JPH1098881A - 整流回路 - Google Patents

整流回路

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JPH1098881A
JPH1098881A JP25061496A JP25061496A JPH1098881A JP H1098881 A JPH1098881 A JP H1098881A JP 25061496 A JP25061496 A JP 25061496A JP 25061496 A JP25061496 A JP 25061496A JP H1098881 A JPH1098881 A JP H1098881A
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rectifier
voltage
terminal
capacitor
current
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JP25061496A
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English (en)
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Yasunobu Suzuki
康暢 鈴木
Toru Tejima
透 手島
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Hitsutsu Kenkyusho Kk I
I HITSUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
Hitsutsu Kenkyusho Kk I
I HITSUTSU KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力交流電流に含まれている高調波電流を減
少させ、且つ非常に優れた力率および整流効率を得るこ
とのできる新しい整流回路を提供する。 【解決手段】 交流電源に接続されている整流器により
交流電圧を直流電圧に変換し、この直流電圧を整流器の
出力端に接続されている平滑フィルタにより平滑化し、
この平滑直流電圧を直流入力負荷に供給する整流回路に
おいて、交流電源と整流器との間に昇圧用補助巻線が付
加された交流インダクタが接続されており、この昇圧用
補助巻線が付加された交流インダクタを一次コイルとし
て、この一次コイルに近接して2つの巻線から構成され
る二次コイルが配置されており、この二次コイルには補
助整流器が接続され、この補助整流器の出力端子は補助
平滑コンデンサを介して平滑フィルタに接続されてお
り、そして一次コイルの昇圧用補助巻線側の端子には進
相用コンデンサを介してハーフ・ブリッジ回路が接続さ
れ、このハーフ・ブリッジ回路の出力端子は整流器の出
力端子に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、整流回路に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は入力交流電
流に含まれる高調波電流を減少させ、優れた力率および
整流効率を得ることのできる整流回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、スイッチング電源
は、映像機器、音響機器、コンピュータ等の電子機器、
および、空調機、調理器、照明機器、産業用モーターコ
ントロール機器、無停電電力供給回路等の交流出力装置
等に広く一般的に使用されており、このスイッチング電
源は、半導体のスイッチング、専用制御回路のLSI
化、磁性材料およびコンデンサの高周波化などの電子技
術の進歩に伴って、その需要を急激に伸ばしている。
【0003】しかしながら、このようなスイッチング電
源としての整流回路は、その入力力率が0.55〜0.
6程度と、消費電力に対する入力電流値が大きく、給配
電系における無効電力の増加を伴い、地球資源エネルギ
ーの無駄使いとなっていると指摘されている。また、交
流入力電流に含まれる高調波電流成分により電波障害や
受変電設備等の事故も発生し、高調波電流成分が電流供
給系統における公害であるとも指摘されている。
【0004】たとえば、図1(a)(b)は、各々、イ
ンバータ型蛍光灯の点灯回路の一例を示したものであ
る。この図1(a)(b)において、(1)は交流電
源、(2)はコンダクタC4とインダクタL1とにより
構成されている高調波フィルタ、(3)はダイオードD
1、D2、D3、D4とにより構成されている単相ブリ
ッジ整流器、(4)はダイオードD1、D2とにより構
成されているハーフ・ブリッジ整流器、(5)は平滑コ
ンデンサC1、C2により構成されている平滑フィル
タ、(6)はハーフ・ブリッジ発振回路、(7)は電子
バラスト、(8)は蛍光灯、(9)は起動用コンデンサ
である。
【0005】図2は、図1(a)(b)の回路における
交流入力電圧eと交流入力電流iと平滑コンデンサの端
