JPH10995A - 自動車の光ビーコンアンテナの筐体 - Google Patents

自動車の光ビーコンアンテナの筐体

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Publication number
JPH10995A
JPH10995A JP8155679A JP15567996A JPH10995A JP H10995 A JPH10995 A JP H10995A JP 8155679 A JP8155679 A JP 8155679A JP 15567996 A JP15567996 A JP 15567996A JP H10995 A JPH10995 A JP H10995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
light
optical beacon
transmission window
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP8155679A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Nishiura
洋三 西浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Priority to US08/864,623 priority patent/US5999296A/en
Priority to EP97109870A priority patent/EP0814343B1/en
Priority to DE69728084T priority patent/DE69728084D1/de
Publication of JPH10995A publication Critical patent/JPH10995A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ビーコンの筐体の反射像がウィンドシール
ドガラス上に映るのを防ぐことにある。 【解決手段】 筐体11の透過窓1のある面21を上縁
aから下縁bにかけて車の進行方向に対して後方に傾い
た形状とする。このような形状の筐体11の透過窓1の
面21の像は、上縁a以外の上縁aから下方の面はウィ
ンドシールドガラス12上には結像されない。この透過
窓1のある面21以外には、窓映り防止の表面処理を施
す。こうすると、ウィンドシールドガラス12には筐体
11の像が映ることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ビーコンアンテ
ナに係り、詳しくは自動車内に設置されるものについ
て、その筐体の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】光ビーコンは近赤外域の光を用いた路車
間の通信システムの一種であり、停滞情報、駐車場情報
等の交通情報を路上側から車に、また、車から路上側へ
は、車固有のID等を送出する双方向の通信システムで
ある。
【0003】ビーコンには他に電波を用いた電波ビーコ
ン等もあるが、光ビーコンは伝送媒体として光を用い、
空間伝搬光を搬送波とし、これに変調を加えて通信を行
うものである。
【0004】光ビーコンでは、アンテナに替わる素子と
して発光・受光素子が用いられ、路上からの光信号を受
光素子で受けるとともに、発光素子によって車側から路
上側に光信号を送るものである。ちなみに、用いられる
光の波長は850nmを中心とする近赤外域である。こ
のような発光・受光素子もしくはその集合体は光ビーコ
ンアンテナといわれるが、以下では単に光ビーコンと呼
ぶことにする。
【0005】さて、この光ビーコンは、その機能上、光
を受け、また発することが基本機能であるので、それを
筐体で外装する場合、その筐体には光の透過を確保する
ための透過窓を設ける必要がある。図5はそのような透
過窓1を設けた光ビーコン10の筐体11の概略図であ
る。
【0006】光ビーコン10は筐体11内の基板4上に
配設される。発光素子2にはLED(発光ダイオード)
が用いられ、光の指向性を確保するため二次元のアレイ
状に配置されたりするが、これに限られるものではな
い。また、路上側からの光信号を受ける受光素子3とし
てはPD(フォトダイオード)が用いられるが、その中
でも受光感度を大きくするため大面積のSi(シリコ
ン)フォトダイオードがよく用いられる。
【0007】図の例では、発光・受光素子2、3が一枚
の基板4上に配置されているが、必ずしもその必要はな
い。前記図5のような筐体11に収めた際、図6に示す
ように、筐体11のウィンドシールドガラス面に対向す
る面21の透過窓1を通して外部との光の出入りが可能
になるようであればよい。
【0008】光ビーコン10の路上機52と車載機51
はそれぞれ図7のように設置され、車載機51のアンテ
ナの指向角は水平面に対し、43°±10°程度必要と
されている。光ビーコン10の筐体11が車室内に設置
される場合、その中の光ビーコン10がこの指向角を保
つために最も有利な設置場所は図8に示すようなウィン
ドシールドガラス12に面するインストゥルメントパネ
ル13上面であり、殆の光ビーコン10の筐体11はこ
の略水平なインストゥルメントパネル13上面に設置さ
れる。
【0009】この場合、筐体11のような後付けの部品
