JPH11102287A - リモートメンテナンス方法およびリモートメンテナンス装置 - Google Patents
リモートメンテナンス方法およびリモートメンテナンス装置Info
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- JPH11102287A JPH11102287A JP10211369A JP21136998A JPH11102287A JP H11102287 A JPH11102287 A JP H11102287A JP 10211369 A JP10211369 A JP 10211369A JP 21136998 A JP21136998 A JP 21136998A JP H11102287 A JPH11102287 A JP H11102287A
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Abstract
ークにおいて、ソフトウェアとハードウェアのバージョ
ンの整合性を保証するソフトウェアのバージョンアップ
を可能とするリモートメンテナンス方法およびリモート
メンテナンス装置を提供する。 【解決手段】 送信側から、プログラムデータを受信で
きるハードウェアのバージョンを示す機種コード,機種
コードに対応したソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報,ソフトウェアのバージョンにおいて入れ換
え,或いは追加されるプログラムの名称であるプログラ
ム名,及びプログラムのプログラムコードを含むプログ
ラム情報を転送し、受信側では、受信側のハードウェア
のバージョンを示す機種コードおよび機種コードに対応
したソフトウェアのバージョンを示すバージョン情報
を、プログラム情報の、機種コードおよびバージョン情
報と比較して、バージョンアップしているか否かを確認
し、バージョンアップしていないとき、プログラムコー
ドを格納してバージョンを上げるものとした。
Description
のディジタル放送によるネットワークに接続された機器
のソフトウェアバージョンアップ,若しくはソフトウェ
アの入れ換え又は追加をリモートで行うリモートメンテ
ナンス方法およびリモートメンテナンス装置に関するも
のである。
送によるネットワークにおいて、転送されたディジタル
データを受けて処理する装置は、当該装置の専用ハード
ウェアに対応したソフトウェアによって、上記データを
処理する。このような従来のネットワークの例として、
放送衛星を用いた放送システムが挙げられる。該放送シ
ステムは、全ての放送局が番組制作,放送送出を、例え
ばMPEG等の共通の放送方式(映像伝送方式,映像符
号化方式など)で行い、受信側において、その共通の放
送方式に対応した受信装置の専用ハードウェアを用いて
放送を受信,再生するものである。一方、コンピュータ
の性能向上により、従来は専用ハードウェアでしか処理
できなかった映像信号処理も、汎用ハードウェアを用い
たソフトウェア処理により実現できる。すなわち、専用
ハードウェアを有しない受信装置でも、該受信装置の汎
用ハードウェアにそれぞれの放送データをデコードする
ためのソフトウェアプログラムをロードすることによ
り、放送方式の異なる複数の放送データをデコードする
ことが可能となり、従来の映像/音声放送とは異なる形
態のデータ放送等、各種放送方式が混在した放送が可能
となる。
プログラムを、無線,或いは有線のディジタル放送によ
って、ダウンロードするプログラムダウンロードシステ
ムの需要が高まることが予測される。
ウェアプログラムは、これを受信する端末のハードウェ
アに対応したものでなければならない。すなわち、端末
に、そのチップに対応したソフトウェアプログラムを入
れなければならないところに、異なるソフトウェアプロ
グラムを入れてしまうと、その端末は動かなくなってし
まう。従って、詳細な端末のハードウェアの情報を完全
に把握していないと、その端末のハードウェアに対応し
たソフトウェアプログラムはできない。ところが、市場
にはさまざまな仕様の端末が存在し、その全ての端末の
ハードウェアに対応したソフトウェアプログラムを送信
することは、伝送容量が多くなり実現が困難である。
ール単位のプログラムに分割して送信し、端末では、そ
のハードウェアが実行できるプログラムだけを格納する
方法が想定される。これによれば、ソフトウェアプログ
ラム全体を格納することなく、一部のプログラムを入れ
換えたり、追加することによってバージョンアップが可
能である。従って、このバージョンアップの際にも、端
末のハードウェアに関する情報が必要であるのはもちろ
んであるが、さらに、その端末の現在のソフトウェアの
バージョンについての情報が必要になる。
り、リモートで確実に端末のソフトウェアをバージョン
アップするには、端末のハードウェアと格納するソフト
ウェアの整合性をとることが重要な問題である。
なされたもので、ディジタルデータ転送が可能な無線,
有線のネットワークにおいて、ソフトウェアとハードウ
ェアのバージョンの整合性を保証するソフトウェアのバ
ージョンアップを可能とするリモートメンテナンス方法
およびリモートメンテナンス装置を提供することを目的
とする。
に、本発明(請求項1)にかかるリモートメンテナンス
方法は、送信側から無線,あるいは有線のディジタル放
送によって、ある処理目的を持ったファンクションの集
まりであるプログラムを転送して、受信側で当該プログ
ラムからなるプログラム群で構成するソフトウェアを、
該プログラムの変更あるいは追加を行うことによってバ
ージョンアップするリモートメンテナンス方法におい
て、上記送信側から、上記プログラムデータを受信でき
るハードウェアのバージョンを示す機種コード,該機種
コードに対応したソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報,該ソフトウェアのバージョンにおいて入れ
換え,或いは追加される上記プログラムの名称であるプ
ログラム名,及び該機種コードに対応したソフトウェア
のバージョンにバージョンアップするために必要なプロ
グラムコードが格納されたプログラムデータパケットの
識別子(PID)を含むダウンロード情報と、上記プロ
グラムのプログラムコード,プログラム名,及び該パケ
ットの識別子(PID)を含むプログラムデータとをデ
ータパケットで転送し、上記受信側では、当該受信側の
ハードウェアのバージョンを示す機種コード,及び当該
機種コードに対応したソフトウェアのバージョンを示す
バージョン情報を、受信したダウンロード情報に記載さ
れた機種コードおよびバージョン情報と比較して、両者
のバージョンが一致せず、バージョンアップしていない
とき、上記ダウンロード情報に記載されたPIDを基
に、バージョンアップに必要なプログラムデータが転送
されるデータパケットを取得し格納することによりバー
ジョンアップを行うものである。
記載のリモートメンテナンス方法において、上記プログ
ラムデータは、そのプログラムに含まれるファンクショ
ンの受信側での配置情報をさらに含み、上記受信側で
は、該配置情報に基づいて、転送されたプログラムを入
れ換え、或いは追加するものである。
記載のリモートメンテナンス方法において、上記受信側
では、バージョンアップを行う際、伝送時エラーが発生
したか否かを確認し、その確認結果を上記送信側に通知
するものである。
記載のリモートメンテナンス方法において、上記送信側
から、テストプログラムであるプログラムコードを含む
プログラムデータを転送し、上記受信側では、バージョ
ンアップ時に、上記テストプログラムを実行し、実行エ
ラーの有無を上記送信側に通知するものである。
無線,あるいは有線のディジタル放送によって、ある処
理目的を持ったファンクションの集まりであるプログラ
ムを転送して、受信側で当該プログラムからなるプログ
ラム群で構成するソフトウェアを、該プログラムの変更
あるいは追加を行うことによってバージョンアップする
リモートメンテナンス方法において、上記送信側から、
上記プログラムデータを受信できるハードウェアのバー
ジョンを示す機種コード,該機種コードに対応したソフ
トウェアのバージョンを示すバージョン情報,該ソフト
ウェアのバージョンにおいて入れ換え,或いは追加され
る上記プログラムの名称であるプログラム名,及び該機
種コードに対応したソフトウェアのバージョンにバージ
ョンアップするために必要なプログラムコードが格納さ
れたプログラムデータパケットの識別子(PID)を含
むダウンロード情報をデータパケットで転送し、上記受
信側では、当該受信側のハードウェアのバージョンを示
す機種コード,及び当該機種コードに対応したソフトウ
ェアのバージョンを示すバージョン情報を、上記ダウン
ロード情報に記載された上記機種コードおよび上記バー
ジョン情報と比較して、ソフトウェアのバージョンアッ
プを終了しているか否かを確認し、その確認した結果を
上記送信側へ通知するものである。
無線,あるいは有線のディジタル放送によって、ある処
理目的を持ったファンクションの集まりであるプログラ
ムを転送して、受信側で当該プログラムからなるプログ
ラム群で構成するソフトウェアを、該プログラムの変更
あるいは追加を行うことによってバージョンアップする
リモートメンテナンス方法において、上記送信側から、
当該送信側が提供する全てのサービスのサービス名を示
した全サービス情報,上記プログラムデータを受信でき
るハードウェアのバージョンを示す機種コード,該機種
