JPH1098438A - バースト信号受信装置 - Google Patents

バースト信号受信装置

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JPH1098438A
JPH1098438A JP25113296A JP25113296A JPH1098438A JP H1098438 A JPH1098438 A JP H1098438A JP 25113296 A JP25113296 A JP 25113296A JP 25113296 A JP25113296 A JP 25113296A JP H1098438 A JPH1098438 A JP H1098438A
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Tokihiko Yokoi
時彦 横井
Hiroyoshi Kihara
弘喜 木原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャネル切り換え後のバースト信号の検出の
信頼性や安定性を向上させたバースト信号受信装置を提
供する。 【解決手段】 制御部8は、周波数選択部2を制御して
受信周波数(チャネル)の切り換えを行なった場合に、
受信電力検出部5にて検出した増幅部出力レベルに基づ
いて、このレベルが最適待ち受けレベル(バースト信号
の受信を検出するための適正なレベル)になるように現
在の利得制御部7の利得を補正する利得補正データを求
める。そして、バースト信号検出部6からバースト信号
の検出信号が入力されない場合に上記利得補正データを
利得制御部7に入力する。これに対して利得制御部7
は、上記利得補正データに基づいて現在増幅部3に与え
ている利得を補正し、増幅部3の出力レベルが上記最適
待ち受けレベルになるように制御するようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば周波数分
割多重方式のように搬送波周波数を変えることにより複
数のチャネルを構成する通信方式のバースト信号受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、バースト信号を受信する
周波数分割多重方式のバースト信号受信装置では、所定
の周波数を制御チャネルとして用い、この制御チャネル
において自局宛ての送信の有無を監視する。そして、自
局宛ての送信があった場合には、制御チャネルにて相手
局より指定される通信チャネル(周波数)に切り換え
て、受信を行なうようにしている。
【0003】しかしながら、従来のバースト信号受信装
置では、通信チャネルに切り換えた後もバースト信号待
ち受け時の増幅器の利得が、制御チャネルにおける待ち
受け時の利得と同じ値に設定されている。このため、無
信号状態のレベル(ノイズレベル)が制御チャネルと通
信チャネルとで大きく異なっていたり、あるいは増幅器
の周波数特性により無信号状態の増幅器の出力レベルに
差があったりすると、バースト信号の受信検出の待機時
のバースト信号検出部の入力レベルが上昇あるいは低下
するため、ノイズをバースト信号として誤検出したり、
あるいはバースト信号の受信を検出できなかったりする
虞があるという問題があった。
【0004】なお、上述の問題は、制御チャネルと通信
チャネルとの間の切り換え時だけでなく、通信チャネル
間の切り換え時にも生じる虞が多分にある。また、バー
スト信号受信装置に限らず、例えば移動局が基地局に通
話チャネルの割り当て要求を行ない、基地局によって指
定された周波数のチャネルに移行してバースト信号の送
受信を行なう要求割当接続方式の無線通信装置において
も存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のバースト信号受
信装置は、チャネルを切り換えた場合に、ノイズをバー
スト信号として誤検出したり、あるいはバースト信号を
検出できなかったりするという問題があった。
【0006】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、チャネルを切り換えた後に、ノイズをバース
ト信号として誤検出することがなく、なおかつバースト
信号の受信を確実に検出することが可能なバースト信号
受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わるバースト信号受信装置は、任意
