JPH1099556A - 空気で駆動され、少なくとも一部が水に沈んだ娯楽装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】愛好者に有用な変化を与える、空気で駆動され
る娯楽システムを提供する。 【課題を解決する手段】本体と、この本体内に設けられ
供給された空気により回転されるホイール２２により回
転されるプロペラ３０とを有する水中バイク１０の形態
をしている。このバイクは、空気供給源に前記空気が供
給されるように接続される。本体内に供給された空気
は、泡となって開口５４から水中に放出される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、特に、水中で使用
され得る、空気で駆動される娯楽装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】既存の空気で駆動される娯楽装置は、ホ
ースにより空気供給源に接続された、例えば、空飛ぶ円
盤のようなミニチャ形態の形状をしている。このミニチ
ャ形態の密度を外の水に対して変えて、ミニチャ形態を
水に対して浮き沈みさせるために、空は供給したり、排
出したりされ得る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このような装置の欠点
は、単に水中で上方並びに／もしくは下方に動くだけで
ある。

【０００４】従って、本発明の目的は、空気で駆動され
る娯楽装置、並びに上記欠点を除去もしくは愛好者に有
用な変化を与える、空気で駆動される娯楽システムを提
供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の一態様に関われ
ば、本体と、駆動手段と、推進手段とを具備する、空気
で駆動され、少なくとも一部水に沈んだ娯楽装置であ
り、空気供給源に空気が供給されるように娯楽装置が接
続されたときに、空気供給源からの空気は、娯楽装置を
動かすように前記推進手段を駆動するように前記駆動手
段に作用する。

【０００６】好ましくは、前記娯楽装置は、少なくとも
部分的に水中にあるときに、ほぼ水平に移動可能であ
る。

【０００７】好ましくは、前記娯楽装置は、導通部材を
介して空気供給源に接続されている。

【０００８】好ましくは、前記駆動手段は、前記推進手
段に装着されるように係合している。

【０００９】前記推進手段はプロペラを有し得る。

【００１０】前記駆動手段は、前記空気供給源からの空
気により駆動されたときに、回転され得る少なくとも１
つのホイール部材を有し得る。

【００１１】娯楽装置に前記空気供給源から供給される
空気は、放出手段を介して、泡の形態で装置から解放さ
れ得る。

【００１２】前記放出手段は、泡を通す開口を有し得
る。

【００１３】好ましくは、前記放出手段は、泡を通す開
口を有する。

【００１４】好ましくは、前記放出手段は、回転可能で
ある。

【００１５】好ましくは、前記放出手段は、前記ホイー
ル部材の回転中心軸線にほぼ垂直な軸線を中心として回
転可能である。

【００１６】前記本体は、前記放出手段により放出され
た泡が通って外に放出される開口を有し得る。

【００１７】前記娯楽装置は、これが動いている間に軸
線を中心として旋回可能な水掻き手段を有し得る。

【００１８】好ましくは、前記水掻き手段の旋回中心軸
線は、娯楽装置の長軸線にほぼ水平並びに垂直である前
記水掻き手段は、１対の足ひれを有し得る。

【００１９】好ましくは、前記水掻き手段の旋回中心軸
線は、垂直である。

【００２０】好ましくは、前記水掻き手段の旋回中心軸
線は、娯楽装置の長軸線にほぼ平行である。

【００２１】本発明の第２の態様に関われば、前記態様
の娯楽装置と、この娯楽装置に接続可能な空気共通源と
を具備し、この空気供給源は、電気的に駆動されるエア
ーコンプレッサーを有する娯楽システムである。

【００２２】前記エアーコンプレッサーは、アクアリウ
ムタンクと関連して使用可能である。

【００２３】好ましくは、前記エアーコンプレッサー
は、少なくとも一部が水面に浮くことが可能なハウジン
グ部材内にほぼ全体が収容されている。

【００２４】好ましくは、前記ハウジング部材は島のモ
デルの形態をしている。

【００２５】

【実施の形態】図１は、本発明の第１の実施の形態に係
わる水中バイク１０の形態の空気で駆動される娯楽装置
を示す。このバイク１０は、上半体１２と、下半体１４
とにより構成されている。この下半体１４には、上半体
１２に形成された対応する孔（図示せず）に夫々挿入さ
れる３つの起立したポール１６が設けられており、かく
して、これら２つの半体１２，１４は適当にアラインメ
ントされて組み合わされている。ウエイト１８ａ，１８
ｂが下半体１４内に設けられており、この結果、バイク
１０は少なくとも部分的に水中に沈み得る。

