JPH1099A - Lh−rh誘導体の製造方法 - Google Patents
Lh−rh誘導体の製造方法Info
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- JPH1099A JPH1099A JP8152643A JP15264396A JPH1099A JP H1099 A JPH1099 A JP H1099A JP 8152643 A JP8152643 A JP 8152643A JP 15264396 A JP15264396 A JP 15264396A JP H1099 A JPH1099 A JP H1099A
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- C07K5/0821—Tripeptides with the first amino acid being heterocyclic, e.g. His, Pro, Trp
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Abstract
R1は低級アルキルを示す。)で表されるペプチドフラグ
メントと、一般式(2) :H-Ser-Tyr-X-Leu-Arg-Pro-Y
(式中、XはD-Leu 、D-Ser(But)、D-Trp 、(2-ナフチ
ル)-D-Ala 、Leu 又はGly を示し、YはGly-NH2 、アザ
グリシン又はNHR2(R2は低級アルキルである。)を示
す。)で表されるペプチドフラグメントとを、キモトリ
プシン又はキモトリプシン様酵素の存在下で反応させる
ことを特徴とする、一般式(3) :pGlu-His-Trp-Ser-Tyr
-X-Leu-Arg-Pro-Y(式中、X及びYは前記のとおりで
ある。)で表されるLH−RH誘導体の製造方法。 【効果】 ラセミ化等の副反応を伴わないのでLH−R
H誘導体の分離、精製が容易であり、しかも、収率が高
く、未反応のペプチドフラグメントを回収して再利用す
ることが可能であるため、工業的に極めて有用である。
Description
ペプチドであるLH−RH誘導体を酵素を用いて効率的
に製造する方法に関する。
ホルモン(FSH)は、視床下部に生成する黄体形成ホ
ルモン放出ホルモンLH−RHの支配下に脳下垂体前葉
から放出される。LH−RH及びその誘導体は、性腺刺
激ホルモン分泌活性を有し、連続投与により性腺機能の
抑制現象が認められることから、例えば子宮内膜症、中
枢性思春期早発症、不妊症、前立腺癌等の予防及び/又
は治療薬として応用されている。既に医薬品となってい
るものにブセレリン(特公昭60-9519号公報)、ゴセレ
リン(特公昭61-13480号公報)、リュープロレリン(特
公昭53-14072号公報)、ナファレリン(特公昭63-56238
号公報)がある。
として、そのポリペプチドに対応する部分配列をもつペ
プチドフラグメントを液相法又は固相法で形成せしめ、
各フラグメントを液相中でさらにカップリングさせる液
相合成法による化学合成法(特公昭56-47175号公報、特
開昭49-117468号公報、特公昭57-29462号公報、特公昭5
7-25540号公報、特公昭63-17839号公報、特公昭63-4539
8号公報、特開昭48-40770号公報、特開昭50-88069号公
報、特開昭49-41375号公報、特開昭49-41376号公報、特
開昭48-99170号公報、特公昭52-20996号公報、特開昭49
-35381号公報、特公昭52-8831号公報、特公昭57-61268
号公報、特公昭53-14072号公報、特公昭57-26506号公
報、特公昭60-22720号公報、特公昭61-13480号公報、特
公平3-71439号公報等参照)が知られている。
アミノ酸残基の数が増すに従ってその溶解度が微妙に変
化するので適当な溶媒を見出すのが次第に困難になり、
それにつれて目的のペプチドと未反応物や副生成物との
分離の困難さも増大してくる。特にLH−RH及びその
誘導体の4位のセリン残基はラセミ化し易いので夾雑物
として残存すること、また原料の回収が不可能なことな
ど、反応後の処理が困難で且つ不経済なことから工業的
に十分満足できるものではない。
−RH誘導体を効率よく大量に、しかも安価に製造する
方法を提供することにある。
意研究を重ねた結果、酵素合成手法により工業的生産に
適したLH−RH誘導体の製造方法を見出し、本発明を
完成した。
ドフラグメントと、一般式(2) : H-Ser-Tyr-X-Leu-Arg-Pro-Y (2) (式中、XはD-Leu 、D-Ser(But)、D-Trp 、(2-ナフチ
ル)-D-Ala 、Leu 又はGlyを示し、YはGly-NH2 、アザ
グリシン又はNHR2(R2は低級アルキルである。)を示
す。)で表されるペプチドフラグメントとを、キモトリ
プシン又はキモトリプシン様酵素の存在下で反応させる
ことを特徴とする、一般式(3) : pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-X-Leu-Arg-Pro-Y (3) (式中、X及びYは前記のとおりである。)で表される
LH−RH誘導体の製造方法を提供する。
は、炭素原子数1〜3個のアルキルを意味し、メチル、
エチル、プロピル及びイソプロピルが挙げられる。ま
た、本明細書において、アミノ酸、ペプチド、保護基、
溶媒、その他に関し略号で表示する場合、国際純正及び
応用化学連合(IUPAC)、国際生化学連合(IU
B)の規定、あるいは当該分野における慣用記号に従う
ものとする。その例を以下に示す。ただし、アミノ酸等
に関し光学異性体がありうる場合は、特に明示しなけれ
ばL体を示すものとする。
イミド HOSu:N-ヒドロキシコハク酸イミド HOBt:1-ヒドロキシベンゾトリアゾール MeOH:メタノール EtOH:エタノール AcOH:酢酸
トは、一般式(3) で表されるLH−RH誘導体のアミノ
酸配列の1位から3位のアミノ酸残基に相当するもので
ある。また、一般式(2) で表されるペプチドフラグメン
トは、一般式(3) で表されるLH−RH誘導体のアミノ
酸配列の4位以下のアミノ酸残基に相当するものであ
る。
ト又は一般式(2) で表されるペプチドフラグメントは、
それぞれ、公知のペプチド合成の常法手段に従って合成
