JPH109883A - ナビゲーション装置およびナビゲーション装置の道路決定方法 - Google Patents

ナビゲーション装置およびナビゲーション装置の道路決定方法

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JPH109883A
JPH109883A JP16264896A JP16264896A JPH109883A JP H109883 A JPH109883 A JP H109883A JP 16264896 A JP16264896 A JP 16264896A JP 16264896 A JP16264896 A JP 16264896A JP H109883 A JPH109883 A JP H109883A
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JP
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road
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JP16264896A
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English (en)
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Noriko Aoyanagi
範子 青柳
Muneo Saeki
宗男 佐伯
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行軌跡が非常に似ているヘアピン道路とU
ターン道路の判別精度を高めることで、より正確な位置
を示すことができるナビゲーション装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 現在位置算出部5は自立センサ1とGP
S受信機2からの信号により現在位置の検出を行う。こ
の検出結果と地図データベース3とから候補選出部7が
複数の道路の候補を選定する。道路決定部108はこの
複数の候補それぞれに対し、その道路の確からしさの値
を算出し、道路の候補の中で一番確からしい候補を決定
する。この際、Uターン道路の候補については、確から
しさの値のポイントを所定値だけ下げるようにする。こ
の決定情報を基に表示制御部10は表示部11に表示を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自車位置を特定す
るためのナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーション装置の動作を以下
に説明する。
【0003】図4は従来のナビゲーション装置のブロッ
ク図である。図4において1は変位距離・変位角(ヨー
角、ピッチ角)を検知する自立センサ、2はGPS衛星
からの電波を受信し、現在位置の絶対位置情報と誤差情
報とを出力するGPS受信機、3は道路情報が保持され
ている地図データベースである。
【0004】4は全体の制御及び演算などを行う制御部
であり、自立センサ1及びGPS受信機2からの出力に
より現在の位置を算出する現在位置算出部5と、過去決
定した位置の履歴情報を記憶する位置履歴記憶部6と、
現在位置算出部5の出力及び位置履歴記憶部6に記憶さ
れている情報と地図データベースに記憶されている地図
記憶情報とを照合し、現在走行中の可能性がある道路を
複数選出する候補選出部7と、候補選出部7によって選
出された複数の道路の候補から一番走行中の可能性の高
い候補を選択する道路決定部8と、各種情報を情報を表
示させるための表示制御部10とを備えている。
【0005】11は表示制御部10の制御によって各種
情報を表示させる表示部、12は候補選出部7が算出し
た道路の候補を複数記憶する記憶部である。
【0006】以上の様に構成されたナビゲーション装置
について以下にその動作を説明する。
【0007】まず現在位置算出部5の動作について説明
する。まず、自立センサ1から前回補正位置からの変位
距離・変位角(ヨー角、ピッチ角)情報と、GPS受信
機2からの絶対位置情報とその誤差範囲の情報を取得す
る(以下、これにより求めた現在位置をGPS算出位置
と称す)。
【0008】この時、自立センサ1から出力される変位
距離・変位角(ヨー角、ピッチ角)情報を読み込み、こ
の読み込んだ情報に位置履歴記憶部6に記憶されている
前回の補正位置に変位距離・変位角を積分加算して現在
位置情報を求める(以下自立航法算出位置と称す)。
【0009】そして、自立航法算出位置が、GPS算出
位置を中心としたGPSの誤差範囲内に入っていれば自
立航法算出位置を現在位置情報とし、誤差範囲内に入っ
ていなければGPS算出情報を現在位置とし、位置履歴