【００２６】外部に設けられた水供給源（図１では示さ
れず）からの空気は、空気チューブ２０を介して、上並
びに下半体１２，１４に形成されたキャビティ中に供給
される。この空気は、２つの半球状の半ケース２４ａ，
２４ｂ内に収容されたホイール（駆動手段を構成する）
２２に向かい、この結果、このホイール２２は、長軸線
を中心として回転する。このホイール２２は、ウオーム
２６に同軸的に固着されている。また、このウオーム２
６は、シャフト２８の一端に同軸的に固着されており、
このシャフト２８の他端はプロペラ（推進手段を構成す
る）３０に同軸的に固着されている。この結果、ホイー
ル２２の回転によりプロペラ３０が対応して回転され
る。上並びに下半体１２，１４の後端部に形成された凹
所３６中に夫々挿入可能な２つの突出部３４ａ，３４ｂ
を備えた舵３２が設けられている。かくして、この舵３
２は、バイク１０の船尾に枢支され、ほぼ垂直な軸線を
中心として回動可能であり、この結果、バイク１０は旋
回することができる。

【００２７】前記ウオーム２６は、キャップ４０のねじ
部と歯合したウオームギア３８と歯合されている。この
ウオームギア３８は、ピン４２に回転可能に支持されて
いる。このピン４２の一端は、ほぼ矩形の半チャンバ５
０ｂに形成された孔４４中に挿入されている。同様に、
前記キャップ４０はピン４６に回転可能に支持され、こ
のピン４６の一端は、前記半チャンバ５０ｂに形成され
た孔４４中に挿入されている。これらピン４２，４６の
他端は、半チャンバ５０ａに形成された対応した孔（図
示せず）中に挿入されている。かくして、ホイール２２
の回転により、ウオームギア３８とキャップ４０とは、
夫々のピン４２，４６を中心として回転される。

【００２８】バイクに供給された空気は、ホイール２２
を回転させた後に、半チャンバ５０ａ，５０ｂの結合に
より形成されたキャビティを流れる。そして、この空気
は、キャップ４０に形成された開口５２を介してキャッ
プ４０中を流れ、上半体１２に形成された開口（放出手
段を構成する）５４を通ってバイク１０の外に泡の流れ
の形で放出される。

【００２９】組み立てを容易にするために、接続ダクト
５８の一端に接続された空気チューブ５６が設けられて
いる。かくしして、バイク１０は、ユニットとして空気
チューブから解体され得る。

【００３０】図２（Ａ）ないし（Ｃ）に示すように、空
気で駆動される娯楽装置は、符号６０で示される水中の
バイクを動かす玩具のダイバーの形状にされ得る。ジョ
イント６４を中心として旋回可能な１対の足ひれ（水掻
き手段を構成する）６２が設けられている。水中で装置
６０が動いている間、足ひれ６２は、水中のダイバーの
アクションをより鮮明にまねるように旋回アクションを
する。舵の他の形態が符号６６で示されている。この舵
６６は、装置６０の移動のコースを調節するように垂直
軸を中心として揺動可能なリングの形態をしている。

【００３１】この娯楽装置は、尾ひれが本体に枢支さ
れ、移動中に垂直軸を中心として旋回可能な魚のモデル
の形態を代わって取りうる。また、この娯楽装置は、鳥
のモデルの形態も取り得る。この場合には、翼が本体に
枢支され、装置の長軸線に平行な軸線を中心として動い
ている間に旋回され得る。

【００３２】図３では、バイク１０は、島の形状のコン
テナー７０内に収容されたエアーコンプレッサー６８
に、空気チューブ２０により接続されるようにして示さ
れている。このコンテナー７０は、バイク１０が水中で
動いている間、水面にエアーコンプレッサー６８と共に
浮くことができるように、合成樹脂により形成され得
る。

【００３３】さらに、バイク１０は、アクアリウムタン
クで使用されるエアーコンプレッサー６８に接続され得
る。この場合には、タンクの外観や、中の動物を眺める
興味を増すことができる。