できる。例えば「ザ.ペプチド(The Peptides)」第1巻
(1966年)[Schreder and Luhke著、Academic Press ,New
York, U.S.A.]、あるいは「ペプチド合成」[泉屋ら
著、丸善株式会社(1975年)]に記載されている方法に従
って、例えばアジド法、酸クロライド法、酸無水物法、
混合酸無水物法、DCC法、活性エステル法(p-ニトロ
フェニルエステル法、N−ヒドロキシコハク酸イミドエ
ステル法、シアノメチルエステル法等)、ウッドワード
試薬Kを用いる方法、カルボイミダゾール法、酸化還元
法、DCC−アディティブ(HONB、HOBt、HOSu)法、固
相法等により合成することができる。上記のような一般
的なペプチドの合成法により、例えば、C末端アミノ酸
に、アミノ酸配列にしたがって順次1個ずつアミノ酸を
縮合させるいわゆるステップワイズ伸長法によって、又
は数個のフラグメントに分けて各フラグメントを合成し
てそれらをカップリングさせるフラグメント縮合法によ
って製造することができる。
ペプチドフラグメントの合成反応工程では、反応に関与
すべきではない官能基は通常の保護基によって保護さ
れ、反応終了後保護基は脱離される。更に、反応に関与
する官能基は通常活性化される。これら各反応方法は公
知であり、それに用いられる試薬等も公知のものから適
宜選択し得る。
シカルボニル(Z)、t-ブチルオキシカルボニル(Boc)
、t-アミルオキシカルボニル(Aoc) 、イソボニルオキ
シカルボニル、p-メトキシベンジルオキシカルボニル、
2-クロル-ベンジルオキシカルボニル、アダマンチルオ
キシカルボニル、トリフルオロアセチル、フタロイル、
ホルミル、o-ニトロフェニルスルフェニル、ジフェニル
ホスフィノチオイル等が挙げられる。
ルエステル(例えば、メチルエステル、エチルエステ
ル、プロピルエステル、ブチルエステル、tert−ブチル
エステル等)、ベンジルエステル、p-ニトロベンジルエ
ステル、メチルベンジルエステル、p-クロロベンジルエ
ステル、ベンズヒドリルエステル、ベンジルオキシカル
ボニルヒドラジド、tert-ブチルオキシカルボニルヒド
ラジド、トリチルヒドラジド等が挙げられる。
活性化されたものとしては、例えば、対応する酸クロラ
イド、酸無水物又は混合酸無水物、アジド、活性エステ
ル(例えば、ペンタクロロフェノール、p-ニトロフェノ
ール、N-ヒドロキシコハク酸イミド、N-ヒドロキシベン
ズトリアゾール、N-ヒドロキシ-5-ノルボルネン-2,3-ジ
カルボキシイミド等とのエステル)等が挙げられる。
ばジシクロヘキシルカルボジイミド、カルボジイミダゾ
ール等のカルボジイミド試薬やテトラエチルピロホスフ
ェイト等の存在下に実施し得る場合もある。
結合の開裂に使用されてきたが、その逆反応であるペプ
チド結合の生成反応にも関与し得ることは古くから知ら
れている。長鎖ペプチドの酵素合成はその構造中に限ら
れた基質特異性のあるアミノ酸を有する場合か、限られ
た基質特異性を有する酵素を用いる場合に限定されるた
め、トリプシンやキモトリプリンのような一般的な酵素
はペプチドの形成反応に用いられることは少ない。従っ
て酵素反応は主にオリゴペプチド等の比較的短鎖のペプ
チド結合に用いられるが、合成条件の検討に時間を要す
るため、ペプチドを製造する場合一般的には化学合成が
用いられており、化学合成で副反応が多い場合や反応が
困難な場合に酵素合成が試される。酵素合成は条件次第
では化学合成での上記問題点が解決され、大量生産可能
な緩和な条件で行うことにより極めて有用な方法になる
ことがある。
(1) で表されるペプチドフラグメントと、一般式(2) で
表されるペプチドフラグメントとを、キモトリプシン又
はキモトリプシン様酵素の存在下で反応させて両者を結
合させることにより、一般式(3) で表されるLH−RH
誘導体を効率よく製造することに成功したものである。
化学連合(I.U.B) 酵素委員会に酵素番号EC.3.4.21.1 と
して登録されており、ウシ膵臓から得られる酵素であ
る。キモトリプシンは、SIGMA 社等から市販されてい
る。この反応は、通常、pH5〜10、好ましくはpH6〜9
の緩衝液を含む媒質中で行われる。
であればその種類は特に限定されることなく各種のもの
を使用することができる。例えば、トリス塩酸緩衝液、
マックイルベイン緩衝液、リン酸緩衝液、酢酸アンモニ
ウム緩衝液、アトキンス&パンチン氏緩衝液、ベロナー
ル緩衝液等が挙げられる。
する場合、該緩衝液は、通常、水混和性有機溶媒と混合
して使用される。その水混和性有機溶媒としては、例え
ば、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキ
シド(DMSO)、ジメチルイミダゾリジノン(DMI)、ヘ
キサメチルホスホリルトリアミド(HMPA)、メタノール
(MeOH)、エタノール(EtOH)等が挙げられる。好まし
いのは、ジメチルホルムアミド、メタノール、及びエタ
ノールである。またブタノール、酢酸エチルなどと分離
する溶媒を使用することもできる。これらの有機溶媒は
1種単独で、又は2種以上の組み合わせで使用すること
ができる。水混和性有機溶媒の混合割合は、一般的には
70容量%以下、好ましくは50容量%以下の範囲である。
リプシン様酵素が作用する温度範囲、即ち、一般的には
約0〜約50℃、好ましくは約0℃〜約20℃の範囲で行
う。キモトリプシン又はキモトリプシン様酵素の使用量
は、特に制限はなく、反応条件に応じて適宜変えること
ができる。
グメント1モル当たり、一般式(1)で表されるペプチド
フラグメントを、通常、1〜5モル、好ましくは2〜4
モル使用する。反応は、キモトリプシン又はキモトリプ
シン様酵素を、一般的な方法、例えば、担体結合法、架
橋法、包括法、その他の方法により固定化した固定化酵
素を利用して行うことができる。担体結合法において用
いる担体としては、セルロース、デキストラン、アガロ
ースのような多糖類の誘導体、ポリアクリルアミドゲ
ル、多孔性ガラス等が挙げられる。架橋法において用い
る架橋試薬としては、例えば、グルタールアルデヒド、
ビスジアゾベンジジン、N,N-ポリメチレンビスヨードア
セトアミド、N,N-エチレンビスマレインイミド等が挙げ
られる。包括法で用いる素材としては、ポリアクリルア
ミドゲル、ポリアクリルアルコールゲル、デンプン、コ
ンニャク粉、ナイロン、ポリウレア、ポリスチレン、エ
