となっており、出力
は2つに分かれている。入力は低雑音増幅器2の整合回
路4に接続され、出力はそれぞれ通過帯域A側は整合回
路10に、通過帯域B側は整合回路11に接続され、さ
らに、2入力−1出力のスイッチ回路12を介して1s
tミキサ6に接続されている。
を有し、入力は通過帯域A,B共通となっており、出力
は2つに分かれている。入力は低雑音増幅器2の整合回
路4に接続され、出力はそれぞれ通過帯域A側は整合回
路10に、通過帯域B側は整合回路11に接続され、さ
らに、2入力−1出力のスイッチ回路12を介して1s
tミキサ6に接続されている。
【0030】以上の構成により、低雑音増幅器2で増幅
された受信信号はフィルタ5に入力され、スイッチ12
で選択された通過帯域のみ1stミキサ6に入力され
る。また、スイッチ12と1stミキサ6の間には通過
帯域A,Bに共通な整合回路9が接続されており、整合
回路10,11は通過帯域A,Bそれぞれ別個の整合回
路である。したがって、整合回路9,10,11によっ
て最小限の素子数で通過帯域A,Bそれぞれに対し最適
な整合を行えるので、フィルタ5と1stミキサ6間の
損失を最小限とすることができる。
された受信信号はフィルタ5に入力され、スイッチ12
で選択された通過帯域のみ1stミキサ6に入力され
る。また、スイッチ12と1stミキサ6の間には通過
帯域A,Bに共通な整合回路9が接続されており、整合
回路10,11は通過帯域A,Bそれぞれ別個の整合回
路である。したがって、整合回路9,10,11によっ
て最小限の素子数で通過帯域A,Bそれぞれに対し最適
な整合を行えるので、フィルタ5と1stミキサ6間の
損失を最小限とすることができる。
【0031】次に、受信信号入力端子1、1stローカ
ル入力端子14と1stIF出力端子16、2ndロー
カル入力端子28の間に受信信号入出力端子1や電圧印
加端子17などよりも幅の広いグランド端子18を設け
ており、これによりモジュール部品およびマザー基板に
おいてRF信号の入出力端子とIF信号を扱う入出力端
子間のアイソレーションを物理的距離およびグランド導
体によるシールド効果の両面から強固としている。
ル入力端子14と1stIF出力端子16、2ndロー
カル入力端子28の間に受信信号入出力端子1や電圧印
加端子17などよりも幅の広いグランド端子18を設け
ており、これによりモジュール部品およびマザー基板に
おいてRF信号の入出力端子とIF信号を扱う入出力端
子間のアイソレーションを物理的距離およびグランド導
体によるシールド効果の両面から強固としている。
【0032】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態における電子機器のモジュール部品の概略構成
を示す部品装着図である。
施の形態における電子機器のモジュール部品の概略構成
を示す部品装着図である。
【0033】図3においてローカル入力端子53から入
力されたローカル信号はバラン51で不平衡−平衡変換
され直交変調器52に入力され、直交変調器52からは
高周波変調信号が出力される。ローカル入力端子53は
マザー基板(図示せず)側の回路やフィルタと小さい反
射損失で接続するために、特性インピーダンス50Ωに
整合させることが必要である。
力されたローカル信号はバラン51で不平衡−平衡変換
され直交変調器52に入力され、直交変調器52からは
高周波変調信号が出力される。ローカル入力端子53は
マザー基板(図示せず)側の回路やフィルタと小さい反
射損失で接続するために、特性インピーダンス50Ωに
整合させることが必要である。
【0034】そのために、ローカル入力端子53とグラ
ンド導体との間にコンデンサ55を接続する必要がある
が、コンデンサ55をスルーホールを介してグランドに
接続しても、スルーホール部のインダクタ成分が影響
し、整合させることができない。
ンド導体との間にコンデンサ55を接続する必要がある
が、コンデンサ55をスルーホールを介してグランドに
接続しても、スルーホール部のインダクタ成分が影響
し、整合させることができない。
【0035】そこで本実施の形態ではスルーホールを介
さずにバラン51、コンデンサ55が実装されているプ
リント基板56の表面の導体パターンでコンデンサ55
をプリント基板56の端面に設けたグランド端子54に
接続することにより、ローカル入力端子53のインピー
ダンスを50Ωに整合させている。
さずにバラン51、コンデンサ55が実装されているプ
リント基板56の表面の導体パターンでコンデンサ55
をプリント基板56の端面に設けたグランド端子54に
接続することにより、ローカル入力端子53のインピー
ダンスを50Ωに整合させている。