記憶部の内容を更新する。
【0010】次に、候補選出部7の動作について図5を
用いて説明する。なお、図5は、従来の技術における候
補選出部7の動作フローチャートである。
【0011】現在位置算出部5が位置履歴記憶部6の内
容を更新すると、地図データベース3から現在位置付近
の道路データを読み出し、現在位置算出部5にて求めら
た現在位置と道路データから現在走行中の可能性のある
道路を選出する。
【0012】まず、道路情報を地図データベース3から
読み出す(STEP1)。その読み出された道路と現在
位置算出部5にて求められた現在位置の整合性チェック
が終了したか判断する(STEP2)。
【0013】まだ整合性チェックが終了していない道路
があればチェックを行う。チェックする内容は距離チェ
ックと角度チェックで、距離チェックは、道路と現在位
置との最短距離が90m以内なら距離整合性のある道路
とみなす(STEP3)。
【0014】また角度チェックは道路のリンク方向とG
PSから得られた進行方向または自立センサから得られ
た進行方向との角度差が30゜以内なら角度整合性のあ
る道路とみなす(STEP4)。
【0015】STEP3、STEP4の整合性チェック
をパスした道路が車存の可能性のある道路とみなされ、
この道路の情報を記憶部12に記憶する(STEP
5)。
【0016】ここでSTEP2に戻り整合性チェックが
終了していない道路があればSTEP3〜STEP5の
処理を繰り返し行う。整合性チェックが全道路終了すれ
ば、選出された候補を道路決定部8に通知する(STE
P6)。
【0017】次に候補選出部が上記制御をした後の道路
決定部8の動作について図6を用いて説明する。
【0018】なお、図6は従来の技術における道路決定
部8の動作フローチャートである。まず、記憶部12に
記憶された全ての候補をチェックし終わったか判断する
(STEP7)。
【0019】チェックし終わっていなければ、記憶部1
2からチェックしていない候補のうち1つを取り出し、
その確からしさ値を求める。
【0020】具体的には候補位置と現在位置の距離差が
0〜10mの時は10点、10〜20mの時は9点、2
0〜30mの時は8点、80〜90mの時は2点とし、
また現在進行方向と道路の方向の角度差が0〜5°の時
は5点、5〜10°の時は4点、10〜15°の時は3
点、25〜30°の時は0点とする。この2つの得点の
合計を確からしさ値とする(STEP8)。
【0021】この確からしさ値が今までの候補の中で最
も確からしい値よりも大きいかどうか判断する(STE
P9)。
【0022】このSTEP9で大きいと判定されれば今
回の候補を一番確からしい候補とし、STEP7に戻る
(STEP10)。
【0023】また、STEP9で大きくないと判定され
れば何もせずにSTEP7に戻る。上記したように、S
TEP7は全ての候補をチェックし終わったか判断する
ものであるので、記憶部に記憶されている全ての情報を
チェックするまで、STEP7〜STEP10のチェッ
ク処理が繰り返されることになる。
【0024】また、STEP7にて全ての候補のチェッ
クが終了したと判定されれば、現在保持している「一番
確からしい候補」の情報を「現在位置の情報」として表
示制御部10に送る(STEP11)。
【0025】表示制御部10は、この「現在位置の情
報」を基に、この位置情報近辺の地図情報を、地図デー
タベース3より読み出し、これらの情報を基に、現在地
付近の地図表示とこの地図上の道路決定部8で決定され
た道路上に現在地を、表示部11に表示させる。
【0026】また、この時、道路決定部8は、位置履歴
記憶部6に決定した道路情報、現在位置情報を記憶させ
る。
【0027】以上のような動作を所定時間毎に行う事に
より、現在位置が順次更新される。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、過去の走行軌跡を参照しながら現在の位置を
決定することになるが、走行軌跡が、非常に似ているヘ
アピン道路とUターン道路の二通りがあった場合、自立
センサの誤差等で二つの候補道路のどちらか判断がつか
ず正確なマップマッチングができなくなるという問題点
を有していた。
【0029】本発明は、上記課題に鑑み、走行軌跡が非
常に似ているヘアピン道路とUターン道路の判別精度を
高めることで、より正確な位置を示すことができるナビ
ゲーション装置を提供することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課
題に鑑み、道路決定部は、候補選出部によって選定され
た複数の道路候補から現在走行中の道路を決定する際、
Uターン道路に比べてヘアピン道路を優先して判定する
ように構成したものであり、走行軌跡が非常に似ている
ヘアピン道路とUターン道路の判別精度を高めること