チルセルロース、コロジオン、硝酸セルロース等が挙げ
られる。但し、固定化法は何らこれらに限定されるもの
ではない。
H誘導体は、通常の方法に従って脱塩、精製することが
できる。例えば、DEAE−セルロース等のイオン交換
クロマトグラフィー、セファデックスLH−20、セフ
ァデックスG−25等の分配クロマトグラフィー、シリ
カゲル等の順相クロマトグラフィー、ODS−シリカゲ
ル等の逆相クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラ
フィー等が挙げられる。
するための従来の既知の方法に比べて以下に述べるよう
な利点があり、工業的に極めて有用である。 イ)酵素反応の性質上ラセミ化等の副反応を伴わず合成
することができるため精製分離が容易である。 ロ)収率が高く、また未反応のフラグメントは、回収再
利用できるので経済的に有利である。 LH−RH誘導体は必要に応じて医薬品として許容され
得る塩、例えば、酢酸塩、塩酸塩、リン酸塩等にするこ
とができる。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。以下の実施例において、得られた純粋ペプチドの同
定は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の保持
時間の測定、旋光度の測定及びアミノ酸分析により行っ
た。これらの測定は、特に示さない限り、下記の測定法
及び測定条件により行った。
C) 高速液体クロマトグラフィー分析には、LC-Module-1
(日本ウォーターズ・リミテッド社製)を用いた。 (HPLC分析条件) カラム:TSK gel ODS-120T(4.6×250mm) 溶 媒:0.1%TFA−アセトニトリル(アセトニトリ
ルを20%から50%に毎分1%変化させる直線勾配グラジ
ェント) 流 速:1ml/min 検出波長:220nm
いた。 (旋光度測定条件) 光線: Naランプ 589nm 温度: 20℃ 層長: 100mm 濃度: 5mg/ml ・アミノ酸分析 アミノ酸分析は、得られたペプチドを6Nの塩酸( 0.1
%フェノール含有)中で 110℃、20時間加水分解した後
に、日立アミノ酸分析装置L-8500型(日立製作所製)を
用いて行った。
製造 (1-1) Boc-Arg(Tos)-Pro-NHEt の製造 Boc-Arg(Tos)-OH 214.3gをTHF 150ml及びDMF 100
mlの混合溶媒に溶解し、ドライアイス−エタノールで−
20℃に冷却した。次に、これにN−メチルモルフォリン
35mlを滴下し、続いてイソブチルクロロフォルメイト66
mlを滴下して、−20℃で1分間撹拌して該当する混合酸
無水物を製造した。得られた反応液を、H-Pro-NHEt 71.
1gをTHF 300mlに溶解した溶液と混合し、0℃で5分
間、室温で30分間撹拌した。その後、得られた反応混合
液を減圧濃縮した。残渣に酢酸エチル1200ml(2回)を
加えて、水 500mlで2回洗浄した後、酢酸エチル層を減
圧濃縮した。残渣をエーテルで処理して固化し、乾燥し
た。このようにしてBoc-Arg(Tos)-Pro-NHEt 221.18g
(収率80.0%)が得られた。Boc-Arg(Tos)-Pro-NHEt の
融点、旋光度、TLCのRf及び元素分析値を下記に示
す。
をジクロロメタン(DCM) 150mlに溶解した。これ
に、氷冷下でTFA 150mlを加えて、30分間室温で撹拌
した。得られた反応液を減圧濃縮し、残渣にエーテル15
00mlを加えて固化し、乾燥した。このようにしてH-Arg
(Tos)-Pro-NHEt・TFAを得た。この脱保護体H-Arg(Tos)-P
ro-NHEt・TFAを、DMF80ml及びTHF 200mlの混合溶
媒に溶解し、冷却しながらN−メチルモルフォリンで中
和した。次いで、Z-Leu-OH 53.06g とHOSu 23.02g
とをTHF 200mlに溶解した液、及び、WSC 36.4ml
を加えて0℃で5分間、室温で一夜撹拌した。ニンヒド
リンでの確認後、反応混合液を減圧濃縮した。
で2回、飽和食塩水 500mlで2回洗浄した。次いで、酢
酸エチル層を減圧濃縮し、残渣をエーテルで処理して固
化し、乾燥した。このようにして、Z-Leu-Arg(Tos)-Pro
-NHEt 119.5g(収率85.1%)が得られた。Z-Leu-Arg(To
s)-Pro-NHEt の融点、旋光度、TLCのRf及び元素分析
値を下記に示す。
製造 上記(1-2) で製造したZ-Leu-Arg(Tos)-Pro-NHEt 20.99g
にアニソール32mlを加え、次いで、ドライアイス−エタ
ノールで-70℃に冷却しながらHF約 200mlを加えて0
℃で1時間撹拌した。その後、減圧濃縮して、残渣をエ
ーテルで処理した。析出した生成物を濾取し、水酸化ナ
トリウム上で真空乾燥しH-Leu-Arg-Pro-NHEt・HFを得
た。
溶解した。これをドライアイス−エタノールで -20℃に
冷却し、N−メチルモルフォリン3.3mlを滴下し、次い
でイソブチルクロロフォルメイト3.96mlを滴下した後、
-20℃で1分間撹拌して該当する混合酸無水物を製造し
た。得られた反応液を、H-Leu-Arg-Pro-NHEt・HFのDM
F 200ml溶液(N−メチルモルフォリンで中和したも
の)と混合し、0℃で5分間、室温で30分間撹拌した。
その後、減圧濃縮し、残渣に水 500mlを加えて、ブタノ
ール 200mlで5回抽出した。抽出液を水で5回洗浄した
後、ブタノール層を減圧濃縮し、残渣をエーテルで処理
して固化した。このようにしてZ-D-Ser(But)-Leu-Arg-P
ro-NHEt 22.89g (収率90.5%)が得られた。Z-D-Ser(Bu
t)-Leu-Arg-Pro-NHEtの融点、旋光度、TLCのRf及び
元素分析値を下記に示す。
溶解し、HOSu12.7g及びWSC20mlを加えて0℃で
5分間、室温で一夜撹拌した。ニンヒドリンで確認後、
反応混合液を減圧濃縮した。残渣に酢酸エチル 500mlを
加え、1N塩酸200mlで2回、飽和重曹水200mlで2回、
飽和食塩水2回の順で洗浄した。酢酸エチル層を減圧濃
縮し、残渣をヘキサンで処理して固化した。このように
してZ-Ser-Tyr-OMe 38.44g(収率92.3%)が得られた。Z
