JPH1098433A - 光無線通信基地局装置 - Google Patents
光無線通信基地局装置Info
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- JPH1098433A JPH1098433A JP8249598A JP24959896A JPH1098433A JP H1098433 A JPH1098433 A JP H1098433A JP 8249598 A JP8249598 A JP 8249598A JP 24959896 A JP24959896 A JP 24959896A JP H1098433 A JPH1098433 A JP H1098433A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内空間において、通信できる範囲を広くで
きる発光器を備えた光無線通信基地局装置を提供する。 【解決手段】 光無線通信基地局装置の発光器は互いに
光軸を傾けた複数の発光素子81を基板701上に固定
したグループ91を2個以上有し、上記複数のグループ
は互いに発光面の向きを変える機構を有している。
きる発光器を備えた光無線通信基地局装置を提供する。 【解決手段】 光無線通信基地局装置の発光器は互いに
光軸を傾けた複数の発光素子81を基板701上に固定
したグループ91を2個以上有し、上記複数のグループ
は互いに発光面の向きを変える機構を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信路の一部に空間
光を利用する通信システムで使用される光無線通信基地
局装置に係り、特に発光面の向きを変える機構を備えた
発光器を備えた光無線通信基地局装置に関する。
光を利用する通信システムで使用される光無線通信基地
局装置に係り、特に発光面の向きを変える機構を備えた
発光器を備えた光無線通信基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光無線通信として、「日経コミュ
ニケーション1994年3月7日号」第100−105
頁、「日経コミュニケーション1996年2月5日号」
第82−83頁、「NTT技術ジャーナル1994年4
月号」第63−65頁に記載されているように、他のネ
ットワークとの接続を行なう機能を有した無指向性の発
光器を持つ光無線通信装置を壁に設置し、その光無線通
信装置と他の複数の光無線通信装置を見通しの位置関係
にして通信を行なうものと、発光器から放射された光の
天井反射を利用して通信を行なうものがあった。
ニケーション1994年3月7日号」第100−105
頁、「日経コミュニケーション1996年2月5日号」
第82−83頁、「NTT技術ジャーナル1994年4
月号」第63−65頁に記載されているように、他のネ
ットワークとの接続を行なう機能を有した無指向性の発
光器を持つ光無線通信装置を壁に設置し、その光無線通
信装置と他の複数の光無線通信装置を見通しの位置関係
にして通信を行なうものと、発光器から放射された光の
天井反射を利用して通信を行なうものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、見通し
の位置関係により通信を行う方法においては、送信側の
光無線通信装置の設置場所によって端末の受光器が受信
できる範囲が制限される。一方、光の天井反射を利用し
て通信を行う方法では、反射によって送信側の光無線通
信装置の発光器より放射された光が拡散されるため、受
信側の光無線通信装置の受光器に入射される光信号は弱
くなり、通信可能な距離が短くなる欠点があった。
の位置関係により通信を行う方法においては、送信側の
光無線通信装置の設置場所によって端末の受光器が受信
できる範囲が制限される。一方、光の天井反射を利用し
て通信を行う方法では、反射によって送信側の光無線通
信装置の発光器より放射された光が拡散されるため、受
信側の光無線通信装置の受光器に入射される光信号は弱
くなり、通信可能な距離が短くなる欠点があった。
【0004】また、光無線通信装置の主要な使用環境で
あるオフィスなどでは、机が部屋の壁に対して平行に設
置されることが多い。そのような場合にも、受信側の光
無線通信装置を机上に設置できる範囲を広くする必要が
ある。
あるオフィスなどでは、机が部屋の壁に対して平行に設
置されることが多い。そのような場合にも、受信側の光
無線通信装置を机上に設置できる範囲を広くする必要が
ある。
【0005】そこで、本発明では、オフィス等において
送信側の基地局の設置位置により受信側の端末を設置で
きる通信可能な範囲が制限される従来技術の課題に鑑
み、受信側の端末の設置場所に応じて発光面の向きを調
整することにより、送信側の基地局を部屋の端のように
通信しにくい場所に設置しても、受信側の端末が受信で
きる設置範囲を広くすることができる発光器を有した光
無線通信基地局装置を提供することにある。
送信側の基地局の設置位置により受信側の端末を設置で
きる通信可能な範囲が制限される従来技術の課題に鑑