で、より正確な位置を示すことができるナビゲーション
装置を提供することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、現在位置の情報を検出するための位置検出手段と、
過去の走行履歴を記憶する位置履歴記憶部と、少なくと
も道路情報が保持されている地図記憶部と、位置検出手
段が検出した現在位置の情報と、位置履歴記憶部に記憶
されている過去の走行履歴とから、現在走行中の道路の
候補を複数選出する候補選出部と、候補選出部によって
選出された現在走行中の道路の候補の中から、現在走行
中の道路を決定する道路決定部とから成り、道路決定部
は更に、現在走行中の道路の決定を行う際、候補選出部
が選出する複数の道路の候補の中にUターン道路が含ま
れるとき他の道路の候補に比べ現在の道路として決定さ
れる優先度を低くする様にしたことを特徴とするもので
あり、判別の難しいヘアピン道路とUターン道路との候
補が選出された際、確率の高いヘアピン道路を優先して
選択させるようにすることができるようになるという作
用を有する。
【0032】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1において、位置検出手段は、位置履歴記憶部に記憶さ
れた前回の位置情報からの相対位置を検出する検出部
と、検出部が検出した相対位置と位置履歴記憶部が記憶
している前回の位置情報とから現在位置の現在位置の情
報を算出する算出部とから成り、候補選出部は算出部が
算出した現在位置の情報を利用して現在走行中の道路の
候補を選出することを特徴とするものであり、前回の位
置情報からの相対位置を使って現在の位置情報を検出す
るものにおいて、判別の難しいヘアピン道路とUターン
道路との候補が選出された際、確率の高いヘアピン道路
を優先して選択させるようにすることができるようにな
るという作用を有する。
【0033】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、GPS衛星の信号を受信し、
この信号の受信状態から現在の位置情報を出力する第2
の位置検出部を有し、候補選出部は、位置検出部と第2
の位置検出部とがそれぞれ検出した現在位置の情報を基
に現在走行中の道路の候補を選出することを特徴とする
ものであり、前回の位置情報からの相対位置とGPS衛
星からの信号受信を使ってそれぞれ現在の位置情報を検
出し、この検出結果から、道路の候補を選出するものに
おいて、判別の難しいヘアピン道路とUターン道路との
候補が選出された際、確率の高いヘアピン道路を優先し
て選択させるようにすることができるようになるという
作用を有する。
【0034】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、位置検出手段は、GPS衛星
の信号を受信し、この信号の受信状態から現在の位置情
報を出力することを特徴とするものであり、GPS衛星
からの信号受信を使って現在の位置情報を検出するもの
において、判別の難しいヘアピン道路とUターン道路と
の候補が選出された際、確率の高いヘアピン道路を優先
して選択させるようにすることができるようになるとい
う作用を有する。
【0035】本発明の請求項5に記載の発明は、現在位
置の情報を検出し、この検出した現在の位置情報と、過
去の走行履歴とから、現在走行中の道路の候補を複数選
出し、この選出された現在走行中の道路の候補の中か
ら、現在走行中の道路を決定するナビゲーション装置の
道路決定方法において、複数の候補を選出した際、Uタ
ーン道路が道路の候補が含まれていたとき、Uターン道
路が他の候補に比べ決定される優先度を低くする事を特
徴とするヘアピン道路をUターン道路より優先して現在
の道路として決定することを特徴とするものであり、判
別の難しいヘアピン道路とUターン道路との候補が選出
された際、確率の高いヘアピン道路を優先して選択させ
るようにすることができるようになるという作用を有す
る。
【0036】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
5に記載の発明において、現在位置の検出は、前回の位
置からの相対位置を検出し、この相対位置と前回の位置
とから現在位置を検出することを特徴とするものであ
り、前回の位置情報からの相対位置を使って現在の位置
情報を検出するものにおいて、判別の難しいヘアピン道
路とUターン道路との候補が選出された際、確率の高い
ヘアピン道路を優先して選択させるようにすることがで
きるようになるという作用を有する。
【0037】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
6に記載の発明において、GPS衛星の信号を受信し、
この信号の受信状態からも現在の位置情報を検出すると
