JPH11100775A - 介護用に適したシーツ材料 - Google Patents
介護用に適したシーツ材料Info
- Publication number
- JPH11100775A JPH11100775A JP9299310A JP29931097A JPH11100775A JP H11100775 A JPH11100775 A JP H11100775A JP 9299310 A JP9299310 A JP 9299310A JP 29931097 A JP29931097 A JP 29931097A JP H11100775 A JPH11100775 A JP H11100775A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- resin
- vinyl acetate
- tourmaline
- nonwoven fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bedding Items (AREA)
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 病人や老人に快適な使用感を与えるシーツ材
料を提供すること。 【解決手段】 酢酸ビニル系樹脂及び微粉砕トルマリン
原石よりなる塗料を合成繊維よりなる不織布素材に塗布
し、または含浸することによってシーツ材料を得る。
料を提供すること。 【解決手段】 酢酸ビニル系樹脂及び微粉砕トルマリン
原石よりなる塗料を合成繊維よりなる不織布素材に塗布
し、または含浸することによってシーツ材料を得る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、合成繊維不織布
を用いたシーツ材料に関するものである。更に詳しく
は、老人・病人の介護に適したシーツ材料に関するもの
である。
を用いたシーツ材料に関するものである。更に詳しく
は、老人・病人の介護に適したシーツ材料に関するもの
である。
【０００２】従来の介護用シーツ材料は単に木綿のシー
ツ用素材をただ生なりのまま用いたり、樹脂加工として
塩化ビニル樹脂の被膜をトッピングンにより設けたり、
ウレタン樹脂の被膜を転写法や湿式凝固法により設けた
り、アクリル系樹脂の所謂樹脂加工を施したり、フッ素
系樹脂の被膜を転写法や含浸法により設けたものであっ
た。
ツ用素材をただ生なりのまま用いたり、樹脂加工として
塩化ビニル樹脂の被膜をトッピングンにより設けたり、
ウレタン樹脂の被膜を転写法や湿式凝固法により設けた
り、アクリル系樹脂の所謂樹脂加工を施したり、フッ素
系樹脂の被膜を転写法や含浸法により設けたものであっ
た。
【０００３】これらの方法によるシーツ材料は介護用の
目的に使用された場合、汚れがつきやすい、汚れ防止の
ためにムレやすい、樹脂加工の硬い風合のために被介護
者に硬い感触を感じさせたり、ベトつき感を取るために
逆に被介護者に異物感をあたえるなどあまり病人や老人
に快適な使用状態を提供するものではなかった。
目的に使用された場合、汚れがつきやすい、汚れ防止の
ためにムレやすい、樹脂加工の硬い風合のために被介護
者に硬い感触を感じさせたり、ベトつき感を取るために
逆に被介護者に異物感をあたえるなどあまり病人や老人
に快適な使用状態を提供するものではなかった。
【０００４】
【この発明の課題及びその解決方法】この発明は、かか
る病人や老人に快適な使用感を与えるシーツ材料を提供
することにある。
る病人や老人に快適な使用感を与えるシーツ材料を提供
することにある。
【０００５】近年、無機質充填剤を用いた合成樹脂塗料
を繊維基材に適用し、所謂健康促進や抗菌効果をうたう
ものが多数見受けられた。特に銀を配位したゼオライト
化合物の抗菌効果、遠赤外線の発生をうたったある種の
無機化合物を充填した塗料を塗布し、或は含浸した繊維
素材が介護用のシーツ材料として開発されてきた。
を繊維基材に適用し、所謂健康促進や抗菌効果をうたう
ものが多数見受けられた。特に銀を配位したゼオライト
化合物の抗菌効果、遠赤外線の発生をうたったある種の
無機化合物を充填した塗料を塗布し、或は含浸した繊維
素材が介護用のシーツ材料として開発されてきた。
【０００６】この発明の発明者はそれらの効果を否定し
たり、明確に肯定するだけの科学量論的手段方法を見い
出せていないのでそれらに関して批判することは避けた
い。この発明はトルマリン原石の持つ電気化学的性質を
利用し、特定の合成樹脂と組み合わせることにより、予
期せぬ効果が発現することを見出し、この発明を完成す
るに到ったものである。
たり、明確に肯定するだけの科学量論的手段方法を見い
出せていないのでそれらに関して批判することは避けた
い。この発明はトルマリン原石の持つ電気化学的性質を
利用し、特定の合成樹脂と組み合わせることにより、予
期せぬ効果が発現することを見出し、この発明を完成す
るに到ったものである。
【０００７】すなわち、酢酸ビニル系樹脂及び微粉砕ト
ルマリン原石よりなる塗料を合成繊維よりなる不織布素
材に塗布し、または含浸することによって微粉砕トルマ
リン原石を表面層から中心層に向けて密度勾配を持たし
めた分布状態としたことを特徴とするシーツ材料はトル
マリン原石の持つそれ自体の単位電池的な働きと合成繊
維よりなる不織布材料の静電気発生機能とが補完的作用
となって、身体にソフトな感じを与え、耐久性に優れた
シーツ材料を与えるものと推定される。
ルマリン原石よりなる塗料を合成繊維よりなる不織布素
材に塗布し、または含浸することによって微粉砕トルマ
リン原石を表面層から中心層に向けて密度勾配を持たし
めた分布状態としたことを特徴とするシーツ材料はトル
マリン原石の持つそれ自体の単位電池的な働きと合成繊