の周波数の受信信号を選択的に出力する周波数選択手段
と、この周波数選択手段より選択出力される受信信号を
増幅する信号増幅手段と、この信号増幅手段によって増
幅された受信信号の電力レベルを検出し、この検出結果
を受信信号レベルとして出力する受信信号レベル検出手
段と、受信信号レベルを予め設定したレベルと比較する
ことにより受信信号がバースト信号であるか否かを判定
するバースト信号判定手段と、周波数選択手段より選択
出力される受信信号の周波数が切り換えられた場合に、
少なくとも周波数切り換え後の受信信号レベルに基づい
て受信信号レベルがバースト信号の受信を検出するため
の最適待ち受けレベルとなる信号増幅手段の利得を求め
る利得演算手段と、バースト信号判定手段にて受信信号
がバースト信号でないと判定された場合には、信号増幅
手段の利得を利得演算手段にて求めた利得に設定して受
信信号レベルが最適待ち受けレベルとなるように制御
し、なおかつバースト信号判定手段にて受信信号がバー
スト信号であると判定された場合には、受信信号レベル
が所定の電力レベルとなるように信号増幅手段の利得を
制御する利得制御手段とを具備して構成するようにし
た。
【0008】上記構成のバースト信号受信装置では、信
号増幅手段と受信信号レベル検出手段と利得制御手段と
によって受信信号の電力レベルの調整を行なうフィード
バックループを備えており、受信信号の周波数を切り換
えた際に、信号増幅手段から出力される受信信号の電力
レベルを測定し、最適待ち受けレベルとの差を補正する
信号増幅手段の利得を求める。そして、受信信号がバー
スト信号でないと判定された場合には、上記求めた利得
に基づいて信号増幅手段から出力される受信信号の電力
レベルが最適待ち受けレベルとなるように信号増幅手段
の利得を設定する。一方、受信信号がバースト信号であ
ると判定された場合には信号増幅手段から出力される受
信信号の電力レベルが所定の電力レベルとなるように信
号増幅手段の利得を制御するようにしている。
【0009】したがって、上記構成のバースト信号受信
装置によれば、受信周波数の切り換え前後で、例えば無
信号状態の受信信号レベルに大きな差が生じたり、ある
いは信号増幅手段の周波数特性が大きな変化を有するも
のであった場合でも、バースト信号の受信待機時には信
号増幅手段から出力される受信信号の電力レベルを最適
待ち受けレベルに調整するため、ノイズをバースト信号
として誤検出したり、あるいはバースト信号を検出でき
なかったりすることを防止することができる。
【0010】また、この発明に係わるバースト信号受信
装置は、任意の周波数の受信信号を選択的に出力する周
波数選択手段と、この周波数選択手段より選択出力され
る受信信号を増幅する信号増幅手段と、周波数選択手段
より選択出力される受信信号の電力レベルを検出し、こ
の検出結果を受信信号レベルとして出力する受信信号レ
ベル検出手段と、受信信号レベルを予め設定したレベル
と比較することにより受信信号がバースト信号であるか
否かを判定するバースト信号判定手段と、周波数選択手
段より選択出力される受信信号の周波数が切り換えられ
た場合に、少なくとも周波数切り換え後の受信信号レベ
ルに基づいて信号増幅手段によって増幅された受信信号
の電力レベルがバースト信号の受信を検出するための最
適待ち受けレベルとなる信号増幅手段の利得を求める利
得演算手段と、バースト信号判定手段にて受信信号がバ
ースト信号でないと判定された場合には、信号増幅手段
の利得を利得演算手段にて求めた利得に設定して信号増
幅手段によって増幅された受信信号の電力レベルが最適
待ち受けレベルとなるように制御し、なおかつバースト
信号判定手段にて受信信号がバースト信号であると判定
された場合には、信号増幅手段によって増幅された受信
信号の電力レベルが所定の電力レベルとなるように信号
増幅手段の利得を制御する利得制御手段とを具備して構
成するようにした。
【0011】上記構成のバースト信号受信装置では、受
信信号レベル検出手段と利得制御手段と信号増幅手段と
によって受信信号の電力レベルの調整を行なうフィード
フォアードループを備えており、受信信号の周波数を切
り換えた際に、信号増幅手段から出力される受信信号の
電力レベルを測定し、最適待ち受けレベルとの差を補正
する信号増幅手段の利得を求める。そして、受信信号が
バースト信号でないと判定された場合には、上記求めた
利得に基づいて信号増幅手段から出力される受信信号の
電力レベルが最適待ち受けレベルとなるように信号増幅
