JPH1098852A - 回転電機の回転速度検出装置 - Google Patents

回転電機の回転速度検出装置

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JPH1098852A
JPH1098852A JP8251234A JP25123496A JPH1098852A JP H1098852 A JPH1098852 A JP H1098852A JP 8251234 A JP8251234 A JP 8251234A JP 25123496 A JP25123496 A JP 25123496A JP H1098852 A JPH1098852 A JP H1098852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resolver
electric machine
rotating
rotating electric
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP8251234A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Yamaguchi
強 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8251234A priority Critical patent/JPH1098852A/ja
Publication of JPH1098852A publication Critical patent/JPH1098852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】レゾルバ自身の軸振れをなくしまたジャッキア
ップ時等の軸の上下方向の動きにもスムーズに対応で
き、容易に組立可能な回転電機の回転速度検出装置を提
供すること。 【解決手段】回転電機にレゾルバを取付けて回転電機の
回転子軸の回転速度を検出する回転電機の回転速度検出
装置において、レゾルバの固定子枠にフランジを設け、
フランジを隣設して配設されたレゾルバ取付架台に固定
すると共に、回転子軸を軸方向にも移動可能でかつ回転
精度の優れたボールジョイントカップリングで結合する
ように構成されているので、回転電機の過大な軸振れに
対してもレゾルバ本体の振れをなくすことができ、正確
な回転電機の回転速度を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機に係わり、
特に回転電機の回転速度を検出する回転電機の回転速度
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、鉄鋼圧延システムの圧延用速度制
御や可変速揚水発電システムの揚水制御等に用いられて
いる回転電機は、その自動制御のために回転速度のより
正確な検出が求められ、そのために回転電機にレゾルバ
を直結して回転速度を検出するケースが増加している。
【0003】ところで、従来のレゾルバの固定子支持機
構としては、図4の側面図及び図5の図4の断面図に示
すように、図示していない回転電機本体の回転電機回転
子軸カップリング11とレゾルバ回転子軸1のレゾルバ
回転子軸カップリング8とがカップリングボルト12に
より直結されている。レゾルバ固定子枠2の外周面に
は、レゾルバトルク伝達用と回り止め用としてレゾルバ
固定子止めキー13が取り付けられている。
【0004】一方、レゾルバ固定子枠2に隣接して配設
されたレゾルバ固定子台14には一対の小型のころがり
軸受15が適宜の間隔を存して取付けられており、これ
らころがり軸受15に、受金16の両端に設けられたレ
ゾルバ回転子軸1と平行な受金回転軸17が支持されて
いる。受金16には軸方向に止めキースライド溝18が
加工されており、この止めキースライド溝18にレゾル
バ固定子止めキー19がスライド可能に挿入され、レゾ
ルバを支持するように構成されている。
【0005】また、横軸回転電機においては回転電機の
回転子軸7とレゾルバ回転子軸1を直結するカップリン
グ間にベローズカップリングやマイクロカップリング等
のフレキシブルカップリング20を設け、回転電機側の
軸振れをこれらのカップリング20で吸収するように構
成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、立軸回転電
機、例えば可変速発電電動機にレゾルバを使用する場合
には、回転軸の軸振れは横軸回転電機の比ではなく、特
に高速機の場合には通常運転時でも40/100mmを
超えることは珍しいことではない。特に過渡状態、例え
ば負荷遮断時には、通常の回転速度に対して数10%増
速するので、軸振れは50/100mmに達することも
ある。
【0007】このような過大な軸振れの発生する立軸回
転電機に対して前述したようなレゾルバ支持構造を採用
すれば、レゾルバ本体の過大な振れ回り運動に対しても
拘束されることなく極めてスムーズに対応できるが、レ
ゾルバの軸振れが30/100mmを超えるあたりから
制御に影響を与えるようになり、電力動揺を生じる恐れ
があった。
【0008】また、立軸回転電機では静止時に回転子全
体を上方向に約10mm移動させる、いわゆるジャッキ
アップを行う必要があり、回転電機の回転子軸とレゾル
バ回転子軸間を直結するベローズカップリングやマイク
ロカップリングをこのジャッキアップ時に破損させてし
まう恐れがあった。
【0009】本発明の請求項1及び請求項2は、上記状
況に鑑みてなされたもので、その目的はレゾルバ自身の
軸振れをなくしまたジャッキアップ時等の軸の上下方向
の動きにもスムーズに対応でき、容易に組立可能な回転
電機の回転速度検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、回転電機にレゾルバを取付け
て回転電機の回転子軸の回転速度を検出する回転電機の
回転速度検出装置において、前記レゾルバの固定子枠に
フランジを設け、前記フランジを隣設して配設された前
記レゾルバ取付架台に固定すると共に、前記回転子軸を
軸方向にも移動可能でかつ回転精度の優れたボールジョ
イントカップリングで結合するように構成されたことを
特徴とする。
【0011】本発明の請求項2は、回転電機にレゾルバ
を取付けて回転電機の回転子軸の回転速度を検出する回
転電機の回転速度検出装置において、前記レゾルバの固
定子枠を前記レゾルバの取付架台に直接固定すると共
に、前記回転子軸を軸方向にも移動可能でかつ回転精度
の優れたボールジョイントカップリングで結合するよう
に構成されたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例(請求項1
対応)の一部を断面で示す図、図2は図1のA方向から