-Ser-Tyr-OMe の融点、旋光度、TLCのRf及び元素分
析値を下記に示す。
ル200mlに溶解し、ヒドラジン50gを加えて、室温で一
夜放置した。その後、減圧濃縮し、メタノール洗浄し
た。このようにしてZ-Ser-Tyr-NHNH2 34.2g(収率90.0
%)が得られた。Z-Ser-Tyr-NHNH2の融点、旋光度、TL
CのRf及び元素分析値を下記に示す。
-NHEtの製造 上記(1-3) で製造したZ-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt
28.0gをメタノール 300mlに溶解し、10%パラジウム/炭
素 2.5g の存在下で水素を添加した。7時間室温で撹拌
した後、触媒を除去して減圧濃縮し、残渣をエーテルで
処理した。このようにして、H-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro
-NHEtを得た。
0.1gをDMF150mlに溶解し、ドライアイス−エタノー
ルで-20℃に冷却した。その溶液に、4N HCl−ジオキサ
ン43.5ml、及び亜硝酸イソアミル 6.5mlを添加してアジ
ド化合物とした。さらにトリエチルアミン24.4mlを添加
して中和した。その混合液をH-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro
-NHEtのDMF150ml溶液に移し、-20℃で2時間、4℃
で17時間攪拌した後濃縮した。残渣に水 500mlを加え、
ブタノール200mlで5回抽出した。水で5回洗浄後、ブ
タノール層を減圧濃縮し、残渣をエーテルで処理して固
化した。このようにしてZ-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg
-Pro-NHEt 33.2g(収率87.5%)が得られた。Z-Ser-Tyr-
D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt の融点、旋光度、TLC
のRf及び元素分析値を下記に示す。
ドライアイス−エタノールで-20℃に冷却し、N−メチ
ルモルフォリン22.0ml、ついでイソブチルクロロフォル
メイト26.4mlを滴下した後、-20℃で1分間撹拌して該
当する混合酸無水物を製造した。得られた反応混合液に
HOSu 25.3gを加えて30分間攪拌した。次いでこれにH-H
is-OH・HCl 62.9g及びトリエチルアミン(TEA) 28.
0mlを水400mlに溶解した溶液を加えた。0℃で1時間、
室温で一夜撹拌した後、減圧濃縮した。残水溶液を酢酸
エチルで洗浄し、水層をブタノール抽出した。水で数回
洗浄した後、ブタノール層を減圧濃縮した。エーテルで
固化した後水に溶解し、pH5に調整した。この水溶液
をHP−20を充填したカラム(5.0×20cm)に注入し、
流出液のパウリー反応が±になるまで水洗した後、メタ
ノールで溶出した。溶出したメタノール液を減圧濃縮
し、残渣をエーテルで処理した。次いでメタノールーエ
ーテルで再結晶化した。このようにしてZ-pGlu-His-OH
59.5g(収率74.3%)が得られた。Z-pGlu-His-OH の融
点、旋光度、TLCのRf及び元素分析値を下記に示す。
・HCl 19.6g及びHOSu12.7gをDMF100mlに溶解し
た。次いで、この溶液を冷却しながらN−メチルモルフ
ォリンで中和した後、WSC2.0mlを加えて0℃で5分
間、室温で一夜撹拌した。ニンヒドリンでの確認後、反
応混合液を減圧濃縮した。残渣に酢酸エチル−nブタノ
ール(1:1)200mlを加え、有機層を水 100mlで3回洗浄し
た。有機層を減圧濃縮し、残渣をエーテルで処理して固
化した。このようにしてZ-pGlu-His-Trp-OMe48.5g(収
率92.3%)が得られた。Z-pGlu-His-Trp-OMeの融点、旋
光度、TLCのRf及び元素分析値を下記に示す。
F50mlに溶解し、10%パラジウム/炭素 500mgの存在下
で水素を添加した。7時間室温で撹拌後、触媒を除去し
て減圧濃縮する。残渣をエーテルで処理して固化した。
このようにしてpGlu-His-Trp-OMe 28.5g (収率91.8%)
が得られた。pGlu-His-Trp-OMeの融点、旋光度、TLC
のRf及び元素分析値を下記に示す。
o-NHEtの製造 上記(1-6) で製造したZ-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-P
ro-NHEt 93.0gをメタノール 800mlに溶解し、10%パラジ
ウム/炭素 5.0g の存在下で水素を添加した。7時間室
温で撹拌した後、触媒を除去して減圧濃縮した。残渣を
エーテルで処理して固化した。このようにしてH-Ser-Ty
r-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt 74.0g(収率90.3%)が
得られた。H-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt の
融点、旋光度、TLCのRf及び元素分析値を下記に示
す。
-Leu-Arg-Pro-NHEtの製造 上記(1-9) で製造したpGlu-His-Trp-OMe 30g及び上記(1
-10)で製造したH-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHE
t 22g をブタノール飽和水1300mlに溶解した。その溶液
に、1000U/mgのキモトリプシン78mgをブタノール飽和水
2.5mlに溶解した溶液を加え、pH7.8 に調整し、10℃で
1時間撹拌した。反応混合液にn−ブタノール 300mlを
加え、n−ブタノール(200ml) と水の分配クロマトグラ
フィーを繰り返した。次いでn−ブタノール 100mlで5
回抽出した。ブタノールは水で洗浄し有機層及び水層を
別々に濃縮し、それぞれをエーテルで固化した。水層よ
り回収した、H-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt
は再度反応に使用する。有機層(n−ブタノール)は濃
縮し、残渣にエーテルを加えて粉末化した。有機層より
得られた粉末は0.01M酢酸アンモニウム水溶液に溶解し
て、CM−セルロースを充填したカラム(4×30cm)上に