子電圧Vcの波形を例示したものである。この図2に例
示した各波形から明らかなように、交流入力電流iは、
交流入力電圧eの最大値付近でしか流れておらず、ピー
ク値が大きい、つまり、図1に例示したような従来の整
流回路は、波形率が悪く、高調波電流を多く含む交流電
流が流れ、さらに力率が低下してしまう。
【0006】このような現状から、整流回路における力
率や高調波電流の規制が国際電気標準会議(IEC:In
ternational Electrotechinical Comission )によって
決定されており、我が国においてもそのための対応が迫
られている。そこで、この発明は、以上のとおりの事情
に鑑みてなされたものであり、高調波電流を減少させる
ことができ、且つ優れた力率および整流効率を得ること
のできる新しい整流回路を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、交流電源に接続されている整流
器により交流電圧を直流電圧に変換し、この直流電圧を
整流器の出力端に接続されている平滑フィルタにより平
滑化し、この平滑直流電圧を直流入力負荷に供給する整
流回路において、交流電源と整流器との間に昇圧用補助
巻線が付加された交流インダクタが接続されており、こ
の昇圧用補助巻線が付加された交流インダクタを一次コ
イルとして、この一次コイルに近接して2つの巻線から
構成される二次コイルが配置されており、この二次コイ
ルには補助整流器が接続され、この補助整流器の出力端
子は補助平滑コンデンサを介して平滑フィルタに接続さ
れており、そして一次コイルの昇圧用補助巻線側の端子
には進相用コンデンサを介してハーフ・ブリッジ回路が
接続され、このハーフ・ブリッジ回路の出力端子は整流
器の出力端子に接続されていることを特徴とする整流回
路を提供する。
【0008】また、この発明は、交流電源の一方の端子
に接続されているハーフ・ブリッジ整流器により交流電
圧を直流電圧に変換し、この直流電圧をハーフ・ブリッ
ジ整流器の出力端に接続されている4つのダイオードと
2つの倍電圧充電用コンデンサと2つの倍電圧平滑用コ
ンデンサとにより構成される4倍電圧整流器により平滑
化し、この平滑直流電圧を直流入力負荷に供給する整流
回路において、ハーフ・ブリッジ整流器を構成する2つ
のダイオードそれぞれに進相用コンデンサが一つずつ並
列に接続されており、交流電源の他方の端子と4倍電圧
整流器の2つの倍電圧充電用コンデンサ間の入力交流端
子との間に交流インダクタが接続されており、4倍電圧
整流器の4つのダイオードの中間点と2つの倍電圧平滑
用コンデンサの中間点とが接続されていることを特徴と
する整流回路をも提供する。
【0009】また、この発明は、交流電源に接続されて
いる整流器により交流電圧を直流電圧に変換し、この直
流電圧に含まれる脈動電圧を整流器の出力端に接続され
ているn個のダイオードおよびコンデンサにより構成さ
れるn段の倍電圧整流器により平滑化し、この平滑直流
電圧を直流入力負荷に供給する整流回路において、倍電
圧整流器の入力端にピーク電流制御用チョークコイルが
接続され、倍電圧整流器の最下段および最上段のダイオ
ードにそれぞれ力率改善用コンデンサおよび高調波バイ
パス用コンデンサが並列に接続されていることを特徴と
する整流回路をも提供する。
【0010】さらにまた、この発明は、交流電源に接続
されている整流器により交流電圧を直流電圧に変換し、
この直流電圧を整流器の出力端に接続されているチョー
クコイルとコンデンサとにより構成されるチョーク入力
型平滑フィルタにより平滑化し、この平滑直流電圧を直
流入力負荷に供給する整流回路において、整流器とチョ
ーク入力型平滑フィルタとの間に、高調波再整流用ダイ
オードと該高調波再整流用ダイオード用コンデンサとピ
ーク電流制限用チョークコイルと力率改善用コンデンサ
とにより構成される高調波・力率改善用回路が備えられ
ており、高調波再整流用ダイオードはチョーク入力型平
滑フィルタの平滑チョークコイルと直列に接続され、高
調波再整流用ダイオード用コンデンサは高調波再整流用
ダイオードに並列に接続され、ピーク電流制限用チョー
クコイルと力率改善用コンデンサとは、ピーク電流制御
用チョークコイルの一方の端子と力率改善用コンデンサ
のプラス端子とが接続されて、互いに直列接続され、そ
して、ピーク電流制御用チョークコイルの他方の端子が
高調波再整流用ダイオードの入力端子に接続され、力率
改善用コンデンサのマイナス端子がチョーク入力型平滑
フィルタの平滑コンデンサのプラス端子もしくはマイナ
ス端子に接続されていることを特徴とする整流回路をも
提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施
例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく
説明する。
【0012】
【実施例】
(実施例1)図3は、この発明の整流回路の一実施例を
例示したものである。たとえばこの図3に例示したよう
に、この発明の整流回路では、交流電圧を発生するため