【0036】(実施の形態3)図4は本発明の第3の実
施の形態における電子機器のモジュール部品の構成を示
す部品装着図、図5は同モジュール部品の概略構成を示
すブロック図である。
施の形態における電子機器のモジュール部品の構成を示
す部品装着図、図5は同モジュール部品の概略構成を示
すブロック図である。
【0037】図4,5においてローカル入力端子53か
ら入力されたローカル信号はバラン51で不平衡−平衡
変換され直交変調器52に入力され、直交変調器52か
らは高周波変調信号が出力される。ローカル入力端子5
3はマザー基板(図示せず)側の回路やフィルタと小さ
い反射損失で接続するために、特性インピーダンス50
Ωに整合させることが必要である。
ら入力されたローカル信号はバラン51で不平衡−平衡
変換され直交変調器52に入力され、直交変調器52か
らは高周波変調信号が出力される。ローカル入力端子5
3はマザー基板(図示せず)側の回路やフィルタと小さ
い反射損失で接続するために、特性インピーダンス50
Ωに整合させることが必要である。
【0038】そこで本実施の形態ではローカル入力端子
53をコンデンサ55とスルーホール59を介してプリ
ント基板56の端面に設けたグランド端子57に接続す
るとともに、バラン51の平衡出力の一方をコンデンサ
58でグランド端子57に接続しており、しかも、コン
デンサ58はスルーホールを介さずにバラン51、コン
デンサ58が実装されているプリント基板56の表面の
導体パターンでグランド端子57に接続されている。こ
のような回路構成、実装形態により、ローカル入力端子
53のインピーダンスを50Ωに整合させている。
53をコンデンサ55とスルーホール59を介してプリ
ント基板56の端面に設けたグランド端子57に接続す
るとともに、バラン51の平衡出力の一方をコンデンサ
58でグランド端子57に接続しており、しかも、コン
デンサ58はスルーホールを介さずにバラン51、コン
デンサ58が実装されているプリント基板56の表面の
導体パターンでグランド端子57に接続されている。こ
のような回路構成、実装形態により、ローカル入力端子
53のインピーダンスを50Ωに整合させている。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、非常に簡単な構成でモジュール部品のアイソ
レーション特性に優れ、グランドの強化された電子機器
を実現することができる。
によれば、非常に簡単な構成でモジュール部品のアイソ
レーション特性に優れ、グランドの強化された電子機器
を実現することができる。
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態における電子
機器のモジュール部品の構成を示す部品装着図
機器のモジュール部品の構成を示す部品装着図
【図2】同モジュール部品の概略構成を示すブロック図
【図3】図3は本発明の第2の実施の形態における電子
機器のモジュール部品の概略構成を示す部品装着図
機器のモジュール部品の概略構成を示す部品装着図
【図4】図4は本発明の第3の実施の形態における電子
機器のモジュール部品の概略構成を示す部品装着図
機器のモジュール部品の概略構成を示す部品装着図
【図5】図5は本発明の第3の実施の形態における電子
機器のモジュール部品の構成を示すブロック図
機器のモジュール部品の構成を示すブロック図
1 受信信号入力端子 2 低雑音増幅器 3,4 低雑音増幅器の整合回路 5 フィルタ 6 1stミキサ 7 1stローカル入力整合回路 8 1stIF出力整合回路 9,10,11 1stミキサのRF入力整合回路 12 スイッチ回路 13 スイッチ回路制御入力端子 14 1stローカル入力端子 16 1stIF出力端子 17 低雑音増幅器電圧印加端子 18,19,27 グランド端子 20,23,26 導体パターン 21 2ndミキサ 22 1stIF入力整合回路 24 1stIF入力端子 25 2ndローカル入力整合回路 28 2ndローカル入力端子 29 2ndミキサの電源端子 30 第2のIFアンプの電源端子 31 電圧印加端子 32 抵抗 33 コンデンサ 34 第1のIFアンプ 35 第2のIFアンプ 36 IC 37 プリント基板 38,40,41,42 インダクタ 51 バラン 52 直交変調器 53 ローカル入力端子 54,57 グランド端子 55,58 コンデンサ 56 プリント基板 59 スルーホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅山 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 モジュール部品をマザー基板に実装して