共に、道路の候補を選出する際には、相対位置から算出
した現在の位置情報とGPS衛星の信号を受信すること
により得られた現在の位置情報の両方を基に現在走行中
の道路の候補を選出することを特徴とするものであり、
前回の位置情報からの相対位置とGPS衛星からの信号
受信を使ってそれぞれ現在の位置情報を検出し、この検
出結果から、道路の候補を選出するものにおいて、判別
の難しいヘアピン道路とUターン道路との候補が選出さ
れた際、確率の高いヘアピン道路を優先して選択させる
ようにすることができるようになるという作用を有す
る。
【0038】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
5に記載の発明において、現在位置の検出は、GPS衛
星の信号を受信し、この信号の受信状態から現在の位置
情報を検出することを特徴とするものであり、GPS衛
星からの信号受信を使って現在の位置情報を検出するも
のにおいて、判別の難しいヘアピン道路とUターン道路
との候補が選出された際、確率の高いヘアピン道路を優
先して選択させるようにすることができるようになると
いう作用を有する。
【0039】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態における
ナビゲーション装置のブロック図である。
【0040】図1において1は変位距離・変位角(ヨー
角、ピッチ角)を検知する自立センサ、2はGPS衛星
からの電波を受信し、現在位置の絶対位置情報と誤差情
報とを出力するGPS受信機、3は道路情報が保持され
ている地図データベースである。
【0041】4は全体の制御及び演算などを行う制御部
であり、自立センサ1及びGPS受信機2からの出力に
より現在の位置を算出する現在位置算出部5と、過去の
位置の履歴情報を記憶する位置履歴記憶部6と、現在位
置算出部5の出力及び位置履歴記憶部6に記憶されてい
る情報と地図データベースに記憶されている地図記憶情
報とを照合し、現在走行中の可能性がある道路を複数選
出する候補選出部7と、候補選出部7によって選出され
た複数の道路の候補から一番走行中の可能性の高い候補
を選択する道路決定部108と、各種情報を情報を表示
させるための表示制御部10とを備えている。又、候補
選出部7と道路決定部108とを総称してマップマッチ
ング部109とする。
【0042】11は表示制御部10の制御によって各種
情報を表示させる表示部、12は候補選出部7が算出し
た道路の候補を複数記憶する記憶部である。
【0043】従来の技術との違いは、道路決定部108
が、候補選出部7が選定した道路の候補がUターン道路
の場合、その確からしさをを低くする点である。
【0044】以上のように構成されたナビゲーション装
置において、以下その動作の説明を行う。
【0045】まず、自立センサ1から前回補正位置から
の変位距離・変位角(ヨー角、ピッチ角)情報と、GP
S受信機2からの絶対位置情報とその誤差範囲の情報を
取得する(以下、これにより求めた現在位置をGPS算
出位置と称す)。
【0046】この時、自立センサ1から出力される変位
距離・変位角(ヨー角、ピッチ角)情報を読み込み、こ
の読み込んだ情報に位置履歴記憶部6に記憶されている
前回の補正位置に変位距離・変位角を積分加算して現在
位置情報を求める(以下自立航法算出位置と称す)。
【0047】そして、自立航法算出位置が、GPS算出
位置を中心としたGPSの誤差範囲内に入っていれば自
立航法算出位置を現在位置情報とし、誤差範囲内に入っ
ていなければGPS算出情報を現在位置とし、位置履歴
記憶部の内容を更新する。
【0048】次に、候補選出部7の動作について図2を
用いて説明する。なお、図2は、本発明の一実施の形態
における候補選出部7の動作フローチャートである。
【0049】現在位置算出部5が位置履歴記憶部6の内
容を更新すると、地図データベース3から現在位置付近
の道路データを読み出し、現在位置算出部5にて求めら
た現在位置と道路データから現在走行中の可能性のある
道路を選出する。
【0050】まず、道路情報を地図データベース3から
読み出す(STEP101)。その読み出された道路と
現在位置算出部5にて求められた現在位置の整合性チェ
ックが終了したか判断する(STEP102)。
【0051】まだ整合性チェックが終了していない道路
があればチェックを行う。チェックする内容は距離チェ
ックと角度チェックで、距離チェックは、道路と現在位
置との最短距離が90m以内なら距離整合性のある道路
とみなす(STEP103)。
【0052】また角度チェックは道路のリンク方向とG
PSから得られた進行方向または自立センサから得られ
た進行方向との角度差が30゜以内なら角度整合性のあ
る道路とみなす(STEP104)。
【0053】STEP103、STEP104の整合性
チェックをパスした道路が車存の可能性のある道路とみ