手段の利得を設定する。一方、受信信号がバースト信号
であると判定された場合には、信号増幅手段から出力さ
れる受信信号の電力レベルが所定の電力レベルとなるよ
うに信号増幅手段の利得を制御するようにしている。
【0012】したがって、上記構成のバースト信号受信
装置によれば、受信周波数の切り換え前後で、例えば無
信号状態の受信信号レベルに大きな差があったり、ある
いは信号増幅手段の周波数特性が大きな変化を有するも
のであった場合でも、バースト信号の受信待機時には信
号増幅手段から出力される受信信号の電力レベルを最適
待ち受けレベルに調整することができる。
【0013】さらに、この発明では、上記のバースト信
号受信装置における利得制御手段が、周波数選択手段よ
り選択出力される受信信号の周波数が切り換えられた後
の所定期間内において、バースト信号判定手段にて受信
信号がバースト信号であると判定された場合には、信号
増幅手段の利得を利得演算手段にて求めた利得に設定し
て、信号増幅手段によって増幅された受信信号の電力レ
ベルが最適待ち受けレベルとなるように制御するように
構成した。
【0014】この構成のバースト信号受信装置では、受
信信号の周波数が切り換えられた後の所定期間内におい
て、受信信号がバースト信号であると判定された場合に
は、信号増幅手段によって増幅された受信信号の電力レ
ベルが最適待ち受けレベルとなるように信号増幅手段の
利得を制御するようにしている。
【0015】したがって、上記構成のバースト信号受信
装置によれば、受信信号の周波数が切り換えられた直後
にバースト信号判定手段が受信信号をバースト信号と誤
判定しても、これに応じて受信信号を例えば後段の復調
処理に必要なレベルまで増幅してしまうことを防止する
ことができる。
【0016】また、上記の目的を達成するために、この
発明に係わるバースト信号受信装置は、任意の周波数の
受信信号を選択的に出力する周波数選択手段と、この周
波数選択手段より選択出力される受信信号を増幅する信
号増幅手段と、この信号増幅手段によって増幅された受
信信号の電力レベルを検出し、この検出結果を受信信号
レベルとして出力する受信信号レベル検出手段と、受信
信号レベルを予め設定したレベルと比較することにより
受信信号がバースト信号であるか否かを判定するバース
ト信号判定手段と、このバースト信号判定手段にて受信
信号がバースト信号でないと判定された場合には、受信
信号レベルがバースト信号の受信を検出するための最適
待ち受けレベルとなるように信号増幅手段の利得を制御
し、なおかつバースト信号判定手段にて受信信号がバー
スト信号であると判定された場合には、受信信号レベル
が所定の電力レベルとなるように信号増幅手段の利得を
制御する利得制御手段とを具備して構成するようにし
た。
【0017】上記構成のバースト信号受信装置では、信
号増幅手段と受信信号レベル検出手段と利得制御手段と
によって受信信号の電力レベルの調整を行なうフィード
バックループを備えており、受信信号がバースト信号で
ないと判定された場合には、信号増幅手段から出力され
る受信信号の電力レベルが最適待ち受けレベルとなるよ
うに信号増幅手段の利得を設定する。一方、受信信号が
バースト信号であると判定された場合には、信号増幅手
段から出力される受信信号の電力レベルが所定の電力レ
ベルとなるように信号増幅手段の利得を制御するように
している。
【0018】したがって、上記構成のバースト信号受信
装置によれば、受信周波数の切り換え前後で、例えば無
信号状態の受信信号レベルに大きな差が生じたり、ある
いは信号増幅手段の周波数特性が大きな変化を有するも
のであった場合でも、バースト信号の受信待機時には信
号増幅手段から出力される受信信号の電力レベルを最適
待ち受けレベルに調整するため、ノイズをバースト信号
として誤検出したり、あるいはバースト信号を検出でき
なかったりすることを防止することができる。
【0019】また、この発明に係わるバースト信号受信
装置は、任意の周波数の受信信号を選択的に出力する周
波数選択手段と、この周波数選択手段より選択出力され
る受信信号を増幅する信号増幅手段と、周波数選択手段
より選択出力される受信信号の電力レベルを検出し、こ
の検出結果を受信信号レベルとして出力する受信信号レ
ベル検出手段と、受信信号レベルを予め設定したレベル
と比較することにより受信信号がバースト信号であるか
否かを判定するバースト信号判定手段と、このバースト
信号判定手段にて受信信号がバースト信号でないと判定