み、受信側の端末の設置場所に応じて発光面の向きを調
整することにより、送信側の基地局を部屋の端のように
通信しにくい場所に設置しても、受信側の端末が受信で
きる設置範囲を広くすることができる発光器を有した光
無線通信基地局装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、送信側の光無線通信装置の発光器を受信側の光無線
通信装置の真上の天井に向け光を放射することにより天
井から反射される光信号を大きくする。これは、光信号
を天井で乱反射させた場合の一般的な特性を考慮したも
のである。すなわち、特願平8−84943号に記載し
たように、照射光の天井への入射角が0度〜70度であ
れば反射光の強度分布は入射角に依存せず、照射点の直
下(天井に対して垂直方向)に最も強くなるという性質
を利用するものである。
に、送信側の光無線通信装置の発光器を受信側の光無線
通信装置の真上の天井に向け光を放射することにより天
井から反射される光信号を大きくする。これは、光信号
を天井で乱反射させた場合の一般的な特性を考慮したも
のである。すなわち、特願平8−84943号に記載し
たように、照射光の天井への入射角が0度〜70度であ
れば反射光の強度分布は入射角に依存せず、照射点の直
下(天井に対して垂直方向)に最も強くなるという性質
を利用するものである。
【0007】また、光無線通信装置の机上に設置できる
範囲を広げることを考慮し、光が放射されて天井に到達
したときの照射面を机に対してできるだけ平行になるよ
うにし、かつ、照射面の面積を広くすることが必要であ
る。
範囲を広げることを考慮し、光が放射されて天井に到達
したときの照射面を机に対してできるだけ平行になるよ
うにし、かつ、照射面の面積を広くすることが必要であ
る。
【0008】具体的には、空間光を利用する通信システ
ムにおいて使用される光無線通信基地局において、複数
の発光素子が互いにその光軸を傾けて基板上に固定され
たグループを複数有し、かつ上記グループは互いに向き
を変えることが可能な発光器を備えたことを特徴とす
る。
ムにおいて使用される光無線通信基地局において、複数
の発光素子が互いにその光軸を傾けて基板上に固定され
たグループを複数有し、かつ上記グループは互いに向き
を変えることが可能な発光器を備えたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施例を図面を用い
て説明する。図1は光無線通信基地局の発光器の斜視図
である。基板701に発光素子81を3個固定したグル
ープ91を3個と、各グループを相互接続したグループ
群の発光面の裏面にある支柱A61および、支柱B71
から構成されている。上記発光素子81は互いに光軸を
傾けるように固定されている。また、複数のグループ9
1は互いに発光面の向きを変え、放射する光の方向を調
整できる機構を有している。支柱A61はX−Z方向に
対して移動する(211−a)ことができ、支柱B71
はX−Y平面に対して回転する(221−b)ことがで
きる。
て説明する。図1は光無線通信基地局の発光器の斜視図
である。基板701に発光素子81を3個固定したグル
ープ91を3個と、各グループを相互接続したグループ
群の発光面の裏面にある支柱A61および、支柱B71
から構成されている。上記発光素子81は互いに光軸を
傾けるように固定されている。また、複数のグループ9
1は互いに発光面の向きを変え、放射する光の方向を調
整できる機構を有している。支柱A61はX−Z方向に
対して移動する(211−a)ことができ、支柱B71
はX−Y平面に対して回転する(221−b)ことがで
きる。
【0010】このような機構により、基板701に対し
て垂直に発光素子81を固定するときと比較して、発光
素子81を各々光軸を傾けて固定しているため発光器か
ら放射された光の天井における照射面は広くなる。従っ
て、上記グループ91を受信側の端末の設置場所に応じ
て発光面の向きを調整することにより受信側の端末を設
置できる通信可能な範囲を広くすることができる。ま
た、受信側の端末の個数や設置位置に応じて各グループ
91の発光面の向きを変えることにより光を多方向に放
射できるので受信側の端末を設置できる範囲を広くする
ことができる。
て垂直に発光素子81を固定するときと比較して、発光
素子81を各々光軸を傾けて固定しているため発光器か
ら放射された光の天井における照射面は広くなる。従っ
て、上記グループ91を受信側の端末の設置場所に応じ
て発光面の向きを調整することにより受信側の端末を設
置できる通信可能な範囲を広くすることができる。ま
た、受信側の端末の個数や設置位置に応じて各グループ
91の発光面の向きを変えることにより光を多方向に放
射できるので受信側の端末を設置できる範囲を広くする
ことができる。
【0011】図2は発光素子を固定したグループの一つ
の構成図である。グループ91は発光素子81と基板7
01から構成されている。発光素子の光軸を傾けるため
に基板の垂直方向に対してΘα度(241−a)、0
度、Θβ度(241−b)だけ傾けて基板に固定してお