維よりなる不織布材料の静電気発生機能とが補完的作用
となって、身体にソフトな感じを与え、耐久性に優れた
シーツ材料を与えるものと推定される。
【０００８】この発明に用いられる酢酸ビニル系樹脂と
は、酢酸ビニルのモノマーの重合による酢酸ビニル樹
脂、酢酸ビニルトエチレンモノマーの共重合によるエチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂よりなるものをいう。
は、酢酸ビニルのモノマーの重合による酢酸ビニル樹
脂、酢酸ビニルトエチレンモノマーの共重合によるエチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂よりなるものをいう。
【０００９】勿論、該酢酸ビニル系樹脂には、その性
質、特徴を大きく変えない範囲内において、他の樹脂成
分を配合することもできるし、また、微粉砕トルマリン
原石以外の無機質充填剤を添加することは可能である。
ただ、トルマリン原石の有する電池的機能を阻害する役
割を果すものはなるべくなら添加しない方が良い。ごく
微量の成分として自然に副生するものはやむを得ないの
は当然である。
質、特徴を大きく変えない範囲内において、他の樹脂成
分を配合することもできるし、また、微粉砕トルマリン
原石以外の無機質充填剤を添加することは可能である。
ただ、トルマリン原石の有する電池的機能を阻害する役
割を果すものはなるべくなら添加しない方が良い。ごく
微量の成分として自然に副生するものはやむを得ないの
は当然である。
【００１０】
【実施例１】下記配合１の樹脂組成物をポリエチレンテ
レフタレート繊維より成るスパンボンド不織布（目付：
３０／ｍ２）の一方の側から塗布し、裏ヌケを適宜手段
により防止しながら、浸透せしめ、１２０℃で５分間乾
燥し、シーツ材料を得た。尚、比較の為に配合１の樹脂
組成物をアクリル系樹脂をベースにしたもの、ウレタン
樹脂をベースにしたものを実施例１と同様に加工してシ
ーツ材料を得た。これらを比較例１及び比較例２とす
る。 配合１ エチレン−酢酸ビニル系樹脂（住友化学工業（株）製、商品名 スミカフレ ックス４００） １００重量部 トルマリンＴ １重量部 黒トルマリン ９重量部 水 適宜 粘度： ６０００±５００ｃｐｓ
レフタレート繊維より成るスパンボンド不織布（目付：
３０／ｍ２）の一方の側から塗布し、裏ヌケを適宜手段
により防止しながら、浸透せしめ、１２０℃で５分間乾
燥し、シーツ材料を得た。尚、比較の為に配合１の樹脂
組成物をアクリル系樹脂をベースにしたもの、ウレタン
樹脂をベースにしたものを実施例１と同様に加工してシ
ーツ材料を得た。これらを比較例１及び比較例２とす
る。 配合１ エチレン−酢酸ビニル系樹脂（住友化学工業（株）製、商品名 スミカフレ ックス４００） １００重量部 トルマリンＴ １重量部 黒トルマリン ９重量部 水 適宜 粘度： ６０００±５００ｃｐｓ
【００１１】
【実施例２】実施例１において樹脂として酢酸ビニル樹
脂（サイデン化学（株）製、商品名サイビノールＤＢＡ
−１０５）を用いた以外は実施例１と同様にして、実施
例２のシーツ材料を得た。これら実施例１及び実施例
２、比較例１及び比較例２の物性を表１に示す。
脂（サイデン化学（株）製、商品名サイビノールＤＢＡ
−１０５）を用いた以外は実施例１と同様にして、実施
例２のシーツ材料を得た。これら実施例１及び実施例
２、比較例１及び比較例２の物性を表１に示す。
【００１２】
【表１】
Claims (2)
- 【請求項１】酢酸ビニル系樹脂及び微粉砕トルマリン原
石よりなる塗料を合成繊維よりなる不織布素材に塗布
し、または含浸することによって微粉砕トルマリン原石
を表面層から中心層に向けて密度勾配を持たしめた分布
状態としたことを特徴とするシーツ材料。 - 【請求項２】合成繊維よりなる不織布素材がポリエステ
ルのスパンボンド不織布である請求項第１項記載のシー
ツ材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9299310A JPH11100775A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 介護用に適したシーツ材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9299310A JPH11100775A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 介護用に適したシーツ材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11100775A true JPH11100775A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17870890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9299310A Pending JPH11100775A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 介護用に適したシーツ材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11100775A (ja) |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP9299310A patent/JPH11100775A/ja active Pending
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