された場合には、信号増幅手段によって増幅された受信
信号の電力レベルが前記バースト信号の受信を検出する
ための最適待ち受けレベルとなるように信号増幅手段の
利得を制御し、なおかつバースト信号判定手段にて受信
信号がバースト信号であると判定された場合には、信号
増幅手段によって増幅された受信信号の電力レベルが所
定の電力レベルとなるように信号増幅手段の利得を制御
する利得制御手段とを具備して構成するようにした。
【0020】上記構成のバースト信号受信装置では、受
信信号レベル検出手段と利得制御手段と信号増幅手段と
によって受信信号の電力レベルの調整を行なうフィード
フォアードループを備えており、受信信号がバースト信
号でないと判定された場合には、信号増幅手段から出力
される受信信号の電力レベルが最適待ち受けレベルとな
るように信号増幅手段の利得を設定する。一方、受信信
号がバースト信号であると判定された場合には、信号増
幅手段から出力される受信信号の電力レベルが所定の電
力レベルとなるように信号増幅手段の利得を制御するよ
うにしている。
【0021】したがって、上記構成のバースト信号受信
装置によれば、受信周波数の切り換え前後で、例えば無
信号状態の受信信号レベルに大きな差があったり、ある
いは信号増幅手段の周波数特性が大きな変化を有するも
のであった場合でも、バースト信号の受信待機時には信
号増幅手段から出力される受信信号の電力レベルを最適
待ち受けレベルに調整することができる。
【0022】さらにこの発明では、上記のバースト信号
受信装置における利得制御手段が周波数選択手段より選
択出力される受信信号の周波数が切り換えられた後の所
定期間内において、バースト信号判定手段にて受信信号
がバースト信号であると判定された場合には、信号増幅
手段によって増幅された受信信号の電力レベルが前記最
適待ち受けレベルとなるように信号増幅手段の利得を制
御するように構成した。
【0023】この構成のバースト信号受信装置では、受
信信号の周波数が切り換えられた後の所定期間内におい
て、受信信号がバースト信号であると判定された場合に
は、信号増幅手段によって増幅された受信信号の電力レ
ベルが最適待ち受けレベルとなるように信号増幅手段の
利得を制御するようにしている。
【0024】したがって、上記構成のバースト信号受信
装置によれば、受信信号の周波数が切り換えられた直後
にバースト信号判定手段が受信信号をバースト信号と誤
判定しても、これに応じて受信信号を例えば後段の復調
処理に必要なレベルまで増幅してしまうことを防止する
ことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態に係わる無線通信装置について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる無線通信装置の
受信系の構成を示すものである。なお、送信系について
は従来の構成と同様であるため、図示および説明を省略
する。
【0026】この図に示す無線通信装置の受信系は、ア
ンテナ1と、周波数選択部2と、増幅部3と、復調部4
と、受信電力検出部5と、バースト信号検出部6と、利
得制御部7と、制御部8とを備えている。
【0027】空間よりアンテナ1にて受信された信号
は、周波数選択部2に入力される。周波数選択部2は、
アンテナ1にて受信された信号のうち、後述の制御部8
によって指示される周波数(チャネル)の受信信号のみ
を増幅部3に入力する。
【0028】増幅部3は、周波数選択部2より入力され
る受信信号を、利得制御部7からの利得データに応じた
利得で増幅する。増幅部3によって増幅された受信信号
は、復調部4および受信電力検出部5に入力される。
【0029】復調部4は、制御部8によって制御され、
増幅部3によって増幅された受信信号を復調し、この復
調結果を制御部8および後段のデータ処理部(図示しな
い)に受信データとして入力する。
【0030】受信電力検出部5は、増幅部3によって増
幅された受信信号の電力レベルを検出し、この検出した
レベルを増幅部出力レベルとしてバースト信号検出部
6、利得制御部7および制御部8に入力する。なお、上
記レベル検出の開始および終了のタイミングは制御部8
によって制御される。
【0031】バースト信号検出部6は、上記増幅部出力
レベルを監視するもので、このレベルが予め設定したレ
ベル(以下、スレッショルドレベルと称する)を超えた
場合には、バースト信号を受信したものとみなして、バ