の交流電源(1)と、この交流電源(1)に接続されて
いるダイオードD1、D2により構成されるハーフ・ブ
リッジ整流器(4)と、このハーフ・ブリッジ整流器
(4)の出力端(15a)(15b)に接続されている
平滑コンデンサC1、C2により構成される平滑フィル
タ(5)と、この平滑フィルタ(5)に接続されている
直流入力負荷(10)とが備えられている。
【0013】そして、交流入力源(1)の一方の端子
(13a)とハーフ・ブリッジ整流器(4)の入力端子
(14a)との間に、交流インダクタn1が接続されて
おり、この交流インダクタn1には昇圧用補助巻線n2
が付加されている。この昇圧用補助巻線n2が付加され
た交流インダクタn1を一次コイル(16)とし、この
一次コイル(16)に近接して、2つの巻線n3、n4
とから構成される二次コイル(17)が配置されてい
る。
【0014】この二次コイル(17)には、ダイオード
D7、D8とにより構成される補助整流器としての二相
半波整流器(12)が接続されており、この二相半波整
流器(12)の出力端子(18)は補助平滑コンデンサ
C3を介して平滑フィルタ(5)に接続されている。一
次コイル(16)の昇圧用補助巻線n2側の端子(1
9)には、進相用コンデンサC4を介してハーフ・ブリ
ッジ回路(11)が接続され、このハーフ・ブリッジ回
路(11)の一方の出力端子(20a)は、二次コイル
(17)の巻線n3とn4間の端子(21)を介してハ
ーフ・ブリッジ整流器(4)の一方の出力端子(15
a)に接続され、またその他方の出力端子(20b)
は、ハーフ・ブリッジ回路(4)の他方の出力端子(1
5b)に接続されている。
【0015】このようなこの発明の整流回路の動作を、
図4および図5(a)(b)(c)を用いて説明する。
図4は、図3のこの発明の整流回路における電流と電圧
の波形を例示したものである。また、図5(a)(b)
(c)は、各々、図4の波形の各時間域T1、T2、T
3における入力交流電流経路を例示したものである。
【0016】図4の波形における正の半サイクルにおい
て、時間域をT1、T2、T3に分割する。まず、時間
域T1において、入力交流電流iT1は、図5(a)に例
示したように、昇圧用補助巻線n2、進相用コンデンサ
C4、およびダイオードD5を通して平滑コンデンサC
1を充電する。進相用コンデンサC4による進相電流i
C4は、図4に例示したように、入力交流半サイクル区間
の初期時間領域に流れる。さらに、やや遅れて巻線n3
に励起した電圧により、ダイオードD8を通して補助平
滑コンデンサC3が充電される。そして、入力交流電流
T1はiC4+(n4/n1)2 R となって交流電源
(1)に戻る。
【0017】時間域T2になると、入力交流電流i
T2は、図5(b)に例示したように、交流インダクタn
1およびダイオードD1を通して平滑コンデンサC1を
充電する。また、これと並行して巻線n4に励起した電
圧により、ダイオードD7を通して平滑コンデンサC3
が充電される。そして、入力交流電流iT2はin1+(n
3/n1)2 R となって交流電源(1)に戻る。
【0018】そして、時間域T3では、入力交流電流i
T3は、図5(c)に例示したように、交流インダクタn
1に主に流れ、ダイオードD1を通して平滑コンデンサ
C1を充電し、交流電源(1)に戻る。この発明の整流
回路は、このような動作を行うため、図4に例示したよ
うに、各時間域における入力交流電流iT1、iT2、iT3
の合成値、つまり進相電流ic4と抵抗電流iR と遅れ電
流in1との合成値が、尖頭値が抑えられた正弦波形に近
くなり、入力交流電流に含まれる高調波電流成分が大幅
に減少し、数キロワットの整流回路においてもIECの
規制値を満足する高力率および高整流効率を得ることが
できる。
【0019】たとえば、前述のように従来の整流回路に
おける力率は約0.55〜0.6であるが、この発明の
整流回路では0.9程度の高力率を得ることができ、力
率を大幅に改善することができる。また、図6は、この
発明の整流回路の他の一例を示したものである。この図
6においては、整流器が単相ブリッジ整流器(3)とな
っており、交流電源(1)の端子(13b)が単相ブリ
ッジ整流器(3)の入力端子(14b)に接続されてい
る。また、直流入力負荷(10)として、DC/ACイ
ンバータ(45)、電子バラスト(7)、蛍光灯
(8)、および起動用コンデンサ(9)が接続されてい
る。その他の構成は、図3の整流回路と同じである。
【0020】また、図7は、図3と図6に例示したこの
発明の整流回路を組み合わせて構成されている入力電圧
100V系および200V系で共用した場合の回路を例
示したものである。この図7においては、交流電源
(1)の端子(13b)が、単相ブリッジ整流器(3)
の入力端子(14b)と、平滑フィルタ(4)の平滑コ
ンデンサC1およびC2間の端子(22)とに切替接続
されている。
【0021】これら図6および図7に例示したこの発明
の整流回路も、図3の回路と同様に、高調波電流成分を
減少させ、優れた力率および整流効率を得ることができ
る。 (実施例2)図8(a)は、この発明の整流回路の一実