注入した。0.01M酢酸アンモニウム水溶液(pH4.4 ) 5
00ml〜0.1 M酢酸アンモニウム水溶液(pH4.4 ) 500ml
の直線型濃度勾配溶出(60ml/時間)を行って、その溶出
液を10mlづつ分画採取した。溶出液を高速液体クロマト
グラフィーにより分析し、目的画分を集めて凍結乾燥し
た。このようにして、pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-D-Ser(Bu
t)-Leu-Arg-Pro-NHEt 22.4gが得られた。pGlu-His-Trp-
Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEtの旋光度、元素
分析値及びアミノ酸分析値を下記に示す。
て) 理論値 C,55.76% H, 7.09% N,16.78% 測定値 C,55.60% H, 7.10% N,16.79% アミノ酸組成; Ser 2.05(2),Glu 1.08(1),Pro 0.99(1),Leu 1.09(1),Ty
r 0.92(1),His 0.93(1),Arg 1.06(1)
の (1-1)〜(1-3) にしたがって製造したZ-D-Ser(But)-L
eu-Arg-Pro-NHEt を、下記 (2-1)〜(2-3) にしたがって
製造した以外は実施例1と同様にしてpGlu-His-Trp-Ser
-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEtを製造した。
/THF(1/1)混合溶液800 mlに溶解し、0 ℃にてN−
メチルモルフォリン 143mlを加えて中和した。次いでD
CC 147.5mlを加えて0 ℃にて5 分間、室温にて15時間
攪拌した。反応溶液を減圧濃縮し、得られた残渣に水10
00mlを加えて、酢酸エチル500 mlで2 回洗浄した後、水
層をブタノール1000mlで3 回抽出した。得られたブタノ
ール層を減圧濃縮することによりZ-Leu-Arg-OEt が得ら
れた。
し、氷冷下にてNH2NH2・H2O 150 mlを加え、室温にて18
時間攪拌した。反応液を減圧濃縮して得られた残渣に水
500mlを加え、ブタノール1000mlで5 回抽出した。抽出
液を水500 mlで4 回洗浄した後、減圧濃縮した。得られ
た残渣をエーテルで処理して固化し、乾燥した。このよ
うにして、Z-Leu-Arg-NHNH2 209.7g(収率74.1%)が得ら
れた。Z-Leu-Arg-NHNH2の融点、旋光度、TLC のRf値、
及び元素分析値を下記に示す。
5) 元素分析値(C20H33N7O4として) 理論値 C:55.61% H:7.64% N:22.51% 測定値 C:55.84% H:7.42% N:22.41%
F 500mlに溶解し、ドライアイス−エタノールで -20℃
に冷却した。その溶液に、4N HCl−ジオキサン225ml、
及び亜硝酸イソアミル 40.5 mlを添加してアジド化合物
とした。さらにトリエチルアミン 126mlを添加して中和
した。その混合液を H-Pro-NHEt 42.6gのDMF 200ml
溶液に移し、-20 ℃にて2 時間、4 ℃にて16時間攪拌し
た後濃縮した。残渣に、水 800mlを加え、酢酸エチル 4
00mlで2 回洗浄した後に、水層をブタノール 800mlで3
回抽出し、更に水 400mlで洗浄した。得られたブタノー
ル層を減圧濃縮した。得られた残渣をエーテルで処理し
て固化し、乾燥した。このようにして、Z-Leu-Arg-Pro-
NHEt 154.5g(収率94.3%)が得られた。Z-Leu-Arg-Pro-NH
Etの融点、旋光度、TLC のRf値、及び元素分析値を下記
に示す。
製造 上記(2-2) で製造したZ-Leu-Arg-NHEt 154.5g をメタノ
ール1500mlに溶解し、10% パラジウム/炭素14g の存在
下で水素を添加した。16時間室温で攪拌後、触媒を除去
して減圧濃縮して H-Leu-Arg-Pro-NHEt が得られた。
溶解した。これをドライアイス−エタノールで -20℃に
冷却し、N−メチルモルフォリン 30.7 mlを滴下し、次
いでイソブチルクロロフォルメイト 36.3 ml滴下した
後、 -20℃で1 分間攪拌して該当する混合酸無水物を製
造した。得られた反応液を、H-Leu-Arg-Pro-NHEtのDM
F 700ml溶液と混合し、0 ℃で5 分間、室温で30分間攪
拌した。その後、減圧濃縮し、残渣に水 1000 mlを加
え、酢酸エチル 500mlで2 回洗浄した後、水層を酢酸エ
チル/ブタノール(2/1) 混合溶液 1000 mlで2 回抽出し
た。抽出液を水 500mlで5 回洗浄した後、減圧濃縮して
得られた残渣をエーテルで処理して固化し、乾燥した。
このようにして、D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt 178.3g
(収率91.2%)が得られた。尚、得られた化合物の融点、
旋光度、TLCのRf及び元素分析値は実施例1の(1-3)
で製造したD-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt のものと一致
した。
20.99gをメタノール 200mlに溶解し、10%パラジウム/
炭素 1.5g の存在下で水素を添加した。7時間室温で攪
拌した後、触媒を除去して減圧濃縮した。残渣をエーテ
ルで処理して固化した。このようにして、H-Leu-Arg(To
s)-Pro-NHEt を得た。
l及びTHF 200mlに溶解した。この溶液を冷却しなが
らN−メチルモルフォリンで中和した。次いで、この溶
液に、Boc-D-Leu-OH 8.86gとHOSu 23.02gとをT
HF 200mlに溶解した溶液、及び、WSC 36.4ml を加
えて0℃で5分間、室温で一夜撹拌した。ニンヒドリン
での確認後、反応混合液を減圧濃縮した。残渣に水500m
lを加え、ブタノール200mlで5回抽出した。水で5回洗
浄した後、ブタノール層を減圧濃縮し、残渣をエーテル
で処理して固化した。このようにしてBoc-D-Leu-Leu-Ar
g(Tos)-Pro-NHEt 21.5g (収率92.1%)が得られた。Boc
-D-Leu-Leu-Arg(Tos)-Pro-NHEt の融点、旋光度、TL