【００３４】上記説明は、本発明が実施し得る一例であ
り、種々の変更並びに／もしくは変形が、本発明の精神
から逸脱しないでなされるであろう。特に、装置のギア
システムが、２つのプロペラが設けられるように配置さ
れ得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態に係わる空気で駆動
される娯楽装置を示す分解斜視図である。

【図２】本発明の第２の実施の形態に係わる空気で駆動
される娯楽装置を示し、（Ａ）は上面図、（Ｂ）は側面
図、そして（Ｃ）は正面図である。

【図３】図１に示すような空気で駆動される娯楽装置が
空気供給源に接続されて形成された、本発明に係わる空
気で駆動される娯楽システムを示す斜視図である。

【符号の説明】

１０…水中バイク、２０…空気チューブ、２２…ホイー
ル（駆動手段）、３０…プロペラ（推進手段）、３２…
舵、５４…開口。

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体と、駆動手段と、推進手段とを具備
   する、空気で駆動され、少なくとも一部水に沈んだ娯楽
   装置であり、空気供給源に空気が供給されるように娯楽
   装置が接続されたときに、空気供給源からの空気は、娯
   楽装置を動かすように前記推進手段を駆動するように前
   記駆動手段に作用する装置。
2. 【請求項２】 前記娯楽装置は、少なくとも部分的に水
   中にあるときに、ほぼ水平に移動可能である請求項１の
   装置。
3. 【請求項３】 前記娯楽装置は、導通部材を介して空気
   供給源に接続されている請求項１もしくは２の装置。
4. 【請求項４】 前記駆動手段は、前記推進手段に装着さ
   れるように係合している請求項１ないし３のいずれか１
   の装置。
5. 【請求項５】 前記推進手段はプロペラを有する請求項
   １ないし４のいずれか１の装置。
6. 【請求項６】 前記駆動手段は、前記空気供給源からの
   空気により駆動されたときに、回転され得る少なくとも
   １つのホイール部材を有する請求項１ないし５のいずれ
   か１の装置。
7. 【請求項７】 娯楽装置に前記空気供給源から供給され
   る空気は、放出手段を介して、泡の形態で装置から解放
   される前記請求項１ないし６のいずれか１の装置。
8. 【請求項８】 前記放出手段は、泡を通す開口を有する
   請求項７の装置。
9. 【請求項９】 前記放出手段は、回転可能である請求項
   ７もしくは８の装置。
10. 【請求項１０】 前記放出手段は、前記ホイール部材の
    回転中心軸線にほぼ垂直な軸線を中心として回転可能で
    ある請求項９の装置。
11. 【請求項１１】 前記本体は、前記放出手段により放出
    された泡が通って外に放出される開口を有する請求項
    ７，８，９もしくは１０の装置。
12. 【請求項１２】 娯楽装置が動いている間に軸線を中心
    として旋回可能な水掻き手段を有する請求項１ないし１
    １のいずれか１の装置。
13. 【請求項１３】 前記水掻き手段の旋回中心軸線は、娯
    楽装置の長軸線にほぼ水平並びに垂直である請求項１２
    の装置。
14. 【請求項１４】 前記水掻き手段は、１対の足ひれを有
    する請求項１２もしくは１３の装置。
15. 【請求項１５】 前記水掻き手段の旋回中心軸線は、垂
    直である請求項１２の装置。
16. 【請求項１６】 前記水掻き手段の旋回中心軸線は、娯
    楽装置の長軸線にほぼ平行である請求項１２の装置。
17. 【請求項１７】 請求項１ないし１６のいずれか１の娯
    楽装置と、この娯楽装置に接続可能な空気共通源とを具
    備し、この空気供給源は、電気的に駆動されるエアーコ
    ンプレッサーを有する娯楽システム。
18. 【請求項１８】 前記エアーコンプレッサーは、アクア
    リウムタンクと関連して使用可能である請求項１７の娯
    楽システム。
19. 【請求項１９】 前記エアーコンプレッサーは、少なく
    とも一部が水面に浮くことが可能なハウジング部材内に
    ほぼ全体が収容されている請求項１７もしくは１８の娯
    楽システム。
20. 【請求項２０】 前記ハウジング部材は島のモデルの形
    態をしている請求項１９の娯楽システム。