り、発光器から放射された光の天井における照射面を広
くすることができる。
の構成図である。グループ91は発光素子81と基板7
01から構成されている。発光素子の光軸を傾けるため
に基板の垂直方向に対してΘα度(241−a)、0
度、Θβ度(241−b)だけ傾けて基板に固定してお
り、発光器から放射された光の天井における照射面を広
くすることができる。
【0012】図3は図2に示したグループから光が放射
されたときの図である。発光素子81の光軸が傾くよう
に基板701に固定することにより天井などの平面に対
して光を照射した場合、3個の発光素子81−a、81
−b、81−cの光の各照射面は251−a、251−b、
251−cとなり、上記発光素子81−a、81−b、8
1−cを全て基板701に対して垂直にした場合と比較
して、照射面251−dは広くなる。
されたときの図である。発光素子81の光軸が傾くよう
に基板701に固定することにより天井などの平面に対
して光を照射した場合、3個の発光素子81−a、81
−b、81−cの光の各照射面は251−a、251−b、
251−cとなり、上記発光素子81−a、81−b、8
1−cを全て基板701に対して垂直にした場合と比較
して、照射面251−dは広くなる。
【0013】図4に一般的な光無線通信装置の使用例を
示す。光無線通信はパーソナルコンピュータ2に接続さ
れた端末31と有線3にて他の通信装置等に接続されて
いる光無線通信基地局41から構成される。パーソナル
コンピュータ2に接続された端末31から送信する場
合、端末31の発光器から放射された送信光11−aは
天井1にて反射され、反射された光は受信光21−aと
して光無線通信基地局41の受光器に受信され、有線3
にて他の室内にある通信装置等に情報が送られる。一
方、光無線通信基地局41の発光部から放射された送信
光11−bも天井1にて反射され、反射された光は受信
光21−bとして端末31の受光器に受信され、パーソ
ナルコンピュータ2に情報が送られる。
示す。光無線通信はパーソナルコンピュータ2に接続さ
れた端末31と有線3にて他の通信装置等に接続されて
いる光無線通信基地局41から構成される。パーソナル
コンピュータ2に接続された端末31から送信する場
合、端末31の発光器から放射された送信光11−aは
天井1にて反射され、反射された光は受信光21−aと
して光無線通信基地局41の受光器に受信され、有線3
にて他の室内にある通信装置等に情報が送られる。一
方、光無線通信基地局41の発光部から放射された送信
光11−bも天井1にて反射され、反射された光は受信
光21−bとして端末31の受光器に受信され、パーソ
ナルコンピュータ2に情報が送られる。
【0014】以下、図5〜図9において、本発明による
光無線通信基地局の使用例を説明する。
光無線通信基地局の使用例を説明する。
【0015】図5は本発明による光無線通信基地局の発
光器を部屋の壁付近の机の上に設置した場合の使用例で
ある。図1に例示したような発光器を備えている光無線
通信基地局41が部屋4の壁付近の机301−aに、受
信側の端末32が壁付近301−bに設置されている。
光無線通信基地局装置41の発光器はグループ91をそ
の対面の壁付近にある机301−bの上にある端末32
上部の天井1に向けることにより、送信光11は天井1
で反射され、受信光21を端末32が受信する。
光器を部屋の壁付近の机の上に設置した場合の使用例で
ある。図1に例示したような発光器を備えている光無線
通信基地局41が部屋4の壁付近の机301−aに、受
信側の端末32が壁付近301−bに設置されている。
光無線通信基地局装置41の発光器はグループ91をそ
の対面の壁付近にある机301−bの上にある端末32
上部の天井1に向けることにより、送信光11は天井1
で反射され、受信光21を端末32が受信する。
【0016】図6では、受信側の端末32−a、32−c
が部屋の壁付近の机302−c、302−aに、端末32
−bが部屋の中央の机302−bの上に設置されている。
光無線通信基地局41の3個のグループ91を各受信側
の端末32の上の天井1に向け光を放射することで照射
面221−a、221−b、221−cが生じる。照射面
221−aから反射した光は端末32−cに、照射面22
1−bから反射した光は端末32−bに、照射面221−
cから反射した光は端末32−aに各々受信される。
が部屋の壁付近の机302−c、302−aに、端末32
−bが部屋の中央の机302−bの上に設置されている。
光無線通信基地局41の3個のグループ91を各受信側
の端末32の上の天井1に向け光を放射することで照射
面221−a、221−b、221−cが生じる。照射面
221−aから反射した光は端末32−cに、照射面22
1−bから反射した光は端末32−bに、照射面221−
cから反射した光は端末32−aに各々受信される。
【0017】図7では、受信側の各端末32−a、32
−b、32−cが部屋の中央付近の机303−a、303
−bの上に集中して設置されている。光無線通信基地局
41の前記3個のグループ91は部屋の中央部の天井1