施例を示したものである。たとえばこの図8(a)に例
示したように、この発明の整流回路では、交流電圧を発
生するための交流電源(1)と、この交流電源(1)の
一方の端子(13a)に接続されているダイオードD
1、D2により構成されるハーフ・ブリッジ整流器
(4)と、このハーフ・ブリッジ整流器(4)の出力端
子(15a)(15b)に接続されているダイオードD
3、D4、D5、D6および倍電圧充電用コンデンサC
a2、Cb2および倍電圧平滑用コンデンサCa3、C
b3により構成される4倍電圧整流器(23)と、この
4倍電圧整流器(23)の直流出力端(25a)(25
b)に接続されている直流入力負荷(10)とが備えら
れており、そして、ハーフ・ブリッジ整流器(4)のダ
イオードD1およびD2に、それぞれ進相用コンデンサ
Ca1およびCb1が並列に接続されており、交流電源
(1)の他方の端子(13b)と4倍電圧整流器(2
3)の倍電圧充電用コンデンサCa2およびCb2間の
入力交流端子(24)との間に交流インダクタLが接続
されており、4倍電圧整流器(23)のダイオードD4
およびD5の中間点P1と倍電圧平滑用コンデンサCa
3およびCb3の中間点P2とが接続されている。ま
た、直流入力負荷(10)として、DC/ACインバー
タ(45)、電子バラスト(7)、蛍光灯(8)、およ
び起動用コンデンサ(9)が接続されている。
【0022】この図8に例示したこの発明の整流回路
は、4倍電圧整流器(23)の倍電圧充電用コンデンサ
Ca2およびCb2が、進相用コンデンサCa1および
Cb1よりも十分に大きな容量であるため、図8(b)
に例示したような2C1とLとの直列共振回路と等価的
に見做すことができる。この図8(b)において、2C
1とLとの直列共振周波数を電源周波数の2倍、すなわ
ち整流器の出力に最も多く含まれる第2高調波の周波数
付近に選ぶことにより、非常に優れた整流効率を得るこ
とができる。
【0023】このようなこの発明の整流回路の動作を、
図9および図10(a)(b)(c)を用いて説明す
る。図9は、図8のこの発明の整流回路における電流と
電圧の波形を例示したものである。また、図10(a)
(b)(c)は、各々、図9の波形の各時間域T1、T
2、T3における入力交流電流経路を例示したものであ
る。
【0024】この図9および図10では、交流電源
(1)の一方の端子(13a)を接地し、他方の端子
(13b)に正弦波交流電圧Vinを加えているとする。
まず、たとえば図9に例示したように、交流電源(1)
の端子(13b)に波形(ア)のような正弦波交流電圧
inを加えると、交流インダクタLの両端には波形
(イ)のような交流インダクタ電圧VL が発生し、正弦
波交流電圧Vi と交流インダクタ電圧VL との合成電圧
は波形(ウ)のようになる。
【0025】この時、倍電圧充電用コンデンサCa2、
Cb2それぞれの両端電圧VCa2 、VCb2 は、波形
(エ)(オ)のように充放電を行うため、4倍電圧整流
器(23)におけるダイオードと倍電圧充電用コンデン
サCa2、Cb2との接続点Q1、Q2では、波形
(カ)(キ)のような電圧となり、出力端子(25a)
(25b)では、それぞれ波形(ク)(ケ)のような電
圧となる。
【0026】すなわち、出力端子(25a)(25b)
間の直流出力電圧EDCは、波形(ク)(ケ)の電圧の電
位差として取り出される。また、交流入力電流Iinは、
まず時間域T1において、図10(a)に例示した矢印
の経路で流れ、倍電圧充電用コンデンサCb2、倍電圧
平滑用コンデンサCa3およびCb3を充電させ、倍電
圧充電用コンデンサCa2および進相用コンデンサCb
1を放電させる。
【0027】時間域T1が終わり時間域T2において
は、交流入力電流Iinは、図10(b)に例示した矢印
の経路で流れ、ハーフ・ブリッジ整流器(4)のダイオ
ードD2を通って、接地してある端子(13a)に流出
する。そして、時間域T3においては、交流入力電流I
inは、負のサイクルとなるため、図10(c)に例示し
た矢印の経路のように逆の方向に流れ、進相用コンデン
サCb1、倍電圧充電用コンデンサCa2、倍電圧平滑
用コンデンサCa3およびCb3を充電させ、進相用コ
ンデンサCa1および倍電圧充電用コンデンサCb2を
放電させる。
【0028】そして、時間域T3の後は、ハーフ・ブリ
ッジ整流器(4)のダイオードD1を通って、端子(1
3b)に戻る。この発明の整流回路は、上述のような動
作を行うため、交流インダクタL、進相用コンエンサC
a1、Cb1、倍電圧充電用コンデンサCa2、Cb
2、および倍電圧平滑用コンデンサCa3、Cb3とし
て適宜な値を有するものを用いることにより、入力交流
電流に含まれる高調波電流成分を十分に減少させること
ができ、約0.95〜1の高力率、および高整流効率を
得ることができる。
【0029】また、この発明の整流回路では、その起動
時における直流出力電圧は、4倍電圧整流器、つまり2
組の倍電圧整流器の出力電圧の電圧加算により、入力交
流電圧をeとすると、4√2eまで昇圧されるため、放