CのRf及び元素分析値を下記に示す。
-NHEt の製造 上記(3-1) で製造したBoc-D-Leu-Leu-Arg(Tos)-Pro-NHE
t 25.8g をDCM 10ml に溶解した。氷冷下、TFA 1
0mlを加えて、30分間室温で撹拌した。次いで減圧濃縮
し、残渣にエーテル 200mlを加えて固化し、乾燥した。
このようにして、H-D-Leu-Leu-Arg(Tos)-Pro-NHEt ・TF
Aを得た。
溶解し、ドライアイス−エタノールで-20℃に冷却し
た。その溶液に4N HCl−ジオキサン 29.8ml 及び亜硝酸
イソアミル 5.3mlを添加してアジド化合物とした。さら
にトリエチルアミン 16.7ml を添加して中和した混合液
を、H-D-Leu-Leu-Arg(Tos)-Pro-NHEt ・TFAのDMF 20
0ml溶液に移し、-20℃で2時間、4℃で17時間攪拌した
後、濃縮した。残渣に水500mlを加え、ブタノール200ml
で5回抽出した。水で5回洗浄後、ブタノール層を減圧
濃縮し、残渣をエーテルで処理して固化した。このよう
にして、Z-Ser-Tyr-D-Leu-Leu-Arg(Tos)-Pro-NHEt 25.0
g(収率83.2%)が得られた。Z-Ser-Tyr-D-Leu-Leu-Arg
(Tos)-Pro-NHEt の融点、旋光度、TLCのRf及び元素
分析値を下記に示す。
の製造 上記(3-2) で製造したZ-Ser-Tyr-D-Leu-Leu-Arg(Tos)-P
ro-NHEt 20.4g に、アニソール 32ml を加え、ドライア
イス−エタノールで -70℃に冷却した。これにHF 200ml
を加えて0℃で1時間攪拌した。その後、減圧濃縮し、
残渣をエーテルで処理し、析出した生成物を濾取して水
酸化ナトリウム上で真空乾燥した。このようにして、H-
Ser-Tyr-D-Leu-Leu-Arg-Pro-NHEt 16.0g (収率92.4%)が
得られた。H-Ser-Tyr-D-Leu-Leu-Arg-Pro-NHEtの融点、
旋光度、TLCのRf及び元素分析値を下記に示す。
rg-Pro-NHEtの製造 H-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt の代わりに、
上記(3-3) で製造したH-Ser-Tyr-D-Leu-Leu-Arg-Pro-NH
Et 1.30g を用いた以外は実施例1の(1-11)と同様の方
法によりpGlu-His-Trp-Ser-Tyr-D-Leu-Leu-Arg-Pro-NHE
t 811mg を得た。pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-D-Leu-Leu-Arg
-Pro-NHEt の旋光度、元素分析値及びアミノ酸分析値を
下記に示す。
Leu 2.09(2),Tyr 0.92(1),His 0.93(1),Arg 1.06(1)
NH 2 の製造 (4-1)Z-Pro-Azgly-NH2の製造 Z-Pro-OH 24.9g、セミカルバジド塩酸塩11.2g及びトリ
エチルアミン14.5mlをDMF200mlに溶解した。その溶
液に、0℃に冷却下、DCC20.6gを加え、4℃で16時
間攪拌した。その後、反応混合液からジシクロヘキシル
ウレア(DCU)を濾過して除去し、減圧濃縮した。残
渣に酢酸エチル 500mlを加え、水 200mlで2回で洗浄し
た。減圧濃縮し、残渣をエーテルで処理して固化した。
このようにしてZ-Pro-Azgly-NH2 16.7g (収率54.3%)
が得られた。Z-Pro-Azgly-NH2 の融点、旋光度、TLC
のRf及び元素分析値を下記に示す。
500mlに溶解し、10%パラジウム/炭素 1.1g の存在下
で水素を添加した。7時間室温で撹拌後、触媒を除去し
て減圧濃縮した。残渣にエーテル1500mlを加えて固化し
乾燥した。このようにして、H-Pro-Azgly-NH2・TFAを得
た。
解し、ドライアイス−エタノールで-20℃に冷却した。
これに、N−メチルモルフォリン3.3mlを滴下し、次い
でイソブチルクロロフォルメイト3.96mlを滴下した後、
-20℃で1分間撹拌して該当する混合酸無水物を製造し
た。得られた反応液を、H-Pro-Azgly-NH2・TFAのDMF
200ml溶液(N−メチルモルフォリンで中和したもの)
と混合し、0℃で5分間、室温で30分間撹拌した後、減
圧濃縮した。残渣に水 500mlを加え、ブタノール200ml
で5回抽出した。水で5回洗浄後、ブタノール層を減圧
濃縮し、残渣をエーテルで処理して固化した。このよう
にして、Boc-Arg(NO2)-Pro-Azgly-NH2 16.7g (収率88.
6%)が得られた。Boc-Arg(NO2)-Pro-Azgly-NH2 の融
点、旋光度、TLCのRf及び元素分析値を下記に示す。
造 上記(4-2) で製造したBoc-Arg(NO2)-Pro-NHEt 110.54g
をDCM 150ml に溶解した。その溶液に、氷冷下でT
FA 150mlを加えて、30分間室温で撹拌した。次いでそ
の反応混合液を減圧濃縮し、残渣にエーテル1500mlを加
えて固化し乾燥した。このようにして、H-Arg(NO2)-Pro
-NHEt・TFAを得た。
l及びTHF 200mlの混合溶媒に溶解した。この溶液を
冷却しながらN−メチルモルフォリンで中和した。次い
で、この溶液に、Z-Leu-OH 53.06g (0.2mole)とHOS
u 23.02g (0.22mole)とをTHF 200mlに溶解した溶
液、及びWSC 36.4ml (0.2mole )を加えて0℃で5分
間、室温で一夜撹拌した。ニンヒドリンでの確認後、反
応混合液を減圧濃縮した。残渣に酢酸エチル1500mlを加
え、水500mlで2回、飽和食塩水500mlで2回洗浄した。
その後、酢酸エチル層を減圧濃縮し、残渣をエーテルで
処理して固化し乾燥した。このようにして、Z-Leu-Arg
(NO2)-Pro-Azgly-NH2 27.52g (収率98.6%)が得られ
た。Z-Leu-Arg(NO2)-Pro-Azgly-NH2 の融点、旋光度、
TLCのRf及び元素分析値を下記に示す。
2の製造 上記(4-3) で製造したZ-Leu-Arg(NO2)-Pro-Azgly-NH2 1
6.5g をDMF500mlに溶解し、10%パラジウム/炭素 1.