コードに対応したソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報,及び該ソフトウェアのバージョンごとに実
行可能なサービスのサービス名を記載したサービスプロ
グラム情報を転送し、上記受信側では、当該受信側のハ
ードウェアのバージョンを示す機種コード,及び当該機
種コードに対応したソフトウェアのバージョンを示すバ
ージョン情報を、上記サービスプログラム情報に記載さ
れた上記機種コードおよび上記バージョン情報と比較し
て、上記全サービス情報において、現在のソフトウェア
のバージョン,あるいは比較したバージョンが一致せ
ず、バージョンアップしていないときは、バージョンア
ップ後のバージョンで、実行可能なサービスをマーキン
グするものである。
無線,あるいは有線のディジタル放送によって、ある処
理目的を持ったファンクションの集まりであるプログラ
ムを転送して、受信側で当該プログラムからなるプログ
ラム群で構成するソフトウェアを、該プログラムの変更
あるいは追加を行うことによってバージョンアップする
リモートメンテナンス方法において、上記送信側から、
当該送信側が提供する全てのサービスのサービス名,及
び各サービスが要求する当該サービスの実行レベルを示
すサービス実行制限事項を示した全サービス情報,上記
プログラムを受信できるハードウェアのバージョンを示
す機種コード,該機種コードに対応したソフトウェアの
バージョンを示すバージョン情報,並びに,該ソフトウ
ェアのバージョンごとに実行可能なサービスのサービス
名,及び当該ソフトウェアのバージョンにおいて可能な
上記サービスの実行レベルを示すサービス実行制限事項
を記載したサービスプログラム情報を転送し、上記受信
側では、当該受信側のハードウェアのバージョンを示す
機種コードおよび当該機種コードに対応したソフトウェ
アのバージョンを示すバージョン情報を、上記サービス
プログラム情報の、上記機種コード,及び上記バージョ
ン情報と比較して、上記サービスプログラム情報のう
ち、上記全サービス情報,及び現在のソフトウェアのバ
ージョン,あるいは比較したバージョンが一致せず、バ
ージョンアップしていないときは、現在,及びバージョ
ンアップ後のバージョンで、実行可能なサービスについ
ての情報を格納するものである。
無線,或いは有線のディジタル放送によって、ある処理
目的を持ったファンクションの集まりであるプログラム
を転送して、受信側で当該プログラムからなるプログラ
ム群で構成するソフトウェアを、該プログラムの変更あ
るいは追加を行うことによってバージョンアップするリ
モートメンテナンス方法を実行する装置であって、上記
送信側から転送された,上記プログラムを受信できるハ
ードウェアのバージョンを示す機種コード,該機種コー
ドに対応したソフトウェアのバージョンを示すバージョ
ン情報,該ソフトウェアのバージョンにおいて入れ換
え,或いは追加される上記プログラムの名称であるプロ
グラム名,及び該バージョンに上げるために必要なプロ
グラムコードが格納されたプログラムデータパケットの
識別子(PID)を含むダウンロード情報と、上記プロ
グラムのプログラムコード,プログラム名,及び該パケ
ットの識別子(PID)を含むプログラムデータとを受
信するプログラム受信部と、自己装置のハードウェアの
バージョンを示す機種コードを格納するハード情報格納
部と、自己装置の現在のソフトウェアのバージョンを示
すバージョン情報を格納するソフト情報格納部と、上記
ハード情報格納部および上記ソフト情報格納部にそれぞ
れ格納された上記機種コードおよび上記バージョン情報
を、上記ダウンロード情報に記載された機種コードおよ
び上記バージョン情報と比較して、バージョンアップし
ているか否かを確認してプログラム受信制御を行い、比
較したバージョンが一致せず、バージョンアップしてい
ないとき、上記ダウンロード情報に記載されたPIDを
基に、バージョンアップに必要なプログラムデータのプ
ログラムコードをプログラム格納部に格納してプログラ
ム格納制御を行うローダ部と、上記プログラムデータか
ら上記バージョンアップに必要なプログラムコードを格
納するプログラム格納部と、上記プログラム格納部に格
納されたプログラムを実行するプログラム実行部とを備
えたものである。
側から無線,或いは有線のディジタル放送によって、あ
る処理目的を持ったファンクションの集まりであるプロ
グラムを転送して、受信側で当該プログラムからなるプ
ログラム群で構成するソフトウェアを、該プログラムの
変更あるいは追加を行うことによってバージョンアップ
するリモートメンテナンス方法において用いる装置であ
って、上記送信側から転送された,上記プログラムを受
信できるハードウェアのバージョンを示す機種コード,
該機種コードに対応したソフトウェアのバージョンを示
すバージョン情報,該ソフトウェアのバージョンにおい
て入れ換え,或いは追加される上記プログラムの名称で
あるプログラム名,及び該バージョンに上げるために必
要なプログラムコードが格納されたプログラムデータパ
ケットの識別子(PID)を含むダウンロード情報と、
上記プログラムのプログラムコード,プログラム名,該
パケットの識別子(PID),及び該プログラムに含ま
れるファンクションの受信側での配置情報を含むプログ
ラムデータとを受信するプログラム受信部と、自己装置
のハードウェアのバージョンを示す機種コードを格納す
るハード情報格納部と、自己装置の現在のソフトウェア
のバージョンを示すバージョン情報を格納するソフト情
報格納部と、上記ハード情報格納部および上記ソフト情
報格納部にそれぞれ格納された上記機種コードおよび上
記バージョン情報を、上記ダウンロード情報に記載され
た機種コードおよび上記バージョン情報と比較して、バ
ージョンアップしているか否かを確認してプログラム受
信制御を行い、比較したバージョンが一致せず、バージ
ョンアップしていないとき、上記ダウンロード情報に記
載されたPIDおよび配置情報を基に、バージョンアッ
プに必要なプログラムデータのプログラムコードをプロ
グラム格納部に格納してプログラム格納制御を行うロー
ダ部と、上記プログラムデータから上記バージョンアッ
プに必要なプログラムコードを格納するプログラム格納
部と、上記プログラム格納部に格納されたプログラムを
実行するプログラム実行部とを備えたものである。
求項9に記載のリモートメンテナンス装置において、上
記ローダ部は、バージョンアップの際、伝送時エラーが
発生したか否かを確認し、確認結果を下記通信部より上
記送信側に通知させ、上記確認結果を上記送信側に送信
する通信部をさらに備えたものである。
求項9に記載のリモートメンテナンス装置において、上
記プログラム受信部は、上記送信側から転送された,テ
ストプログラムのプログラムコードを有するプログラム
データを受信し、上記ローダ部は、上記プログラム格納
制御時に、上記プログラム実行部におけるテストプログ
ラムの実行による実行エラーの有無を下記通信部より送
信側に通知させ、上記テストプログラムの実行による実
行エラーの有無を上記送信側に送信する通信部とを備え
たものである。
信側から無線,或いは有線のディジタル放送によって、
ある処理目的を持ったファンクションの集まりであるプ
ログラムを転送して、受信側で当該プログラムからなる
プログラム群で構成するソフトウェアを、該プログラム
の変更あるいは追加を行うことによってバージョンアッ
プするリモートメンテナンス方法において用いる装置で
あって、上記送信側から転送された,上記プログラムを
受信できるハードウェアのバージョンを示す機種コー
ド,該機種コードに対応したソフトウェアのバージョン
を示すバージョン情報,該ソフトウェアのバージョンに
おいて入れ換え,或いは追加される上記プログラムの名
称であるプログラム名,及び該バージョンに上げるため
に必要なプログラムコードが格納されたプログラムデー
タパケットの識別子(PID)を含むダウンロード情報
を受信するプログラム受信部と、自己装置のハードウェ
アのバージョンを示す機種コードを格納するハード情報
格納部と、自己装置の現在のソフトウェアのバージョン
を示すバージョン情報を格納するソフト情報格納部と、
上記ハード情報格納部および上記ソフト情報格納部にそ
れぞれ格納された上記機種コードおよび上記バージョン
情報を、上記ダウンロード情報の、上記機種コードおよ
び上記バージョン情報と比較して、バージョンアップし
ているか否かを確認してプログラム受信制御を行い、確
認した結果を下記通信部より上記送信側に通知させるロ
ーダ部と、バージョンアップしたか否かを確認したと
き、自己装置の、上記機種コードおよび上記バージョン
情報とともに、確認した結果を上記送信側に通知する通
信部と、上記プログラムを格納するプログラム格納部
と、上記プログラム格納部に格納されたプログラムを実
行するプログラム実行部とを備えたものである。
信側から無線,或いは有線のディジタル放送によって、
ある処理目的を持ったファンクションの集まりであるプ
ログラムを転送して、受信側で当該プログラムからなる
プログラム群で構成するソフトウェアを、該プログラム
の変更あるいは追加を行うことによってバージョンアッ
プするリモートメンテナンス方法において用いる装置で
あって、上記送信側から転送された、当該送信側が提供
する全てのサービスのサービス名を示した全サービス情
報,上記プログラムを受信できるハードウェアのバージ
ョンを示す機種コード,該機種コードに対応したソフト