に向け光を放射することで照射面221−a、221−
b、221−cが生じる。各照射面は重なり、照射面22
1−a、221−b、221−cから反射された光は端末
32−a、32−b、32−cに受信される。
−b、32−cが部屋の中央付近の机303−a、303
−bの上に集中して設置されている。光無線通信基地局
41の前記3個のグループ91は部屋の中央部の天井1
に向け光を放射することで照射面221−a、221−
b、221−cが生じる。各照射面は重なり、照射面22
1−a、221−b、221−cから反射された光は端末
32−a、32−b、32−cに受信される。
【0018】図8では、受信側の端末32−cが部屋の
中央部304−aに、端末32−a、32−bが光無線通
信基地局と対面した壁付近の机304−b、304−cの
上に設置されている。光無線通信基地局41のグループ
91のうち1個を光無線通信基地局に近い天井に、ま
た、残り2個を対面の壁付近の天井に向け光を放射する
ことで照射面221−a、221−b、221−cが生じ
る。照射面221−aから反射した光は部屋の中央部の
端末32−cに、照射面221−b、221−cから反射
した光は対面の壁付近の端末32−b、32−aに受信さ
れる。
中央部304−aに、端末32−a、32−bが光無線通
信基地局と対面した壁付近の机304−b、304−cの
上に設置されている。光無線通信基地局41のグループ
91のうち1個を光無線通信基地局に近い天井に、ま
た、残り2個を対面の壁付近の天井に向け光を放射する
ことで照射面221−a、221−b、221−cが生じ
る。照射面221−aから反射した光は部屋の中央部の
端末32−cに、照射面221−b、221−cから反射
した光は対面の壁付近の端末32−b、32−aに受信さ
れる。
【0019】図9は本発明による光無線通信基地局の発
光器を部屋の中央の机に設置した場合の使用例を示して
いる。受信側の端末32−bが部屋の中央付近の机30
5−bに、端末32−a、32−cが壁付近の机305−
c、305−aの上に設置されている。光無線通信基地局
41の3個のグループ91を部屋の中央部と壁付近の天
井に向け、光を放射することで照射面221−a、22
1−b、221−cが生じる。照射面221−a、221
−b、221−cから反射された光はそれぞれ端末32−
c、32−b、32−aに受信される。
光器を部屋の中央の机に設置した場合の使用例を示して
いる。受信側の端末32−bが部屋の中央付近の机30
5−bに、端末32−a、32−cが壁付近の机305−
c、305−aの上に設置されている。光無線通信基地局
41の3個のグループ91を部屋の中央部と壁付近の天
井に向け、光を放射することで照射面221−a、22
1−b、221−cが生じる。照射面221−a、221
−b、221−cから反射された光はそれぞれ端末32−
c、32−b、32−aに受信される。
【0020】図10は本発明による光無線通信基地局装
置の回路構成の一例である。この装置は発光部、受光部
一体型の光無線通信基地局装置でTxRx回路401、発
光器431、受光部441で構成されている。
置の回路構成の一例である。この装置は発光部、受光部
一体型の光無線通信基地局装置でTxRx回路401、発
光器431、受光部441で構成されている。
【0021】発光部411は発光器431と発光素子の
駆動回路501から構成されている。ここで、発光器4
31は複数の発光素子511と抵抗521を接続したも
のを一組とし、これを2組以上用いて構成している。受
光部421は受光器441と信号増幅回路601から構
成されている。受光器は受光素子611と抵抗521に
より構成されている。
駆動回路501から構成されている。ここで、発光器4
31は複数の発光素子511と抵抗521を接続したも
のを一組とし、これを2組以上用いて構成している。受
光部421は受光器441と信号増幅回路601から構
成されている。受光器は受光素子611と抵抗521に
より構成されている。
【0022】図11は本発明の光無線通信基地局装置の
一例である。基地局装置は発光器431、受光器44
1、筐体801から構成される。発光器431は図1に
示したものと同じものであり、通信相手の端末が受信で
きるようにグループ91の向きを調整することができ
る。受光器441は筐体801上に固定されている。
一例である。基地局装置は発光器431、受光器44
1、筐体801から構成される。発光器431は図1に
示したものと同じものであり、通信相手の端末が受信で
きるようにグループ91の向きを調整することができ
る。受光器441は筐体801上に固定されている。
【0023】図12は本発明の光無線通信基地局の発光
器の一例である。互いに光軸を傾けた3個の発光素子8
1を固定した蒲鉾型の基板52からなるグループ91を
3個と、各グループを相互接続したグループ群の発光面
の裏面にある支柱A61、及び支柱B71から構成され
ている。光軸を傾けるために発光素子81を蒲鉾型の基
板52の曲面部に沿って固定してある。この発光器は、