電灯や蛍光灯などの放電開始に対して容易に十分な放電
開始電圧を与えることができ、より短時間で点灯させる
ことができる。
【0030】(実施例3)図12は、この発明の整流回
路の一実施例を示したものである。たとえばこの図12
に例示したように、この発明の整流回路では、交流電圧
を発生するための交流電源(1)と、この交流電源
(1)に接続されているダイオードD1、D2、D3、
D4により構成される単相ブリッジ整流器(3)と、こ
の単相ブリッジ整流器(3)の出力端に接続されている
トーテムポール状に接続されたダイオードD5、D6、
D7、D8、D9およびコンデンサC1、C2、C3、
C4により構成される倍電圧整流器(26)と、この倍
電圧整流器(26)の出力端に接続されている直流入力
負荷(10)とが備えられており、そして、倍電圧整流
器(26)において、倍電圧整流器(26)の入力端子
(27)にピーク電流制御用チョークコイルLが接続さ
れ、倍電圧整流器(26)の最下段のダイオードD9お
よび最上段のダイオードD5に、それぞれ力率改善用コ
ンデンサCpおよび高調波バイパス用コンデンサCoが
並列に接続されている。
【0031】この場合、さらに詳しく説明すると、単相
ブリッジ整流器(3)の出力端に接続されている倍電圧
整流器(26)は、ダイオードD5、D6、D7、D
8、D9がそれぞれトーテムポール状に接続されてお
り、ダイオードD5とD6に並列にコンデンサC1が接
続され、ダイオードD7とD8に並列およびコンデンサ
C1に直列にコンデンサC2が接続され、ダイオードD
6とD7に並列にコンデンサC3が接続され、ダイオー
ドD8とD9に並列およびコンデンサC3に直列にコン
デンサC4が接続されている。
【0032】この倍電圧整流器(26)において、ピー
ク電流制御用チョークコイルLは、その一方の端子(2
8a)が倍電圧整流器(26)の入力端子(27)に、
またその他方の端子(28b)がコンデンサC1のプラ
ス端子(29)に接続されている。力率改善用コンデン
サCpは、そのプラス端子(30a)がダイオードD9
の出力端子(31a)およびコンデンサC2のマイナス
端子(32)に、またそのマイナス端子(30b)がダ
イオードD9の入力端子(31b)に接続されて、倍電
圧整流器(26)の最下段のダイオードD9に並列接続
されている。
【0033】高調波バイパス用コンデンサCoは、その
マイナス端子(33a)がダイオードD5の入力端子
(35)およびコンデンサC3のプラス端子(34)
に、またそのプラス端子(33b)がダイオードD5の
出力端子に接続されて、倍電圧整流器(26)の最上段
のダイオードD5に並列接続されている。このようなこ
の発明の整流回路では、倍電圧整流器(26)により、
単相ブリッジ整流器(3)の直流電力に含まれている脈
動電圧が平滑化され、さらに、この倍電圧整流器(2
6)の入力端子(27)に接続されたピーク電流制御用
チョークコイルLと、その最下段のダイオードD9に並
列接続された力率改善用コンデンサCpとにより、交流
入力電流に含まれる高調波電流成分を減少させることが
でき、そして力率を改善することができる。
【0034】また、最上段のダイオードD5に並列接続
された高調波バイパス用コンデンサCoにより、たとえ
ば直流入力負荷(10)としてDC−DCコンバータや
DC−ACインバータなどのようなスイッチング動作を
伴う負荷が接続される場合などにおいて、電源インピー
ダンスを低くし、スイッチングに基づくパルス状電流に
対しても電源電圧を平滑に保つことができ、さらに、上
述のような位置に高調波バイパス用コンデンサCoを接
続することにより、耐圧が低くなるため、この高調波バ
イパス用コンデンサCoとして低耐圧の素子を使用する
ことでき、整流回路の小型化および軽量化をも図ること
ができる。
【0035】図13は、この発明の整流回路の他の一実
施例を例示したものであり、図12の整流回路よりも段
数の多い倍電圧整流器が接続されている。図14は、図
13の整流回路を100V系および200V系で共用し
た場合の回路を例示したものである。この図13および
図14に例示したこの発明の整流回路においても、図1
2のこの発明の整流回路と同様に、高調波電流成分を減
少させることができ、且つ優れた力率を得ることができ
る。
【0036】たとえば、前述のように従来の整流回路に
おける力率は約0.55〜0.6であるが、この発明の
整流回路では0.9程度の高力率を得ることができ、力
率を大幅に改善することができる。さらに、図15
(a)(b)(c)(d)は、各々、図11、図12、
図13、図14に例示した整流回路における電流波形を
例示したものである。
【0037】この図15から明らかなように、図12の
この発明の整流回路における脈動電圧FとG、および図
13のこの発明の整流回路における脈動電圧HとIは、
図11の従来の整流回路における脈動電圧CとDよりも
少なく、また、図11の従来の整流回路における整流効
率、つまり直流出力/交流入力(=Pf×η×100)
は約82.8%、図12、図13、および図14のこの
発明の整流回路における整流効率は、それぞれ約86.