ウェアのバージョンを示すバージョン情報,及び該ソフ
トウェアのバージョンごとに実行可能なサービスのサー
ビス名を記載したサービスプログラム情報を受信するプ
ログラム受信部と、自己装置のハードウェアのバージョ
ンを示す機種コードを格納するハード情報格納部と、自
己装置の現在のソフトウェアのバージョンを示すバージ
ョン情報を格納するソフト情報格納部と、上記ハード情
報格納部および上記ソフト情報格納部にそれぞれ格納さ
れた上記機種コードおよび上記バージョン情報を、上記
サービスプログラム情報の、上記機種コードおよび上記
バージョン情報と比較して、上記全サービス情報におい
て、現在のソフトウェアのバージョン,或いは比較した
バージョンが一致せず、バージョンアップしていないと
きは、バージョンアップ後のバージョンで、実行可能な
サービスをマークして、マークした全サービス情報をサ
ービス情報格納部に格納するローダ部と、上記マークし
た全サービス情報を格納するサービス情報格納部と、上
記プログラムを格納するプログラム格納部と、上記プロ
グラム格納部に格納されたプログラムを実行,及び上記
サービス情報格納部に格納された情報から画面イメージ
を作成するプログラム実行部と、上記プログラム実行部
で作成された画面イメージを表示する再生部とを備えた
ものである。
信側から無線,或いは有線のディジタル放送によって、
ある処理目的を持ったファンクションの集まりであるプ
ログラムを転送して、受信側で当該プログラムからなる
プログラム群で構成するソフトウェアを、該プログラム
の変更あるいは追加を行うことによってバージョンアッ
プするリモートメンテナンス方法において用いる装置で
あって、上記送信側から転送された、当該送信側が提供
する全べてのサービスのサービス名,及び各サービスが
要求する当該サービスの実行レベルを示すサービス実行
制限事項を示した全サービス情報と,上記プログラムを
受信できるハードウェアのバージョンを示す機種コー
ド,該機種コードに対応したソフトウェアのバージョン
を示すバージョン情報,並びに,該ソフトウェアのバー
ジョンごとに実行可能なサービスのサービス名,及び当
該ソフトウェアのバージョンにおいて可能な上記サービ
スの実行レベルを示すサービス実行制限事項を記載した
サービスプログラム情報を受信するプログラム受信部
と、自己装置のハードウェアのバージョンを示す機種コ
ードを格納するハード情報格納部と、自己装置の現在の
ソフトウェアのバージョンを示すバージョン情報を格納
するソフト情報格納部と、上記ハード情報格納部および
上記ソフト情報格納部にそれぞれ格納された上記機種コ
ードおよび上記バージョン情報を、上記サービスプログ
ラム情報の、上記機種コードおよび上記バージョン情報
と比較して、上記サービスプログラム情報のうち、上記
全サービス情報,及び現在のソフトウェアのバージョ
ン,あるいは比較したバージョンが一致せず、バージョ
ンアップしていないときは、現在,及びバージョンアッ
プ後のバージョンで、実行可能なサービスについての情
報をサービス情報格納部に格納するローダ部と、上記サ
ービスプログラム情報のうち、上記全サービス情報,並
びに現在のソフトウェアのバージョン,或いはバージョ
ンアップしていないときは、現在,及びバージョンアッ
プ後のバージョンで、実行可能なサービスについての情
報を格納するサービス情報格納部と、上記プログラムを
格納するプログラム格納部と、上記プログラム格納部に
格納されたプログラムを実行,及び上記サービス情報格
納部に格納された情報から、画面または音声イメージを
作成するプログラム実行部と、上記プログラム実行部で
作成された,画面または音声イメージを示す再生部とを
備えたものである。
ら4において用いられるリモートメンテナンス装置の構
成をまとめて示すブロック図である。図において、11
はフロントエンド部であり、チューナ,復調器,及び誤
り訂正器からなる。11aはチューナであり、選局に応
じて物理チャネルの周波数に同期し、例えばQPSK
(Quadrature Phase Shift Keying )方式で変調された
信号を取り出す。11bは復調器であり、QPSK信号
からMPEG(Moving Picture Experts Group)トラン
スポートストリームに復調するものである。11cは誤
り訂正器であり、復調されたストリームに信号誤りがな
いかハード的に検出する。12はTSデコーダであり、
フロントエンド部11により取り出されたMPEGトラ
ンスポートストリームをデコードして選局されたチャネ
ルの映像データ、番組情報、ダウンロード情報およびプ
ログラムデータをそれぞれ含む各データパケットを取り
出す。13はローダ部であり、データパケット記憶制
御,プログラム格納制御,及びサービスプログラム情報
格納制御を行う。14はプログラム情報一時記憶部であ
り、デコードされたダウンロード情報とプログラムデー
タを一時的に記憶しておく。15はプログラム格納情報
格納部であり、ハード情報格納部とソフト情報格納部か
らなる。16はハード情報格納部であり、ハードウェア
のバージョン情報を格納する。17はソフト情報格納部
であり、現在格納されているソフトウェアのバージョン
情報を格納する。18はプログラム格納部であり、プロ
グラム情報一時記憶部14に記憶されたプログラムデー
タから所定のプログラムコードを格納する。19はプロ
グラム実行部であり、プログラム格納部18に格納され
ているプログラムを実行する。20は通信部であり、電
話回線等にモデムを接続することにより送信側と通信す
る。21はサービスプログラム情報格納部であり、デコ
ードされたサービスプログラム情報を格納する。22は
入力部であり、リモコンとリモコン受信部で構成され、
ユーザのリモコン入力による赤外線信号を受信し、リモ
コン入力を入力イベントに変換し、プログラム実行部1
9に入力する。23はAVデコーダであり、プログラム
実行部19で作成されたメニュー,及びTSデコーダ1
2から送出されるMPEG規定によるビデオストリーム
とオーディオストリームをデコードしビデオストリーム
はNTSC(National Television SystemCommittee)
規格等のアナログ信号に変換し、オーディオストリーム
はDAC(Digital Audio Converter )によりアナログ
信号に変換し、再生部に出力する。24は再生部であ
り、AVデコーダ23から出力される映像音声のアナロ
グ信号を再生したり、プログラム実行部19で作成され
たメニューを表示したりするTVモニタである。
態1におけるリモートメンテナンス装置で実行されるソ
フトウェアの構成を示す模式図である。図に示したよう
に、該ソフトウェアは、送信側から、ある処理を達成す
るファンクションの集まりからなるモジュールAという
単位に分割して送信されたものから構成されている。す
なわち、ダウンロードの際、該モジュールAごとに新し
いバージョンのものだけを送信して、プログラム格納部
18(図1参照)で当該モジュールAを入れ替えてソフ
トウェアをバージョンアップする構成としている。ここ
で、本発明においては、該モジュール単位のソフトウェ
アの部分をプログラムと呼び、各プログラムには描画ラ
イブラリ,カーネル,MPEGドライバ等のプログラム
名称が付される。
ートメンテナンス方法において、衛星放送の電波によっ
て送信側から送信されるプログラムデータの一例を示す
図である。図において、30はパケットヘッダ部であ
り、該プログラムデータのパケットIDが記されてい
る。31はヘッダ部であり、該プログラムデータのプロ
グラム名とプログラムの配置に関するプログラム配置情
報が記述されている。32はコード部であり、再配置可
能な形式でプログラムコードが格納され、最後にはデー
タ落ちなどによる伝送ミスを検査するためのCRCが付
加されている。なお、再配置可能な形式とは、例えば相
対アドレッシングで記述された再配置可能なプログラム
であることである。また、上記ヘッダ部31のプログラ
ム配置情報は、該コード部32に記述されているプログ
ラムのサイズ,及び該プログラムが外部プログラムに対
して公開している関数や変数のリスト(外部公開エント
リリスト)から構成されている。したがって、ソフトウ
ェアのバージョンアップは、上記プログラムコードを、
プログラム名を参照しながら、プログラム配置情報に従
って、入れ替えたり追加することによって行われる。
ートメンテナンス方法において、衛星放送の電波によっ
て送信側から送信されるダウンロード情報の一例を示す
図である。図に示すように、ダウンロード情報には、受
信装置のハードウェア情報(機種コード),プログラム
ダウンロードによって当該機種コードに対応する受信機
のソフトウェアのバージョンがいくつになるかのバージ
ョン情報,該ソフトウェアのバージョンにおいて入れ換
え,或いは追加される上記プログラムの名称であるプロ
グラム名,及び,バージョンアップに必要なプログラム
データが格納されたデータパケットのIDが記されてい
る。
格納されているプログラムの状態の一例を示す図であ
る。図に示すように、プログラム格納部のアドレスの下
位の方に、各プログラムが外部に公開する関数や変数
(以降、エントリと呼ぶ)に対して間接アドレッシング
を実現するため、該エントリとそのアドレスとの組みと
した外部公開エントリテーブルが配置される。該外部公
開エントリテーブルに続く高位アドレス側には、プログ
ラムが配置される。
るリモートメンテナンス装置の動作の一例を示すフロー
チャート図である。次に、本実施の形態1におけるリモ