1g の存在下で水素を添加した。7時間室温で撹拌した
後、触媒を除去して減圧濃縮した。残渣にエーテル1500
mlを加えて固化し乾燥した。このようにしてH-Leu-Arg-
Pro-Azgly-NH2 を得た。
溶解し、ドライアイス−エタノールで -20℃に冷却し
た。この溶液に、N−メチルモルフォリン3.3mlを滴下
し、次いでイソブチルクロロフォルメイト3.96mlを滴下
した後、-20℃で1分間撹拌して該当する混合酸無水物
を製造した。得られた反応液を、H-Leu-Arg-Pro-Azgly-
NH2 のDMF 200ml溶液(N−メチルモルフォリンで中
和したもの)と混合し、0℃で5分間、室温で30分間撹
拌した後、減圧濃縮した。残渣に水500mlを加え、ブタ
ノール200mlで5回抽出した。水で5回洗浄後、ブタノ
ール層を減圧濃縮し、残渣をエーテルで処理して固化し
た。このようにして、Z-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-Azgly
-NH2 16.9g (収率78.3%)が得られた。Z-D-Ser(But)-L
eu-Arg-Pro-Azgly-NH2の融点、旋光度、TLCのRf及び
元素分析値を下記に示す。
Azgly-NH2の製造 上記(4-4) で製造したZ-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-Azgly
-NH2 26.7g をメタノール 500mlに溶解し、10%パラジウ
ム/炭素 1.9g の存在下で水素を添加した。7時間室温
で撹拌した後、触媒を除去し、減圧濃縮した。残渣をエ
ーテルで処理し、析出した生成物を濾取し、水酸化ナト
リウム上で真空乾燥した。このようにして、H-D-Ser(Bu
t)-Leu-Arg-Pro-Azgly-NH2を得た。
NH2 18.5g をDMF 150mlに溶解し、ドライアイス−エ
タノールで-20℃に冷却した。その溶液に4N−HCl
−ジオキサン 33.4ml 及び亜硝酸イソアミル 6.0mlを添
加してアジド化合物とした。さらにトリエチルアミン 1
8.7ml を添加して中和した。その混合液を、H-D-Ser(Bu
t)-Leu-Arg-Pro-Azgly-NH2のDMF 150ml溶液に移し、
-20℃で2時間、4℃で17時間攪拌した後濃縮した。残
渣に水500mlを加え、ブタノール200mlで5回抽出した。
水で5回洗浄後、ブタノール層を減圧濃縮し、残渣をエ
ーテルで処理して固化した。このようにして、Z-Ser-Ty
r-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-Azgly-NH2 28.3g (収率78.
6%)が得られた。Z-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-A
zgly-NH2の融点、旋光度、TLCのRf及び元素分析値を
下記に示す。
Azgly-NH2 の製造 上記(4-5) で製造したZ-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-P
ro-Azgly-NH2 25.4gをメタノールに500mlに溶解し、10%
パラジウム/炭素 1.3g の存在下で水素を添加した。7
時間室温で撹拌した後、触媒を除去して減圧濃縮した。
残渣をエーテルで処理して固化した。このようにして、
H-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-Azgly-NH2 20.7 g
(収率94.6%)が得られた。H-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-
Arg-Pro-Azgly-NH2の融点、旋光度、TLCのRf及び元
素分析値を下記に示す。
Ser−Tyr−D−Ser(But)−Leu−Ar
g−Pro−Azgly−NH2 の製造 H-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt の代わりに、
上記(4-6) で製造したH-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-P
ro-Azgly-NH2 1.30gを用いた以外は実施例1の(1-11)と
同様の方法により、pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-D-Ser(But)-
Leu-Arg-Pro-Azgly-NH2 812mg を得た。pGlu-His-Trp-S
er-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-Azgly-NH2 の旋光度、
元素分析値及びアミノ酸分析値を下記に示す。
Leu 1.03(1),Tyr 0.92(1),His 0.94(1),Arg 1.02(1)
造 (5-1) H-Ser-Tyr-D-Trp-Leu-Arg-Pro-Gly-NH2の製造 固相合成装置として Milligen Bioreserch社製ペプチド
シンセサイザー9600を用いて固相合成を行った。まず、
p-メチルベンズヒドリルアミン(MBHA)樹脂(ペプ
チド研究所社製、アミノ基0.72mmol/g)694mg をペプチ
ド固相合成用反応容器に入れ、DCM 8ml(4回、各1
分間)、60%TFA含有DCM溶液 8ml(20分間)、D
CM 4ml(3回、各15秒間)、DIEA 1ml含有DMF
溶液 3ml(2回、各1分間)DMF 8ml(6回、各40秒
間)の順でアルゴンガス気流中攪拌下にて処理した。ま
た、各々の処理毎に濾過を行った。
rg-Pro-Gly-NH2のアミノ酸配列の第10番目のアミノ酸残
基に対応するBoc−Gly−OH 2mmole をDCM 4mlに溶
解した。この溶液をアミノ酸活性化容器に入れ、DCC
( 0.5M−DCM溶液) 3ml及びHOBt( 0.5M−D
CM溶液) 4mlを加え、30分間反応させた。反応液を
濾過して濃縮容器に移した。これにDMF 3mlを加え、
アルゴンガス気流下DCMを留去した。その後、DMF
3mlを加え、前記のペプチド固相合成用反応容器に移し
て30分間反応させた。次いでDCM 8mlで洗浄した(6
回、各20秒間)。さらにBoc−Gly −OH 2mmolをDC
M 4mlに溶解し、アミノ酸活性化反応容器中で同様の操
作を繰り返すいわゆるダブルカップリング法を行った
後、濾過してBoc−Gly−MBHA樹脂を得た。
をDCM 8mlで洗浄し(4回、各1分間)、濾過した。
これに、60%TFA含有DCM溶液 8ml(20分間)、D
CM4ml(3回、各15秒間)、DIEA 1ml含有DMF
溶液 3ml(2回、各1分間)、DMF 8ml(6回、各40
秒間)の順でアルゴンガス気流中、攪拌下にて処理し、
また、各々の処理毎に濾過を行った。
-Arg-Pro-Gly-NH2のアミノ酸配列の第9番目のアミノ酸
残基に対応するBoc−Pro−OH 2mmole をDCM 4
mlに溶解し、アミノ酸活性化容器中でDCC( 0.5M−
DCM溶液)1.5ml を加え、7分間反応させた。その
後、反応混合液を濾過して濃縮容器に移し、これにDM
F 3mlを加え、アルゴンガス気流下DCMを留去した。
これにDMF 3mlを加え、前記のペプチド固相合成用反
応容器に移して30分間反応させた。ついでDCM8mlで
洗浄し(6回、各20秒間)、濾過してBoc−Pro−G
ly−MBHA樹脂を得た。以下、次に示すアミノ基保
護アミノ酸を用いて順次8番目から4番目までのアミノ
酸をカップリングした。
プリングを行った。このようにして、保護ペプチド−M
BHA樹脂、Boc-Ser(Bzl)-Tyr(Bzl)-D-Trp-Leu-Arg(To
s)-Pro-Gly-MBHA樹脂2.76gを得た。上記保護ペプ
チド−MBHA樹脂2.76gにアニソール 5mlを加え、さ
らに無水フッ化水素25mlを加えて、0℃で1時間撹拌し
た。反応後、無水フッ化水素を減圧下で留去し、残査を
エーテルで洗浄した。このようにして、H-Ser-Tyr-D-Tr
p-Leu-Arg-Pro-Gly-NH2 130gが得られた。