5%、約85.5%、および約83.6%である。
【0038】つまり、この発明の整流回路は、従来の整
流回路よりも、より多くの脈動電圧を平滑化することが
でき、よってより大きい整流効率を得ることができる。
このように、この発明の整流回路は、高調波電流成分を
減少させ、且つ非常に優れた力率および整流効率を得る
ことができ、IECの規制値を十分に満足することがで
きる小型で軽量な回路である。
【0039】(実施例4)図16は、この発明の整流回
路の一実施例を示したものである。また、図17は、図
16に例示したこの発明の整流回路における各高調波電
流次数毎の高調波電流比率を例示したものである。たと
えばこの図16に例示したように、この発明の整流回路
では、交流電圧を発生するための交流電源(1)と、こ
の交流電源(1)に接続されているダイオードD1、D
2、D3、D4により構成される単相ブリッジ整流器
(3)と、この単相ブリッジ整流器(3)の出力端に接
続されている平滑チョークコイルL1と平滑コンデンサ
C1により構成されるチョーク入力型平滑フィルタ(4
4)と、このチョーク入力型平滑フィルタ(44)に接
続されている直流入力負荷(10)とが備えられてお
り、そして、単相ブリッジ整流器(3)とチョーク入力
型平滑フィルタ(44)との間に、高調波再整流用ダイ
オードD5と高調波再整流用ダイオード用コンデンサC
3とピーク電流制限用チョークコイルL2と力率改善用
コンデンサC2とにより構成されている高調波・力率改
善用回路(36)が備えられている。
【0040】この場合、さらに詳しく説明すると、高調
波・力率改善用回路(36)において、高調波再整流用
ダイオードD5は、その入力端子(37a)および出力
端子(37b)がそれぞれ単相ブリッジ整流器(3)の
出力端子(38)および平滑チョークコイルL1の一端
子(40)に接続されて、平滑チョークコイルL1と直
列に接続されている。
【0041】高調波再整流用ダイオード用コンデンサC
3は、そのマイナス端子(39a)およびプラス端子
(39b)が、それぞれ高調波再整流用ダイオードD5
の入力端子(37a)および出力端子(37b)に接続
されて、高調波再整流用ダイオードD5に並列接続され
ている。また、ピーク電流制限用チョークコイルL2と
力率改善用コンデンサC2とは、ピーク電流制限用チョ
ークコイルL2の一方の端子(41b)と力率改善用コ
ンデンサC2のプラス端子(42a)とが接続されて、
互いに直列接続されており、さらに、ピーク電流制限用
チョークコイルL2の他方の端子(41a)は、高調波
最整流用ダイオードD5の入力端子(37a)に接続さ
れ、力率改善用コンデンサC2のマイナス端子(42
b)は、平滑コンデンサC1のマイナス端子(43)に
接続されている。
【0042】このようなこの発明の整流回路では、チョ
ーク入力型平滑フィルタ(44)の平滑チョークコイル
L1と、高調波・力率改善用回路(36)のピーク電流
制限用チョーク・コイルL2と力率改善用コンデンサC
2とにより、第2高調波の共振を発生させ、その高調波
成分を高調波再整流用ダイオードD5により半波整流
し、その整流出力を単相ブリッジ整流器(3)の直流出
力に加えることにより、直流出力電圧の上昇および整流
効率の向上を図ることができ、さらに、高調波再整流用
ダイオード用コンデンサC3が高調波再整流用ダイオー
ドD5に並列接続されていることにより、直流出力電圧
および直流出力電力をより上昇させることができる。
【0043】このため、図17に例示したように、IE
C−1000−3−2クラスAの規制値を十分に満足す
るように、高調波電流成分を減少させることができる。
さらに、この整流回路では、200V、3.9A、72
0Wの交流入力電力から、235V、2.9A、68
1.5Wの直流出力電力を得ることができ、Pfは0.
923、ηは0.946であり、その力率は90%以
上、整流効率は約95%と、非常に優れた力率および整
流効率が得られる。
【0044】このように、この発明の整流回路は、高調
波電流および力率の改善だけでなく、整流効率の改善を
も行うことができ、IECの規制値を十分に満足するこ
とができる。また、図18は、図16に例示したこの発
明の整流回路を入力電圧100V系および200V系で
共用した場合の回路を例示したものである。この図18
に例示した100V系・200V系整流回路において
も、図16の整流回路と同様に、高調波成分を減少さ
せ、力率および整流効率を向上することができる。
【0045】もちろん、この発明は以上の例に限定され
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、入力交流電流に含まれている高調波電流を減少さ
せ、且つ非常に優れた力率および整流効率を得ることの
できる新しい整流回路が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は、各々、従来のインバータ型蛍
光灯の点灯回路を例示した回路構成図である。
【図2】図1(a)(b)の回路における交流入力電圧
eと交流入電流iと平滑コンデンサの端子電圧Vcの波
形を例示した概念図である。
【図3】この発明の整流回路の一例を例示した回路構成
図である。
【図4】図3のこの発明の整流回路における電流と電圧
の波形を例示した概念図である。
【図5】(a)(b)(c)は、各々、図4の波形の各
時間域T1、T2、T3における入力交流電流経路を例
示した概念図である。
【図6】この発明の整流回路の一実施例を示した回路構
成図である。
【図7】図3と図6とに例示したこの発明の整流回路を
組み合わせて構成されているこの発明の整流回路の一応
用例を例示した回路構成図である。
【図8】図8(a)は、この発明の整流回路の一実施例
を示した回路構成図であり、図8(b)は、図8(a)
の整流回路の等価回路を例示した回路構成図である。
【図9】図8のこの発明の整流回路における電流と電圧
の波形を例示した概念図である。
【図10】(a)(b)(c)は、各々、図9の波形の
各時間域T1、T2、T3における入力交流電流経路を
例示した概念図である。
【図11】倍電圧整流器が備えられている従来の整流回
路の一例を示した回路構成図である。
【図12】この発明の整流回路の一実施例を示した回路
構成図である。
【図13】この発明の整流回路の一実施例を示した回路
構成図である。
【図14】図11のこの発明の整流回路を入力電圧10
0V系および200V系で共用した場合のこの発明の一
応用例を例示した回路構成図である。
【図15】(a)(b)(c)(d)は、各々、図1
1、図12、図13、図14に例示した整流回路におけ
る電流波形を例示した図である。
【図16】この発明の整流回路の一実施例を示した回路
構成図である。
【図17】図16のこの発明の整流回路における各高調
波電流次数毎の高調波電流比率を例示した図である。
【図18】図16のこの発明の整流回路を入力電圧10
0V系および200V系で共用した場合のこの発明の一
応用例を例示した回路構成図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 高調波フィルタ 3 単相ブリッジ整流器 4 ハーフ・ブリッジ整流器 5 平滑フィルタ 6 ハーフ・ブリッジ発振回路 7 電子バラスタ 8 蛍光灯 9 起電用コンデンサ 10 直流入力負荷 11 ハーフ・ブリッジ回路 12 二相半波整流器 13a、13b 交流電源の端子 14a、14b 整流器の入力端子 15a、15b 整流器の出力端子 16 一次コイル 17 二次コイル 18 補助整流器の出力端子 19 一次コイルの補助昇圧用巻線側の端子 20a、20b ハーフ・ブリッジ回路の出力端子 21 二次コイルの巻線間の端子 22 平滑フィルタの平滑コンデンサ間の端子 23 4倍電圧整流器 24 4倍電圧整流器の入力端子 25a、25b 4倍電圧整流器の出力端子 26 倍電圧整流器 27 倍電圧整流器の入力端子 28a、28b ピーク電流制御用チョークコイルの端
子 29 倍電圧整流器のコンデンサC1のプラス端子 30a、30b 力率改善用コンデンサのプラス端子と
マイナス端子 31a、31b 倍電圧整流器のダイオードD9の出力
端子と入力端子 32 倍電圧整流器のコンデンサC2のマイナス端子 33a、33b 高調波バイパス用コンデンサのマイナ
ス端子とプラス端子 34 倍電圧整流器のコンデンサC3のプラス端子 35 倍電圧整流器のダイオードD5の入力端子 36 高調波・力率改善用回路 37a、37b 高調波再整流用ダイオードの入力端子
と出力端子 38 単相ブリッジ整流器の出力端子 39a、39b 高調波再整流用ダイオード用コンデン
サのマイナス端子と プラス端子 40 平滑チョークコイルの端子 41a、41b ピーク電流制限用チョークコイルの端
子 42a、42b 力率改善用コンデンサのプラス端子と