ースト信号検出を示す検出信号を制御部8に入力する。
一方、上記増幅部出力レベルがスレッショルドレベル以
下の場合には、バースト信号を受信していないものとみ
なして、上記検出信号を制御部8に入力しない。
【0032】利得制御部7は、後述の制御部8からの利
得補正データと上記増幅部出力レベルとに応じて、増幅
部3の利得を制御して、増幅部3の出力レベルを後述の
アイドルレベルあるいは受信信号基準レベルに調整する
ものである。すなわち、利得制御部7は、増幅部3と受
信電力検出部5とにより、AGC(Automatic Gain Con
trol)ループを構成している。
【0033】利得制御部7は、制御部8から利得補正デ
ータが入力されない場合には、上記増幅部出力レベルが
予め設定した受信信号基準レベルになるような利得デー
タを増幅部3に与えて、その利得を制御する。なお、上
記受信信号基準レベルとは、受信したバースト信号を復
調部4にて復調する際に適した電力レベルである。
【0034】一方、制御部8から利得補正データが入力
される場合には、現在増幅部3に与えている利得データ
に対して上記利得補正データに基づく補正を行ない、こ
の補正後の利得データを増幅部3に与えて、その利得を
制御する。
【0035】制御部8は、例えばマイクロコンピュータ
からなり、当該無線通信装置の各部を統括して制御する
ものである。周波数選択部2に対しては、通信の相手局
のチャネル切り換えがなされた場合(あるいは上記復調
データからチャネルの切り換えを指示するデータを検出
した場合)に、指示された通信チャネルの周波数を選択
するように切り換え制御する。
【0036】また、制御部8は、新たにバースト信号の
有無、およびチャネルの切り換えの有無に応じて利得制
御部7を制御する機能を有している。この制御機能は、
まずチャネルの切り換えを行なった場合に、上記増幅部
出力レベルに基づいて、このレベルが最適待ち受けレベ
ルになるように現在の利得制御部7の利得を補正する利
得補正データを求める。なお、最適待ち受けレベルと
は、バースト信号を検出するための最適待ち受け状態の
増幅部3の出力レベルである。
【0037】そして、上記利得補正データを利得制御部
7に入力する。これにより、利得制御部7は、上述した
ように増幅部3の出力レベルが上記最適待ち受けレベル
になるように制御する。
【0038】バースト信号の到来がないチャネル切り換
え後の所定期間後にバースト信号の検出信号が入力され
た場合には、利得制御部7に対する上記利得補正データ
の入力を停止する。これにより、利得制御部7は、上述
したように増幅部3の出力レベルが受信信号基準レベル
になるように増幅部3の利得を制御する。
【0039】ただし、制御部8は、バースト信号の検出
信号が入力される場合であっても、チャネルの切り換え
制御後の所定期間内においては、利得制御部7に対して
上記利得補正データを入力して、増幅部3の出力信号の
レベルが上記最適待ち受けレベルになるように制御す
る。
【0040】次に、図2および図3を参照して、上記構
成における無線通信装置の動作を以下に説明する。ここ
では、特に当該無線通信装置が通信相手側装置に対して
通信チャネルを割り当てる場合、すなわち当該無線通信
装置が通信基地局であって通信相手側装置が通信端末の
場合を例にして説明する。
【0041】図2に示すように、上記通信端末からチャ
ネル割当を要求する信号が到来すると、制御部8は図示
しない送信系を制御して空いているチャネル(周波数)
を上記通信端末に指示するとともに、周波数選択部2を
制御して上記空きチャネルの周波数を選択出力させる。
【0042】そして、制御部8は、受信電力検出部5の
増幅部出力レベルから、このレベルを上記最適待ち受け
レベルにするための利得補正データを求め、この求めた
データを利得制御部7に通知する。
【0043】これに対して、利得制御部7は、現在増幅
部3に与えている利得データに対して上記利得補正デー
タに基づく補正を行ない、この補正後の利得データを増
幅部3に与える。
【0044】ここで、例えば図3に示すように、チャネ
ルの切り換え後の増幅部3の出力信号が切り換えチャネ
ル間のノイズレベルの差や増幅部3の周波数特性等によ
り最適待ち受けレベルよりも上昇(あるいは低下)して
も、上述のように補正した利得を増幅部3に設定するこ
とにより、速やかに最適待ち受けレベルに設定される。
【0045】その後、上記割り当てた空きチャネルを通
じて通信端末からチャネル割当に応答するバースト信号