ートメンテナンス装置の動作を図6に沿って説明する。
ド情報を取り出す。ここで、該電波はDVB(Digital
Video Broadcasting)規格やMPEG規格で規定されて
いるトランスポートストリームがQPSK変調などの方
式により変調されたものである。また、上記ダウンロー
ド情報は、MPEG規格のプライベートセクションを用
いて送信され、当該ダウンロード情報の識別は上記プラ
イベートセクションのテーブルIDによって行う。本実
施の形態1では、上記テーブルIDが明示的に付加され
ており、識別方法については説明を省略する。
すために、フロントエンド部11,TSデコーダ12の
初期設定を行い(S1)、ローダ部13はダウンロード
情報がデコードされたか否かをTSデコーダに問い合わ
せる(S2)。
ている場合、ローダ部13は該ダウンロード情報をプロ
グラム情報一時記憶部14に一時記憶させる(S3)。
部16から機種コードを取得し(S4)、ソフト情報格
納部17からバージョン情報を取得して(S5)、これ
らの情報をプログラム一時記憶部14に記憶した上記ダ
ウンロード情報と比較する。
報格納部16の機種コードと同じものがあるか否かを調
べて(S6)、同じ機種コードがなければ終了し、同じ
機種コードがあれば、受信装置の現在のソフトウェアよ
り上記ダウンロード情報のプログラムがバージョンアッ
プしているか否かを調べる(S7)。
終了し、バージョンアップしていれば、該ダウンロード
情報に格納されている当該機種コードに対応するプログ
ラムデータのデータパケットIDのうちの1つをダウン
ロード情報から取得し(S8)、該データパケットID
をTSデコーダ12に設定し(S9)、ローダ部13は
当該データパケットIDを有するプログラムデータのデ
ータパケットがデコードされたか否かをTSデコーダに
問い合わせ、デコードされたことを確認する(S1
0)。
グラムデータのデータパケットがデコードされている場
合、ローダ部13は、デコードされたプログラムデータ
のデータパケットをプログラム情報一時記憶部14に一
時記憶させる(S11)。
タのヘッダ部31(図3参照)に記載されているプログ
ラム配置情報を元にして、当該プログラムデータのプロ
グラムコードをプログラム格納部18に配置し、プログ
ラムコード内の関数、変数などのエントリアドレスを決
定すると共に、プログラム配置情報の外部公開エントリ
リストに該当するプログラム格納部18の外部公開エン
トリテーブルのアドレスを変更する(S12)。
されたバージョンアップに必要なプログラムの個数分、
S8からS12を繰り返して(S13)、バージョンア
ップに必要な全プログラムの格納動作を終了する。
受信したとき、プログラム格納情報格納部15に図7に
示した受信装置のハード情報およびソフト情報が格納さ
れている場合、ハード情報格納部16の機種コード(S
TB−9706)と同じ機種コードが上記ダウンロード
情報にもあるので、ソフト情報格納部17のバージョン
情報(000001)を上記ダウンロード情報の機種コ
ード(STB−9706)のバージョン情報と比較す
る。上記ダウンロード情報の機種コード(STB−97
06)には、000001および010001のバージ
ョン情報があるので、受信装置の現在のバージョンは0
00001であり、バージョンが上がっていないことが
わかる。そこで、ローダ部13は、バージョン情報(0
10001)に入っているプログラム名(MPEGドラ
イバ)のプログラムデータのデータパケットID(0x
0201)を取得し、TSデコーダ12に設定すること
により当該PID(0x0201)を有するMPEGド
ライバのプログラムデータのデータパケットを受信し、
プログラム情報一時記憶部14に格納する。ここで、M
PEGドライバが図3に示したプログラム配置情報を持
つ場合、まず、コード部32のプログラムコードをプロ
グラム格納部18に格納する。このとき、上記プログラ
ム名を参照して、既にプログラム格納部18に古いバー
ジョンのMPEGドライバがあれば、そこに上書きし、
ない場合には空き領域に格納する。次に、格納したMP
EGドライバの先頭アドレスが決まるので、このアドレ
スを元にプログラム内部の相対アドレスを絶対アドレス
に修正する。最後に外部に公開しているエントリをプロ
グラム配置情報の外部公開エントリリストに従い検索
し、そのアドレスを求め、プログラム格納部の外部公開
エントリテーブルの該当するエントリのアドレスの部分
に上書きする。以上の処理によりプログラムのプログラ
ム格納部18への配置を完了する。
トメンテナンス方法では、放送局から、機種コード,バ
ージョン情報,該ソフトウェアのバージョンにおいて入
れ換え,或いは追加される上記プログラムの名称である
プログラム名,及びプログラムデータPIDを含むダウ
ンロード情報と、プログラムコード,プログラム名,及
びPIDを含むプログラムデータのデータパケットを伝
送して、該ダウンロード情報を受信したリモートメンテ
ナンス装置は、当該装置の機種コード,及びバージョン
情報を該ダウンロード情報と比較して、バージョンアッ
プしていない場合、バージョンアップに必要なプログラ
ムデータPIDを有するプログラムデータを取得する構
成としたから、受信したプログラムを実行する受信装置
のハードウェアとソフトウェアとの整合性を保証したソ
フトウェアのバージョンアップが可能である。
ラムに含まれるファンクションの受信側での配置情報を
さらに含み、受信側で、該配置情報に基づいて、転送さ
れたプログラムを入れ換え、或いは追加するものとした
から、バージョンアップにより確実に機能するソフトウ
ェアプログラムとすることができる。
テナンス方法では、上記リモートメンテナンス装置は、
衛星放送の電波により伝送される上記ダウンロード情報
を受信するSTBなどの衛星放送受信装置として説明し
たが、地上波放送の電波や放送以外の電波により伝送さ
れる上記ダウンロード情報を受信する装置や、有線放送
により伝送される上記ダウンロード情報を受信するディ
ジタルCATVの装置などであってもよい。
モートメンテナンス方法においては、送信側から機種コ
ード,バージョン情報,プログラム名,及びプログラム
データPIDを含むダウンロード情報,並びにPID,
プログラム名,プログラム配置情報,及びプログラムコ
ードを含むプログラムデータを送信して、該ダウンロー
ド情報を受信した受信装置で、当該受信装置の機種コー
ドおよびバージョン情報を該ダウンロード情報と比較し
て、バージョンアップしていないとき、当該受信装置に
整合性のある上記プログラムデータを取得するものとし
ているが、本実施の形態2によるリモートメンテナンス
方法は、送信側からダウンロード情報のみを送信して、
実施の形態1と同様にしてバージョンアップしていない
ことを確認したとき、受信装置からバージョンが上がっ
ていないことを送信側に通知するものである。
ンテナンス方法においても、実施の形態1において用い
たダウンロード情報(図4参照)を用いる。
ムデータは、ダウンロード情報に記載された全機種コー
ドに対応するすべてのものを送信したため、これはかな
りな容量になり、頻繁に伝送するのは効率が悪い。そこ
で、容量の少ないダウンロード情報のみを頻繁に周期的
に伝送し、プログラムデータについては、ダウンロード
情報に記載されたすべてのものを、定期的に1日1回等
と限定して伝送したり,或いは各受信装置のソフトウェ
アのバージョンアップに必要なもののみを別途送信す
る。
るリモートメンテナンス装置の動作の一例を示すフロー
チャート図である。次に、本実施の形態2におけるリモ
ートメンテナンス装置の動作を図8に沿って説明する。
動作と同様であり、図6に示したS1〜S7と同様の動
作を行う。次いで、バージョンアップしていなければ終
了し、バージョンアップしていれば、通信部20よりセ
ンター25(本実施の形態2においては、衛星放送の放
送局)に、当該リモートメンテナンス装置1を特定する
ための受信機IDと、ソフトウェアのバージョン情報お
よびハードウェアのバージョン情報である機種コードと
を通知する(S8)。このとき、該ソフトウェアのバー
ジョン情報および機種コードを通知するかわりに、該受
信装置でバージョンアップに必要と判断したプログラム
データのプログラムデータPIDを通知するものとして
もよい。
モートメンテナンス装置1からの通知を受けて、上記受
信機IDの受信装置でソフトウェアのバージョンアップ
に必要なプログラムデータを電波によって伝送する。こ
の場合、放送局は仕様の異なる多数のリモートメンテナ
ンス装置からの、種々のプログラムデータの伝送の要求
があれば、ダウンロード情報に記載されたすべてのプロ
グラムデータを伝送するものとしてもよい。これは、地
上波放送の電波,放送以外の電波,或いは有線放送によ
りプログラム情報を伝送する場合でも同様である。
ネットワーク接続された各パソコンに対して、それぞれ
のパソコンからの通知に応じて必要なプログラムデータ
のみを、電話回線等によって伝送することも可能であ
る。
されて、バージョンアップした場合にも、バージョンア
ップしたことを送信側に通知するようにすれば、送信側
で確実に受信側の状態を把握することができる。
トメンテナンス方法では、送信側から、実施の形態1に
おいて用いられたダウンロード情報のみを伝送して、該
ダウンロード情報を受信したリモートメンテナンス装置
は、該ダウンロード情報によってバージョンアップして
いないことを確認した場合、バージョンが上がっていな
いことを送信側に通知し、また、バージョンアップした