をインストゥルメントパネル13上面に設置するのは、
その筐体11の(面21の)反射像a’b’がウィンド
シールドガラス12に映って運転者Dの視界の妨げにな
るという問題がある。この対策として、一般にはその筐
体11表面の反射率を抑えるため、表面に絞り加工等を
施して光を散乱させたり、また、インストゥルメントパ
ネル13との連続性を持たせるため、表面模様を類似模
様としたり、見切りを少なくしたり等の工夫がなされて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光の透
過窓1の領域は光が通過するので、その部分に上記のよ
うな表面処理を施すことはできない。従って、この領域
は、どうしてもその反射像がウィンドシールドガラス1
2に映って運転者Dの視界の妨げになる。
【0011】そこで、この発明の課題は、ウィンドシー
ルドガラスに面して設置される光ビーコンの筐体に対
し、内部の光ビーコンが送受信を行うための透過窓の透
過機能を損なうことなく、それらの反射像がウィンドシ
ールドガラス上に映らないようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、上記筐体の前記透過窓の設けられた
面、若しくは少なくともその透過窓の領域が、その上縁
から下縁にかけて、自動車の進行方向に対し後方に傾斜
するような形で設けられているようにしたのである(請
求項1)。
【0013】このようにしたことにより、少なくとも透
過窓の面はウィンドシールドガラス上に映らない。
【0014】この構成において、前記筐体表面の前記透
過窓以外の部分に、ウィンドシールドガラス面に対する
窓映りを防止するための表面処理を施した構成とするこ
とができる(請求項2)。
【0015】このようにしたことにより、前記筐体の透
過窓および、それが設けられている面がウィンドシール
ドガラス面に映らない。
【0016】さらに、上記構成において、前記透過窓内
面若しくは、その透過窓内面と前記発光素子および受光
素子との間に光の進路を変化させる屈折手段を配置して
光の送受信方向を調整できるようにした構成とすること
ができ(請求項3)、その屈折手段にプリズムを用いた
構成とすることができる(請求項4)。
【0017】このようにしたことにより、前記屈折手段
の屈折率と、例えばその屈折手段としてプリズムを用い
た場合には、その傾斜面の角度を変化させること等によ
り、筐体の透過窓から出射される光の方向を任意に定め
ることができる。従って、透過窓の面の位置取りや形状
に関係なく、筐体内の発光・受光素子に対する光の出射
・入射方向を素子の光軸に合わせ(平行にし)、送受信
効率を最適にすることができる。
【0018】
【実施の形態】図1〜図4にこの発明の実施の形態を示
し、従来例と同一部分については同一符号を付して説明
を省略する。
【0019】(第1の実施形態)図1はこの実施形態の
光ビーコン10の筐体11を示し、図2は、その筐体1
1がウィンドシールドガラス12に面してインストゥル
メントパネル13上面に設置される位置取りを示す模式
図である。筐体11の送受信用透過窓1のある側の面2
1はウィンドシールドガラス12面に対向する形で配置
されるが、この実施形態の筐体11では、その透過窓1
のある面21は、図2に示すように、上縁aから下縁b
にかけて車の進行方向に対して後方に傾いた形状となっ
ている。
【0020】従って、このような形状の筐体11の透過
窓1のある面21の像は、図2の光路が示すように、上
縁a以外の上縁aから下方はウィンドシールドガラス1
2上には結像されない(上縁aの反射像a’が結像され
る)ので、この透過窓1のある面21については、ウィ
ンドシールドガラス12に対する窓映り防止の表面処理
を施さなくても済み、光の透過窓1としての機能が保た
れる。
【0021】それ故、この透過窓1のある面21以外
は、前述したように窓映り防止の表面処理を施すことが
できるので、透過窓1のある面21以外と透過窓1のあ
る面21の上縁aに窓映り防止の表面処理を施せば、透
過窓1のある面21の上記形状による窓映り防止の構成
(形状)と併せて、ウィンドシールドガラス12には筐
体11の像が映ることがない。
【0022】なお、この実施形態では、透過窓1のある
面21全体を傾けるようにしたが、面21全体を傾ける
のではなく、その面21の透過窓1の領域だけを傾ける
ようにしてもよい。
【0023】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
前記第1の実施形態の筐体11の形状の構成に加え、図
3に示すように、透過窓1の内面近傍にプリズム5を設
け、発光素子2から発せられる光、あるいは、車外の送
信器から筐体11内の受光素子3に向かう光がこのプリ
ズム5を通過するようにし、その進路を曲げるようにし
ている。このようにすることにより、プリズム5がない
場合には、図4に示すように、透過窓1のある面21が
傾いているので、図の白抜き矢で示す発光・受光素子
2、3の最適送受信方向での光の進行が遮られるが、プ
リズム5があるので、例えば前記図3の場合、斜め上方
の最適送受信方向に光路を曲げることができ、透過窓1
あるいはそれが設けられた面21の傾きに関係なく、送
受信効率を最適にすることができる。
【0024】ちなみに、筐体11内部の発光素子2(L
ED)から発せられ、プリズム5の一面ceから垂直に
入射した光は、面cdに達した後、下記式に示すスネ