全ての発光素子を基板に対して垂直に固定したときと比
較して、発光器から放射された光の天井における照射面
が広くなり、受信側の端末を設置できる通信可能な範囲
を広くすることができる。
器の一例である。互いに光軸を傾けた3個の発光素子8
1を固定した蒲鉾型の基板52からなるグループ91を
3個と、各グループを相互接続したグループ群の発光面
の裏面にある支柱A61、及び支柱B71から構成され
ている。光軸を傾けるために発光素子81を蒲鉾型の基
板52の曲面部に沿って固定してある。この発光器は、
全ての発光素子を基板に対して垂直に固定したときと比
較して、発光器から放射された光の天井における照射面
が広くなり、受信側の端末を設置できる通信可能な範囲
を広くすることができる。
【0024】図1、図12の実施例の応用として、図1
3に複数の発光素子81を同数固定したグループ92を
用いた光無線通信基地局装置の発光器の斜視図、図14
は複数の発光素子81を蒲鉾型の基板52に固定したグ
ループ92を用いた光無線通信基地局装置の発光器の斜
視図を示す。これらの例は、互いに光軸が傾けられた複
数の発光素子81を9個実装したグループ3個から構成
され、互いに向きを変えられる機能を有することを特徴
としている。発光素子の光軸が傾いているので基板に対
して垂直に固定したときと比較して、発光器から放射さ
れた光の天井における照射面は広くなる。また、発光器
は9個の発光素子81を固定した3個のグループ92−
a、92−b、92−cの各グループの向きを互いに変
えることにより、受信側の端末の個数や設置位置に応じ
て光を多方向に放射できるので受信側の端末を設置でき
る範囲を広くすることができる。
3に複数の発光素子81を同数固定したグループ92を
用いた光無線通信基地局装置の発光器の斜視図、図14
は複数の発光素子81を蒲鉾型の基板52に固定したグ
ループ92を用いた光無線通信基地局装置の発光器の斜
視図を示す。これらの例は、互いに光軸が傾けられた複
数の発光素子81を9個実装したグループ3個から構成
され、互いに向きを変えられる機能を有することを特徴
としている。発光素子の光軸が傾いているので基板に対
して垂直に固定したときと比較して、発光器から放射さ
れた光の天井における照射面は広くなる。また、発光器
は9個の発光素子81を固定した3個のグループ92−
a、92−b、92−cの各グループの向きを互いに変
えることにより、受信側の端末の個数や設置位置に応じ
て光を多方向に放射できるので受信側の端末を設置でき
る範囲を広くすることができる。
【0025】図15に複数の発光素子を一組として同数
固定したグループ93を用いた光無線通信装置基地局の
発光器の斜視図、図16に複数の発光素子を一組として
同数固定したグループ93の側面図を示す。本実施例で
は、互いに異なる角度Θα度(241−a)、0度、Θ
β度(241−b)だけ光軸が傾けられた発光素子を4
個一組として3組固定したグループ93を3個用いて構
成されており、互いに向きを変えられる機能を有するこ
とを特徴としている。発光素子81を4個一組とするこ
とにより、図12の実施例と比較して、光信号が強くな
り、通信距離を伸ばすことができる。
固定したグループ93を用いた光無線通信装置基地局の
発光器の斜視図、図16に複数の発光素子を一組として
同数固定したグループ93の側面図を示す。本実施例で
は、互いに異なる角度Θα度(241−a)、0度、Θ
β度(241−b)だけ光軸が傾けられた発光素子を4
個一組として3組固定したグループ93を3個用いて構
成されており、互いに向きを変えられる機能を有するこ
とを特徴としている。発光素子81を4個一組とするこ
とにより、図12の実施例と比較して、光信号が強くな
り、通信距離を伸ばすことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の光無線通信基地局装置では、発
光器に複数個の発光素子を互いに光軸が傾くように固定
したグループ2個以上で構成し、互いに向きを変えるこ
とで放射される光の方向を調整でき、受信側の光無線通
信装置を設置できる通信可能な範囲を広くすることがで
きる。
光器に複数個の発光素子を互いに光軸が傾くように固定
したグループ2個以上で構成し、互いに向きを変えるこ
とで放射される光の方向を調整でき、受信側の光無線通
信装置を設置できる通信可能な範囲を広くすることがで
きる。
【図1】発光面の向きを変えたときの本願発明による発
光器の斜視図である。
光器の斜視図である。
【図2】発光器のグループの斜視図である。
【図3】光を放射したときの発光器のグループの斜視図
である。
である。
【図4】光無線通信装置の使用例の図である。
【図5】発光器を部屋の端に設置した場合の使用例
(1)の図である。
(1)の図である。
【図6】発光器を部屋の端に設置した場合の使用例
(2)の図である。
(2)の図である。
【図7】発光器を部屋の端に設置した場合の使用例
(3)の図である。
(3)の図である。
【図8】発光器を部屋の端に設置した場合の使用例
(4)の図である。
(4)の図である。
【図9】発光器を部屋の中央に設置した場合の使用例の