ときにも送信側に通知する通信部を備えた構成としたか
ら、送信側でバージョンアップされていないリモートメ
ンテナンス装置を確認することができ、バージョンアッ
プに必要なプログラムデータを伝送することによってバ
ージョンアップが可能であるとともに、プログラムデー
タを受信してバージョンアップを終了したことを把握す
ることもできる。
送時のエラーチェックであるCRC(Cyclic redundanc
y check )の際のエラーの有無や、プログラムデータが
正常にダウンロードされていないときに、プログラムの
アドレス解決ができないなどのエラーが、万が一発生し
ていないかを確認し、これらの確認結果を送信側に送信
することができるので、エラーが通知された場合に、当
該エラーに対して送信側から適切な処置を指示すること
が可能で、正常であったときには、確実にダウンロード
されたことを送信側で把握することができる。
ダウンロード情報に含まれてダウンロードされたテスト
プログラム(図4参照)を実行して、格納再配置された
プログラムコードがソフトウェアとしてロジック的に動
作可能か否かを調べる。このとき、この結果を送信側に
送信することができるので、実行エラーとなった場合、
当該エラーに対して送信側から適切な処置を指示するこ
とが可能で、正常であったときには、バージョンアップ
が終了してプログラムを実行可能な状態にあることを送
信側で把握することができる。
ートメンテナンス方法は、上記実施の形態1によるリモ
ートメンテナンス方法において放送局から伝送するダウ
ンロード情報およびプログラムデータに加えて、サービ
スプログラム情報を伝送するものである。図9は、本実
施の形態3によるリモートメンテナンス方法において、
放送局から伝送されるサービスプログラム情報の一例を
示す図である。図に示すように、本実施の形態3による
リモートメンテナンス方法では、衛星放送の放送局か
ら、該放送局が提供する全てのサービスを記載した全サ
ービス情報,及び受信したプログラムを実行する受信装
置のハードウェア(機種コード)に応じて、利用可能な
サービスの情報だけでなく、機種コードに応じたソフト
ウェアのバージョンごとに利用可能なサービスの情報を
含んだ、サービスプログラム情報が番組放送に多重化し
て送出される。
けるリモートメンテナンス装置の動作の一例を示すフロ
ーチャート図である。次に、本実施の形態3におけるリ
モートメンテナンス装置の動作を図10に沿って説明す
る。
ログラムをプログラム格納部18のバージョンアップ領
域に格納する。そして、上記サービスプログラム情報を
取り出すために、フロントエンド部11,TSデコーダ
12の初期設定を行う(S1)。
らの電波によって伝送され、ローダ部13は、該サービ
スプログラム情報がTSデコーダ12でデコードされた
か否かを問い合わせる(S2)。
ドされている場合、まず、ローダ部13は、ハード情報
格納部16から機種コードを取得し(S3)、またソフ
ト情報格納部17からバージョン情報を取得する(S
4)。
ハード情報格納部16の機種コードと同じ機種コードが
あるか否かを調べ(S5)、同じ機種コードがなけれ
ば、当該サービスプログラム情報をサービス情報格納部
21に格納することなく終了する。
ービスプログラム情報から全サービス情報(図9参照)
を取得し、該全サービス情報をサービス情報格納部21
に格納する(S6)。また、ローダ部13は、取得した
ソフト情報格納部17のバージョン情報で実行可能なサ
ービス名を取得し(S7)、サービス情報格納部21に
格納された全サービスのうち、このバージョンで実行可
能なサービスをマークする(図11参照)(S8)。
ラム情報を取得したことをプログラム実行部19に通知
する(S9)。ここでいうサービスプログラム情報を取
得する,とは、送信側より伝送されたサービスプログラ
ム情報そのままではなく、余分な他の受信装置で実行可
能なサービスについての情報などを含まない図11に示
した全サービス情報に実行可能なサービスがマークされ
たものを格納することをいう。なお、受信装置がバージ
ョンアップされていない場合、現在のバージョンによっ
て実行可能なサービスにマークするだけでなく、バージ
ョンアップした場合に実行可能となるサービスにも、バ
ージョンアップした場合に実行可能であることを示すマ
ークを付するようにすれば、ユーザは状況をより把握し
やすくなる。
における動作の一例を示すフローチャート図である。さ
らに、プログラム実行部19における動作を図12に沿
って説明する。
ードし(S1)、復調器11,TSデコーダ12,及び
AVデコーダ23を初期セットしておくとともに(S
2)、ローダ部13を起動しておく(S3)。これによ
り、上記ダウンロード情報,上記プログラムデータ,及
び上記サービスプログラム情報をいつでも取得可能な状
態にしておく。このとき上記ダウンロード情報および上
記プログラムデータを取得する場合のローダ部13での
動作については、図6に示し、実施の形態1において既
に説明し、また、上記サービスプログラム情報を取得す
る場合のローダ部13での動作についても、図10に示
し、上述したので説明を省略する。
したプログラムを実行する(S4)。ここで、入力部2
2から終了イベントを取得したか(例えば、ユーザがリ
モコンの終了キーを押して入力部に入力したか)否かを
調べ(S5)、取得していれば、ローダ部13を終了す
る(S6)。
ービスプログラム情報取得イベントを取得(例えば、リ
モコン等を用いてユーザがサービスプログラム情報の取
得を指示するキーを入力)したときは(S7)、サービ
ス情報格納部21からサービス情報を取得して(S
8)、該サービスプログラム情報を画面に表示するため
の画面イメージを作成し(S9)、AVデコーダ23に
出力する(S10)。
ントでもなく、その他のイベントを取得したときは(S
7)、その取得した他のイベントを処理するためのプロ
グラムを実行する(S11)。
に戻る。サービスプログラム情報取得イベントを取得し
た場合も(S7〜S10)、S5に戻って再びイベント
処理を行う。
成するかわりに、音声イメージを作成して画面に表示す
る内容を音声でユーザに示すものであってもよい。
ージが画面に表示されたもの(図13(a)参照)によ
れば、ユーザは選択可能なものを実行可能なサービス,
選択不可のものを実行不可能なサービスとして、実行可
能なサービスか否かを一目で把握することが可能であ
る。なお、このとき画面に表示されるものには、図13
(a)に示されている" 詳細情報" および" 取消" は表
示されないが、その他は図13(a)に示されていると
おりである。
ログラム情報を画面表示し、実行可能なサービスを確認
した後、実行可能なサービスのいずれかを受信して実行
する場合について、図1を参照して簡単に説明する。
せて、TSデコーダ12で該チャンネルが提供する番組
であるサービスのメニューを出力する。プログラム実行
部19は、取得したメニューを画面に表示するための画
面イメージを作成し、これはAVデコーダ23で出力さ
れて再生部24で画面表示される。ユーザは、この画面
から所望のサービスをマウスでクリックするなどして選
択し、これが入力部22からプログラム実行部19に入
力され、プログラム実行部19は、TSデコーダ12に
選択されたサービスをデコードさせる。該サービスはA
Vデコーダ23でデコードされて再生部24で画面表示
されることによって実行される。この他、上記サービス
プログラム情報と上記サービスのメニューをリンクして
画面表示させるようにしてもよい。
トメンテナンス方法は、実施の形態1において用いられ
たダウンロード情報およびプログラムデータに加えて、
送信側から全サービス情報,及び機種コードに応じたソ
フトウェアのバージョンごとに実行可能なサービスの情
報を含むサービスプログラム情報を伝送して、該サービ
スプログラム情報を受信したリモートメンテナンス装置
は、該装置の機種コードおよびバージョン情報を上記サ
ービスプログラム情報と比較して、当該装置で実行可能
なサービスを把握する構成としたから、視聴者に、リモ
ートメンテナンス装置のソフトウェアの現在のバージョ
ン又はバージョンアップにより実行可能なサービスを案
内することができる。
ートメンテナンス方法は、上記実施の形態3によるリモ
ートメンテナンス方法において用いられるサービスプロ
グラム情報に、サービスをどの程度の実行レベルで表示
可能かということを示すサービス表示制限事項を付加し
たものを伝送するものである。
メンテナンス方法において、放送局から伝送されるサー
ビスプログラム情報の一例を示す図である。図に示すよ
うに、本実施の形態4において用いるサービスプログラ
ム情報には、上記実施の形態3において用いたサービス
プログラム情報において、提供される番組であるサービ
スが記載された全サービス情報に、各サービスが要求す
る当該サービスの実行レベルを示すサービス実行制限事
項が追加され、また、上記機種コードに対応したソフト
ウェアのバージョンで、実際に上記サービスを実行可能
な実行レベルを示すサービス実行制限事項が付加して記
載されている。
これを実行するために要求されるカラー表示の実行レベ
ルは、フルカラー表示であり最高の実行レベルである。
「ゲーム」は、機種コード(STB−9706)の受信
装置で実行できるサービスであるが、これはバージョン
情報(000001)のバージョンでは実行できるが、
ここでは16色表示しかできない。また、バージョン情
報(010001)のバージョンでは、256色表示ま