ルの法則に従って曲げられ車外に出射される。面cdに
対する入射角と出射角をそれぞれθ1 、θ2 、プリズム
5と空気の屈折率をそれぞれn1 、n2 とすると、 n1 ・sinθ1 =n2 ・sinθ2 ・・・ となる。
【0025】光が車外から筐体11内に入射する場合も
同様である。曲げる度合いを変化させるには、プリズム
5の傾斜面の角度や屈折率の異なった材料のものを使用
すればよい。
【0026】この実施形態ではプリズム5を透過窓1内
面に固着する形で設けたが、これに限られることはな
く、光アンテナと透過窓1との間の空間に設ける形にし
てもよい。要するに屈折によって光の進路が曲げられれ
ばよいのである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、光ビーコンの筐体を、その送受信用透過窓が設けら
れた面、あるいは、少なくともその透過窓の領域の上縁
から下縁に至る面を、車の進行方向に対して後ろ向きに
傾いた形としたので、そのような筐体をインストゥルメ
ントパネル上に設置しても、その透過窓あるいはそれが
設けられた面はウィンドシールドガラス上には映らず、
他の部分は反射像の映りを防止するための表面処理を施
すことが可能であるので、その処理を施すことによっ
て、前記透過窓に係る構成と併せてウィンドシールドガ
ラス上に反射像が映るのを防ぐことができ、反射像によ
って運転者の視界が妨げられることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の光ビーコンの筐体を示す一部破断斜
視図
【図2】第1の実施形態の光ビーコンの取付けを示す模
式図
【図3】第2の実施形態を示す断面図
【図4】第2の実施形態を示す断面図
【図5】従来例の筐体の断面と光の進路を示す斜視図
【図6】従来例の筐体における光の進路を示した断面図
【図7】光ビーコンによる送受信の様子をイメージした
模式図
【図8】従来例の不具合を示す模式図
【符号の説明】
1 透過窓 2 発光素子 3 受光素子 4 基板 5 プリズム 10 光ビーコン 11 筐体 a 上縁 b 下縁 12 ウィンドシールドガラス 13 インストゥルメントパネル 21 (透過窓のある)面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/105 H04B 9/00 R 10/10 10/22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子および受光素子が内部に設けら
    れ、それらが外部と送受信を行うための光の透過窓がウ
    ィンドシールドガラス面に対向して設置される自動車の
    光ビーコンアンテナの筐体において、 その筐体の前記透過窓の設けられた面、若しくは少なく
    ともその透過窓の領域が、その上縁から下縁にかけて、
    自動車の進行方向に対し後方に傾斜するような形で設け
    られていることを特徴とする自動車の光ビーコンアンテ
    ナの筐体。
  2. 【請求項2】 前記筐体表面の前記透過窓以外の部分
    に、ウィンドシールドガラス面に対する窓映りを防止す
    るための表面処理を施したことを特徴とする請求項1に
    記載の自動車の光ビーコンアンテナの筐体。
  3. 【請求項3】 前記透過窓内面若しくは、その透過窓内
    面と前記発光素子および受光素子との間に光の進路を変
    化させる屈折手段を配置して光の送受信方向を調整でき
    るようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    自動車の光ビーコンアンテナの筐体。
  4. 【請求項4】 前記屈折手段にプリズムを用いたことを
    特徴とする請求項3に記載の自動車の光ビーコンアンテ
    ナの筐体。
JP8155679A 1996-06-17 1996-06-17 自動車の光ビーコンアンテナの筐体 Pending JPH10995A (ja)

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US08/864,623 US5999296A (en) 1996-06-17 1997-05-28 Optical head of optical beacon
EP97109870A EP0814343B1 (en) 1996-06-17 1997-06-17 Optical head of optical beacon
DE69728084T DE69728084D1 (de) 1996-06-17 1997-06-17 Optischer Kopf für optische Bake

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10297384A (ja) * 1997-04-30 1998-11-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ビーコン車載機用ヘッド
JP2022511780A (ja) * 2018-11-28 2022-02-01 シャークニンジャ オペレーティング エルエルシー 自律装置用光ビーコンおよび光ビーコンを使用するように構成される自律装置

Cited By (3)

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