旋光度、TLCのRf及び元素分析値を下記に示す。 [α] D : -50.4(c=1.0,MeOH) Rf : 0.13 (BuOH/AcOH/H2O=4/1/5) 元素分析値 (C59H84N16O12・AcOH・2H2Oとして) 理論値 C:54.31% H:7.04% N:17.27% 測定値 C:54.20% H:6.89% N:16.97%
g-Pro-Gly-NH2の製造 H-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt の代わりに、
上記(5-1) で製造したH-Ser-Tyr-D-Trp-Leu-Arg-Pro-Gl
y-NH2 1.30gを用いた以外は実施例1の(1-11)と同様の
方法により、pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-D-Trp-Leu-Arg-Pro
-Gly-NH2 808mgを得た。pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-D-Trp-L
eu-Arg-Pro-Gly-NH2 の旋光度、元素分析値及びアミノ
酸分析値を下記に示す。
Pro 0.99(1),Leu 1.00(1),Tyr 0.92(1),His 0.95(1),Ar
g 1.08(1)
o-Gly-NH 2の製造 (6-1) H-Ser-Tyr-(2-ナフチル)-D-Ala-Leu-Arg-Pro-Gly
-NH2 の製造 第6番目のアミノ酸残基に対応するBoc-D-Trp-OHの代わ
りにBoc-D-(2-ナフチル)-D-Ala-OHを使用した以外は実
施例5の(5-1) と同様の処理をしてH-Ser-Tyr-(2-ナフ
チル)-D-Ala-Leu-Arg-Pro-Gly-NH2 0.98 gを得た。H-S
er-Tyr-(2-ナフチル)-D-Ala-Leu-Arg-Pro-Gly-NH2の旋
光度、TLCのRf及び元素分析値を下記に示す。
ル)-D-Ala-Leu-Arg-Pro-Gly-NH2の製造 H-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt の代わりに、
上記(6-1) で製造したH-Ser-Tyr-(2-ナフチル)-D-Ala-L
eu-Arg-Pro-Gly-NH2 1.30g を用いた以外は実施例1の
(1-11)と同様の方法により、pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-(2-
ナフチル)-D-Ala-Leu-Arg-Pro-Gly-NH2 802mg を得た。
pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-(2-ナフチル)-D-Ala-Leu-Arg-Pr
o-Gly-NH2 の旋光度、元素分析値及びアミノ酸分析値を
下記に示す。
Pro 1.03(1),Leu 1.00(1),Tyr 0.93(1), His 0.94(1),A
rg 1.07(1)
りにBoc-Gly-OHを使用した以外は実施例5の(5-1) と同
様の処理をしてH-Ser-Tyr-Gly-Leu-Arg-Pro-Gly-NH2 1.
12gを得た。H-Ser-Tyr-Gly-Leu-Arg-Pro-Gly-NH2 の旋
光度、TLCのRf及び元素分析値を下記に示す。
-Pro-Gly-NH2の製造 H-Ser-Tyr-D-Ser(But)-Leu-Arg-Pro-NHEt の代わりに、
上記(6-1) で製造したH-Ser-Tyr-Gly-Leu-Arg-Pro-Gly-
NH2 1.30gを用いた以外は実施例1の(1-11)と同様の方
法により、pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-Gly-Leu-Arg-Pro-Gly
-NH2 811mgを得た。pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-Gly-Leu-Arg
-Pro-Gly-NH2の元素分析値及びアミノ酸分析値を下記に
示す。
Pro 0.98(1),Leu 1.01(1),Tyr 0.94(1), His 0.94(1),A
rg 1.08(1)
とからラセミ化等の副反応を伴わないのでLH−RH誘
導体の分離、精製が容易であり、しかも、収率が高く、
未反応のペプチドフラグメントを回収して再利用するこ
とが可能であるため、工業的に極めて有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1) : pGlu-His-Trp-OR1 (1) (式中、R1は低級アルキルを示す。)で表されるペプチ
ドフラグメントと、一般式(2) : H-Ser-Tyr-X-Leu-Arg-Pro-Y (2) (式中、XはD-Leu 、D-Ser(But)、D-Trp 、(2-ナフチ
ル)-D-Ala 、Leu 又はGlyを示し、YはGly-NH2 、アザ
グリシン又はNHR2(R2は低級アルキルである。)を示
す。)で表されるペプチドフラグメントとを、キモトリ
プシン又はキモトリプシン様酵素の存在下で反応させる
ことを特徴とする、一般式(3) : pGlu-His-Trp-Ser-Tyr-X-Leu-Arg-Pro-Y (3) (式中、X及びYは前記のとおりである。)で表される
LH−RH誘導体の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15264396A JP3249915B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | Lh−rh誘導体の製造方法 |
US09/463,947 US6448031B1 (en) | 1996-06-13 | 1997-08-04 | Process for producing LH-RH derivatives |
EP97933897A EP1008656A4 (en) | 1996-06-13 | 1997-08-04 | METHOD FOR PRODUCING LH-RH DERIVATIVES |
PCT/JP1997/002705 WO1999007874A1 (fr) | 1996-06-13 | 1997-08-04 | Procede de production de derives de lh-rh |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15264396A JP3249915B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | Lh−rh誘導体の製造方法 |
PCT/JP1997/002705 WO1999007874A1 (fr) | 1996-06-13 | 1997-08-04 | Procede de production de derives de lh-rh |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099A true JPH1099A (ja) | 1998-01-06 |
JP3249915B2 JP3249915B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=15544898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP15264396A Expired - Lifetime JP3249915B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | Lh−rh誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3249915B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP15264396A patent/JP3249915B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3249915B2 (ja) | 2002-01-28 |
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