で実行レベルが上がっているが、要求されるフルカラー
表示まではできない。このことは、「ゲーム」が、フル
カラー表示されることによって楽しむことのできるもの
であっても、上記受信装置では、実行できるのに表示状
態が悪く、充分楽しむことができないということを示し
ている。
は、これを実行するために要求される音声の実行レベル
は、2か国語,及びステレオで再生できる実行レベルで
ある。「ニュース」も、機種コード(STB−970
6)の受信装置で実行できるサービスである。バージョ
ン情報(000001)のバージョンでは、ステレオで
再生できるが2か国語では再生できず、バージョンアッ
プしたバージョン情報(010001)では、サービス
が要求する実行レベルと同じ、2か国語,及びステレオ
で再生可能である。
ンス装置の構成は、実施の形態3におけるリモートメン
テナンス装置のそれと同じである。その動作について
は、図10を参照して説明する。
4までの動作を行い、同じ機種コードがなければ、当該
サービスプログラム情報をサービス情報格納部21に格
納することなく終了する。
に、ローダ部13は、取得したソフト情報格納部17の
バージョン情報より、上記サービスプログラム情報から
全サービス情報,及び取得したバージョン情報に関する
サービスについての情報を取得し、これらの情報をサー
ビス情報格納部21に格納する。
ラム情報を取得したことをプログラム実行部19に通知
する。ここでいうサービスプログラム情報は、余分な他
の受信装置で実行可能なサービスについての情報などを
含まず、プログラム実行部19で当該サービスプログラ
ム情報を画面に表示するための画面イメージを作成し、
これを画面に表示した状態が図13に示したものであ
る。まず、(a)に示す画面表示1が表示され、これは
実施の形態3において用いたサービスプログラム情報を
画面表示したものに相当し、この画面により実行可能な
サービスを確認できる。次に、画面表示1に表示された
詳細情報をクリック等することによって、(b)に示す
画面表示2が表示され、実行可能なサービスと、現在の
ソフトウェアのバージョンで該サービスを実行可能な実
行レベルが示される。「ゲーム」は実行できないので表
示されず、実行可能な「ニュース」が表示され、現在の
ソフトウェアのバージョン(010001)で実行可能
な実行レベルである2か国語およびステレオが示されて
いる。
ップしていない場合には、現在のバージョン情報に関す
るサービスについての情報だけでなく、バージョンアッ
プ後に実行可能となるサービスについての情報も取得す
るようにすれば、ユーザは状況をより把握しやすくな
る。
トメンテナンス方法では、実施の形態3に用いたサービ
スプログラム情報に、サービスの実行レベルを示すサー
ビス実行制限事項を付加したサービスプログラム情報を
伝送して、当該サービスプログラム情報を受信したリモ
ートメンテナンス装置は、該装置の機種コードおよびバ
ージョン情報を上記サービスプログラム情報と比較し
て、上記サービスプログラム情報のうち、上記全サービ
ス情報,及び現在のソフトウェアのバージョン,或いは
バージョンアップしていないときは、現在,及びバージ
ョンアップ後のバージョンで、実行可能なサービスにつ
いての情報を格納する構成としたから、視聴者に、リモ
ートメンテナンス装置のソフトウェアの現在のバージョ
ン又はバージョンアップにより実行可能なサービスを案
内することができるだけでなく、この実行可能なサービ
スを、どの程度の実行レベルで実行できるかを案内する
ことができる。
請求項8)によれば、放送局から、機種コード,バージ
ョン情報,プログラム名,及びプログラムデータPID
を含むダウンロード情報と、プログラムコード,プログ
ラム名,及びPIDを含むプログラムデータのデータパ
ケットを伝送して、該ダウンロード情報を受信したリモ
ートメンテナンス装置は、当該装置の機種コード,及び
バージョン情報を該ダウンロード情報と比較して、バー
ジョンアップしていない場合、バージョンアップに必要
なプログラムデータPIDを有するプログラムデータを
取得する構成としたから、受信したプログラムを実行す
る受信装置のハードウェアとソフトウェアとの整合性を
保証したソフトウェアのバージョンアップを可能とする
効果がある。
によれば、請求項1に記載のリモートメンテナンス方
法,或いは請求項8に記載のリモートメンテナンス装置
において、上記プログラムデータは、該プログラムに含
まれるファンクションの受信側での配置情報をさらに含
み、受信側で、該配置情報に基づいて、転送されたプロ
グラムを入れ換え、或いは追加するものとしたから、バ
ージョンアップにより確実に機能するソフトウェアプロ
グラムとすることができる効果がある。
0)によれば、請求項1に記載のリモートメンテナンス
方法,或いは請求項8に記載のリモートメンテナンス装
置において、バージョンアップの際、伝送時エラーが発
生したか否かを確認して送信側に通知するものとしたか
ら、エラーが通知された場合に、当該エラーに対して送
信側から適切な処置を指示することが可能で、正常であ
ったときには、確実にダウンロードされたことを送信側
で把握することができる効果がある。
1)によれば、請求項1に記載のリモートメンテナンス
方法,或いは請求項8に記載のリモートメンテナンス装
置において、ダウンロード情報に含まれてダウンロード
されたテストプログラムを実行して、バージョンアップ
されたプログラムコードがソフトウェアとしてロジック
的に動作可能か否かを調べ、その結果を送信側に送信す
るものとしたから、実行エラーとなった場合、当該エラ
ーに対して送信側から適切な処置を指示することが可能
で、正常であったときには、バージョンアップが終了し
てプログラムを実行可能な状態にあることを送信側で把
握することができる効果がある。
2)によれば、送信側から、機種コード,バージョン情
報,プログラム名,及びプログラムデータPIDを含む
ダウンロード情報のみを伝送して、該ダウンロード情報
を受信したリモートメンテナンス装置は、該ダウンロー
ド情報によってバージョンアップしていないことを確認
した場合、バージョンが上がっていないことを送信側に
通知し、また、バージョンアップしたときにも送信側に
通知するものとしたから、送信側でバージョンアップさ
れていないリモートメンテナンス装置を確認することが
でき、プログラムコードを伝送することによってバージ
ョンアップが可能であるとともに、プログラムコードが
伝送されてバージョンアップを終了したことを把握する
こともできる効果がある。
3)によれば、送信側から全サービス情報,及び機種コ
ードに応じたソフトウェアのバージョンごとに実行可能
なサービスの情報を含むサービスプログラム情報を伝送
して、該サービスプログラム情報を受信したリモートメ
ンテナンス装置は、該装置の機種コードおよびバージョ
ン情報を上記サービスプログラム情報と比較して、当該
装置で実行可能なサービスを把握するものとしたから、
視聴者に、リモートメンテナンス装置のソフトウェアの
現在のバージョン又はバージョンアップにより実行可能
なサービスを案内することができる効果がある。
4)によれば、送信側から全サービス情報,機種コード
に応じたソフトウェアのバージョンごとに実行可能なサ
ービスの情報,及びサービスの実行レベルを示すサービ
ス実行制限事項を付加したサービスプログラム情報を伝
送して、当該サービスプログラム情報を受信したリモー
トメンテナンス装置は、該装置の機種コードおよびバー
ジョン情報を上記サービスプログラム情報と比較して、
上記サービスプログラム情報のうち、上記全サービス情
報,及び現在のソフトウェアのバージョン,或いはバー
ジョンアップしていないときは、現在,及びバージョン
アップ後のバージョンで、実行可能なサービスについて
の情報を格納する構成としたから、視聴者に、リモート
メンテナンス装置のソフトウェアの現在のバージョン又
はバージョンアップにより実行可能なサービスを案内す
ることができるだけでなく、この実行可能なサービス
を、どの程度の実行レベルで実行できるかを案内するこ
とができる効果がある。
トメンテナンス装置の構成をまとめて示すブロック図で
ある。
置で実行されるソフトウェアの構成を示す模式図であ
る。
において、衛星放送の電波によって送信側から送信され
るプログラムデータの一例を示す図である。
において、衛星放送の電波によって送信側から送信され
るダウンロード情報の一例を示す図である。
るプログラムの状態の一例を示す図である。
テナンス装置の動作の一例を示すフローチャート図であ
る。
報格納部に格納されている情報の一例を示す図である。
テナンス装置の動作の一例を示すフローチャート図であ
る。
において、放送局から伝送されるサービスプログラム情
報の一例を示す図である。
ンテナンス装置の動作の一例を示すフローチャート図で
ある。
て、サービス情報格納部に格納されている、全サービス
情報に実行可能なサービスがマークされたサービスプロ
グラム情報。
の一例を示すフローチャート図である。
法において、サービス情報格納部に格納されているサー
ビスプログラム情報を画面に表示したものの一例を示す
図である。
法において、放送局から伝送されるサービスプログラム
情報の一例を示す図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 送信側から無線,あるいは有線のディジ
タル放送によって、ある処理目的を持ったファンクショ
ンの集まりであるプログラムを転送して、受信側で当該