使用する電子機器であって、前記モジュール部品は少な
くとも低雑音増幅器、フィルタ、1stミキサ、および
2ndミキサを有し、前記1stミキサは1stIF出
力整合回路および1stローカル入力整合回路を有し、
前記1stIF出力整合回路のグランドを前記モジュー
ル部品の基板端面に設けられたグランド端子に接続する
とともに、その接続を前記1stIF出力整合回路が実
装された表面に形成された導体パターンで行うことを特
徴とする電子機器。 - 【請求項2】 モジュール部品をマザー基板に実装して
使用する電子機器であって、前記モジュール部品は少な
くとも低雑音増幅器、フィルタ、1stミキサ、および
2ndミキサを有し、前記2ndミキサは1stIF入
力整合回路および2ndローカル入力整合回路を有し、
前記1stIF入力整合回路のグランドおよび/または
2ndローカル入力整合回路のグランドを前記モジュー
ル部品の基板端面に設けられたグランド端子に接続する
とともに、その接続を前記1stIF入力整合回路およ
び/または2ndローカル入力整合回路が実装された表
面に形成された導体パターンで行うことを特徴とする電
子機器。 - 【請求項3】 2ndミキサの1stIF入力整合回路
および/または2ndローカル入力整合回路に用いるイ
ンダクタと1stミキサの1stIF出力整合回路の回
路素子および導体パターンとを1mm以上離すことを特徴
とする請求項1または2記載の電子機器。 - 【請求項4】 低雑音増幅器の整合回路に用いるインダ
クタと1stミキサの1stローカル入力整合回路の回
路素子および導体パターンとを1mm以上離すことを特徴
とする請求項1または2記載の電子機器。 - 【請求項5】 1stミキサの1stIF出力端子と2
ndミキサの1stIF入力および/または2ndミキ
サの2ndローカル入力端子とをモジュール部品の相対
する基板端面にそれぞれ分けて設けたことを特徴とする
請求項1または2記載の電子機器。 - 【請求項6】 2ndミキサの1stIF入力と2nd
ミキサの2ndローカル入力端子とをモジュール部品の
相対する基板端面にそれぞれ分けて設けたことを特徴と
する請求項1または2記載の電子機器。 - 【請求項7】 2ndミキサと第1,第2のIFアンプ
を1つのICで構成し、2ndミキサと第2のIFアン
プの電源端子との間に抵抗を接続するとともに、第2の
IFアンプの電源端子とグランドとの間にコンデンサを
接続し、2ndミキサの電源端子を外部からの電圧印加
端子とすることを特徴とする請求項1または2記載の電
子機器。 - 【請求項8】 フィルタを2つの通過帯域を有するよう
に構成し、その入力を共通にするとともに、その出力を
2つに別け、入力側に低雑音増幅器の整合回路を接続す
るとともに、出力側にそれぞれ1stミキサのRF入力
整合回路を接続して2入力−1出力のスイッチ回路を介
して1stミキサに接続することを特徴とする請求項1
または2記載の電子機器。 - 【請求項9】 低雑音増幅器、フィルタ、1stミキサ
の信号入出力端子と2ndミキサの信号入出力端子との
間に信号入出力端子および電圧印加端子よりも幅の広い
グランド端子を設けたことを特徴とする請求項1または
2記載の電子機器。 - 【請求項10】 バランと直交変調器を有し、前記バラ
ンの平衡出力を前記直交変調器のローカル入力に接続
し、前記バランの不平衡入力をモジュール部品の基板端
面に設けられたローカル入力端子に接続し、前記バラン
の不平衡入力端子とグランドとの間にコンデンサを接続
し、前記コンデンサの接地端子を前記基板のバランを実
装した表面に形成した導体パターンで前記基板端面に設
けられたグランド端子に接続したことを特徴とする電子
機器。 - 【請求項11】 バランと直交変調器を有し、前記バラ
ンの平衡出力を前記直交変調器のローカル入力に接続
し、前記バランの不平衡入力をモジュール部品の基板端
面に設けられたローカル入力端子に接続し、前記バラン
の平衡出力端子の少なくとも一方とグランドの間にコン
デンサを接続し、前記コンデンサの接地端子を前記基板
のバランを実装した表面に形成した導体パターンで前記
基板端面に設けられたグランド端子に接続したことを特
徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9261653A JPH11103265A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9261653A JPH11103265A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11103265A true JPH11103265A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17364905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9261653A Pending JPH11103265A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11103265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007208373A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Sharp Corp | 半導体集積回路装置及びこれを用いたチューナ装置 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP9261653A patent/JPH11103265A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007208373A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Sharp Corp | 半導体集積回路装置及びこれを用いたチューナ装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7692513B2 (en) | Acoustic surface wave filter module and method of manufacturing the same | |
WO2019244815A1 (ja) | 高周波モジュールおよび通信装置 | |
WO2000028673A1 (fr) | Circuit radioelectrique haute frequence | |
US10763787B2 (en) | Circuits for wireless communication on multiple frequency bands | |
US20240146261A1 (en) | Radio-frequency circuit, radio-frequency module, and communication device | |
JP2006222551A (ja) | 電子回路装置 | |
WO2018225590A1 (ja) | 高周波モジュール | |
US4691379A (en) | Mixer circuit | |
US8373492B2 (en) | High-frequency switch module and high-frequency switch apparatus | |
WO2020059352A1 (ja) | フィルタ装置ならびにそれを用いた高周波フロントエンド回路および通信装置 | |
JPH11103265A (ja) | 電子機器 | |
JP2001127652A (ja) | 高周波無線装置 | |
US7194245B2 (en) | High-frequency signal receiving apparatus | |
US20240223223A1 (en) | Radio frequency circuit and communication device | |
JPH07297670A (ja) | 高周波回路基板 | |
US20240063763A1 (en) | Radio frequency circuit and communication apparatus | |
JP3975170B2 (ja) | ローパスフィルタ内蔵カプラ | |
US20240072405A1 (en) | Compact balun with out-of-band spurious suppression | |
KR20030078148A (ko) | 주파수 대역별 분리된 그라운드를 갖는 아날로그 컨버터어셈블리 장치 | |
Saw et al. | SAW technology in RF multichip modules for cellular systems | |
JP4245342B2 (ja) | ミクサ、受信装置及び送信装置 | |
JP2006129131A (ja) | 平衡型高周波フィルタ、アンテナ共用器、及び平衡型高周波回路 | |
JPH0575551A (ja) | クロツク信号伝送回路 | |
WO2004012351A1 (ja) | 高周波モジュールおよびそれを用いた無線装置 | |
JP2002076802A (ja) | マイクロ波帯用送受信装置及びそれに用いる半導体増幅器 |