が到来すると、バースト信号検出部6がスレッショルド
レベルを超えたことを検出し、検出信号を制御部8に入
力する。
【0046】これに対して、制御部8は、上記利得補正
データの入力を停止する。これにより、利得制御部7
は、上記AGCループにより増幅部3の出力信号のレベ
ルが上記受信信号基準レベルになるように増幅部3の利
得制御を行なう。
【0047】以後、制御部8は、バースト信号が検出さ
れない場合には、チャネル切り換え時に求めた利得補正
データを利得制御部7に入力して増幅部3の出力信号の
レベルが上記最適待ち受けレベルになるように制御す
る。また、バースト信号が検出された場合には、上記利
得補正データの入力を停止することにより、上記AGC
ループが増幅部3の出力信号のレベルが上記受信信号基
準レベルになるように増幅部3の利得制御を行なう。
【0048】なお、上記の動作説明では、チャネルを切
り換えた時に受信レベルが最適待ち受けレベルよりも上
昇した場合を例に説明したが、受信レベルが最適待ち受
けレベルよりも低下した場合においても、同様にして増
幅部3の出力信号のレベルが最適待ち受けレベルとなる
ような利得補正データを求められ、最適待ち受けレベル
となるように制御される。
【0049】以上のように、上記構成の無線通信装置で
は、チャネル切り換えを行なった場合に、増幅部3の出
力信号のレベルが上記最適待ち受けレベルになるような
利得補正データを求め、以後、バースト信号が検出され
ない場合にはこの求めた利得補正データを用いて、増幅
部3の出力信号のレベルが最適待ち受けレベルとなるよ
うにしている。
【0050】このため、上記構成の無線通信装置によれ
ば、チャネル切り換え後に、チャネル間のノイズレベル
の差や増幅部3の周波数特性等により増幅部3の出力信
号のレベルが変動して最適待ち受けレベルからずれて
も、制御部8が適切な利得補正データを求め増幅部3の
出力信号を速やかに最適待ち受けレベルに引き込むこと
ができる。すなわち、相手局からのバースト信号が到来
するまでにバースト信号の検出するのに良好な状態にす
ることができるため、バースト信号を確実に検出するこ
とができる。
【0051】また、チャネルを切り換え行なった後に、
図3の一点鎖線で示すように増幅部3の出力信号レベル
が大幅に上昇してスレッショルドレベルを超えたような
場合においても、チャネル切り換え後の所定期間内はバ
ースト信号の受信とはみなさないようにしている。この
ため、チャネルを切り換えた時に増幅部3の周波数特性
やチャネル切り換え後のチャネル間のノイズレベルの差
などにより生じ得るバースト信号を誤検出を防止するこ
とができ、増幅部3が受信信号を受信信号基準レベルま
で増幅しないため、不要な電力の消費を避けることがで
きる。
【0052】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上記実施の形態では、チャネル切り
換え制御後、増幅部3の出力信号のレベルが上記最適待
ち受けレベルになるような利得補正データを求めて、以
後、バースト信号の検出時以外は上記利得補正データを
用いて利得制御を行なうようにした。
【0053】このような制御と同様の効果を得る制御方
法として、例えば制御部8が、チャネル切替え後の所定
期間を除いてバースト信号の検出信号が入力された場合
に、利得制御部7に制御信号を入力するようにする。一
方、利得制御部7は、制御部8から上記制御信号が入力
されない場合には増幅部3の出力する信号のレベルが最
適待ち受けレベルになるように制御し、一方、上記制御
信号が入力される場合には増幅部3の出力する信号のレ
ベルが受信信号基準レベルになるように制御する。
【0054】このような構成であっても、切り換え後の
新たなチャネルの信号レベルを迅速に最適待ち受けレベ
ルに引き込むことができ、バースト信号を誤検出を防止
することができる。
【0055】また、上記実施の形態では、制御部8は受
信電力検出部5の検出レベルのみに基づいて増幅部3の
出力信号が最適待ち受けレベルになるような利得補正デ
ータを求めるようにした。これに対し、制御部8は、受
信電力検出部5の検出レベルに加え、利得制御部7が増
幅部3に与える利得データに基づいて上記利得補正デー
タを求めるようにしてもよい。
【0056】さらに、上記実施の形態では、増幅部3と
受信電力検出部5と利得制御部7とで構成されるフィー
ドバックループで利得調整を行なう場合を例に説明した
が、増幅部3に入力される受信信号のレベルを検出する