プログラムからなるプログラム群で構成するソフトウェ
アを、該プログラムの変更あるいは追加を行うことによ
ってバージョンアップするリモートメンテナンス方法に
おいて、 上記送信側から、上記プログラムデータを受信できるハ
ードウェアのバージョンを示す機種コード,該機種コー
ドに対応したソフトウェアのバージョンを示すバージョ
ン情報,該ソフトウェアのバージョンにおいて入れ換
え,或いは追加される上記プログラムの名称であるプロ
グラム名,及び該機種コードに対応したソフトウェアの
バージョンにバージョンアップするために必要なプログ
ラムコードが格納されたプログラムデータパケットの識
別子(PID)を含むダウンロード情報と、上記プログ
ラムのプログラムコード,プログラム名,及び該パケッ
トの識別子(PID)を含むプログラムデータとをデー
タパケットで転送し、 上記受信側では、当該受信側のハードウェアのバージョ
ンを示す機種コード,及び当該機種コードに対応したソ
フトウェアのバージョンを示すバージョン情報を、受信
したダウンロード情報に記載された機種コードおよびバ
ージョン情報と比較して、両者のバージョンが一致せ
ず、バージョンアップしていないとき、上記ダウンロー
ド情報に記載されたPIDを基に、バージョンアップに
必要なプログラムデータが転送されるデータパケットを
取得し格納することによりバージョンアップを行うこと
を特徴とするリモートメンテナンス方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のリモートメンテナンス
方法において、 上記プログラムデータは、そのプログラムに含まれるフ
ァンクションの受信側での配置情報をさらに含み、 上記受信側では、該配置情報に基づいて、転送されたプ
ログラムを入れ換え、或いは追加することを特徴とする
リモートメンテナンス方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載のリモートメンテナンス
方法において、 上記受信側では、バージョンアップを行う際、伝送時エ
ラーが発生したか否かを確認し、その確認結果を上記送
信側に通知することを特徴とするリモートメンテナンス
方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載のリモートメンテナンス
方法において、 上記送信側から、テストプログラムであるプログラムコ
ードを含むプログラムデータを転送し、 上記受信側では、バージョンアップ時に、上記テストプ
ログラムを実行し、実行エラーの有無を上記送信側に通
知することを特徴とするリモートメンテナンス方法。 - 【請求項5】 送信側から無線,あるいは有線のディジ
タル放送によって、ある処理目的を持ったファンクショ
ンの集まりであるプログラムを転送して、受信側で当該
プログラムからなるプログラム群で構成するソフトウェ
アを、該プログラムの変更あるいは追加を行うことによ
ってバージョンアップするリモートメンテナンス方法に
おいて、 上記送信側から、上記プログラムデータを受信できるハ
ードウェアのバージョンを示す機種コード,該機種コー
ドに対応したソフトウェアのバージョンを示すバージョ
ン情報,該ソフトウェアのバージョンにおいて入れ換
え,或いは追加される上記プログラムの名称であるプロ
グラム名,及び該機種コードに対応したソフトウェアの
バージョンにバージョンアップするために必要なプログ
ラムコードが格納されたプログラムデータパケットの識
別子(PID)を含むダウンロード情報をデータパケッ
トで転送し、 上記受信側では、当該受信側のハードウェアのバージョ
ンを示す機種コード,及び当該機種コードに対応したソ
フトウェアのバージョンを示すバージョン情報を、上記
ダウンロード情報に記載された上記機種コードおよび上
記バージョン情報と比較して、ソフトウェアのバージョ
ンアップを終了しているか否かを確認し、その確認した
結果を上記送信側へ通知することを特徴とするリモート
メンテナンス方法。 - 【請求項6】 送信側から無線,あるいは有線のディジ
タル放送によって、ある処理目的を持ったファンクショ
ンの集まりであるプログラムを転送して、受信側で当該
プログラムからなるプログラム群で構成するソフトウェ
アを、該プログラムの変更あるいは追加を行うことによ
ってバージョンアップするリモートメンテナンス方法に
おいて、 上記送信側から、当該送信側が提供する全てのサービス
のサービス名を示した全サービス情報,上記プログラム
データを受信できるハードウェアのバージョンを示す機
種コード,該機種コードに対応したソフトウェアのバー
ジョンを示すバージョン情報,及び該ソフトウェアのバ
ージョンごとに実行可能なサービスのサービス名を記載
したサービスプログラム情報を転送し、 上記受信側では、当該受信側のハードウェアのバージョ
ンを示す機種コード,及び当該機種コードに対応したソ
フトウェアのバージョンを示すバージョン情報を、上記
サービスプログラム情報に記載された上記機種コードお
よび上記バージョン情報と比較して、上記全サービス情
報において、現在のソフトウェアのバージョン,あるい
は比較したバージョンが一致せず、バージョンアップし
ていないときは、バージョンアップ後のバージョンで、
実行可能なサービスをマーキングすることを特徴とする
リモートメンテナンス方法。 - 【請求項7】 送信側から無線,あるいは有線のディジ
タル放送によって、ある処理目的を持ったファンクショ
ンの集まりであるプログラムを転送して、受信側で当該
プログラムからなるプログラム群で構成するソフトウェ
アを、該プログラムの変更あるいは追加を行うことによ
ってバージョンアップするリモートメンテナンス方法に
おいて、 上記送信側から、当該送信側が提供する全てのサービス
のサービス名,及び各サービスが要求する当該サービス
の実行レベルを示すサービス実行制限事項を示した全サ
ービス情報,上記プログラムを受信できるハードウェア
のバージョンを示す機種コード,該機種コードに対応し
たソフトウェアのバージョンを示すバージョン情報,並
びに,該ソフトウェアのバージョンごとに実行可能なサ
ービスのサービス名,及び当該ソフトウェアのバージョ
ンにおいて可能な上記サービスの実行レベルを示すサー
ビス実行制限事項を記載したサービスプログラム情報を
転送し、 上記受信側では、当該受信側のハードウェアのバージョ
ンを示す機種コードおよび当該機種コードに対応したソ
フトウェアのバージョンを示すバージョン情報を、上記
サービスプログラム情報の、上記機種コード,及び上記
バージョン情報と比較して、上記サービスプログラム情
報のうち、上記全サービス情報,及び現在のソフトウェ
アのバージョン,あるいは比較したバージョンが一致せ
ず、バージョンアップしていないときは、現在,及びバ
ージョンアップ後のバージョンで、実行可能なサービス
についての情報を格納することを特徴とするリモートメ
ンテナンス方法。 - 【請求項8】 送信側から無線,或いは有線のディジタ
ル放送によって、ある処理目的を持ったファンクション
の集まりであるプログラムを転送して、受信側で当該プ
ログラムからなるプログラム群で構成するソフトウェア
を、該プログラムの変更あるいは追加を行うことによっ
てバージョンアップするリモートメンテナンス方法を実
行する装置であって、 上記送信側から転送された,上記プログラムを受信でき
るハードウェアのバージョンを示す機種コード,該機種
コードに対応したソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報,該ソフトウェアのバージョンにおいて入れ
換え,或いは追加される上記プログラムの名称であるプ
ログラム名,及び該バージョンに上げるために必要なプ
ログラムコードが格納されたプログラムデータパケット
の識別子(PID)を含むダウンロード情報と、上記プ
ログラムのプログラムコード,プログラム名,及び該パ
ケットの識別子(PID)を含むプログラムデータとを
受信するプログラム受信部と、 自己装置のハードウェアのバージョンを示す機種コード
を格納するハード情報格納部と、 自己装置の現在のソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報を格納するソフト情報格納部と、 上記ハード情報格納部および上記ソフト情報格納部にそ
れぞれ格納された上記機種コードおよび上記バージョン
情報を、上記ダウンロード情報に記載された機種コード
および上記バージョン情報と比較して、バージョンアッ
プしているか否かを確認してプログラム受信制御を行
い、比較したバージョンが一致せず、バージョンアップ
していないとき、上記ダウンロード情報に記載されたP
IDを基に、バージョンアップに必要なプログラムデー
タのプログラムコードをプログラム格納部に格納してプ
ログラム格納制御を行うローダ部と、 上記プログラムデータから上記バージョンアップに必要
なプログラムコードを格納するプログラム格納部と、 上記プログラム格納部に格納されたプログラムを実行す
るプログラム実行部とを備えたことを特徴とするリモー
トメンテナンス装置。 - 【請求項9】 送信側から無線,或いは有線のディジタ
ル放送によって、ある処理目的を持ったファンクション
の集まりであるプログラムを転送して、受信側で当該プ
ログラムからなるプログラム群で構成するソフトウェア
を、該プログラムの変更あるいは追加を行うことによっ
てバージョンアップするリモートメンテナンス方法にお
いて用いる装置であって、 上記送信側から転送された,上記プログラムを受信でき