図である。
図である。
【図10】光無線通信装置の回路構成図である。
【図11】光無線通信装置の全体図である。
【図12】発光素子を蒲鉾型の基板に固定した発光器の
斜視図である。
斜視図である。
【図13】複数の発光素子を固定した発光器の斜視図で
ある。
ある。
【図14】複数の発光素子を蒲鉾の基板に固定した発光
器の斜視図である。
器の斜視図である。
【図15】複数の発光素子を一組として固定した発光器
の斜視図である。
の斜視図である。
【図16】複数の発光素子を一組として固定した発光器
の側面図である。
の側面図である。
1…天井、2…コンピュータ、3…有線、4…部屋、1
1…送信光、21…受信光、31〜32…端末、41…
光無線通信基地局、52…蒲鉾型の基板、81…発光素
子、91〜93…グループ、221…グループから放射
された光の照射面、241…光軸の傾いた角度、251
…発光素子の光の照射面、301〜305…机、401
…TxRx回路、411…発光部、421…受光部、4
31…発光器、441…受光器、501…駆動回路、5
11…発光素子、521…抵抗、601…増幅回路、6
11…受光素子、701…基板、801…筐体。
1…送信光、21…受信光、31〜32…端末、41…
光無線通信基地局、52…蒲鉾型の基板、81…発光素
子、91〜93…グループ、221…グループから放射
された光の照射面、241…光軸の傾いた角度、251
…発光素子の光の照射面、301〜305…机、401
…TxRx回路、411…発光部、421…受光部、4
31…発光器、441…受光器、501…駆動回路、5
11…発光素子、521…抵抗、601…増幅回路、6
11…受光素子、701…基板、801…筐体。
Claims (1)
- 【請求項1】空間光を利用する通信システムにおいて使
用される光無線通信基地局において、複数の発光素子が
互いにその光軸を傾けて基板上に固定されたグループを
複数有し、かつ上記グループは互いに向きを変えること
が可能な発光器を備えたことを特徴とする光無線通信基
地局装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8249598A JPH1098433A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 光無線通信基地局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8249598A JPH1098433A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 光無線通信基地局装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1098433A true JPH1098433A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17195407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8249598A Pending JPH1098433A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 光無線通信基地局装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1098433A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010058873A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 박종섭 | 구면체를 이용한 다방향 적외선 송수신 장치 |
US7187867B2 (en) | 2002-03-11 | 2007-03-06 | Stanley Electric Co. Ltd. | Optical wireless communication system |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP8249598A patent/JPH1098433A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010058873A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 박종섭 | 구면체를 이용한 다방향 적외선 송수신 장치 |
US7187867B2 (en) | 2002-03-11 | 2007-03-06 | Stanley Electric Co. Ltd. | Optical wireless communication system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040629 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |