JPH1099290A - 核磁気共鳴検査装置 - Google Patents
核磁気共鳴検査装置Info
- Publication number
- JPH1099290A JPH1099290A JP8280297A JP28029796A JPH1099290A JP H1099290 A JPH1099290 A JP H1099290A JP 8280297 A JP8280297 A JP 8280297A JP 28029796 A JP28029796 A JP 28029796A JP H1099290 A JPH1099290 A JP H1099290A
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- JP
- Japan
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- timing
- magnetic field
- interval
- command
- memory
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮像パルスシーケンスのタイミングの確実性
を向上させる。 【解決手段】 タイミング生成部41からコマンドアド
レス生成部42、インターバルアドレス生成部44、エ
レメントアドレス生成部51に制御信号を出してこれら
を動作させてコマンドメモリ43、インターバルメモリ
45、エレメント管理テーブル52等からコマンド情報
やインターバル情報などをロードするとき、それらの動
作に合わせて同期信号をタイミング生成部41に戻し、
タイミング生成部41でその同期信号のずれを監視す
る。
を向上させる。 【解決手段】 タイミング生成部41からコマンドアド
レス生成部42、インターバルアドレス生成部44、エ
レメントアドレス生成部51に制御信号を出してこれら
を動作させてコマンドメモリ43、インターバルメモリ
45、エレメント管理テーブル52等からコマンド情報
やインターバル情報などをロードするとき、それらの動
作に合わせて同期信号をタイミング生成部41に戻し、
タイミング生成部41でその同期信号のずれを監視す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、核磁気共鳴現象
(MR現象)を利用してイメージングやスペクトロスコ
ピー測定を行なう核磁気共鳴検査装置に関し、とくに撮
像パルスシーケンスの制御性を向上させた核磁気共鳴検
査装置に関する。
(MR現象)を利用してイメージングやスペクトロスコ
ピー測定を行なう核磁気共鳴検査装置に関し、とくに撮
像パルスシーケンスの制御性を向上させた核磁気共鳴検
査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】核磁気共鳴検査装置では、被検体(人
体)を静磁場中に配置し、その磁場強度に対応する共鳴
周波数に一致する周波数のRF電力のパルス的な照射を
行なって被検体中の核スピンを励起する。その後、被検
体に生じるNMR信号を受信してデータを収集する。そ
の際、受信データに位置情報を付加するため、X,Y,
Zの直交3軸の各方向に磁場強度が傾斜している傾斜磁
場Gx,Gy,Gzのパルスを発生させる。
体)を静磁場中に配置し、その磁場強度に対応する共鳴
周波数に一致する周波数のRF電力のパルス的な照射を
行なって被検体中の核スピンを励起する。その後、被検
体に生じるNMR信号を受信してデータを収集する。そ
の際、受信データに位置情報を付加するため、X,Y,
Zの直交3軸の各方向に磁場強度が傾斜している傾斜磁
場Gx,Gy,Gzのパルスを発生させる。
【0003】これらの各タイミングは数μ秒間隔で撮像
パルスシーケンスの全体にわたって精度よく実行する必
要がある。すなわち、時系列分解能に換算してTR(イ
ンターバル時間)に対する最小コマンドインターバル=
1ppm以下という仕様を満たさなければならず、非常
に困難である。そこで、従来では、通常、撮像パルスシ
ーケンスの最小構成単位である1ラインの最初にシステ
ム全体をリセットすることで、その後に続く1ラインの
間の時系列分解能を確保するようにしている。
パルスシーケンスの全体にわたって精度よく実行する必
要がある。すなわち、時系列分解能に換算してTR(イ
ンターバル時間)に対する最小コマンドインターバル=
1ppm以下という仕様を満たさなければならず、非常
に困難である。そこで、従来では、通常、撮像パルスシ
ーケンスの最小構成単位である1ラインの最初にシステ
ム全体をリセットすることで、その後に続く1ラインの
間の時系列分解能を確保するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように1ラインの最初にシステム全体をリセットする方
式では、外乱雑音や、システムの置かれた周囲環境の変
化などにより基準クロックに少しの乱れでも生じた場合
には、時系列分解能が保たれず、結果として、得られた
画像にゴースト等のアーティファクトが現れたりコント
ラストが低下したりするなどの画質劣化が生じる、とい
う問題がある。
ように1ラインの最初にシステム全体をリセットする方
式では、外乱雑音や、システムの置かれた周囲環境の変
化などにより基準クロックに少しの乱れでも生じた場合
には、時系列分解能が保たれず、結果として、得られた
画像にゴースト等のアーティファクトが現れたりコント
ラストが低下したりするなどの画質劣化が生じる、とい
う問題がある。
【0005】この発明は、上記に鑑み、撮像パルスシー
ケンスの時系列のずれを監視することができるよう改善
し、もって良好な画質の画像を得ることができるように
する、核磁気共鳴検査装置を提供することを目的とす
る。
ケンスの時系列のずれを監視することができるよう改善
し、もって良好な画質の画像を得ることができるように
する、核磁気共鳴検査装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による核磁気共鳴検査装置においては、静
磁場を発生する手段と、該静磁場に重畳するよう3方向
の傾斜磁場をそれぞれ発生する手段と、RF送信手段
と、RF受信手段と、内部の各機能モジュールの動作の
過程で同期信号を発生させてこれを監視しながら、上記
3方向の傾斜磁場発生手段およびRF送信手段を制御
し、それらのパルス波形およびタイミングを定めて撮像
シーケンスを行なう撮像シーケンス制御手段とが備えら
れることが特徴となっている。
め、この発明による核磁気共鳴検査装置においては、静
磁場を発生する手段と、該静磁場に重畳するよう3方向
の傾斜磁場をそれぞれ発生する手段と、RF送信手段
と、RF受信手段と、内部の各機能モジュールの動作の
過程で同期信号を発生させてこれを監視しながら、上記
3方向の傾斜磁場発生手段およびRF送信手段を制御
し、それらのパルス波形およびタイミングを定めて撮像
シーケンスを行なう撮像シーケンス制御手段とが備えら
れることが特徴となっている。
【0007】撮像シーケンス制御手段は、メモリに格納
された撮像シーケンス情報、つまり傾斜磁場やRF信号
の波形に関する情報、コマンドの種類を表わす情報、そ
れらのタイミングについての情報を、読み出して、対応
するデバイスの設定、実行という処理手順を繰り返し
て、撮像シーケンスを実行する。この処理手順を各ステ
ートとして定義し、このステートの一連の繰り返しの中
に同期信号発生というステートを設ける。撮像シーケン
ス制御手段の中の各機能モジュールが、メモリからの読
み出し、デバイス設定、実行という動作の過程でそれぞ
れ同期信号を発生し、その同期信号を監視用の機能モジ
ュールで監視することにより、同期信号のずれを検出す
る。これによって各動作の実行タイミングのずれが検出
でき、これが検出されたときには、ウェイト、リトライ
等のあらかじめ設定された動作を行なうことができ、時
間系列の分解能の劣化を補償して、アーティファクトや
コントラスト劣化等の画質低下を防ぐことなどが可能と
なる。
された撮像シーケンス情報、つまり傾斜磁場やRF信号
の波形に関する情報、コマンドの種類を表わす情報、そ
れらのタイミングについての情報を、読み出して、対応
するデバイスの設定、実行という処理手順を繰り返し
て、撮像シーケンスを実行する。この処理手順を各ステ
ートとして定義し、このステートの一連の繰り返しの中
に同期信号発生というステートを設ける。撮像シーケン
ス制御手段の中の各機能モジュールが、メモリからの読
み出し、デバイス設定、実行という動作の過程でそれぞ
れ同期信号を発生し、その同期信号を監視用の機能モジ
ュールで監視することにより、同期信号のずれを検出す
る。これによって各動作の実行タイミングのずれが検出
でき、これが検出されたときには、ウェイト、リトライ
等のあらかじめ設定された動作を行なうことができ、時
間系列の分解能の劣化を補償して、アーティファクトや
コントラスト劣化等の画質低下を防ぐことなどが可能と
なる。
【0008】たとえば傾斜磁場やRF信号の波形発生に
ついては、波形メモリから波形情報を読み出して傾斜磁
場やRF信号の波形を生成し、これを所定のタイミング
で発生するとともに、制御コマンドを所定のタイミング
で発生する。これら波形の発生や制御コマンドの発生な
どのイベントのタイミングを、それらの発生時期、発生
間隔、種類等の情報が格納されたメモリを一定手順でア
クセスすることにより生成する。この手順の中で同期信
号を発生させ、これを監視することによりタイミングの
状況を知り、タイミングの良否を検出する。これにより
撮像シーケンス動作の確実性を向上させる。
ついては、波形メモリから波形情報を読み出して傾斜磁
場やRF信号の波形を生成し、これを所定のタイミング
で発生するとともに、制御コマンドを所定のタイミング
で発生する。これら波形の発生や制御コマンドの発生な
どのイベントのタイミングを、それらの発生時期、発生
間隔、種類等の情報が格納されたメモリを一定手順でア
クセスすることにより生成する。この手順の中で同期信
号を発生させ、これを監視することによりタイミングの
状況を知り、タイミングの良否を検出する。これにより
撮像シーケンス動作の確実性を向上させる。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明を適用したシーケンスコントローラの傾斜磁場波
形制御部を示すものである。このシーケンスコントロー
ラを含む核磁気共鳴検査装置の全体の構成は図2に示す
ようなものとなっている。説明の便宜上、図2から説明
すると、シーケンスコントローラ12は、ホストコンピ
ュータ11から取り込んだ撮像パルスシーケンスの情報
に基づき、傾斜磁場制御部14、RFパルス制御部1
5、受信部34、信号処理部35などの全体のシーケン
シャルな動作を制御し、撮像パルスシーケンスの実行を
司る。傾斜磁場制御部14は、Gx電源21、Gy電源
22、Gz電源23を制御し、所定のパルス波形の駆動
電流がGxコイル24、Gyコイル25、Gzコイル2
6に流れるようにする。こうして、Gx、Gy、Gzの
各傾斜磁場パルスが発生させられる。この傾斜磁場パル
スは、図示しない静磁場発生装置によって発生させられ
る均一な静磁場に重畳するように発生させられる。
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明を適用したシーケンスコントローラの傾斜磁場波
形制御部を示すものである。このシーケンスコントロー
ラを含む核磁気共鳴検査装置の全体の構成は図2に示す
ようなものとなっている。説明の便宜上、図2から説明
すると、シーケンスコントローラ12は、ホストコンピ
ュータ11から取り込んだ撮像パルスシーケンスの情報
に基づき、傾斜磁場制御部14、RFパルス制御部1
5、受信部34、信号処理部35などの全体のシーケン
シャルな動作を制御し、撮像パルスシーケンスの実行を
司る。傾斜磁場制御部14は、Gx電源21、Gy電源
22、Gz電源23を制御し、所定のパルス波形の駆動
電流がGxコイル24、Gyコイル25、Gzコイル2
6に流れるようにする。こうして、Gx、Gy、Gzの
各傾斜磁場パルスが発生させられる。この傾斜磁場パル
スは、図示しない静磁場発生装置によって発生させられ
る均一な静磁場に重畳するように発生させられる。
【0010】この静磁場および傾斜磁場が発生させられ
る空間には図示しない被検体が配置される。RFパルス
制御部15は、RF発生部31において、上記の静磁場
における被検体の共鳴周波数に対応する周波数の搬送波
が発生させられ、この搬送波が所定のパルス波形にAM
変調されるように制御する。RF発生部31において発
生させられたRFパルス(搬送波をAM変調したもの)
は、送信コイル32を経て被検体に照射される。
る空間には図示しない被検体が配置される。RFパルス
制御部15は、RF発生部31において、上記の静磁場
における被検体の共鳴周波数に対応する周波数の搬送波
が発生させられ、この搬送波が所定のパルス波形にAM
変調されるように制御する。RF発生部31において発
生させられたRFパルス(搬送波をAM変調したもの)
は、送信コイル32を経て被検体に照射される。
【0011】その後、被検体において発生したNMR信
号は受信コイル33で受信され、受信部34に送られて
周波数変換、A/D変換を受け、さらに信号処理部35
に送られて位相検波される。こうして得られた受信デー
タは記憶部(メモリ)36に蓄積された後、シーケンス
コントローラ12を経てホストコンピュータ11に送ら
れ、2次元フーリエ変換などの画像再構成アルゴリズム
によって処理される。
号は受信コイル33で受信され、受信部34に送られて
周波数変換、A/D変換を受け、さらに信号処理部35
に送られて位相検波される。こうして得られた受信デー
タは記憶部(メモリ)36に蓄積された後、シーケンス
コントローラ12を経てホストコンピュータ11に送ら
れ、2次元フーリエ変換などの画像再構成アルゴリズム
によって処理される。
【0012】ここで、シーケンスコントローラ12の傾
斜磁場波形制御部は図1のように構成されており、タイ
ミング生成部41は、データアクジションシステム内で
共通に使用されるシステムクロックを基準に各々のタイ
ミングを生成する。まず、コマンドアドレス生成部42
に対してコマンド情報のロードに関する制御信号を送
り、これからコマンドアドレスを発生させてコマンドメ
モリ43をアクセスし、コマンドメモリ43から読み出
したコマンド情報をタイミング生成部41にロードさせ
る。このとき、コマンドアドレス生成部42の動作に合
わせて同期信号を発生させてこれをタイミング生成部4
1に返すようにする。
斜磁場波形制御部は図1のように構成されており、タイ
ミング生成部41は、データアクジションシステム内で
共通に使用されるシステムクロックを基準に各々のタイ
ミングを生成する。まず、コマンドアドレス生成部42
に対してコマンド情報のロードに関する制御信号を送
り、これからコマンドアドレスを発生させてコマンドメ
モリ43をアクセスし、コマンドメモリ43から読み出
したコマンド情報をタイミング生成部41にロードさせ
る。このとき、コマンドアドレス生成部42の動作に合
わせて同期信号を発生させてこれをタイミング生成部4
1に返すようにする。
【0013】また、タイミング生成部41は、インター
バルアドレス生成部44につぎのコマンドのロードまで
の間隔を表わすインターバル情報のロードに関する制御
信号を送り、これからインターバルアドレスを発生させ
てインターバルメモリ45をアクセスしてこれから読み
出したインターバル情報をインターバルカウンタ46に
ロードさせる。このインターバルカウンタ46から生じ
るキャリー信号に基づいて、つぎのコマンドロードのタ
イミングが生成され、上記のようなコマンドロードが繰
り返される。このとき、インターバルアドレス生成部4
4の動作に合わせて同期信号を発生させてこれをタイミ
ング生成部41に返すようにしている。
バルアドレス生成部44につぎのコマンドのロードまで
の間隔を表わすインターバル情報のロードに関する制御
信号を送り、これからインターバルアドレスを発生させ
てインターバルメモリ45をアクセスしてこれから読み
出したインターバル情報をインターバルカウンタ46に
ロードさせる。このインターバルカウンタ46から生じ
るキャリー信号に基づいて、つぎのコマンドロードのタ
イミングが生成され、上記のようなコマンドロードが繰
り返される。このとき、インターバルアドレス生成部4
4の動作に合わせて同期信号を発生させてこれをタイミ
ング生成部41に返すようにしている。
【0014】こうしてコマンド情報が所定のインターバ
ルでロードされることによってタイミング生成部41は
タイミング生成し、それに応じてエレメント情報のロー
ドに関する制御信号をエレメントアドレス生成部51お
よびエレメント管理テーブル(メモリ)52に送る。エ
レメント管理テーブル52には、波形データアドレスや
スイープ、波形点数、ゲインなどの波形に関するエレメ
ント情報が納められており、エレメントアドレス生成部
51はそれらのアドレスを生成して、その各々の情報を
読み出す。読み出された各エレメント情報は、タイミン
グ生成部41からのレジスタロード命令に応じてレジス
タ53の各々にロードされる。ここで、エレメントアド
レス生成部51は、その動作に応じた同期信号をタイミ
ング生成部41に返すように構成されている。
ルでロードされることによってタイミング生成部41は
タイミング生成し、それに応じてエレメント情報のロー
ドに関する制御信号をエレメントアドレス生成部51お
よびエレメント管理テーブル(メモリ)52に送る。エ
レメント管理テーブル52には、波形データアドレスや
スイープ、波形点数、ゲインなどの波形に関するエレメ
ント情報が納められており、エレメントアドレス生成部
51はそれらのアドレスを生成して、その各々の情報を
読み出す。読み出された各エレメント情報は、タイミン
グ生成部41からのレジスタロード命令に応じてレジス
タ53の各々にロードされる。ここで、エレメントアド
レス生成部51は、その動作に応じた同期信号をタイミ
ング生成部41に返すように構成されている。
【0015】このレジスタ53の各々にロードされた各
エレメント情報はカウンタ54の各々に送られ、これら
カウンタ54の動作によって所定のタイミングに分割さ
れて波形メモリ55に送られてこれをアクセスする。こ
うして、波形メモリ55から読み出し動作が行われ、波
形が生成されて出力される。
エレメント情報はカウンタ54の各々に送られ、これら
カウンタ54の動作によって所定のタイミングに分割さ
れて波形メモリ55に送られてこれをアクセスする。こ
うして、波形メモリ55から読み出し動作が行われ、波
形が生成されて出力される。
【0016】これらの動作は基本的には、アドレス設
定、メモリよりレジスタへのロード、レジスタより
カウンタへのロード、カウント動作、メモリアクセ
スによる波形情報の読み出し、波形出力、という6段
階程度のステートの動作となっている。この動作が繰り
返されて撮像パルスシーケンスが実行されることにな
る。なお、コマンドメモリ43、インターバルメモリ4
5、波形メモリ55等のメモリには、実行する撮像パル
スシーケンスが決まったときホストコンピュータ11か
ら各々の情報がセットされる。
定、メモリよりレジスタへのロード、レジスタより
カウンタへのロード、カウント動作、メモリアクセ
スによる波形情報の読み出し、波形出力、という6段
階程度のステートの動作となっている。この動作が繰り
返されて撮像パルスシーケンスが実行されることにな
る。なお、コマンドメモリ43、インターバルメモリ4
5、波形メモリ55等のメモリには、実行する撮像パル
スシーケンスが決まったときホストコンピュータ11か
ら各々の情報がセットされる。
【0017】ここで、このステート列に上記のように同
期信号発生という1段のステートを追加してタイミング
生成部41に返すようにしている。タイミング生成部4
1では各々返された同期信号の時間的ずれを監視してお
り、そのずれが生じた場合はタイミングエラー信号をホ
ストコンピュータ11(図2)に返す。そこで、タイミ
ングエラー発生に応じて、ホストコンピュータ11で
は、適当なタイミングでリトライ命令を発生したり、あ
るいはウェイト、ストップ、続行などの動作命令を発生
するなど、あらかじめ決められた処理が行われる。
期信号発生という1段のステートを追加してタイミング
生成部41に返すようにしている。タイミング生成部4
1では各々返された同期信号の時間的ずれを監視してお
り、そのずれが生じた場合はタイミングエラー信号をホ
ストコンピュータ11(図2)に返す。そこで、タイミ
ングエラー発生に応じて、ホストコンピュータ11で
は、適当なタイミングでリトライ命令を発生したり、あ
るいはウェイト、ストップ、続行などの動作命令を発生
するなど、あらかじめ決められた処理が行われる。
【0018】このように撮像パルスシーケンスにおける
各タイミングについて、波形の発生タイミングやコマン
ドの発生タイミング等の基本的なタイミング生成におい
て生じる何らかの誤動作の発生を検出することができ、
撮像パルスシーケンス動作の確実性を向上させて、得ら
れるMR画像の画質を高めることが可能である。
各タイミングについて、波形の発生タイミングやコマン
ドの発生タイミング等の基本的なタイミング生成におい
て生じる何らかの誤動作の発生を検出することができ、
撮像パルスシーケンス動作の確実性を向上させて、得ら
れるMR画像の画質を高めることが可能である。
【0019】なお、上では傾斜磁場パルスの波形発生に
ついて説明したが、RFパルスの波形発生などについて
も同様に構成される。具体的な構成としては上記のもの
に限らずこの発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々に変更
できる。
ついて説明したが、RFパルスの波形発生などについて
も同様に構成される。具体的な構成としては上記のもの
に限らずこの発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々に変更
できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の核磁気
共鳴検査装置によれば、撮像パルスシーケンスの時系列
のずれを監視しているので撮像パルスシーケンスの時系
列分解能の低下を防止でき、撮像パルスシーケンス動作
の確実性を向上させて良好なMR画像を得ることなどが
できる。
共鳴検査装置によれば、撮像パルスシーケンスの時系列
のずれを監視しているので撮像パルスシーケンスの時系
列分解能の低下を防止でき、撮像パルスシーケンス動作
の確実性を向上させて良好なMR画像を得ることなどが
できる。
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】核磁気共鳴検査装置の全体を示すブロック図。
11 ホストコンピュータ 12 シーケンスコントローラ 14 傾斜磁場制御部 15 RFパルス制御部 21 Gx電源 22 Gy電源 23 Gz電源 24 Gxコイル 25 Gyコイル 26 Gzコイル 31 RF発生部 32 送信コイル 33 受信コイル 34 受信部 35 信号処理部 36 記憶部 41 タイミング生成部 42 コマンドアドレス生成部 43 コマンドメモリ 44 インターバルアドレス生
成部 45 インターバルメモリ 46 インターバルカウンタ 51 エレメントアドレス生成
部 52 エレメント管理テーブル 53 レジスタ 54 カウンタ 55 波形メモリ
成部 45 インターバルメモリ 46 インターバルカウンタ 51 エレメントアドレス生成
部 52 エレメント管理テーブル 53 レジスタ 54 カウンタ 55 波形メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 静磁場を発生する手段と、該静磁場に重
畳するよう3方向の傾斜磁場をそれぞれ発生する手段
と、RF送信手段と、RF受信手段と、内部の各機能モ
ジュールの動作の過程で同期信号を発生させてこれを監
視しながら、上記3方向の傾斜磁場発生手段およびRF
送信手段を制御し、それらのパルス波形およびタイミン
グを定めて撮像シーケンスを行なう撮像シーケンス制御
手段とを備えることを特徴とする核磁気共鳴検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8280297A JPH1099290A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 核磁気共鳴検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8280297A JPH1099290A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 核磁気共鳴検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099290A true JPH1099290A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17623030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8280297A Pending JPH1099290A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 核磁気共鳴検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1099290A (ja) |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8280297A patent/JPH1099290A/ja active Pending
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