受信電力検出部を備え、この検出結果により利得調整を
行なうフィードフォアードループを形成する無線通信装
置に適用することも可能である。
【0057】また、上記実施の形態では、無線通信装置
を例に説明したが、例えば受信信号に応じてチャネルを
切り換え、バースト信号を受信するような受信装置に適
用することも可能である。その他、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能で
あることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、チャネ
ルを切り換えた後に、ノイズをバースト信号として誤検
出することがなく、なおかつバースト信号の受信を確実
に検出することが可能なバースト信号受信装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係わる無線通信装置
の受信系の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した無線通信装置の通信相手局とのバ
ースト通信の手順を示すシーケンス図。
【図3】図1に示した無線通信装置の増幅部のチャネル
切り換え時の出力信号レベルの変動を示す図。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…周波数選択部 3…増幅部 4…復調部 5…受信電力検出部 6…バースト信号検出部 7…利得制御部 8…制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数分割多重通信方式のバースト信号
    を受信するバースト信号受信装置において、 任意の周波数の受信信号を選択的に出力する周波数選択
    手段と、 この周波数選択手段より選択出力される受信信号を増幅
    する信号増幅手段と、 この信号増幅手段によって増幅された受信信号の電力レ
    ベルを検出し、この検出結果を受信信号レベルとして出
    力する受信信号レベル検出手段と、 前記受信信号レベルを予め設定したレベルと比較するこ
    とにより前記受信信号がバースト信号であるか否かを判
    定するバースト信号判定手段と、 前記周波数選択手段より選択出力される受信信号の周波
    数が切り換えられた場合に、少なくとも周波数切り換え
    後の前記受信信号レベルに基づいて前記受信信号レベル
    が前記バースト信号の受信を検出するための最適待ち受
    けレベルとなる前記信号増幅手段の利得を求める利得演
    算手段と、 前記バースト信号判定手段にて前記受信信号がバースト
    信号でないと判定された場合には、前記信号増幅手段の
    利得を前記利得演算手段にて求めた利得に設定して前記
    受信信号レベルが前記最適待ち受けレベルとなるように
    制御し、なおかつ前記バースト信号判定手段にて前記受
    信信号がバースト信号であると判定された場合には、前
    記受信信号レベルが所定の電力レベルとなるように前記
    信号増幅手段の利得を制御する利得制御手段とを具備す
    ることを特徴とするバースト信号受信装置。
  2. 【請求項2】 周波数分割多重通信方式のバースト信号
    を受信するバースト信号受信装置において、 任意の周波数の受信信号を選択的に出力する周波数選択
    手段と、 この周波数選択手段より選択出力される受信信号を増幅
    する信号増幅手段と、 前記周波数選択手段より選択出力される受信信号の電力
    レベルを検出し、この検出結果を受信信号レベルとして
    出力する受信信号レベル検出手段と、 前記受信信号レベルを予め設定したレベルと比較するこ
    とにより前記受信信号がバースト信号であるか否かを判
    定するバースト信号判定手段と、 前記周波数選択手段より選択出力される受信信号の周波
    数が切り換えられた場合に、少なくとも周波数切り換え
    後の前記受信信号レベルに基づいて前記信号増幅手段に
    よって増幅された受信信号の電力レベルが前記バースト
    信号の受信を検出するための最適待ち受けレベルとなる
    前記信号増幅手段の利得を求める利得演算手段と、 前記バースト信号判定手段にて前記受信信号がバースト
    信号でないと判定された場合には、前記信号増幅手段の
    利得を前記利得演算手段にて求めた利得に設定して前記
    信号増幅手段によって増幅された受信信号の電力レベル