なされ、この道路の情報を記憶部12に記憶する(ST
EP105)。
【0054】ここでSTEP102に戻り整合性チェッ
クが終了していない道路があればSTEP103〜ST
EP105の処理を繰り返し行う。整合性チェックが全
道路終了すれば、選出された候補を道路決定部108に
通知する(STEP106)。
【0055】次に候補選出部が上記制御をした後の道路
決定部108の動作について図3を用いて説明する。
【0056】なお、図3は本発明の一実施の形態におけ
る道路決定部108の動作フローチャートである。
【0057】まず、全ての候補をチェックし終わったか
判断する(STEP107)。チェックし終わっていな
ければ、チェックし終わっていない候補の確からしさ値
を求める。具体的には候補位置と現在位置の距離差が0
〜10mの時は10点、10〜20mの時は9点、20
〜30mの時は8点、80〜90mの時は2点とし、ま
た現在進行方向と道路の方向の角度差が0〜5°の時は
5点、5〜10°の時は4点、10〜15°の時は3
点、25〜30°の時は0点とする。この2つの得点の
合計を確からしさ値とする(STEP108)。
【0058】次にこの候補が前回マップマッチングした
時の位置より後退していればUターン候補と判断する
(SETP109)。
【0059】Uターン候補と判断された場合は、STE
P108で求めた確からしさ値から3点減点する(ST
EP110)。
【0060】その後、この確からしさ値が今までの候補
の中で最も確からしい値よりも大きいかどうか判断する
(STEP111)。
【0061】このSTEP111で最も大きいと判定さ
れれば今回の候補を一番確からしい候補とし、STEP
107に戻る(STEP112)。
【0062】また、STEP111で大きくないと判定
されれば何もせずにSTEP107に戻る。
【0063】上記したように、STEP107は全ての
候補をチェックし終わったか判断するものであるので、
記憶部に記憶されている全ての情報をチェックするま
で、STEP107〜STEP112のチェック処理が
繰り返されることになる。
【0064】また、STEP107にて全ての候補のチ
ェックが終了したと判定されれば、現在保持している
「一番確からしい候補」の情報を「現在位置の情報」と
して表示制御部10に送る(STEP113)。
【0065】表示制御部10は、この「現在位置の情
報」を基に、この位置情報近辺の地図情報を、地図デー
タベース3より読み出し、これらの情報を基に、現在地
付近の地図表示とこの地図上の道路決定部108で決定
された道路上に現在地を、表示部11に表示させる。
【0066】また、この時、道路決定部108は、位置
履歴記憶部6に決定した道路情報、現在位置情報を記憶
させる。
【0067】以上のような動作を所定時間毎に行う事に
より、現在位置が順次更新される。
【0068】
【発明の効果】本発明は、道路決定部は、候補選出部に
よって選定された複数の道路候補から現在走行中の道路
を決定する際、Uターン道路に比べてヘアピン道路を優
先して判定するように構成したものであり、判別の難し
いヘアピン道路とUターン道路との候補が選出された
際、確率の高いヘアピン道路を優先して選択させるよう
にすることができるようになり、現在走行中の道路の決
定の際の精度を上げる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるナビゲーション
装置のブロック図
【図2】本発明の一実施の形態における候補選出部の動
作フローチャート
【図3】本発明の一実施の形態における道路決定部の動
作フローチャート
【図4】従来のナビゲーション装置のブロック図
【図5】従来の技術における候補選出部の動作フローチ
ャート
【図6】従来の技術における道路決定部の動作フローチ
ャート
【符号の説明】
1 自立センサ 2 GPS受信機 3 地図データべース 4 制御部 5 現在位置算出部 6 位置履歴記憶部 7 候補選出部 10 表示制御部 11 表示部 12 記憶部 108 道路決定部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現在位置の情報を検出するための位置検出
    手段と、過去の走行履歴を記憶する位置履歴部と、少な
    くとも道路情報が保持されている地図記憶部と、前記位
    置検出手段が検出した現在位置の情報と、前記位置履歴
    部に記憶されている過去の走行履歴とから、現在走行中
    の道路の候補を複数選出する候補選出部と、前記候補選
    出部によって選出された現在走行中の道路の候補の中か
    ら現在走行中の道路を決定する道路決定部とから成り、
    前記道路決定部は更に、現在走行中の道路の決定を行う
    際に前記道路決定部が選出した道路の候補の中にUター