るハードウェアのバージョンを示す機種コード,該機種
コードに対応したソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報,該ソフトウェアのバージョンにおいて入れ
換え,或いは追加される上記プログラムの名称であるプ
ログラム名,及び該バージョンに上げるために必要なプ
ログラムコードが格納されたプログラムデータパケット
の識別子(PID)を含むダウンロード情報と、上記プ
ログラムのプログラムコード,プログラム名,該パケッ
トの識別子(PID),及び該プログラムに含まれるフ
ァンクションの受信側での配置情報を含むプログラムデ
ータとを受信するプログラム受信部と、 自己装置のハードウェアのバージョンを示す機種コード
を格納するハード情報格納部と、 自己装置の現在のソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報を格納するソフト情報格納部と、 上記ハード情報格納部および上記ソフト情報格納部にそ
れぞれ格納された上記機種コードおよび上記バージョン
情報を、上記ダウンロード情報に記載された機種コード
および上記バージョン情報と比較して、バージョンアッ
プしているか否かを確認してプログラム受信制御を行
い、比較したバージョンが一致せず、バージョンアップ
していないとき、上記ダウンロード情報に記載されたP
IDおよび配置情報を基に、バージョンアップに必要な
プログラムデータのプログラムコードをプログラム格納
部に格納してプログラム格納制御を行うローダ部と、 上記プログラムデータから上記バージョンアップに必要
なプログラムコードを格納するプログラム格納部と、 上記プログラム格納部に格納されたプログラムを実行す
るプログラム実行部とを備えたことを特徴とするリモー
トメンテナンス装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載のリモートメンテナン
ス装置において、 上記ローダ部は、バージョンアップの際、伝送時エラー
が発生したか否かを確認し、確認結果を下記通信部より
上記送信側に通知させ、 上記確認結果を上記送信側に送信する通信部をさらに備
えたことを特徴とするリモートメンテナンス装置。 - 【請求項11】 請求項9に記載のリモートメンテナン
ス装置において、 上記プログラム受信部は、上記送信側から転送された,
テストプログラムのプログラムコードを有するプログラ
ムデータを受信し、 上記ローダ部は、上記プログラム格納制御時に、上記プ
ログラム実行部におけるテストプログラムの実行による
実行エラーの有無を下記通信部より送信側に通知させ、 上記テストプログラムの実行による実行エラーの有無を
上記送信側に送信する通信部とを備えたことを特徴とす
るリモートメンテナンス装置。 - 【請求項12】 送信側から無線,或いは有線のディジ
タル放送によって、ある処理目的を持ったファンクショ
ンの集まりであるプログラムを転送して、受信側で当該
プログラムからなるプログラム群で構成するソフトウェ
アを、該プログラムの変更あるいは追加を行うことによ
ってバージョンアップするリモートメンテナンス方法に
おいて用いる装置であって、 上記送信側から転送された,上記プログラムを受信でき
るハードウェアのバージョンを示す機種コード,該機種
コードに対応したソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報,該ソフトウェアのバージョンにおいて入れ
換え,或いは追加される上記プログラムの名称であるプ
ログラム名,及び該バージョンに上げるために必要なプ
ログラムコードが格納されたプログラムデータパケット
の識別子(PID)を含むダウンロード情報を受信する
プログラム受信部と、 自己装置のハードウェアのバージョンを示す機種コード
を格納するハード情報格納部と、 自己装置の現在のソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報を格納するソフト情報格納部と、 上記ハード情報格納部および上記ソフト情報格納部にそ
れぞれ格納された上記機種コードおよび上記バージョン
情報を、上記ダウンロード情報の、上記機種コードおよ
び上記バージョン情報と比較して、バージョンアップし
ているか否かを確認してプログラム受信制御を行い、確
認した結果を下記通信部より上記送信側に通知させるロ
ーダ部と、 バージョンアップしたか否かを確認したとき、自己装置
の、上記機種コードおよび上記バージョン情報ととも
に、確認した結果を上記送信側に通知する通信部と、 上記プログラムを格納するプログラム格納部と、 上記プログラム格納部に格納されたプログラムを実行す
るプログラム実行部とを備えたことを特徴とするリモー
トメンテナンス装置。 - 【請求項13】 送信側から無線,或いは有線のディジ
タル放送によって、ある処理目的を持ったファンクショ
ンの集まりであるプログラムを転送して、受信側で当該
プログラムからなるプログラム群で構成するソフトウェ
アを、該プログラムの変更あるいは追加を行うことによ
ってバージョンアップするリモートメンテナンス方法に
おいて用いる装置であって、 上記送信側から転送された、当該送信側が提供する全て
のサービスのサービス名を示した全サービス情報,上記
プログラムを受信できるハードウェアのバージョンを示
す機種コード,該機種コードに対応したソフトウェアの
バージョンを示すバージョン情報,及び該ソフトウェア
のバージョンごとに実行可能なサービスのサービス名を
記載したサービスプログラム情報を受信するプログラム
受信部と、 自己装置のハードウェアのバージョンを示す機種コード
を格納するハード情報格納部と、 自己装置の現在のソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報を格納するソフト情報格納部と、 上記ハード情報格納部および上記ソフト情報格納部にそ
れぞれ格納された上記機種コードおよび上記バージョン
情報を、上記サービスプログラム情報の、上記機種コー
ドおよび上記バージョン情報と比較して、上記全サービ
ス情報において、現在のソフトウェアのバージョン,或
いは比較したバージョンが一致せず、バージョンアップ
していないときは、バージョンアップ後のバージョン
で、実行可能なサービスをマークして、マークした全サ
ービス情報をサービス情報格納部に格納するローダ部
と、 上記マークした全サービス情報を格納するサービス情報
格納部と、 上記プログラムを格納するプログラム格納部と、 上記プログラム格納部に格納されたプログラムを実行,
及び上記サービス情報格納部に格納された情報から画面
イメージを作成するプログラム実行部と、 上記プログラム実行部で作成された画面イメージを表示
する再生部とを備えたことを特徴とするリモートメンテ
ナンス装置。 - 【請求項14】 送信側から無線,或いは有線のディジ
タル放送によって、ある処理目的を持ったファンクショ
ンの集まりであるプログラムを転送して、受信側で当該
プログラムからなるプログラム群で構成するソフトウェ
アを、該プログラムの変更あるいは追加を行うことによ
ってバージョンアップするリモートメンテナンス方法に
おいて用いる装置であって、 上記送信側から転送された、当該送信側が提供する全べ
てのサービスのサービス名,及び各サービスが要求する
当該サービスの実行レベルを示すサービス実行制限事項
を示した全サービス情報と,上記プログラムを受信でき
るハードウェアのバージョンを示す機種コード,該機種
コードに対応したソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報,並びに,該ソフトウェアのバージョンごと
に実行可能なサービスのサービス名,及び当該ソフトウ
ェアのバージョンにおいて可能な上記サービスの実行レ
ベルを示すサービス実行制限事項を記載したサービスプ
ログラム情報を受信するプログラム受信部と、 自己装置のハードウェアのバージョンを示す機種コード
を格納するハード情報格納部と、 自己装置の現在のソフトウェアのバージョンを示すバー
ジョン情報を格納するソフト情報格納部と、 上記ハード情報格納部および上記ソフト情報格納部にそ
れぞれ格納された上記機種コードおよび上記バージョン
情報を、上記サービスプログラム情報の、上記機種コー
ドおよび上記バージョン情報と比較して、上記サービス
プログラム情報のうち、上記全サービス情報,及び現在
のソフトウェアのバージョン,あるいは比較したバージ
ョンが一致せず、バージョンアップしていないときは、
現在,及びバージョンアップ後のバージョンで、実行可
能なサービスについての情報をサービス情報格納部に格
納するローダ部と、 上記サービスプログラム情報のうち、上記全サービス情
報,並びに現在のソフトウェアのバージョン,或いはバ
ージョンアップしていないときは、現在,及びバージョ
ンアップ後のバージョンで、実行可能なサービスについ
ての情報を格納するサービス情報格納部と、 上記プログラムを格納するプログラム格納部と、 上記プログラム格納部に格納されたプログラムを実行,
及び上記サービス情報格納部に格納された情報から、画
面または音声イメージを作成するプログラム実行部と、 上記プログラム実行部で作成された,画面または音声イ
メージを示す再生部とを備えたことを特徴とするリモー
トメンテナンス装置。
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