みた天端部分の矢視図である。
【0013】図に示すように、レゾルバ回転子軸1は、
レゾルバ回転子軸カップリング8と継ぎシャフト5aと
ボールジョイントカップリング6と継ぎシャフト5b及
び絶縁板9を介し、回転電機回転子軸7と結合されてい
る。また、レゾルバ固定子枠2には静止時に取付けられ
たレゾルバ取付架台4と固定するための取付フランジ3
が取付られており、取付フランジ3とレゾルバ取付架台
4は取付ボルト10で取付けられ一体構造となつてい
る。
【0014】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例において、レゾルバはレゾルバ固定子枠2に隣
接して配置されたレゾルバ取付架台4に直接固定されて
いるため、レゾルバ自身の軸振れをなくすことが可能で
ある。また、レゾルバ回転子軸1と回転電機回転子軸7
を継ぎシャフト5a,5bを介しボールジョイントカッ
プリング6で結合されているので、回転電機側の軸振れ
を確実に吸収することができると共に、上下方向の動き
に対しても対応可能である。
【0015】上述したように、本実施例によると、回転
電機の過大な軸振れに対してもレゾルバ本体の振れをな
くすことができ、正確な回転電機の回転速度を検出する
ことができる。
【0016】図3は本発明の他の実施例(請求項2対
応)の一部を断面で示す図である。同図に示すように、
レゾルバ回転子軸1は、レゾルバ回転子軸カップリング
8と継ぎシャフト5aとボールジョイントカップリング
6と継ぎシャフト5b及び絶縁板9を介し、回転電機回
転子軸7と結合されている。また、レゾルバ固定子枠2
は静止部に取付けられたレゾルバ取付架台4に直接取付
ボルト10で取付けられ一体構造となつている。
【0017】本実施例も上記実施例と同様に、回転電機
の過大な軸振れに対してもレゾルバ本体の振れをなくす
ことができ、正確な回転電機の回転速度を検出すること
ができる。
【0018】なお、上記各実施例では立軸の回転電機に
レゾルバをボールジョイントカップリングを介して結合
する支持機構について述べたが、本実施例は立軸の回転
電機のみに限定されるものではなく、横軸の回転電機の
回転速度検出装置にも容易に適用することができ、その
効果も上記実施例と同様な効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1及
び請求項2によれば、回転電機が過大な軸振れを生じて
いても従来のようなレゾルバ本体の振れ回り運動を吸収
するための複雑な支持機構を必要とせず、また複雑なメ
ンテナンスも必要とせずに、レゾルバ本体の振れをなく
すことができ、しかも騒音振動の発生も極めて小さい高
性能な回転電機の回転速度の検出が可能な回転電機の回
転速度検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部を断面で示す図。
【図2】図1のA方向からみた天端部分の矢視図。
【図3】本発明の他の実施例の一部を断面で示す図。
【図4】従来の回転速度検出装置の回転電機軸端に取付
けたレゾルバの取付け状態とレゾルバ支持機構を示す側
面図。
【図5】図4のB−B断面図。
【符号の説明】
1…レゾルバ回転子軸、2…レゾルバ固定子軸、3…取
付フランジ、4…レゾルバ取付架台、5a,5b…継ぎ
シャフト、6…ボールジョイントカップリング、7…回
転電機回転子軸、8…レゾルバ回転子軸カップリング、
9…絶縁板、10…取付ボルト、11…回転電機回転子
軸カップリング、12…カップリングボルト、13…レ
ゾルバ固定子止めキー、14…レゾルバ固定子台、15
…ころがり軸受、16…受金、17…受金回転軸、18
…スライド溝、19…レゾルバ固定子止めキー、20…
フレキシブルカップリング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機にレゾルバを取付けて回転電機
    の回転子軸の回転速度を検出する回転電機の回転速度検
    出装置において、前記レゾルバの固定子枠にフランジを
    設け、前記フランジを隣設して配設された前記レゾルバ
    取付架台に固定すると共に、前記回転子軸を軸方向にも
    移動可能でかつ回転精度の優れたボールジョイントカッ
    プリングで結合するように構成されたことを特徴とする
    回転電機の回転速度検出装置。
  2. 【請求項2】 回転電機にレゾルバを取付けて回転電機
    の回転子軸の回転速度を検出する回転電機の回転速度検
    出装置において、前記レゾルバの固定子枠を前記レゾル
    バの取付架台に直接固定すると共に、前記回転子軸を軸
    方向にも移動可能でかつ回転精度の優れたボールジョイ
    ントカップリングで結合するように構成されたことを特
    徴とする回転電機の回転速度検出装置。
JP8251234A 1996-09-24 1996-09-24 回転電機の回転速度検出装置 Pending JPH1098852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8251234A JPH1098852A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 回転電機の回転速度検出装置

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JP8251234A JPH1098852A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 回転電機の回転速度検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH1098852A true JPH1098852A (ja) 1998-04-14

Family

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JP8251234A Pending JPH1098852A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 回転電機の回転速度検出装置

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JP (1) JPH1098852A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112763742A (zh) * 2020-12-24 2021-05-07 北京通用航空江西直升机有限公司 一种旋翼转速传感器安装结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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