    ン道路が選定されていた場合、その道路の候補が他の道
    路の候補に比べ現在の道路として決定される優先度を低
    くすることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】前記位置検出手段は、前記位置履歴部に記
    憶された前回の位置情報からの相対位置を検出する検出
    部と、前記検出部が検出した相対位置と前記位置履歴部
    が記憶している前回の位置情報とから現在位置の現在位
    置の情報を算出する算出部とから成り、前記候補選出部
    は前記算出部が算出した現在位置の情報を利用して現在
    走行中の道路の候補を選出することを特徴とする請求項
    1に記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】GPS衛星の信号を受信し、この信号の受
    信状態から現在の位置情報を出力する第2の位置検出部
    を有し、前記候補選出部は、前記位置検出部と前記第2
    の位置検出部とがそれぞれ検出した現在位置の情報を基
    に現在走行中の道路の候補を選出することを特徴とする
    請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】前記位置検出手段は、GPS衛星の信号を
    受信し、この信号の受信状態から現在の位置情報を出力
    することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション
    装置。
  5. 【請求項5】現在位置の情報を検出し、この検出した現
    在の位置情報と、過去の走行履歴とから、現在走行中の
    道路の候補を複数選出し、この選出された現在走行中の
    道路の候補の中から、現在走行中の道路を決定するナビ
    ゲーション装置の道路決定方法において、複数の候補を
    選出した際、Uターン道路が道路の候補が含まれていた
    とき、Uターン道路が他の候補に比べ決定される優先度
    を低くする事を特徴とするナビゲーション装置の道路決
    定方法。
  6. 【請求項6】現在位置の検出は、前回の位置からの相対
    位置を検出し、この相対位置と前回の位置とから現在位
    置を検出することを特徴とする請求項5に記載のナビゲ
    ーション装置の道路決定方法。
  7. 【請求項7】GPS衛星の信号を受信し、この信号の受
    信状態からも現在の位置情報を検出すると共に、道路の
    候補を選出する際には、相対位置から算出した現在の位
    置情報とGPS衛星の信号を受信することにより得られ
    た現在の位置情報の両方を基に現在走行中の道路の候補
    を選出することを特徴とする請求項6に記載のナビゲー
    ション装置の道路決定方法。
  8. 【請求項8】現在位置の検出は、GPS衛星の信号を受
    信し、この信号の受信状態から現在の位置情報を検出す
    ることを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装
    置の道路決定方法。
JP16264896A 1996-06-24 1996-06-24 ナビゲーション装置およびナビゲーション装置の道路決定方法 Pending JPH109883A (ja)

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JPH109883A true JPH109883A (ja) 1998-01-16

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JP16264896A Pending JPH109883A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 ナビゲーション装置およびナビゲーション装置の道路決定方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155503A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Denso Corp 車両用ナビゲーション装置
JP2007163331A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Xanavi Informatics Corp ナビゲーション装置
JP2008268013A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Funai Electric Co Ltd ナビゲーション装置

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