マイナス端子 43 平滑コンデンサのマイナス端子 44 チョーク入力型平滑フィルタ 45 DC/ACインバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続されている整流器により
    交流電圧を直流電圧に変換し、この直流電圧を整流器の
    出力端に接続されている平滑フィルタにより平滑化し、
    この平滑直流電圧を直流入力負荷に供給する整流回路に
    おいて、交流電源と整流器との間に昇圧用補助巻線が付
    加された交流インダクタが接続されており、この昇圧用
    補助巻線が付加された交流インダクタを一次コイルとし
    て、この一次コイルに近接して2つの巻線から構成され
    る二次コイルが配置されており、この二次コイルには補
    助整流器が接続され、この補助整流器の出力端子は補助
    平滑コンデンサを介して平滑フィルタに接続されてお
    り、そして一次コイルの昇圧用補助巻線側の端子には進
    相用コンデンサを介してハーフ・ブリッジ回路が接続さ
    れ、このハーフ・ブリッジ回路の出力端子は整流器の出
    力端子に接続されていることを特徴とする整流回路。
  2. 【請求項2】 交流電源の一方の端子に接続されている
    ハーフ・ブリッジ整流器により交流電圧を直流電圧に変
    換し、この直流電圧をハーフ・ブリッジ整流器の出力端
    に接続されている4つのダイオードと2つの倍電圧充電
    用コンデンサと2つの倍電圧平滑用コンデンサとにより
    構成される4倍電圧整流器により平滑化し、この平滑直
    流電圧を直流入力負荷に供給する整流回路において、ハ
    ーフ・ブリッジ整流器を構成する2つのダイオードそれ
    ぞれに進相用コンデンサが一つずつ並列に接続されてお
    り、交流電源の他方の端子と4倍電圧整流器の2つの倍
    電圧充電用コンデンサ間の入力交流端子との間に交流イ
    ンダクタが接続されており、4倍電圧整流器の4つのダ
    イオードの中間点と2つの倍電圧平滑用コンデンサの中
    間点とが接続されていることを特徴とする整流回路。
  3. 【請求項3】 交流電源に接続されている整流器により
    交流電圧を直流電圧に変換し、この直流電圧に含まれる
    脈動電圧を整流器の出力端に接続されているn個のダイ
    オードおよびコンデンサにより構成されるn段の倍電圧
    整流器により平滑化し、この平滑直流電圧を直流入力負
    荷に供給する整流回路において、倍電圧整流器の入力端
    にピーク電流制御用チョークコイルが接続され、倍電圧
    整流器の最下段および最上段のダイオードにそれぞれ力
    率改善用コンデンサおよび高調波バイパス用コンデンサ
    が並列に接続されていることを特徴とする整流回路。
  4. 【請求項4】 交流電源に接続されている整流器により
    交流電圧を直流電圧に変換し、この直流電圧を整流器の
    出力端に接続されているチョークコイルとコンデンサと
    により構成されるチョーク入力型平滑フィルタにより平
    滑化し、この平滑直流電圧を直流入力負荷に供給する整
    流回路において、整流器とチョーク入力型平滑フィルタ
    との間に、高調波再整流用ダイオードと該高調波再整流
    用ダイオード用コンデンサとピーク電流制限用チョーク
    コイルと力率改善用コンデンサとにより構成される高調
    波・力率改善用回路が備えられており、高調波再整流用
    ダイオードはチョーク入力型平滑フィルタの平滑チョー
    クコイルと直列に接続され、高調波再整流用ダイオード
    用コンデンサは高調波再整流用ダイオードに並列に接続
    され、ピーク電流制限用チョークコイルと力率改善用コ
    ンデンサとは、ピーク電流制御用チョークコイルの一方
    の端子と力率改善用コンデンサのプラス端子とが接続さ
    れて、互いに直列接続され、そして、ピーク電流制御用
    チョークコイルの他方の端子が高調波再整流用ダイオー
    ドの入力端子に接続され、力率改善用コンデンサのマイ
    ナス端子がチョーク入力型平滑フィルタの平滑コンデン
    サのプラス端子もしくはマイナス端子に接続されている
    ことを特徴とする整流回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015528996A (ja) * 2013-04-26 2015-10-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 複数の電圧源に適した照明装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015528996A (ja) * 2013-04-26 2015-10-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 複数の電圧源に適した照明装置
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