    が前記最適待ち受けとなるように制御し、なおかつ前記
    バースト信号判定手段にて前記受信信号がバースト信号
    であると判定された場合には、前記信号増幅手段によっ
    て増幅された受信信号の電力レベルが所定の電力レベル
    となるように前記信号増幅手段の利得を制御する利得制
    御手段とを具備することを特徴とするバースト信号受信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記利得制御手段は、前記周波数選択手
    段より選択出力される受信信号の周波数が切り換えられ
    た後の所定期間内において、前記バースト信号判定手段
    にて前記受信信号がバースト信号であると判定された場
    合には、前記信号増幅手段の利得を前記利得演算手段に
    て求めた利得に設定して、前記信号増幅手段によって増
    幅された受信信号の電力レベルが前記最適待ち受けレベ
    ルとなるように制御することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のバースト信号受信装置。
  4. 【請求項4】 周波数分割多重通信方式のバースト信号
    を受信するバースト信号受信装置において、 任意の周波数の受信信号を選択的に出力する周波数選択
    手段と、 この周波数選択手段より選択出力される受信信号を増幅
    する信号増幅手段と、 この信号増幅手段によって増幅された受信信号の電力レ
    ベルを検出し、この検出結果を受信信号レベルとして出
    力する受信信号レベル検出手段と、 前記受信信号レベルを予め設定したレベルと比較するこ
    とにより前記受信信号がバースト信号であるか否かを判
    定するバースト信号判定手段と、 このバースト信号判定手段にて前記受信信号がバースト
    信号でないと判定された場合には、前記受信信号レベル
    が前記バースト信号の受信を検出するための最適待ち受
    けレベルとなるように前記信号増幅手段の利得を制御
    し、なおかつ前記バースト信号判定手段にて前記受信信
    号がバースト信号であると判定された場合には、前記受
    信信号レベルが所定の電力レベルとなるように前記信号
    増幅手段の利得を制御する利得制御手段とを具備するこ
    とを特徴とするバースト信号受信装置。
  5. 【請求項5】 周波数分割多重通信方式のバースト信号
    を受信するバースト信号受信装置において、 任意の周波数の受信信号を選択的に出力する周波数選択
    手段と、 この周波数選択手段より選択出力される受信信号を増幅
    する信号増幅手段と、 前記周波数選択手段より選択出力される受信信号の電力
    レベルを検出し、この検出結果を受信信号レベルとして
    出力する受信信号レベル検出手段と、 前記受信信号レベルを予め設定したレベルと比較するこ
    とにより前記受信信号がバースト信号であるか否かを判
    定するバースト信号判定手段と、 このバースト信号判定手段にて前記受信信号がバースト
    信号でないと判定された場合には、前記信号増幅手段に
    よって増幅された受信信号の電力レベルが前記バースト
    信号の受信を検出するための最適待ち受けレベルとなる
    ように前記信号増幅手段の利得を制御し、なおかつ前記
    バースト信号判定手段にて前記受信信号がバースト信号
    であると判定された場合には、前記信号増幅手段によっ
    て増幅された受信信号の電力レベルが所定の電力レベル
    となるように前記信号増幅手段の利得を制御する利得制
    御手段とを具備することを特徴とするバースト信号受信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記利得制御手段は、前記周波数選択手
    段より選択出力される受信信号の周波数が切り換えられ
    た後の所定期間内において、前記バースト信号判定手段
    にて前記受信信号がバースト信号であると判定された場
    合には、前記信号増幅手段によって増幅された受信信号
    の電力レベルが前記最適待ち受けレベルとなるように前
    記信号増幅手段の利得を制御することを特徴とする請求
    項4または請求項5に記載のバースト信号受信装置。
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